JP2001235787A - レンズ付きフイルムユニットの製造方法 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニットの製造方法

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JP2001235787A
JP2001235787A JP2000048613A JP2000048613A JP2001235787A JP 2001235787 A JP2001235787 A JP 2001235787A JP 2000048613 A JP2000048613 A JP 2000048613A JP 2000048613 A JP2000048613 A JP 2000048613A JP 2001235787 A JP2001235787 A JP 2001235787A
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light
liquid crystal
crystal display
unit
shutter
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JP2000048613A
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English (en)
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Mitsuhiro Moriya
光宏 森谷
Kazuto Iwase
一人 岩瀬
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査工程時に写真フイルムにデータを写し込
まないようにする。 【解決手段】 データモジュール21は、透過型の文字
発生用の液晶表示部49等が設けられたモジュール基板
51と電源電池52とで構成される。液晶表示部49の
前面には、切替操作ボタン6、ライトガイド54が配置
される。ライトガイド54は、外光を液晶表示部49に
導く外光採光部60,及びストロボ光の一部を採光し、
液晶表示部49に導くストロボ光採光部61とからな
る。切替操作ボタン6の切替枠部6bは、ライトガイド
54と液晶表示部49との間に挿入される。切替枠部6
bには、開口6cと、その開口6cの上方に、遮光部6
dが設けられている。シャッタの開閉検査の際には、切
替操作ボタン6を下方へスライド操作し、遮光部6dで
液晶表示部49を遮光するため、写真フイルムにデータ
が写し込まれることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストロボ装置と写真
フィルムにデータを露光させるデータ写し込み機構を有
するレンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】いつでも手軽に写真撮影ができるよう
に、予め写真フイルムを内蔵したレンズ付きフイルムユ
ニットが本出願人より提供されている。このレンズ付き
フイルムユニットは、写真フイルムカートリッジを装填
した本体基部と、この本体基部の前面に取り付けられる
前カバーと、本体基部の背面に取り付けられる後カバー
とを持っている。本体基部の中央前面には、シャッタ機
構、撮影レンズ等を有する露光部が組み込まれている。
写真フイルムの撮影コマの全てに撮影を完了すると、そ
のまま現像所に提出される。現像所では、露光済みの写
真フイルムを収納したカートリッジを、後カバーの底蓋
を開いて取り出し、現行の現像処理システムを使用して
現像及び焼付け等の処理を行う。ユーザーにはプリント
写真と現像済みの写真フイルムとが返却される。
【0003】ところで、レンズ付きフイルムユニットに
データ写し込み機構を内蔵したものが、特開平10−9
6991号公報に提案されている。この公報記載のデー
タ写し込み機構は、データとしての日付を写真フイルム
に写し込むものであり、予めカレンダーを記憶した時計
回路により自動的に更新される日付を液晶表示するデー
タモジュールを設け、撮影用のシャッタ羽根に連動して
データ写し込み用のシャッタ部材が作動し、ボディ前面
の採光窓から入射する外光をライトガイドにより導き、
白抜き(透明)の日付が液晶表示された透過型の液晶表
