JPH0542762A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0542762A
JPH0542762A JP22957191A JP22957191A JPH0542762A JP H0542762 A JPH0542762 A JP H0542762A JP 22957191 A JP22957191 A JP 22957191A JP 22957191 A JP22957191 A JP 22957191A JP H0542762 A JPH0542762 A JP H0542762A
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JP
Japan
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acid
color
recording
carbon atoms
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Pending
Application number
JP22957191A
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English (en)
Inventor
Takashi Kubo
敬司 久保
Hiroshi Goto
寛 後藤
Masaru Shimada
勝 島田
Katsuji Maruyama
勝次 丸山
Eiichi Kawamura
栄一 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱エネルギーの制御により発色、消色を行う
メモリー性を有する高コントラストで、画像安定性が高
く、消去性が良好で簡単に繰り返し使用できる可逆的感
熱記録媒体を利用した大画面表示可能な表示装置を提供
する。 【構成】 表示媒体と、記録を形成するために表示媒体
の記録部を加熱する記録手段と、形成された記録を消去
するために記録部を加熱する消去手段とから構成され
る。表示媒体として、電子供与性呈色性化合物と電子受
容性化合物を含有するとともに、加熱溶融により発色記
録状態を形成し、発色記録温度よりも低い温度の加熱に
より記録の消えた消色状態を形成する可逆的感熱記録媒
体を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子供与性呈色性化合
物と電子受容性化合物を含む可逆的感熱記録媒体を用い
た表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】各種モ
ニターに用いられている大画面、大画素数の表示装置と
して、これまでCRT、プラズマ、LED、液晶、EL
などを利用したものが提案されているが、実用化されて
いるのはCRTとプラズマを利用したものである。
【0003】しかし、CRT、プラズマを利用した表示
装置は、高電圧を必要とする、乾球式であるため振動に
弱く、破損の際危険が大きい、コストが比較的高い、等
問題点も多く実用の範囲も自ら限定されている。
【0004】一方、可逆性サーモクロミック材料を利用
したものも知られているが、メモリー性が欠けたり、高
いコントラストが得られなかったり、消去手段に問題が
あったり、消去のために特別な冷却装置を要したり、温
度コントロールが難しかったりする問題がある。
【0005】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決し、熱エネルギーの制御によって発色、消色を行うメ
モリー性を有する高コントラストで、画像安定性が高
く、消去性が良好で簡単に繰り返し使用できる可逆的感
熱記録媒体を用いた表示装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、支持体上に可逆的感
熱記録層を設けてなる可逆的感熱記録媒体により構成さ
れた表示媒体と、記録を形成するために該表示媒体を選
択的に加熱する記録手段と、該表示媒体に形成された記
録を消去するために該表示媒体を選択的に又は全面にわ
たって加熱する消去手段とを具備してなり、前記可逆的
感熱記録層の構成材料として、電子供与性呈色性化合物
と電子受容性化合物を含有するとともに、加熱溶融によ
り発色記録状態を形成し、発色記録温度よりも低い温度
の加熱により記録の消えた消色状態を形成するものを用
いたことを特徴とする表示装置が提供される。
【0007】本発明の表示装置における表示媒体に使用
される可逆的感熱記録媒体は、その発色と消色を加熱の
みで容易に行わせることができる。即ち、加熱により瞬
時に発色し、その発色状態は常温においても安定的に存
在し、一方、発色状態にある記録層は、これを発色温度
以下の加熱により瞬時に消色し、その消色状態は常温に
おいても安定的に存在するものである。
【0008】本発明の表示装置の表示媒体に用いる可逆
的感熱記録媒体の発色と消色、即ち画像形成と画像消去
の原理を図1に示したグラフによって説明する。グラフ
の縦軸は発色濃度を表わし、横軸は温度を表わしてお
り、実線1は加熱による画像形成過程を、破線3は加熱
による画像消去過程を示したものである。Aは完全消去
状態における濃度であり、BはT1以上の温度に加熱し
た時の完全発色状態における濃度であり、Cは完全発色
状態のT0以下の温度における濃度であり、DはT0〜T
1間の温度で加熱消去した時の濃度を示している。
【0009】本可逆的感熱記録媒体は、T0以下の温度
においては無色の状態(A)にある。記録を行うにはサ
ーマルヘッド等によりT1以上の温度に加熱することに
より発色(B)して記録画像を形成する。この記録画像
は実線2に従ってT0以下の温度に戻しても、そのまま
の状態(C)を保持しており記録のメモリー性は失われ
ない。
【0010】次に記録画像の消去を行うには、形成され
た記録画像を発色温度よりも低いT0〜T1間の温度に加
熱することによって無色の状態(D)になる。この状態
はT0以下の温度に戻しても、そのままの無色の状態
(A)を保持している。即ち記録画像の形成過程は実線
ABCの経路によりCに至り記録が保持される。次に記
録画像の消去過程は破線CDAの経路によりAに至り消
去状態が保持される。この記録画像の形成と消去の挙動
特性は可逆性を有し何回も繰り返し行うことができる。
【0011】図2は画像形成及び画像消去の一例を示し
た説明図であって、1は支持体、2は本可逆的感熱記録
層である。画像形成工程(A)→(B)は画像形成用熱
源、例えばサーマルヘッド4によって図1のT1以上の
温度で記録印字を行うことによって達成される。次に画
像消去工程(B)→(A)は画像消去熱源、例えば加熱
