JPH0540792A - 電子名刺整理帳 - Google Patents

電子名刺整理帳

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Publication number
JPH0540792A
JPH0540792A JP3196822A JP19682291A JPH0540792A JP H0540792 A JPH0540792 A JP H0540792A JP 3196822 A JP3196822 A JP 3196822A JP 19682291 A JP19682291 A JP 19682291A JP H0540792 A JPH0540792 A JP H0540792A
Authority
JP
Japan
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screen
data
key
business card
index data
Prior art date
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Application number
JP3196822A
Other languages
English (en)
Inventor
Tei Yokozeki
横関禎
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Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0540792A publication Critical patent/JPH0540792A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スピーディーに名刺管理を行うことができ、し
かも安価に構成できて、その上コンパクト化も容易とな
る名刺管理システムを開発する。 【構成】スキャナ1と、整理帳本体5とから構成する。
整理帳本体5には、索引/検索データの入力手段並びに
各種データの表示手段としてのタッチパネル2と、デー
タを記憶するFD及びRAMと、データの書込み/読出
し制御、タッチパネル2の制御等を行うマイクロコンピ
ュータシステム6とを装備する。そして、書込み時に、
タッチパネル2を通じて入力される索引データとスキャ
ナ1を通じて入力されるイメージデータとをリンクさせ
て、前者をRAM内に書込むとともに後者をFDにロー
ドし、読出し時に、タッチパネル2を通じて入力される
検索データに対応した索引データをRAMから検索し、
その索引データにリンクされたイメージデータをFDか
ら読出し、タッチパネル2に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィス等において好
適に使用される電子名刺整理帳に関するものである。
【0002】
【従来の技術】名刺管理の重要性はかねてから指摘され
るとおりである。しかし、従来は名刺管理といっても、
名刺を雑然とファイリングしていくのが通例であったた
め、名刺の数が増えるにつれて検索に長時間を要するよ
うになり、結局、役に立たないファイルのみが増えてい
く事態に終始していた。このような実状に鑑みて、近
時、名刺を電子データに変換して取扱うようにしたもの
が開発されている。
【0003】
【発明は解決しようとする課題】その代表的なものには
2種類ある。1つは、名刺から指名、会社名、役職、電
話番号、FAX番号、住所などを逐次拾い出してパソコ
ンにキー入力するようにしたものであり、他の1つは、
名刺の内容をAI(人工知能)機能によって自動的に読
取り、整理するようにしたものである。しかし、前者に
は入力作業が極めて繁雑でスピーディな処理が困難にな
る欠点があり、後者にはスピーディ且つ手間要らずな点
で優れるが極めて高価なものにつく欠点がある。また、
これらのシステムは共にパソコン等を必要とするため、
コンパクトな構成が困難であり、携帯にも不便となる欠
点がある。
【0004】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであって、スピーデーィに名刺整理を行うこと
