JPS6144798Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144798Y2 JPS6144798Y2 JP7207983U JP7207983U JPS6144798Y2 JP S6144798 Y2 JPS6144798 Y2 JP S6144798Y2 JP 7207983 U JP7207983 U JP 7207983U JP 7207983 U JP7207983 U JP 7207983U JP S6144798 Y2 JPS6144798 Y2 JP S6144798Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- lead member
- movable body
- sheet
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Knives (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、床材などの合成樹脂製シート(以下
シートという。)の突き合せ縁を、たとえば開先
状に切除する場合などに使用される溝切り具に関
する。
シートという。)の突き合せ縁を、たとえば開先
状に切除する場合などに使用される溝切り具に関
する。
従来、この種の溝切り具は、第1図に示したよ
うに、移動体21にカツタ22と複数のリード部
材23,23とが設けられていて、リード部材2
3をシートAの突き合せ縁aに入り込ませること
によつて、移動体21を、突き合せ縁aをガイド
として移動させるようになつていた。しかし、こ
れによると、シートAがガイドとして要求される
程の剛性を有しないため、力を入れながら溝切り
を行うと、突き合せ縁aに沿つて移動体21を移
動させにくく、ぶれが生じやすい上、突き合せ縁
aに沿つた溝切線Bを出しにくい欠点があつた。
しかも、このような問題に加えて、溝深さを安定
させにくいなどのため、切除されて形成された溝
切線Bを確認しながら作業することとなり、迅速
な作業ができず、かつ、作業に熟練を要する欠点
があつた。
うに、移動体21にカツタ22と複数のリード部
材23,23とが設けられていて、リード部材2
3をシートAの突き合せ縁aに入り込ませること
によつて、移動体21を、突き合せ縁aをガイド
として移動させるようになつていた。しかし、こ
れによると、シートAがガイドとして要求される
程の剛性を有しないため、力を入れながら溝切り
を行うと、突き合せ縁aに沿つて移動体21を移
動させにくく、ぶれが生じやすい上、突き合せ縁
aに沿つた溝切線Bを出しにくい欠点があつた。
しかも、このような問題に加えて、溝深さを安定
させにくいなどのため、切除されて形成された溝
切線Bを確認しながら作業することとなり、迅速
な作業ができず、かつ、作業に熟練を要する欠点
があつた。
本考案は従来の欠点を改善し、溝切線を突き合
せ縁に正確に沿わせて溝切り作業を行なうことが
でき、しかも、作業を迅速に、かつ、熟練を要す
ることなく行なうことができる溝切り具を提供す
ることを目的としている。
せ縁に正確に沿わせて溝切り作業を行なうことが
でき、しかも、作業を迅速に、かつ、熟練を要す
ることなく行なうことができる溝切り具を提供す
ることを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案の溝切り具
は、カツタを備えた移動体にリード部材を設け、
このリード部材を倣わせるガイドと上記リード部
材のいずれか一方を、他方と引き合う磁性体にて
構成したものである。
は、カツタを備えた移動体にリード部材を設け、
このリード部材を倣わせるガイドと上記リード部
材のいずれか一方を、他方と引き合う磁性体にて
構成したものである。
以下、本考案を、図示実施例にしたがつて説明
する。
する。
第2図において、1は鋼製アングル材にて構成
されたガイドを示し、このガイド1の長手方向の
両端にそれぞれ安定板2が設けられている。図示
例において、安定板2は、ガイド1の下縁に該ガ
イド1に対して直角方向に配置されており、これ
を、シートA上に載置したときに、ガイド1がシ
ートAから浮き上がつた状態で支持される構成と
なつている。そして、安定板2には切込みを形成
し、これをマーカ3としている。4は取手であ
る。次に、5は移動体を示し、この移動体5に
は、ハンドル6の他、カツタ7の筒状の保持金具
8およびリード部材9が設けられている。即ち、
保持金具8はセツトビス8aを有するものであつ
て、カツタ7を挿入した後、このセツトビス8a
を締め付けることによつて、カツタ7を強固かつ
確実に保持できるようになつている。また、リー
ド部材9は磁性体にて構成されており、図示例で
は、これを、移動体5に垂直に立設された板状マ
グネツトによつて構成している。
されたガイドを示し、このガイド1の長手方向の
両端にそれぞれ安定板2が設けられている。図示
例において、安定板2は、ガイド1の下縁に該ガ
イド1に対して直角方向に配置されており、これ
を、シートA上に載置したときに、ガイド1がシ