示部を通して写真フイルムの露光画面内に日付を写し込
むようにしている。また、特願平10−279825号
では、ストロボ光の一部をライトガイドで導き、データ
写し込み光として利用するデータ写し込み機構内蔵型の
レンズ付きフイルムユニットが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】レンズ付きフイルムユ
ニットの製造工程時においては、本体基部に撮影レンズ
やシャッタ機構などの露光部を組み込み、ストロボ装置
やデータ写し込み機構などの付加装置を組み付け、写真
フイルムカートリッジを装填した後、露光部及び付加装
置の作動を検査しなければならない。ところが、上述し
たようなデータ写し込み機構を内蔵したレンズ付きフイ
ルムユニットの場合、シャッタの開閉検査の際に、外光
が液晶表示部へ入射し、データが写しこまれてしまうた
め、写真フイルムの1コマ目が無駄になってしまう。
【0005】さらに、ストロボ光の一部をデータ写し込
み光として利用するレンズ付きフイルムユニットの場
合、シャッタの開閉検査に同期して、ストロボの発光検
査も行うため、ストロボ光の一部が液晶表示部へ導か
れ、検査工程時の日付が確実に残ってしまう。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、シャッタの開閉検査の際に、写真フイルムにデータ
が写し込まれないようにするレンズ付きフイルムユニッ
トの製造方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットの製造方法で
は、写真フィルムカートリッジが装填され、撮影レンズ
やシャッタ機構などからなる撮影機構を有する本体基部
と、前記本体基部に組み付けられ、データパターンを表
示する透過型の液晶表示部を外光及び/またはストロボ
光で照明し、写真フイルムにデータを写し込むデータ写
し込み機構と、前記液晶表示部に入射する外光及び/ま
たはストロボ光の光路上に挿入される遮光位置と、前記
光路上から退避される退避位置との間で移動自在に設け
られた遮光部材とを備えたレンズ付きフイルムユニット
の製造方法において、前記本体基部にデータ写し込み機
構を組み付けて、写真フイルムカートリッジを装填した
後、前記遮光部材を遮光位置に移動させて、シャッタの
開閉検査を行うものである。なお、組立工程及びシャッ
タの開閉検査が完了した後、前記遮光部材を退避位置に
移動させた状態で、製品として出荷することが好まし
い。
【0008】請求項3記載のレンズ付きフイルムユニッ
トの製造方法では、写真フィルムカートリッジが装填さ
れ、撮影レンズやシャッタ機構などからなる撮影機構を
有する本体基部と、前記本体基部に組み付けられ、デー
タパターンを表示する透過型の液晶表示部を外光及び/
またはストロボ光で照明し、写真フイルムにデータを写
し込むデータ写し込み機構と、前記液晶表示部がデータ
パターンを表示する表示状態と、前記液晶表示部がデー
タパターンを表示しない非表示状態との間で切り替える
表示切替手段とを備えたレンズ付きフイルムユニットの
製造方法において、前記本体基部にデータ写し込み機構
を組み付けて、写真フイルムカートリッジを装填した
後、前記表示切替手段により前記液晶表示部を非表示状
態に切り替えて、シャッタの開閉検査を行うものであ
る。なお、組立工程及びシャッタの開閉検査が完了した
後、前記表示切替手段により前記液晶表示部を表示状態
にして、製品として出荷することが好ましい。
【0009】さらに、前記シャッタの開閉検査に同期し
て、ストロボの発光検査を行うものである。あるいは、
前記液晶表示部が表示するデータパターンは、前記デー
タ写し込み機構に設けられた時計回路により予め記憶し
たカレンダに基づいて自動的に更新する日付である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したレンズ付
きフイルムユニットを説明する。レンズ付きフイルムユ
ニット1は、図2に示すように、ユニット本体2と、外
装ラベル3とから構成されている。ユニット本体2に
は、前面に、撮影窓4、採光窓5、切替操作ボタン6、
ファインダ対物窓7、ストロボ発光窓8、ストロボ充電
開始ボタン9が、また、上面にシャッタボタン10、フ
イルム残数表示窓11、充電完了ランプ表示窓12が、
さらに背面に巻き上げノブ13が配置されている。外装
