JP2760549B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2760549B2
JP2760549B2 JP1054586A JP5458689A JP2760549B2 JP 2760549 B2 JP2760549 B2 JP 2760549B2 JP 1054586 A JP1054586 A JP 1054586A JP 5458689 A JP5458689 A JP 5458689A JP 2760549 B2 JP2760549 B2 JP 2760549B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はカード様式と、この様式内の所定位置に定義
される項目とからなるカードを表示手段に表示し、前記
項目にデータを入力する情報処理装置に関する。
(ロ) 従来の技術 この種情報処理装置は例えば特開59−68040号公報に
て知られている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 この種装置においては項目(フィールド)の範囲を定
義するには所定の指定マークを入力する必要があると共
に、項目の文字サイズ定義は指定マークによる範囲指定
と別個の操作によって行うか、又は文字サイズが固定さ
れていて文字サイズ変更ができないものであった。
本発明はワープロ感覚で項目の範囲と文字(数値を含
む)サイズの定義を容易に行えるようにすることを目的
とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明はカード様式と、この様式内の所定位置に定義
される項目とからなるカードを表示手段に表示し、前記
項目にデータを入力する情報処理装置において、カーソ
ルを前記表示手段に表示するカーソル表示手段と、複数
のカーソルサイズを選択設定できるカーソルサイズ設定
手段と、前記表示手段の空白領域において前記カーソル
で前記項目の範囲を指定する範囲指定手段と、前記カー
ソルサイズ設定手段により設定されたサイズの文字で項
目内の文字サイズを定義する文字サイズ定義手段と、前
記範囲指定手段で指定された範囲で項目の範囲を定義す
る範囲定義手段とを備えたことを特徴とする。
(ホ) 作用 上記手段によればカーソルサイズを選択し、カーソル
で範囲指定するという簡単な操作で項目の範囲及び文字
サイズ定義が行える。
(ヘ) 実施例 本発明の一実施例を以下に図面に従い説明する。同実
施例装置はワードプロセッサの機能をなす文書処理モー
ドと、カード表示形式等でレコードデータを入力しソー
ト、セレクト等の種々データ処理をなし、カード形式等
で処理結果を出力するデータ処理モードとを切換えてな
し得る情報処理装置で、第2−1及び2−2図に示すハ
ード構成と第1図に示す如き機能的ブロック構成を有し
ている。第2−1図において(1)はマイクロプロセッ
サよりなる中央処理装置(CPU)で、各種の入出力装置
の制御、文書処理、データ処理等を行う。(2)はダイ
ナミックRAMからなる主メモリで、種々プログラムや文
書処理モードで作成された文書ファイル及びデータ処理
モードで作成したデータ処理ファイルが一時的に記憶さ
れる。(3)はハードディスクI/Oインタフェイス
(4)を介してバス(5)に接続されたハードディスク
よりなる第1補助メモリである。ハードディスクI/Oイ
ンタフェイス(4)はハードディスク制御部を含み中央
処理装置(1)からの起動命令によりDMAコントローラ
(6)の制御下に、主メモリ(2)と補助メモリ(3)
との間の高速データ転送を制御する。(7)は表示手段
としてのCRTで、CRTインタフェイス(8)を介してバス
(5)に接続されている。CRTインタフェイス(8)はC
RT画面を制御する回路を含み、中央処理装置の制御のも
と表示用コードデータをキャラクタジェネレータ(9)
でパターンに変更して表示用バッファメモリ(10)に転
開して、CRT(7)に表示する。
(11)はデータ、テキスト等の入力や種々の機能の選
択等をなす入力手段としてのキーボードで、キーボード
制御回路用の回路を含むキーボードインタフェイス(1
2)を介してバス(5)に接続される。前記キーボード
(11)は基本的には市販のワードプロセッサのキー配列
をなしていて第2−2図にその要部の配列を示す如く、
機能モードによって変るファンクションキー(F1)〜
(F10)や固定の機能指定用ファンクションキー(F11)
…を有している。キーボードインタフェイス(12)は押
されたキーを判別して制御信号やデータ信号に変換して
中央処理装置(1)に送る。中央処理装置はこの制御信
号を受けて種々の機能を実行する。
(13)はレーザービームプリンタ、LEDプリンタ、熱
転写プリンタ等のプリンタで、例えば48×48ドットマト
リックス文字を印字する印字データの授受を主メモリ
(3)とプリンタ(13)の印字バッファ(図示しない)
との間で行うプリンタインタフェイス(14)を介してバ
スに接続される。印字制御は中央処理装置(1)で行
う。
(15)はフロッピーディスクインタフェイス(16)を
介してバス(5)に接続されるフロッピーディスクより
なる可搬式の第2補助メモリで実施例装置で作成の文書
ファイルやデータファイルを第1補助メモリ(3)から
転送して蓄えたり、他の文書ファイル作成装置等にして
