JP2561267B2 - 複写機用情報付加ユニット - Google Patents

複写機用情報付加ユニット

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JP2561267B2
JP2561267B2 JP62073661A JP7366187A JP2561267B2 JP 2561267 B2 JP2561267 B2 JP 2561267B2 JP 62073661 A JP62073661 A JP 62073661A JP 7366187 A JP7366187 A JP 7366187A JP 2561267 B2 JP2561267 B2 JP 2561267B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写機用情報付加ユニットに関し、詳細には
原稿に付加する情報を原稿台上に表示して原稿と共にコ
ピーするための複写機用情報付加ユニットに関する。
(従来の技術) 近時、複写情報の多様化、高度化は目覚ましく複写機
にも種々の要求が望まれている。これらの要求に応じる
ものとして原稿台の一部あるいは原稿台周辺の特定の領
域に所定の表示部を設け、原稿に情報を付加する複写機
用情報付加ユニットが開発されている。
しかしながら、このような従来の複写機用情報付加ユ
ニットあっては、その取付位置が原稿台に対して特定の
関係で固定される構成であったため、原稿に情報を付加
できる位置は限定されることになり、場合によっては操
作者の希望する位置に情報を付加できないことがある。
このような場合には複写機に情報を付加する機能が備わ
っていても、希望する位置に付加出来ないため、コピー
後付加情報を手書きしなければならないという不具合が
生じる。
また、情報付加ユニットに日時等を表示する機能がな
い場合、腕時計や電卓の時計機能を使って情報付加を行
うため、腕時計または電卓を複写機の原稿台に置いて原
稿と共にコピーすることは可能である。しかしながら腕
時計や電卓は本来このような用途のために作られたもの
ではないので色々な不具合を生じる。例えば、腕時計で
はバンドがあることや表示の縁が丸みを持っているた
め、原稿台上でおちつきが悪く、位置を定め難いとか表
面に光沢があるためあるいは着色されているため時刻、
日付だけではなく腕時計そのものがコピーに写し込まれ
てしまう。電卓の場合はカード状のものでは原稿台上で
のおちつきは良いがその他の点では腕時計と同様の不具
合がある。また、原稿の用紙が薄いと透過する光の量が
多いので、腕時計あるいは電卓のスイッチや日付、時刻
以外の表示あるいはケースを原稿で覆ってもコピーには
裏映りしてしまう。さらに、腕時計や電卓は原稿台に裏
返して置くことになるので、表示部の位置を直接みるこ
とが出来ず情報付加位置を目的の位置に正確に合わせる
のが困難である。
一方、情報付加ユニットに日時等を表示する機能があ
るものであっても、従来の装置では表示の変化は複写機
とは関係なく行われるので、たまたまユニットが表示の
書換えをしているタイミングと複写機がその付加情報を
露光してコピーするタイミングとが一致すると、転写紙
には表示の書換えの移行過程がコピーされ、付加情報の
判読が出来なくなる。日付を付加する場合、このような
ことが起こることはまれであるが、時刻を付加する場
合、特に秒の単位までの時刻を付加する場合には発生す
る確率が高い。付加情報の表示器としてECDを使うと、
その特性のためデータを書き換えるとき、先ず変更前の
データ消去してから新しいデータを書き込む必要があ
り、その上応答速度が遅いのでデータの書換えタイミン
グによる上記不具合が発生し易い。
さらに、ページ、番号などを付加する場合、複写機か
らコピー枚数などの信号を受けられないので原稿を替え
る毎にユニットのページ、番号表示をいちいち操作して
替えなければならず不便であった。
(発明の目的) そこで本発明は、表示面に近接して光検出器を設け、
複写機の動作を照明する光で検出し、付加データの表示
を複写機の動作に合わせて自動的に変更することによ
り、任意の位置に情報付加を行って操作性および表示精
度を向上させることを目的としている。
(発明の構成) 本発明による複写機用情報付加ユニットは上記目的を
