JPH08314635A - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

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JPH08314635A
JPH08314635A JP11589095A JP11589095A JPH08314635A JP H08314635 A JPH08314635 A JP H08314635A JP 11589095 A JP11589095 A JP 11589095A JP 11589095 A JP11589095 A JP 11589095A JP H08314635 A JPH08314635 A JP H08314635A
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JP
Japan
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input
input frame
image data
area
reduced
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Application number
JP11589095A
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English (en)
Inventor
Yasusuke Kayaba
庸介 萱場
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示データを見やすくし、また手書き文字をバ
ランス良く入力できると共に、各文字を文字単位で編集
できるようにすること。 【構成】タッチパネル16は、液晶表示部14と一体化
されたものであり、イメージデータを入力する複数の入
力枠領域20Aと、これらの入力枠領域20Aに入力さ
れたイメージデータが縮小されて表示される縮小イメー
ジ表示領域20Bとを有する。CPU10は、上記入力
枠領域20Aに手書き入力されたイメージデータを入力
枠領域単位で所定倍率に縮小し、この縮小されたイメー
ジデータを上記縮小イメージ表示領域20Bにおける指
定位置に表示するように、VRAM20に書き込む。こ
の場合、特に、上記複数の入力枠領域20Aに割り当て
られた一連の入力枠番号#1〜#5に関係無く、入力順
に、入力枠領域20Aのイメージデータを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子手帳等のペン入力
型の小型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、表示装置と一体化されたタッ
チパネル上に手書きすることで、文字やイメージの入力
をキーボードを用いないで行えるようにしたペン入力型
の小型電子機器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のペン入力型小型
電子機器では、タッチパネル上で手書き入力されたイメ
ージデータを入力座標範囲で縮小し、表示画面の上の行
から表示している。従って、手書き入力されたイメージ
データと縮小されたイメージデータとが重なって表示さ
れることになり、見にくいという問題があった。
【0004】また、文字を1文字ずつ入力した場合は、
各文字の大きさにばらつきがあり、複数の文字を連続入
力して文字列とした場合は、バランス良くなるが、複数
の文字列が1つのイメージデータとし扱われるので、1
文字ずつ編集できないという不都合があった。本発明の
課題は、表示データを見やすくし、また手書き文字をバ
ランス良く入力できると共に、各文字を文字単位で編集
できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の手段は
次の通りである。タッチパネルは、表示装置と一体化さ
れたものであり、イメージデータを入力する複数の入力
枠領域と、これらの入力枠領域に入力されたイメージデ
ータが縮小されて表示される縮小イメージ表示領域とを
有する。表示制御手段は、上記入力枠領域に手書き入力
されたイメージデータを入力枠領域単位で所定倍率に縮
小し、この縮小されたイメージデータを上記縮小イメー
ジ表示領域における指定位置に表示する。この場合、上
記表示制御手段は、特に、上記複数の入力枠領域に割り