作成の文書ファイル等を蓄える。フロッピーディスクイ
ンタフェイス(16)はフロッピーディスク制御部を含
み、中央処理装置からの起動命令によりDMAコントロー
ラ(6)の制御下に、主メモリ(2)と補助メモリ(1
5)間の高速データ転送を制御する。
上記のハード構成の本実施例装置を機能ブロック的に
図示すると第1図の如くなる。即ち、制御手段(17)は
中央処理装置(1)と主メモリ(2)又は第1補助メモ
リ(3)に貯蔵の中央処理装置の制御手順を示す種々プ
ログラムに対応し、主記憶手段(18)は主メモリ(2)
に対応し補助記憶手段(19)はハードディスク(3)及
びインタフェイス(4)、フロッピーディスク(15)及
びインタフェイス(16)に対応し、表示手段(20)はCR
T(7)及びインタフェイス(8)等に対応し入力手段
(21)はキーボード(11)及びインタフェイス(12)
に、印字手段(22)はプリンタ(13)及びインタフェイ
ス(14)にそれぞれ対応する。
前記制御手段(17)は主記憶手段(18)上に種々バッ
ファメモリ(M1)…及びテーブル(T1)…を形成し、前
記種々プログラム(ソフトウェア)によって実現される
制御手段(P2)〜(P5)により、前記バッファメモリ及
びテーブルを用いて文書ファイル機能やデータ処理機能
を実行する。バッファ及びテーブルについて説明する
に、(M1)は文書処理モードで作成したテキストやデー
タ処理モードで作成したカードのイメージデータ(テキ
ストデータ)を蓄えるテキストメモリ、(T1)はテキス
トメモリ(M1)におけるテキストデータを管理する為の
頁数、ライン数やアクセス中の頁、ライン番号等が記憶
されるテキスト管理テーブル、(M2)はデータ処理モー
ドにて入力した複数の項目(フィールド)からなるレコ
ードを複数件蓄えるレコードメモリ、(T2)はレコード
メモリ(M2)におけるレコードを管理する為のレコード
数、項目数、アクセス中のレコード及び項目番号等を管
理するレコード管理テーブル、(T3)はデータ処理モー
ドにおいてデータが入力される項目を管理する為のデー
タが記憶される項目管理テーブル、(M3)は種々の処理
時使用される種々ワークバッファ及び種々レジスタ、
(M4)は種々プログラムを記憶するプログラムメモリ、
(T4)は第1補助メモリ(3)上での文書ファイル及び
データ処理ファイルや種々プログラムの読み出しや書き
込みに必要なデータを記録したディレクトリテーブルで
ある。
前記制御手段について説明するに、(P1)は制御手段
の基本的な機能を果たす主制御手段で、入力制御手段
(P2)、ファイル管理手段(P3)、文書処理手段(P
4)、データ処理手段(P5)を管理制御する。
前記入力制御手段(P2)は入力手段(21)、表示手段
(20)、印字手段(22)の制御を司り、これ等(21)
(20)(22)と主記憶手段(18)との間で制御データの
授受を行うと共に、これ等(21)(20)(22)と主記憶
手段(18)との間で文字データの転送を行う。
ファイル管理手段(P3)は補助記憶部(19)に記録さ
れる各種ファイル(文書ファイル、データファイル、辞
書ファイル、フォントファイル、プログラムファイル)
のアクセスを行う為にデレクトリテーブル(T4)のデー
タを用いて、ファイルの論理的な管理を行う。デレクト
リテーブル(T4)には文書選択画面で(例えば第5−1
図)で表示する際必要なデータ及び文書に対して構成さ
れているファイルの第2補助メモリ上での位置情報、構
成ファイル数情報、各テーブルの使用状況フラグを含ん
でいる。
前記文書処理手段(P4)は日本語ワードプロセッサの
機能を実行するもので、入力手段(21)から入力された
文字を漢字かな混じり文へ変換するかな漢字変換機能、
種々の文書編集機能及び、この編集作業を容易にする為
に作成中の文書を表示部に表示させる文書表示機能等を
なす文書作成手段(P41)、編集された文書を印字手段
(22)にて印刷する文書印刷手段(P42)等の機能制御
手段からなる。
データ処理手段(P5)はカード作成手段(P51)、文
書作成手段(P52)、レコード作成手段(P53)、表示形
式管理手段部(P54)、レコード処理手段(P55)、デー
タ変換処理手段(P56)、帳表出力処理手段(P57)等か
らなる。文書作成手段(P2)は前記文書作成手段(P4
1)と同様な機能を有し、カード作成手段(P1)は新規
カード作成時には例えば第5−7図の如きカードイメー
ジ(カード様式)を文書作成手段(P52)の機能を用い
て作成する機能と、データが入力される項目(フィール
ド)について項目名、型等の定義を行い、この定義デー
タを項目管理テーブル(T3)にセットする機能等を有す
る。前記カードイメージ及び管理データはテキキトメモ
リ(M1)、テキスト管理テーブル(T1)にそれぞれ格納
される。そしてテキストメモリ(M1)へのリード(R)
/ライト(W)できる行、桁を示すアクセスラインポイ
ンタとアクセスカラムポインタを有する文書作成手段
(P52)により、同ポインタと、テキスト管理テーブル
(T1)の情報を用いてテキストメモリ(M1)のR/Wを行
う。カード作成管理手段(P51)は新規カード作成でな
い時選択されデータファイルの作成済みカードを表示さ
せる機能も有する。
前記レコード作成手段(P53)は、キーボード(11)
からの入力データをカード作成手段(P51)にて作成の
