JPS63139327A - 撮影画面サイズ切換え可能なカメラのデ−タ写し込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、カメラのデータ写し込み装置、特に画面サイ
ズを標準のフルサイズ（３６１ＪＩＸ２４＄１）と・・
−７サイズ（１８ｊｌｌｌＸ２４鵡）に切換え可能なカ
メラのデータ写し込み装置に関するものである。

〈従来の技術〉 従来、ハーフサイズのカメラは画質がかなり劣るため、
一時のブームを除くとあまり需要はなく、はとんどの人
々は画質の優る３５鵡フルサイズのカメラを購入してい
た。しかし、最近ではフィルムの性能が格段に向上し、
ハーフサイズのカメラで撮影してもサービスプリント版
においてはフルサイズのカメラで撮影したものと見劣り
しない仕上りになってきたこと、２倍の枚数を撮影でき
るという経済性などが受けてノ・−フサイズカメラが再
び脚光を浴び始めた。しかしながら、記念写真などを大
きく引き伸ばす時にはやはり・・−フサイズでは画質の
劣りは明らかである。

そこで、フルサイズと７１−７サイズをフィルム交換ご
とに切換えられるカメラが望まれるようになっできた。

また、年月日等のデータをフィルムに写し込むデータ写
し込みも人気があり、これら２つの機能が融合したカメ
ラの登場が待望されてきた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、カメラに前述の２つの機能を一緒に組み込む
ことは大きな問題点がある。

それは、フィルムに写し込まれる文字の大きさである。

すなわち、ハーフサイズ（１８ｍｘ　２４ｓｍ　）はフ
ルサイズ（３６＋ｓｘ　２４ｍ　）の半分の大きさであ
る。したがって、同一の装置を使って写し込んだ場合、
当然写し込んだ文字の大きさは同じであるため、ネガサ
イズに占める文字の面積はハーフサイズの場合はフルサ
イズの場合の２倍になるわけであり、例えばサービスサ
イズにプリントした場合の双方を比較すると、第８図に
示すようにフルサイズからのプリントが写し込み文字が
適正な大きさであるのに対し、第９図に示すようにハー
フサイズ（第８図の二点鎖線で示す範囲内）からのプリ
ントでは写し込み文字が異常に太きく目立ちすぎて折角
の記念すべき写真も台無しになってしまうという問題点
である。

また、もう１つの問題点は、写し込み文字の位置である
。すなわち、同一の装置で写し込もうとすると、フルサ
イズの場合、第８図に示すようにどうしても中央よシに
なってしまい、写し込み文字が目立ちすぎて煩わしく感
じられるので、やはり写し込み文字は画面サイズの隅の
方に適正な見易い大きさに写し込まれなければならない
。

本発明は、前述従来例の問題点に鑑み、標準サイズ、ハ
ーフサイズの撮影ともに適正な大きさに年月日等のデー
タが写し込み可能な撮影画面切換え可能なカメラのデー
タ写し込み装置を提供することを目的とする。

く問題点を解決するための手段〉 前述の目的を達成するための本発明の構成を、実施例に
対応する第１図及び第２図を用いて説明する。

本発明は、フィルム３の撮影画面サイズを標憩サイズと
ハーフサイズに切換えることができるカメラに取付けら
れかつ液晶表示体２上のデータ文字を白熱ランプ１．１
１でフィルム３上に露光して写し込むデータ写し込み装
置において、該液晶表示体２は標準サイズ画面用とハー
フサイズ画面用とを異なる大きさの文字列２ｂ、２ｃを
一線に配列したものである。

〈作用〉 液晶表示体２におけるハ′−７サイズ画面用文字列２ｃ
の大きさを標準サイズ画面用文字列２ｂの大きさに対し
、例えば画面サイズに比例して小さくなるように大きさ
を異にして設定することによシ、ハーフサイズ画面にデ
ータとしての文字列２ｃを写し込んだ場合にバランスよ
く写し込まれる。

その結果、ハーフサイズの画面と標準サイズの画面とを
同一サイズに拡大してプリントした場合、データ文字の
大きさはほぼ同じ大きさになり、写真を適正な見易いも
のにすることができる。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を、第１図ないし第５図に基づい
て説明する。