当てられた一連の入力枠番号に関係無く、入力順に、入
力枠領域のイメージデータを出力する。
【0006】請求項2の発明の手段は次の通りである。
タッチパネルは、表示装置と一体化されたものであり、
イメージデータを入力する複数の入力枠領域と、これら
の入力枠領域に入力されたイメージデータが縮小されて
表示される縮小イメージ表示領域とを有する。表示制御
手段は、上記入力枠領域に手書き入力されたイメージデ
ータを入力枠領域単位で所定倍率に縮小し、この縮小さ
れたイメージデータを上記縮小イメージ表示領域におけ
る指定位置に表示する。この場合、上記表示制御手段
は、特に、入力順に関係無く、上記複数の入力枠領域に
割り当てられた一連の入力枠番号順に且つ手書き入力の
無かった空白の入力枠領域は空白データとして、上記入
力枠領域のイメージデータを出力する。
【0007】請求項3の発明の手段は次の通りである。
タッチパネルは、表示装置と一体化されたものであり、
イメージデータを入力する複数の入力枠領域と、これら
の入力枠領域に入力されたイメージデータが縮小されて
表示される縮小イメージ表示領域とを有する。表示制御
手段は、上記入力枠領域に手書き入力されたイメージデ
ータを入力枠領域単位で所定倍率に縮小し、この縮小さ
れたイメージデータを上記縮小イメージ表示領域におけ
る指定位置に表示する。この場合、上記表示制御手段
は、特に、入力順に関係無く、上記複数の入力枠領域に
割り当てられた一連の入力枠番号順に且つ手書き入力の
無かった空白の入力枠領域は無効として、上記入力枠領
域のイメージデータを出力する。
【0008】
【作用】請求項1の発明の手段の作用は次の通りであ
る。表示装置と一体化されたタッチパネルの複数の入力
枠領域にイメージデータが手書きされると、表示制御手
段は、これら入力枠領域に手書き入力されたイメージデ
ータを入力枠領域単位で所定倍率に縮小し、この縮小さ
れたイメージデータを上記タッチパネルの縮小イメージ
表示領域における指定位置に表示する。この場合、特
に、上記複数の入力枠領域に割り当てられた一連の入力
枠番号に関係無く、入力順に、入力枠領域のイメージデ
ータを出力する。
【0009】請求項2の発明の手段の作用は次の通りで
ある。表示装置と一体化されたタッチパネルの複数の入
力枠領域にイメージデータが手書きされると、表示制御
手段は、これら入力枠領域に手書き入力されたイメージ
データを入力枠領域単位で所定倍率に縮小し、この縮小
されたイメージデータを上記タッチパネルの縮小イメー
ジ表示領域における指定位置に表示する。この場合、特
に、入力順に関係無く、上記複数の入力枠領域に割り当
てられた一連の入力枠番号順に且つ手書き入力の無かっ
た空白の入力枠領域は空白データとして、上記入力枠領
域のイメージデータを出力する。
【0010】請求項3の発明の手段の作用は次の通りで
ある。表示装置と一体化されたタッチパネルの複数の入
力枠領域にイメージデータが手書きされると、表示制御
手段は、これら入力枠領域に手書き入力されたイメージ
データを入力枠領域単位で所定倍率に縮小し、この縮小
されたイメージデータを上記タッチパネルの縮小イメー
ジ表示領域における指定位置に表示する。この場合、特
に、入力順に関係無く、上記複数の入力枠領域に割り当
てられた一連の入力枠番号順に且つ手書き入力の無かっ
た空白の入力枠領域は無効として、上記入力枠領域のイ
メージデータを出力する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図14を参
照して説明する。図1の(A)は実施例の小型電子機器
の構成を示す図で、同図において参照番号10は、RO
M12に格納された制御プログラム等に従って全体を制
御するCPUである。
【0012】また、14は液晶表示部であり、16はこ
の液晶表示部14と一体化されたタッチパネルである。
液晶表示部14は、表示制御部18の制御により、CP
U10によってVRAM20に書き込まれたイメージデ
ータを表示する。また、タッチパネル16は、不図示の
ペンのタッチされている座標を検出し、A/Dコンバー
タ22を介してCPU10に供給する。
【0013】ここで、上記液晶表示部14つまりVRA
M20は、同図の(B)に示すように、イメージデータ
を入力する5個の入力枠領域20Aと、この入力枠領域
20Aに入力されたイメージデータが縮小されて表示さ
れる縮小イメージ表示領域20Bとを有している。そし
て、これら5個の入力枠領域20Aには左側から一連の