ローラー5によってT0〜T1間の温度に加熱することに
より達成される。図2において、3は発色画像を示す。
【0012】本可逆的感熱記録媒体は、電子供与性呈色
性化合物(以下、発色剤とも言う)と電子受容性化合物
(以下、顕色剤とも言う)を必須成分としている。そし
て、発色剤と顕色剤の加熱溶融により発色状態を形成
し、一方、発色温度よりも低い温度の加熱により発色状
態は消去され、発色状態及び消色状態が常温で安定的に
存在するものである。本可逆的感熱記録媒体におけるこ
のような発色と消色の機構は、発色剤と顕色剤を発色温
度で加熱溶融混合した時に、発色剤と顕色剤からなる組
成物が非晶質化を起こして発色状態を形成し、一方、発
色温度よりも低い温度で加熱した時に、発色した組成物
の顕色剤が結晶化を起こして発色の消去状態を形成する
特性に基づくものである。
【0013】通常の発色剤と顕色剤、例えば、従来の感
熱記録紙に広く用いられている色素前駆体であるラクト
ン環を有するロイコ系化合物と顕色作用を示すフェノー
ル性化合物からなる組成物は、これを加熱によって溶融
混合させると、ロイコ化合物のラクトン環の開環に基づ
く発色状態となる。この発色状態は両者が相溶した非晶
質状態を呈している。この発色した非晶質状態は常温で
安定的に存在するが、再び加熱を行っても結晶化は起こ
らず、フェノール性化合物のロイコ化合物からの分離が
ないためにラクトン環の閉環がなく消色はしない。
【0014】これに対して、本可逆的感熱記録媒体にお
いて用いる発色剤と顕色剤からなる組成物も加熱によっ
て溶融混合させた時に、発色状態となり、従来の場合と
同様に非晶質状態を呈し、常温で安定的に存在する。し
かし、本可逆的感熱記録媒体の場合は、この発色した非
晶質状態の組成物は、発色温度以下、即ち溶融状態に至
らない温度で加熱すると、顕色剤の結晶化が起こり、発
色剤との相溶状態による結合が保持できなくなり、顕色
剤が発色剤から分離する。そして、この顕色剤の結晶化
による発色剤からの分離により、顕色剤は発色剤から電
子を受容することができず、発色剤は消色するものと考
えられる。
【0015】本可逆的感熱記録媒体に見られる前記の特
異な発消色挙動は、発色剤と顕色剤との加熱溶融による
相溶性、発色状態での両者の作用の強さ、顕色剤の発色
剤に対する溶解能、顕色剤の結晶性等が関係している
が、原理的には、加熱溶融による非晶質化を起こし、一
方、発色温度よりも低い温度の加熱により結晶化を起こ
す発色剤/顕色剤系であれば、本可逆的感熱記録媒体の
記録層成分として利用し得るものであり、発色剤と消色
剤の選択及び組み合わせにより黒、青、緑、黄、赤など
各色の発色が可能である。さらに、この様な特性を有す
るものは、熱分析において溶融による吸熱変化と、結晶
化による発熱変化を示すことから、本可逆的感熱記録媒
体に適用し得る発色剤/顕色剤系は、熱分析により容易
に確認することができる。また、本可逆的感熱記録媒体
の記録層には、第三物質が存在してもかまわず、例え
ば、高分子物質が存在してもその可逆的な消発色挙動が
保持されることが確認された。
【0016】ここで表1に本可逆的感熱記録媒体に使用
される材料と特性の一例を示すが、もちろんこれに限定
されるものではない。
【表1】
【0017】本可逆的感熱記録媒体に用いられる発色剤
は、電子受容性を示す化合物であり、それ自体無色ある
いは淡色の染料前駆体であり、特に限定されず、従来公
知のもの、例えば、トリフェニルメタンフタリド系化合
物、フルオラン系化合物、フェノチアジン系化合物、ロ
イコオーラミン系化合物、ローダミンラクタム系化合
物、スピロピラン系化合物、インドリノフタリド系化合
物等がある。
【0018】本可逆的感熱記録媒体に用いられる特に好
ましい発色剤は、置換基としてハロゲンを含有するもの
である。このようなものとしては、例えば、以下のもの
が挙げられる。3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェ
ニル)−6−クロルフタリド、3−シクロヘキシルアミ
ノ−6−クロルフルオラン、3−シクロヘキシルアミノ
−6−ブロモフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ク
ロルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ブロモフル
オラン、3−ジプロピルアミノ−7−クロルフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−クロル−7−フェニルア
ミノ−フルオラン、3−ピロリジノ−6−クロル−7−
フェニルアミノ−フルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−クロル−7−(m−トリフロロメチルフェニル)アミ
ノ−フルオラン、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロ
ル−7−(o−クロルフェニル)アミノ−フルオラン、
3−ジエチルアミノ−6−クロル−7−(2′,3′ジ
クロルフェニル)アミノ−フルオラン、3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−クロルフルオラン、3−ジブチ
ルアミノ−6−クロル−7−エトキシエチルアミノ−フ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルフェ
ニル)アミノ−フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(o−ブロモフェニル)アミノ−フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−(o−クロルフェニル)アミノ−フル
オラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロフェ
ニル)アミノ−フルオラン、6′−ブロモ−3′−メト
キシベンゾインドリノ−ピリロスピラン、3−(2′−
メトキシ−4′−ジメチルアミノフェニル)−3−
(2′−ヒドロキシ−4′−クロル−5′−クロルフェ
ニル)フタリド、3−(2′−ヒドロキシ−4′−ジメ
チルアミノフェニル)−3−(2′−メトキシ−5′−
クロルフェニル)フタリド、2−{3,6−ビス(ジエ
チルアミノ)}−9−(o−クロルフェニル)アミノ−
キサンチル安息香酸ラクタム、3−N−エチル−N−イ
ソアミルアミノ−7−クロルフルオラン、3−ジエチル
アミノ−6−メチル−7−m−トリフロロメチルアニリ
ノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−m−