ラベル3は、裏面に接着剤が塗布された帯状の紙片であ
り、ユニット本体2の中央部分に巻かれるように貼付さ
れる。外装ラベル3には、撮影窓4や、採光窓5、切替
操作ボタン6等を外部に露呈させる開口が形成されてお
り、レンズ付きフイルムユニット1の使用方法や使用上
の注意事項等が印刷されている。
【0011】ユニット本体2は、図3に示すように、前
カバー15、後カバー16、本体基部17、ストロボユ
ニット19、支持板20、データモジュール21、及び
写真フイルムカートリッジ28とから構成される。
【0012】本体基部17には、カートリッジ29を収
納するためのカートリッジ収納室30と、カートリッジ
29から引き出した未露光の写真フイルム31をフイル
ムロール31aの形態で収納するためのフイルム収納室
32とが一体成形されている。
【0013】前カバー15には、上面にシャッタボタン
10、充電完了表示窓12が、また前面に、ストロボ発
光窓8がそれぞれ一体に形成され、本体基部17の前面
に着脱自在に取り付けられる。後カバー16には、ファ
インダー接眼窓14と巻き上げノブ13を外部に露呈さ
せる開口16aとが形成されており、本体基部17の背
後に着脱自在に取り付けられ、本体基部17との間で写
真フイルムカートリッジ28を光密に収納する。カート
リッジ収納室30とフイルム収納室32との底は開口と
なっており、写真フイルムカートリッジ28を装填した
後に、後カバー16に設けたプルトップ式の底蓋34,
35によってそれぞれ塞がれる。このうち底蓋34は、
撮影済みの写真フイルムを収納したカートリッジ29を
取り出すときの蓋となる。
【0014】カートリッジ収納室30の上面には、巻き
上げノブ13が回動自在に配置されている。巻き上げノ
ブ13の軸は、カートリッジ29のスプール29aの一
端に係合されている。巻き上げノブ13は、後カバー1
6の開口16aから露呈され、フイルム巻き上げ方向
(同図に示す反時計方向)への回転操作により、スプー
ル29aがフイルム巻き取り方向に回転して撮影済みの
写真フイルム31をカートリッジ29の内部に収納する
巻き上げ機構を構成する。
【0015】露光部36は、本体基部17の中央付近
に、カートリッジ収納室30とフイルム収納室32との
間に挟まれるようにして一体に設けられている。露光部
36は、詳しくは、図4に示すように、前方に向かって
角筒状に突出した暗箱37に、撮影レンズ39、シャッ
タ機構、フイルム巻き止め機構、シャッタチャージ機
構、及び、ファインダー光学部品等が組み込まれたもの
である。露光部36の前面側には、支持板20、及びデ
ータモジュール21が、右側には、ストロボユニット1
9が着脱自在に取り付けられる。また、撮影レンズ39
は、撮影窓4に対応した位置に配置される。
【0016】ストロボユニット19は、メインコンデン
サ41、シンクロスイッチ42、充電スイッチ43、昇
圧コイルなどの回路部品を取り付けた回路基板45と、
ストロボ放電官やリフレクタなどを含むストロボ発光部
46と、電源電池47とからなる。回路基板45には、
回路パターンがプリントされるとともに、各種回路部品
が取り付けられて、ストロボ回路が形成されている。回
路基板45の前面には、支持板20の一部が位置し、そ
の前方に取り付けられるストロボ充電開始ボタン9のス
ライド操作により、充電スイッチ43のオン/ オフが行
われる。充電スイッチ43がオンになると、電源電池4
7からの電圧が昇圧されてメインコンデンサ41に充電
が行われる。シャッタレリーズに連動してシャッタ機構
が作動することでシンクロスイッチ42がオンする。シ
ンクロスイッチ42がオンすると、ストロボ発光部46
の内部の放電管にトリガー信号が与えられ、メインコン
デンサ41に蓄積された充電電圧により放電管が放電し
てストロボ発光部46からストロボ光が発光される。こ
のストロボ光は、そのほとんどが、ストロボ発光部46
前面のストロボ発光窓8を通して被写体に向けて照射さ
れるが、一部はストロボ発光部46の側面から、露光部
36の方へ漏れていく。
【0017】データモジュール21は、水晶発振子、時
計回路、LCDドライバー、及び、透過型の文字発生用
の液晶表示部49、及びデート初期設定スイッチ等を一
体化したモジュール基板51と、モジュール用電源電池
52とで構成されている。薄板形状のモジュール基板5
1の図中前面側には、データ写し込み光用の第1シャッ
