JPH0432318Y2 - - Google Patents

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JPH0432318Y2
JPH0432318Y2 JP1981097129U JP9712981U JPH0432318Y2 JP H0432318 Y2 JPH0432318 Y2 JP H0432318Y2 JP 1981097129 U JP1981097129 U JP 1981097129U JP 9712981 U JP9712981 U JP 9712981U JP H0432318 Y2 JPH0432318 Y2 JP H0432318Y2
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JP
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decorative board
rail
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locking
rail surface
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JP1981097129U
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JPS583298U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、化粧板を取り付けるべきレールタイ
プの自在平行定規、線引機等のレール表面の長手
方向に沿つて相対する一対の係止辺を設け、該係
止辺に化粧板の両側辺部を係合して取り付けるよ
うになしたレールタイプの自在平行定規等におけ
る化粧板取付装置に関する。
従来のこの種の装置は、実公昭50−33241号公
報に記載のように、平板状のレール表面に平板状
に化粧板を装着したり、平板状のレール表面との
間に突体を介して化粧板を湾曲させてその弾圧力
で装着していたため、前者では係止辺の下面とレ
ール表面の間隔にほぼ一致する厚さの化粧板を平
板状のまま係止辺間に装着する取付作業が非常に
困難であり、化粧板を薄くすると化粧板にガタが
生じると共に落下する欠点があり、後者ではガタ
や落下は防止できるが化粧板を突体により無理に
湾曲して弾圧する点に問題があつた。
即ち、化粧板は、アルミニウムや鉄あるいはプ
ラスチツク等の薄板からなるが、外観を重視した
としても、本来、曲げ剛性のような機械的な性質
は軽視して製作されるものであるから、その素材
としての薄板が、その板の全体に渡つて均等な機
械的性質を具備するとは限らず、従つて、不均質
な薄板からなる化粧板を突体により湾曲して弾圧
しようとした場合、板が不均一に湾曲して表面に
凹凸や皺が生じて、化粧板として使用できなくな
る欠点があり、また、化粧板を突体により無理に
湾曲して係止溝間に装着しようとするとき、板が
折損したり破損する恐れがあり、化粧板の取付作
業が非常に困難になる問題があり、更に、取り付
け後においては、化粧板は弾圧力による全体的な
応力と突体部分での集中応力にさらされて、しか
も突体によりレール表面から浮き上がつているた
め、外力に対して極めて不安定な状態にあり、長
期の使用に耐え得ない等の種々な問題があつた。
また、そのため、化粧板は相当の厚さがないと強
度的に使用に供し得ないから、化粧板係止用の係
止辺もその厚さ分と湾曲する両側辺部の傾斜分だ
けレール表面の両側に高く突出する構成であつ
た。
そこで本考案は、前記従来装置の問題点を除去
し、化粧板が特別に均一な機械的性質を持つてい
なくても、化粧板に凹凸や皺あるいは折損等が生
じることなく、レール表面への化粧板の装着作業
が容易にできると共に、ステンレス薄板の表面に
プラスチツク被膜を施したような極めて薄い化粧
板を取り付けることができるようにすると共に、
レール表面から係止辺の突出高さを最小限にする
ことができ、さらに長期的使用によつて化粧板に
外力が度々使用しても変形、破損しない耐久性の
あるレールタイプの自在平行定規等における化粧
板取付装置を提供しょうとするものである。
以下図示する実施例により本考案を詳細に説明
すると、第1図において、1は自在平行定規の図
板、2は図板1の上縁に固定した横レール、3は
横レール2に上端部を案内されて平行移動自在に
設けた縦レール、4は縦レール3に沿つて移動自
在に案内されたスケール操作用ヘツド部、5はス
ケール、6は図板1の下縁に固定した下部レー
ル、7は下部レール6上をローラ8が走行するこ
とによつて縦レール3を支持する支持腕材であ
る。上記横レール2および縦レール3の表面に
は、その長手方向に沿つて化粧板10がそれぞれ
設けてある。
第2図および第4図において、20は前記横レ
ール2または縦レール3をその長手方向に直交す
る断面で示す本考案に係るレール本体で、化粧板
10を取り付けるべきレール表面21の長手方向
に沿つて相対する一対の係止辺23が設けてあ
る。前記相対する係止辺23の基部には、レール
表面21をレール枠ごと下方に陥没させた凹溝2
2を設けてある。この化粧板10の両側辺部を係
合して取り付けるようになした前記レール表面2
1の両側の凹溝22と係止辺23とは、レール本
体20の引き抜き加工時に同時に形成してある。
また、図示の如く、係止辺23は凹溝22の開口
を上から半分程覆う形で成形してあり、化粧板1
0を湾曲しその両側辺部を斜め方向から嵌合し得
るように構成してある。実施例の場合、引き抜き
加工精度を維持する関係上、形状辺23の下面と
凹溝22の底部との間隔は1.5〜1.8mm程度に、係
止辺23の厚みも1mm程度に設定してある一方、
凹溝22に連なるレール表面21の高さが係止辺
23の下面と凹溝22の底部との中間に位置する
ように構成してある。また、実施例の場合、係止
辺23の下面と凹溝22に連なるレール表面21
の高さの差は0.55〜0.6mm程度に設定してあり、
この差が化粧板10の厚さとほぼ一致するように
構成してある。化粧板10は、第3図に示す如
く、厚さ0.3mm程度のステンレス薄板等の磁性体
鋼材等からなる基板10aの表面に、厚さ0.2mm
程度のプラスチツク被膜10bを被覆して構成
し、化粧板全体の厚さが0.5mm程度になるように
構成してある。この化粧板10の厚さは従来のプ
ラスチツク製化粧板の半分以下であるが、幅およ
び厚さに寸法誤差が小さく、機械的強度も十分得
られ、第2図に示す如く、レール表面21に密着
した状態で係止辺23間に嵌挿して取り付けるこ