トリフロロメチルアニリノフルオラン、3−(N−シク
ロヘキシル−N−メチル)アミノ−6−メチル−7−m
−トリフロロメチルアニリノフルオラン、3−モルホリ
ノ−7−(N−n−プロピル−N−m−トリフロロメチ
ルフェニル)アミノフルオラン。
【0019】本可逆的感熱記録媒体に用いるより好まし
い発色剤は、次の一般式(1)で示される化合物であ
る。
【0020】
【化1】
【0021】(但し、R1は水素原子又は炭素数1〜4
のアルキル基、R2は水素原子又は置換されていてもよ
いアミノ基、Xは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基
又はフェニルアミノ基、Yは水素原子、炭素数1〜4の
アルキル基又は炭素数1〜2のアルコキシ基、m及びn
は1又は2の整数を表わす)
【0022】この一般式(1)で示される化合物の具体
例を示すと、例えば、以下のものが例示される。 3−(N−メチル−N−フェニルアミノ)−7−アミノ
−フルオラン、3−(N−エチル−N−フェニルアミ
ノ)−7−アミノ−フルオラン、3−(N−プロピル−
N−フェニルアミノ)−7−アミノ−フルオラン、3−
{N−メチル−N−(p−メチルフェニル)アミノ}−
7−アミノ−フルオラン、3−{N−エチル−N−(p
−メチルフェニル)アミノ}−7−アミノ−フルオラ
ン、3−{N−プロピル−N−(p−メチルフェニル)
アミノ}−7−アミノ−フルオラン、3−{N−メチル
−N−(p−エチルフェニル)アミノ}−7−アミノ−
フルオラン、3−{N−エチル−N−(p−エチルフェ
ニル)アミノ}−7−アミノ−フルオラン、3−{N−
プロピル−N−(p−エチルフェニル)アミノ}−7−
アミノ−フルオラン、3−{N−メチル−N−(2',
4'−ジメチルフェニル)アミノ}−7−アミノ−フル
オラン、3−{N−エチル−N−(2',4'−ジメチル
フェニル)アミノ}−7−アミノ−フルオラン、3−
{N−プロピル−N−(2',4'−ジメチルフェニル)
アミノ}−7−アミノ−フルオラン、3−{N−メチル
−N−(p−クロルフェニル)アミノ}−7−アミノ−
フルオラン、3−{N−エチル−N−(p−クロルフェ
ニル)アミノ}−7−アミノ−フルオラン、3−{N−
プロピル−N−(p−クロルフェニル)アミノ}−7−
アミノ−フルオラン、3−(N−メチル−N−フェニル
アミノ)−7−メチルアミノ−フルオラン、3−(N−
エチル−N−フェニルアミノ)−7−メチルアミノ−フ
ルオラン、3−(N−プロピル−N−フェニルアミノ)−
7−メチルアミノ−フルオラン、3−{N−メチル−N
−(p−メチルフェニル)アミノ}−7−エチルアミノ
−フルオラン、3−{N−エチル−N−(p−メチルフ
ェニル)アミノ}−7−ベンジルアミノ−フルオラン、
3−{N−メチル−N−(2',4'−ジメチルフェニ
ル)アミノ}−7−メチルアミノ−フルオラン、3−
{N−エチル−N−(2',4'−ジメチルフェニル)ア
ミノ}−7−エチルアミノ−フルオラン、3−{N−メ
チル−N−(2',4'−ジメチルフェニル)アミノ}−
7−ベンジルアミノ−フルオラン、3−{N−エチル−
N−(2',4'−ジメチルフェニル)アミノ}−7−ベ
ンジルアミノ−フルオラン、3−(N−メチル−N−フ
ェニルアミノ)−7−ジメチルアミノ−フルオラン、3
−(N−エチル−N−フェニルアミノ)−7−ジメチルア
ミノ−フルオラン、3−{N−メチル−N−(p−メチ
ルフェニル)アミノ}−7−ジエチルアミノ−フルオラ
ン、3−{N−エチル−N−(p−メチルフェニル)ア
ミノ}−7−ジエチルアミノ−フルオラン、3−(N−
メチル−N−フェニルアミノ)−7−ジプロピルアミノ
フルオラン、3−(N−エチル−N−フェニルアミノ)−
7−ジプロピルアミノフルオラン、3−{N−メチル−
N−(p−メチルフェニル)アミノ}−7−ジベンジル
アミノ−フルオラン、3−{N−エチル−N−(p−メ
チルフェニル)アミノ}−7−ジベンジルアミノ−フル
オラン、3−{N−エチル−N−(p−メチルフェニ
ル)アミノ}−7−ジ(p−メチルベンジル)アミノ−
フルオラン、3−{N−メチル−N−(p−メチルフェ
ニル)アミノ}−7−アセチルアミノ−フルオラン、3
−{N−エチル−N−(p−メチルフェニル)アミノ}
−7−ベンゾイルアミノ−フルオラン、3−{N−メチ
ル−N−(p−メチルフェニル)アミノ}−7−(o−
メトキシベンゾイル)アミノ−フルオラン、3−{N−
エチル−N−(p−メチルフェニル)アミノ}−6−メ
チル−7−フェニルアミノ−フルオラン、3−{N−メ
チル−N−(p−メチルフェニル)アミノ}−6−メチ
ル−7−フェニルアミノ−フルオラン、3−{N−メチ
ル−N−(p−メチルフェニル)アミノ}−6−ter
t−ブチル−7−(p−メチルフェニル)アミノ−フル
オラン、3−(N−エチル−N−フェニルアミノ)−6
−メチル−7−(N−エチル−N−(p−メチルフェニ
ル)アミノ−フルオラン、3−{N−プロピル−N−
(p−メチルフェニル)アミノ}−6−メチル−7−
{N−メチル−N−(p−メチルフェニル)アミノ}−
フルオラン、3−{N−エチル−N−(p−メチルフェ
ニル)アミノ}−5−メチル−7−ベンジルアミノ−フ
ルオラン、3−{N−エチル−N−(p−メチルフェニ
ル)アミノ}−5−クロロ−7−ジベンジルアミノ−フ
ルオラン、3−{N−メチル−N−(p−メチルフェニ
ル)アミノ}−5−メトキシ−7−ジベンジルアミノ−
フルオラン、3−{N−エチル−N−(p−メチルフェ
ニル)アミノ}−6−メチル−フルオラン、3−{N−
エチル−N−(p−メチルフェニル)アミノ}−5−メ
トキシ−フルオラン等。
【0023】本可逆的感熱記録媒体に好ましく用いられ
る他の発色剤は次の一般式(2)で示される。
【0024】
【化2】
【0025】(但し、R3は炭素数1〜12のアルキル
基、環状アルキル基、アルコキシアルキル基、アリル
基、アリール基、R4は炭素数1〜12のアルキル基、
アルコキシアルキル基、アリル基を表す) この一般式(2)で示されるものの具体例を以下に示
す。 3−ジエチルアミノ−7,8−ベンゾフルオラン 3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−7,8−
ベンゾフルオラン 3−(N−エチル−N−n−オクチルアミノ)−7,8
−ベンゾフルオラン 3−N,N−ジブチルアミノ−7,8−ベンゾフルオラ
ン 3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−7,
8−ベンゾフルオラン 3−(N−エチル−N−P−メチルフェニルアミノ)−