ができ、しかも安価に構成できて、その上コンパクト化
も容易となる電子名刺整理帳を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0006】すなわち、本発明に係る電子名刺整理帳
は、図1に示すように、名刺をイメージデータに変換す
るスキャナ1と、名刺の内容を特徴づける索引データを
入力する入力部2aと、これらのデータを記憶する外部
メモリ3b及び内部メモリ3aと、これらのデータを表
示する表示部2bと、メモリに対する書込み/読出し制
御並びに表示部に対する制御を行う制御部4とを具備し
てなる。前記入力部2a及び表示部2bは、共通のタッ
チパネル2上に形成されている。そして、前記制御部4
が、その書込み制御時に、前記タッチパネル2を通じて
入力される索引データと前記スキャナ1を通じて入力さ
れるイメージデータとを関連づけて、索引データを内部
メモリ3aに書込むとともにイメージデータを外部メモ
リ3bに書込む制御を行い、その読出し制御時に、前記
タッチパネル2を通じて検索データが入力されると、そ
の検索データに対応した索引データを前記内部メモリ3
aから検索して、その索引データに関連づけられたイメ
ージデータを前記外部メモリ3bから読出す制御を行
い、それら各制御時に、前記タッチパネル2上にデータ
を表示する制御を併せて行うことを特徴とする。
【0007】コンパクト化を図るためには、整理帳本体
に、少なくともタッチパネル、内部メモリ、制御部およ
び外部メモリ駆動用のドライバを内蔵していることが望
ましい。
【0008】名刺の登録/検索作業に容易に着手できる
ようにするためには、制御部が、新規登録キーと検索キ
ーを有したメニュー画面を前記タッチパネル上に初期表
示するものであり、このうちの新規登録キーがタッチさ
れた場合に書込み制御に移行して前記タッチパネルを新
規登録画面に切替え、検索キーがタッチされた場合に読
出し制御に移行して前記タッチパネルを検索画面に切替
えるようにしていることが有効となる。
【0009】新規登録画面の一実施態様としては、スキ
ャン直後に表示されるイメージデータ調節画面と、イメ
ージを確定したときに表示される索引データ入力画面と
を具備してなるものが挙げられる。このうち、イメージ
データ調節画面は、イメージ表示区画と、その区画内の
イメージをスクロールさせる移動キーと、イメージ確定
キーとを有していることが便利であり、索引データ入力
画面は、グループ選択キーと、1又は2以上のキーワー
ド入力キーと、索引データ確定キーとを有していること
が便利である。索引データ確定キーがタッチされた場合
には、制御部に索引データとイメージデータの書込みを
行わせる。キーワード入力キーをタッチした後は、タッ
チパネル上にソフトキーボードが表示させることが入力
作業に極めて有力となる。
【0010】検索画面の一実施態様としては、検索デー
タ入力画面と、検索された索引データを表示する索引デ
ータ出力画面と、その索引データに関連づけられたイメ
ージデータを表示するイメージデータ出力画面とを具備
してなるものが挙げられる。このうち、検索データ入力
画面は、グループ選択キーと、1又は2以上のキーワー
ド入力キーと、検索データ確定キーとを有し、検索デー
タ確定キーがタッチされた場合に、入力されたグループ
及びキーワードに基づいて制御部がそれらの絞込み検索
を行うように構成することが便利であり、索引データ出
力画面は、検索された1又は複数の索引データをファイ
ル表示するものであり、そのうちの1の検索データを指
定する指定キーを有していることが便利であり、イメー
ジデータ出力画面は、タッチされた部位を中心にしてイ
メージを部分拡大表示する機能を有していることが便利
である。
【0011】名刺管理により便ならしめるためには、制
御部が、メニュー画面に補助キーを初期表示し得るよう
にしており、この補助キーがタッチされた場合にタッチ
パネルを補助画面に切替える制御を行うことが望まし
い。
【0012】入力作業をやり直したい時には、イメージ
データ調節画面、索引データ入力画面、検索データ入力
画面、索引データ出力画面並びにイメージデータ出力画
面に、それまでの操作をキャンセルしてメニュー画面に
復帰するためのメニューキーを設けておくことが特に便
利である。