達成するため、付加情報を所定の付加モードとして表示
する表示部と、表示部に近接して配置された複数の光検
出器からなる光検出手段と、連続複写を行なうか単一複
写を行なうかをキー入力によって指定する入力手段と、
光検出手段および入力手段の信号に基づき前記表示部を
制御する制御部と、を備え、表示部を原稿台に置いて原
稿とともにコピーし、コピーに情報付加する複写機用情
報付加ユニットにおいて、前記付加モードは番号情報を
有し、前記制御部は、露光時に検出器が初めに光検出し
た信号の立ち上りからその検出器の表示部を挟んで走査
方向下流に位置する検出器が光を検出した信号の立ち下
がりまでを照明期間と判断し、入力手段によって連続複
写が指定されたとき、照明期間信号の立ち下がり毎に前
記番号の数値を変更するとともに、一回目の露光中に発
せされる照明期間信号から二回目の露光中に発せられる
照明期間信号までの時間を計測し、それ以後の照明期間
信号が前記計測した時間を超えて検出されないとき前記
番号の数値を初期値に戻し、入力手段によって単一複写
が指定されたとき、前記番号の数値の変更を行なわない
ことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1〜11図は本発明の一実施例を示す図である。
第1図において、1は情報付加ユニットであり、情報
付加ユニット(以下、単にユニットという)1の表面1a
には日付、時刻、ページ、番号等の付加情報を表示する
表示器(表示部)2、ユニットを操作するときに必要な
情報を表示するモニター用表示器3およびモード選択や
時刻合わせ等のスイッチ4〜9が設けられている。表示
器2は同図に示すように6桁の7セグメントの数字表示
器と2桁毎にコロンと横棒を表示する表示器とにより構
成されており、日付を表示するときには横棒、時刻を表
示するときにはコロン、ページ、番号を表示するときに
は両方消えて数字だけが表示される。このように、複写
機の情報付加装置ではコピーされたものを時間が経過し
てから選択した人とは別の人がみて区別できる必要があ
るので、上述のように普通の時計とは表示方法を変えて
ある。なお、表示器2の表示素子としてはエレクトロク
ロミック表示体(ECD)が使用される。ECDは電気化学的
酸化還元反応により、可逆的に色の変わるものであり、
発色時に青、消色時に白くなる。また、表示体の背景板
も白色のアルミナ板を使っているので、消色時には表示
部全体が白くなる。したがって、一般の原稿の背景を成
している紙と同様に白いので、原稿と共にコピーしたと
き、表示の発色部以外は白く抜けてコントラストのよい
情報付加を行うことが出来る。3はモード選択のための
モニター用表示器であり、ECDで構成され、モード選択
スイッチ4はそのスイッチを押すたびに表示器2に表示
する内容が日付、時刻、ページ、暗号の順に変わるもの
で選択したモードはモニター用表示器3に表示される。
5は情報付加をする際、複写機で1枚の原稿からコピー
を1枚とるか、2枚以上とるかをセットするスイッチ
(入力手段)であり、選択した結果はモニター用表示器
3に表示される。6は日付変更や時刻合わせ、またはペ
ージ、番号設定を行うときスイッチ8を押して数字を変
更する際に、このスイッチを押すことによって数値を増
加させるか減少させるかを選べるようにする選択スイッ
チであり、選ばれた方がモニター用表示器3に表示され
る。この機能は番号表示によりコピーにページを付加す
る場合、複写機によっては原稿を後ろのページからコピ
ーすることによって排紙部ではページ順になるものもあ
るので、付加するページを1づつ減らすために設ける。
また、スイッチ9は日付、時刻、ページ、番号の表示の
上下を反転させるためのスイッチであり、このスイッチ
9で選ばれた「上」または「下」はモニター用表示器3
に表示され、この「上」「下」により日付等の表示がど
の方向になっているかが確認される。複写機の原稿台に
置いて情報付加を行うときは、ユニットを裏返すので
「上」または「下」の表示は見えなくなるが、この表示
は機能を選択するときのガイダンスの役割をするもので
ある。ところで、この「上」「下」の区別は付加情報を
表示する表示器2をユニットの中心からずれた位置に配