7,8−ベンゾフルオラン 3−N,N−ジアリルアミノ−7,8−ベンゾフルオラ
ン 3−(N−エトキシエチル−N−エチルアミノ)−7,
8−ベンゾフルオラン
【0026】次に、本可逆的感熱記録媒体に好ましく用
いられる顕色剤を例示すると以下の通りであるが、前記
のように、本可逆的感熱記録媒体に適用できる顕色剤は
熱分析により容易に知見し得るので、それらのものに限
定されるものでないことは明らかであろう。 (1)下記一般式(3)で示される有機リン酸化合物 R5−PO(OH)2 (3) (但し、R5は炭素数8〜30の直鎖状又は分枝状のア
ルキル基又はアルケニル基を表わす) この有機リン酸化合物の具体例としては、例えば、以下
のものが挙げられ。オクチルホスホン酸、ノニルホスホ
ン酸、デシルホスホン酸、ドデシルホスホン酸、テトラ
デシルホスホン酸、ヘキサデシルホスホン酸、オクタデ
シルホスホン酸、エイコシルホスホン酸、ドコシルホス
ホン酸、テトラコシルホスホン酸等。
【0027】(2)下記一般式(4)で示されるα−位
炭素に水酸基を有する有機酸 R6−CH(OH)COOH (4) (但し、R6は炭素数6〜28の直鎖状又は分枝状のア
ルキル基又はアルケニル基を表わす) このα−位炭素に水酸基を有する有機酸の具体例として
は、例えば、以下のものが挙げられる。α−ヒドロキシ
オクタノイック酸、α−ヒドロキシドデカノイック酸、
α−ヒドロキシテトラデカノイック酸、α−ヒドロキシ
ヘキサデカノイック酸、α−ヒドロキシオクタデカノイ
ック酸、α−ヒドロキシペンタデカノイック酸、α−ヒ
ドロキシエイコサノイック酸、α−ヒドロキシドコサノ
イック酸等。
【0028】(3)下記一般式(5)で示される二塩基
(但し、R7は炭素数8〜30の直鎖状又は分枝状のア
ルキル基又はアルケニル基、Zは酸素原子又はイオウ原
子、mは0、1又は2の整数を表す) 一般式(5)で示される二塩基酸の具体例として以下の
ものが挙げられる。オクチルコハク酸、デシルコハク
酸、ドデシルコハク酸、テトラデシルコハク酸、ヘキサ
デシルコハク酸、オクタデシルコハク酸、エイコシルコ
ハク酸、ドコシルコハク酸、テトラコシルコハク酸、オ
クチルリンゴ酸、デシルリンゴ酸、ドデシルリンゴ酸、
テトラデシルリンゴ酸、ヘキサデシルリンゴ酸、オクタ
デシルリンゴ酸、エイコシルリンゴ酸、ドコシルリンゴ
酸、テトラコシルリンゴ酸、オクチルチオリンゴ酸、デ
シルチオリンゴ酸、ドデシルチオリンゴ酸、テトラデシ
ルチオリンゴ酸、ヘキサデシルチオリンゴ酸、オクタデ
シルチオリンゴ酸、エイコシルチオリンゴ酸、ドコシル
チオリンゴ酸、テトラコシルチオリンゴ酸、オクチルジ
チオリンゴ酸、デシルジチオリンゴ酸、ドデシルジチオ
リンゴ酸、テトラデシルジチオリンゴ酸、ヘキサデシル
ジチオリンゴ酸、オクタデシルジチオリンゴ酸、エイコ
シルジチオリンゴ酸、ドコシルジチオリンゴ酸、テトラ
コシルジチオリンゴ酸等。
【0029】(4)下記一般式(6)で示される二塩基
(但し、R8は炭素数8〜30の直鎖状又は分枝状のア
ルキル基又はアルケニル基、R9は水素原子又は炭素数
1〜30のアルキル基を示す) この一般式(6)で示される二塩基酸の具体例として以
下のものが挙げられる。オクチルマロン酸、デシルマロ
ン酸、ドデシルマロン酸、テトラデシルマロン酸、ヘキ
サデシルマロン酸、オクタデシルマロン酸、エイコシル
マロン酸、ドコシルマロン酸、テトラコシルマロン酸、
ジオクチルマロン酸、ジデシルマロン酸、ジドデシルマ
ロン酸、ジテトラデシルマロン酸、ジヘキサデシルマロ
ン酸、ジオクタデシルマロン酸、ジエイコシルマロン
酸、ジドコシルマロン酸、メチルオクタデシルマロン
酸、メチルエイコシルマロン酸、メチルドコシルマロン
酸、メチルテトラコシルマロン酸、エチルオクタデシル
マロン酸、エチルエイコシルマロン酸、エチルドコシル
マロン酸、エチルテトラコシルマロン酸等。
【0030】(5)下記一般式(7)で表わされるフェ
ノール化合
【化3】 この一般式(7)で示されるフェノール化合物の具体例
としては、以下のものが挙げられる。P−(オクチルチ
オ)フェノール、P−(ノニルチオ)フェノール、P−
(デシルチオ)フェノール、P−(デシルチオ)フェノ
ール、P−(ドデシルチオ)フェノール、P−(テトラ
デシルチオ)フェノール、P−(ヘキサデシルチオ)フ
ェノール、P−オクタデシルチオ)フェノール、P−
(エイコシルチオ)フェノール、P−(ドコシルチオ)
フェノール、P−テトラコシルチオ)フェノール等。
【0031】本可逆的感熱記録媒体において、顕色剤は
単独もしくは二種以上混合して適用される。また、発色
剤についても同様に単独もしくは二種以上混合して適用
することができる。
【0032】本可逆的感熱記録媒体は、支持体と記録層
との間に高分子を主成分とするアンダーコート層を設け
ることができる。アンダーコート層を形成するための高
分子材料としては、疎水性高分子エマルジョンや、水溶
性高分子と耐水化剤が用いられる。疎水性高分子エマル
ジョンとしては、スチレン/ブタジエン共重合体ラテッ
クス、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン共重合
体ラテックス、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル/アクリル
酸共重合体、スチレン/アクリル酸エステル共重合体、
エチレン/酢酸ビニル共重合体、アクリル酸共重合体、
ポリウレタン樹脂等のエマルジョンが挙げられる。一
方、前記水溶高分子としては例えば、ポリビニールアル
コール、デンプンおよびその誘導体、メトキシセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、メチルセルロース等のセルロース誘導体、ポ
リアクリル酸ソーダ、ポリビニールピロリドン、アクリ
ルアミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリルアミ
ド/アクリル酸エステル/メタクリル酸共重合体、スチ
レン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、イソブチレ
ン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、ポリアクリル
アミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイン等が挙
げられる。耐水化剤としては前記水溶性高分子と縮合あ
るいは架橋反応等をして耐水化せしめるもので、例えば
ホルムアルデヒド、グリオキザール、クロム明ばん、メ
ラミン、メラミン/ホルムアルデヒド樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリアミド−エピクロルヒドリン樹脂等が挙げら
