JP2000112013A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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JP2000112013A
JP2000112013A JP10279825A JP27982598A JP2000112013A JP 2000112013 A JP2000112013 A JP 2000112013A JP 10279825 A JP10279825 A JP 10279825A JP 27982598 A JP27982598 A JP 27982598A JP 2000112013 A JP2000112013 A JP 2000112013A
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strobe
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external light
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JP10279825A
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Mitsuhiro Moriya
光宏 森谷
Hisashi Tasaka
恒 田坂
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ写し込み専用の光源を使わずに、撮影
場所が暗い場合であっても確実なデータ写し込みができ
るレンズ付きフイルムユニットを提供する。 【解決手段】 導光部材19は、透明なプラスチックで
形成されている。この導光部材19のストロボ光採光部
19bをストロボ発光部15の前面に、他方、照射部1
9aをデータ写し込みモジュール39の液晶板41の前
面に配置している。また、外光採光部19cはフイルム
ユニット本体前面から露呈している。撮影場所が暗く、
ストロボ撮影を行う場合には、ストロボ光の一部をスト
ロボ光採光部19bから採光し、他方、外光採光部19
cから外光を採光する。これらの採光した光を照射部1
9aに導光して、データ写し込み光として利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストロボ機構と写真
フィルムに日付等のデータを露光させるデータ写し込み
装置を有するレンズ付きフイルムユニットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】予めフイルムが製造時に装填され、簡単
な撮影機構を有するレンズ付きフイルムユニット(以下
フイルムユニットという。)が本出願人から製造、販売
されている。フイルムユニットには様々な種類のものが
販売されており、又各種の機構を有するものが提案され
ている。その1つとして、例えば、液晶などのデータ表
示手段に表示された撮影年月日などのデータを、フイル
ムに光学的に写し込むデータ写し込み装置を内蔵したも
のが提案されている。
【0003】このデータ写し込み装置のデータ写し込み
用の光源として、通常の多くのカメラが採用しているの
と同様、LED等のデータ写し込み専用の光源が考えら
れている。しかし、これを用いるためには、LED等の
データ写し込み専用の発光部材の他、これを発光させる
回路が必要になる等、ローコスト、簡易、というフイル
ムユニットの特徴に反する面がある。
【0004】このため、データ写し込み専用の光源を用
いることなく、フイルムユニットに集光レンズ等の集光
手段を設けて、この集光レンズで採光される外光をデー
タ写し込み光として利用することが提案されている。こ
の外光には、撮影場所において規定される自然光の他、
ストロボ撮影を行う場合には、ストロボ放電管から被写
体へ向かって照射され、被写体の反射を受けた後、前記
集光手段を介してフイルムユニット内部へ向かう光も含
まれる。
【0005】この方法によれば、データ写し込み専用の
発光手段の追加及びこれに伴う回路の複雑化を防ぐこと
ができ、フイルムユニットの特徴を損なうこともなくデ
ータ写し込み機能を付加することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
データ写し込み光として外光のみを利用するだけでは、
屋内撮影や天候、時間等の影響により撮影場所が暗い場
合には、光量が不足し、確実なデータ写し込みができな
いおそれがある。
【0007】本発明は上記背景を考慮してなされたもの