ートAから浮き上がつた状態で支持される構成と
なつている。そして、安定板2には切込みを形成
し、これをマーカ3としている。4は取手であ
る。次に、5は移動体を示し、この移動体5に
は、ハンドル6の他、カツタ7の筒状の保持金具
8およびリード部材9が設けられている。即ち、
保持金具8はセツトビス8aを有するものであつ
て、カツタ7を挿入した後、このセツトビス8a
を締め付けることによつて、カツタ7を強固かつ
確実に保持できるようになつている。また、リー
ド部材9は磁性体にて構成されており、図示例で
は、これを、移動体5に垂直に立設された板状マ
グネツトによつて構成している。
次に作用を説明する。
突き合せ配置された二枚のシートA,Aの突き
合せ縁aを溝切りする際は、第1図のように、一
対の安定板2,2の各マーカ3,3を突き合せ縁
aに合わせて、ガイド1をシートA上に配置す
る。これにより、ガイド1は突き合せ縁bと平行
に配置される。次に、移動体5のリード部材9を
ガイド1に吸着させる。この状態から、片手で取
手4を押さえ、他の片手でハンドル6を持ち、ガ
イド1にリード部材9を吸着させたまま移動体5
を図中矢印方向に移動させると、上記突き合せ縁
aに正確に沿う溝切り線Bが形成される。この場
合、リード部材9は、第2図のように、その吸着
力によつてガイド1に常に摺動状態で倣わせられ
る。移動体5をガイド1の長さ相当分だけ移動さ
せて溝切りした後、今度は、ハンドル6を押えて
移動体5をシートA,A上に位置決めし、ガイド
1を図中矢印方向にずらせて上記の操作を繰り返
す。このようにすると、突き合せ縁aに沿つて溝
切線Bを正確に形成できる。
合せ縁aを溝切りする際は、第1図のように、一
対の安定板2,2の各マーカ3,3を突き合せ縁
aに合わせて、ガイド1をシートA上に配置す
る。これにより、ガイド1は突き合せ縁bと平行
に配置される。次に、移動体5のリード部材9を
ガイド1に吸着させる。この状態から、片手で取
手4を押さえ、他の片手でハンドル6を持ち、ガ
イド1にリード部材9を吸着させたまま移動体5
を図中矢印方向に移動させると、上記突き合せ縁
aに正確に沿う溝切り線Bが形成される。この場
合、リード部材9は、第2図のように、その吸着
力によつてガイド1に常に摺動状態で倣わせられ
る。移動体5をガイド1の長さ相当分だけ移動さ
せて溝切りした後、今度は、ハンドル6を押えて
移動体5をシートA,A上に位置決めし、ガイド
1を図中矢印方向にずらせて上記の操作を繰り返
す。このようにすると、突き合せ縁aに沿つて溝
切線Bを正確に形成できる。
この実施例によれば、ガイド1はシートAから
浮き上がつた状態で配置されているので、シート
Aを貼着してある床下地Cに多少の凹凸があり、
この凹凸がシートAの表面の凹凸となつて現れて
いても、この凹凸がガイド1とシートAとの隙間
によつて吸収される。このため、ガイド1がぐら
つくことがなく、溝切線Bが突き合せ縁aに正確
に沿うものとなり、かつ、その深さが均一にな
る。従つて、作業を、熟練を要することなく素人
でも迅速に行える。
浮き上がつた状態で配置されているので、シート
Aを貼着してある床下地Cに多少の凹凸があり、
この凹凸がシートAの表面の凹凸となつて現れて
いても、この凹凸がガイド1とシートAとの隙間
によつて吸収される。このため、ガイド1がぐら
つくことがなく、溝切線Bが突き合せ縁aに正確
に沿うものとなり、かつ、その深さが均一にな
る。従つて、作業を、熟練を要することなく素人
でも迅速に行える。
上記実施例においては、移動体5を移動させる
際には、常に、ガイド1にリード部材9が直接吸
着して摺動するので、リード部材9の吸着力によ
つて、移動体5を移動させにくくなる心配があ
る。かかる心配を無くするためには、第4図のよ
うに、リード部材9の前後に、縦軸回りで遊転自
在となるように、リードローラ10,10を設け
ておくことが望ましい。即ち第5図から明らかな
ように、リード部材9に取付穴11を形成し、こ
の取付穴11に、リードローラ10を、その外周
面がリード部材9の吸着面9aからやや突出する
ように取り付けておくのである。この構成によれ
ば、第6図のように、ガイド1に対してはリード
ローラ10が当接し、リード部材9の吸着面9a
が直接ガイド1に対して摺動されないので、移動
体5(第4図参照)を軽快に移動させられるよう
になる。なお、この場合でも、リード部材9はそ
の吸着力によつてガイド1と引き合つているの
で、溝切り線Bが突き合せ縁aからぶれることは
ない(第1図参照)。
際には、常に、ガイド1にリード部材9が直接吸
着して摺動するので、リード部材9の吸着力によ
つて、移動体5を移動させにくくなる心配があ
る。かかる心配を無くするためには、第4図のよ
うに、リード部材9の前後に、縦軸回りで遊転自
在となるように、リードローラ10,10を設け
ておくことが望ましい。即ち第5図から明らかな
ように、リード部材9に取付穴11を形成し、こ
の取付穴11に、リードローラ10を、その外周
面がリード部材9の吸着面9aからやや突出する
ように取り付けておくのである。この構成によれ
ば、第6図のように、ガイド1に対してはリード