れる。特にスチレン/ブタジエン共重合体ラテックス、
ポリ塩化ビニリデン又はポリ酢酸ビニルのエマルジョン
を用いることが好ましい。これらの耐水化剤は水溶性高
分子に対して20〜100%の割合で添加されるのが好
ましい。
【0033】本可逆的感熱記録媒体における記録層は、
発色剤と顕色剤を、バインダーと共に水、又は有機溶剤
により均一に分散もしくは溶解して、これを支持体上
に、あるいは前記のアンダーコート処理した支持体上に
塗布することによって得られる。バインダーとしては慣
用の種々のバインダーを適宜用いることができ、例えば
ポリビニールアルコール、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、メトキシセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
エチルセルロース、酢酸セルロース、ゼラチン、カゼイ
ン、澱粉、ポリアクリル酸ソーダ、ポビニールピロリド
ン、ポリアクリルアミド、マレイン酸共重合体、アクリ
ル酸共重合体、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢
酸ビニル、ポリアクリル酸エステル類、ポリメタクリル
酸エステル類、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、スチ
レン共重合体、ポリエステル、ポリウレタン等がある。
【0034】本可逆的感熱記録媒体では必要に応じて、
塗布特性或いは記録特性の向上を目的に、通常の感熱記
録紙に用いられている種々の添加剤、例えば分散剤、界
面活性剤、填料、発色画像安定剤、酸化防止剤、光安定
化剤、滑剤等を記録層に加えることも出来る。
【0035】本可逆的感熱記録媒体においては、さら
に、前記したアンダーコート層と支持体との間に、中空
体微粒子を含む断熱層を介在させることができる。断熱
層に含まれる中空体微粒子は、それを支持体に塗工する
以前に既に中空体構造を有しているものでもよく、ある
いは塗工時に加熱発泡させて中空体構造としたものであ
ってもよい。微小中空体としては、ガラス、セラミック
ス、プラスチックス等の種々の材質で形成された微小中
空体がある。加熱発泡性の微小中空体としては発泡性プ
ラスチックフィラーが用いられる。発泡性プラスチック
フィラーは、熱可塑性物質を殻とし、内部に低沸点溶剤
を含有する中空状のプラスチックフィラーであり、加熱
により発泡する。発泡時の粒子径は10〜100μm、
好ましくは10〜50μmである。このプラスチックフ
ィラーの殻となる熱可塑性樹脂としては、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリルニトリ
ル、ポリブタジエン、或いはそれらの共重合体等が挙げ
られる。また殻内に含まれる発泡剤としては、プロパン
やイソブタン等がある。微小中空体はバインダーと共に
支持体に塗工されるが、その微小中空体の塗布量は1g
/m2以上好ましくは2〜5g/m2程度である。バイン
ダーとしては慣用の種々のバインダーを適宜用いること
ができ、その具体例としては、前記感熱記録層に関して
示したものを挙げることができる。
【0036】本可逆的感熱記録媒体の支持体は使用目的
により、紙、合成紙、フィルム或いはそれらの複合物と
することができるが、表示装置では耐久性が要求される
ため特にフィルムが望ましい。
【0037】本発明において、記録手段すなわち記録画
像の形成手段は、使用目的によって熱ペン、サーマルヘ
ッド、レーザー加熱等特に限定されない。同様に消去手
段すなわち記録画像の消去手段も加熱ローラー、面状発
熱体、恒温槽、温風、サーマルヘッド等消去の温度条件
が与えられるものであれば特に限定はされない。消去は
表示部を選択的に消去するようにしてよいし、全面にわ
たって消去するようにしてもよい。また、記録画像を消
去温度に設定したサーマルヘッドにより消去しながら、
同時に記録温度に設定した別のサーマルヘッドにより記
録画像の形成を行う所謂オーバーライトも可能である。
【0038】本発明においては、耐薬品性、耐水性、耐
摩擦性、耐光性及びヘッドマッチング性にすぐれる可逆
的感熱記録媒体からなる表示媒体を得るために、記録層
の上面にオーバーコート層として保護層を設けることも
できる。この保護層には、水溶性高分子や疎水性高分子
化合物の水性エマルジョンを主体として形成された被膜
や、紫外線硬化性樹脂又は電子線硬化性樹脂を主体とし
て形成した被膜等が包含される。このような保護層の形
成により、有機溶剤、可塑剤、油、汗、水等の接触によ
っても、温度変化による画像の形成及び消去を問題なく
繰り返すことのできる記録媒体を得ることができる。ま
た保護層中に光安定化剤を含有させることにより、画像
及び地肌の耐光性が著しく改良された記録媒体を得るこ
とができ、さらに保護層に有機又は無機フィラー及び滑
剤を含有させることにより、サーマルヘッド等との接触
で生ずるスティッキングなどの問題もなく、信頼性及び
ヘッドマッチング性にすぐれた可逆的感熱記録媒体から
なる表示媒体を得ることができる。
【0039】次に、本可逆的感熱記録媒体の保護層につ
いて詳述する。本発明で用いる水溶性高分子及び高分子
水性エマルジョンは、その種類は制限されず、従来公知
の種々のものを用いることができ、水溶性高分子の具体
例としては、例えば、ポリビニルアルコール、変性ポリ
ビニルアルコール、澱粉及びその誘導体、セルロース誘
導体(メチルセルロース、メトキシセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース等)、カゼイン、ゼラチン、ポリ
ビニルピロリドン、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、ジイソブチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリア
クリルアミド、変性ポリアクリルアミド、メチルビニル
エーテル−無水マレイン酸共重合体、カルボキシ変性ポ
リエチレン、ポリビニルアルコール/アクリルアミニブ
ロック共重合体、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、尿
素−ホルムアルデヒド樹脂等が挙げられ、又、水性エマ
ルジョンとしては、例えば、ポリ酢酸ビニル、ポリウレ
タン、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/ブタ
ジエン/アクリル系共重合体、ポリアクリル酸、ポリア
クリル酸エステル、塩化ビニル、酢酸ビニル共重合体、
ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢酸ビニル共重
合体等が挙げられる。これらは、単独もしくは混合して
使用され、更に必要に応じては硬化剤を添加して樹脂を
硬化させても良い。
【0040】また、本可逆的感熱記録媒体で用いる紫外
線硬化性樹脂には、その種類は制限されず、従来公知の
種々のものを用いることができる。紫外線硬化性樹脂を
使用する時には、溶剤等を使用する場合があるが、この
場合の溶剤としては、例えば、テトラヒドロフラン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、エタノール、イソプロピルアルコー
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、ベンゼン等の
有機溶剤が挙げられる。又、これらの溶剤の代わりに、
取り扱いを容易にするため反応性希釈剤として光重合性
モノマーを使用することができる。
【0041】光重合性モノマーとしては、2−エチルヘ
キシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ブ
トキシエチルアクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレー
ト、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、ペンタエリトリット
トリアクリレート等が挙げられる。
【0042】保護層の形成に用いられる紫外線硬化性樹
脂としては紫外線照射により重合反応を起し、硬化して
樹脂となるモノマー又はオリゴマー(又はプレポリマ
ー)であれば全て使用できる。このようなモノマー又は
オリゴマーとしては(ポリ)エステルアクリレート、
(ポリ)ウレタンアクリレート、エポキシアクリレー
ト、ポリブタジエンアクリレート、シリコーンアクリレ
ート等やメラミンアクリレートがある。(ポリ)エステ
ルアクリレートは1,6−ヘキサジオール、プロピレン
グリコール(プロピレンオキサイドとして)、ジエチレ
ングリコール等の多価アルコールとアジピン酸、無水フ
タル酸、トリメリット酸等の多塩基酸とアクリル酸とを
反応させたものである。その構造例を(a)〜(c)に
示す。
【0043】(a)アジピン酸/1,6−ヘキサジオー
ル/アクリル酸
【化3】 (b)無水フタル酸/プロピレンオキサイド/アクリル
【化4】 (c)トリメット酸/ジエチレングリコール/アクリル
【化5】
【0044】(ポリ)ウレタンアクリレートはトリレンジ
イソシアネート(TDI)のようなイソシアネートを基
を有する化合物にヒドロキシ基を有するアクリレートを
反応させたものである。その構造例を(d)に示す。
尚、HEAは2−ヒドロキシエチルアクリレート、HD
Oは1,6−ヘキサンジオール、ADAはアジピン酸の
略である。 (d)HEA/TDI/HDO/ADA/HDO/TD
I/HEA
【化6】
【0045】エポキシアクリレートは、構造から大別し
てビスフェノールA型、ノボラック型、脂環型とがあ
り、これらエポキシ樹脂のエポキシ基をアクリル酸でエ
ステル化し官能基をアクリロイル基としたものである。
その構造例を(e)〜(g)に示す。 (e)ビスフェノールA−エピクロルヒドリン型/アク
リル酸
【化7】 (f)フェノールノボラック−エピクロルヒドリン型/
アクリル酸
【化8】 (g)脂環型/アクリル酸
【化9】
【0046】ポリブタジエンアクリレートは、末端OH
基含有1,2ポリブタジエンにイシアネートや1,2−
メルカプトエタノール等を反応させてから、更にアクリ
ル酸等を反応させたものである。その構造例を(h)に
示す。 (h)
【化10】
【0047】シリコーンアクリレートは、例えば、有機
官能性トリメトキシシランとシラノール基含有ポリシロ
キサンとの縮合反応(脱メタノール反応)によりメタク
リル変性したものであり、その構造例を(i)に示す。 (i)
【化11】
【0048】保護層の塗工方法、塗工量に特別な制限は
ないが、塗工量については、保護層としての性能及び経
済性を考慮すると、記録媒体上に塗布厚が0.1〜20
μmの範囲、更に望ましくは塗布厚が0.5〜10μm
の範囲以内が、保護層としての性能が充分発揮され、記
録媒体の性能を落さない厚さ範囲である。
【0049】更に、本可逆的感熱記録媒体の耐光性向上
は、光安定化剤を保護層中に含有させることにより達成
される。本発明に使用される光安定化剤としては、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、老化防止剤、一重項酸素の消光
剤、スーパーオキシドアニオンの消光剤が用いられる。
【0050】紫外線吸収剤としては、例えば、2,4−
ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オク
トキシベンゾフェノン、4−ドデシルオキシ−2−ヒド
ロキシベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシ−
4,4′−ジメトキシベンゾフェノン、2,2′,1,
4′−テトラヒドロベンジフェノン、2−ヒドロキシ−
4−メトキシ−2′−カルボキシベンゾフェノン、2−
ヒドロキシ−4−オキシベンジルベンゾフェノン、2−
ヒドロキシ−4−クロロベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−5−クロロベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシ−4′−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−n−ヘプトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−3,6−ジクロル−4−メトキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−3,6−ジクロル−4−エトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−
3−メチルアクリルオキシ)プロポキシベンゾフェノン
などのベンゾフェノン系紫外線吸収剤、2−(2′−ヒ
ドロキシ−5′−メチルフェノン)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジターシャ
リブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−