で、データ写し込み専用の光源を用いることなく、確実
なデータ写し込みができるフイルムユニットを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ストロボ装置と、文字やマークが表示さ
れたデータ表示手段をデータ写し込み光で照明し、予め
装填された写真フイルムに文字やマークを写し込むデー
タ写し込み装置とを有するレンズ付きフイルムユニット
において、外光採光面が前記ユニット本体外部に露呈さ
れるように設けられ、前記外光採光面から採光した外光
を前記データ表示手段に導くことによって前記データ写
し込み光を得る外光導光部材と、前記ストロボ措置から
発光されるストロボ光の一部を前記外光導光部材に入射
させて前記データ写し込み光を得るストロボ光導光部材
とを備えたことを特徴とするものである。これにより、
データ写し込み光として、外光の他、ストロボ光の一部
を利用することが可能になり、従来、光量不足であった
暗い撮影場所においてもデータ写し込みに必要十分な光
量を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフイルムユニット
の第1の実施形態について図面を参照して説明する。フ
イルムユニットの外観及び内部構造の概略を図1及び図
2に示す。フイルムユニット本体2は、本体基部3の前
面及び背面を前カバー4、後ろカバー5で覆ったもの
で、本体基部3中央に形成された露光枠6前面に露光ユ
ニット7、その横にストロボ装置8が組み付けられる。
【0010】この露光ユニット7及びストロボ装置8を
挟むようにカートリッジ収納室9とフィルム収納室11
とが一体に形成されている。これらの収納室には、フイ
ルムユニットの製造工程でカートリッジ12と、このカ
ートリッジ12からフイルム13が引き出され、このフ
イルム13をロール形態にまとめたフイルムロール13
aとがそれぞれフイルムユニット製造時点で予め組み込
まれる。
【0011】前カバー4には、撮影レンズ14、ファイ
ンダレンズ16を露呈させる開口及びストロボ発光部1
5の拡散板17を露呈させる開口18が形成されてい
る。さらに、前カバー4には、採光窓20が形成されて
おり、導光部材19の一部がこの採光窓20から露呈し
ている。採光窓20下部には、前カバー4の一部を切り
欠いて、ストロボ装置8のON/OFFを行うストロボ
ボタン21が形成されている。
【0012】導光部材19は、透明なプラスチックから
なり、外光及びストロボ発光部15からのストロボ光の
一部をデータ写し込み光として取り込む作用を行う。こ
のため、導光部材19は、前記採光窓20を通して被写
体側に向けられた外光採光面19cと、ストロボ発光部
15下方の一部にストロボ光採光面19bを備えてい
る。
【0013】このストロボ光採光面19bが配置される
のに対応して、拡散板17の下部は一部欠落している。
これにより、拡散板17と導光部材19が重なり合うこ
とによる厚みの増加を防いでいる。もちろん、ストロボ
光採光面19cがストロボ発光部15の前面に位置して
いればよく、拡散板17と一部重なり合うように配置し
てもよい。
【0014】また、この導光部材19を透明なプラスチ
ックとしているが、透過率は50%程度でもよい。さら
に、データ写し込み光に着色するために、例えば、導光
部材19に蛍光染料を混入させたり、色付きのフイルム
で覆う等の着色手段を設けてもよい。これによれば、任
意の色でデータを露光させることができ、その結果、写
真プリント上の写し込みデータも色付きでプリントされ
る。
【0015】上記導光部材19は、外光採光面19cか
ら入射した外光を照射部19aに導く外光導光部材と、
ストロボ光採光面19bから入射したストロボ光を照射
部19aに導くストロボ光導光部材とを一体化した射出
成形品として作られているが、照射部19aを共通にす
る形態であれば、外光導光部材とストロボ光導光部材を
別体にしてもよい。
【0016】前カバー4上面には、シャッタボタン22
及び,フイルムカウンタ23を露呈する開口が形成され
ている。後カバー5にはファインダ接眼窓24、その横
に、充電完了確認窓(図示せず)が形成され、さらにカ
ートリッジ収納室9,フイルム収納室11の底部開口を
光密に覆う底蓋26,27が一体に形成されている。底
蓋26は、撮影済みの写真フイルムが巻き込まれたカー
トリッジ9を取り出すときに開放される。なお、ユニッ
ト本体2の表面を覆うように、紙箱あるいはラベルシー
ルなどの化粧用の外装体が用いられ、外装体の所要部に
は撮影操作に必要な部位を表面に露呈させるための開口
が設けられる。
