JPH0144296Y2 - - Google Patents

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JPH0144296Y2
JPH0144296Y2 JP4440385U JP4440385U JPH0144296Y2 JP H0144296 Y2 JPH0144296 Y2 JP H0144296Y2 JP 4440385 U JP4440385 U JP 4440385U JP 4440385 U JP4440385 U JP 4440385U JP H0144296 Y2 JPH0144296 Y2 JP H0144296Y2
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model
reference jig
jig
plane
dividing
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はならい加工に用いられるならいモデル
に関し、位置決め精度の向上したならいモデルを
堤供するものである。
[従来の技術] 従来ならい加工用のならいモデルとしては、木
型より石膏、樹脂、金属、セラミツク等で成形し
たものが用いられている。そしてこのならいモデ
ルをならい加工機に載置する際には、ならい台上
のX−Y方向で所定の位置に正確に載置する必要
がある。そのために従来、例えば木型の基準位置
にケガキ線を描いた鉄板を貼り付け、第5図に示
すように、石膏等の成形体60に転写された位置
に木型に貼り付けたものと同一のケガキ線を描い
た鉄板61を貼り付けていた。そしてこの基準線
となるケガキ線に、ケガキ針62の先端を当接さ
せることによつて目視でX−Y方向の位置決めを
行なつていた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記した従来のならいモデルでは、ケガキ線は
0.1〜0.2mmの太さを有しており、またケガキ針先
端の一点のみで目視にて位置決めをするために、
最大約±0.2mmの誤差が生じ、ならい加工の精度
が悪くなる場合があつた。また位置決めは目視に
頼るためにかなり困難な作業であり、工数もかか
つていた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、容易で、かつ正確な位置決めが可能なならい
モデルを提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案のならいモデルは、分割面と該分割面内
に少なくとも凹状または凸状の型面をもつモデル
本体と、 該分割面上に保持され、該分割面に対して垂直
な基準面をもつ基準治具とで構成されていること
を特徴とする。
本考案のならいモデルは、基本的に従来と同様
の、石膏、木材、樹脂、金属、セラミツク等から
成形されたものを用いることができる。そして本
考案にいう分割面とは、木型から分かれた成形体
の一表面をいい、この分割面上にならいモデルと
なる凹状あるいは凸状の型面が形成される。
本考案の最大の特徴は、上記分割面上に、分割
面に対して垂直な基準面をもつ基準治具を有する
ところにある。そして基準治具は、一表面全体が
基準面となるようなものを用いてもよく、基準面
を構成する垂直部と、この垂直部を保持する基部
とから構成されているものを用いることができ、
鋼材を用いた金属製のもののほか、セラミツク製
のものも用いることができる。この基準治具の基
準面は従来のケガキ線に相当するものであり、場
合によつては1個のみで足りることもあるが、基
準面がX−Y方向それぞれに平行となるように複
数個設けることが望ましい。この基準治具は、な
らいモデルの分割面と基準面との交換がならいモ
デルの基準線となるように固定される。この固定
方法は、接着、両面粘着テープ等で固定してもよ
いが、以下の方法によるのが望ましい。すなわち
木型の基準線の位置に予じめ基準治具を接着等で
固定しておく。あるいは基準治具の少なくとも一
部と同形状の凸部を形成しておく。そしてこの木
型からならいモデルを成形すると、ならいモデル
の分割面には基準治具の少なくとも一部と同形状
で天地逆向きの凹部が形成される。従つてこの凹
部の中に基準治具を正規の向きに嵌着することに
より容易にしかも正確に固定することができる。
この方法によれば、基準治具の固定の際の位置精
度が向上し、接着剤等を用いなくとも簡単に固定
できるようになる。また基準治具の形状に、上記
凹部に常に一定方向でのみ嵌着するようなものを
用いることにより、基準治具を逆の向きに固定す
るような不具合も防止される。また、基準治具の
基部を垂直部の基準面に対して面対称となるよう
にすれば、基準面の位置は同位置で、基準治具の
向きを正逆両方向に取付けること、すなわち基準
面の向きを左右両方向に変更することが可能であ
る。従つてならいモデルの位置決めをする際に自
由度が増し、特に有用である。なお木型の所定の
位置に凹部を設けておき、これによつてならいモ
デルに形成された凸部を基準治具に設けられた凹
部に嵌合する方法でも上記と同様の効果が得られ
る。
上記基準治具を利用した位置決め方法として
は、ダイヤルゲージを使用する方法、あるいはハ
イトゲージのスクライバーを基準面に当てる方法
等、従来のケガキ針を使用する場合に比べて種々
の方法が考えられ、かつ針先を基準面に当接させ
て位置決めするので精度が著しく向上する。
[考案の作用および効果] 本考案のならいモデルによれば、位置決めは基