タ部材53、切替操作ボタン6、ライトガイド54が配
置される。モジュール基板51の前面側には、電源電池
52を取り付ける電池取り付け部56が設けられてお
り、回路パターンの一部である接点部57が露呈してい
る。
【0018】時計回路には、将来の数年間のカレンダー
が記憶されており、内蔵の基準パルス発生器を水晶発振
子により補正し、正確な時間パルスを得て、年、月、及
び日との関連を液晶表示部49に正確に表示する。デー
ト初期設定スイッチは、日付の初期設定を行うためのも
のである。データモジュール21の表示は、予め工場で
製造された日を基準にして設定されている。
【0019】ボタン型タイプの電源電池52は、面の表
と裏とで極性が分かれており、図中表面側が負極、裏面
側が正極となるように取り付けられる。電池取り付け部
56は、電源電池52の外周面に合わせた略円形状に凹
んでおり、この電池取り付け部56に電源電池52を嵌
合させることで、電池取り付け部56に組み込まれた負
極接片 (図示せず)が電源電池52の負極に接触する。
電源電池52の前面側に位置する正極接片58は、前カ
バー15の内壁面側に取り付けられている。正極接片5
8は、金属板を折り曲げ加工したものであり、前カバー
15に取り付けられる取り付け部58aと、この取り付
け部58aから、電源電池52、及び接点部57に向か
って突出した当接部58b、及び58cとが形成されて
いる。これにより、電池取り付け部56に電源電池52
を嵌合させ、電源電池52の正極に当接部58bを、接
点部57に当接部58cを接触させることで、電源電池
52からモジュール基板51へ給電が行われる。
【0020】液晶表示部49は、前カバー15の採光窓
5に対応した位置で、ライトガイド54の背後に配置さ
れており、例えば「‘00 2 18」等の文字を白抜
きで発生する。年、月、及び日は2文字ずつで構成さ
れ、1文字は7セグメント表示である。なお、月を表す
文字の2桁目だけは「1」の表示だけでよいから、直線
のセグメントを縦に並べた2セグメント表示とされてい
る。また、この液晶表示部49の前方には、前カバー1
5の内壁との間で挟装されるライトガイド54が設けら
れている。
【0021】ライトガイド54は、透明なプラスチック
からなり、外光及びストロボ発光部46からのストロボ
光の一部をデータ写し込み光として取り込む作用を行
う。このため、ライトガイド54は、図1に示すよう
に、外光採光部60,およびストロボ光採光部61とか
らなる。外光採光部60は、液晶表示部49の前面に配
置され、採光窓5から外部に露呈し、外光を液晶表示部
49に導く。また、外光採光部60の両側面には、モジ
ュール基板51に向かって突出している突起部60bが
形成されている。これにより、ライトガイド54と液晶
表示部49との間には隙間ができる。
【0022】ストロボ光採光部61は前カバー15の内
壁面側から後方へ伸びるように突出しており、データモ
ジュール21の上方を越えて、支持板20の裏面側の回
路基板45付近にまで到達する。このため、ストロボ発
光部46が発光したとき、側面から漏れた光を採光し、
液晶表示部49に導く。
【0023】切替操作ボタン6は、前カバー15の開口
から露呈する摘み部6aと、ライトガイド54及び液晶
表示部49の間に挿入される切替枠部6bとからなる。
摘み部6aの背面側には、ガイド溝 (図示せず)が形成
されている。このガイド溝をモジュール基板51の突起
部51a,51bに係合させることにより、切替操作ボ
タン6は上下にスライド移動自在に取り付けられる。切
替枠部6bは、薄板の矩形枠状をしており、ライトガイ
ド54と液晶表示部49との間に挿入される。切替枠部
6bには、液晶表示部49に合わせた開口6cが形成さ
れており、その開口6cの上方には、液晶表示部49が
覆い隠せる面積を持つ遮光部6dが設けられている。
【0024】摘み部6aをスライド操作して、切替操作
ボタン6を下方へ移動させると、遮光部6dが液晶表示
部49の前面に位置する遮光位置(図1の2点鎖線で示
す位置)となるため、ライトガイド54から入射する外
光およびストロボ光を遮る。また、切替操作ボタン6を
上方へ移動させると、遮光部6dが退避し、開口6cが
液晶表示部49の前面に位置する退避位置 (図1の実線
で示す位置)となるため、ライトガイド54から入射す
る外光およびストロボ光が通過する。