入力枠番号(#1〜#5)が割り当てられている。な
お、各入力枠領域20Aつまり1文字分の大きさは72
ドット×72ドットであり、また縮小イメージ表示領域
20Bでの1文字分の大きさは24ドット×24ドット
である。
【0014】枠順位記憶部24は、これら5個の入力枠
領域20Aへイメージデータが入力されたとき、どのよ
うな順番で入力がなされたかを記憶するものであり、こ
れは、その入力順に入力枠番号を記憶することにより行
われる。例えば、図2の(A)に示すように、最初に、
入力枠番号#1の入力枠領域に「あ」と、次に入力枠番
号#2の入力枠領域に「い」と、…、最後に入力枠番号
#5の入力枠領域に「お」というイメージが書かれたこ
とがタッチパネル16により検出されると、CPU10
は、同図の(B)に示すように、枠順位記憶部24にそ
の入力順に従って入力枠番号を記憶する。
【0015】また、図1の(A)において、参照番号2
6及び28は、CPU10が上記枠順位記憶部24の記
憶内容に基づいて上記5個の入力枠領域20Aに書かれ
たイメージデータを上記縮小イメージ表示領域20Bに
縮小表示する際に用いられるタイマ及びワークメモリで
ある。
【0016】以下、このような構成における動作を説明
する。まず、第1実施例として、入力枠番号に関係無く
入力順に出力する例を説明する。
【0017】即ち、図3の(A)に丸数字で入力順を示
すように、第1番目に、入力枠番号#1の入力枠領域に
「あ」と、第2番目に入力枠番号#2の入力枠領域に
「い」と、…、第5番目に入力枠番号#5の入力枠領域
に「お」というイメージが書かれた後、第6番目に入力
枠領域20Aの隣に表示された確定キー20Cがペンタ
ッチされるという一連の操作が行われた場合には、同図
の(B)に示すように、その入力順に「あいうえお」の
縮小イメージが縮小イメージ表示領域20Bのカーソル
20D位置に表示出力される。
【0018】また、図4の(A)に示すように、第1番
目に、入力枠番号#1の入力枠領域に「あ」と、第2番
目に入力枠番号#3の入力枠領域に「い」と、第3番目
に、入力枠番号#2の入力枠領域に「う」と、第4番目
に入力枠番号#4の入力枠領域に「え」と、第5番目に
入力枠番号#5の入力枠領域に「お」というイメージが
書かれた後、第6番目に確定キー20Cがペンタッチさ
れるというように、入力枠番号順に入力がなされなかっ
た場合でも、同図の(B)に示すように、上記酢3の
(B)と同様に、その入力順に「あいうえお」の縮小イ
メージが表示出力される。
【0019】あるいは、図5の(A)に示すように、第
1番目に、入力枠番号#1の入力枠領域に「あ」と、第
2番目に入力枠番号#5の入力枠領域に「い」と、第3
番目に、入力枠番号#3の入力枠領域に「う」というイ
メージが書かれた後、第4番目に確定キー20Cがペン
タッチされるというように、入力枠番号順に入力がなさ
れず、しかもすべての入力枠領域が使用されなかった場
合でも、同図の(B)に示すように、入力枠番号に関係
無くその入力順に「あいう」の縮小イメージが表示出力
される。
【0020】このような出力方法は、CPU10が、図
6に示すようなフローチャートに従って動作することに
より実施される。即ち、タイマ26がタイムアウトせず
(ステップS10)、確定キー20Cもペンタッチされ
ない(ステップS11)場合には、タッチパネル16か
らの信号により、入力枠領域20Aに対応する座標位置
にペンが置かれるのを待つ(ステップS12)。
【0021】そして、入力枠領域20A内にペン先がタ
ッチされると、タイマ26をストップし(ステップS1
3)、枠順位記憶部24を参照して、その入力枠がすで
に描画されている枠であるか判断する(ステップS1
4)。その入力枠に対して初めてのペンタッチである
と、枠順位記憶部24にその枠番号を枠順位に対応させ
て記憶した(ステップS15)後、そのタッチ位置に相
当するVRAM20の入力枠領域内の位置に描画を行う
(ステップS16)。そして、ペンアップされたかどう
か判断し(ステップS17)、まだであれば上記ステッ
プS14に戻る。今度は、当該入力枠領域に対する初め
てのペンタッチではないので、このステップS14から
ステップ16に進み、ペン位置に描画が行われる。こう
して、ペン軌跡に対応するイメージデータがVRAM2
0の当該入力枠領域に書き込まれ、液晶表示部14に表
示される。
【0022】そして、ペンが上げられたならば、タイマ
26をスタートさせ(ステップS18)、上記ステップ
S10に戻る。以下同様にして、タイムアウトもしくは
