JPH0357430Y2 - - Google Patents

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JPH0357430Y2
JPH0357430Y2 JP1984122409U JP12240984U JPH0357430Y2 JP H0357430 Y2 JPH0357430 Y2 JP H0357430Y2 JP 1984122409 U JP1984122409 U JP 1984122409U JP 12240984 U JP12240984 U JP 12240984U JP H0357430 Y2 JPH0357430 Y2 JP H0357430Y2
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JP
Japan
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workpiece
receiving surface
screw
block
support protrusion
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JP1984122409U
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JPS6139361U (ja
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、金型その他の精密部品の加工時に
使用するバイスに関するものである。
従来の技術 一般に、金型等の部品としてはきわめて高い精
度を要求されるものであるが、とくに、各面の直
角度の高いことは必須の要件である。このような
加工を行うためには、従来は正確に直交する二面
以上の基準面を備えたバイスでワークを把持し、
テーブル上でバイスを90度ずつ位置変化させてそ
れに対応するワークの面の研削を行つている。そ
して、バイスへのワークの取付固定は、バイスの
受け面にワークを接合させて他面から押えネジで
押圧しているものである。
考案が解決しようとする問題点 押えネジで押圧されるワークは、それが鋼であ
るとしても弾性体であり、押えネジで押圧される
押え面の平面度が狂うことがある。この平面度の
狂いの原因は、ワークの片押し、受け面の摩耗、
受け面との間のゴミの混入、押えネジの押し力に
よる弾性変形等である。このようにワークの取付
時の平面度が狂うと、他の面を加工してもワーク
を取り外した時に弾性復帰してその加工面の平面
度が加工時とは相違することになり、高精度の加
工を行うことができないと云う結果になる。
問題点を解決するための手段 互いに直交する少なくとも二面の基準面6,
7,8,9,10を有するブロツク1を設け、こ
のブロツク1に前記基準面6,7,8,9,10
と直交してワーク3と接合する受け面2を形成
し、前記ブロツク1に前記受け面2と対向する支
持突部12を形成し、この支持突部12の中央に
先端に押え片13が回動自在に取付けられて前記
受け面2に接合したワーク3を押えて固定する直
径の大きい押えネジ4を進退自在に螺合し、前記
支持突部12の前記押えネジ4の周囲に先端に押
え片15が回動自在に取付けられて前記ワーク3
に押圧力を与える複数本の直径の小さい調節ネジ
5を進退自在に螺合して配設した。
作 用 このようにして押えネジ4の押圧力による平面
度の狂いを選択された調節ネジ5の押圧力で修正
する。そのため、ワーク3の取り外し時の変形が
なく、加工面の状態が加工時と一致しており、各
面の加工を行つたときにそれぞれの面の直角度が
正確であり、その平面度も高いものである。
実施例 ブロツク1は直方体形状であり、その長手方向
の四面はそれぞれの平面度を良好に仕上げてある
とともに互いの直角度が高い精度をもつて形成し
た基準面6,7,8,9とされている。また、一
方の端面10も前記基準面6,7,8,9と直交
するように高精度で形成されている。そして、前
記基準面8側は切欠されて受け面2を有するジヨ
ー11とその受け面2に対向する支持突部12と
が形成されている。前記受け面2は前記基準面
6,7,8,9と直交するように高い精度をもつ
て仕上げられている。さらに、前記支持突部12
の中央には前記受け面2に直交的に対向する押え
ネジ4が進退自在に螺合されている。この押えネ
ジ4の先端には、押え片13が回動自在に取り付
けられているとともに他端には直径の大きい把持
部14が形成されている。このような押えネジ4
の周囲にはその押えネジ4と平行に四本の調節ネ
ジ5が進退自在に螺合されている。これらの調節
ネジ5の先端にも押え片15が回転自在に取り付
けられ、外側の端面には工具との係合孔16が形
成されている。
しかして、ワーク3を押えネジ4で押えて固定
し、そのワーク3のA面の平面度を検出する。た
とえば、端面10をテーブル面に接合させ、ワー
ク3のA面をダイヤルゲージなどでその起伏の状