カードの項目入力領域(定義範囲)に表示させると共
に、レコードメモリ(M2)に格納し、レコードを管理す
るためのデータをレコード管理テーブル(T2)に格納す
るライト(W)機能と、指定のレコードをレコードメモ
リ(M2)から読み出し、カードイメージと合成させて表
示させるリード(R)機能を有する。このレコード作成
手段(P53)はR/Wできるレコードを指定するアクセスポ
インタを有する。
表示形式管理手段(P54)はレコードを1件一葉のカ
ード形式(例えば第5−11図参照)で表示するか複数の
レコードをまとめた一覧表形式(例えば第5−12図参
照)で表示するかの切替を行う機能を有する。
前記レコード処理手段(P55)はレコードのセレクト
やソート等の種々のレコード処理(データ処理)機能を
なし、例えばセレクトし処理であればセレクト指定条件
に合わないレコードに対し、処理対象から外す処理を行
うと共に、セレクトを解除すると全レコードを処理対象
に戻す。
データ変換手段(P56)は文書作成モードで作成のテ
キストデータをデータ処理モードのレコードに変換して
データベースとして蓄積する機能を有する。帳表出力手
段(P57)はデータ処理モードで作成のレコードを文書
作成の文書ファイル内に埋め込む機能をなす。
以上、制御手段(17)の各機能制御手段(P1)…につ
いて説明したが、これらはハード的に抽出分離可能に存
在するものではなく、ソフト的、機能的に存在するもの
であることは前記した如くであり、例えば第3図及び第
4図等に示すフローチャト(中央処理装置のなす処理手
順の概略を示す)によって実現される。尚、各機能制御
手段(P1)…は必要に応じてロジック回路に置換可能で
ある。
次に本実施例装置の基本的動作及び機能を主に第3図
〜第4図に示す制御手段(17)のなすフローチャート及
び第5図の表示画面に従い説明する。
〔A〕 装置起動及び文書選択 先ず装置の電源を投入すると、文書作成用のプログラ
ムがロードされ、第5−1図に示す初期画面が表示手段
(20)に表示される。同表示例では左端にナンバリング
された如くNo.1〜5の5つのファイルが既に作成され補
助記憶手段(19)に蓄えられている。5つのファイルの
うち用紙の欄が黒反転(網かけ修飾で示す)しているフ
ァイルNo.1,2,4はデータ処理モードで作成されたデータ
処理ファイルで、反転しないものNo.3,5文書作成モード
で作成されたファイルであることを示している。又、画
面の最下段にはキーボード(11)の最上段のファンクシ
ョンキー(F1)〜(F10)に対応するファンクションキ
ーが表示されていて、例えばF1が編集(文書作成)にF6
がデータ処理に対応している。
〔B〕 データ処理モード起動 上述の如く、装置が起動せしられると、第5−1図の
初期画面が表示され、その初期状態では横一行のカーソ
ル(C1)はNo.0の文書新規作成を受け付け可状態である
ことを報知すべく、当該No.0の行を黒反転させている。
この状態で、第3図のステップS1に基づく文書選択を行
なう。本文書はデータ処理モードにより作成されるよう
に、表示画面下段のメニュー項目からデータ処理を選択
するファンクションキー(F6)が押下されると、S2ステ
ップでデータ処理モードに入る。ステップS3で新規作成
が判断されると、表示画面は第5−2図に変わり右下枠
内に文書名、日付等の入力を求めるウインドウが表示さ
れる。このように、マルチウインドウ表示された画面右
下枠内に、文書名、日付等を入力した後実行キー(SW
1)を押すと、これまでロードされていた文書作成プロ
グラムが無効にされ、替ってデータ処理プログラムがロ
ードされる。その結果データ処理モードが起動して、表
示画面は第5−3図に変り、ステップS5以降のカード作
成ルーチンに移行する。
[C] カード作成 第5−3図の画面は文書作成モードの空白1ページの
一部に相当する画面であり、カーソル(C2)は空白1ペ
ージ内を自由に移動可能で、入力手段(21)からの文字
入力、ケイ線描画により自由な入力画面が、文書作成手
段(P52)の機能を用い文書作成モード時と同様な操作
で設計可能となる。同表示画面の最下段には入力したい
項目のデータの型(文字又は数値等)を指定する為のフ
ァンクションキーの表示がなされる。今、第5−4図に
従い名前、住所、電話、年齢の4項目からなる住所録カ
ードの設計を説明する。先ず、カーソル(C2)を画面の
適所に移動し、項目名‘名前’をかな漢字変換で入力す
る。次いで、名前の右側のデータ入力開始位置にカーソ
ルを移動させ、文字入力をすべく、文字項目を指示する
ファンクションキー(F1)を押した後、入力手段(1)
のカーソル移動キー(SW2)を押し続けると開始位置か
らカーソル最終位置までが‘電話’の欄の如く黒反転
(R)し、仮の項目データ入力領域(定義範囲)が確認
できる。この仮領域で良い場合は、実行キー(SW1)を
押すと、文字項目であるのでアンダーラインの付いた
’が領域を埋め‘名前’項目の定義を行う。先頭の
’は文字の高さを高くすることで、開始位置(P1)
を明確にする。これは文字項目の場合複数行にわたって
項目定義が可能であるので、複数行にわたる場合どこが
先頭かを明確にする。数値項目の場合複数行にわたる定
義はないので先頭文字Nの高さを高くしない。
同様に‘住所’‘電話’‘年齢’の各項目の定義を
