JPS5848081Y2 - 木材の溝掘り用治具 - Google Patents

木材の溝掘り用治具

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Publication number
JPS5848081Y2
JPS5848081Y2 JP8304579U JP8304579U JPS5848081Y2 JP S5848081 Y2 JPS5848081 Y2 JP S5848081Y2 JP 8304579 U JP8304579 U JP 8304579U JP 8304579 U JP8304579 U JP 8304579U JP S5848081 Y2 JPS5848081 Y2 JP S5848081Y2
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JP
Japan
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wood
guide ruler
fixing piece
plate
end surface
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Expired
Application number
JP8304579U
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English (en)
Other versions
JPS56506U (ja
Inventor
光男 小沢
Original Assignee
小澤 光男
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Publication date
Application filed by 小澤 光男 filed Critical 小澤 光男
Priority to JP8304579U priority Critical patent/JPS5848081Y2/ja
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築などに使用する木材に溝を掘る場合に使用
する治具に関するものである。
第6図〜第9図に示すように長い木材Mに各種の傾斜角
を有する溝S−5を掘る場合、古くはのみを用いて手で
掘っていたが、近時においては電気溝掘機を用いて掘る
ことが広く行われている。
電気溝掘機を用いて掘る場合は、まず木材の溝を掘る位
置にはがき線を入れ、溝掘機のカッターをけがき線に沿
わせて掘っていたが、けがき線掘りに正確に掘ることは
なかなか困難であり熟練を要した。
本考案はこのような従来の欠点を解消すべく、電気溝掘
機にて溝を掘る場合、位置合せ盤の基準線を被加工木材
M上の罫書線に合致させて治具を固定することができ、
その後は単に電気溝掘機の定盤を案内定規の側縁に沿わ
せて移動させるだけの簡単な操作で初心者でも容易に罫
書線通り正確に溝掘りを行うことができ、しかも被加工
木材の前端面に対して右傾及び左傾した溝も単に基盤を
前部固定片に沿って左右方向に摺動して位置決めするこ
とにより簡単に溝加工をすることができる溝掘り用治具
を提供するのを目的とするものである。
次に図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
以下説明の便宜上、第1図に向って下側を前側又は手前
側、同上側を後側と呼びまた、同左右方向を左右方向と
呼ぶ。
図中、1は木材Mの上面に設置する本治其の基盤であっ
て、はぼ長方形に形成さ矛りその上面の前後部に突設さ
れた支持片2,2には角棒状の木材固定用バー(以下単
に固定バーと呼ふ゛)3が前後摺動可能に嵌挿されてお
り、該バーの手前(前部側)端部には端片4が固着され
、該バーの下方において該端片4には蝶ねし5が螺合さ
れている。
6は後部固定片であって、後方へ若干長く延設された固
定用バー3に前後摺動可能に遊嵌されているとともに、
その下部はやや長くなっており、その下部の手前側には
押圧片7が固着されている。
なお後部固定片6の上端には蝶ねじ8が螺合されており
、固定用バー3に対し後部固定片6の固定を可能にして
いる。
9は前記基盤1の手前側下面に接して左右方向に設けた
断面り字形状の前部固定片であって、その後端面が木材
Mの手前側端面と当接するように設けられ、またその上
板10には長孔11が長手方向にすなわち左右方向に沿
って貫設してあり、該長孔11の下側から挿入したボル
ト12を上方の基盤1の孔を通して上方に突出させ、蝶
ナツト13を螺合して締め付けるようになっている。
14は電気溝掘機の定盤Tを案内する案内定規で、前後
方向に対して長い長方形を備え、その図示左側縁によっ
て前記定盤Tの右側縁を案内するように形成されその基
