JP3393156B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3393156B2
JP3393156B2 JP19057993A JP19057993A JP3393156B2 JP 3393156 B2 JP3393156 B2 JP 3393156B2 JP 19057993 A JP19057993 A JP 19057993A JP 19057993 A JP19057993 A JP 19057993A JP 3393156 B2 JP3393156 B2 JP 3393156B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】本発明は、電子手帳等の携帯情報
端末機や、パーソナルコンピュータにて使用する文章作
成装置や、ワードプロセッサの文章作成装置の表示画面
のデータ処理装置に関する。 【従来の技術】従来におけるデータ処理装置では、複数
の画面情報をオープンさせて、1つの画面(複写元)情
報の一部を、他の画面(複写先)情報に複写入力するこ
とができる。この操作は、複写元の文字列を指定し、
「複写」を実行させた後、もう一方の画面(複写先)で
「貼め込む」動作が必要である。図29は、基本画面A
に、画面Bを重ねて表示した図であり、2つの画面A,
Bのうちどちらが処理対象(入力や表示)かは、画面上
部で見分ける。すなわちタイトル部A1,B1のうち、
反転表示している方A1が処理対象である。図30は、
画面Aの文字列「CDE」A2を指定し、反転表示させ
た図である。図31は、文字列「CDE」を複写しよう
として、〔複写〕(コピー)キー81を押した後の状態
を示す図である。図32は、画面Bの一部をタッチし
て、画面Bを処理対象にした図であり、ペーストする位
置を指やペン等で、画面Bの「2」の位置を指定し、こ
こにカーソルB2を移動させ、「2」の下にカーソルB
2を表示する。図33は、〔貼込〕(ペースト)キー8
2を押して、「CDE」がBの画面の「1」と「2」の
間にペーストした図である。 【発明が解決しようとする課題】従来技術におけるデー
処理装置では、演算を行う際に、キー入力によって数
字および演算記号を入力しなくてはならないといった問
題点があった。本発明は、簡単な操作で演算処理をする
ことができるデータ処理装置を提供することを目的とす
るものである。 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、少なくともメモ用ウィンドウと、演算用
ウィンドウとが表示されるマルチウィンドウ機能を備え
たデータ処理装置において、入力手段から入力された文
字列を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶した文
字列をメモ用ウィンドウに表示するメモ用表示手段と、
メモ用ウィンドウに表示された文字列のうち任意の範囲
を指定する範囲指定手段と、前記範囲指定手段によって
指定された範囲に含まれる文字列を記憶させる複写用記
憶手段と、演算用ウィンドウに対して複写入力の指示が
あったとき、前記複写用記憶手段に記憶された文字列の
中から数字及び演算記号を識別し、識別された数字及び
演算記号に基づいて演算を行う演算処理手段とを備えた
ものである。 【作用】従って、本発明のデータ処理装置によれば、
モリにストアされているキャラクタ、すなわち数字、演
算記号およびその他の文字などがストアされており、こ
のメモリの内容から、数字および演算記号だけを識別し
て、その識別された数字および演算記号に基づいて演算
を行うようにし、これによっていわばメモ帳などから、
電子式卓上計算機などを用いたときと同様にして演算を
行うことが可能になる。 【実施例】本発明のデータ処理装置を図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例の外観図であ
る。図2の表示手段6は表示画面41を有し、ここに情
報や文字入力用キーボードが表示される。この表示画面
41の上面には、多数のスイッチング素子が平面状に配
置された透明なタッチパネル8が貼ってあり、画面をタ
ッチするとタッチパネル8により、その位置が分かるよ
うになっている。キーボード5は、電源の「入」や
「切」キー31、カーソル移動キー32等の文字入力を
助ける最小限のキーから成っている。アプリケーション