確定キー20Cがタッチされるまで、各入力枠領域20
Aにイメージデータが書き込まれると共に、その入力順
が枠順位記憶部24に記憶される。
【0023】これにより、枠順位記憶部24には、例え
ば図2の(A)に示すように入力された場合には同図の
(B)に示すように、また同図の(C)に示すように入
力された場合には同図の(D)に示すように、そして同
図の(E)に示すように入力された場合には同図の
(F)に示すようにそれぞれ記憶されることになる。
【0024】そして、タイムアウトもしくは確定キー2
0Cがタッチされると、ワークメモリ28のnレジスタ
に「1」を設定した(ステップS19)後、第n位枠つ
まりnレジスタの値で示される枠順位に対応して枠順位
記憶部24に記憶されている枠番号に対応するVRAM
20の入力枠領域20A内の描画データの圧縮処理を行
って、その縮小イメージデータをVRAM20の縮小イ
メージ表示領域20Bのカーソル位置に対応する位置に
書き込み、表示する(ステップS20)。
【0025】ここで、上記ステップS20における第n
位枠の描画データ圧縮処理は、図7の(A)及び(B)
に示すようにして行われる。即ち、まず#nの入力枠領
域に対応して記憶されたVRAM20のイメージデータ
をワークメモリ28の領域Aにコピーする(ステップS
20A)。次に、3×3ドットを1×1ドットにする倍
率で、このワークメモリ28の領域Aにコピーされたイ
メージデータ(72×72ドット)を縮小して、24×
24ドットのイメージデータに圧縮し(ステップS20
B)、この圧縮された24×24ドットのイメージデー
タをワークメモリ28の領域Bにコピーする(ステップ
S20C)。そして、このワークメモリ28の領域Bに
コピーされた24×24ドットのイメージデータをカー
ソル位置に対応するVRAM20に書き込む(ステップ
S20D)。
【0026】その後、図6に戻って、当該入力枠領域2
0A内の描画データを消去し(ステップS21)、枠順
位記憶部24の次の順位にまだ入力枠番号が記憶されて
いれば(ステップS22)、nレジスタの値を「+1」
して(ステップS23)、上記ステップS20から繰り
返す。
【0027】このように、イメージデータを入力する入
力枠領域20Aと、縮小イメージデータを表示する表示
領域20Bが分離されているので、表示データが見やす
いと共に、手書き文字をバランス良く入力でき、また各
文字を文字単位で編集することができるようになる。
【0028】さらに、入力順に縮小イメージデータが出
力されるので、複数の入力枠領域20Aを順番に使用す
る必要がなくなる。よって、例えば入力枠領域が横一列
に整列され、入力枠番号が左から順に付されているよう
な場合、左手が利き腕のユーザが枠番号順に入力しよう
とすると、記入済みの入力枠領域を自らの手で隠してし
まい、その内容を確認できなくなるが、このように入力
枠番号に関係無く入力順に出力できるのであれば、右側
の入力枠領域から左に向けて記入することが可能とな
り、このような不都合をなくすことができる。
【0029】次に、第2実施例として、入力順に関係無
く入力枠番号順に出力する例を説明する。即ち、図8の
(A)に丸数字で入力順を示すように、第1番目に、入
力枠番号#3の入力枠領域に「い」と、第2番目に入力
枠番号#2の入力枠領域に「う」と、第3番目に、入力
枠番号#4の入力枠領域に「え」と、第4番目に入力枠
番号#1の入力枠領域に「あ」と…、第5番目に入力枠
番号#5の入力枠領域に「お」というイメージが書かれ
た後、第6番目に入力枠領域20Aの隣に表示された確
定キー20Cがペンタッチされるという一連の操作が行
われた場合には、同図の(B)に示すように、その枠番
号順に「あういえお」の縮小イメージが縮小イメージ表
示領域20Bのカーソル20D位置に表示出力される。
【0030】また、図9の(A)に示すように、第1番
目に、入力枠番号#1の入力枠領域に「あ」と、第2番
目に入力枠番号#5の入力枠領域に「う」と、第3番目
に、入力枠番号#3の入力枠領域に「い」というイメー
ジが書かれた後、第4番目に確定キー20Cがペンタッ
チされるというように、すべての入力枠領域が使用され
なかった場合には、同図の(B)に示すように、入力が
なかった空白枠は空白データとして即ちスペースとし
て、入力枠番号順に「あ い う」の縮小イメージが表
示出力される。
【0031】このような出力法は、CPU10が、図1
0に示すようなフローチャートに従って動作することに