【0017】カートリッジ収納室9の上部には、巻上げ
ノブ28が設けられ、その下面に一体に形成された巻上
げ軸がカートリッジ12のスプールに係合する。撮影ご
とに巻上げノブ28を回動操作することによって、撮影
済みのフイルム13は1コマ分ずつカートリッジ12に
巻き込まれる。このフイルム1コマ巻上げに連動して露
光ユニット7に組み込まれたシャッタ機構が次回の撮影
のためにチャージされ、またフイルム1コマ給送が完了
すると露光ユニット7に組み込まれたロックレバーによ
って巻上げノブ28の回動がロックされる。
【0018】本体基部3に形成された露光枠6には、撮
影位置に送られてきた写真フイルム13の前面で1コマ
分の露光範囲を制限する。露光枠6の前方には角筒状に
突出した暗箱基部29が一体に形成され、本体基部3に
露光ユニット7を組み付けることによって、露光ユニッ
ト7側の暗箱部31と協同して暗箱(図4の32参照)
を構成する。なお、暗箱32は必ずしも上記のような分
割型のものに限られず、暗箱基部29あるいは暗箱部3
1の一方だけで暗箱が形成されるようにしてもよい。
【0019】図3に示すように、露光ユニット7は、暗
箱部31をベースにして撮影レンズ14,シャッタ羽根
33、バネ34を含むシャッタ機構,シャッタチャージ
機構,フイルム巻き止め機構,フイルムカウンタ23を
含むフイルムカウンタ機構等を組み付けたもので、さら
にファインダ16を構成する対物及び接眼レンズを保持
している。暗箱部31前面には、撮影用開口36の他、
データ写し込み用開口である開口37が形成され、それ
ぞれシャッタ羽根33に一体成形された撮影シャッタ部
33a及びデータシャッタ部33bによって開閉され
る。このシャッタ羽根については、一体成形でなくとも
よい。
【0020】このシャッタ羽根33は、撮影レンズ14
を組み込んだシャッタカバー38によって覆われ、その
前面には露光枠6によって画定された露光範囲内に撮影
年月日を写し込むためのデータ写し込みモジュール39
が組み付けられる。データ写し込みモジュール39は、
時計回路及び液晶ドライバ等を含むICチップと、時計
回路からの計時信号によって現在の年月日を表示する液
晶板41とを有し、ストロボ装置8に組み込まれた電池
42からの給電を受けて駆動される。
【0021】このデータ写し込みモジュール39の液晶
板41の前面には、前記導光部材19の照射部19aが
位置し、前記導光部材19のストロボ光採光部19bか
ら採光されたストロボ光と、外光採光部19bから採光
された外光が、導光部材19内部の拡散、反射により、
この照射部19aに導かれ、液晶板41に向かって照射
されることによりデータ写し込み光となる。
【0022】これにより、撮影場所が明るく、外光の光
量が多い場合には、外光採光部19cから採光される外
光だけでも、データ写し込み光として十分な光量を得る
ことができる。他方、撮影場所が暗く、外光採光部19
cから採光される外光の光量が少ない場合には、ストロ
ボ発光により、ストロボ光採光部19bからストロボ光
の一部が採光されて十分な光量が確保される。
【0023】ストロボ装置8は、ベースとなる回路基板
43に充電部を構成するコンデンサー、発振トランス
等、及びストロボ発光部15が設けられ、ストロボ発光
部15は、ストロボ発光部のベース枠44、ストロボ放
電管(図示せず)、反射板(図示せず)及び拡散板17
等からなる。ストロボ充電は、前カバーに設けられたス
トロボボタン21押下によって、スイッチ接片46が連
動し、ストロボ回路が短絡して開始される。充電完了は
ストロボ回路に設けた発光手段が点灯し、この光がライ
トガイドを介して充電完了表示窓から撮影者に確認され
る。回路基板43に設けられたシンクロスイッチ47は
ストロボ発光用のトリガ信号を得るためのもので、シャ
ッタ羽根33が開放したときにオンして放電管に印加し
てストロボ光を発光させる。
【0024】図4に本実施例の結像光学係を概略的に示
す。前述のとおり、露光ユニット7に設けられた暗箱部
31にはデータ写し込み用の開口37が形成され、これ
を覆うようにデータ写し込みモジュール39の液晶板4
1が位置している。そして、シャッタ羽根33の開閉に
より、照射部19aから照射される光をデータ得る仕込
み光として液晶板41を通過するデータ光51は、開口
37、暗箱内部に組み込まれたデータ写し込み用の結像
レンズ52を通過して、フイルム13上の露光範囲54
内のデータ結像領域56に結像される。同時に、撮影レ
ンズ14から絞り開口57を通って入射する撮影光58
も、シャッタ羽根33の開閉により、撮影用開口36か
ら暗箱32内へ入射し、有害光遮光枠59内部を通過し