選択キー43は、例として8個のキーがあり、名刺管理
キー21、メモキー22、アクションボードキー23お
よび電卓キー24等が含まれる。図2は、本発明のデー
処理装置の構成を示すブロック図である。CPU(中
央処理装置)1は、制御プログラムに沿って本機器の制
御を行うとともに、他の回路と協働して、複写操作にお
ける種々の判定や演算を行う。ROM(読み出し専用メ
モリ)2は、本機器の制御プログラムが格納されてい
る。RAM(読み書き可能なメモリ)3は、CPU1の
ワークエリアや、ユーザーが登録したデータを記憶す
る。I/O装置4で、キーボード5や他の入出力装置が
ここにつながっている。キーボード5は、図1のキー3
1,32を含み、さらにキー43を含む。表示画面41
は、画面情報を表示し、そのために表示用メモリ7が設
けられる。透明なアナログ式抵抗膜方式のタッチパネル
8は、表示画面41の上面に取り付けられ、全面が均一
な抵抗をもち、タッチされた位置(X,Y座標)に対応
する電圧(アナログ値)をライン11に出力する。A/
D変換器9は、ライン11の信号をデジタル値に変換す
る。タッチパネル制御回路10は、透明タッチパネル8
への電圧印加制御を行う。ライン11にはアナログ信号
が伝えられる。本発明のデータ処理装置の動作概略を示
すフローチャートを図3に示し説明する。アクションボ
ードを非処理対象から処理対象にする。これによってタ
イトル部を薄文字から通常文字にする(図3のステップ
(以下同じ)S21)。CPU1はアクションモードが
入力状態かデータ表示状態かの判定(ステップS22)
を行い、データ表示状態ならば、このフローチャートか
ら抜け出す。入力状態であれば、CPU1はタッチした
位置がアクションボードの画面内かタイトル部かの判
を行う(ステップS23)。タッチ位置がアクションボ
ードの画面内ならば、CPU1はタッチ位置にカーソル
を移動させる(ステップS24)。CPU1は複写文字
列があるかどうか判定し(ステップS25)、複写文字
列がなければ、このフローチャートを終える。複写文字
列があれば、複写文字列をアクションボードのカーソル
位置に入れる(ステップS26)。複写文字列を非選択
状態にする(ステップS27)。前記フローチャート図
の複写文字列があるかどうかの判定(ステップS25)
は、CPU1により行われ、後述する実施例記載での、
複写対象外の文字列を複写無効にして、複写対象文字の
みを有効にする複写文字列があるかどうかの判定を含
む。本発明のデータ処理装置の前提例を図面を参照して
詳細に説明する。図4は、「名刺管理」1件の表示文字
データを表示している図である。本前提例に従えば、名
刺管理の表示部45に表示してある「小林健一」および
その勤務先である「XYZ株式会社」を、後述の図14
におけるアクションボードの表示部25に複写して貼り
込みする動作を、簡便な操作で達成する。図4(1)の
表示態様は、図1に示される名刺管理キー21を押圧す
ることによって得られる。この名刺管理の内容26は、
図4(2)に簡略化して示されるようにタイトル部44
とリスト書類選択部27と表示部45とを含み、この表
示部45の表示画面41に表示されていない残余のメモ
リストア内容は参照符28で示される。この内容28
は、メモリ3にストアされている。表示キャラクタ29
は、表示画面41に表示されていない内容28が存在す
ることを表す。図5は、〔アクションボード〕キー20
のアクションボードキー23を押して、図4の表示の上
に重ねて「アクションボード」の画面30を開いて、新
規入力した図であり、画面の上半分は入力した文字の表
示画面で、画面の下半分は文字入力用キーボード33が
表示される。なお、画面右上隅には、名刺管理の画面の
一部が見えている。すなわちアクションボード30は、
タイトル部34と表示部35と、前述の入力部33とを
有し、この入力部33にはキーボード部36と補助表示
部37とを有し、さらに入力キー38が設けられる。キ
ーボード部36を操作することによって補助表示部37
に、その入力した文字が表示され、その後入力キー38
を操作することによって、表示部35のカーソルによっ
て定めた位置に補助表示部37の表示内容を移動して表
示することができる。図5(1)は実際の表示内容を示
し、図5(2)は、その表示画面の領域を簡略化して示
す図である。アクションボードの画面30は移動させる