態を検査する。その結果、平面度に狂いがあれ
ば、調節ネジ5のいずれかを選択してワーク3を
局部的に押圧する。この選択はある程度、試行錯
誤で行うがそれぞれの調節ネジ5の選択とその押
圧力の程度の選定によりワーク3のA面の平面度
は正しくなる。このように調整してからワーク3
の他の面の加工を行う。この加工は、ブロツク1
の各基準面6,7,8,9を基準として精度が定
まるので、各加工面の直角度は正確である。
考案の効果 この考案は上述のように、互いに直交する少な
くとも二面の基準面6,7,8,9,10を有す
るブロツク1を設け、このブロツク1に前記基準
面6,7,8,9,10と直交してワーク3と接
合する受け面2を形成し、前記ブロツク1に前記
受け面2と対向する支持突部12を形成し、この
支持突部12の中央に先端に押え片13が回動自
在に取付けられて前記受け面2に接合したワーク
3を押えて固定する直径の大きい押えネジ4を進
退自在に螺合し、前記支持突部12の前記押えネ
ジ4の周囲に先端に押え片15が回動自在に取付
けられて前記ワーク3に押圧力を与える複数本の
直径の小さい調節ネジ5を進退自在に螺合して配
設したものである。したがつて、ブロツク1にワ
ーク3を取付けたまま、そのブロツク1の基準面
6,7,8,9,10を選択使用することによ
り、ワーク3の直角度の高い各面の加工を行なう
ことができ、受け面2に接合するワーク3を押え
ネジ4で押えた時、その押えネジ4は直径が大き
いため、ワーク3の保持力は十分であり、このと
き、受け面2との間に油や塵埃が介在してワーク
3の平面度に狂いを生じたり、あるいは、倒れた
りした場合、押えネジ4の周囲に配設した複数本
の調節ネジ5を選択的に用いてワーク3を局部的
に押圧し、これにより、ワーク3の平面度や倒れ
を修正することができ、この修正時に調節ネジ5
の直径が小さいので、その回動角度に対する押圧
力の変化が少ないため、微妙な調整を簡単に行な
うことができ、したがつて、加工面の状態が加工
時と一致しており、とくに、調節ネジ5による押
圧時に、その先端に設けられた押え片15が回動
自在であることから、純粋に押圧力のみをワーク
3に与えることができ、各面の加工を行つたとき
にそれぞれの面の直角度が正確であり、その平面
度も高い精度を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は分解斜視図、第2図は調節ネジの拡大斜視
図、第3図はワークを取り付けた状態の斜視図で
ある。 1……ブロツク、2……受け面、3……ワー
ク、4……押えネジ、5……調節ネジ、6〜9…
…基準面、12……支持突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに直交する少なくとも二面の基準面6,
    7,8,9,10を有するブロツク1を設け、こ
    のブロツク1に前記基準面6,7,8,9,10
    と直交してワーク3と接合する受け面2を形成
    し、前記ブロツク1に前記受け面2と対向する支
    持突部12を形成し、この支持突部12の中央に
    先端に押え片13が回動自在に取付けられて前記
    受け面2に接合したワーク3を押えて固定する直
    径の大きい押えネジ4を進退自在に螺合し、前記
    支持突部12の前記押えネジ4の周囲に先端に押
    え片15が回動自在に取付けられて前記ワーク3
    に押圧力を与える複数本の直径の小さい調節ネジ
    5を進退自在に螺合して配設したことを特徴とす
    るバイス。
JP12240984U 1984-08-09 1984-08-09 バイス Granted JPS6139361U (ja)

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JPS6139361U JPS6139361U (ja) 1986-03-12
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JP12240984U Granted JPS6139361U (ja) 1984-08-09 1984-08-09 バイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6035702A (ja) * 1983-08-05 1985-02-23 Furukawa Electric Co Ltd:The 単一偏波光フアイバ
KR101244944B1 (ko) * 2011-07-18 2013-03-18 신미화 공작물 고정용 지그

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5682177A (en) * 1979-11-15 1981-07-04 Tekron Licensing Bv Vice

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