JPH0542132B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0542132B2
JPH0542132B2 JP62166303A JP16630387A JPH0542132B2 JP H0542132 B2 JPH0542132 B2 JP H0542132B2 JP 62166303 A JP62166303 A JP 62166303A JP 16630387 A JP16630387 A JP 16630387A JP H0542132 B2 JPH0542132 B2 JP H0542132B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive layer
fuse
capacitor
insulating layer
solder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62166303A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63308309A (ja
Inventor
Fumito Takayanagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP62166303A priority Critical patent/JPS63308309A/ja
Publication of JPS63308309A publication Critical patent/JPS63308309A/ja
Publication of JPH0542132B2 publication Critical patent/JPH0542132B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンデンサに関し、特にヒユーズ機能
を内蔵するコンデンサに関する。
〔従来の技術〕
従来、ヒユーズ付きコンデンサは、通常、第5
図および第6図に示す如き構造を有している。こ
の種のヒユーズ付きコンデンサは第5図のヒユー
ズ付き固体電解コンデンサの如く構成している。
つまり、陰極リード2の端部表面には絶縁層7
と、絶縁層7の表面を被覆し、かつ陰極リード2
と電気的に接続する導電層8を順次形成する。そ
してコンデンサ素子陰極1はその導電層8の一部
とはんだ3等により接続し、コンデンサ素子陽極
4と陽極リード5を溶接等の方法にて接続した
後、エポキシ等の外装樹脂6により外装を行つて
いる。
この従来例の固体電解コンデンサにおいて導電
層8とはんだ3との接続端部8aと、導電層8と
陰極端子2との接続端部8bとの間の導電層8が
ヒユーズ部8cである。固体電解コンデンサが短
絡して大きな電流が流れた場合に、ヒユーズ部8
cは溶断し、電気回路を断線させて固体電解コン
デンサの焼損および固体電解コンデンサ周囲の部
品や実装されている回路基板の焼損を防止する機
能を有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一般にヒユーズは流れる電流によつてヒユーズ
を発熱させ溶断させるものであり、その溶断電流
はヒユーズの材質と断面積が一定であればその長
さによつて決まり、短い程溶断電流は大きくな
る。
上述した従来のヒユーズ付き固体電解コンデン
サはヒユーズとして働く導電層8の全表面が露出
しているため、コンデンサ素子陰極1とのはんだ
3等による接続において、はんだの量やはんだ付
け位置のばらつきにより、導電層8とはんだ3と
の接続端部8aの位置がばらつき、ヒユーズ部8
cの長さが一定にならない。これによつてヒユー
ズの溶断電流が一定にならない欠点を有してい
る。更に、ヒユーズ部8cが極端に短くなつた
り、導電層8と陰極リード2との接続端部8bま
ではんだ3が被覆してしまつた場合はヒユーズと
して働かないために固体電解コンデンサが焼損し
てしまう不具合を生ずる欠点も有している。
本発明の目的は、はんだ量やはんだ付位置がば
らついてもヒユーズ部の長さを常に一定に出来、
その結果一定電流により溶断しコンデンサの焼損
を防止できるヒユーズ付きのコンデンサを提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のコンデンサは、コンデンサ素子と、2
本の電極リードと、前記コンデンサ素子および前
記電極リードの前記コンデンサ素子との接続部分
を被覆する外装樹脂とを備えるコンデンサにおい
て、少なくとも1本の前記電極リードの端部の表
面に設けられた第1の絶縁層と、該第1の絶縁層
の表面を被覆し、かつ電極リードと電気的に接続
して設けられた導電層と、該導電層の一部を除い
た表面を被覆して設けられた第2の絶縁層とを有
し、前記導電層の一部と前記コンデンサ素子の電
極とを電気的に接続したことを特徴として構成さ
れる。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明す
る。第1図は本発明の第1の実施例の断面図であ
り、第2図は第1図に示した第1の実施例のヒユ
ーズ部を中心として拡大した断面図である。
まず、陰極リード2の端部を耐熱性の樹脂を塗
布し硬化させて第1の絶縁層7を形成した後厚さ
約5μmの錫鉛合金の溶射を行い、導電層8を第1
の絶縁層7および陰極リード2の表面に形成させ
る。続いて、陰極リード2の先端部分を除いた導
電層8の表面に耐熱性の導電層8とはんだ3との
接続端部8aと導電層8と陰極リード2との接続
端部8bとの間の長さがほぼ一定になるように耐
熱性の樹脂を塗布し、硬化させて第2の絶縁層9
を形成する。
次に、陰極リード2の先端部分の露出している
導電層8とコンデンサ素子陰極1をはんだ3によ
つて接続した後、トランスフアモールドにより樹
脂外装を行い、ヒユーズ付き固体電解コンデンサ
を構成する。
本発明のヒユーズ付き固体電解コンデンサにお
いては第1図の導電層8とはんだ3との接続端部
8aと導電層8と陰極リード2との接続端部8b
との間の導電層8がヒユーズ部8cを構成する。
本実施例で導電層8の厚さが5μmでヒユーズ部
8cの長さが2mmの場合1Aの電流で10秒以内に
溶断されるヒユーズが得られる。
第3図は本発明の第2の実施例の断面図であ
る。これはチツプ型のヒユーズ付き固体電解コン
デンサであり、板状の陰極リード2aと陽極リー
ド5aを用い、接続材料として、はんだ3の代り
に導電性接着剤13を用いた以外は第1の実施例
と同様に構成されている。
第4図は本発明の第3の実施例の断面図であ
る。前記第1および第2の実施例は有極性の固体
電解コンデンサであるが、第3の実施例は無極性
の積層セラミツクコンデンサである。第3の実施
例においては第1の実施例と同様に電極リード1
2の端部表面に第1の絶縁層7と導電層8および
第2の絶縁層9を順次形成し、導電層8の露出部
分とコンデンサ素子10の一方の電極11とをは
んだ3により電気的に接続し、他方の電極11に
も電極リード15を接続した後、エポキシの外装
樹脂6により樹脂外装を行い、ヒユーズ付セラミ
ツクコンデンサを構成している。
なお、上記実施例においては導電層8の形成方
法として錫鉛合金の溶射法を用いて説明したが、
他の金属は勿論のこと、蒸着法や無電解メツキ法
等の他の方法を用いても同様の効果が有ることは
明白である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は陰極リードの端部
表面に第1の絶縁層と導電層を順次形成し、その
表面に導電層の一部表面を露出させて第2の絶縁
層を形成することにより、はんだ量のばらつき等
があつてもヒユーズ部の長さをほぼ一定にできる
のでばらつきが少なく一定の電流によつて溶断す
るヒユーズ付きコンデンサが得られ、コンデンサ
の焼損を防止できる効果が有る。また、製造上も
はんだ付け位置やはんだ量等の管理が容易にな
り、作業性を向上させ、かつヒユーズ部の長さの
バラツキ不良の発生を防止する効果もある。更
に、第2図の如く接続材料として導電性接着剤を
用いれば、機械的な接続は絶縁層との間でも可能
となり接続面積を増加できるので接続強度を向上
させる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のヒユーズ付き
固体電解コンデンサの断面図、第2図は第1の実
施例のヒユーズ部を中心として拡大した断面図、
第3図は本発明の第2の実施例のチツプ型のヒユ
ーズ付き固体電解コンデンサの断面図、第4図は
本発明の第3の実施例のヒユーズ付き積層セラミ
ツクコンデンサの断面図、第5図ほ従来のヒユー
ズ付き固体電解コンデンサの一例の断面図、第6
図は第5図の従来例のヒユーズ部を中心として拡
大した断面図である。 1……コンデンサ素子陰極、2,2a……陰極
リード、3……はんだ、4……コンデンサ素子陽
極、5,5a……陽極リード、6……外装樹脂、
7……第1の絶縁層、8……導電層、8a,8b
……接続端部、8c……ヒユーズ部、9……第2
の絶縁層、10……コンデンサ素子、11……電
極、12,15……電極リード、13……導電性
接着剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コンデンサ素子と、2本の電極リードと、前
    記コンデンサ素子および前記電極リードの前記コ
    ンデンサ素子との接続部分を被覆する外装樹脂と
    を備えるコンデンサにおいて、少なくとも1本の
    前記電極リードの端部の表面に設けられた第1の
    絶縁層と、該第1の絶縁層の表面を被覆し、かつ
    電極リードと電気的に接続して設けられた導電層
    と、該導電層の一部を除いた表面を被覆して設け
    られた第2の絶縁層とを有し、前記導電層の一部
    と前記コンデンサ素子の電極とを電気的に接続し
    たことを特徴とするコンデンサ。
JP62166303A 1987-01-16 1987-07-02 コンデンサ Granted JPS63308309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62166303A JPS63308309A (ja) 1987-01-16 1987-07-02 コンデンサ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP757087 1987-01-16
JP62-7570 1987-01-16
JP62166303A JPS63308309A (ja) 1987-01-16 1987-07-02 コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63308309A JPS63308309A (ja) 1988-12-15
JPH0542132B2 true JPH0542132B2 (ja) 1993-06-25