ことができ、図5の画面移動タッチ部39をタッチした
まま上下左右にずらすと、所定の位置まで画面外に画面
の一部を移動できる。アクションボード30の文字入力
用キーボード33と表示部35とが重なったときは、文
字入力用キーボード33の方が優先表示されさらに、画
面移動タッチ部39は画面上に完全に見えないようにす
ることはできない。アクションボード30を画面上から
消すときは、アクションボード画面内の「中止」ボタン
55をタッチする。図5の状態から名刺管理の文字列を
選択するために、図5の部分26をタッチすると、CP
U1や他の回路が作用して、図6に示すようにアクショ
ンボード30の文字入力用キーボード33が消え、画面
34,35のみが残り、アクションボードの画面タイト
ル表示部34が薄く表示され、アクションボード30が
非処理対象になり、名刺管理26が処理対象になる。文
字入力用キーボード33は処理対象が入力のときだけ表
示され、非処理対象になると文字入力用キーボード33
は表示されない。図6(1)は表示状態を示し、図6
(2)はその表示画面の各領域を簡略化して示す。図4
の個人名である「小林健一」という表示文字データをア
クションボード30の表示部35に複写するために、
「小林健一」が表示されるように、邪魔なアクションボ
ードを移動させる必要がある。図7はアクションボード
30のタイトル部34と表示部35とを移動させるため
に、アクションボード30の画面移動タッチ部39をド
ラッグ(タッチしたまま動かす)して、移動させた図で
ある。図7(1)は実際に表示される状態を示す図であ
り、図7(2)はその表示画面の領域を示す簡略化した
図である。アクションボードのタイトル表示部34が処
理対象を示す通常表示になり、名刺管理のタイトル表示
部44は、非処理対象を示す薄文字になる。なお、アク
ションボードが処理対象になると文字入力用キーボード
33が表示され、アクションボードの画面35は文字入
力用キーボード33の下に隠れるが、タイトル表示部3
9は文字入力用キーボード33の下に隠れない。図8
は、図7の状態で名刺管理の画面26をタッチして、処
理対象を名刺管理にしたときの図である。図8(1)は
実際の表示される状態を示し、図8(2)はその表示画
面の領域を簡略化して示す図である。すなわちたとえば
図7における名刺管理の領域26のいずれかの位置を押
圧操作してタッチすることによって、その名刺管理の領
域26のタイトル部44が濃く表示され、したがって複
写元として、その名刺管理26の領域を指定することが
できる。このとき図7におけるアクションボード30の
入力部33は消去される。図9は、表示部45内の個人
名である「小林健一」という表示文字データ51を、直
線状に押圧して指定し、反転表示した図である。これに
よって「小林健一」という複写元の文字列が白黒反転表
示される。複写文字列を図2のRAMのワークエリア
に記憶し、管理ワークとしてSELSとSELLの
2つのポインタを準備して、SELSには先頭番地を、
SELLには文字列の長さを設定する。SELL=0と
いうことは複写文字列がないことを表示している。複写
文字列であり個人名である「小林健一」を、アクション
ボード30の表示部35の複写先の位置Dに複写するた
めに、位置Dをタッチし、処理対象がアクションボード
に移るとともに、タッチした位置にカーソル52を移動
させることができる。これによって複写文字列をカーソ
ル位置Dにペーストされる。図10は貼め込む動作の実
行後の図であり、図10(1)は実際に表示される内容
を示す図であり、図10(2)はその表示画面の領域を
簡略化して示す図である。アクションボード30の画面
35の大部分が文字入力用キーボード33の下に隠れて
いるために、複写した「小林健一」を直接見ることはで
きない。そこで図11のように複写した「小林健一」を
確認するために、アクションボード30のタイトル部3
4の左上部39をドラッグして、上方向に移動させる。
位置Dに「小林健一」が貼め込まれていることが分か
る。なお、「小林健一」の後の黒い三角形の記号はカー
ソル52である。図11(1)は実際に表示される表示
画面の内容を示す図であり、図11(2)はその表示さ
れる領域を簡略化して示す図である。このようにして図
8〜図11において示されるように、名刺管理の領域2
6における複写元の文字列「小林健一」をなぞって押圧
して指示し、次にアクションボード30の希望する複写