より実施される。即ち、上記第1実施例と同様に、タイ
マ26がタイムアウトせず(ステップS10)、確定キ
ー20Cもペンタッチされない(ステップS11)場合
には、タッチパネル16からの信号により、入力枠領域
20Aに対応する座標位置にペンが置かれるのを待ち
(ステップS12)、入力枠領域20A内にペン先がタ
ッチされると、タイマ26をストップする(ステップS
13)。
【0032】そして、本実施例では、入力順に関係無く
入力枠番号順に出力するものであるため、枠順位記憶部
24には、予め枠順位と枠番号が図2の(B)に示すよ
うに設定されているので、前述の第1実施例のステップ
S14及びS15は不要となる。従って、本実施例で
は、上記ステップS13でのタイマストップの後、直ち
に、そのタッチ位置に相当するVRAM20の入力枠領
域内の位置に描画を行う(ステップS16)。そして、
ペンアップされたかどうか判断し(ステップS17)、
まだであれば上記ステップS16に戻り、また、ペンが
上げられたならば、タイマ26をスタートさせて(ステ
ップS18)、上記ステップS10に戻るようにしてい
る。
【0033】そして、タイムアウトもしくは確定キー2
0Cがタッチされると、ワークメモリ28のnレジスタ
に「1」を設定した(ステップS19)後、第n枠に対
応するVRAM20の入力枠領域20A内の描画データ
を圧縮する圧縮処理を行って、その縮小イメージデータ
をVRAM20の縮小イメージ表示領域20Bのカーソ
ル位置に対応する位置に書き込み、表示する(ステップ
S20)。その後、当該入力枠領域20A内の描画デー
タを消去する(ステップS21)。ここで、前述の第1
実施例では、枠順位記憶部24の次の順位にまだ入力枠
番号が記憶されているかどうか判断するものとしていた
が、本実施例では入力枠領域の個数が固定(5個)であ
るので、単純にnレジスタの値が5を越えたかどうか判
断し(ステップS30)、まだであれば、nレジスタの
値を「+1」して(ステップS23)、上記ステップS
20から繰り返すようにしている。
【0034】このように、本第2実施例では、イメージ
データを入力する入力枠領域と、縮小イメージデータを
表示する表示領域が分離されているので、表示データが
見やすいと共に、手書き文字をバランス良く入力でき、
また各文字を文字単位で編集することができるようにな
る。
【0035】さらに、入力順に関係無く、入力枠番号順
に且つ手書き入力の無かった空白の入力枠領域は空白デ
ータとして出力されるので、複数の入力枠領域のイメー
ジがそのまま出力されることとなり、処理が簡単にな
る。
【0036】次に、本発明の第3実施例を説明する。即
ち、本第3実施例は、上記第2実施例では空白の入力枠
領域は空白データとして出力するようにしていたのに対
し、図11の(A)に示すように、図9の(A)と同様
の入力がなされた場合、図11の(B)に示すように、
その空白の入力枠領域を無効として詰めて「あいう」と
縮小表示されるものである。
【0037】この場合は、CPU10では、図12に示
すような処理が行われる。即ち、ステップS19までは
上記第2実施例と同様にして処理が行われた後、第n枠
に対応する描画データが空かどうか判断する(ステップ
S40)。ここで空でなければ第n枠に対応する描画デ
ータの圧縮処理を行って、その縮小イメージデータをV
RAM20の縮小イメージ表示領域20Bのカーソル位
置に対応する位置に書き込んで表示し(ステップS2
0)、当該入力枠領域内の描画データを消去した(ステ
ップS21)後、またステップS40で空であれば直ち
に、nレジスタの値を「+1」する(ステップS2
3)。そして、nレジスタの値が5以下であれば(ステ
ップS41)、上記ステップS40に戻るようにしてい
る。
【0038】勿論、このステップS40に代えて、上記
ステップS23の前に上記第2実施例におけるステップ
S30,S31を挿入しても良い。このように、本第3
実施例では、イメージデータを入力する入力枠領域と、
縮小イメージデータを表示する表示領域が分離されてい
るので、表示データが見やすいと共に、手書き文字をバ
ランス良く入力でき、また各文字を文字単位で編集する
ことができるようになる。
【0039】さらに、入力順に関係無く、入力枠番号順
に且つ手書き入力の無かった空白の入力枠領域は無効と
して出力されるので、処理が簡単になると共に、空白文
字文の表示スペース及びメモリが節約できる。
【0040】以上のように、固定の手書き文字入力枠を
