JPH0422350Y2 - - Google Patents

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JPH0422350Y2
JPH0422350Y2 JP17500186U JP17500186U JPH0422350Y2 JP H0422350 Y2 JPH0422350 Y2 JP H0422350Y2 JP 17500186 U JP17500186 U JP 17500186U JP 17500186 U JP17500186 U JP 17500186U JP H0422350 Y2 JPH0422350 Y2 JP H0422350Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、複写機用の情報付加ユニツトに関す
る。
(従来技術) 電子写真装置等の複写機で原稿の複写を行う場
合に、原稿外の情報、例えば、複写を行つた日の
日付や時刻、ページ番号や管理番号等を付加情報
として、原稿画像とともに複写することができれ
ば、複写物の保存や管理の面で極めて便利であ
る。このような目的を達成するべく、付加情報を
表示しうるようにした、情報付加装置としては、
実開昭59−119442号公報や、実開昭58−152634号
公報に開示されたものが知られている。
ところで、これら従来の情報付加装置は、付加
情報を表示する表示部が、原稿台の一部の特定の
領域に設けられたり、あるいは原稿載置部近傍の
摺動機構に設けられており、このため、原稿に対
し、情報を付加しうる装置は、固定されるか、あ
るいは移動範囲が狭い範囲内に限定され、操作者
の希望する位置に情報を付加することが必らずし
もできなかつた。
複写機操作者の所望の位置に情報を付加できる
ように、情報付加装置をユニツトとして、複写機
と完全に別体とすることが考えられるが、このよ
うにすると、また別種の問題が生ずる。すなわ
ち、ユニツトと複写機との間に、信号の受渡しが
ないので、ページを付加するとき、原稿を換える
ごとにユニツトの番号表示を操作者がスイツチを
押して変えなければならない。コピーに番号付を
して、配布先の管理に使うための情報付加をする
場合、1枚の原稿をコピーして、そのコピーに一
連の番号を付ける必要がある。このようなとき、
複写機からの信号によつてユニツトの表示を変え
る機能がないと、複数部のコピーをするとき、複
写機に所用のコピー枚数を設定して連続してコピ
ーすることが出来ない。1枚づつコピーし、その
都度ユニツトの表示を変更しなければならず、非
常に手間がかかる。
日付、時刻を付加情報とする場合は、通常、問
題はない。しかしながら、日付、時刻はユニツト
の時計機能によつて表示が制御されているので、
表示の変化は複写機とは関係なく行われる。たま
たまユニツトが表示の書換えをしているタイミン
グと複写機がその付加情報を露光してコピーする
タイミングが一致すると、転写機には表示の書換
えの移行過程がコピーされ、付加情報の判読が出
来なくなる。日付を付加する場合、このようなこ
とが起こることはまれである。しかし時刻を付加
する場合、特に秒の単位までの時刻を付加する場
合には発生する確率が高い。付加情報の表示に、
ECD(エレクトロクロミツク表示体)を用いる
と、その特性のため、データ書換の際、かならず
変更前のデータを消去してから、新たなデータの
書込を行う必要があり、その上応答速度が遅いの
で、データの書き換えタイミングによる問題が発
生しやすい。
(目的) 本考案は、上述した事情に鑑みてなされたもの
であつて、その目的とするところは、複写機操作
者の希望する位置に容易に情報付加を行うことが
でき、なおかつ、上述のデータ書換のタイミング
による問題や、番号表示変更のわずらわしさのな
い、新規な情報付加ユニツトの提供にある。
(構成) 以下、本考案を説明する。
本考案の情報付加ユニツトは、電源用の電池を
内蔵でき、変更可能な付加情報を表示する情報用
表示部を少なくとも1面に有する複写機用の情報
付加ユニツトであつて、少なくとも1対の光検出
手段と、制御部とを有する。
少なくとも1対の光検出手段は、複写機の原稿
走査光を検出するための手段であつて、上記1面
側に、以下のように設けられる。
即ち、情報付加ユニツトが複写機の原稿台に載
置されかつ複写動作に伴つて原稿走査がなされた
とき、上記少なくとも1対の光検出手段により、
原稿走査光が時間的な差をもつて検出するように
配置されるのである。