‘名前’同様に行う。‘年齢’の項目の如く数値入力す
る場合には数値項目を指定するファンクションキー(F
2)を押す。この場合はアンダーラインの付いた‘N'で
入力領域が埋められる(第5−5図)。
こうして、各項目の設定を終え、入力手段(21)の終
了キー(F11)を押すと、第5−6図の画面の如く画面
下に左右に大きい網かけ大字表記の2つのファンクショ
ンキーが表示され、入力手段のキーのうち左半分(F1)
〜(F5)のうちどれかを押すと、第4図のステップS6で
カード設計の終了が判断され、ステップS7の項目管理テ
ーブルセットルーチンに移行する。ここでは各項目につ
いての定義情報が第7図の如く項目管理テーブル(T3)
にセットされ(詳細は後述)、項目定義がなされていな
い場合ステップS8でテーブルセットエラーが判断され、
エラーが無ければステップS9に移行する。ステップS8で
エラー有が判断されるとステップS5に戻る。ステップS6
でファンクションキー(F6)〜(F10)のうちどれかを
押すとカード定義を中止してステップS1に戻る。
〔D〕 レコード作成 ステップS9では表示画面においてカード設計で作成し
たページイメージで下線の付いた‘’や‘’のみを
消しステップS10で項目名のみの空白カード表示させ
る。ステップS11で最初の入力項目領域の先頭にカーソ
ル(2)を位置させる。又画面下右端にはカーソルの位
置表示のみならず入力中のカードが何枚目に当るかが表
示される(第5−7図)。データ入力時カーソル(C2)
はカード設計で設定した項目領域(X又はNのあった領
域)しか移動できず、カーソルサイズも定義した文字の
大きさに自動的に変更設定される。又、文字項目ではか
な漢字変換により自由な漢字、かな文字、数字、等が入
力でき、入力文字は16ビットのJISコードで記憶される
が、数値項目では入力手段(1)の数字キーのみしか受
けつけず数字列のみの入力が可能となり、入力データは
16ビットのJISコードと異なるコード体系の4ビットのB
CDコードで記憶される。
ステップS13で各項目の入力が終了すると第5−8図
の如き表示画面となり入力手段(21)の次ページキー
(F12)を押すと、画面は改ページされ第5−9図の如
くステップS14に基づき空白の新しいカードとなり、カ
ードとしては2枚目の表示がなされ、ステップS11,S12
に戻って第5−10図のように2枚目のカード形式での項
目データ入力がなされる。このようにステップS12〜S13
〜S12〜S14〜S12〜S13のループを循環することによっ
て、1件1葉のカード型住所録データが任意の件数(枚
数)作成される。この実施例では第5−11図の「12枚
目」に示す如く12件のカードが作成された。
ステップS12で表示切替キー(F13)を押すと第4図の
フローに移りデータ表示形式管理手段(13)は第5−12
図の如くこれまでのカード形式画面から一覧表の表示に
自動的に切替える(ステップS21)。第5−13図は一覧
表の表示項目の削除,変更が可能であることを示してい
る。
次に一覧表表示において、項目データの入力又は修正
はステップS18で受け付けられる。修正の場合、第5−1
4図の如く、カーソル(C2)を項目データの欄に移動さ
せると、画面下に文字入力欄(L1)が表示され、修正し
たい項目まで移動させて当該文字入力欄(L1)に正しい
項目データを入力手段(21)よりワープロタッチで入力
すれば良い。このようにして修正された項目は、一覧表
表示であるにも拘らずカード形式において項目データを
修正したことと同じとなる。即ち、ステップS19で表示
切替キー(F13)を押すと第5−15図の如く修正した内
容のカード表示形式に画面に戻る(S52)。
又、ステップS19で次ページキー(F12)を押すとステ
ップS20において図示しないがカードNo.13の欄が自動的
に追加表示されここで、項目データを入力することで、
一覧表表示状態で新レコード(カード)の追加作成が実
行される。
[E] レコード処理 次に、第3図に戻って、入力された12件のレコードか
らなるデータ処理ファイルにおけるレコード処理の一例
としてセレクト処理について説明する。ステップS12
で、セレクトキー(F15)を押すと画面は第5−16図に
変り、セレクト条件を受け付けるステップS15移行す
る。すると、カード表示画面の下に条件入力画面が表示
され条件入力欄(L2)に住所が大阪であるレコードを検
索すべく「大阪*」を入力手段(21)よりワープロタッ
チで入力する。「*」は大阪の後の文字は何で良いこと
を示す前方一致の演算子である。条件の入力が終わると
実行キー(SW1)を押すことでステップS16に進みレコー
ド処理手段(P55)によるセレクト処理が実行される。
上記のセレクト条件に合致するレコードは本実施例で
は5件あり、これを一覧表で見るにはステップS12で表
示切替キー(F13)を押すことで、第5−17図の如く表
示されるし、表示切替キー(F13)を押さなければカー
ド形式で1枚ずつ見ることが可能である。
こうした、セレクト処理の結果が必要でなく、入力レ
コード12件を全て保存したい場合はセレクト解除キー
(F16)を押すことでセレクトが解除される。次いでス
テップS12で終了キー(F11)を押すことで、第5−18図
の画面が表示され、ステップ15で再度文書名、著者名、
日付がウインドウに表示される。表示内容で良ければ実