ローラ10が当接し、リード部材9の吸着面9a
が直接ガイド1に対して摺動されないので、移動
体5(第4図参照)を軽快に移動させられるよう
になる。なお、この場合でも、リード部材9はそ
の吸着力によつてガイド1と引き合つているの
で、溝切り線Bが突き合せ縁aからぶれることは
ない(第1図参照)。
上記説明では、ガイド1を鋼性アングル材で造
つたものを説明したが、これは、鉄製、ニツケル
製その他の磁性を帯びる金属製であればよい。ま
た、上記説明のようにリード部材9の磁性体で構
成するものの外、リード部材9を金属製とする一
方、ガイド1を磁性体で構成してもよい。
つたものを説明したが、これは、鉄製、ニツケル
製その他の磁性を帯びる金属製であればよい。ま
た、上記説明のようにリード部材9の磁性体で構
成するものの外、リード部材9を金属製とする一
方、ガイド1を磁性体で構成してもよい。
以上詳述したように、本考案による溝切り具に
よれば、リード部材及びガイドのいずれか一方の
ものが他方のものと引き合う磁性体にて構成され
るので、特別な係合具を使わずに、リード部材を
ガイドに確実に倣わせることが可能となる。従つ
て、簡単な構成でありながら、正確な溝切り線の
形成を、熟練を要することなく迅速に行えるよう
になる利点がある。
よれば、リード部材及びガイドのいずれか一方の
ものが他方のものと引き合う磁性体にて構成され
るので、特別な係合具を使わずに、リード部材を
ガイドに確実に倣わせることが可能となる。従つ
て、簡単な構成でありながら、正確な溝切り線の
形成を、熟練を要することなく迅速に行えるよう
になる利点がある。
第1図は従来例の使用状態を示す斜視図、第2
図は本考案の一実施例の使用状態を示す斜視図、
第3図は第2図のX矢視図、第4図はリード部材
の変形例を示す側面図、第5図は第4図のY−Y
線に沿う拡大した断面図、第6図は同使用状態の
拡大した正面図である。 1……ガイド、5……移動体、7……カツタ、
9……リード部材、A……シート、B……溝切
線。
図は本考案の一実施例の使用状態を示す斜視図、
第3図は第2図のX矢視図、第4図はリード部材
の変形例を示す側面図、第5図は第4図のY−Y
線に沿う拡大した断面図、第6図は同使用状態の
拡大した正面図である。 1……ガイド、5……移動体、7……カツタ、
9……リード部材、A……シート、B……溝切
線。
Claims (1)
- 合成樹脂製シート上に配置したガイドに沿つて
移動体を移動させ、この移動体に設けられたカツ
タで上記シートを溝切りするようにしたものであ
つて、移動体に、上記ガイドに摺動状態で倣わせ
られるリード部材を設け、このリード部材及び上
記ガイドのいずれか一方を、他方と引き合う磁性
体にて構成したことを特徴とする合成樹脂製シー
トの溝切り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207983U JPS59176791U (ja) | 1983-05-14 | 1983-05-14 | 合成樹脂製シ−トの溝切り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7207983U JPS59176791U (ja) | 1983-05-14 | 1983-05-14 | 合成樹脂製シ−トの溝切り具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59176791U JPS59176791U (ja) | 1984-11-26 |
JPS6144798Y2 true JPS6144798Y2 (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=30202224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7207983U Granted JPS59176791U (ja) | 1983-05-14 | 1983-05-14 | 合成樹脂製シ−トの溝切り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59176791U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4558264B2 (ja) * | 2002-08-28 | 2010-10-06 | 株式会社岡田金属工業所 | 手挽鋸用治具 |
JP4586979B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2010-11-24 | 富士工業株式会社 | 切断具 |
-
1983
- 1983-05-14 JP JP7207983U patent/JPS59176791U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59176791U (ja) | 1984-11-26 |
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