１．１１は写し込み用白熱ランプで、それぞれ標準サイ
ズ画面用、ハーフサイズ画面用になっておシ、それぞれ
の光路は図示されない壁で遮られている。２は透過型の
液晶表示体で、液晶２ａが封入され、かつクロムが蒸着
されてそれぞれ文字部を形成するマスク部２ｂ　、２ｃ
を一線に並べて有し、該マスク部２ｂ及び２ｃはそれぞ
れ標準サイズ撮影時のデータ写し込み用及び・・−ルサ
イズ撮影時のデータ写し込み用に成っている。また、第
２図に示すように該マスク部２ｃはその縦長ノと横長Ｗ
がマスク部２ｂの縦長りと横長Ｗのそれぞれ約０．７倍
で、その面積！×ｗはＬＸＷの約１／２に形成されてい
る。３はデータを写し込むフィルムである。

以上の構成の本実施例によりデータを写し込む場合は、
標準サイズ画面か、ハーフサイズ画面かに応じて白熱ラ
ンプ１又は１１を発光させて液晶表示体２のマスク部２
ｂ又はマスク部２ｃの文字をフィルム３に写し込み、標
準サイズ撮影の場合は第３図に示す状態に、ノ・−フサ
イズ撮影の場合は第４図に示す状態に文字の大きさと位
置をもって写し込まれ、ハーフサイズ撮影の文字の大き
さは標準サイズ撮影の文字の大きさに比し、面積比では
１／２になっている。これらの図中の二点鎖線で示す範
囲は標準サイズ画面に対するハーフサイズ画面サイズを
示している。

したがって、第４図に示すハーフサイズ画面を標準サイ
ズ相当に拡大すると、第５図に示すように文字の大きさ
は第３図に示す文字の大きさとほぼ同じに々る。

第６図は本発明をカメラの背蓋に組み込んだ実施例図で
、説明を簡単にするために前述の実施例と同一の作用を
なす部分には同一符号を付して説明する。

本実施例では、図示されない背蓋に沿って白熱ラング１
，１１の光路を形成するように白熱ランプｉ、ｉ１を配
設し、白熱ランプ１．１１の光ｔ−ミラー４で９０’反
射し、透過型液晶表示体２を通過させ、フィルム３の裏
面よりデータを写し込むようにしたものである。

第７図は本実施例のデータ写し込み装置の作動回路ブロ
ック図を示すものである。

５は写し込み用ＩＣで、透過型液晶表示体２及び外部モ
ニター用液晶表示体１２のための情報を出力する端子５
ａ、カメラ本体側回路１０からの写し込みトリガー信号
（ハイ信号）を入力する端子５ｂ、標準サイズ撮影か、
・・−フサイズ撮影かを伝達するＦ／Ｈ信号（標準サイ
ズ撮影時にハイ信号、ハーフサイズ撮影時にロー信号）
を入力する端子５ｃ、ＧＮＤを同一電位に保つＧＮＤ端
子５ｄを有し、該端子５ｂ、端子５ｃ及びＧＮＤ端子５
ｄはそれぞれカメラ本体側回路１０のＴＲＩ端子Ｆ／Ｈ
端子及びＧＮＤ端子とスイッチＳｗ５　＋　３ｗ６及び
８ｗ７を介して接続されている。しかし、該スイッチＳ
Ｗ５１３ｗ６及び８ｗ７はカメラ本体側回路１０と写し
込み用ＩＣ５とがフレキシブルプリント板等で接続され
ている場合は不要である。

そして、該端子５ｂはその出力端がアンド回路７．９の
一方の入力端に接続され、該端子５ｃはその出力端がア
ンド回路７の他方の入力端とインバータ回路８を介して
アンド回路９の他方の入力端にそれぞれ接続されている
。

また、該写し込み用ＩＣ５には、水晶発振子６゜スイッ
チＳｗｌ〜Ｓｗ４がそれぞれ接続され、スイッチＳｗｌ
は例えば１年・月・日」、１日・時・分」。

ｒｏ　Ｆ　ＦＪなどの表示モードを切換えるスイッチで
スイッチＳｗ２〜Ｓｗ４はそれぞれ１年」、「月」、「
日」あるいは「日」、１時」、「分」の修正スイッチで
あり、ＧＮＤと同電位になると修正が行われる。さらに
、該写し込み用ＩＣ５はカメラが標準サイズ撮影時に白
熱ランプ１の駆動用トランジスタＴｒｉにペース電流を
流す前記アンド回路７の出力端に接続するＴＲＩ出力端
子５ｅとハーフサイズ撮影時に白熱ランプ１１の駆動用
トランジスタＴｒ２にペース電流を流す前記アンド回路
９の出力端に接続するＴＲＩ出力端子５ｆと電源電池１
３の電圧を入力する端子５ｇを有している。