行キー(SW1)を押下し、またそれらを修正したい文書
名、日付等の項目を修正入力した(ステップS17)後、
実行キー(SW1)を押すことで、「住所録」のデータ処
理ファイルがクローズされ、ステップS1に戻る。勿論、
セレクト解除キー(F16)を押すことなくセレクトされ
たレコードのみで新しいデータ処理ファイルを別個作成
可能である。
このようにしたセレクトの他にデータ処理としてはソ
ートやそれ以外にもAND、OR等の論理演算子を用いた条
件式検索も可能である。例えば、条件式[住所=大阪府
*]AND[年齢>30才]による検索である。
[F] データ処理ファイルの構成 こうして、作成された1つのデータ処理ファイルは
‘住所録’のカードイメージが文字データの連続として
1行ずつテキストメモリ(M1)に蓄えられ、複数のレコ
ードデータ(各レコードは複数の項目データからなる)
は第6図に示す如く項目順にレコードメモリ(5)に蓄
えられる。レコードの各項目をカードイメージのどこに
埋込むかの情報やその他の定義情報は第7図に示す如き
項目管理テーブル(6)に蓄えられる。
[G] 異った種類のカードによる実施例詳細説明 (1) 下地が空白の時カーソルサイズを任意に設定し
ての項目位置定義 下地が空白時においてカーソルサイズを任意に設定し
て項目定義を行う場合について、第11−1図〜第11−13
図に示す名刺管理カードに従い説明する。
第11−1図は第3図のステップS5、即ち第8図にその
詳細を示すカード設計ルーチンにおいて、カードイメー
ジを作成した状態の表示画面を示している。即ち、ステ
ップS40でカーソルを全角(初期値)にセットし、セッ
トされたサイズでカーソルを表示し(ステップS41)、
ステップS42においてカナキーやケイ線キー等の入力に
より第11−1図の如くステップS63で文書作成手段(P5
2)の機能によってカードイメージを作成し、ステップS
41に戻ってカーソル(C2)を表示させた状態である。
先ずカーソル(C2)を項目定義開始位置に位置させて
おいて、カード定義:文字のファンクションキー(F1)
を押すと、ステップS47に移行し、表示画面は第10−2
図に変わり(カーソルキーは幅がせまくなる)、カーソ
ルキー(SW2)を用いてカーソルを移動させる操作をす
ると、第10−3図の如く文字データ入力範囲(R)がカ
ーソルの長さで示されると共に、画面下に入力(定義)
範囲が‘文字項目位置定義:文字数半角44文字’の如く
44文字分(半角で計算)(この場合カーソルサイズが全
角にセットされているので全角22文字分)であることを
表示する。この表示は全角22文字と表示することもでき
る。
会社名に関する項目位置定義、即ちカーソルによって
示されるデータ入力範囲及び文字数がこれで良い場合、
実行キー(SW1)を押すとステップS48からステップS49
に移行し、ここで先頭の空白を判断し、ステップS51で
カーソルサイズレジスタにカーソルサイズをセットし、
ステップS52に移行して設定範囲(R)全体にわたり輝
線(Z)付であって、カーソルレジスタに設定したサイ
ズの文字‘X'に変る(第11−4図)。この状態では文字
データであることを示す‘’が22文字表示され各‘X'
の下に輝線(Z)が付されているが、テキストメモリ
(M1)におけるデータの持ち方は‘’等の文字が3ワ
ード(16ビット/1ワードで、文字サイズ等の属性部と、
JISコード部と、輝度ビットや文字修飾情報を含む拡張
部が各1ワードずつ)からなる文字コードデータであ
り、そのうちの輝度ビット(1ビット)を‘1'に設定し
ている。同ビットは‘1'であると表示時文字に輝度
(Z)が付され‘0'であると輝線(Z)が消される。こ
うして、項目名‘会社名’についての項目位置定義が仮
登録される。ステップS48で取消キーが押されるとステ
ップS41に戻り第11−1図の画面となり、他のキーが押
されるとステップS48にとどまる。
次にステップS52を終えるとステップS41に戻り画面第
11−4図でカーソルキー(SW2)を操作してカーソルを
‘ふりがな’欄のデータ入力範囲の先頭に位置させ(第
11−5図)、カーソルサイズ変換キーを押すと、画面が
第11−6図に変りステップS43に移行する。ここで、カ
ーソルサイズが画面下にファンクションキー(F1)〜
(F8)に対応して表示され、上付(全角の1/4で上
側)、下付(全角の1/4で下側)、半角横倍(全角)、
全角横倍(全角の横方向2倍)、半角縦倍(半角の縦方
向2倍)、全角縦倍(全角の縦方向2倍)、半角4倍
(半角の縦方向4倍)、全角4倍(全角の縦,横2倍)
のサイズの選択が可能であることを表示する。この‘ふ
りがな’欄では‘下付’を選択すべくステップS43でフ
ァンクションキー(F1)を押すと、ステップS46に移行
して選択されたカーソルサイズがカーソルサイズレジス
タにセットされ、ステップS41に移行して画面は第11−
7図に変わる。ステップS42でカード定義:文字(ファ
ンクションキーF1)を押すとステップS47に移行し画面
は第11−8図に変る。前述の‘会社名’に項目定義と同
様の処理ルーチンで第11−9図の如くカーソル(C2)に
より範囲を指定し、実行キーを押すと、全角の1/4のサ
イズで輝線(R)付の‘X'が表示される。
同様に‘氏名’欄‘会社住所’欄、‘TEL'欄、‘FAX'
欄の項目定義を仮登録した状態が、第11−11図である。