制御部は、一の光検出手段が原稿走査光を検出
してから、この光検出手段と対をなす他の光検出
手段が原稿走査光を検出し終わるまでの間、情報
用表示部の表示の変更を禁止する。
このように、本考案の情報付加ユニツトは、電
源用の電池を内蔵しうるようにしてユニツト化
し、複写機と完全に別体としたから、これを、情
報付加時には、原稿ガラス上の所望の位置におく
ことができる。
さらに、光検出手段が、原稿走査光を検出する
ので、連続複写時に、何回目の複写かを知ること
ができる。また、光検出手段の配置態位により、
原稿走査光により現在情報用表示部が照明されて
いるか否かを検知できる。
以下、具体的な実施例に即して説明する。
第1図は、本考案の1実施例を示している。第
1面は、情報付加ユニツトにおけるモニター用
表示部の配備された側の面を示している。以下、
簡単のために、こちらの面を表面と呼ぶ。このと
き、第1図に示された面は、裏面であつて、情
報用表示部11は、この裏面の側に配備されてい
る。第1図は、斜視図である。
さて、情報付加ユニツト10は、第1図に示
すように、薄板状であつて、その表面側には、第
1図に示すように、液晶による表示部12,1
4、スイツチ16−1ないし16−6、および、
開閉蓋18が設けられている。
液晶による表示部12,14はモニター用表示
部を構成する。また、開閉蓋18は、開閉でき、
電池収納部を開閉する。従つて、この開閉蓋18
の開閉により、電源用の内蔵電池を交換できる。
表示部12には、第2図に示すように棒状のセ
グメント7個を8字形状に配列した数字用表示セ
グメントを2個ずつ対にして3対すなわち6桁
分、互いに間隔を介して配するとともに、これら
の間に、横棒と、コロン(〓)を配してある。
日付を表示するときは、横棒が、時刻を表示す
るときにはコロン(〓)が使用され、また、ペー
ジ、番号を表示するときには、横棒、コロンを表
示せずに、数字のみを表示する。普通の時計では
使用する人が日付または時刻を選択し、その人が
その表示を見るので日付と時刻の表示を特別に区
別する必要はないが複写機の情報付加装置ではコ
ピーされたものを時間が経過してから、あるいは
選択した人とは別の人がみて区別できる必要があ
るので表示方法を変えてある。
表示部14は、モード選択用のガイダンス表示
を行うための表示を行なう。
スイツチ16−1,16−2,16−3,16
−4,16−5,16−6は、モード選択や時刻
あわせ、あるいは、ページまたは番号モードの数
字を設定するのに用いる。第3図に表示部14と
スイツチ16−1ないし16−6を詳しく示して
ある。
この第3図を参照すると、スイツチ16−1
は、モード選択スイツチであつて、これを押すた
びに、日付、時刻、ページ、番号の順に、表示部
12に表示する表示モードが切換り、選択された
モードが、表示部14に表示される。スイツチ1
6−2は、情報付加を行なう場合に、複写機で1
枚の原稿から、コピーを1枚とるか2枚以上とる
かをセツトするスイツチである。選択した結果は
表示部14に表示される。
スイツチ16−3は、日付変更や時刻合せ、ある
いは、ページ、番号設定のとき、スイツチ16−
5を押して数字を変更するとき、このスイツチ1
6−3を押すことによつて、数字を減少させる
か、もしくは増加させるかを選ぶことができる。
増加、減少のうち、選択された方が、表示部14
に表示される。この機能は番号表示によりコピー
にページを付加する場合、複写機によつては原稿
を後ろのページからコピーすることによつて排紙
部ではページ順になるものがあるので、付加する
ページを1づつ減らして行くことが必要な場合が
あるので設けた。
スイツチ16−6は、表示された付加用情報の
向きを反転するためのスイツチであり、このスイ
ツチ16−6で選択された向きが、表示部14の
矢印で表示される。この点については、後に詳述
する。
スイツチ16−4は、表示するデータを変更す
るモードに入るための機能を有し、このスイツチ
を押すことにより表示部12に表示された数字
は、コロンまたは横棒で区切られた2桁ごとに点
滅し、スイツチ16−4が押されるたびに、点滅
は、左どなりの2桁へ移動して行き、点滅してい
る数字がなくなると、このモードを抜ける。点滅
が続いている間は、スイツチ16−5によつて、
その桁の数値を変更できる。スイツチ16−5
は、これを1回押す毎に数値が1づつ増加し、約
3秒以上連続して押し続けると、内蔵の制御部に
よって連続して1づつ増加する。なお各桁の数字