先の位置Dを指定することによって、その複写元の「小
林健一」という文字列を、複写先の位置Dに貼り込むこ
とができ、こうして2つの操作によって複写、貼り込み
動作が可能となり、操作性が向上される。次に図12お
よび図13を参照して、アクションボード30の表示部
35に、名刺管理26の領域の表示部45にストアされ
ている「XYZ株式会社」を貼り込んで複写する動作を
さらに説明する。図12に示されるように、アクション
ボード30の領域のタイトル部4の左上部39をタッ
チしつつ図11の状態で右の方に移動する。このとき前
述の複写元の「小林健一」の名前45は白黒反転したま
まの状態になっている。名刺管理26の会社名53をア
クションボード30の画面35の位置Eに複写するため
に、位置Eをタッチし、カーソル52を位置Eに移動さ
た後、名刺管理26の画面をタッチして名刺管理を処
理対象にする。会社名の「XYZ株式会社」という表示
文字データ53を見ることができる。次に図13のよう
に会社名の「XYZ」という表示文字データ53をアク
ションボード30のカーソル位置52に複写するため
に、「XYZ」を指定し、これによって「XYZ」の文
字列は反転表示される。こうして図14のように「XY
Z」がペーストされる。図14では、アクションボード
30のタイトル部34の左上部(薄文字)39をタッチ
し、アクションボード30を処理対象にする状態を示
す。本発明の他の前提例として、複写先の位置Eを押圧
する代わりに、その位置Eを押圧指示した後、アクショ
ンボード30のタイトル部34を押圧操作することによ
って、タッチした位置がタイトル部34なので、複写文
字列をアクションボード30のカーソル位置Eにペース
トすることができる。すなわちタイトル部34には、文
字列を入力することができず、そのことをCPU1では
ステップS23で判断し、ステップS25からステップ
S26に移り、カーソル52が表示されている位置Eに
文字列「XYZ」を複写する。図15は、名刺管理26
の領域の表示部45の複写元の内容54を、アクション
ボード30の表示部35における領域55に上述のよう
に「小林健一」および「XYZ」を貼り込む構成を簡略
化して述べる図である。ランダムアクセスメモリ3の各
メモリ領域56,57には、各表示部4,35の内容
がストアされている。複写元の文字列の内容54を押圧
指示することによってその内容がランダムアクセスメモ
リ3のメモリ領域58に、その内容54が消えることな
く、移送される。このときのCPU1による動作は図1
6に示される。ステップ1からステップ2に移り、
メモリ領域57に、そのメモリ領域58にストアされて
いる複写すべき文字列を入れる空きストア容量59が存
在するかどうかが判断される。メモリ領域58にストア
された複写元の文字列54が、空きメモリ領域59の容
量以内であれば、ステップ3に移り、そのメモリ領域
58の内容を、指示された領域55に転送し、こうして
ステップ4ではメモリ領域58の内容をクリアする。
複写元の文字列が、空きメモリ領域59の容量を超える
ときには、ステップ5に移り、その空きメモリ領域5
9に転送することができる分だけ演算をして、その領域
59の分だけ、メモリ領域58から文字列を転送し、そ
の後ステップR4でメモリ領域58の内容をクリアす
る。図17は、前述の図6に関連して述べた名刺管理2
6の領域のタイトル部44を薄く表示するときの動作を
説明するための図である。横L1×縦L2のサイズを有
する各文字の領域において、液晶の各絵素61を黒く表
示し、地を白くして、文字「1」62を表示して、濃く
表示することができる。これに対して薄く表示するにあ
たっては、その文字「1」62における斜線を施して示
す領域だけを黒く表示し、残余の部分を白くして地と同
様とすることによって、薄く表示することができる。こ
のようにして薄い表示を行うときには、濃い表示を行う
領域のいくつかの絵素を間引いて白くすればよい。前記
反転表示というのは、黒字に白文字を表示することをい
う。上述の前提例では名刺管理26の領域における表示
部45から希望する文字列を選択し、その複写元の名刺
管理26の領域から、アクションボード30の複写先と
なる表示部35に複写して貼り込みを行い、このように
して表示部45における数多くの情報のうちから、希望
する少数の情報をアクションボード30の表示部35に