【0025】暗箱37の前面には、図4に示すように、
撮影レンズ39を保持し、シャッタ羽根62の前面を覆
うシャッタカバー63が着脱自在に取り付けられてい
る。このシャッターカバー63には、撮影レンズ39を
保持するレンズホルダ部64と、液晶表示部49を透過
したデータ写し込み光を背後に向けて通過させるための
開口65と、データ写し込み光用の第1シャッタ部材5
3が回動自在に係合する係合ピン66とがそれぞれ一体
に形成されている。暗箱37の上部には、モジュール基
板51を位置決めするための位置決めピン37a,37
bが形成されている。
【0026】モジュール基板51の上部には、位置決め
穴51c,51dが形成されている。これらの位置決め
穴51c,51dを位置決めピン37a,37bに前面
側から撮影光軸65に沿って挿入すると、液晶表示部4
9が所定位置に位置決めされる。
【0027】データ写し込み光用の第1シャッタ部材5
3は、金属板を折り曲げ加工したものであり、レンズホ
ルダ64を避けるように曲線を描いた略円弧形状に形成
されている。第1シャッタ部材53の一端には、係合ピ
ン66に係合する係合穴53aが形成され、他端には、
液晶表示部49の前面を覆う開閉部53bが設けられて
いる。係合穴53aの上方には、暗箱37側に突出する
ように折り曲げられた押圧部53cと、シャッタカバー
63の突起部63aに向かって伸びているバネ部53d
とが設けられている。
【0028】押圧部53cは、シャッタボタン10の末
端部10aと当接している。バネ部53dは、突起部6
3aの下面に当接し、第1シャッタ部材53を反時計方
向に付勢する板バネとして機能する。シャッタボタン1
0が押下されると、末端部10aから押圧を受けた第1
シャッタ部材53は係合ピン66を中心にして時計方向
に回動するため、開閉部53bは液晶表示部49の下方
へ移動する。シャッタボタン10から手が離され、押圧
が解除されると、第1シャッタ部材53はバネ部53d
により反時計方向に回動するため、開閉部53bは上方
へ移動し、液晶表示部49の前面を覆い隠す。
【0029】露光部36に設けた撮影レンズ39の背後
には、図5に示すように、固定絞り39aが、またこれ
の背後にシャッタ羽根62が回動自在に支持されてい
る。シャッタ羽根62は引き戻しバネ68によりシャッ
タ開口69を閉じる閉じ位置に向けて付勢されている。
このシャッタ開口69は、暗箱37の前面中央、すなわ
ち撮影レンズ39の中心を通る撮影光軸70上に設けら
れている。シャッタ羽根62は、シャッタレリーズに連
動してシャッタ機構を構成する蹴飛ばしレバーにより上
端が蹴飛ばされ、軸71を中心に1往復揺動してシャッ
タ開口69を開閉する。この間にシャッタ開口69に入
射した被写体光は、暗箱37内に入射し、有害光遮断部
材73を通って露光開口74にセットされた写真フイル
ム31に露光される。シャッタ羽根62がシャッタ開口
69を全開したときには、シャッタ羽根62の上端に設
けた突起62aによりストロボユニット19のシンクロ
スイッチ42をONする。
【0030】一方、シャッタ羽根62の一往復揺動中に
液晶表示部49を透過したデータ写し込み光は、撮影レ
ンズ39を透過しないで、暗箱37の前面に形成したデ
ータ写し込み光用シャッタ開口76を通って暗箱37の
内部に導かれる。このデータ写し込み光用シャッタ開口
76は、正面から見てシャッタ開口69の右上となる位
置に、シャッタ開口69とは別に設けられており、シャ
ッタ羽根62の先端に一体に設けたデータ写し込み光用
の第2シャッタ部材77によりシャッタ羽根60の開閉
動作に連動して開閉される。この第2シャッタ部材77
は、シャッタ開口69を塞ぐ開閉部62bを挟んで回転
軸71とは逆側に設けられている。
【0031】暗箱37内に導かれたデータ写し込み光
は、結像レンズ78の光軸79に沿って露光開口74に
導かれ、ここにセットされた写真フイルム31に結像さ
れる。結像光学系を構成する結像レンズ78は、暗箱3
7内を通る撮影光束の外に位置するように、有害光遮断
部材73に取り付けられる。
【0032】有害光遮断部材73は、撮影に有害な光を
遮光する開口縁73aの左右に設けた穴73bを、露光
開口74側から撮影光軸70に沿って挿入して暗箱37
の内部左右に設けた一対のピン37c,37dに挿通さ
せ、その後、穴73bから突出した一対のピン37c,
37dの頭をカシメて固定される。結像レンズ78は、