て、フイルム13の露光範囲54内に結像して撮影が行
われる。
【0025】上記第1の実施形態の構成による作用につ
いて以下に説明する。巻上げノブ28を回動操作してフ
イルム1コマ送り及びシャッタチャージを行った後、シ
ャッタボタン22を押下すると、露光ユニット7に組み
込まれたシャッタ機構が作動してシャッタ羽根33が開
閉し、撮影レンズ14から入射する被写体からの撮影光
58が撮影開口36から暗箱32へ入射して1回の撮影
が行われる。
【0026】この時、前カバー4前面に露呈されている
導光部材19の外光採光部19cから採光された外光
は、照射部19aを通って液晶板41に導光されている
から、この外光をデータ写し込み光とするデータ光51
は、データ写し込み用開口37から暗箱32内部へ入射
して結像レンズ52を通ってデータ結像領域56へ結像
する。このデータ光51は、撮影場所が明るい場合に
は、外光採光部19cから多量の外光が採光されるた
め、データ写し込みに十分な光量が得られる。
【0027】他方、撮影場所が暗い場合には、ストロボ
撮影を行うのが通常である。ストロボ撮影を行う場合に
は、ストロボボタン21を押下して、ストロボ充電を開
始させる。ストロボボタン21は、スイッチ接片46に
連動し、ストロボ回路が短絡されて、コンデンサーへ充
電が開始される。撮影者は、充電完了表示窓で充電完了
を確認して、シャッタボタン22を押下する。シャッタ
羽根33が開放した瞬間にシンクロスイッチ47が瞬間
的にオンしてストロボ回路にトリガ信号が送られ、これ
が放電管に印加されてストロボ発光が行われる。
【0028】放電管の周囲に向けて発光されたストロボ
光は、反射板の作用により、ほとんどは前面に向かって
照射され、拡散板17及びストロボ光採光部19bに向
かう。拡散板17を通過したストロボ光は被写体に向け
て照射され、被写体からの反射光が自然光とともに外光
としてフイルムユニット1に向かう。この外光はシャッ
タ羽根33の開閉により撮影レンズ14を通り、撮影開
口36から暗箱32に入射して、撮影光58としてフイ
ルム13の露光範囲54に結像される。
【0029】また、外光は外光採光部19cから照射部
19aにも導光される。他方、ストロボ光採光部19b
に照射されたストロボ光も照射部19aに導光される。
これらの光がともにデータ写し込み光となり、データ光
51としてデータ結像領域56に結像される。このよう
に、撮影場所が暗く、外光の光量が少ない場合には、外
光とともに、ストロボ光の一部を導光してデータ写し込
み光とすることができるため、データ写し込み光として
十分な光量を得ることができる。
【0030】図5に本発明の第2の実施形態を示す。な
お、前述した第1の実施形態と共通の部材については共
通の符号を付してある。この実施形態では、データ写し
込み光として利用する外光及びストロボ光の導光手段を
導光部材61とストロボ光を導光する導光部材62で構
成している。導光部材62は、例えば光ファイバーで形
成されており、ストロボ光を採光する端部62aがスト
ロボ発光部15のベース枠44に形成された開口44a
からベース枠44内へ一部挿入され、もう一方の端部6
2bが導光部材61のストロボ光採光面61bの背面に
配置され、ストロボ光採光部61bへストロボ光を導光
している。この端部62bの前記ストロボ光採光部61
bと対向する面62baは、導光部材62内を全反射し
て導かれた光を61bへ照射するために意図的に面が粗
らされている。
【0031】導光部材61は、第1の実施形態と同様、
透明なプラスチックで形成されている。また、透明とし
ているが、第1の実施形態と同様に着色手段を設けても
よい。この導光部材61のストロボ光採光部61bは、
前記導光部材62の端部62a前面に位置し、照射部6
1aは液晶板41の前面に位置している。これにより、
前記端部62bから導光された光をストロボ光採光部6
1bで採光して、液晶板41の前面に位置する前記照射
面61aに導光する。また、外光採光部61cは図7に
示すように、前カバーから露呈しており、この外光採光
部61cから採光された外光も前記照射部61aに導光
される。
【0032】第2の実施形態においては、この導光部材
61と導光部材62の作用により、外光及びストロボ光
をデータ写し込み光として利用することができる。第1
の実施形態と同様、撮影場所が暗く、ストロボ撮影を行
う場合には、ストロボ光及び外光をデータ写し込み光と
することができるため、十分な光量を得ることができ
る。また、撮影場所が明るい場合には、外光の光量が多
いため、外光採光部61cから採光した外光のみをデー