【0013】名刺の表裏を入力したり、同じ部署に対し
て数人の名刺を登録したりする場合のために、単一の索
引データに対して複数のイメージデータを関連づけ得る
ようにしていることが望ましい。
【0014】内部メモリのデータの揮発を防ぐために、
内部メモリ内の索引ファイルを外部メモリに一斉にロー
ドし得るようにしていることが好ましい。
【0015】
【作用】このような構成により、入力時に、名刺の内容
をイメージデータとしてスキャナ1に読取らせ、それを
特徴づける索引データをタッチパネル2を通じて入力す
ると、イメージデータは外部メモリ3bに、索引データ
は内部メモリ3aにそれぞれ互いにリンクされ1セット
情報として格納される。そのような作業を繰り返すこと
により、外部メモリ3bには次々とイメージデータが格
納され、内部メモリ3aには索引データが蓄積されてゆ
く。その際、イメージデータはテキストデータ(索引デ
ータ)に比べて遥かに容量が大きいので、外部メモリ3
bがフレキシブルディスク等であれば内部メモリ3aが
飽和するまでに先に外部メモリ3bが飽和することが当
然あり得る。このような場合には、外部メモリ3bを新
しいものに交換して作業を続行する。
【0016】このようにしてイメージデータがデータバ
ンク化した後、検索時に、タッチパネル2を通じて検索
データを入力すると、その検索データに対応した1又は
2以上の索引データが内部メモリ3aから検索される。
特定の索引データを指定すると、その索引データはそれ
にリンクされたイメージデータの格納場所を情報として
有しているので、そのイメージデータが対応する外部メ
モリ3bから読出されて、タッチパネル2上に表示され
る。その結果、表示されたイメージを通じて氏名、会社
名など所望の情報を入手することが可能になる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1並びに図2〜
図20を参照して説明する。
【0018】この電子名刺整理帳は、図2に示すよう
に、イメージスキャナ1と、整理帳本体5とを具備して
なる。
【0019】イメージスキャナ1は、頂板部に設けられ
た読取部1aに名刺をセットしてスキャニングすること
により、その名刺に書かれた文字をイメージデータに変
換し、整理帳本体5に転送するようになっている。
【0020】整理帳本体5は、図2及び図3に示すよう
に、タッチパネル2と、FD(フレキシブルディスク)
ドライバ5aと、マイクロコンピュータシステム6とを
具備してなる。
【0021】タッチパネル2は、例えば、液晶方式の表
示部2bと、抵抗膜方式の入力部2aとを厚み方向に重
合配置して構成されたものである。そして、表示部2b
が機能するときには、イメージや文字等を構成する各画
素に対応した表示ドットの透明電極にマイクロコンピュ
ータシステム6からの信号s4 を通じて電圧が印加さ
れ、入力部2aが機能するときには、特定の表示区域に
表示されるキーがタッチされたことをそれに対応した接
触点に生じる抵抗変化から割り出してそのキーに対応し
た信号s1 をマイクロコンピュータシステム6に入力す
るようにしている。
【0022】FDドライバ5aは、マイクロコンピュー
タシステム6によって駆動されるもので、内部メモリ3
a内のバッファに仮保持されているイメージデータを外
部メモリたるFD3bへ書込み、逆に、FD3b内のイ
メージデータを内部メモリ3a内のバッファへ読出す役
割をなしている。
【0023】マイクロコンピュータシステム6は、制御
部としての役割をなすCPU6aと、前述した内部メモ
リ3aと、入力ポート6bおよび出力ポート6cとを具
備してなる。内部メモリ3aは、制御プログラムが書込
まれているマスクROMと、随時書込み/読出しが可能
なRAMとに大きく分けられる。RAM内は、図5のメ
モリマップに示すように複数のメモリ領域に区成されて
いる。CPU6aは、入力ポート6bを介して、タッチ
パネル2に入力されるデータに対応した信号s1 と、ス
キャナ1から読込まれるイメージ生データに対応した信
号s2 と、FDドライバ5aから取出されるイメージデ
ータに対応した信号s3 とを適時入力し、内部で適当な
処理をして、出力ポート6cを介して、タッチパネル2
に表示すべきイメージデータに対応した信号s4 と、F