こうして項目定義の状態が表示され、文字サイズ、範囲
が1目瞭然に分かるので、オペレータはこの定義で良い
と判断すると、終了キー(F11)を押す。すると、第3
図のステップS6でカード設計ルーチンが終了が判断さ
れ、ステップS7の項目管理テーブルセットルーチン、即
ちカード設計ルーチンでテキストメモリに仮登録された
項目定義情報を項目管理テーブル(T3)にセットするル
ーチンに移行する。
尚、カード設計ルーチンにおいて、項目定義として数
値を定義する場合には、例えば第11−1図の画面でカー
ド定義:数値のファンクションキー(F2)を選択する
と、下地が空白の場合ステップS44→S53→S54のルーチ
ンでステップS47→S48→S49→S51→S52のルーチンと同
様に数値項目の仮定義が実行される。ステップS62でス
テップS52と異なるのは表示の文字が文字項目であるこ
とを示す‘X'の代り、数値項目であることを示す‘N'と
なる。
次に第9図に示す項目管理テーブルルーチン(ステッ
プS7の詳細)について説明する。テキストメモリ(M1)
には第11−11図に示す如きテキストデータが格納されて
いて、仮定義されている項目定義条件を一行ずつ判断処
理して項目管理テーブル(T3)にセットする。即ち、ス
テップS80において処理する行を1行目にセットし、ス
テップS81で処理するカラム(桁)を左端に進め、ステ
ップS82で項目設定位置かどうかを判断する。第11−11
図の例では1行目には輝線(Z)付文字が無いので、ス
テップS82→処理するカラムを1文字分右に進めるステ
ップS89→処理カラムが右端かどうかを判断するステッ
プS86→S82を一行分繰返し、1行分が終るとステップS9
0で処理する行が最終行かどうか判断し、ステップS91で
処理する行を1行下に進めステップS81に戻る。2行及
び3行目も同様に項目設定位置が無く、4行目に処理が
移る。
4行目において、処理カラムが第9カラムとなると、
ステップS82において‘’文字の輝線ビットが識別さ
れ、ステップS83で第12図に示す如くカーソルサイズが
全角であることを示すべく項目No.1のカーソルタイプ欄
に‘3'をセットし、ステップS83において項目タイプが
‘文字’であることをタイプ欄にセットし、ステップS8
4で処理するカラムを当該処理項目の最終のカラムの次
までカラムを進めた後、ステップS85で、項目管理テー
ブル(T3)に他の情報をセットする。即ち、桁開始位置
はステップS82で記憶されている桁開始位置‘9'を、行
位置はステップS80で記憶されている行位置‘4'を、デ
ータ長はステップS84でカウント値をそれぞれセット
し、項目名は項目開始桁位置の左側に位置する文字デー
タを読み出してセットする処理が行われる。この際文字
データが解読できない場合は自動的に項目Noに対応する
文字データ、例えば‘文字No.1'が記憶される。
こうして、項目No.1の項目管理テーブルセットの処理
が終ると、ステップS86→S82→S89→S86の流れで第4行
目において項目No.1の右方に項目設定位置が存在するか
どうかを検出する。あれば項目No.2として同様の処理が
行われるが、この例では存在しないので、処理カラムは
1行の右端まで進められ、ステップS86でYESとなり、処
理はステップS90→S91→S81と移行し、第5行目以降の
項目管理テーブルセットが行われる。その結果、項目N
o.2〜No.6の項目管理データは第12図の如くセットされ
る。
尚、この項目管理テーブルセットのルーチンが実行さ
れている間、カード表画面は第11−11図であって、画面
下にカード定義の表示の代りに「項目定義中です」の表
示と共に、何行目、何桁目が処理されるかをリアルタイ
ムで表示し、オペーレータに対し処理が進行中であるこ
とを報知する。
項目管理テーブルセットを終えると第3図のテーブル
セットの判断処理ステップS8に移行し、ここでは項目設
定が全く行われていないとエラー有りの判断となりステ
ップS5のカード設計に戻り、オペレータに項目定義を要
求する。ステップS8でテーブルセットのエラーが無い
と、ステップS9に移行し、ステップS9で第11−11図の輝
線付文字‘’を消去し、ステップS10で第11−12図の
如くカード画面を表示する。今の場合カード定義直後で
あるので空白のカードが表示する。ステップS3で、デー
タ処理ファイルが新規作成でない場合はステップS10で
各項目のデータとカードの様式イメージデータとが合成
された1枚目のカードを表示する。又、ステップS11で
はこのカードにカーソル(C2)を表示する処理が実行さ
れる。即ち、第10図のフローチャートにおいてステップ
S100で項目管理テーブルのカーソルサイズ欄からサイズ
データが読み出され、ステップS101でそのサイズに従っ
て画面にカーソル(C2)を表示する。カーソルの初期設
定位置は項目No.1の先頭桁であり(第11−12図)、項目
データ入力待ちとなる。
項目データの入力については既に説明済みであるので
省略するが、カーソル移動範囲は項目設定位置、即ち第
11−11図の文字‘’の表示されている範囲のみとな
る。第11−13図はデータ入力経過を示している。尚、ス
テップS13においてデータ入力項目タイプが文字の場
合、カーソルサイズ変換キーが押されるとタイプが文字
であることを項目管理テーブルから判断してカーソルサ