Family

ID=11669468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62166303A Granted JPS63308309A (ja) 1987-01-16 1987-07-02 コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63308309A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102377254B1 (ko) * 2021-11-12 2022-03-23 주식회사 서주에코팩 원료 투입 자동화를 통해 제품 강도를 높인 펄프 몰드의 제조 방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4671652B2 (ja) * 2003-10-30 2011-04-20 京セラ株式会社 電池用ケースおよび電池

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102377254B1 (ko) * 2021-11-12 2022-03-23 주식회사 서주에코팩 원료 투입 자동화를 통해 제품 강도를 높인 펄프 몰드의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63308309A (ja) 1988-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62293707A (ja) キャップ付き電子部品
US5478965A (en) Fused chip-type solid electrolytic capacitor and fabrication method thereof
EP0822568A1 (en) Conductive epoxy fuse and method of making
JPS62276820A (ja) ヒユ−ズ付き固体電解コンデンサ
US6861941B2 (en) Chip resistor
JPH0542132B2 (ja)
JP3836263B2 (ja) アキシャルリード型電子部品及びアキシャルリード型電子部品実装回路基板装置
JP3080923B2 (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JPH0519292B2 (ja)
JPH0231784Y2 (ja)
JPH0436106Y2 (ja)
JPH0546258Y2 (ja)
JPH0236265Y2 (ja)
JPH0576170B2 (ja)
JP2553887B2 (ja) ヒューズ付電子部品
JPS643333B2 (ja)
JPS6116681Y2 (ja)
JP2961734B2 (ja) モールドチップタンタル固体電解コンデンサ
JPS6211767B2 (ja)
JPS6018835Y2 (ja) コンデンサ
KR810002375Y1 (ko) 고체전해 콘덴서
JPH0353492Y2 (ja)
JPH01246814A (ja) チップ状固体電解コンデンサ及びその製造法
JPS5825214A (ja) リ−ドレス円筒形磁器コンデンサ
JP2906468B2 (ja) ヒューズを内蔵したチップ型固体電解コンデンサの製造方法