D3bに書込むべきイメージデータに対応した信号s5
とを出力し得るようになっている。その一連の制御が前
述したマスクROM内の制御プログラムに書込まれてい
る。
【0024】図4は、その制御プログラムが実行された
際にタッチパネル2上に表示される各種画面を体系的に
示したフローチャート図である。図7〜図20はそのフ
ローチャート中における各ステップ7〜20での表示画
面を示している。以下、これらの図を参照しながら、こ
の電子名刺整理帳の機能及び操作方法を説明する。
【0025】先ず、電源をONにすると、ステップ7で
メッセージ画面Aが表示される。そこで、そのガイドメ
ッセージに従って索引ファイルFDをセットすると、ス
テップ8で次なるメッセージ画面Bが表示され、FDか
ら索引データを読込み中であることが知らされる。すな
わち、この索引ファイルFDは、電子名刺整理帳の電源
をOFFにする直前にRAM内の索引データを揮発防止
のためにロードするようにしたバックアップ用のもので
ある。読込みが終わると、ステップ9に移り、タッチパ
ネル2上にメニュー画面Cが表示される。この画面Cに
は、新規登録キーc1 、検索キーc2 および補助キーc
3が設けられており、それらのキーc1 、c2 、c3
タッチされた場合に、それぞれ新規登録画面O、検索画
面Pおよび補助画面Qに移行するようになっている。
【0026】新規登録画面Oは、5つの具体的な画面
D、E、F、G、Hから構成されている。先ずステップ
10で最初に表示されるメッセージ画面Dは、カード
(名刺)をスキャナ1にセットするように求め、セット
された時点でスキャニングを開始する。この画面Dに設
けられたメニューキーd1 はメニュー画面Cに復帰する
ためのものであり、キーワードキーd2 はスキャニング
せずにステップ12へスキップするためのものである
(索引データのみ入力して電話帳代りに使用する時など
に有用)。スキャナ1が読込みを完了すると、イメージ
生データがマイクロコンピュータシステム6に転送され
て内部メモリ3aのRAM内に格納され、これとともに
ステップ11でタッチパネル2上にイメージデータ調節
画面Eが現れ、そのイメージ表示区画e1 に名刺から読
取ったイメージが表示される。このイメージ表示区画e
1 は、破線内がイメージ記憶領域になっている。このた
め、この画面Eに付帯して設けられた移動キーe2 によ
ってその表示区画e1 内のイメージをスクロールさせ、
適切な位置に修正することができる。メニュー画面Cに
戻りたいときはメニューキーe4 をタッチし、読取り状
態が悪くスキャニングし直したいときにはやり直しキー
5 をタッチする。イメージに不備がなければ、イメー
ジ確定キーたるOKキーe3 をタッチする。これによ
り、ステップ12で索引データ入力画面Fが表示され
る。この画面Fでは、A〜Eまでのグループ指定キーf
1 と、2つのキーワード入力キーf2 、f3 とによっ
て、名刺を特徴づける索引データを構成する。例えば、
グループA、B、…に製造業、流通業などといった業種
を対応させ、キーワード1に具体的な会社名とその所属
を対応させ、キーワード2に名前を対応させる。かかる
索引データ全体は図6に示すようなデータ構成をとって
おり、前述したグループ名、キーワード1、2が検索対
象項目となる。キーワード入力キーf2 、f3 をタッチ
すると、ステップ13で画面Gにソフトキーボードg1
が表示され、カタカナ入力が可能になる。そのソフトキ
ーボードg1 において更に英数キーg3 をタッチする
と、ステップ14で英数字入力が可能なソフトキーボー
ドh1を有した画面Hに切替わる。これらの画面G、H
の何れかでOKキーg2 、h2 をタッチすると、キーワ
ード1又はキーワード2が確定し、それが索引データ入
力画面F中のXXX…欄に表示される。h3 は再びソフ
トキーボードg1 に戻るためのカナキーである。しかし
て、画面Fで検索データ確定キーたるOKキーf4 がタ
ッチされると、CPU6aが検索データとイメージデー
タとを1セットの情報としてリンクさせ、前者をRAM
内のデータ領域に登録し、後者をバッファを介してFD
にロードして、ステップ9のメニュー画面Cに戻る。前
記索引データ入力画面Fにも、それまでの手続きをキャ