イズの変換を許可し、項目のタイプが数値及び日時であ
る場合はカーソルサイズ変換キーの押下を受け付ないよ
う構成される。又、文字項目でのサイズ変換は左右方向
は自由に変えることができるが、上下方向は小さくする
方向のサイズ変換を許可することで、画面の表示がおか
しくならないよう構成されている。こうした構成を採用
することで、文字項目入力は比較的自由なサイズでの入
力,レコードメモリへの蓄積及び表示を可能とし、数
値、日時項目では同一項目範囲内でサイズが変ることは
好ましくないことから、サイズ変換を受け付けないよう
にすることで、ユーザーに親しいデータ入力を可能にし
いている。尚、文字サイズを半角から全角に変えてデー
タを入力すると入力文字数は半角の半分となり、それ以
上は入力の不可となる。
(2) 下地に文字を表示させておいての項目位置定義 日時(日付)項目定義 第8図のカード設計ルーチンで、ステップS42におい
て、日時項目定義が選択された場合について第13−1図
〜第13−10図の表示画面に従い説明する。第13−1図は
カード定義ルーチンにおいて、残業時間管理表カードイ
メージが作成された状態を示し、ステップS42でキー入
力待ちとなっている。日時項目を定義したい位置にカー
ソル(C2)を移動させ(第13−1図)、適当な数値をあ
てはめた下地をキー入力し文書作成手段(P2)により作
成する(第13−2図)。次いで、下地の先頭カーソル
(C2)を進め(第13−3図)、カート定義:日時のファ
ンクションキー(F3)を押すと、範囲指定のステップS7
0の移行して画面は第13−4図に変る。ここでカーソル
キー(SW2)の右方向移動キーを押してカーソル黒反転
を日のところまで帯状に広げ、カーソルキーの押下を解
除することで定義位置の範囲を指定する(第13−5
図)。この範囲指定の間カーソルキーの押下操作のみで
よい。この範囲指定で良い場合オペレータが実行キー
(SW1)を押すとステップS71でYESが判断されステップS
72で先頭が空白かどうかが判断される。この場合先頭は
‘1'であり空白でないので、ステップS57で‘1'の文字
サイズを判定し、文字サイズバッファに‘全角’の情報
をセットし、ステップS74で指定範囲内にサイズの異な
る文字が存在するかをチェックする。ステップS77でサ
イズチェックの結果、有の場合はステップS79で画面に
エラーメッセージを表示する。無の場合はステップS78
に移行して輝線(Z)付文字を表示する(第13−6
図)。この文字は先頭が3桁以上であれば‘NM…’とな
り、2桁の場合年の前を‘YY'に、月の前を‘MM'に、日
の前を‘DD'に、時の前を‘HH'に、分の前を‘MM'に、
秒の前を‘SS'に、時間の前を‘NN'としてそれぞれテキ
ストメモリ(M1)にセットし表示させる。この時各文字
は前記の如く輝線ビットが‘1'にセットされ、表示は輝
線(Z)付の文字として表示し、ステップS4に戻る。
ステップS72で先頭が空白であると、ステップS79に移
行してエラーメッセージを出し、ステップS41に戻す。
即ち、日時項目定義の場合は下地を作成しておく必要が
あり、かつ項目定義に入る前にカーソルを下地先頭に位
置させておく必要があることを意味している。
この点、文字項目位置定義の場合は下地を形成してい
てカーソルが下地先頭の位置した状態で定義;実行に入
ると、第8図ステップS48−S49→S50で、S50で先頭の文
字サイズを記憶しS52で記憶サイズで‘X'を表示する。
下地が形成されていない下地があってもカーソル位置が
空白の部分に位置した状態で定義実行に入るとステップ
S48→S49→S51→S52の処理となり、エラーとはならな
い。これは後述の数値項目定義の場合も同様である。
同様に下地‘1988年12月17日’も同様な定義処理を実
行すると画面は第13−7図に変る。次いで、残業時間及
び累計時間の定義は上述の年月日の定義と同様な処理で
実行されるので詳細な説明は省略するが、第13−7図の
如く適当に下地を作成した後、範囲を指定し(第13−8
図)、実行キー(SW1)を押下することで、定義が実行
される(第13−9,10図)。こうして項目No.1(#1)〜
No.4(#4)の日時仮定義が実行される。又、火〜土の
日時定義も同様に行える。この場合、残業時間の欄の火
〜土に‘NN時間MM分’を書き込む際、‘NN時間MM分’の
データを一時記憶させて、これを複写させる文書作成手
段(P52)の複写機能を用いて行うことも可能である。
各日時項目の定義が完了するとステップS7の項目管理
テーブルセットのルーチンが前述と同様に実行され、項
目管理テーブル(T3)は第15図の如き内容で管理情報が
セットされる。第12図の文字項目定義の場合と異なるの
は、タイプの欄に日時にセット、項目名の欄に自動的に
日時1,日時2…の如き項目名がセットされ、タイプ2の
欄に‘01'や‘11'等の日時のタイプ(第14図参照)を示
す情報がセットされる点である。この日時タイプの型を
記憶することで、レコードとしては○○の部分のみを記
憶しておけば良く、カード表示の際はタイプを読み出す
ことで日時データの合成表示が可能となる。
数値項目定義 下地を作成した後に数値項目を定義する例を第16−1
図〜第16−6図の見積書カードに従い説明する。第11図
で説明した文字項目と基本的には同様の処理がなされる
が、異なるのは、指定範囲内にサイズの異なる文字があ