置し、スイッチ9で「上」を選んだ時、表示器のユニッ
トの端に近い方が「上」になるように決めてある。ここ
で言う「上」「下」の反転とは、表示器2の数字表示器
の各桁毎の反転ではなく、表示器全体をその平面上で18
0℃回転させるように表示内容を変更することを示す。
したがって、反転させてもコピーに付加される日付、時
刻、ページ、番号の表現形態は変化しない。例えば、
時:分:秒の並びで時刻を表示すれば、反転してもこの
順序はそのままである。
この反転機能を使うとよりきれいな情報付加が出来る
例を第2〜5図により説明する。第2図において、11は
複写機の原稿台のコンタクトガラス、12はその周辺のス
ケール、13は原稿、1は原稿付加ユニットを示す。コン
タクトガラス11上にはコピーする原稿13が裏を上にして
置かれている(原稿の向きを示すために文字Aを破線で
示す)。ここで、第3図のように情報付加ユニット1の
表示の向きが原稿13と同じでしかも付加したい位置14が
原稿13の下辺にあるときは情報付加ユニット1を原稿ガ
イドスケール12の上に置かなければならなくなる(第4
図参照)。この場合、ユニットがスケールの厚さだけコ
ンタクトガラスから浮き上がることになり、付加情報の
周辺に黒い影が出き易い。ところが、このようなとき反
転機能を使えば、第3図のようになり、情報付加ユニッ
トのコンタクトガラスとの隙間は原稿の厚さ分だけにな
るので影の発生が軽減される(第5図参照)。勿論、付
加情報は反転しているのでユニットを置き換えてもコピ
ーには同じ情報が付加される。このように、情報付加装
置が、従来例のように、複写機に固定されている場合と
は反転の目的と効果が異なっている。
再び第1図に戻って、スイッチ7は表示するデータを
変更するモードに入るための機能を持つものでこのスイ
ッチを押すことにより、表示器2の数字はコロンまたは
横棒で区切られた2桁毎に三角マークが表示される。こ
の三角マークはスイッチ7を押すたびに左隣りの2桁に
移動して行き、マークの表示が無くなったときこのモー
ドを抜け、表示のある間はスイッチ8によりその桁の数
字を変更することができる。スイッチ8はデータの入力
が可能でないとき(すなわち、三角マークが消えている
とき)モニター用表示器3の全ての表示を消去する機能
を有し、一回押す毎に数値が1づつ増加し、約3秒以上
連続して押し続けると、内蔵の制御部によって連続して
1づつ増加する。なお、各桁の数字の上限値は選択され
ているモードによって異なっており、分、秒は59、時は
23、月は12、日は31を上限とし、それを越えると0また
は1になり、その後さらに1づつ増加する。そして、各
桁の必要なデータセットが終わるとスイッチ7による変
更桁の移動により、その桁のデータが決定される。スイ
ッチ7、8が関連するモニター用表示器3の表示は選択
したモードが表示されるのではなく、その機能が表示さ
れており、上記各スイッチ4〜9はユニットの表示部以
外を覆う白色のシートによってその操作面が覆われてい
るフラットタイプのスイッチにより構成される。したが
って、モニター用表示器3の全ての表示を消した状態で
は、第6図に示すように付加情報以外はその全面が白に
なる。なお、このようにスイッチの表面がその周辺と同
じ白いシートに覆われていると、モニター用表示器3の
表示とスイッチが対応するようにしてあっても、どこに
スイッチがあるのが分かりにくい。分かりやすくするた
めに、例えば白色シートのスイッチの部分を黄色にして
複写機の感光体の分光感度の点から目では容易に見分え
られるが、コピーには写らないようにしてもよい。モニ
ター用表示器3の全ての表示を消した状態から、表示を
する状態に戻るのは、特定のスイッチを押すようにして
もよいが表示がなく難しいので、どれかのスイッチを押
せばよいようにしている。
さらに、15〜18は表示器2の角に近接して配置された
光検出器(光検出手段)であり、光検出器15〜18はその
表面を前記白色シートで覆われており、白色シートを透
過した光を検出するように構成されている。これらの光
検出器は、複写機の原稿台におかれて情報付加をする
際、複写機の原稿照明用のランプの光を検出して、付加
情報を制御するための信号を発生し、後述するマイクロ
コンピュータ(制御部)25に出力する。なお、原稿台上