端部(図示手前端)が、前記の前部固定片9の上板10
の左端部に枢支ピン15により水平回動可能に枢支され
、該案内定規14の中央部には、上記枢支ピン15を中
心として円弧状に貫設された円弧溝16を有する円弧状
の角度規制体17の左端が枢支されている。
なお該角度規制体17は、前記案内定規14の木材Mの
長手方向に対する角度を規制するためのものであって、
円弧溝16を通して基盤1に螺合した蝶ねじ18により
適宜角度調整固定が可能である。
なお角度規制体17の上面に角度目盛を印し、基盤1に
印した第1図図示矢印Aを介して案内定規14と木材M
の手前側端面とのなす角度が読み取れる。
19は透明の合成樹脂により長方形板状に形成された位
置合せ盤であって、その右端縁が蝶番20.20によっ
て案内定規14の左端縁に取付けられ、第2図および第
5図に示す矢印Pのように上方へ反転回動可能となって
いる。
また該位置合せ盤19の左端寄りにはA、B、C,D、
4本の基準となる直線が案内定規14の左端縁と平行に
刻印されており、また位置合せ盤19の右端縁には、木
材Mの手前端面を基点として1吋間隔の目盛21が刻印
され、吋数値を表す数字が刻印されている。
なお数字は裏文字となっており、位置合せ盤19を回動
して裏面を上方にすると正文字となるようになっている
また電気溝掘機のカッター幅として二種あるもとを対象
として前記位置合せ盤19に印された4本の直線のうち
、BCの間隔とADの間隔が該カッターの幅と等しくな
っている。
すなわちカッター幅をCI、C2とすればそれぞれBC
= C1,ADC2となっている。
また電気溝掘機のC1カッターの図示右の側端面と電気
溝掘機の定盤Tの図示右側端面との間の距離L1は、位
置合せ盤19に刻印されたC線と案内定規14の左端面
Eとの距離CEと等しくなっており、またC2カッター
の右側端面と前記定盤Tの右側端面との距離L2は、位
置合せ盤19のD線と前記Eとの距離DEと等しくなっ
ている。
次に本例の治具を用いて木材に溝Sを掘る工程を説明す
る。
溝Sの幅W1がカッターC1の幅と同一の場合について
説明する。
まず第7図〜第9図に示す溝Sを掘る位置にはがき線W
1を入れる。
次に第1図に示すように該けがき線のやや右方の木材M
上に本治具を載置し、予め本治具の螺ねじ5,15およ
び18を弛めた後、前部固定片9の後端面を木材Mの前
端面に当接させ続いて案内定規14を枢支ピン15を中
心として回動させて位置合せ盤19のBC線をけがき線
W1に合致させてから、蝶ねじ18を締め付けて案内定
規14を角度規制体17と共に基盤1に固定する。
次に固定用バー3の後部固定片6を摺動してその押圧片
7を木材の後端面に当接させ、蝶ねじ8を締め付けて本
治具を木材上に仮止めする。
そののち前部の蝶ねじ5を締め付けて第4図に示すよう
に本治具を木材Mに固定する。
次に第5図に示すように位置合せ盤19を上方へ回動さ
せて裏返しとし、電気溝掘機の定盤Tの右側端面を案内
定規14の左側端面に当接させると、カッターCの両端
縁の幅C1ははがき線W1と一致するので、そのままカ
ッターCを回転させながら後方へ押し進めれば、所謂の
けかき線通りに溝掘り加工ができる。
なお電気溝掘機の進む距離は位置合せ盤19の目盛21
により知ることができる。
この場合目盛の数値は正文字となっているので読み易い
溝の幅がカッター02の幅と同じ場合には、位置合せ盤
19のAD線をけがき線に合致させればよい。
また第8図に示すように溝が木材の長手方向に対して左
傾斜している場合には、第10図に示すように位置合せ
盤10を左傾させればよく、また第9図に示すように右
傾している場合には、第11図に示すように基盤1の蝶
ナツト13をゆるめて基盤1を前部固定片9の長孔11
に沿って右方へ移動させてから位置合せ盤19を右傾さ
せればよい。
また溝の幅か勿ツター幅より広い場合には、まず最初上
述のようにはがき線の右端に位置合せ盤19の線を合せ
てから、まずカッター幅の溝を掘り、次に本治具を左へ
移動して溝加工幅を拡大すれは゛よい。
また電気溝掘機のカッターの側端面と前記定盤Tの右側
端面との距離は、機種によって若干の差異があるから、
それらの距離に相当する線を位置合せ盤19に印せば、
多機種に応じて使用することか゛できる。
なお、案内定規に対する位置合せ盤の蝶着は、第12図
に示すように通称かくし蝶番方式の蝶番20A、20A
によって案内定規14Aの右端縁に取付けることも可能
である。
ただし、この場合には位置合せ盤19Aは案内定規14
Aの右方へ離れた位置に反転されることになるため、目
盛21 Aを案内定規14Aの左端縁に沿って正文字で
刻設すればよい。
なお第12図には上記目盛21 Aと同一の目盛を位置
合せ盤19Aの左端縁にも設ける技術が例示されている
また図示22は電気溝掘機の切削送りを規制するストッ
パで止ねじ23によって案内定規の後端部に固着され、
