JPS609977Y2 - 取付部品 - Google Patents
取付部品Info
- Publication number
- JPS609977Y2 JPS609977Y2 JP261980U JP261980U JPS609977Y2 JP S609977 Y2 JPS609977 Y2 JP S609977Y2 JP 261980 U JP261980 U JP 261980U JP 261980 U JP261980 U JP 261980U JP S609977 Y2 JPS609977 Y2 JP S609977Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- frame
- mounting hole
- hole
- guided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は被取付体の孔に嵌合して取付けられる部品に係
り、周縁部中相対向する側縁に突出部を形成し、少なく
とも一方の突出部については弾性変位可能な枠部上に形
成してなる構成とすることにより、軽い押付操作で簡単
に取付けられ且つ取付状態に確実に保持しうる取付部品
を提供することを目的とする。
り、周縁部中相対向する側縁に突出部を形成し、少なく
とも一方の突出部については弾性変位可能な枠部上に形
成してなる構成とすることにより、軽い押付操作で簡単
に取付けられ且つ取付状態に確実に保持しうる取付部品
を提供することを目的とする。
以下図面と共にその1実施例につき説明する。
第1図は本考案になる取付部品としてのエスカッション
の1実施例の斜視図、第2図はその取付状態を示す第1
図中■−■線に沿う縦断面図である。
の1実施例の斜視図、第2図はその取付状態を示す第1
図中■−■線に沿う縦断面図である。
1はABS樹脂等よりなるエスカッションで、大略対向
する枠部2ay2bと同じく対向する枠部2c、2dと
より構成される枠状体であり、その−の端面には金縁に
わたって外方向へ突出する突出縁部3が一体的に設けら
れている。
する枠部2ay2bと同じく対向する枠部2c、2dと
より構成される枠状体であり、その−の端面には金縁に
わたって外方向へ突出する突出縁部3が一体的に設けら
れている。
又傾斜している枠部2aの外方には、弾性変位可能枠部
4がその両端の支持部4a、4b及び中央の支持部4c
を介して上記突出縁部3と一体的に設けられている。
4がその両端の支持部4a、4b及び中央の支持部4c
を介して上記突出縁部3と一体的に設けられている。
なおこの弾性変位枠部4は上記支持部4Cを境界として
左右2個の弾性変位部4d、4eをなし、夫々その外側
面上中央に所定の突出部5.5を一体的に設けられてい
る。
左右2個の弾性変位部4d、4eをなし、夫々その外側
面上中央に所定の突出部5.5を一体的に設けられてい
る。
この突出部5は、第3図に示す如く大なる傾斜面部5a
と小なる傾斜面部5bとを有する。
と小なる傾斜面部5bとを有する。
又、上記枠部2bの外側面所定位置には2個の突出部6
が一体的に設けられている。
が一体的に設けられている。
7は例えばテープレコーダの化粧パネルで、上記エスカ
ッション1の外形と略同形状の被取付孔7aを設けられ
ている。
ッション1の外形と略同形状の被取付孔7aを設けられ
ている。
次に上記エスカッション1の取付方法につき説明する。
まずパネル7の右方(前面側)よりエスカッション1の
上部を被取付孔7a内に挿入し、枠部2b側の突出縁部
3と上記2個の突出部6とが化粧パネル7の被取付孔7
a周辺の−の孔縁部7cに嵌合しこれを挾持する。
上部を被取付孔7a内に挿入し、枠部2b側の突出縁部
3と上記2個の突出部6とが化粧パネル7の被取付孔7
a周辺の−の孔縁部7cに嵌合しこれを挾持する。
次にエスカッション1の下部を矢印A方向に押圧する。
すると枠部4に設けた突出部5の傾斜面部5aは被取付
孔7a周辺の他の孔縁部7bの外縁に乗り上げ、その傾
斜面により突出部5は図中上方への変位力を受ける。
孔7a周辺の他の孔縁部7bの外縁に乗り上げ、その傾
斜面により突出部5は図中上方への変位力を受ける。
