JPH0432317Y2 - - Google Patents

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JPH0432317Y2
JPH0432317Y2 JP1981090576U JP9057681U JPH0432317Y2 JP H0432317 Y2 JPH0432317 Y2 JP H0432317Y2 JP 1981090576 U JP1981090576 U JP 1981090576U JP 9057681 U JP9057681 U JP 9057681U JP H0432317 Y2 JPH0432317 Y2 JP H0432317Y2
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JP
Japan
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rail
decorative board
thickness
rail body
board
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JP1981090576U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレールタイプの自在平行定規又は線引
機等のレール表面に用いられるレール化粧板に関
するもので、ステンレス薄板等の磁性体からなる
装着基板の表面にプラスチツクス被膜を施した点
に特徴がある。
従来、レール本体の上面に取り付ける化粧板は
プラスチツクスの引き抜き加工により形成される
が、引き抜き加工のとき化粧板の表面に傷がつく
欠点があつた。また上記プラスチツクス製化粧板
は幅および厚みに寸法誤差が生じ易いため、第5
図に示す如く、レール本体1の表面長手方向に互
いに対向する溝2を形成するように突設した係止
辺3と、レール本体の表面中央に突設した突体4
とによつて、化粧板5を湾曲した状態で弾圧力を
与えて取り付けていた。そのため化粧板は強度的
にある程度の厚さがないと使用に供し得ないのみ
ならず、表面に皺が生じる欠点があつた。また更
にレール本体の表面が磁性体であつたとしても、
プラスチツクス製の厚い化粧板はマグネツト片に
よつてメモ用紙などをレール本体に取り付けるこ
とを不可能にする欠点があつた。
そこで本考案は薄くても加工精度が高く、機械
的強度にも優れ、レール本体への装着が容易で、
しかもメモ用紙などをマグネツト片によつてレー
ル本体に自由に取り付けることができるレール化
粧板を提供しようとするものである。
以下図示する実施例の自在平行定規により本考
案を詳細に説明すると、第1図において、11は
図板、12は図板11の上縁に固定した横レー
ル、13は横レール12に上端部を案内されて平
行移動自在に設けた縦レール、14は縦レール1
3に沿つて移動自在に案内されたスケール操作用
ヘツド部、15はスケール、16は図板11の下
縁に固定した下部レール、17は下部レール16
上をローラ18が走行するように支持する支持腕
材である。上記横レール12、および縦レール1
3の表面には、その長手方向に沿つて化粧板10
がそれぞれ設けてある。
第2図において、20は前記横レール12およ
び縦レール13を長手方向に直交する断面で示す
本考案に係るレール本体で、そのレール表面21
の両側には凹溝22がその上方の係止辺23と共
にレール本体20の引き抜き加工時に形成してあ
る。そしてレール表面21と係止辺23の下面と
の間隔は0.6mm程度、係止辺23の厚みも1mm程
度に形成し、係止辺23のレール表面21からの
突出高さをできるだけ小さく構成してある。また
凹溝22の深さも引き抜き加工精度を維持する関
係上1.5〜1.8mm程度に設定してある。
ここで本考案に係る化粧板10は、第3図に示
す如く、厚み0.3mm程度のステンレス薄板などの
磁性体鋼材からなる装着基板10aの表面に、厚
み0.2mm程度のプラスチツクス被膜10bを被覆
して構成し、化粧板全体としての厚みが0.5mm程
度になるように形成することができる。この化粧
板の厚みは従来のプラスチツクス製化粧板の半分
以下であるが、幅および厚みに寸法誤差が小さ
く、機械的強度も十分であるから、第2図に示す
如く、装着基板10aがレール表面21に密着し
た状態で係止辺23間に嵌着することができる。
また上記本考案に係るレール化粧板10は、第4
図示の如く、レール本体20のレール表面21が
僅かな円弧断面を有する場合にも、装着基板10
aがレール表面に密着する状態で取り付けること
ができる。装着基板10aにプラスチツクス被膜
10bを被覆する手段としては熱着加工、真空接
着加工その他適宜の方法を採用することができ
る。
以上の通り本考案に係るレール化粧板はステン
レス薄板等の表面にプラスチツクス被膜を施した
構成であるから、厚みを薄くすることができるか
らレール本体の係止辺を小型にすることができる
一方、薄くても加工精度および機械的強度に優
れ、レール本体への装着が容易であると共に、メ
モ用紙などをマグネツト片によつてレール本体に
自由に添着することができる等の効果があり、実
用に際して益するところ多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施態様を示す平面図、第
2図はその要部の縦断面図、第3図はその要部の
拡大縦断面図、第4図は他の実施態様の要部の縦
断面図であり、第5図は従来品の実施例を示す縦
断面図である。 10……レール化粧板、10a……装着基板、
10b……プラスチツクス被膜、20……レール
本体、21……レール表面、22……凹溝、23
……係止辺。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステンレス薄板等の磁性体からなる装着基板の
    表面にプラスチツクス被膜を施してなる自在平行
    定規等におけるレール化粧板。
JP1981090576U 1981-06-19 1981-06-19 Expired JPH0432317Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981090576U JPH0432317Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981090576U JPH0432317Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

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JPS57204194U JPS57204194U (ja) 1982-12-25
JPH0432317Y2 true JPH0432317Y2 (ja) 1992-08-03

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JP1981090576U Expired JPH0432317Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

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JP (1) JPH0432317Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033241U (ja) * 1973-07-19 1975-04-10
JPS5574905A (en) * 1978-11-28 1980-06-05 Kunio Hashimoto Carrying method and equipment for powder material

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5033241U (ja) * 1973-07-19 1975-04-10
JPS5574905A (en) * 1978-11-28 1980-06-05 Kunio Hashimoto Carrying method and equipment for powder material

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Publication number Publication date
JPS57204194U (ja) 1982-12-25

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