の上限値は選択されているモードによつて異な
る。分、秒は59、時は23、月は12、日は31を上限
とし、それを越えると0または1になり、その後
さらに1づつ増加する。各桁の必要なデータのセ
ツトが終つた後、スイツチ16−4による変更桁
の移動により、その桁のデータが決定される。
第1図を参照すると、この図に示す裏面側に
は、情報用表示部11(以下、単に表示部11と
称する)が配備されている。この表示部11には
付加情報が表示されるが、その表示は、第2図に
示すように、表示部12の表示内容と同一であ
る。この表示部11は、この実施例において、前
述のECDすなわち、エレクトロクロミツク表示
体が用いられている。また表示部11以外の部分
13は、白色の拡散面である。この白色拡散面の
材料としては白色のプラスチツクシートまたは、
白色の塗装が適しているが、白色塗装の上に透明
なシートをラミネートしたものも汚れにくいので
良好である。ECDは電気化学的酸化還元反応に
より、可逆的に色の変わるものであり、発色時に
青、消色時に白になるものを使つている。表示体
の背景板も白色のアルミナ板を使つているので消
色時には表示部11全体が白くなる。従つて一般
の原稿の背景を成している紙と同じ様に白いので
原稿と共にコピーしたとき、表示の発色部以外は
白く抜けるので、コントラストのよい情報付加が
出来る。
表示部11には、前述の如く表面側の表示部1
2に表示されるのと同一の情報が表示される。従
つて、表示部11を一々見ないでも、表示部11
に表示される情報を、表面側の表示部12を見る
ことでモニターできるのである。
ところで、裏面側の表示部11に表示される情
報の表示状態は、先にのべたようにスイツチ16
−6によりその上下方向の向きを逆転できる。こ
こに、表示状態の上下方向の向きを逆転するとい
うとき、この逆転は、数字表示部の各桁毎の反転
ではなく、表示部全体をその平面上で180度回転
させたときと同じ様に表示内容を変更することを
言う。従つて、反転させてもコピーに付加される
日付、時刻、ページ、番号の表現形態は変化しな
い。例えば、時:分:秒の並びで時刻を表示すれ
ば、反転してもこの順序はそのままである。この
反転機能を使うとよりきれいな情報付加が出来
る。
例えば、第5図に示すように、原稿ガラス1
00上に図の如く載置した原稿O(破線のAは原
稿Oの上下方向を示す。図の上方が原稿Oの上方
である。)の下方に、情報付加ユニツト10で、
付加情報を付加しようとする場合、付加情報の上
下方向を原稿Oの上下方向にあわせようとする場
合に、情報付加ユニツト10を、第5図,に
示すように、原稿ガイドスケール120上に置く
ことが考えられるが、このようにすると、情報用
表示部が、原稿ガイドスケール120の厚さ分だ
け原稿ガラス100から浮き上り、付加情報の複
写画像のまわりに黒い影が出やすい。
そこで、第5図,に示すように、情報付加
ユニツト10の上下方向を、原稿Oの上下方向と
逆にして載置すれば、情報用表示部の浮き上り
は、原稿Oの厚み分のみとなり、上記影の発生は
有効に軽減される。ただし、情報付加ユニツト1
0を、第5図,に示すように載置するのみで
は、原稿Oの情報の上下と、付加用情報の上下が
逆となつて見ずらいものとなる。このような場合
に、上記の、表示部11における情報の表示状態
の上下方向の向きを反転する機能を利用し、表示
部11に表示される情報の上下方向の向きを情報
付加ユニツト10の上下方向に対して反転させて
おけば、第5図,に示すように情報付加ユニ
ツト10を載置することにより、上記影の発生を
有効に軽減させつつ、原稿の上下方向と、付加用
情報の上下方向とを一致させることができる。
この、表示部11における情報表示状態の上下
方向の向きの反転は、前述の如く、スイツチ16
−6で行なわれ、スイツチ16−6が押されるた
びに、情報表示状態の向きが反転し、選択された
表示状態における付加情報の上方の向きが、表示
部14の矢印で表示される。
さて、第1図,に示されたように、表側に
おける表示部12と、裏面側における表示部11
とは、同一の位置に設けられている。すなわち、
表面側の表示部12を、そのまま、裏面側へ射影
すると、この射影は、表示部11と重なるのであ
る。
なお、表示部12の輪郭を形成する2組の平行
線は、ユニツト表面の各端部まで延長されるとと
もに、第1図に示すように、ユニツトの端面部
にも延長され、これら延長線ではさまれる部分、
すなわち、ハツチを施した部分は、他の部分の色