ヒドロキシ−3′−ターシャリブチル−5′−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ
−4′−オクトキシ)ベンゾトリアゾール、2−(2′
−ヒドロキシ−3′,5′−ジターシャリブチルフェニ
ル)5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3′−ター
シャリブチル−2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニ
ル)5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−5−エトキシフェニル)ベンゾトリアゾールな
どのベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、フェニルサリ
シレート、P−オクチルフェニルサリシレート、P−タ
ーシャリ−ブチルフェニルサリシレート、カルボキシル
フェニルサリシレート、メチルフェニルサリシレート、
ドデシルフェジルサリシレートなどのサルチル酸フェニ
ルエステル系紫外線吸収剤、あるいはP−メトキシベン
ジリデンマロン酸ジメチルエステル、2−エチルヘキシ
ル−2−シアノ−3,3′−ジフェニルアクリレート、
エチル−2−シアノ−3,3′−ジフェニルアクリレー
ト、3,5−ジターシャリ−ブチル−P−ヒドロキシ安
息香酸、紫外線により転位してベンゾフェノンとなるレ
ゾシノールモノベンゾエート、2,4−ジターシャリブ
チルフェニル、3,5−ジターシャリ−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンゾエート等がある。
【0051】酸化防止剤、老化防止剤として例えば、
2,6−ジ−ターシャリ−ブチル−4−メチルフェノー
ル、2,4,6−トリターシャリ−ブチルフェノール、
スチレン化フェノール、2,2′−メチレンビス(4−
メチル−6−ターシャリ−ブチルフェノール)、4,
4′−イソプロピリデンビスフェノール、2,6−ビス
(2′−ヒドロキシ−3′−ターシャリ−ブチル−5′
−メチルベンジル)−4−メチルフェノール、4,4′
−チオビス−(3−メチル−6−ターシャリ−ブチルフ
ェノール)、テトラキス−{メチレン(3,5−ジター
シャリ−ブチル−4−ヒドロキシハイドロシンナメー
ト)}メタン、パラヒドロキシフェニル−3−ナフチル
アミン、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリン、チオビス(β−ナフトール)、メルカプトベン
ゾチアゾール、メルカプトベンズイミダゾール、アルド
ール−2−ナフチルアミン、ビス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル)セパケート、2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジルベンゾエート、
ジラウリル−3,3′チオジプロピオネート、ジステア
リル−3,3′−チオジブロミネート、トリス(4−ノ
ニルフェノール)ホスファイト等がある。
【0052】一重項酸素の消光剤としてはカロテン類、
色素類、アミン類、フェノール類、ニッケル錯体類、ス
ルフィド類等があるが、例えば、1,4−ジアザビシク
ロ(2,2,2)オクタン、β−カロテン、1,3−シ
クロヘキサジエン、2−ジエチルアミノメチルフラン、
2−フェニルアミノメチルフラン、9−ジエチルアミノ
メチルアントラセン、5−ジエチルアミノメチル−6−
フェニル−3,4−ジヒドロキシピラン、ニッケルジメ
チルジシオカルバメート、ニッケルジブチルジチオカル
バメート、ニッケル3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル−O−エチルホスホナート、ニッケル
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル−O
−ブチルホスホナート、ニッケル{2,2′−チオビス
(4−t−オクチルフェノラート)}(n−ブチルアミ
ン)、ニッケル{2,2′−チオビス(4−t−オクチ
ルフェノラート)}(2−エチルヘキシルアミン)、ニ
ッケルビス{2,2′−チオビス(4−t−オクチルフ
ェノラート)}、ニッケルビス{2,2′−スルホンビ
ス(4−オクチルフェノラート)}、ニッケルビス(2
−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル−N−n−ブチル
アルドイミン)、ニッケルビス(ジチオベンジル)、ニ
ッケルビス(ジチオビアセチル)等がある。スーパーオ
キシアニオンの消光剤としては、スーパーオキシドジス
ムターゼとコバルト〔III〕及びニッケル〔II〕の錯体
等があるが、これらの例が本発明を限定するものではな
い。これらは単独又は2種以上混合して使用される。
【0053】更に、本可逆的感熱記録媒体のヘッドマッ
チング性向上は、有機又は無機フィラー及び滑剤を含有
させることにより達成される。本発明に使用される有機
フィラーとしては、ポリオレフィン粒、ポリスチレン
粒、尿素−ホルムアルデヒド樹脂粒子、又はプラスチッ
ク微少中空球体等が挙げられ、無機フィラーとしては、
水酸化アルミニウム、重質及び軽質炭酸カルシウム、酸
化亜鉛、酸化チタン、硫酸バリウム、シリカゲル、コロ
イダルシリカ(10〜50μm)、アルミナゾイル(1
0〜200μm)、活性白土、タルク、クレーサチンホ
ワイト、カオリナイト、焼成カオリナイト、ケイソウ
土、合成カオリナイト、ジルコニウム化合物、ガラス微
少中空球体等が挙げられ、又、滑剤としては、ワックス
類があり、例えばステアリン酸アミド、ステアリン酸亜
鉛、パルミチン酸アミド、オレイン酸アミド、ラウリン
酸アミド、エチレンビスステアリルアミド、メチレンビ
スステアリルアミド、メチロールステアリルアミド、パ
ラフィンワックス、ポリエチレンワックス、更には、高
級アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、シリ
コーン系化合物等が挙げられるが。これらは、単独又は
2種以上混合して使用される。
【0054】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。 実施例1 図3は本発明をサーマルディスプレイに適用した装置構
成概念図であり、図中31はエンドレスの可逆的感熱記
録媒体からなる表示媒体、32は表示媒体31の表示部
を加熱するためのサーマルヘッド、33は表示媒体31
の表示部を選択的にあるいは全体にわたって加熱して消
去するためのサーマルヘッド、34、35は表示媒体3
1を回転させるためのローラーである。本実施例におい