有害光遮断部材73の右上に設けたレンズ保持部73c
で、撮影光軸65に直行する方向に沿った位置が決めら
れて保持される。
【0033】液晶表示部49を透過したデータ写し込み
光は、結像レンズ78に入射する。結像レンズ78は、
データ写し込み光を撮影レンズ39側から見て露光開口
74の右上の部分に結像させる。
【0034】上記のように構成されたレンズ付きフイル
ムユニット1の製造方法について以下に説明する。工場
では、先ず、露光部36の組立を行う。この組立は、撮
影レンズ39、シャッタ機構、フイルム巻止め機構、フ
イルムカウンタ機構、及びファインダー光学系等を組み
込む。これらの組み込みは、暗箱37の上面側に上方か
らの挿入により行われる。部分的に組み立てられた露光
部36は、本体基部17に前面側から挿入することで爪
結合により取り付けられる。
【0035】この露光部36は、撮影レンズ39の側を
上に向けた姿勢にしてから、上方からシャッタ羽根6
2、引き戻しバネ68が順に挿入されて取り付けられ
る。その後、ストロボユニット19が上方から挿入され
て本体基部17に取り付けられる。これにより、シンク
ロスイッチ42がシャッタ羽根60の揺動軌跡内に入り
込む。そして、予め撮影レンズ39を取り付けたシャッ
タカバー63が上方から挿入され、露光部36に取り付
けられる。
【0036】その後に、ストロボ充電開始ボタン9を取
り付けた支持板20が上方から挿入され、位置決め穴2
0a,位置決め切り欠き20bが本体基部17に設けら
れた位置決めピン (図示せず)に係合することにより、
本体基部17に取り付けられる。支持板20の取り付け
の後、データモジュール21を支持板20の上方から挿
入し、位置決め穴51a,51bを位置決めピン37
a,37bに挿入する。また、このとき第1シャッタ部
材53、切替操作ボタン6、及びライトガイド54も同
時に取り付けられる。
【0037】その後、前カバー15を上方から挿入し
て、前カバー15の内壁面側に形成された係合爪 (図示
せず)を本体基部17の係合爪(図示せず)に係止させ
ることにより、前カバー15が本体基部17に装着さ
れ、支持板20、データモジュール21、第1シャッタ
部材53、切替操作ボタン6、及びライトガイド54が
前カバー15と本体基部17との間に挟み込まれて保持
される。
【0038】次に、結像レンズ78、有害光遮断部材7
3を取り付ける。この取り付けは、本体基部17の背面
側からの挿入となるため、例えば本体基部17を反転し
て背面側を上にした姿勢にする。そして、暗箱37の内
部に有害光遮断部材73、結像レンズ78を一方向から
順に組み込む。
【0039】結像レンズ78、有害光遮断部材73を取
り付けた本体基部17は、暗室に搬送され、ここで写真
フイルムカートリッジ28が装填される。この装填は、
本体基部17のカートリッジ収納室30にカートリッジ
29を、またカートリッジ29から未露光の写真フイル
ム31を引き出してロール形態にしたフイルムロール3
1aをフイルムロール室32にそれぞれ装填した後に、
後カバー16を本体基部17に背後から取り付け、最後
に蓋34,35を閉めることでユニット本体2の組み立
てが完了し、シャッタ羽根62の開閉検査及びストロボ
の発光検査が行われる。
【0040】開閉検査及び発光検査を行うユニット本体
2は、まず、切替操作ボタン6を下方へスライド操作
し、遮光部6dを遮光位置にする。また、シャッタ羽根
62の開放時にシャッタ開口69から写真フイルム31
へ外光が入射しないように、撮影レンズ39の前面を覆
うキャップ(図示せず)を前カバー15に装着してお
く。そして、ストロボ充電開始ボタン9をスライド操作
することにより充電スイッチ43をオンにしてメインコ
ンデンサ41への充電を行った後、シャッタボタン10
を押圧することにより、シャッタ羽根62が開閉する。
これによって、シャッタ開口69及びデータ写し込み用
シャッタ開口76が開放され、またシャッタ羽根62の
開閉に同期してストロボ発光部46からストロボ光が発
光される。このとき、遮光部6dが液晶表示部49の前
面を覆い隠して、外光及びストロボ光が遮光されている
ため、写真フイルム31に日付が写し込まれることがな
い。検査を終えたユニット本体2は、外装ラベル3が貼
付されるとともに、切替操作ボタン6を上方に移動さ
せ、遮光部6dを退避位置にしてデータ写し込みが可能