分けされることにより、表示部11の位置合せ
を、表面側から容易に行ないうるようになつてい
る。
第1図を参照すると、図中の符号15−1な
いし15−4は、光検出手段としての受光素子を
示す。受光素子としては、例えばフオトダイオー
ドを利用できる。
これらの受光素子15−1ないし15−4は、
上記白色拡散面13の裏側に配備され、白色拡散
面を透過した拡散光を検出しうるようになつてい
る。
受光素子15−1と15−2は対をなし、受光
素子15−3と15−4は別の対をなす。
受光素子15−1およびこれと対をなす受光素
子15−2は表示部11の1対の対角部の近傍に
配備され、受光素子15−3およびこれと対をな
す受光素子15−4は、表示部11の他の1対の
対角部の近傍に配備されている。このように2対
の受光素子を用いるかわりに、1対の受光素子を
用いることも可能である。その場合にも、対をな
す受光素子は、表示部の1対の対角部の近傍に配
備する。
さて、これら受光素子は、情報付加ユニツトが
複写機の原稿ガラス上におかれて、情報付加が行
なわれるとき、複写機の原稿照明用のランプの
光、即ち原稿走査光を検出して、情報付加の制御
を行うための信号を発生する。原稿ガラス上での
照明用ランプによる原稿走査光の強度は自然光や
一般の室内照明の強度よりはるかに強いので、光
検出のレベルを設定することにより、上記原稿走
査光のみを検出するようにすることができる。ま
た、受光素子は前述のごとく白色拡散面の裏面に
配備されているので、複写に際して受光素子がコ
ピーにうつることはない。
従つて、コピーには写らない受光素子で、複写
機の動作を検出して、情報付加ユニツトの表示を
制御することによつて、独立したユニツトで原稿
ガラス上の所望の位置に置けるという特徴を維持
しながらも、高度の機能を実現できる。また、表
示部11の表示を消した状態では裏面全体が白い
ので、この面をコピーしても原稿の背景と同じ
で、写らない。これは薄くて透明度の高い原稿に
対して情報付加をするときに裏映りを心配する必
要がないという効果をもたらす。
第4図は情報付加ユニツトの電気的なブロツク
図である。マイクロコンピユーター20と、水晶
発振器22とは、この例において制御部を構成す
る。
マイクロコンピユーター20は内蔵された電池
24により給電され、水晶発振器22の発振周波
数を基準として、時計として動作し、日付、時刻
のデータを常に維持するとともに、スイツチ16
−1〜16−6、受光素子15−1〜15−4の
入力信号にもとづいて、表示部11,12,14
を制御する。
次に、受光素子15−1〜15−4の機能につ
き説明する。
複写機の原稿照明用のランプは棒状で、原稿ガ
ラスの端部から別端部へ向つて原稿走査するの
で、情報付加ユニツト10が、原稿ガラス上にど
のような位置におかれても、受光素子15−1〜
15−4のうちの少くともひとつは、表示部11
が、原稿走査光で照明されるよりも先に照明さ
れ、少くともひとつの受光素子は表示部11が照
明され終るまで照明される。例えば、受光素子1
5−3が、原稿走査光により最初に照明されると
すれば、最後に照明が、終了するのは受光素子1
5−4である。つまり、ある受光素子が最初に照
明されれば、これと対をなし、表示部11の対角
部に配備されている受光素子が、最後まで照明さ
れることになる。
この関係を利用して付加情報の複写されている
状態を検出する。すなわち情報付加ユニツト10
の動作モードがセツトされたのち、初めに原稿走
査光を検知した受光素子の信号の立上りから、こ
の受光素子の対角にある受光素子の信号の立下り
までを、露光中信号Aとする。制御の内容は、選
択されたモードに従つて異なる。
日付、時刻付加モードでは付加情報をコピーし
ているとき、即ち信号Aの期間内では、時間の経
過により表示すべき数字が変わつても、表示の変
化を保留して、信号Aの終了後データの書換えを
する。
ページ付加モードでは、セツトされた初期値、
ページの増加、減少の指定によりながら、1枚コ
ピーと複数枚コピーで違つた制御をする。1枚コ
ピーの場合、露光中信号Aを検出し、その立ち下
がりごとに付加情報の書換えをする。複数枚コピ
ーでは、第1、第2の信号Aを検出するまでは付
加情報を変化させず、信号Aの繰り返し周期を測
定する。次の信号が、測定した周期を越えても検
出できない時、付加情報表示を変化させる。周期
内で信号を検出できる間は付加情報表示を変えな
い。これは1枚の原稿から複数のコピーするとき