ンセルしてメニュー画面Cに戻るためのメニューキーf
5 が設けられている。
【0027】なお、ステップ11で表示されるイメージ
データ調節画面Eには、連続キーが設けられており、こ
のキーをタッチすることにより、ステップ9のメニュー
画面Cに戻って再びイメージの読込みが可能になってい
る。すなわち、本実施例は連続キーを操作して最大5枚
までのイメージデータを共通の索引データに一体的にリ
ンクさせ得るようにしてあり、名刺の表裏を登録した
り、同一部署の他の人物の名刺を入力したりするときに
有効となる。また、ステップ12で表示される索引デー
タ入力画面Fには、メモキーが設けられており、このキ
ーをタッチし、ソフトキーボードG、Hにおいて適当な
操作を行うことにより、電話番号など検索対象項目とな
らない情報を入力できるようになっている。この画面F
におけるメモリーキーは、事前に登録したキーワード、
メモ等を呼び出せるようにしたものである。
【0028】検索画面Pは、4つの具体的な画面I、
J、K、Lから構成されている。先ずステップ15で最
初に表示される検索データ入力画面Iは、これから検索
しようとする名刺に関する情報を入力するところであ
り、索引データ入力画面Fとほぼ同様の画面構成からな
っている。そして、3つの検索項目、すなわち、A〜E
までのグループ指定と、2つのキーワード1、2とをそ
れぞれキーi1 、i2 、i3 を操作して入力することに
よって、検索データを構成する。このために、適宜ステ
ップ16の画面Jを表示し、ソフトキーボードj1 を操
作した後にOKキーj2 をタッチする。そして、最後に
画面Iで検索データ確定キーたるOKキーi4 をタッチ
すると、CPU6aがそれらの絞込み検索(AND検
索)を行い、該当する索引データをRAM内から取出し
て、ステップ17で索引データ出力画面K上に表示す
る。検索項目が3つとも一致するケース(重複登録)が
存在しない限り、検索されるデータは常に1つである。
しかし、前記検索データ入力画面Iは3つの検索項目の
うちの一部の入力のみも可能にしてあり、或いは全く入
力しなくてもよいようになっている。したがって、例え
ば、無入力の場合にはキーワード1(例えば会社名・所
属)のアイウエオ順に沿って索引データが表示され、業
種などのグループのみを指定した場合には当該グループ
に属する者の索引データのみが順次表示され、会社名・
所属などに係るキーワード1のみを入力した場合にはそ
れに該当する者の索引データのみがアイウエオ順に表示
される。キーワード2で氏名を直接入力することができ
れば、検索は極めて効率的となる。そして、最後にこの
画面Kにて移動キーk3 を操作して図示しないカーソル
をスクロールさせながら所望の索引データを選択し、指
定キーたるOKキーk1 をタッチすると、CPU6aは
その索引データにリンクされたイメージデータをFDか
ら読出し、ステップ18でイメージデータ出力画面Lに
表示する。この画面Lでは、イメージ上をタッチするこ
とによりタッチした部位を中心にして当該イメージを部
分拡大表示できるようになっており、再びタッチするこ
とで元に戻すことができるようにしてある。k2 及びl
1 はメニュー画面Cに復帰するためのメニューキーであ
る。
【0029】なお、ステップ18で表示されるイメージ
データ出力画面Lには、前ページキー及び後ページキー
が設けられている。これらのキーは、同一索引データに
ついて複数のイメージデータが登録されている場合の他
のイメージデータを呼び出すためのものである。また、
同画面Lにある一覧キーをタッチすると、再び索引デー
タ出力画面Kに戻るようになっている。
【0030】補助画面Qは、2つの具体的な画面M、N
から構成されている。先ず、ステップ19で最初に表示
される補助1画面Mでは、適当なキーをタッチすること
によって、カード(名刺)の追加、差し替え、移動、一
括削除、一枚削除、キーワード変更などの各種編集が可
能になっている。略述すると、カードの追加は、登録済
みのデータに、イメージデータを追加ページとして登録
するためのものである。カードの差し替えは、登録済み
データの中のイメージデータを1枚毎に新しいカードと
差し替え登録するためのものである。カードの移動は、
イメージデータの格納フロップーを移動させるためのも