とができる。基板10aが上記の如く磁性体の場
合には、プラスチツク被膜10bの上にメモ用紙
などをマグネツト片によつて自由に装着し得る効
果があるが、アルミニウム薄板などの非磁性体に
よつて基板10aを成形することも勿論可能であ
る。また、基板10aにプラスチツク被膜10b
を被覆する手段として、熱着加工、真空接着加工
その他適宜な方法を採用することができる。
第4図はレール本体20のレール表面21が僅
かな円弧断面を有する場合を示し、レール枠ごと
陥没して設けた凹溝22に対して、これに連なる
レール表面21の高さは、凹溝22の底面と係止
辺23の下面との中間に位置し、係止辺23の下
面とレール表面21との高さの差に略一致する薄
い化粧板10を、先の実施例と同様に、係止辺2
3と凹溝22間にその両側辺を斜め方向から嵌挿
することによつて取り付けることができる。
以上の通り本考案に係るレール化粧板取付装置
によれば、化粧板10を取付けるべきレール表面
21の長手方向に沿つて相対する一対の係止辺2
3を設け、該係止辺23に化粧板10の両側辺部
を係合して取付けるようになした自在平行定規等
における化粧板取付装置において、前記相対する
係止辺23の基部に前記化粧板10の両側辺部を
斜め方向から嵌合し得る凹溝22を設けると共
に、該凹溝22に連なるレール表面21の高さ
を、該凹溝22の底部と係止辺23の下面との中
間に位置するように構成し、係止辺23間に、該
係止辺23の下面と前記凹溝22に連なるレール
表面21との高さの差に略一致する厚さの化粧板
10をレール表面21に密着して取付けてなる構
成を有するから、化粧板10をレール本体20の
端部から挿通して取り付ける場合、化粧板10を
僅かに湾曲させて両側辺部を斜め方向から凹溝2
2に挿入すれば、化粧板10を強い抵抗を受ける
ことなく簡単に係止辺23間に挿入することがで
き、化粧板が折損したり破損することがなく、取
付作業を容易に行うことができる効果があり、挿
入した後は、係止辺23の下面とレール表面21
との高さの差にその厚みが略一致する化粧板10
が、係止辺23の下面とレール表面21の間で平
板状に戻つてその底面がレール表面21に密着し
てほぼ平板状を維持して係止辺23間に支持され
るから、無理な湾曲や弾圧力が作用せず、凹凸や
皺が生じない状態に取り付けることができ、特別
な機械的性質を備えていなくても、長期の使用に
耐え得る取付効果がある。更に、係止辺23の下
面と前記凹溝22に連ねるレール表面21との高
さの差に略一致する厚さの化粧板10をレール表
面21に密着して取付けてなる構成を有するか
ら、本考案に係る係止辺23のレール表面21か
らの突出高さを小さくすることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図はその要部の縦断面図、第3図はその要部の拡
大断面図、第4図は他の実施例を示す要部の縦断
面図である。 10……化粧板、20……レール本体、21…
…レール表面、22……凹溝、23……係止辺。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 化粧板10を取付けるべきレール表面21の長
    手方向に沿つて相対する一対の係止辺23を設
    け、該係止辺23に化粧板10の両側辺部を係合
    して取付けるようになした自在平行定規等におけ
    る化粧板取付装置において、前記相対する係止辺
    23の基部に前記化粧板10の両側辺部を斜め方
    向から嵌合し得る凹溝22を設けると共に、該凹
    溝22に連なるレール表面21の高さを、該凹溝
    22の底部と係止辺23の下面との中間に位置す
    るように構成し、係止辺23間に、該係止辺23
    の下面と前記凹溝に連なるレール表面21との高
    さの差に略一致する厚さの化粧板10をレール表
    面21に密着して取付けてなる自在平行定規等に
    おけるレール化粧板取付装置。
JP9712981U 1981-06-30 1981-06-30 自在平行定規等におけるレ−ル化粧板取付装置 Granted JPS583298U (ja)

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JP9712981U JPS583298U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 自在平行定規等におけるレ−ル化粧板取付装置

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JP9712981U JPS583298U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 自在平行定規等におけるレ−ル化粧板取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS583298U JPS583298U (ja) 1983-01-10
JPH0432318Y2 true JPH0432318Y2 (ja) 1992-08-03

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ID=29891948

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JP9712981U Granted JPS583298U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 自在平行定規等におけるレ−ル化粧板取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6054325U (ja) * 1983-09-21 1985-04-16 東芝機械株式会社 電子ビ−ム描画装置の試料カセット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033241A (ja) * 1973-07-24 1975-03-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033241A (ja) * 1973-07-24 1975-03-31

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JPS583298U (ja) 1983-01-10

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