前記案内定規14Aの目盛21 Aに沿って位置調整が
可能なように形成されている。
上述のように本考案は、溝のけかき線に位置合せ盤の基
準線を合致させて治具を固定したら、その後は単に電気
溝掘機の定盤の右側端を案内定4の左側端に沿って移動
させるだけの簡単な操作で溝掘り作業を行うことができ
、初心者でも容易にけがき線通り正確に溝掘りを行うこ
とができる利点がある。
また右傾及び左傾した溝も単に基盤を前部固定片に沿っ
て左右方向に摺動して位置決めすることにより前記と同
様に簡単に溝加工をするこができるので、溝掘り治具と
して優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案治具全体
の平面図、第2図は同正面図、第3図は同側面図、第4
図は固定用バーによって木材を固定した状況を示す側面
図、第5図は本治具の案内定規によって電気溝掘機の定
盤を案内させる状況を示す正面図、第6図は溝の一例を
示す側面図、第7図〜第9図は各様の傾斜角を備えた溝
が刻設された木材を示す平面図、第10図及び第11図
は本治具をそれぞれ左傾斜及び右傾斜の溝に適合させて
取付けた状態を示す平面図である。 また第12図は案内定規に対する位置合せ盤の蝶着の別
例を示す平面図である。 1・・・・・・基盤、9・・・・・・前部固定片、14
・・・・・・案内定規、17・・・・・・角度規制体、
19・・・・・・位置合せ盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工木材Mの前端面に沿って形成されかつ前記前端面
    に平行に穿設された長孔11を有する前部固定片9と、
    前記長孔11に沿って左右摺動しかつ任意の位置にて前
    記前部固定片9に固定し得るように形成された基盤1と
    、前記被加工木材Mの前・後両端面に跨がりかつねヒを
    介して前記被加工木材Mに固定し得るように前記基盤1
    に設けられた固定用バー3と、前記前部固定片9の一端
    部に水平回動可能に枢着されてその側縁にて電気溝掘機
    の定盤Tを案内する案内定規14と、所要角度だけ回動
    した案内定規14の回動を規制すべく該案内定規14と
    前記基盤1とを結んで設けられた角度規制体17とを備
    え、しかも、前記案内定規14の前記側縁には、透明板
    よりなる位置合せ盤19を上方へ反転回動可能に蝶着す
    るとともに、該位置合せ盤19には前記被加工木材M上
    の罫書線に対して位置決めする基準線を前記案内定規1
    4の側縁に平行に設けてなることを特徴とする木材の溝
    掘り用治具。
JP8304579U 1979-06-18 1979-06-18 木材の溝掘り用治具 Expired JPS5848081Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8304579U JPS5848081Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 木材の溝掘り用治具

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JP8304579U JPS5848081Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 木材の溝掘り用治具

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Publication Number Publication Date
JPS56506U JPS56506U (ja) 1981-01-06
JPS5848081Y2 true JPS5848081Y2 (ja) 1983-11-02

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ID=29316256

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JP8304579U Expired JPS5848081Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18 木材の溝掘り用治具

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JPS62111150U (ja) * 1985-12-28 1987-07-15

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JPS56506U (ja) 1981-01-06

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