のである。一括削除は、データ毎の消去を行うためのも
のである。キーワード変更は、索引データを修正するた
めのものである。一方、この画面Mで補助2キーm1
タッチすると、ステップ20で補助2画面Nが表示され
る。この画面Nでは、適当なキーをタッチすることによ
ってFDの初期化、コピー、内部メモリのコピー、使用
量表示、FD名変更、設定、外部ソフト使用などの各種
編集が可能になっている。略述すると、初期化は、FD
の初期化とFD名の登録をするためのものである。FD
のコピーは、バックアップ用にFDの複写をするための
ものである。内部メモリーのコピーは、バックアップ用
に本体内の索引ファイルをFDへ退避させるためのもの
である。使用量は、FD毎の登録件数と記憶領域使用状
況(%表示)を表示するためのものである。FD名の変
更は、初期化時に登録したFD名の変更をするためのも
のである。設定は、索引データの項目名とグループのイ
ニシャルの変更をするためのものである。外部ソフト
は、別の索引ファイルから検索を行う場合の索引FDの
読み込みを行うためのものである。そして、それらの画
面M、Nにてメニューキーm2 、n2 をタッチすること
により、メニュー画面Cに復帰できるようにしている。
1 は補助1画面Mに戻るための補助キーである。
【0031】以上のような構成により、登録作業を繰り
返すと、FDに次々とイメージデータが格納され、RA
M内に次々と索引データが蓄積されていく。この場合、
イメージデータはテキストデータ(索引データ)に比べ
て遥かに容量が大きいので、FDがRAMよりも先に飽
和する可能性が高い。そこで、このような場合には、F
Dを新しいものと取替えて作業を続行する。その結果、
RAM内に最大2200件までの名刺が登録され、その
間にイメージデータは数枚ないし数十、数百枚のFDに
分割されて保存されることになる。そこで、検索時に検
索データ出力画面K上にFDナンバーを表示し、格納場
所を確認できるようにしてある。
【0032】しかして、この電子名刺整理帳によると、
入力時に、名刺の内容をスキャナ1に読取らせ、タッチ
パネル2から索引データを入力するだけで1件の登録作
業を完了することができる。このため、名刺の内容を逐
次拾い出してキーボード入力するといった煩わしさがな
くなる。しかも、オペレータはタッチパネル2上に順次
現れる案内表示を見ながら適当なキーをタッチしてゆけ
ばよく、操作性に優れるとともに、長時間の作業にも適
したものになる。その上デスクトップやラップトップの
ような大形のディスプレイ装置は不要であって、整理帳
本体5と、スキャナ1とによってコンパクトな構成にま
とめることができるので、置き場所をとらず、携帯性を
も具備したものになる。さらに、検索時に必要な索引デ
ータはRAM内に2200件まで登録することができ、
イメージデータは複数枚のFDに分割して格納すること
ができるので、コンパクトな構成であっても大量の名刺
管理を行うことが可能になる。
【0033】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、外部メモリにICカードを用
いてもよい。また、この電子名刺整理帳を名刺以外の同
サイズのカードに適用することもできる。その他、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る電子名刺整理帳は、以上の
ような構成であるから、入力時は、名刺の内容をイメー
ジデータとしてスキャナに読取らせ、索引データを入力
しておくだけでよく、名刺の内容を逐次拾い出してキー
ボード入力するといった煩わしさがなくなる。この際、
入力部と表示部が共通のタッチパネル上に形成されてい
るので、オペレータはタッチパネル上に順次現れる案内
に従ってキーを押圧操作していくだけでよく、操作性に
優れるとともに、長時間の作業にも適したものになる。
勿論、デスクトップやラップトップのような大形のディ
スプレイ装置は不要になるので、全体をコンパクトにま
とめることが容易になり、携帯性をも具備したものにな
る。さらに、索引データは内部メモリに書込まれ、スキ
ャナから読取ったイメージデータは外部メモリに書込ま
れるので、内部メモリの容量が少なくても、そこに保存