複写して、必要な情報が一目で分かるようにすることが
できる。本発明の他の前提例として、アクションボード
30の表示部35に、入力部33のキーボード部36を
操作して補助表示部37に表示し、その補助表示部37
の内容を入力キー38を操作して表示部35の希望する
位置に書き込み、このようにしてランダムに書き込まれ
た表示部35の情報を、たとえば前述の名刺管理26の
表示部45の希望する領域に貼り込み、あるいはまた電
話帳、スケジュール表などの領域に複写して貼り込むこ
ともまた可能であり、このようにして表示部35に入力
した内容を、改めて入力し直すことなしに、名刺管理2
6の表示部45に貼り込み、あるいはまた電話帳および
スケジュール表などに貼り込むことが可能となる。本発
明のデータ処理装置の実施例として図を参照して説明す
る。図18に示されるように、キーボード部67によっ
て表示部68に入力した画面情報は、数字、演算記号
×、+および=、さらには÷などを含み、さらにその他
の文字を含み、このようなキャラクタのうちから、数字
および演算記号だけを選び出して、演算を行い、 300×2+860=1460 の演算を行い、その演算結果を、図23(1)の記号
「=」の後に表示する。すなわち計算機のように数値を
扱うアプリケーションであり、複写文字列(文字や数
値,+,−,×,÷,=等の演算記号)を指定した後
に、複写入力するとき、複写元表示画面の表示内容に応
じて、アプリケーションが複写対象外の文字列を複写無
効にして、複写対象文字の複写文字列を演算する。図1
8は、「メモ」に入力された交通明細書で、交通費の表
示文字データを入力中の画面である。図18(1)は、
画面41に表示された内容を示す図であり、図18
(2)は、その表示領域を示す図である。アプリケーシ
ョンキー43のうち、メモキー22を押圧操作すること
によって、図18に示されるように、メモ70として、
タイトル部69と表示部68とから成る表示画面と、キ
ーボード部67と補助表示部71とから成る入力部72
とが表示される。キーボード部 の数字キー、演算記
号キーおよびその他のキー、たとえばアルファベットの
キーなどを押圧操作することによって補助表示部71に
表示され、そこでさらに採用キー73を操作して、メモ
70の表示部68に表示することができる。こうして図
18に示される表示が行われる。そこでアプリケーショ
ンキー43のうち、電卓キー24を押圧操作することに
よって、図19に示されるように、電卓74の一部を表
す表示領域が表示される。図19では、メモ70と電卓
74とが簡略化して示されている。そこで電卓74の左
上部75を押圧して表示画面41の右下に移動すること
によって、図20のような画面が得られる。図20
(1)は画面41の具体的な表示内容を示し、図20
(2)は、その表示領域を簡略化して示す。電卓7
は、キーボード部76と補助演算表示部78とを含む。
すなわち図20は、図18の状態で〔電卓〕キー24を
押して電卓(演算機)74の一部を表示し、電卓74
面を右下に移動指せたときの図である。なお、電卓
の画面を移動させるには、その左上部75をドラッグ
して行う。また電卓74を画面から消すときには、電卓
74が処理対象のときに、電卓画面の「終了」キー79
をタッチすることにより行う。この実施例では交通費を
演算して求めるために、A駅とB駅との往復を行って3
00円×2の演算を行い、またB駅からC社までタクシ
ー代860円を使ったときの合計値を求める演算を行う
必要がある。図21は、メモ70の交通費の計算を行う
ために、メモ70の画面をタッチして、メモ70を処理
対象にして複写文字列として、文字列の先頭から最後ま
でを指定したときの図である。メモ画面のタイトル表示
部69が処理対象を示す濃い通常表示になり、電卓74
のタイトル表示部80は、非処理対象を示す薄文字にな
る。図21においてメモ70の表示部68の演算を行う
べき文字列を、押圧指示した後の反転された状態を、参
照符81で示す。前述のようにメモ70の一部分を押圧
操作することによって、電卓74は、タイトル部80を
残して入力部72の下に隠れた状態となる。そこで図2
2のように、電卓74の画面をタッチし、電卓74を処
理対象にして、複写対象文字81のみを電卓74に入力
して演算を行う。複写対象のみを入力する際には、電卓
74の入力キー76にない文字(漢字やひらがな、英字
等)をすべて無視し、電卓74の入力キー76に対応す