設け、その枠内のイメージデータを枠単位で記憶(VR
AMへの書き込み)を行うようにしているので、その単
位で編集することができる。
【0041】例えば、図13の(A)に示すように、文
字イメージ「あいうえお」が表示されている状態で、所
定位置に表示される不図示カーソルキーへのペンタッチ
や「う」の位置への直接ペンタッチによりカーソル20
Dを「う」に移動した後、同図に丸数字で示すように、
所定位置に表示された削除キー20Eがペンタッチさ
れ、次に確定キー20Cがペンタッチされた場合には、
同図の(B)に示すように、その文字イメージ「う」が
削除される。
【0042】また、図14の(A)に示すように、2個
の入力枠領域にまたがって描画された場合には、同図の
(B)に示すように、2個分の表示スペースを使って表
示されることになる。従ってこの場合は、上記削除操作
を行うことにより、左右半分ずつ削除することが可能で
ある。
【0043】なお、上記の説明では、入力枠領域を5個
の場合を例にしたが、本発明はこれに限定されるもので
ない。また、入力イメージを縮小表示することのみ示し
たが、勿論、その縮小イメージを複数多数行分記憶して
おいて所定の操作によりスクロール表示したり、頁管理
方式を採用し、複数頁分記憶しておいて所定の操作によ
って切り替え表示するようにしても良い。
【0044】さらに、既存の手書きメモと組み合わせる
ことにより、コンピュータ版自由ノートに発展可能なも
のである。その他、本発明を逸脱しない範囲で各種変形
変更可能なことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、イメージデー
タを入力する入力枠領域と、縮小イメージデータを表示
する表示領域が分離されているので、表示データが見や
すいと共に、手書き文字をバランス良く入力でき、また
各文字を文字単位で編集することができるようになる。
【0046】さらに、入力順に縮小イメージデータが出
力されるので、複数の入力枠領域を順番に使用する必要
がなくなる。よって、例えば入力枠領域が横一列に整列
され、入力枠番号が左から順に付されているような場
合、左手が利き腕のユーザが枠番号順に入力しようとす
ると、記入済みの入力枠領域を自らの手で隠してしま
い、その内容を確認できなくなるが、このように入力枠
番号に関係無く入力順に出力できるのであれば、右側の
入力枠領域から左に向けて記入することが可能となり、
このような不都合をなくすことができる。
【0047】請求項2の発明によれば、イメージデータ
を入力する入力枠領域と、縮小イメージデータを表示す
る表示領域が分離されているので、表示データが見やす
いと共に、手書き文字をバランス良く入力でき、また各
文字を文字単位で編集することができるようになる。
【0048】さらに、入力順に関係無く、入力枠番号順
に且つ手書き入力の無かった空白の入力枠領域は空白デ
ータとして出力されるので、複数の入力枠領域のイメー
ジがそのまま出力されることとなり、処理が簡単にな
る。
【0049】請求項3の発明によれば、イメージデータ
を入力する入力枠領域と、縮小イメージデータを表示す
る表示領域が分離されているので、表示データが見やす
いと共に、手書き文字をバランス良く入力でき、また各
文字を文字単位で編集することができるようになる。
【0050】さらに、入力順に関係無く、入力枠番号順
に且つ手書き入力の無かった空白の入力枠領域は無効と
して出力されるので、処理が簡単になると共に、空白文
字文の表示スペース及びメモリが節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は実施例のブロック構成図であり、
(B)はVRAMの構成を示す図である。
【図2】(A),(C),(E)はそれぞれ第1実施例
におけるデータの入力内容及び入力順序を示す図であ
り、(B),(D),(F)はそれぞれ(A),
(C),(E)の入力がなされたときの枠順位記憶部の
記憶内容を示す図である。
【図3】(A)及び(B)は第1実施例の動作を説明す
るための入力時の画面及び出力時の画面を示す図であ
る。
【図4】(A)及び(B)は第1実施例の動作を説明す
るための入力時の画面及び出力時の画面を示す図であ
る。
【図5】(A)及び(B)は第1実施例の動作を説明す
るための入力時の画面及び出力時の画面を示す図であ
る。
【図6】第1実施例の動作フローチャートである。
【図7】(A)は第n位枠の描画データ圧縮処理サブル