される索引データを足掛かりにして外部メモリとの間で
多くのイメージデータのやりとりを行うことができる。
このため、コンパクトであっても大きなデータ取扱能力
を有したものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を説明する説明図。
【図2】本発明の一実施例を示す外観図。
【図3】同実施例の機能を示すブロック図。
【図4】同実施例におけるタッチパネル上の表示画面の
流れを示すフローチャート図。
【図5】同実施例における内部メモリの編成を示すメモ
リーマップ。
【図6】同実施例におけるテキストデータの構成を示す
データマップ。
【図7】同実施例におけるステップ7のメッセージ画面
を示す図。
【図8】同実施例におけるステップ8のメッセージ画面
を示す図。
【図9】同実施例におけるステップ9のメニュー画面を
示す図。
【図10】同実施例におけるステップ10のメッセージ
画面を示す図。
【図11】同実施例におけるステップ11のイメージデ
ータ調節画面を示す図。
【図12】同実施例におけるステップ12の索引データ
入力画面を示す図。
【図13】同実施例におけるステップ13のソフトキー
ボードを示す図。
【図14】同実施例におけるステップ14のソフトキー
ドードを示す図。
【図15】同実施例におけるステップ15の検索データ
入力画面を示す図。
【図16】同実施例におけるステップ16のソフトキー
ボードを示す図。
【図17】同実施例におけるステップ17の索引データ
出力画面を示す図。
【図18】同実施例におけるステップ18のイメージデ
ータ出力画面を示す図。
【図19】同実施例におけるステップ19の補助画面を
示す図。
【図20】同実施例におけるステップ20の補助画面を
示す図。
【符号の説明】
1…スキャナ 2…タッチパネル 2a…入力部 2b…表示部 3a…内部メモリ(RAM、マスクROM) 3b…外部メモリ(FD) 4…制御部 5…整理帳本体 5a…ドライバ C…メニュー画面 c1 …新規登録キー c2 …検索キー c3 …補助キー E…イメージデータ調節画面 e1 …イメージ表示区画 e2 …移動キー e3 …イメージ確定キー(OKキー) e4 …メニューキー F…索引データ入力画面 f1 …グループ選択キー f2 …キーワード入力キー f3 …キーワード入力キー f4 …索引データ確定キー(OKキー) f5 …メニューキー G、H…ソフトキーボード I…検索データ入力画面 i1 …グループ選択キー i2 …キーワード入力キー i3 …キーワード入力キー i4 …検索データ確定キー(OKキー) i5 …メニューキー K…索引データ出力画面 k1 …指定キー(OKキー) k2 …メニューキー L…イメージデータ出力画面 l1 …メニューキー O…新規登録画面 P…検索画面 Q…補助画面

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】名刺をイメージデータに変換するスキャナ
    と、名刺の内容を特徴づける索引データを入力する入力
    部と、これらのデータを記憶する外部メモリ及び内部メ
    モリと、これらのデータを表示する表示部と、メモリに
    対する書込み/読出し制御並びに表示部に対する制御を
    行う制御部とを具備してなるものであって、 前記入力部及び表示部が、共通のタッチパネル上に形成
    されており、 前記制御部が、その書込み制御時に、前記タッチパネル
    を通じて入力される索引データと前記スキャナを通じて
    入力されるイメージデータとを関連づけて、索引データ
    を内部メモリに書込むとともにイメージデータを外部メ
    モリに書込む制御を行い、その読出し制御時に、前記タ
    ッチパネルを通じて検索データが入力されると、その検
    索データに対応した索引データを前記内部メモリから検
    索して、その索引データに関連づけられたイメージデー
    タを前記外部メモリから読出す制御を行い、それら各制
    御時に、前記タッチパネル上にデータを表示する制御を
    併せて行うことを特徴とする電子名刺整理帳。
  2. 【請求項2】整理帳本体に、少なくともタッチパネル、
    内部メモリ、制御部および外部メモリ駆動用のドライバ