るかどうかのチェックステップとコンマ及び小数点が正
しく付されているかどうかのチェックステップを設けた
点である。以下表示画面に従って処理内容を説明する。
第16−1図は‘単価’欄に下地100,000を作成し、範
囲を指定すべくカーソル(C2)を‘1'の上に位置させた
状態を示している。ここでカード定義:数値のファンク
ションキー(F2)を押下すると第16−2図の画面とな
り、カーソルキーを操作して範囲指定し(第16−3
図)、実行キーを押すとステップS54からS55に移行し、
先頭文字のサイズデータレジスタにセットし、ステップ
S56にて指定範囲内に先頭サイズと異なるサイズの文字
があるかどうかをチェックする。有りの場合はステップ
S64で画面にエラーメッセージを出しステップS41に戻
し、オペーレータに訂正を求める。こうしたサイズチェ
ックをすることなく先頭文字でサイズを統一方法もある
が、途中でサイズが変っている場合、オペレータは必ず
しも先頭文字サイズでの定義を望んでいるとは限らない
ので、こうしたチェックの方法がより有効である。
ステップS57で無しの場合、ステップS58に移行し、コ
ンマ及び小数点のエラーチェックを行う。このチェック
は指定範囲内に小数点が2以上ないか、コンマが3桁毎
に付されているか、小数点の後にコンマがあるか等を含
む。エラー有の場合はステップS64でエラーメッセージ
を表示し、無しの場合はステップS60に移行して、指示
範囲内のコンマ,小数点以外の文字を‘’に置換し
(第16−4図)ステップS41に戻り、次の項目の処理に
移る。
ステップS7以降の処理は前述と同様であるので省略す
るが、ステップS13での項目データ入力ステップでは、
例えば単価の項目に数値を入力してゆくと数値は項目の
最終位置から表示され、コンマ(コンマ,小数点の情報
はステップS84で項目管理テーブルに記憶されている)
は自動的に付与されてゆく(第13−5図〜第13−6
図)。又この数値項目では文字サイズが指定範囲内で統
一されていて、カーソルサイズ変換キーの押下は受け付
けず、項目管理テーブルにセットされたカーソルサイズ
に従い所定の文字サイズ入力に限定される。
(ト) 効果 上記の如く構成される本発明によればカーソルの操作
で簡単に項目の範囲、文字サイズが実行されるので、ワ
ープロ操作タッチで項目定義操作の容易な情報処理装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は全て本発明の実施例を説明するものであって、第1
図は機能的ブロック構成図、第2−1図はハード的ブロ
ック構成図、第2−2図は要部平面図、第3図は全体の
フローチャート、第4図は表示切替のフローチャート、
第5−1図乃至第5−18図は各状態別の表示画面の模式
図、第6図はレコードメモリ内のレコードデータの格納
状態を示す模式図、第7図は項目管理テーブルの模式
図、第8図はカード設計のフローチャート、第9図は項
目管理テーブルセットのフローチャート、第10図はカー
ソル表示のフローチャート、第11−1図乃至第11−17図
は他のカードにおける各状態別の表示画面の模式図、第
12図は項目管理テーブルの模式図、第13−1図乃至第13
−10図は他のカードにおける各状態別の表示画面の模式
図、第14図は日時のタイプを示す説明図、第15図は項目
管理テーブルの模式図、第16−1図乃至〜第16−6図は
他のカードにおける各状態別の表示画面の模式図であ
る。 (20)……表示手段、(T3)……項目管理テーブル、
(C2)……カーソル、(F1)〜(F18)……ファンクシ
ョンキー、(SW1)……実行キー、(SW2)……カーソル
キー(P51)……カード作成手段、(P52)……文書作成
手段、(P53)……レコード作成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野中 裕一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 永田 勝裕 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−116816(JP,A) 実開 昭56−127539(JP,U) 実開 昭62−179668(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/02 - 3/027

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード様式と、この様式内の所定位置に定
    義される項目とからなるカードを表示手段に表示し、前
    記項目にデータを入力する情報処理装置において、カー
    ソルを前記表示手段に表示するカーソル表示手段と、複
    数のカーソルサイズを選択設定できるカーソルサイズ設
    定手段と、前記表示手段の空白領域において前記カーソ
    ルで前記項目の範囲を指定する範囲指定手段と、前記カ
    ーソルサイズ設定手段により設定されたサイズの文字で
    項目内の文字サイズを定義する文字サイズ定義手段と、
    前記範囲指定手段で指定された範囲で項目の範囲を定義
    する範囲定義手段とを備えた情報処理装置。
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