る文字(全角文字は同一と見なす)のみを取り出して演
算する。したがって、画面表示された電卓74という機
能を働かせて、数値の0〜9や+,−,×,÷,=等を
したかのように演算し、結果を表示する。演算結果は電
卓74の表示部78に表示される。このような演算結果
は、表示部78に白黒反転されて表示される。そこで次
に表示部68の演算結果を表示すべき位置Fを押圧操作
することによって、表示部78に表示されている演算結
果を位置Fに表示させることができる。この位置Fは、
演算記号「=」の後である。こうして図23の画面を得
ることができる。他の実施例として演算結果をメモに戻
すために、電卓74で演算結果を表示している部分78
をタッチし、次に演算結果をメモに入力する位置Fにタ
ッチすることにより、ペーストすることができる。電卓
74での演算結果は、内部的に半角での複写文字列とし
て格納している。図24は図18〜図23の演算を行う
ための構成を簡略化して示す図である。メモリ84,8
5はRAM3の一部であり、また複写用メモリ86も、
RAM3の一部を成す。入力部72のキーボード部67
を操作して補助演算表示部71に表示し、その後前述の
ように採用キー73を操作して表示部68に表示される
内容は、メモリ84にストアされる。このメモリ84の
ストア内容のうち、演算をすべき内容を、図21の参照
符81で示されるように指示することによって、その領
域81の内容は、複写用メモリ86に移送され、メモリ
84の内容はストアされたままである。この複写用メモ
リ86に移送されたストア内容は、図25に示されると
おりである。記号87は、改行を表す。このような複写
メモリ86の内容は、順次的に読み出され、これらの
キャラクタのうち、数字および演算記号だけが識別され
て図26のように取り出され、メモリ85の各演算用レ
ジスタ88〜90にそれぞれストアされ、またその演算
記号もストアされる。図27は、CPU1の動作を説明
するための図である。電卓演算処理を行うにあたり、ま
ずステップu1ではクリア処理が行われ、次のステップ
u2では、複写用メモリ86にストアされている内容の
データが存在することが判断されると、次のステップu
3に移り、複写用メモリ86から順番に文字が読み出さ
れてゆき、その読み出された後の複写用メモリ86の文
字は消去される。ステップu4では、複写用メモリ86
から1文字ずつ読み出された各文字が電卓用のキーコー
ドであるかどうか、すなわち電卓演算において用いられ
る数字および演算記号であるかどうかが判断される。
写用メモリ86から読み出された数字が、数字または演
算記号であるならば、次のステップu5に移り、前述の
図26に示されるようにして読み出されて各演算用レジ
スタ88〜90に読み込まれる。その後ステップu6で
は、演算記号に基づいて演算レジスタ88〜90の内容
が演算される。複写用メモリ86の内容がなくなったと
き、ステップu2からステップu7に移り、演算結果が
演算用レジスタ91にストアされ、その内容が前述のよ
うに電卓74の表示部78に表示される。この表示部7
8の内容を、前述のように指示した位置Fに転送して表
示させることができる。本発明の他の実施例としてメ
0の表示部68に表示されたキャラクタに数字が存在
するときには、図28に示されるように記号92,93
を用いてくくることによって、その記号92,93でく
くられた数字94は、電卓演算処理のためにはステップ
u4において用いられないようにすることができる。こ
れによって数字94を、演算とは異なるメモのために用
いることができる。 【発明の効果】以上のように本発明に係るデータ処理装
置では、たとえばメモ帳などで数字および演算記号のほ
かに、他の文字などがメモリにストアされているとき、
数字および演算記号だけを識別して、電子式卓上計算機
などによる演算と同様な感覚で、演算を行い、その演算
結果を得ることができるので、キー入力が省け、演算処
理が迅速にできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のデータ処理装置の外観図である。 【図2】本発明のデータ処理装置の構成を示すブロック
図である。 【図3】本発明のデータ処理装置の動作の概略を示すフ
ローチャートである。 【図4】本発明の前提例で、「名刺管理」の表示文字デ
ータを表示した図である。 【図5】本発明の前提例で、図4の上にアクションボー