準治具の基準面を基準として行なわれるので、従
来のケガキ線によるものに比べ、位置決めに要す
る工数が減少し、精度が著しく向上する。従つて
ならい加工により製造される物品の品質が向上
し、加工に要する工数が減少する。また分割面に
基準治具の少なくとも一部が挿入保持される凹部
を有する場合では、基準治具の取付けが簡単にな
り、かつ取付けの方向が逆になるようなまちがい
を防止することができる。さらに基準治具の基部
を垂直部の基準面に対して面対称となるようにす
れば、基準面の向きを左右両方向に変更でき、位
置決めの自由度が増す等、本考案の効果は大き
い。
[実施例] 以下実施例により説明する。
(第1実施例) 第1図に本考案の一実施例のならいモデル10
を示す。このならいモデル10は成形金型の下型
を逮造するための石膏製のならいモデルであり、
ならい研削加工に使用されるものである。このな
らいモデル10は分割面11と、分割面11の略
中央に設けられた成形金型の型面に相当する内周
面をもつ凹状の型面12、型面12のX−Y方向
に対称に分割面11上に設けられた4個の基準治
具20とから構成されている。
基準治具20は第2図に示すように直方体状の
基部21と、基部21の略中央に設けられた凸状
の垂直部22とから構成され、鋼材を用いた金属
製のものである。そして垂直部22は、その一方
の面に基部21表面に対して垂直となつた垂直面
23を有しており、基部21はこの垂直面23に
対して面対称となつている。
この基準治具20はならいモデル10の分割面
11上に設けられた、基準治具20と同一の大き
さを有する凹部13内に嵌着されて固定されてい
る。そして垂直部22の垂直部23と基部21の
表面との交線は、それぞれならいモデル10のX
−Y方向の基準線となつている。
上記凹部13は以上のように形成されたもので
ある。すなわち第3図に示すように、木型30表
面の所定の基準位置に基準治具20を両面粘着テ
ープ31により固定する。そしてこの木型30に
より石膏を用いてならいモデル10を成形する
と、ならいモデル10の所定の位置には基準治具
20と同形状の凹部13が形成される。
上記したならいモデル10では、基準治具20
の取付けが正確でかつ容易であり、ダイヤルゲー
ジあるいはハイトゲージのスクライバー等を基準
治具20の垂直面23に当接させることにより、
ならいモデル10のならい加工機への載置の位置
決めを正確に行なうことができる。また基準治具
20を凹部13に左右逆向きに取付けても同じよ
うに位置決めを行なうことができる。
(第2実施例) 第4図に本考案の第2実施例に係るならいモデ
ル50の基準治具51の固定部の拡大断面図を示
す。本実施例ではならいモデル50の分割面上に
断面長方形の突条部52が形成されている。この
突条部52は木型の所定の位置に設けられた凹部
により形成されたものである。そしてこの突条部
52に基準治具51の底面中央に設けられた凹部
が嵌合し、基準治具51は突条部52と一体的に
固定されている。
本実施例のならいモデル50も、第1実施例と
同様の作用効果を奏し、好ましいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案の第1実施例
のならいモデルに関し、第1図はその斜視図、第
2図はその要部拡大断面図、第3図は製造方法を
示す説明断面図である。第4図は第2実施例のな
らいモデルの要部拡大断面図である。第5図は従
来のならいモデルの位置決めを行なつているとこ
ろを示す斜視図である。 10,50,60……ならいモデル、11……
分割面、12……型面、13……凹部、20,5
1……基準治具、23……垂直面、30……木
型、31……両面粘着テープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 分割面と該分割面内に少なくとも凹状または
    凸状の型面をもつモデル本体と、 該分割面上に保持され、該分割面に対して垂
    直な基準面をもつ基準治具とで構成されている
    ことを特徴とするならいモデル。 (2) 基準治具は基準面を構成する垂直部と、該基
    準面を含む面に対して面対称となり該垂直部を
    保持する基部とで構成され、モデル本体は分割
    面に表出し、該基準治具の該基部の少なくとも
    一部が挿入保持される係部凹部をもつ実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のならいモデル。
JP4440385U 1985-03-27 1985-03-27 Expired JPH0144296Y2 (ja)

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JP4440385U JPH0144296Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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JP4440385U JPH0144296Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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JPS61159149U JPS61159149U (ja) 1986-10-02
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