JPH053456U - 乾式タイル固定構造 - Google Patents

乾式タイル固定構造

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Publication number
JPH053456U
JPH053456U JP767491U JP767491U JPH053456U JP H053456 U JPH053456 U JP H053456U JP 767491 U JP767491 U JP 767491U JP 767491 U JP767491 U JP 767491U JP H053456 U JPH053456 U JP H053456U
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JP
Japan
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tile
fitted
protrusions
fitting
mating
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Pending
Application number
JP767491U
Other languages
English (en)
Inventor
健治 山口
Original Assignee
三和シヤツター工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三和シヤツター工業株式会社 filed Critical 三和シヤツター工業株式会社
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Publication of JPH053456U publication Critical patent/JPH053456U/ja
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 窯業系の材質からなる、嵌合タイプのタイル
を嵌合装着するときに、嵌合用の突起部箇所の耐久性を
良好にすること。 〔構成〕 凹部1aの両端に突起部1b,1bを形成し
たタイル取付溝1を有する窯業系パネルAの突起部1
b,1bと、タイル板3の裏面側に弾性屈曲部4a,4
aを形成したタイルBの弾性屈曲部4a,4aとを嵌合
可能にすること。前記突起部1b,1bに、被嵌合屈曲
部2aを有する被嵌合体2を嵌着すること。このため
に、タイルBをタイル取付溝1に装着するときにタイル
Bの嵌合具4の弾性屈曲部4a,4aが被嵌合体2に当
接し、直接窯業系の突起部1b,1bに当接しないよう
にし、嵌合時に突起部1b,1bが欠けたり、折れたり
することがないようにすること。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、窯業系の材質からなる、嵌合タイプのタイルを嵌合装着するときに 、嵌合用の突起部箇所が欠けたり、折れたりしない極めて耐久性のある乾式タイ ル固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、窯業系のパネルにタイルを嵌合して装着するものが存在している。 これはタイルを装着するパネルに突起部を形成し、タイル側には弾性屈曲部を形 成し、該弾性屈曲部と突起部とを嵌合するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
タイルの嵌合時に、弾性屈曲部と突起部とを嵌合する際に、窯業部の突起部が 欠けたり、折れたりすることが多く、一旦突起部が折れたりすると、接着剤等で 修理したものでは耐久性が充分ではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案を、凹部の両端に突起部を形成したタイル取付溝を有する窯業 系パネルの突起部に、タイル板の裏面側に弾性屈曲部を形成したタイルの弾性屈 曲部を嵌合可能な乾式タイル固定構造において、前記突起部に、被嵌合屈曲部を 有する被嵌合体を嵌着した乾式タイル固定構造としたことにより、耐久性を有す る構造にでき、上記課題を解決したものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0006】 Aは窯業系パネルであって、タイルBが装着されるものであり、まずその幅方 向にタイル取付溝1の長手方向が水平となるようにして形成されている。
【0007】 該タイル取付溝1は凹部1aが形成され、該凹部1aの上下方向両側に突起部 1b,1bが形成されている。具体的には凹部1aは浅い溝状をなしており、そ の突起部1b,1bは凹部1aの両壁部が互いに内方に突出するようにして形成 されたものである。
【0008】 その突起部1b,1bには被嵌合体2が装着されている。該被嵌合体2は金属 材より形成されていたり、或いは比較的強度のある合成樹脂等から形成されてい る。またその被嵌合体2は、表面の滑らかなものが好適で、前記タイル取付溝1 の突起部1b,1b箇所に取り付けるものであって、その被嵌合体2の形状も突 起部1b,1bに略同等形状である。具体的には、突起部1b,1bの断面形状 がC字形状をなしていることが多いので、被嵌合体2も同様にC字形状に形成さ れる。
【0009】 その被嵌合体2は、頂部2bと屈曲部2aとから構成され、屈曲部2a及び頂 部2bの裏側が突起部1b,1bに、弾性により挟持するか、或いは、接着剤に て固着されている。
【0010】 また、図6に示すように、屈曲部2aと突起部1bとの間に隙間を設けて弾性 にて挟むように構成され、その隙間の取付の際に弾性による屈曲作用にて、突起 部1bの破損を防止できるように作用する。
