JP3078768B2 - カメラの写し込み装置及びカメラ - Google Patents
カメラの写し込み装置及びカメラInfo
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- JP3078768B2 JP3078768B2 JP09217392A JP21739297A JP3078768B2 JP 3078768 B2 JP3078768 B2 JP 3078768B2 JP 09217392 A JP09217392 A JP 09217392A JP 21739297 A JP21739297 A JP 21739297A JP 3078768 B2 JP3078768 B2 JP 3078768B2
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- Japan
- Prior art keywords
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- camera
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- display
- circuit
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの写し込み
装置及びカメラにおける写し込み情報の選択に関する。
尚以下時刻及びカレンダーの情報を時計情報とし、文字
あるいは記号等による情報を文字情報とする。 【０００２】 【従来の技術】従来のカメラの写し込み装置及びカメラ
は、写し込み情報としてカレンダーまたは時刻の情報が
主であるため、これらの表示を切り換えて写し込むこと
が広く知られている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかし、文字情報の場
合、時刻情報と異なり使用者が撮影する際に写し込み文
字を設定する必要があり、更に異なる文字を写し込む場
合、再び設定しなければならず、文字設定の操作が非常
にわずらわしいという課題を有している。 【０００４】そこで本発明は、このような課題を解決す
るもので、その目的とするところは、撮影の際に写し込
み文字の設定を行うわずらわしさをなくし、ユーザーが
簡単に写し込み情報を選択することができるカメラの写
し込み装置及びカメラを提供することにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明のカメラの写し込
み装置は、時計情報と文字情報とをそれぞれ表示可能に
構成されると共に、時計情報および文字情報を同時に表
示可能に構成された表示手段と、時計情報と、文字情報
と、時計情報および文字情報によって構成される選択要
素のいずれかを選択して前記表示手段に表示させる選択
手段と、前記選択手段により選択したいずれかの情報を
フィルムに写し込む記録手段とを備え、前記文字情報
は、複数の文字からなる単語で構成された複数の単語情
報から選択され、前記表示手段は、前記複数の単語情報
を循環表示すると共に、任意の１の前記単語情報を選択
可能に構成され、さらに、当該表示手段には表示され
ず、且つ情報を写し込まないとする非写し込み情報を前
記循環表示とは別に割り込み選択可能に構成されている
ことを特徴とする。 【０００６】 【０００７】また、本発明のカメラは、上記の写し込み
装置を備えたことを特徴とする。 【０００８】 【発明の実施の形態】以下、本発明につきカメラの写し
込み装置を用いて、実施例に基づいて詳細に説明する。
図１は、本発明のカメラの写し込み装置の表示状態を示
す図であり、２１のドット表示部には、文字あるいは時
計情報を表示し、２２の７セグメント表示部には時刻情
報を表示する。ここに示す一例では、８６年２月６日の
時計情報と、＊ＴＯＫＹＯ＊という文字情報を表示して
いる。 【０００９】図２に、本発明のブロック図を示す。１は
水晶振動子等を用いた発振回路。２は分周回路。３は時
・分・秒をカウントする時刻カウンター。４は年・月・
日等をカウントするカレンダーカウンターである。５は
入力回路で、Ｓ１〜Ｓ５による外部スイッチの入力と、
Ｓ６のカメラのシャッター操作に連動した写し込み信号
を入力する。 【００１０】また、Ｓ１は写し込み情報選択スイッチ
で、写し込み情報の選択を行う。写し込み情報として
は、時刻のみ、カレンダーのみ、文字のみ、時刻と文
字、カレンダーと文字、時刻とカレンダー、無表示等が
考えられる。 【００１１】Ｓ２は時計の修正状態と通常状態の切り替
え、及び文字の設定状態と通常状態の切り替えを行う。 【００１２】Ｓ３は文字情報選択スイッチで、記憶回路
９に記憶しておいた複数の文字情報を文字読み出し回路
１５により順次選択し、写し込み情報選択回路７に送
る。 【００１３】Ｓ４及びＳ５は、前記Ｓ２により時計の修
正状態あるいは、文字の設定状態に設定されたとき、時
計の修正または、文字の選択をするスイッチで、Ｓ４は
正方向への修正、Ｓ５は逆方向への修正を行う。 【００１４】６は時刻及び、カレンダーを修正するため
の修正回路で、前記入力回路により制御され、時計の修
正を行う。 【００１５】７は写し込み情報選択回路で、前記Ｓ１の
スイッチにより写し込み情報の選択を行い、１０のデコ
ーダーへ送る。 【００１６】８は文字設定回路で、前記入力回路により
制御され文字の設定を行う。また、設定された文字情報
は、９の記憶回路に記憶される。 【００１７】１０はデコーダーで、写し込み情報をデコ
ードし、１１の表示部駆動回路により表示部に表示され
る。 【００１８】１３はランプ点灯回路で、前記Ｓ６のカメ
ラのシャッター操作に同期した入力信号により駆動し、
１４のランプを点灯することにより、１２の表示部に表
示した写し込み情報をフイルム面に写し込む。 【００１９】図３は、本発明の記憶文字の選択状態を示