での照明用ランプによる光の強度は自然光や一般の室内
の照明の強度よりはるかに強いので、光を検出するレベ
ルを適切に設定することにより、複写機の照明用の光だ
けを検出するようにすることが出来る。このように、光
検出器15〜18で複写機の動作を検出して情報付加ユニッ
トの表示を制御することによって、独立したユニットで
原稿台上の任意の位置に置けるという特徴を維持しなが
ら、高度な機能を実現できる。また、表示器2、3の表
示を消した状態ではこの面全体が白いので、この面をコ
ピーしても原稿の背景と同じで、写らない。これは薄く
て透明度の高い原稿に対して情報付加をするときに裏映
りを心配する必要がないという効果をもたらす。
第7図は第1図の情報付加ユニット1の裏面1bを示す
図であり、19はユニットの表示部および制御部に電源を
供給する電池を収納するケースの蓋、20はユニットを原
稿台に置いたとき表示器2の位置を示す表示である。本
実施例では、ここに納められた電池でユニットの駆動を
しているので、複写機本体とは完全に独立したユニット
として動作することができ、原稿台上の任意の位置にお
いて情報を付加することができる。第8図は情報付加ユ
ニット1の斜視図であり、表示器2と表示20との位置関
係を示している。同図に示すように、表示器2と表示2
とは表と裏で重なった位置にあり、情報付加のため、原
稿台に置いたとき情報付加用の表示の位置が表示20によ
り示されるので情報を付加する位置の設定が容易かる正
確に行える。さらに、第9、10図は別の位置表示を示す
例であり、第9図は表示器2の周囲を示す4本の線21〜
24をユニットの端部まで延長し、さらに線をユニットの
側面まで延長したものを斜視図により示してあり、ユニ
ットの厚さによる視差で位置合わせがずれるのを防止で
きるようにしている。第10図は更に別の位置表示の例で
あり、ユニットの断面を表面を長辺とする台形にすると
共にガイドラインに変えて、色分けをして、より見やす
くしたものである。形状を台形にすることにより、原稿
台の端部のスケールとの突き当てをするとき、ユニット
とスケール間の隙間を小さくしてコピーに現れる黒筋を
防止することができる。
第11図において、光検出器15〜18からの信号はマイク
ロコンピュータ25に出力されており、マイクロコンピュ
ータ25にはさらに各入力スイッチ4〜9からの信号が入
力されている。マイクロコンピュータ25は電池26により
給電され、水晶発振器27の発振周波数を基準として、時
計として動作し、日付、時刻のデータを常に維持すると
ともに、入力スイッチ4〜9および光検出器15〜18の入
力信号に基づいて表示器2、3を制御する。
次に、作用を説明するが、まず光検出器の信号によっ
て表示がどの様に制御されるかを説明する。
複写機の原稿照明用のランプは棒状で、原稿台の端部
から順に走査するので、情報付加ユニット1が原稿台の
どの位置に置かれても、少なくとも1つの検出器は付加
情報を照明するより先に照明され、少なくとも1つの検
出器は付加情報の照明が終了する迄は照明される。初め
に照明される検出器15のとき、最後に照明が終了する検
出器は17である。すなわち、どの検出器が初めに照明さ
れた場合も、その対角にある検出器が最後に照明が終了
することになる。この関係を使って付加情報がコピーさ
れるている状態を検出する。ユニットの動作モードがセ
ットされた後、初めに光を検出した信号の立ち上がりか
ら、その検出器の対角にある検出器の立ち下がり信号ま
でのユニットの露光中信号〔A〕とする。信号〔A〕は
2つの光検出器の光の当たる順序を含めて決定されるか
ら、複写機の原稿照明ランプが往復とも点灯している場
合であっても正しい露光中信号を得られる。制御の内容
はユニットの選択されたモードによって異なるので、分
けて説明する。
日付、時刻付加モードでは付加情報をコピーしている
とき、すなわち信号〔A〕の期間内では、時間の経過に
より表示すべき数字が変わっても、表示の変化を保留し
て、信号〔A〕の終了後データの書換えをする。
ページ付加モードでは、セットされた初期値、ページ
の増加、減少の指定によりながら、1枚コピーと複数枚
コピーで違った制御をする。1枚コピーの場合、露光中
信号〔A〕を検出し、その立ち下がりごとに付加情報の