タ写し込み光としても、光量に不足はない。また、導光
部材62は、光ファイバーで形成されているため、形状
変更の自由度が高く、フイルムユニットのような小型な
本体内部で、離れた位置にある光源を導光する手段とし
ては好適である。
【0033】図7に本発明の第3の実施形態を示す。な
お、前述した第1の実施形態と共通の部材については共
通の符号を付してある。この実施形態では、データ写し
込み光として利用する外光及びストロボ光の導光手段を
導光部材63で構成している。導光部材63は、第1及
び第2の実施形態と同様、透明なプラスチックで形成さ
れている。また、同様に着色手段を設けることもでき
る。
【0034】導光部材63は、第2の実施形態の導光部
材61と同様、横方向からみてU字型をしており、照射
部63aは、液晶板41の前面に位置し、ストロボ光採
光部63bは、シンクロスイッチ33下方で回路基板4
3の背面側に一部突出している。この突出しているスト
ロボ光採光部63bの面63baは、ストロボ発光部1
5側に向いている。ストロボ発光部15のベース枠44
側面には、回路基板43の背面側にかけて、開口44b
が形成されており、放電管からその周囲に向かって発光
するストロボ光の一部が開口44bから漏光するように
なっている。
【0035】ストロボ発光が行われる場合には、このス
トロボ光の漏光を前記ストロボ光発光部63bの面63
baで採光し、採光軸方向から45°の傾きをつけた反
射面63bbにより反射させて照射部63aに導光す
る。また、外光採光部63cは、第2の実施形態と同
様、前カバー4から露呈しており、この外光採光部63
cから採光した外光を照射部63aに導光できるように
なっている。
【0036】第3の実施形態においては、この導光部材
63の作用により、外光及びストロボ光をデータ写し込
み光とすることができる。第1の実施形態と同様、撮影
場所が暗く、ストロボ撮影を行う場合には、ストロボ光
及び外光を光源として利用でき、十分な光量を得ること
ができる。また、撮影場所が明るい場合には、外光採光
部63cから採光した外光のみをデータ写し込み光とし
ても十分な光量が得られる。
【0037】この上記導光部材63のストロボ光採光部
63bには面63baから採光したストロボ光を外光採
光部63c方向のエッジ側へ導光するために採光軸方向
から45°傾いた反射面63bbが設けられているが、
第4の実施形態として図8に示すように、この反射面を
なくすこともできる。この場合、導光部材64は、透明
なプラスチックをベースに蛍光染料を混入させた、例え
ば「LISA−Plastic」(商品面:バイエル
社)等で形成される。このような蛍光染料を含んだプラ
スチック材料によれば次のような集光効果を利用するこ
とが知られている。
【0038】この導光部材64では、面64baから採
光した光は導光部材64内部において蛍光染料により蛍
光として放射される。この放射される光は蛍光染料を混
入していない場合に比べて強くなる。このため、全反射
により外光採光部64c方向のエッジ側へ導光される光
も強くなる。このような集光効果を利用することにより
ストロボ採光部64bに45°の角度をつけた反斜面を
設けなくても、前記エッジ側へ導光される光は十分な光
量を得ることができる。これによれば、前述の第2の実
施形態の導光部材61と部材の共用化をはかることがで
きる。また、この「LISA−Plastic」(商品
面:バイエル社)等の材料を第1の実施形態の導光部材
19に用いてももちろんよい。
【0039】以上本発明の実施形態について説明してき
たが、本発明のフイルムユニットは上記実施形態に限ら
れず、種々変形が可能である。本発明では、IX240
フイルムカートリッジ9を用いているが、本発明ではこ
れに限らず周知の135タイプの写真フイルムカートリ
ッジでもよく、また、135タイプの写真フイルムを用
いてそのカートリッジよりも細径の専用カートリッジを
用いたものでもよい。
【0040】上記実施形態における導光手段として、蛍
光染料を混ぜた透明なプラスチック及び光ファイバーを
用いているが、上記実施形態に示すストロボ光及び外光
の導光手段としての機能を果たすものであれば、材質は
問わず、形状についても同様に問わない。もちろん、光
ファイバーのみで導光手段を構成してもよいし、さら
に、導光手段の構成として、1個又は2個の部材によっ
て構成しているが、3個以上の複数構成でも構わない。
【0041】上記実施形態では、外光を採光するために
外光採光部を前カバー前面に設けているが、データ写し
込み光として十分な外光を得ることができる場所であれ
ば、前面以外であっても構わないし、例えば、外光採光