す図である。図のように５つの文字情報が記憶回路にあ
らかじめ記憶されている。今、仮に３１の＊ＴＯＫＹＯ
＊という文字が表示されていると仮定し、ここで３４の
＊ＫＹＯＴＯ＊という文字を選択し写し込みたいとす
る。記憶回路からの文字情報の読み出しは、前記の通り
Ｓ３スイッチ（図２参照）により行う。このとき、スイ
ッチは３発入力する。同様に３５の＊ＹＯＫＯＨＡＭＡ
＊を選択するときは、＊ＴＯＫＹＯ＊の表示状態から、
Ｓ３のスイッチを４発入力する。表示文字の選択は以上
である。 【００２０】次に、カメラのシヤッターを押せば、シヤ
ッター操作に同期した入力信号が、前記ランプ点灯回路
を駆動しランプを点灯させ、＊ＫＹＯＴＯ＊という文字
がフイルム面に写し込まれる。 【００２１】 【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項１、
２記載の発明によれば、時刻情報と文字情報とを同時に
表示可能なため、ユーザーにとって写し込む情報を選択
する際に、選択肢の両方を視認することができるので非
常にわかりやすく、この結果、ユーザーにとって使いや
すい写し込み装置及びカメラを実現することができると
いう効果を奏する。 【００２２】また、 時刻情報及び文字情報両方の非写
し込みを選択することができるので、フィルムに時刻情
報や文字情報を写し込みたくないという要望がある場
合、ユーザーが簡単に選択することができるという効果
を奏する。
装置及びカメラにおける写し込み情報の選択に関する。
尚以下時刻及びカレンダーの情報を時計情報とし、文字
あるいは記号等による情報を文字情報とする。 【０００２】 【従来の技術】従来のカメラの写し込み装置及びカメラ
は、写し込み情報としてカレンダーまたは時刻の情報が
主であるため、これらの表示を切り換えて写し込むこと
が広く知られている。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかし、文字情報の場
合、時刻情報と異なり使用者が撮影する際に写し込み文
字を設定する必要があり、更に異なる文字を写し込む場
合、再び設定しなければならず、文字設定の操作が非常
にわずらわしいという課題を有している。 【０００４】そこで本発明は、このような課題を解決す
るもので、その目的とするところは、撮影の際に写し込
み文字の設定を行うわずらわしさをなくし、ユーザーが
簡単に写し込み情報を選択することができるカメラの写
し込み装置及びカメラを提供することにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明のカメラの写し込
み装置は、時計情報と文字情報とをそれぞれ表示可能に
構成されると共に、時計情報および文字情報を同時に表
示可能に構成された表示手段と、時計情報と、文字情報
と、時計情報および文字情報によって構成される選択要
素のいずれかを選択して前記表示手段に表示させる選択
手段と、前記選択手段により選択したいずれかの情報を
フィルムに写し込む記録手段とを備え、前記文字情報
は、複数の文字からなる単語で構成された複数の単語情
報から選択され、前記表示手段は、前記複数の単語情報
を循環表示すると共に、任意の１の前記単語情報を選択
可能に構成され、さらに、当該表示手段には表示され
ず、且つ情報を写し込まないとする非写し込み情報を前
記循環表示とは別に割り込み選択可能に構成されている
ことを特徴とする。 【０００６】 【０００７】また、本発明のカメラは、上記の写し込み
装置を備えたことを特徴とする。 【０００８】 【発明の実施の形態】以下、本発明につきカメラの写し
込み装置を用いて、実施例に基づいて詳細に説明する。
図１は、本発明のカメラの写し込み装置の表示状態を示
す図であり、２１のドット表示部には、文字あるいは時
計情報を表示し、２２の７セグメント表示部には時刻情
報を表示する。ここに示す一例では、８６年２月６日の
時計情報と、＊ＴＯＫＹＯ＊という文字情報を表示して
いる。 【０００９】図２に、本発明のブロック図を示す。１は
水晶振動子等を用いた発振回路。２は分周回路。３は時
・分・秒をカウントする時刻カウンター。４は年・月・
日等をカウントするカレンダーカウンターである。５は
入力回路で、Ｓ１〜Ｓ５による外部スイッチの入力と、
Ｓ６のカメラのシャッター操作に連動した写し込み信号
を入力する。 【００１０】また、Ｓ１は写し込み情報選択スイッチ
で、写し込み情報の選択を行う。写し込み情報として
は、時刻のみ、カレンダーのみ、文字のみ、時刻と文
字、カレンダーと文字、時刻とカレンダー、無表示等が
考えられる。 【００１１】Ｓ２は時計の修正状態と通常状態の切り替
え、及び文字の設定状態と通常状態の切り替えを行う。 【００１２】Ｓ３は文字情報選択スイッチで、記憶回路
９に記憶しておいた複数の文字情報を文字読み出し回路
１５により順次選択し、写し込み情報選択回路７に送
る。 【００１３】Ｓ４及びＳ５は、前記Ｓ２により時計の修
正状態あるいは、文字の設定状態に設定されたとき、時
計の修正または、文字の選択をするスイッチで、Ｓ４は
正方向への修正、Ｓ５は逆方向への修正を行う。 【００１４】６は時刻及び、カレンダーを修正するため
の修正回路で、前記入力回路により制御され、時計の修
正を行う。 【００１５】７は写し込み情報選択回路で、前記Ｓ１の
スイッチにより写し込み情報の選択を行い、１０のデコ
ーダーへ送る。 【００１６】８は文字設定回路で、前記入力回路により
制御され文字の設定を行う。また、設定された文字情報
は、９の記憶回路に記憶される。 【００１７】１０はデコーダーで、写し込み情報をデコ
ードし、１１の表示部駆動回路により表示部に表示され
る。 【００１８】１３はランプ点灯回路で、前記Ｓ６のカメ
ラのシャッター操作に同期した入力信号により駆動し、
１４のランプを点灯することにより、１２の表示部に表
