JPH0741530Y2 - 型鋼の折れ曲げ用型取りゲージ - Google Patents

型鋼の折れ曲げ用型取りゲージ

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JPH0741530Y2
JPH0741530Y2 JP1989099323U JP9932389U JPH0741530Y2 JP H0741530 Y2 JPH0741530 Y2 JP H0741530Y2 JP 1989099323 U JP1989099323 U JP 1989099323U JP 9932389 U JP9932389 U JP 9932389U JP H0741530 Y2 JPH0741530 Y2 JP H0741530Y2
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JP
Japan
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scoring
plate
bending
gauge
guide plate
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JP1989099323U
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JPH0342316U (ja
Inventor
敏弘 岩本
Original Assignee
株式会社中部プラントサービス
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アングル材,チャンネル材等の型鋼を適宜の
角度に切り欠いて折り曲げる際に、所定の折り曲げ箇所
の角度に型取りゲージを当該保持した上で、簡易迅速に
罫書きを入れることのできる型鋼の折れ曲げ用型取りゲ
ージに関する。
(従来の技術) 従来、アングル材,チャンネル材等の型鋼を適宜の角度
に切り欠いて折り曲げる場合、曲尺や分度器や三角定規
を使い分けて罫書いている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、アングル材やチャンネル材等の型鋼を曲げ加
工したり、枠加工するには、型鋼の各所に前記の罫書き
作業を繰り返し行うことになる為、時間と手間のかかる
手法となっているばかりか、往々にして罫書き角度を不
良として作業の度毎に出来栄えが異なったり、製品不良
を招来して材料を無駄にしたり、或は、切り欠いた型鋼
を折り曲げて突き合わせるに、罫書き角度の不良により
密なる突き合わせ状態が形成されず、ひいては、その溶
接線の見栄えに欠ける場合が多々生じている。特に、此
種の型鋼には、種々の厚みのものがあり、当然ながら、
その厚みを考慮した上での正確な罫書き作業が要請され
る。
(問題点を解決するための手段) そこで、本考案では、前記の問題点を解決する為に、適
宜の切り欠き角度θに開成してなる罫書きプレート1
と、当該罫書きプレート1の基端部に固定するガイドプ
レート6とを組み合わせてなる型鋼の折れ曲げ用型取り
ゲージを提供することにより、罫書き作業の合理化に対
処したのである。
以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
(型取りゲージの第1実施例) 先ず、型取りゲージGの第1実施例を示す第1図〜第3
図において、1は板厚が2〜3mm程度のアルミ製の罫書
きプレートであって、その基端部の左右両側位置に長孔
2,2Aを穿設している。3は罫書きプレート1の先端部を
V字状に開成してなる切り欠き開口部であって、第4図
に示すように型鋼Sの適所を切り欠いて、当該型鋼Sを
直角に折り曲げる場合には、開口部3の開成角度θを91
度程度に形成しておくと、現場作業の実際と、体裁良く
正確に仕上げることができる。
また、型鋼Sを60度に折り曲げる場合には、その開成角
度θは61度程度に、また、型鋼Sを45度に折り曲げる場
合には、その開成角度θは46度程度に形成される。
従って、種々の開成角度θを呈する罫書きプレート1が
予め形成され、此等が適宜採択されて後記のガイドプレ
ート6と組み合わされて使用に供される。
この開口部3は、その罫書き中心線C、即ち、折曲中心
線C上の基端部に小径の凹部4を形成し、その左右両側
位置から斜め上方へ直線状に罫書き縁5,5Aを形成してい
る。
6はアルミ製で側面L字状のガイドプレートであって、
その左右両側位置に通孔7,7Aを穿設している。
8,8Aは通孔7,7Aから長孔2,2Aにかけて挿通したボルト、
9,9Aは蝶ナット、10,10Aは座金である。
11,11Aは長孔2,2Aの外側面に刻設するか、描出表示して
なる目盛りである。
(作用) 先ず、アングル材,チャンネル材等の型鋼Sの厚みt
と、当該型鋼Sの折れ曲げ角度を考えて、適宜の開成角
度θの罫書きプレート1を採択すると共に、その目盛り
11,11Aを基準として、罫書きプレート1の基端部にガイ
ドプレート6をボルト8,8A・蝶ナット9,9Aによって締着
固定する。
この型取りゲージGを、型鋼Sの切り欠き位置の角度に
当接保持した上で、罫書きプレート1の左右の罫書き縁
5,5Aと中心部の凹部4の内側に罫書きを入れる。
後は、型鋼Sから型取りゲージGを取り外し、当該罫書
きラインに沿って型鋼Sを第4図の実線に示すように切
断した上で、当該型鋼Sを第4図の想像線に示すように
折り曲げて、その切断端部を突き合わせて溶接処理す
る。
(型取りゲージの第2実施例) 前記の第1実施例に示す型取りゲージGの場合には、罫
書きプレート1の左右両側位置に長孔2,2Aを形成した
が、それとは逆に、第5図に示す第2実施例の型取りゲ
ージGの場合のように、ガイドプレート6の左右両側位
置に長孔12,12Aを穿設し、これに対して罫書きプレート
1の左右両側位置に単なる通孔13,13Aを穿設し、これに
て厚みtの異なる型鋼Sに対する罫書き作業に供するこ
ともできる。
この場合にも、ガイドプレート6裏面の外側面に目盛り
(図示せず)を形成すると利便である。
(考案の効果) 本考案は、前記のように適宜の切り欠き角度θに開成し
てなる罫書きプレート1と、当該罫書きプレート1の基
端部に断面L字状のガイドプレート6を固定する型取り
ゲージであって、前記罫書きプレート1の開口部3を、
折曲中心に位置する小径の凹部4と、その左右先端部に
向かって直線状に拡開した罫書き線5,5aとで形成した上
で、第1の場合には、当該罫書きプレート1の基端部の
左右両側位置に長孔2,2Aを穿設し、当該長孔2,2Aの外側
面に目盛り11,11Aを形成し、前記ガイドプレート6の左
右両側位置に通孔7,7Aを穿設し、また、第2の場合に
は、罫書きプレート1の基端部の左右両側位置に通孔1
3,13Aを穿設し、前記ガイドプレート6の左右両側位置
に長孔12,12Aを穿設し、当該長孔12,12Aの外側面に目盛
り11,11Aを形成する。その上で、更に、前記罫書きプレ
ート1とガイドプレート6を、ボルト8,8Aと蝶ナット9,
9Aで締着固定してなる型鋼の折れ曲げ用型取りゲージと
したので、従前のように曲尺や分度器や三角定規を使い
分けて型鋼Sに再々に亙って罫書くような、時間と手間
を要する手法に比して、確実で極めて簡易迅速に罫書き
作業ができ、此種の型取り作業の合理化と作業効率の向
上に顕著な実用的な諸効果を齎す。
また、本考案における罫書きプレート1の場合には、折
曲中心に小径の凹部4が罫書き形成され、当該罫書きラ
インに沿って型鋼Sが切断されることから、当該型鋼S
を折れ曲げてその切断端部を突き合わせる際、前記小径
の凹部4の周辺が局部的に膨らんで突き合わせられるこ
とがない。その為、折曲部分を体裁よく仕上げることが
できる。
また、罫書きプレート1又はガイドプレート6のいずれ
か一方に目盛り11,11A付きの長孔7,7A、12,12Aを穿設し
ているので、型取りゲージのセッティングとその調整が
簡便にでき、罫書き精度を著しく向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は型取りゲージの第1実施例を示す分解斜視図、
第2図は型取りゲージをアングル材に当接保持した状態
を示す一部切り欠き平面図、第3図は第2図X−X線断
面図、第4図は罫書き部分を切断した状態とその折れ曲
げ状態を示す斜視図、第5図は第2実施例を示す分解斜
視図。 符号表 G……型取りゲージ、S……型鋼 θ……開成角度、C……罫書き中心線 t……厚み 1……罫書きプレート、2,2A……長孔 3……開口部、4……凹部 5,5A……罫書き縁、6……ガイドプレート 7,7A……通孔、8,8A……ボルト 9,9A……ナット、10,10A……座金 11,11A……目盛り、12,12A……長孔 13,13A……通孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】適宜の切り欠き角度θに開成してなる罫書
    きプレート1と、当該罫書きプレート1の基端部に断面
    L字状のガイドプレート6を固定する型取りゲージであ
    って、 前記罫書きプレート1の開口部3を、折曲中心に位置す
    る小径の凹部4と、 その左右先端部に向かって直線状に拡開した罫書き線5,
    5Aとで形成し、 当該罫書きプレート1の基端部の左右両側位置に長孔2,
    2Aを穿設し、 当該長孔2,2Aの外側面に目盛り11,11Aを形成し、 前記ガイドプレート6の左右両側位置に通孔7,7Aを穿設
    し、 前記罫書きプレート1とガイドプレート6を、ボルト8,
    8Aと蝶ナット9,9Aで締着固定したことを特徴とする型鋼
    の折れ曲げ用型取りゲージ。
  2. 【請求項2】適宜の切り欠き角度θに開成してなる罫書
    きプレート1と、当該罫書きプレート1の基端部に断面
    L字状のガイドプレート6を固定する型取りゲージであ
    って、 前記罫書きプレート1の開口部3を、折曲中心に位置す
    る小径の凹部4と、 その左右先端部に向かって直線状に拡開した罫書き線5,
    5Aとで形成し、 当該罫書きプレート1の基端部の左右両側位置に通孔1
    3,13Aを穿設し、 前記ガイドプレート6の左右両側位置に長孔12,12Aを穿
    設し、 当該長孔12,12Aの外側面に目盛り11,11Aを形成し、 前記罫書きプレート1とガイドプレート6を、ボルト8,
    8Aと蝶ナット9,9Aで締着固定したことを特徴とする型鋼
    の折れ曲げ用型取りゲージ。
JP1989099323U 1989-08-25 1989-08-25 型鋼の折れ曲げ用型取りゲージ Expired - Lifetime JPH0741530Y2 (ja)

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JPH0342316U JPH0342316U (ja) 1991-04-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5372300U (ja) * 1976-11-18 1978-06-16
JPS54109200U (ja) * 1978-01-19 1979-08-01
JPS579489U (ja) * 1980-06-16 1982-01-18
JPS5939188U (ja) * 1982-09-02 1984-03-13 三菱電機株式会社 面取用けがき治具
JPH0174080U (ja) * 1987-11-04 1989-05-18

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