ーチンのフローチャートであり、(B)は圧縮手順を示
す図である。
【図8】(A)及び(B)は第2実施例の動作を説明す
るための入力時の画面及び出力時の画面を示す図であ
る。
【図9】(A)及び(B)は第2実施例の動作を説明す
るための入力時の画面及び出力時の画面を示す図であ
る。
【図10】第2実施例の動作フローチャートである。
【図11】(A)及び(B)は第3実施例の動作を説明
するための入力時の画面及び出力時の画面を示す図であ
る。
【図12】第3実施例の動作フローチャートである。
【図13】(A)及び(B)は削除動作を説明するため
の操作時の画面及び結果の画面を示す図である。
【図14】(A)及び(B)は2個の入力枠領域にまた
がったイメージデータの入力時の画面及び出力時の画面
を示す図である。
【符号の説明】
10…CPU、12…ROM、14…液晶表示部、16
…タッチパネル、18…表示制御部、20…VRAM、
20A…入力枠領域、20B…縮小イメージ表示領域、
20C…確定キー、20D…カーソル、20E…削除キ
ー、22…A/Dコンバータ、24…枠順位記憶部、2
6…タイマ、28…ワークメモリ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージデータを入力する複数の入力枠
    領域と、これらの入力枠領域に入力されたイメージデー
    タが縮小されて表示される縮小イメージ表示領域とを有
    する、表示装置と一体化されたタッチパネルと、 上記入力枠領域に手書き入力されたイメージデータを入
    力枠領域単位で所定倍率に縮小し、この縮小されたイメ
    ージデータを上記縮小イメージ表示領域における指定位
    置に表示する表示制御手段と、 を具備し、 上記表示制御手段は、上記複数の入力枠領域に割り当て
    られた一連の入力枠番号に関係無く、入力順に、入力枠
    領域のイメージデータを出力することを特徴とする小型
    電子機器。
  2. 【請求項2】 イメージデータを入力する複数の入力枠
    領域と、これらの入力枠領域に入力されたイメージデー
    タが縮小されて表示される縮小イメージ表示領域とを有
    する、表示装置と一体化されたタッチパネルと、 上記入力枠領域に手書き入力されたイメージデータを入
    力枠領域単位で所定倍率に縮小し、この縮小されたイメ
    ージデータを上記縮小イメージ表示領域における指定位
    置に表示する表示制御手段と、 を具備し、 上記表示制御手段は、入力順に関係無く、上記複数の入
    力枠領域に割り当てられた一連の入力枠番号順に且つ手
    書き入力の無かった空白の入力枠領域は空白データとし
    て、上記入力枠領域のイメージデータを出力することを
    特徴とする小型電子機器。
  3. 【請求項3】 イメージデータを入力する複数の入力枠
    領域と、これらの入力枠領域に入力されたイメージデー
    タが縮小されて表示される縮小イメージ表示領域とを有
    する、表示装置と一体化されたタッチパネルと、 上記入力枠領域に手書き入力されたイメージデータを入
    力枠領域単位で所定倍率に縮小し、この縮小されたイメ
    ージデータを上記縮小イメージ表示領域における指定位
    置に表示する表示制御手段と、 を具備し、 上記表示制御手段は、入力順に関係無く、上記複数の入
    力枠領域に割り当てられた一連の入力枠番号順に且つ手
    書き入力の無かった空白の入力枠領域は無効として、上
    記入力枠領域のイメージデータを出力することを特徴と
    する小型電子機器。
JP11589095A 1995-05-15 1995-05-15 小型電子機器 Pending JPH08314635A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004078815A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Sony Corp 携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2009123152A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Seiko Epson Corp 表示装置及びプログラム

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