な状態で製品として出荷される。
【0041】上記実施形態においては、レンズ付きフイ
ルムユニット1が製品として出荷されるときには、外装
ラベル3に形成された開口から切替操作ボタン6が露呈
した状態となっている。しかし本発明は、これに限るも
のではなく、例えば、図6及び図7に示すように、外装
ラベル3が貼付される前のユニット本体2の状態では、
切替操作ボタン6が露呈するが、外装ラベル3が貼付さ
れた後のレンズ付きフイルムユニット1の状態では、外
装ラベル3によって覆い隠される位置に、切替操作ボタ
ン6を設けてもよい。この場合、ユニット本体2の状態
で切替操作ボタン6を遮光位置にしてシャッタの開閉検
査を行った後、切替操作ボタン6を退避位置にして、デ
ータ写し込みが可能な状態としてから、外装ラベル3を
貼付して出荷すればよい。また、外装ラベル3の代わり
に、ユニット本体2を覆う箱形状の外装体や、樹脂製の
化粧カバー等を前カバー15の前面に装着する場合でも
同様である。
【0042】また、上記実施形態では、シャッタの開閉
検査の際に、写真フイルムに日付が写し込まれないよう
にするため、液晶表示部を照射するデータ写し込み光の
光路上に遮光部材を挿入したが、本発明はこれに限るも
のではなく、例えば、液晶表示部が白抜きの日付を表示
する表示状態と、液晶表示部の全面が暗くなり、日付を
表示しない非表示状態とを切り替える表示切替手段を、
データ写し込み機構に設けてもよい。これにより、シャ
ッタの開閉検査の際には、液晶表示部を非表示状態にし
て日付が写し込まれないようにし、検査終了後には、表
示状態にしてデータ写し込みが可能な状態で製品として
出荷することができる。
【0043】なお、上述したように液晶表示部に表示さ
れる日付は、工場で製造された日を基準に設定されてい
る。そこで、シャッタの開閉検査の際に露光開口にセッ
トされている写真フイルムの1コマ目を、検査専用のコ
マとした場合、遮光部材を退避位置に移動させ、あるい
は表示切替手段により液晶表示部を表示状態にすること
で、検査専用のコマに製造年月日を写し込むようにして
もよい。
【0044】さらに、データとして撮影日を光学的に写
し込む他に、例えば、団体名やそのロゴマーク等、各種
の文字や記号等を写し込む場合にも利用することができ
る。また、プリント時に、HサイズやCサイズ等のサイ
ズ指定を行うことなく、各コマ毎に異なるサイズでプリ
ントできるように、撮影時に、各コマ毎にプリントサイ
ズを指定するビットマークを写し込むことができるレン
ズ付きフイルムユニットに実施してもよい。
【0045】また、レンズ付きフイルムユニットには、
ストロボユニットを内蔵していないタイプもある。この
場合、データ写し込み光としては外光のみが用いられる
が、上記実施形態と同様に、シャッタの開閉検査の際に
は、遮光部材を遮光位置に移動させ、あるいは、液晶表
示部を非表示状態にしてデータが写し込まれないように
し、検査終了後には、遮光部材を退避位置に移動し、あ
るいは液晶表示部を表示状態にしてデータ写し込みが可
能な状態で製品として出荷すればよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明のレンズ付きフイ
ルムユニットの製造方法では、本体基部にデータ写し込
み機構を組み付けて、写真フイルムカートリッジを装填
した後、遮光部材を遮光位置に移動させ、あるいは、液
晶表示部を非表示状態にして、シャッタの開閉検査を行
うようにしたため、検査工程時に写真フイルムにデータ
が写し込まれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】検査工程時の液晶表示部周辺の状態を示す斜視
図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観斜視図であ
る。
【図3】ユニット本体の分解斜視図である。
【図4】露光装置及びデータモジュール周辺の構成を示
す分解斜視図である。
【図5】結像光学系の概略を示す斜視図である。
【図6】図2に示すものとは別の実施例のレンズ付きフ
イルムユニットを示す外観斜視図である。
【図7】図6に示すレンズ付きフイルムユニットを構成