ては、表示媒体である可逆的感熱記録媒体に前述の如き
顕色剤及び発色剤を用い、該表示媒体31を図中矢印の
方向に回転させながら、サーマルヘッド32、33を用
いて情報の記録、消去を行う。このように情報の記録、
消去の基本動作を独立した部位で行い、表示媒体を周期
的に回転させて表示動作を行わせることにより、シンプ
ルな装置構成で大画面表示を行うサーマルディスプレイ
を実現することが可能となる。
【0055】実施例2 図4は本発明を投影表示装置に適用した装置構成概念図
であり、図中40はエンドレスの可逆的感熱記録媒体か
らなる表示媒体、41はスクリーン、42は記録用サー
マルヘッド、43は消去用サーマルヘッド、44は光
源、45、46は投影用レンズである。本実施例におい
ては、表示媒体である可逆的感熱記録媒体に前述の如き
顕色剤及び発色剤を用い、該表示媒体40を図中矢印の
方向に周期的に回転させながらサーマルヘッド42、4
3を用いて情報の記録、消去を行う。そして、記録され
た情報は、光源44、投影用レンズ45、46からなる
光学系によりスクリーン41上に投影される。このよう
に情報の記録、消去の基本動作を独立した部位で行い、
表示媒体を周期的に回転させて表示動作を行わせること
により、シンプルな構成で大画面表示を行う投影表示装
置を実現することが可能となる。
【0056】
【発明の効果】本発明の表示装置に用いる感熱記録媒体
は、それに含まれる発色剤と顕色剤を加熱溶融混合させ
ることにより発色させることができ、一方、その発色状
態にある組成物をその溶融温度より低い温度で加熱する
ことにより消色状態に変化させることができる。そし
て、このような発色と消色は繰返し行うことができる
上、その発色状態と消色状態は常温において保持させる
ことができる。したがって、得られる画像のコントラス
トが高い上、画像消去性にもすぐれ、さらに発色画像の
色相も何ら制限されず、発色剤を変えることにより自由
に色相を選ぶこともできる。その上、危険性が少なく低
価格で大画面、大画素、数の表示を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可逆的感熱記録媒体の発色濃度と温度
との関係を示すグラフで、発色及び消色原理の説明図で
ある。実線(A→B→C)は画像形成過程を、破線(C
→D→A)は画像消去過程を示す。
【図2】画像形成工程と画像消去工程の説明図である。
【図3】本発明をサーマルディスプレイに適用した装置
構成概念図である。
【図4】本発明を投影表示装置に適用した装置構成概念
図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 可逆的感熱記録
層 3 発色画像 4 サーマルヘッド 5 加熱ローラ 31 表示媒体 32 サーマルヘッド(記録) 33 サーマルヘッド
(消去) 34,35 ローラー 40 表示媒体 41 スクリーン 42 サーマルヘッド
(記録) 43 サーマルヘッド(消去) 44 光源 45,46 投影用レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 勝次 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 川村 栄一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に可逆的感熱記録層を設けてな
    る可逆的感熱記録媒体により構成された表示媒体と、 記録を形成するために該表示媒体を選択的に加熱する記
    録手段と、 該表示媒体に形成された記録を消去するために該表示媒
    体を選択的に又は全面にわたって加熱する消去手段とを
    具備してなり、 前記可逆的感熱記録層の構成材料として、電子供与性呈
    色性化合物と電子受容性化合物を含有するとともに、加
    熱溶融により発色記録状態を形成し、発色記録温度より
    も低い温度の加熱により記録の消えた消色状態を形成す
    るものを用いたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 電子供与性呈色性化合物が、ハロゲン又
    はハロゲンを含む置換基で置換されている電子供与性呈
    色性化合物であることを特徴とする請求項1の表示装
    置。
  3. 【請求項3】 電子供与性呈色性化合物が下記一般式で
    示される化合物であることを特徴とする請求項1又は2
    の表示装置。 【化1】 (但し、R1は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル
    基、R2は水素原子又は置換されていてもよいアミノ
    基、Xは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基又はフェ
    ニルアミノ基、Yは水素原子、炭素数1〜4のアルキル
    基又は炭素数1〜2のアルコキシ基、m及びnは1又は
    2の整数を表わす)
  4. 【請求項4】 電子供与性呈色性化合物が下記一般式で
    示される化合物であることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかの表示装置。 【化2】 (但し、R3は炭素数1〜12のアルキル基、環状アル
    キル基、アルコキシアルキル基、アリル基、アリール
    基、R4は炭素数1〜12のアルキル基、アルコキシア
    ルキル基、アリル基を表す)
  5. 【請求項5】 電子受容性化合物が下記一般式(3)〜
    (7)で示される化合物であることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかの表示装置。 一般式(3): R5−PO(OH)2 (但し、R5は炭素数8〜30の直鎖又は分枝状のアル
    キル基又はアルケニル基を表す) 一般式(4): R6−CH(OH)COOH (但し、R6は炭素数6〜28の直鎖状又は分枝状のア
    ルキル基又はアルケニル基を表す) 一般式(5): (但し、R7は炭素数8〜30の直鎖状又は分枝状のア
    ルキル基又はアルケニル基、Zは酸素原子又はイオウ原
    子、mは0、1又は2を示す) 一般式(6): (但し、R8は炭素数8〜30の直鎖状又は分枝状のア
    ルキル基又はアルケニル基、R9は水素原子又は炭素数
    1〜30のアルキル基を示す) 一般式(7): 【化3】 (式中、Rは炭素数8〜30の直鎖状又は分枝状のアル
    キル基又はアルケニル基を表す)
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