【0011】 また、被嵌合体2を突起部1bに固着するときに突起部1b箇所に被嵌合体2 の厚さ分だけ削り取り、該箇所に被嵌合体2を固着し、突起部1bの表面と被嵌 合体2の表面とが一致するようにすることもある。被嵌合体2は強力な接着材等 で突起部1b,1bに固着されるものである。
【0012】 さらに、被嵌合体2の別の実施例としては、図5に示すように、2組の前記屈 曲部2a,頂部2bを連結底部2cで一体的に形成されることもある。この場合 には、その部材の弾性を利用して上下側を摘んで放すことで、ワンタッチにて前 記タイル取付溝1に取付可能に構成されている。この実施例では、前記タイル取 付溝1内にその被嵌合体2を配置し、連結底部2cが凹部1aに当接する状態と なる。
【0013】 タイルBは、タイル板3と嵌合具4とからなり、タイル板3の裏面側に嵌合具 4が固着されたものである。具体的にはタイル板3の裏側に蟻溝状の係止溝3a が形成され、該係止溝3aに嵌合具4が固着されている。
【0014】 嵌合具4は係止底部4bの幅方向両側より弾性屈曲部4a,4aが形成されて おり、その係止底部4bが係止溝3aの底部の両側隅部に弾発状に当接し、弾性 屈曲部4a,4aが係止溝3aより外部に突出している。また、その弾性屈曲部 4aが前記屈曲部2aに嵌合するものである。
【0015】
【考案の効果】
本考案においては、凹部1aの両端に突起部1b,1bを形成したタイル取付 溝1を有する窯業系パネルAの突起部1b,1bに、タイル板3の裏面側に弾性 屈曲部4a,4aを形成したタイルBの弾性屈曲部4a,4aを嵌合可能な乾式 タイル固定構造において、前記突起部1b,1bに、被嵌合屈曲部2aを有する 被嵌合体2を嵌着した乾式タイル固定構造としたことにより、先ず第1に窯業系 である嵌合式のタイルでありながら、タイルBの嵌合時に破損することがなく、 耐久性に優れたものにできるし、第2に構造が簡単である等の効果を奏する。
【0016】 これらの効果について詳述すると、窯業系パネルAのタイル取付溝1の突起部 1b,1bを覆うようにして被嵌合体2を設けていることにより、タイルBをそ のタイル取付溝1に装着するときにタイルBの嵌合具4の弾性屈曲部4a,4a が被嵌合体2に当接し、直接窯業系の突起部1b,1bに当接することがないの で、嵌合時に突起部1b,1bが欠けたり、折れたりすることがない。即ち、被 嵌合体2はタイルBの嵌合具4との嵌合をなすだけではなく、突起部1b,1b の保護膜としての役目も兼ねることとなり、突起部1b,1bの耐久性を格段と 向上させるができる。
【0017】 次に、本考案においては、被嵌合体2を突起部1b,1b箇所を被覆するよう に装着するだけでよく、簡単に装着することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部斜視図
【図2】本考案の要部断面図
【図3】窯業系パネルとタイルとの要部を示す断面図
【図4】本考案の構造を示す断面図
【図5】本考案の別の実施例の断面図
【図6乃至図7】本考案の別の実施例の要部拡大断面図
【図8】タイルを裏面側から見た斜視図
【符号の説明】
1 A……窯業系パネル 2 1……タイル取付溝 3 1a……凹部 4 1b……突起部 5 2……被嵌合体 6 2a……屈曲部 7 B……タイル 8 3……タイル板 9 4a……弾性屈曲部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 凹部の両端に突起部を形成したタイル取
    付溝を有する窯業系パネルの突起部に、タイル板の裏面
    側に弾性屈曲部を形成したタイルの弾性屈曲部を嵌合可
    能な乾式タイル固定構造において、前記突起部に、被嵌
    合屈曲部を有する被嵌合体を嵌着したことを特徴とした
    乾式タイル固定構造。
JP767491U 1991-01-29 1991-01-29 乾式タイル固定構造 Pending JPH053456U (ja)

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JP767491U JPH053456U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 乾式タイル固定構造

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JP767491U JPH053456U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 乾式タイル固定構造

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JPH053456U true JPH053456U (ja) 1993-01-19

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ID=11672346

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JP767491U Pending JPH053456U (ja) 1991-01-29 1991-01-29 乾式タイル固定構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6310144B2 (ja) * 1986-03-20 1988-03-04 Nisshin Flour Milling Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6310144B2 (ja) * 1986-03-20 1988-03-04 Nisshin Flour Milling Co

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