部を上面に設けてもよいし、又上面から突出させて外光
を採光するようにしてもよい。
【0042】また、写真フイルム前面からのデータ写し
込みとしているが、通常のコンパクトカメラの多くで行
われているように背面からデータを写し込むようにした
ものに適用することもできる。この場合には、データ写
し込み用の結像レンズは不要となる。さらに、写し込む
データの種類にしても必ずしも年月日などの日時データ
に限られず、例えば簡単なメッセージやロゴマーク等で
あってもよい。さらに、写し込みデータの表示体として
は、液晶板である必要はなく、遮光性シートに写し込み
データを光透過部として形成したデータシートを用いる
こともでき、この場合にはデータシートを交換できるよ
うにしておくことも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上のように、フイルムユニット外部か
らの外光及びストロボ放電管からその周囲へ向かって発
光するストロボ光の一部を、導光手段を介してデータ写
し込み光とすることにより、専用のデータ写し込み光源
を用いずにデータ写し込みができる。このため、専用の
データ写し込み光源を設けることによるストロボ回路の
複雑化を防ぐことができ、さらに、データ写し込み光と
して外光の他、ストロボ光の一部を利用しているから、
撮影場所が暗い場合にも確実なデータ写し込みが可能な
フイルムユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のレンズ付きフイルムユニット
の外観斜視図である。
【図2】第1の実施形態のレンズ付きフイルムユニット
の分解斜視図である。
【図3】第1の実施形態のレンズ付きフイルムユニット
のデータ写し込み装置の要部を示す斜視図である。
【図4】第1の実施形態のレンズ付きフイルムユニット
の結像光学系の要部を示す斜視図である。
【図5】第2の実施形態のレンズ付きフイルムユニット
のデータ写し込み装置の要部を示す斜視図である。
【図6】第2の実施形態のレンズ付きフイルムユニット
の外観斜視図である。
【図7】第3の実施形態のレンズ付きフイルムユニット
のデータ写し込み装置の要部を示す斜視図である。
【図8】第4の実施形態のレンズ付きフイルムユニット
のデータ写し込み装置の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフィルムユニット本体 7 露光ユニット 8 ストロボ装置 14 撮影レンズ 15 ストロボ発光部 19 第1の実施形態の導光部材 33 シャッタ羽根 39 データ写し込みモジュール 41 液晶板 61,62 第2の実施形態の導光部材 63 第3の実施形態の導光部材 66 第4の実施形態の導光部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ装置と、文字やマークが表示さ
    れたデータ表示手段をデータ写し込み光で照明し、予め
    装填された写真フイルムに文字やマークを写し込むデー
    タ写し込み装置とを有するレンズ付きフイルムユニット
    において、 外光採光面が前記ユニット本体外部に露呈されるように
    設けられ、前記外光採光面から採光した外光を前記デー
    タ表示手段に導くことによって前記データ写し込み光を
    得る外光導光部材と、前記ストロボ措置から発光される
    ストロボ光の一部を前記外光導光部材に入射させて前記
    データ写し込み光を得るストロボ光導光部材とを備えた
    ことを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記外光導光部材とストロボ光導光部材
    の少なくとも一方が透明なプラスチックで形成され、又
    は前記両部材が透明なプラスチックで一体成形されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルム
    ユニット。
  3. 【請求項3】 採光する外光やストロボ光の一定の波長
    領域を吸収して前記データ写し込み光に着色する着色手
    段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のレン
    ズ付きフイルムユニット。
  4. 【請求項4】 前記着色手段をプラスチックに蛍光染料
    を混入させて構成したことを特徴とする請求項3記載の
    レンズ付きフイルムユニット。
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