JPH0419444Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419444Y2
JPH0419444Y2 JP6416189U JP6416189U JPH0419444Y2 JP H0419444 Y2 JPH0419444 Y2 JP H0419444Y2 JP 6416189 U JP6416189 U JP 6416189U JP 6416189 U JP6416189 U JP 6416189U JP H0419444 Y2 JPH0419444 Y2 JP H0419444Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
height
reference surface
spacer
gauge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6416189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH034201U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6416189U priority Critical patent/JPH0419444Y2/ja
Publication of JPH034201U publication Critical patent/JPH034201U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419444Y2 publication Critical patent/JPH0419444Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はターレツトパンチプレス用金型の測高
ゲージに関する。
(従来の技術) ターレツトパンチプレス用金型(ダイ)を第3
図に示す。
金型10の上面12にはワーク(不図示)を打
ち抜くための孔部14が穿設されている。板金等
のワークが金型10の上面12にセツトされると
ワーク打抜き(パンチプレス)用のパンチ(不図
示)が下降してワークを打ち抜くようになつてい
る。
しかしパンチプレスの回数が2〜3万回を超え
ると金型10の孔部14口縁には打ち抜かれたワ
ーク及びパンチの通過に伴いダレが生じてくる。
このダレが進行するとパンチプレスを行なつた後
にパンチを金型10から抜こうとしても抜けなく
なつてしまうことが有る。ダレが生じてしまつた
金型10はパンチを損傷してしまつたりするの
で、継続使用ができないため廃棄せざるを得なか
つた。そこで本願考案者は第4図に示すように、
ダレの生じた金型10の上端部を例えば破線Xに
沿つて研削し、孔部14の口縁からダレを除去し
て再使用することを提案した。ところがターレツ
トパンチプレス装置に金型10を取り付ける場
合、金型10の高さAに精度が供給されるため許
容両を超えたBに示す量を研削してしまうと金型
10の高さはCに示す高さになつてしまう。そこ
で本願考案者は金型10の底部(又は上端部でも
よい)に金型10の底部口縁16と当接する部分
18の厚さがBのスペーサ20を取り付けること
を提案した。このスペーサ20の取付けにより高
さCに研削されたしまつた金型10の高さをAに
復帰させることができ研削した金型10の再使用
を可能ならしめた。
金型10に取り付けるスペーサ20を選択する
際、どの位の量を研削したかを知るため研削後の
金型10の高さCを測定しなければならない。そ
のため、金型10の研削終了後に金型10の高さ
Cをノギスで測定し、予め判つている高さAから
測定した高さCを引いて研削量Bを求めている。
この求まつた研削量Bに相当する厚さを有するス
ペーサ20を選択して金型10へ取り付ければよ
い。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来のノギスを使つて研
削後の金型の高さを測定する方式には次のような
課題が有る。
ノギスを使つて研削後の金型の高さを測定する
のは面倒であると共に、ノギスを当てる際に斜め
にノギスが当たつてしまうと読みとつた測定値に
誤差が生じ易いという課題が有る。
従つて、本考案は研削後の金型の高さ測定を容
易かつ確実に行い得るターレツトパンチプレス用
金型の測高ゲージを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案は次の構成を
備える。
すなわち、ターレツトパンチプレス用金型の高
さ測定の基準となる部位を当接させるための基準
面を有する基準部と、該基準部に固定され、一部
分は前記基準面から離間するよう形成されると共
に、該一部分の基準面と対向する面は基準面から
の離間距離が徐々に変化する斜面に形成され、前
記一部分には前記離間距離を識別するための識別
手段が設けられたゲージ部とを具備することを特
徴とする。
(作用) 作用について説明する。
金型を基準部の基準面とゲージ部の斜面との間
に入れて、当接した斜面の位置に対応した識別手
段が示す離間距離が金型の高さとなるので、金型
の基準となる部位を基準面に当接させてから金型
と斜面を当接させるだけで金型の高さを正確に知
ることができる。
(実施例) 以下、本考案の好適な実施例について添付図面
と共に詳述する。
この実施例においては、従来技術の項で第3図
及び第4図に示すように、本来の高さがAのター
レツトパンチプレス用金型(ダイ)10の上端部
をBに示す量研削して高さがCになつた金型10
の高さを求めて、部分18の厚さがBのスペーサ
20を選択するために金型10の型さを測定する
ための測高ゲージを例に挙げて説明する。
第1図に本考案に係る測高ゲージ22の斜視図
を示す。
24は基準部であり、上面は精度の高い平面に
形成された基準面26となつている。この基準面
26上に金型10の高さ測定の基準部位である底
部口縁16が面接触可能になつている。従つて金
型10の研削後の高さCを求めるには基準面26
からの金型10の高さを測定すればよいことにな
る。
28はゲージ部であり、逆L字状に形成されて
いる。ゲージ部28の縦部30の下端は基準面2
6に固定されている。横部32の下面であつて、
基準面26に対向する面は、自由端側の先端方向
へ行く程基準面26からの離間距離が大きくなる
斜面34に形成されている。なお、横部32の自
由端側の先端における基準面26との離間距離は
A以上に形成されている。
36は識別手段であり、基準面26と斜面34
との離間距離を適宜な所定間隔で表示した目盛で
ある。
次に、第2図と共にこの測高ゲージ22の使用
方法について説明する。
基準部24の基準面26上に測高しようとする
金型10を置く。その際、図示のように金型10
の測高用の基準部位である底部16を基準面26
に密着させる。そして、金型10を基準面26上
を移動させ、ゲージ部28の横部32の自由端側
から斜面34と基準面26との間に入れる。横部
32の自由端先端と基準面26との間の距離はA
以上(第2図ではAに形成)なので、高さがC
(A>C)の金型10は斜面34の下方へ入り込
むことができる。金型10をさらに第2図の左方
へ移動させると金型10の最上部38が斜面34
と当接する。その当接した最上部38に対応する
識別手段36の目盛を読むことにより金型10の
高さCを知ることができる。従つて、金型10の
高さをAにするためには部分18が厚さB(A−
C)を有するスペーサ20(第4図参照)を金型
10に取り付ければよいことになる。
次に他の実施例について第2図と共に説明す
る。上記の実施例においては金型10の高さCを
知り、それから好適なスペーサ20の厚さB(第
4図参照)を求めていたが、測高ゲージ22を高
さA専用のものとした場合、識別手段36の目盛
を金型10の高さの目盛と共に、金型10の高さ
をAにするために採用すべきスペーサ20の厚さ
Bの値も併記するようにしてもよい。その応用と
しては、高さA専用の側高ゲージ22とすれば、
金型10の高さを求める必要はなく、金型10を
高さAにするために必要なスペーサ20の厚みB
のみを目盛としてもよい。その際、識別手段36
としては目盛の他、必要なスペーサ20の厚さB
に対応して縦の帯状に色分けして区別してもよ
い。色分けした場合、その色帯の幅はスペーサ2
0の厚みBの許容誤差(例;0.5mm)とすればよ
く、スペーサ20の方も識別手段36と同色に塗
つておけば、金型10の最上部38が当接した斜
面34の位置に対応する識別手段38の色と同色
のスペーサ20を使えば金型10の高さをAとす
ることが可能で便利となる。
以上、本考案の好適な実施例について種々述べ
て来たが、本考案は上述の実施例に限定されるの
ではなく、考案の精神を逸脱しない範囲で多くの
改変を施し得るのはもちろんである。
(考案の効果) 本考案に係るターレツトパンチプレス用金型の
測高ゲージを用いると、金型を基準面と斜面との
間に入れて金型を斜面へ当接させるだけで正確に
金型の高さを識別手段から読み取ることができ
る。金型の高さの測定に際して金型の基準となる
部位を基準面に密着させるだけで、金型の傾きも
起きないため、金型がゲージ部に対して斜めにな
つたりするのも防止できるので正確な測高が可能
となる等の効果が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るターレツトパンチプレス
用金型の一実施例を示した斜視図、第2図はその
使用方向を示した正面図、第3図はターレツトパ
ンチプレス用金型を示した斜視図、第4図は金型
とスペーサを示した断面図。 10……金型、16……基準部位となる底部口
縁、22……測高ゲージ、24……基準部、26
……基準面、28……ゲージ部、36……識別手
段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ターレツトパンチプレス用金型の高さ測定の基
    準となる部位を当接させるための基準面を有する
    基準部と、 該基準部に固定され、一部分は前記基準面から
    離間するよう形成されると共に、該一部分の基準
    面と対向する面は基準面からの離間距離が徐々に
    変化する斜面に形成され、前記一部分には前記離
    間距離を識別するための識別手段が設けられたゲ
    ージ部とを具備することを特徴とするターレツト
    パンチプレス用金型の測高ゲージ。
JP6416189U 1989-06-01 1989-06-01 Expired JPH0419444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6416189U JPH0419444Y2 (ja) 1989-06-01 1989-06-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6416189U JPH0419444Y2 (ja) 1989-06-01 1989-06-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH034201U JPH034201U (ja) 1991-01-17
JPH0419444Y2 true JPH0419444Y2 (ja) 1992-05-01

Family

ID=31594853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6416189U Expired JPH0419444Y2 (ja) 1989-06-01 1989-06-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0419444Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017183167A1 (ja) * 2016-04-22 2017-10-26 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 高さ調整治具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH034201U (ja) 1991-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6738225B1 (en) Alignment of sliders with a dimple post in head gimbal assemblies
US5101569A (en) Adjustable wheel measuring gauge
US5184517A (en) Printed circuit board test fixture and method
JPH0419444Y2 (ja)
US6499330B1 (en) Displacement indicator device for a press brake compensator
US5780714A (en) Calibration apparatus and method for shot blasting intensity measurement
JPH0821703A (ja) 角度測定装置
US6212760B1 (en) Alignment of sliders in head gimbal assemblies
IE862918L (en) Microwave oven
JPH0411020Y2 (ja)
JPS59112203A (ja) 穴位置測定方法
JPH0144296Y2 (ja)
JP2567951Y2 (ja) 硬さ測定装置
CN215064264U (zh) 一种焊接坡口测量仪
CN217504556U (zh) 一种测量轮胎模具rd直径的卡规
US3061918A (en) Method and apparatus for accurately measuring edge contour of an article
JPH0122048B2 (ja)
JPS5835432Y2 (ja) ポンチ打ち装置
JPH03125901A (ja) 条材の曲り測定治具
JP3027987U (ja) パチンコ台の釘間隔測定調整用ゲージ
KR200145763Y1 (ko) 둘레측정 보조기구
JPS6313484Y2 (ja)
JPH0524002Y2 (ja)
JPH01166913A (ja) 成形良否判別機能付きの成形品
DE3583199D1 (de) Verfahren und vorrichtung zur positionsbestimmung eines induktiven messaufnehmers auf einem messtisch.