書換えをする。複数枚コピーでは、一回目の露光中に発
せられる露光中信号〔A〕の二回目の露光中に発せられ
る露光中信号〔A〕を検出するまでは付加情報を変化さ
せず、信号〔A〕の繰り返し周期を測定する。次の信号
が、測定した周期を超えても検出できない時、付加情報
表示を変化させ、周期内で信号を検出できる間は付加情
報表示を変えない。このように、1枚の原稿から複数の
コピーするときの複写サイクルより、原稿を交換して次
の複写サイクルにはいるまでの時間の方が長いことを利
用して、原稿の交換が行われたことを検出している。
番号付加モードは1枚の原稿から複数のコピーをとる
とき、その各々に番号を付けて、コピーの配布先などの
管理に役立てるものであるから普通は複数枚コピーであ
る。ところが、このモードで1枚コピーをするケースと
して、ある原稿からコピーを何枚とったかをコピーに記
録する目的で使う、すなわち1枚コピーをする場合で
も、それまでにその原稿からコピーを何枚とったかによ
って記録する数値を替えて付加情報とする場合がある。
このように、1枚コピーでは初期設定された数値を変更
せずに付加情報とし、連続複写では露光中信号〔A〕の
立ち下がりごとに付加情報表示を変化させるとともに、
信号〔A〕の周期を測定して、次の信号を周期内で検出
できないとき付加情報表示をセットされた初期値に戻
す。
上記、いづれのモードでも、光検出器の入力が所定時
間以上ないときは、自動的に時刻表示モードが選択さ
れ、ページ、番号などのデータがクリアされる。なお、
本実施例では光検出器を4個用いることにより、ユニッ
トが複写機の原稿走査方向に対して斜めに置かれること
があっても正しい制御が出来るようにしているが、斜め
に置く必要がなければ対角部の2個の検出器でよい。
次に、本ユニットを使って情報付加をするときの使い
方を説明する。
日付、時刻を付加情報とする場合は、ユニットは内蔵
の時計機能により日付、時刻のデータを自動的に更新し
ているので、モード選択スイッチ4で日付または時刻の
モードを選択し、原稿の情報付加したい領域に相当する
部分に原稿の位置をずらすか、折るか、切り抜くかの方
法により、原稿台上のスペースを作り、その部分にユニ
ットの表示器2を合わせてコピーする。また、ページ表
示機能を使ってコピーにページを付加する場合、モード
選択スイッチ4でページ付加モードを選択する。古いデ
ータが残っていない場合には表示器2の右端の数字が0
になり、他の桁はブランクになる。ここで、データセッ
トスイッチ7を押して右端の2桁の数字表示の下の三角
マークが表示されるようにしてから最初にコピーするペ
ージの数値の下2桁をセットする。セット後データセッ
トスイッチ7を押すと、その桁の三角マークが消えて、
その上位の2桁が00を表示すると共に、下に三角マーク
を表示する。上記の2桁が不要の時は再度データセット
スイッチ7を押すと更にその上位2桁が00を表示し、下
に三角マークを表示する。この桁のセットも不要なら、
更にデータセットスイッチ7を押すと三角マークが消
え、上位桁の0は消える。さらに1枚の原稿から1枚の
コピーをするか、2枚以上のコピーをするかをスイッチ
5でセットする。これらの条件の設定が終ったら、スイ
ッチ8を押してモニター用表示器3の表示を消し、この
状態でユニットを原稿台に置きコピーをする。原稿を取
り替えるたびに、自動的にページ表示は1づつ変化す
る。なお、このモードでは最下位のデータを1づつ増加
するか減少するかは選択スイッチ6の選択にしたがう。
番号を付加する場合は、モード選択スイッチ4で番号
付加モードを選ぶと自動的に複数枚複写、数字は増加モ
ードになる。番号の初期値は1になるがページモードと
同じ様に別の初期値をセットすることも出来る。原稿台
に置いて原稿と共にコピーすれば、コピーごとに1づつ
違った数字を付加し、原稿を変えると、また初期値から
コピーごとに1づつ違った数字を付加する。また、スイ
ッチ5によって1枚の原稿から1枚のコピーを行なうよ
うに指定した場合には、初期設定された数値を変更せず
に初期値を付加情報とする。
このように、表示器2の角に配置された光検出器15〜
18により、複写機のコピー動作が検出され、この検出信
号に基づいて情報付加ユニット1の表示が適切に制御さ