するユニット本体の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 レンズ付きフイルムユニット 2 ユニット本体 3 外装体 4 撮影窓 5 採光窓 6 切替操作ボタン 6b 切替枠部 6c 開口 6d 遮光部 17 本体基部 19 ストロボユニット 20 支持板 21 データモジュール 28 写真フイルムカートリッジ 36 露光部 37 暗箱 37a,37b 位置決めピン 39 撮影レンズ 46 ストロボ発光部 49 液晶表示部 51 モジュール基板 54 ライトガイド 60 外光採光部 61 ストロボ光採光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/04 G03B 17/04 17/24 17/24 G03C 3/00 572 G03C 3/00 572D 575 575Z 590 590K Fターム(参考) 2H053 CA41 CA45 DA00 2H100 AA01 AA02 BB00 BB01 BB05 BB06 BB07 BB08 2H101 AA01 AA03 AA09 2H103 AA11 BA00 BA03 BA31 BA41 BB01 BB02 BB13 CA14 CA16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルムカートリッジが装填され、
    撮影レンズやシャッタ機構などからなる撮影機構を有す
    る本体基部と、前記本体基部に組み付けられ、データパ
    ターンを表示する透過型の液晶表示部を外光及び/また
    はストロボ光で照明し、写真フイルムにデータを写し込
    むデータ写し込み機構と、前記液晶表示部に入射する外
    光及び/またはストロボ光の光路上に挿入される遮光位
    置と、前記光路上から退避される退避位置との間で移動
    自在に設けられた遮光部材とを備えたレンズ付きフイル
    ムユニットの製造方法において、 前記本体基部にデータ写し込み機構を組み付けて、写真
    フイルムカートリッジを装填した後、前記遮光部材を遮
    光位置に移動させて、シャッタの開閉検査を行うことを
    特徴とするレンズ付きフイルムユニットの製造方法。
  2. 【請求項2】 組立工程及びシャッタの開閉検査が完了
    した後、前記遮光部材を退避位置に移動させた状態で、
    製品として出荷することを特徴とする請求項1記載のレ
    ンズ付きフイルムユニットの製造方法。
  3. 【請求項3】 写真フィルムカートリッジが装填され、
    撮影レンズやシャッタ機構などからなる撮影機構を有す
    る本体基部と、前記本体基部に組み付けられ、データパ
    ターンを表示する透過型の液晶表示部を外光及び/また
    はストロボ光で照明し、写真フイルムにデータを写し込
    むデータ写し込み機構と、前記液晶表示部がデータパタ
    ーンを表示する表示状態と、前記液晶表示部がデータパ
    ターンを表示しない非表示状態との間で切り替える表示
    切替手段とを備えたレンズ付きフイルムユニットの製造
    方法において、 前記本体基部にデータ写し込み機構を組み付けて、写真
    フイルムカートリッジを装填した後、前記表示切替手段
    により前記液晶表示部を非表示状態に切り替えて、シャ
    ッタの開閉検査を行うことを特徴とするレンズ付きフイ
    ルムユニットの製造方法。
  4. 【請求項4】 組立工程及びシャッタの開閉検査が完了
    した後、前記表示切替手段により前記液晶表示部を表示
    状態にして、製品として出荷することを特徴とする請求
    項3記載のレンズ付きフイルムユニットの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記シャッタの開閉検査に同期して、ス
    トロボの発光検査を行うことを特徴とする請求項1ない
    し4いずれか記載のレンズ付きフイルムユニットの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記液晶表示部が表示するデータパター
    ンは、前記データ写し込み機構に設けられた時計回路に
    より予め記憶したカレンダに基づいて自動的に更新する
    日付であることを特徴する請求項1ないし5いずれか記
    載のレンズ付きフイルムユニットの製造方法。
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