示した写し込み情報をフイルム面に写し込む。 【００１９】図３は、本発明の記憶文字の選択状態を示
す図である。図のように５つの文字情報が記憶回路にあ
らかじめ記憶されている。今、仮に３１の＊ＴＯＫＹＯ
＊という文字が表示されていると仮定し、ここで３４の
＊ＫＹＯＴＯ＊という文字を選択し写し込みたいとす
る。記憶回路からの文字情報の読み出しは、前記の通り
Ｓ３スイッチ（図２参照）により行う。このとき、スイ
ッチは３発入力する。同様に３５の＊ＹＯＫＯＨＡＭＡ
＊を選択するときは、＊ＴＯＫＹＯ＊の表示状態から、
Ｓ３のスイッチを４発入力する。表示文字の選択は以上
である。 【００２０】次に、カメラのシヤッターを押せば、シヤ
ッター操作に同期した入力信号が、前記ランプ点灯回路
を駆動しランプを点灯させ、＊ＫＹＯＴＯ＊という文字
がフイルム面に写し込まれる。 【００２１】 【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項１、
２記載の発明によれば、時刻情報と文字情報とを同時に
表示可能なため、ユーザーにとって写し込む情報を選択
する際に、選択肢の両方を視認することができるので非
常にわかりやすく、この結果、ユーザーにとって使いや
すい写し込み装置及びカメラを実現することができると
いう効果を奏する。 【００２２】また、 時刻情報及び文字情報両方の非写
し込みを選択することができるので、フィルムに時刻情
報や文字情報を写し込みたくないという要望がある場
合、ユーザーが簡単に選択することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の表示部の実施例の表示状態を示す図。
【図２】本発明の実施例によるブロック図。
【図３】本発明の記憶文字の選択状態を示す実施例の
図。 【符号の説明】 １・・・発振回路 ２・・・分周回路 ３・・・時計カウンター ４・・・カレンダーカウンター ５・・・入力回路 ６・・・修正回路 ７・・・写し込み情報選択回路 ８・・・文字設定回路 ９・・・記憶回路 １０・・デコーダー １１・・表示部駆動回路 １２・・表示部 １３・・ランプ点灯回路 １４・・ランプ １５・・文字読み出し回路
図。 【符号の説明】 １・・・発振回路 ２・・・分周回路 ３・・・時計カウンター ４・・・カレンダーカウンター ５・・・入力回路 ６・・・修正回路 ７・・・写し込み情報選択回路 ８・・・文字設定回路 ９・・・記憶回路 １０・・デコーダー １１・・表示部駆動回路 １２・・表示部 １３・・ランプ点灯回路 １４・・ランプ １５・・文字読み出し回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G03B 17/24
G03B 17/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．時計情報と文字情報とをそれぞれ表示可能に構成さ
れると共に、時計情報および文字情報を同時に表示可能
に構成された表示手段と、 時計情報と、文字情報と、時計情報および文字情報によ
って構成される選択要素のいずれかを選択して前記表示
手段に表示させる選択手段と、 前記選択手段により選択したいずれかの情報をフィルム
に写し込む記録手段とを備え、 前記文字情報は、複数の文字からなる単語で構成された
複数の単語情報から選択され、 前記表示手段は、前記複数の単語情報を循環表示すると
共に、任意の１の前記単語情報を選択可能に構成され、
さらに、当該表示手段には表示されず、且つ情報を写し
込まないとする非写し込み情報を前記循環表示とは別に
割り込み選択可能に構成されていることを特徴とするカ
メラの写し込み装置。２． 請求項１に記載のカメラの写し込み装置を備えた
ことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09217392A JP3078768B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | カメラの写し込み装置及びカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09217392A JP3078768B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | カメラの写し込み装置及びカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10161224A JPH10161224A (ja) | 1998-06-19 |
| JP3078768B2 true JP3078768B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=16703472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09217392A Expired - Lifetime JP3078768B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | カメラの写し込み装置及びカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3078768B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-12 JP JP09217392A patent/JP3078768B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10161224A (ja) | 1998-06-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990713 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |