JPH0123748Y2 - - Google Patents

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JPH0123748Y2
JPH0123748Y2 JP1984166818U JP16681884U JPH0123748Y2 JP H0123748 Y2 JPH0123748 Y2 JP H0123748Y2 JP 1984166818 U JP1984166818 U JP 1984166818U JP 16681884 U JP16681884 U JP 16681884U JP H0123748 Y2 JPH0123748 Y2 JP H0123748Y2
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JP
Japan
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scale
marking
workpiece
inclined surface
piece
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JP1984166818U
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はフライス加工、機械仕上げ作業に必要
なケガキ作業に使用する工具に関するものであ
る。
従来の技術及び問題点 従来のケガキ作業はハイトゲージとブロツクを
使用して行なつているが、これではケガキ作業に
時間がかかる。又必らず定盤の設置場所まで来て
作業しなければならないという面倒さもあつた。
更に品物が大きくて重たい場合1人作業は大変
で安全上からみても危険を伴なうという問題があ
つた。
問題点を解決するための手段 本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたものであり、下記のような面取りケガキ工
具を考案することにより上記の問題を解決するも
のである。
即ち本考案はほぼ長方形をなし2つの長辺を互
いに平行な2つのケガキ面としたケガキ用スケー
ルの一端部に該スケールと一体に加工物端面を当
接させる傾斜面をもつた固定駒を設けると共に、
該スケールに上記2つのケガキ面と平行に摺動及
び固定可能に装備せられ上記固定駒の傾斜面と相
対して加工物を挟持する傾斜面を有する移動駒を
設け、上記スケールの2つのケガキ面にそれぞれ
必要とするケガキ用の寸度合せ用目盛を設けたも
のである。
実施例 以下、本考案を図面に基づいて説明する。
附図は本考案の一実施例を示すもので、1はス
ケール、2はスケール1と一体に設けた固定駒、
3はスケール1の下面に沿つて摺動固定可能に設
けた移動駒である。
スケール1は長辺と短辺とからなるほぼ長方形
をなし、2つの長辺を互いに平行なケガキ面8
a,8bとし一方の短辺には45゜面取りケガキの
基準となる固定駒2が設けてある。固定駒2には
加工物であるワークWとの当接部となる傾斜面2
aが上記ケガキ面8a,8bに対し45゜傾斜させ
て設けてある。
移動駒3はスケール下面上を上記ケガキ面8
a,8bに対し平行に移動及び固定可能に組付け
られて居り、該移動駒3の一端をワークWとの当
接面として傾斜面3aとし、前記固定駒2のワー
ク当接面である傾斜面2aとの間で直角(90゜)
を構成している。
又上記スケール1のケガキ面8a,8bには目
盛a,bが刻印され、移動駒3の側面には所定寸
法の目盛合せ用としてアイマーク4及び4aが刻
印されている。
5は固定用ボルト、6はボルト誘導用の長孔、
7は移動駒3の案内溝でケガキに必要とする所定
寸法位置に移動駒3をセツト固定できるようにな
つている。
ここで一例として第2図のように30mmの面取り
ケガキをする場合を考えると、前記移動駒3をス
ケール1に対し移動させ、移動駒3の側面のアイ
マーク4をスケール1の一方のケガキ面8aの30
mmの目盛に位置合せしてのち固定用ボルト5を回
して固定し、第2図に示すようにワークWの面取
を行うべきコーナ部の2辺の端面に傾斜面2a,
3aを当てて上記工具をセツトしケガキ針等でケ
ガキ面8aに沿つてケガくことにより面取C30の
ケガキができる。
C60程度以上の大きな面取り例えばC70の面取
りのケガキを行う場合は、他方のケガキ面8bの
目盛bの70mmのところに他方のアイマーク4bを
合せて固定用ボルト5にて移動駒3を固定した
後、前記と同様ワークWにセツトし、ケガキ面8
bに沿つてケガくことにより大きな面取のケガキ
を的確に行うことができる。
目盛a,bはワークのケガキ角度と寸度に合せ
てそれぞれ実測によつて設定するか、計算により
算出し設定しておく。
尚、上記実施例では一般向としてケガキ用スケ
ールのケガキ面に対し固定側及び移動側駒のワー
ク当接面を45゜の傾斜面に構成したものを示した
が、ワークの形状、ケガキの角度等に応じて当接
面傾斜角度は適宜選定変更すること可能である。
考案の効果 以上のように本考案はほぼ長方形をなし2つの
長辺を互いに平行な2つのケガキ面とし1つの短
辺部に傾斜面をもつた固定駒を設けたスケール
に、該固定駒の傾斜面と相対してワークのコーナ
ー部の2辺を挟持する傾斜面をもつた移動駒を上
記2つのケガキ面と平行に移動及び固定可能なる
よう組付け、上記2つのケガキ面に設けた目盛に
合せて移動駒を移動固定するだけでケガキ作業を
迅速簡単容易に行ないうるようにしたもので、前
記従来のケガキ方法の厄介さを解消し得ると共
に、スケールの2つの長辺の双方をケガキ面とし
て使用し得るようにしたことにより、移動駒の移
動範囲を大きくしなくても小さい面取りのケガキ
からなり大きな面取りのケガキまで自由に行うこ
とができ、スケールの短尺化、小型軽量化をはか
ることができ、常時携帯できて取扱いが簡便であ
る等、実用上多大の効果をもたらし得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すもので、イは
平面図、ロは正面図、ハは裏面図、ニはハ図のA
−A断面図である。第2図は本考案工具の使用態
様例を説明する平面図である。 1……スケール、2……固定駒、2a……傾斜
面(当接部)、3……移動駒、3a……傾斜面
(当接面)、4,4a……アイマーク、固定用ボル
ト、6……誘導用長孔、7……案内溝、8a,8
b……ケガキ面、a,b……目盛、W……ワーク
(加工物)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ長方形をなし2つの長辺を互いに平行な2
    つのケガキ面とし1つの短辺部に加工物端面を当
    接させる傾斜面をもつた固定駒を設けたスケール
    と、該スケールに上記2つのケガキ面に平行に摺
    動及び固定可能に装備せられ上記固定駒の傾斜面
    と相対して加工物を挟持する傾斜面を有する移動
    駒とからなり、上記スケールの2つのケガキ面に
    それぞれケガキ用の寸度合せ用目盛を設けたこと
    を特徴とする面取部ケガキ工具。
JP1984166818U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0123748Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984166818U JPH0123748Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984166818U JPH0123748Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6181891U JPS6181891U (ja) 1986-05-30
JPH0123748Y2 true JPH0123748Y2 (ja) 1989-07-20

Family

ID=30724628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984166818U Expired JPH0123748Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

Country Status (1)

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JP (1) JPH0123748Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50147654U (ja) * 1974-05-24 1975-12-08

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Publication number Publication date
JPS6181891U (ja) 1986-05-30

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