の複写サイクルより、原稿を交換して次の複写サ
イクルにはいるまでの時間の方が長いことを利用
して原稿の交換が行われたことを検出している。
番号付加モードは複数枚コピーのみで、1枚コ
ピーではページモードの1枚コピーと同じにな
る。このモードでは露光中信号Aの立ち下がりご
とに付加情報表示を変化させると共に、信号Aの
周期を測定し、周期内で信号Aを検出できない
時、付加情報表示をセツトされた初期値に戻す。
いづれのモードでも、受光素子の入力が所定時
間以上ないときには、自動的に時刻表示モードに
する。時刻モードを選択することにより、ペー
ジ、番号などのデータをクリアする様にしてい
る。ここまでに説明した実施例は受光素子が4個
あるが、ユニツトを原稿台上に、複写機の原稿走
査方向に対して斜めに置いても、ユニツトが正し
い制御が出来るようにするためであり、斜めにお
く必要がなければ対角部の2個の検出器でよい。
第6図以下に、他の3つの実施例を示す。な
お、繁雑を避けるため、混同の虞れがないと思わ
れるものについては、各図とも同じ符号を付し
た。
第6図に示す情報付加ユニツト10A、第7
図、第9図に示す情報付加ユニツト10B,10
Cが、第1図の情報付加ユニツト10と異なる点
は、裏面側(第6図、第7図の図面に現れていな
い面)にある情報用表示部の位置が、モニター用
の表示部12の射影位置と異なる点である。
そこで、情報付加ユニツト10Aでは、表示部
11Aを、表面側へ射影した位置(図中、破線の
ハツチを施した部分)を、他の部分と色分け表示
することにより、表示部11Aの位置を、ユニツ
ト表面側に表示している。
また、情報付加ユニツト10Bでは、表面に射
影された表示部11Bの位置11B1の輪郭をあ
らわす直線を表面側の端部まで延長し、位置合せ
が、正確にできるようになつている。上記直線
を、さらに第8図に示すように、端面部にも延長
すると、情報付加ユニツト10Bの厚さによる視
差で位置合せがずれるのを防止できる。
第9図に示す、情報付加ユニツト10Cでは、
ユニツトの断面を裏面側を長辺とする台形形状と
するとともに、表示部の位置を表面側で色分け部
11C1により表示している。形状を台形にする
ことにより、原稿台の端部のスケールとの突き当
てをするとき、ユニツトとスケール間の〓間を小
さくできるのでコピーに現れる黒筋を防止でき
る。
なおこれらの実施例では表と裏の表示の向きが
違うが、表示部14A,14B等における矢印の
向きは、裏面の表示部11A,11Bにおける情
報の表示状態に合せて左右のいずれかを表示する
ようにしている。表示状態の上下方向の向きの反
転は、裏面の表示に対してのみ行う。第1図の実
施例では表裏とも変えているが、裏の表示だけを
反転するようにしてもよい。これらの実施例の符
号は第一の実施例の符号に対応し、制御部の構成
は同じである。
以下に、本考案の情報付加ユニツトを用いる情
報付加の操作につき情報付加ユニツト10を例に
とつて説明する。
日付、時刻を付加情報とする場合は、ユニツト
は内蔵の時計機能により日付、時刻のデータを自
動的に更新しているので、スイツチ16−1で日
付または時刻のモードを選択し、原稿の情報付加
したい領域に相当する部分に原稿の位置をずらす
か、折るか、切り抜くかの方法により、原稿ガラ
ス上にスペースを作り、その部分にユニツトの裏
面の表示部11を合わせておく。そしてコピーす
ればよい。ページ表示機能を使つてコピーにペー
ジを付加する場合、モード選択スイツチ16−1
でページ付加モードにする。古いデータが残つて
いない場合には表示部12の右端の数字が0にな
り、他の桁はブランクになる。ここで、データセ
ツトスイツチ16−4を押して右端の数字表示が
ブリンクするようにしてから最初にコピーするペ
ージの数値の下2けたをセツトする。セツト後ス
イツチ16−4を押すと、その桁のブリンクが停
止して、その上位の2桁が00を表示してブリンク
する。上位の2桁が不要の時は再度スイツチ16
−4を押すと更にその上位2桁が00を表示してブ
リンクする。この桁のセツトも不要なら、更にス
イツチ16−4を押すとブリンクが停止すると共
に、上位桁の0は消える。
さらに、1枚の原稿から1枚のコピーをとる
か、2枚以上のコピーをとるかを、スイツチ16
−2でセツトする。この状態で、情報付加ユニツ
ト10を原稿ガラス上におき、複写動作を行う。
原稿をとりかえるたびに、自動的にページ表示は
1づつ変化する。なお、このモードでは最下位の