ドを表示した図である。 【図6】本発明の前提例での、名刺管理の画面を処理対
象にした図である。 【図7】本発明の前提例で、アクションボードを処理対
象にし、移動させた後の図である。 【図8】本発明の前提例で、図7の状態で名刺管理を処
理対象にした図である。 【図9】本発明の前提例で、名刺管理の表示文字データ
を複写文字列として指定した図である。 【図10】本発明の前提例で、複写入力してタッチ位置
にペーストした後の図である。 【図11】本発明の前提例で、アクションボードを移動
した後の図である。 【図12】本発明の前提例で、アクションボードを移動
した後に、名刺管理を処理対象にした図である。 【図13】本発明の前提例で、名刺管理の表示文字デー
タを複写文字列として指定した図である。 【図14】本発明の前提例で、複写入力してカーソル位
置にペーストした後の図である。 【図15】図8〜図14の動作を説明するためのメモリ
3の構成を示す図である。 【図16】図8〜図14の動作を説明するためのCPU
1の動作を説明するためのフローチャートである。 【図17】表示画面41においてキャラクタを濃く表示
し、または薄く表示する動作を説明するための正面図で
ある。 【図18】本発明の実施例で、「メモ」の表示文字デー
タを表示した図である。 【図19】図18の表示状態において、電卓キー24を
操作したときに得られる表示画面を示す図である。 【図20】本発明の実施例で、図15の上に演算機を表
示し、移動させた後の図である。 【図21】本発明の実施例で、「メモ」の表示文字デー
タを複写文字列として指定した図である。 【図22】本発明の実施例で、演算機で複写入力により
演算したときの図である。 【図23】本発明の実施例で、演算結果をメモにペース
トした図である。 【図24】図18〜図23の動作を説明するためのメモ
リ3の構成を示す図である。 【図25】図24に示される複写用メモリ86のストア
内容を示す図である。 【図26】複写用メモリ86の内容が読出されて電卓の
演算用レジスタ88,89,90にストアされる状態を
説明するための図である。 【図27】図18〜図23に示される実施例の動作を説
明するためのCPU1のフローチャートである。 【図28】図18において表示部68に入力する内容を
示す本発明の他の実施例の図である。 【図29】従来技術におけるデータ処理装置の表示例を
示す図である。 【図30】従来技術におけるデータ処理装置で、複写文
字列を指定した図である。 【図31】従来技術におけるデータ処理装置で、〔複
写〕キーを押したときの図である。 【図32】従来技術におけるデータ処理装置で、処理対
象を移したときの図である。 【図33】従来技術におけるデータ処理装置で、複写入
力を実行したときの図である。 【符号の説明】 1 CPU 2 ROM 3 RAM 5 キーボード 6 表示手段 8 タッチパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−148255(JP,A) 特開 昭61−223886(JP,A) 特開 昭63−142460(JP,A) 特開 昭63−291163(JP,A) 特開 平1−142969(JP,A) 実開 昭61−192338(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくともメモ用ウィンドウと、演算
    用ウィンドウとが表示されるマルチウィンドウ機能を備
    えたデータ処理装置において、 入力手段から入力された文字列を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した文字列をメモ用ウィンドウに表
    示するメモ用表示手段と、 メモ用ウィンドウに表示された文字列のうち任意の範囲
    を指定する範囲指定手段と、 前記範囲指定手段によって指定された範囲に含まれる文
    字列を記憶させる複写用記憶手段と、 演算用ウィンドウに対して複写入力の指示があったと
    き、前記複写用記憶手段に記憶された文字列の中から数
    字及び演算記号を識別し、識別された数字及び演算記号
    に基づいて演算を行う演算処理手段とを備えたことを特
    徴とするデータ処理装置。
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