    を内蔵していることを特徴とする請求項1記載の電子名
    刺整理帳。
  3. 【請求項3】制御部が、新規登録キーと検索キーを有し
    たメニュー画面を前記タッチパネル上に初期表示するも
    のであり、このうちの新規登録キーがタッチされた場合
    に書込み制御に移行して前記タッチパネルを新規登録画
    面に切替え、検索キーがタッチされた場合に読出し制御
    に移行して前記タッチパネルを検索画面に切替えるよう
    にしていることを特徴とする請求項1記載の電子名刺整
    理帳。
  4. 【請求項4】新規登録画面が、スキャン直後に表示され
    るイメージデータ調節画面と、イメージを確定したとき
    に表示される索引データ入力画面とを具備してなること
    を特徴とする請求項3記載の電子名刺整理帳。
  5. 【請求項5】イメージデータ調節画面が、イメージ表示
    区画と、その区画内のイメージをスクロールさせる移動
    キーと、イメージ確定キーとを有していることを特徴と
    する請求項4記載の電子名刺整理帳。
  6. 【請求項6】索引データ入力画面が、グループ選択キー
    と、1又は2以上のキーワード入力キーと、索引データ
    確定キーとを有しており、索引データ確定キーがタッチ
    された場合に制御部が索引データとイメージデータの書
    込みを行うことを特徴とする請求項4記載の電子名刺整
    理帳。
  7. 【請求項7】キーワード入力キーをタッチした後、タッ
    チパネル上にソフトキーボードが表示されることを特徴
    とする請求項6記載の電子名刺整理帳。
  8. 【請求項8】検索画面が、検索データ入力画面と、検索
    された索引データを表示する索引データ出力画面と、そ
    の索引データに関連づけられたイメージデータを表示す
    るイメージデータ出力画面とを具備してなることを特徴
    とする請求項3記載の電子名刺整理帳。
  9. 【請求項9】検索データ入力画面が、グループ選択キー
    と、1又は2以上のキーワード入力キーと、検索データ
    確定キーとを有しており、検索データ確定キーがタッチ
    された場合に、入力されたグループ及びキーワードに基
    づいて制御部がそれらの絞込み検索を行うことを特徴と
    する請求項8記載の電子名刺整理帳。
  10. 【請求項10】索引データ出力画面が、検索された1又
    は複数の索引データをファイル表示するものであり、そ
    のうちの1の検索データを指定する指定キーを有してい
    ることを特徴とする請求項8記載の電子名刺整理帳。
  11. 【請求項11】イメージデータ出力画面が、タッチされ
    た部位を中心にしてイメージを部分拡大表示する機能を
    有していることを特徴とする請求項8記載の電子名刺整
    理帳。
  12. 【請求項12】制御部が、メニュー画面に補助キーを初
    期表示し得るようにしており、この補助キーがタッチさ
    れた場合にタッチパネルを補助画面に切替える制御を行
    うことを特徴とする請求項3記載の電子名刺整理帳。
  13. 【請求項13】イメージデータ調節画面および索引デー
    タ入力画面が、それまでの操作をキャンセルしてメニュ
    ー画面に復帰するためのメニューキーを有していること
    を特徴とする請求項4記載の電子名刺整理帳。
  14. 【請求項14】検索データ入力画面、索引データ出力画
    面およびイメージデータ出力画面が、それまでの操作を
    キャンセルしてメニュー画面に復帰するためのメニュー
    キーを有していることを特徴とする請求項8記載の電子
    名刺整理帳。
  15. 【請求項15】単一の索引データに対して複数のイメー
    ジデータを関連づけ得るようにしていることを特徴とす
    る請求項1記載の電子名刺整理帳。
  16. 【請求項16】内部メモリ内の索引ファイルを外部メモ
    リに一斉にロードし得るようにしていることを特徴とす
    る請求項1記載の電子名刺整理帳。
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