データを1づつ増加させるか減少させるかは、ス
イツチ16−3の選択に従う。番号を付加する場
合は、スイツチ16−1で番号付加モードを選ぶ
と、自動的に複数枚複写、数字は増加モードにな
る。番号の初期値は1になるが、ページモードと
同じように別の初期値をセツトすることもでき
る。原稿ガラス上において原稿とともに複写すれ
ば、コピーごとに1ずつ違つた数字を付加し、原
稿を変えるとまた初期値からコピーごとに1ずつ
違つた数字を付加する。
(効果) 以上、本考案によれば、新規な情報付加ユニツ
トを提供できる。この情報付加ユニツトは、電源
用の電池を内蔵しうるようにしたため、複写機本
体と完全に別体であり、従つて原稿ガラス上の所
望の位置において、情報付加を行うことができ
る。また、上記実施例のように、情報用表示部の
配備された側の面で、情報用表示部以外の部分を
白色とすると、情報付加の際に裏うつりによるコ
ピー品質の低下を防止できる。
さらに、光検出手段により、原稿照明用の光を
検出するので、ページ、番号等の付加用情報を自
動的に変更することができ、データ書換えのタイ
ミングによる問題を解決でき操作性が向上する。
また、原稿ガラス上に任意におけるので、例え
ば、斜めに情報付加がされるように置いて原稿の
データと付加したデータの区別をすることも可能
になる。指定領域のトリミング・マスキングが出
来、2つの原稿を1枚の転写紙に重ねてコピーす
ることが出来る複写機の場合、任意に位置におけ
るという特徴を使つて、先ず情報付加したい領域
以外をトリミングするモードで、そこに付加デー
タをコピーする。次に同じ領域に対してトリミン
グをマスキングにモード変更をして原稿をコピー
する。この様にすれば原稿とユニツトの重なりに
よる影などを気にする必要がなくなり、情報付加
をする位置に関する制約は全くなくなる。例え
ば、既に原稿にページが書かれていてもその部分
を消去して、そこに新しいページを入れるような
使い方も可能になる。原稿の空白部分に情報付加
をする場合にはトリミング、マスキングを切り替
える必要はなく、情報付加ユニツトをコピーする
ときだけトリミングをし、原稿をコピーするとき
にはその全面をコピーしてよい。この場合、情報
付加ユニツトの全面を白くしておくとトリミング
領域を指定する時その表示部を含みかつユニツト
の外形より狭い領域であれば良いのでラフな指定
でもよい。以上のように従来の情報付加装置では
不可能であつた機能が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の1実施例を説明するための
図、第2図は、上記実施例における表示部の表示
を説明するための図、第3図は、上記実施例にお
けるスイツチの機能を説明するための図、第4図
は、上記実施例の電気的なブロツク図、第5図
は、上記実施例を説明するための図、第6図は、
本考案の別実施例を説明するための図、第7図、
第8図は、本考案の他の実施例を説明するための
図、第9図は、本考案のさらに他の実施例を説明
するための斜視図である。 10……情報付加ユニツト、12……表示部、
14……表示部(表示部12とともにモニター用
表示部を構成)、11……表示部(情報用表示
部)、16−1〜16−6……スイツチ、15−
1〜15−4……受光素子(光検出手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電源用の電池を内蔵でき、変更可能な付加情報
    を表示する情報用表示部を少なくとも1面に有す
    る複写機用の情報付加ユニツトにおいて、 上記複写機の原稿走査光を検出する光検出手段
    が上記1面側に少なくとも1対設けられ、 上記情報付加ユニツトが複写機の原稿台に載置
    されかつ複写動作に伴つて原稿走査がなされたと
    き、上記少なくとも1対の光検出手段は上記原稿
    走査光を時間的な差をもつて検出するように配置
    されるとともに、 一の光検出手段が原稿走査光を検出してから、
    上記一の光検出手段と対をなす他の光検出手段が
    原稿走査光を検出し終わるまでの間、上記情報用
    表示部の表示の変更を禁止する制御部を有するこ
    とを特徴とする複写機用の情報付加ユニツト。
JP17500186U 1986-11-14 1986-11-14 Expired JPH0422350Y2 (ja)

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