以上の構成の本実施例において、撮影者がフィルムをカ
メラに装填する時に標準サイズ画面で撮影するか、ハー
フサイズ画面で撮影するかを選択する。

ここで、まず標準サイズ画面を選択すると、カメラ本体
側の図示されないスイッチがオンし、カメラ本体側回路
１０より写し込み用ＩＣのＦ／Ｈ信号端子５ｃにハイ信
号が入力される。

一方、撮影者が撮影を行うことで写し込みトリガー信号
がカメラ本体側回路１０より写し込み用ＩＣ５の端子５
ｂにハイ信号として入力される。

それにより、写し込み用ＩＣ５内のアンド回路７の２つ
の入力端にはハイ信号が入力されるので、その出力もハ
イ信号となり、ＴＲＩ出力端子５ｅよりトランジスタＴ
ｒｉのベースにペース電流が流れてトランジスタＴｒｉ
がオンし、白熱ランプ１に電流が流れて発光し、その光
がミラー４に反射されて透過型液晶表示体２のマスク部
２ｂを通過し、フィルム裏面よりデータを写し込む。

一方、インバータ回路８に入ったハイ信号はロー信号と
なシ、アンド回路９の一方端て入力されているが、その
他方端に端子５ｂに入力されたハイ信号が入力されて、
その出力はロー信号となり、ＴＲＩ出力端子５ｆからは
電流が流れず、したがって、トランジスタＴｒ２はオフ
のままで白熱ランプ１１に電流が流れず発光しないので
、透過型液晶表示体２のマスク部２ｃのデータはフィル
ム３に写し込まれることはない。

逆に、端子５ｃにロー信号が入力された時、すなわちハ
ーフサイズ撮影を選択した場合は前述と全く逆になり、
トランジスタＴｒ２がオンし、白熱ランプ１１の発光に
より透過型液晶表示体２のマスク部２ｃを通過した光に
よりデータがフィルム３に写し込まれるが、トランジス
タＴｒｉはオフの！、まで白熱ランプ１は発光しないた
め、マスク部２ｂのデータは写し込まれない。

このようにして、画面サイズ情報に基づいて写し込み光
学系が選択されることになる。

なお、前述の実施例では液晶表示体２のマスク部２ｂ、
２ｃは同一の液晶表示体に形成されたものであるが、各
別の液晶表示体で形成してもよいことはいうまでもない
。

〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したように撮影画面サイズに応じて
大きさの異なる文字列を有する液晶表示体を用いること
によ多画面サイズ情報に基づいて選択されてデータを写
し込むことができるから、画面サイズに対して適正な大
きさの文字となるので、例えばハーフサイズ撮影でも写
真上に写し込まれた文字がバランスのよいものとするこ
とができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例のデータ写し込み装置の
概略構成図、第２図はその透過型液晶表示体の平面図、
第３図はその標準サイズ画面におけるデータ写し込み状
態図、第４図は同じくハーフサイズ画面におけるデータ
写し込み状態図、第５図は第４図のハーフサイズ画面の
標準サイズ画面引伸し図、第６図はデータ写し込み装置
をカメラ背蓋に組み込んだ実施例の構成図、第７図はそ
のデータ写し込み装置の作動回路ブロック図、第８図は
従来例のデータ写し込み装置による標準サイズ画面にお
けるデータ写し込み状態図、第９図は同じくハーフサイ
ズ画面を標準サイズ画面相当引伸し状態図である。 １．１１・・・白熱ランプ、２・・・透過型液晶表示体
、２ｂ・・標準サイズ画面用マスク部、２ｃ・・・ハー
フサイズ画面用マスク部、４・・・ミラー、５・・・写
し込み用ＩＣ，１０・・・カメラ本体側回路。 Ｉｃ　　　　　　　　　　ｔ。 第３図 第４図 第５図 第６図 第８図 第９図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　フィルムの撮影画面サイズを標準サイズとハーフサ
   イズに切換えることができるカメラに取付けられかつ液
   晶表示体上のデータ文字を白熱ランプでフィルム上に露
   光して写し込むデータ写し込み装置において該液晶表示
   体は標準サイズ画面用とハーフサイズ画面用とを異なる
   大きさの文字列をもつて一線に並べて配列したことを特
   徴とする撮影画面サイズ切換え可能なカメラのデータ写
   し込み装置。 ２　該液晶表示体の文字列の大きさの面積比は約１：２
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の撮
   影画面サイズ切換え可能なカメラのデータ写し込み装置
   。