れる。したがって、ページ、番号などの付加データを複
写機の動作に合わせて自動的に切り替えることにより、
ページ、番号などの情報付加を容易にすることができ、
しかもユニット化しているので原稿の任意の位置に情報
付加を行うことができる。
なお、本実施例は、本発明を白色拡散面を介して光を
検出する検出器を持つものに適用した例であるが、勿論
これには限定されず、固定パターンとして光検出器を持
つものにも適用できることは言うまでもない。
(効果) 本発明によれば、表示面に光検出器を設け、複写機の
動作を照明する光で検出し、付加データの表示を複写機
の動作に合わせて自動的に変更しているので、任意の位
置に情報付加を行うことができ、操作性および表示精度
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜11図は本発明の複写機用情報付加ユニットの一実
施例を示す図であり、第1図はその複写機用情報付加ユ
ニットの正面図、第2図はその複写機用情報付加ユニッ
トと原稿台との関係を示す平面図、第3図はその複写機
用情報付加ユニットと原稿台との関係を示すその他の平
面図、第4図はその複写機用情報付加ユニットと原稿台
との関係を示す断面図、第5図はその複写機用情報付加
ユニットと原稿台との関係を示すその他の断面図、第6
図はその複写機用情報付加ユニットの機能を説明するた
めの正面図、第7図はその複写機用情報付加ユニットの
裏面図、第8図はその複写機用情報付加ユニットの全体
斜視図、第9図はその複写機用情報付加ユニットの表示
の位置を説明するための全体斜視図、第10図はその複写
機用情報付加ユニットの表示の位置を説明するためのそ
の他の全体斜視図、第11図はその複写機用情報付加ユニ
ットのブロック図である。 1……情報付加ユニット、 2……表示器(表示部)、 5……スイッチ(入力手段)、 13……原稿、 15、16、17、18……光検出器(光検出手段)、 25……マイクロコンピュータ(制御部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−237073(JP,A) 特開 昭63−294581(JP,A) 特開 昭54−106224(JP,A) 特開 昭58−118661(JP,A) 実開 昭63−191342(JP,U) 実開 昭58−152634(JP,U) 実開 昭63−78955(JP,U) 実開 昭61−38675(JP,U) 実公 平4−22350(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】付加情報を所定の付加モードとして表示す
    る表示部と、表示部に近接して配置された複数の光検出
    器からなる光検出手段と、連続複写を行なうか単一複写
    を行なうかをキー入力によって指定する入力手段と、光
    検出手段および入力手段の信号に基づき前記表示部を制
    御する制御部と、を備え、表示部を原稿台に置いて原稿
    とともにコピーし、コピーに情報付加する複写機用情報
    付加ユニットにおいて、 前記付加モードは番号情報を有し、 前記制御部は、露光時に検出器が初めに光検出した信号
    の立ち上りからその検出器の表示部を挟んで走査方向下
    流に位置する検出器が光を検出した信号の立ち下がりま
    でを照明期間と判断し、 入力手段によって連続複写が指定されたとき、照明期間
    信号の立ち下がり毎に前記番号の数値を変更するととも
    に、一回目の露光中に発せされる照明期間信号から二回
    目の露光中に発せられる照明期間信号までの時間を計測
    し、それ以後の照明期間信号が前記計測した時間を超え
    て検出されないとき前記番号の数値を初期値に戻し、 入力手段によって単一複写が指定されたとき、前記番号
    の数値の変更を行なわないことを特徴とする複写機用情
    報付加ユニット。
JP62073661A 1987-03-26 1987-03-26 複写機用情報付加ユニット Expired - Lifetime JP2561267B2 (ja)

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