このため、上記弾性変位部4d、4eは夫々支持部4a
及び4c、支持部4b及び4Cを両端支持部とする1種
の両持梁構造として夫々上方へ弾性変位する。
及び4c、支持部4b及び4Cを両端支持部とする1種
の両持梁構造として夫々上方へ弾性変位する。
従って突出部5は孔縁部7bの上端を乗り越え傾斜面部
5aの下端が孔縁部7bの外縁を越えた際弾性変位部4
d、4e及びこれと一体の傾斜突出部5は孔縁部7bに
よる上記変位力を解除されて下方へ復帰して第2図及び
第3図に示す状態となる。
5aの下端が孔縁部7bの外縁を越えた際弾性変位部4
d、4e及びこれと一体の傾斜突出部5は孔縁部7bに
よる上記変位力を解除されて下方へ復帰して第2図及び
第3図に示す状態となる。
この際突出部5は小なる傾斜面部5bを孔縁部7bに当
接案内されて確実に復帰し、また孔縁部7bも相対的に
図中右方へ押されるため、孔縁部7bは突出縁部3と2
個の傾斜突出部5との間に確実に挾持される。
接案内されて確実に復帰し、また孔縁部7bも相対的に
図中右方へ押されるため、孔縁部7bは突出縁部3と2
個の傾斜突出部5との間に確実に挾持される。
この状態で枠部2b〜2dの外周面及び支持部4a〜4
Cは被取付孔7の内周面に対向しているため、エスカッ
ション1はガタつきなく位置決めされる。
Cは被取付孔7の内周面に対向しているため、エスカッ
ション1はガタつきなく位置決めされる。
上記エスカッション1の取付けの後、例えばVUメータ
8をその表示面8aをエスカッション1の開口部に嵌合
させて取付けてもよく、また予めVUメータ8を所定位
置に取付けておいてエスカッション1を上記の如く取付
けてもよい。
8をその表示面8aをエスカッション1の開口部に嵌合
させて取付けてもよく、また予めVUメータ8を所定位
置に取付けておいてエスカッション1を上記の如く取付
けてもよい。
この際エスカッション1を化粧パネル7の前面より取付
けうるため、VUメータ8が予め取付けられていても何
ら支障ない。
けうるため、VUメータ8が予め取付けられていても何
ら支障ない。
尚上記実施例においては、突出縁部3、突出部5及び6
はエスカッション1と一体的に成形されているが、夫々
エスカッション1とは別体としてエスカッション1に取
付ける構成としてもよい。
はエスカッション1と一体的に成形されているが、夫々
エスカッション1とは別体としてエスカッション1に取
付ける構成としてもよい。
又、上記実施例においては突出部5を有する弾性変位可
能枠部4を第2図中エスカッション1の下方周縁部にの
み設けているが、更に上方周縁部にも設けてもよい。
能枠部4を第2図中エスカッション1の下方周縁部にの
み設けているが、更に上方周縁部にも設けてもよい。
又、上記実施例においては、エスカッション1の下方周
縁部において、弾性変位しない突出縁部3と弾性変位枠
部4とを対向して設けているが、これを共に弾性変位し
うる弾性変位可能枠部としてもよく、又上方及び下方両
周縁部共この構成にしてもよい。
縁部において、弾性変位しない突出縁部3と弾性変位枠
部4とを対向して設けているが、これを共に弾性変位し
うる弾性変位可能枠部としてもよく、又上方及び下方両
周縁部共この構成にしてもよい。
更に又、上記実施例においては、弾性変位可能枠部4の
中央に支持部4cを設けているが、この支持部4cを設
けずに弾性変位可能枠部7の中央を切り離した状態とし
、弾性変位部4d及び4eを夫々1種の片持梁の構成と
してもよい。
中央に支持部4cを設けているが、この支持部4cを設
けずに弾性変位可能枠部7の中央を切り離した状態とし
、弾性変位部4d及び4eを夫々1種の片持梁の構成と
してもよい。
更に、エスカッション1はVUメータ8用に限定される
ものでなく、その他種々の計器及びスイッチ類等に対し
用いうる。
ものでなく、その他種々の計器及びスイッチ類等に対し
用いうる。
また、取付部品もエスカッションに限ることはない。
上述の如く、本考案になる取付部品は、板状の被取付体
の被取付孔に嵌合して取付けられる部品において、周縁
部中−側縁及びこれと対向する他側縁に該被取付体の内
面に当接して該被取付孔の孔縁と嵌合する一側縁側突出
部と他側縁側突出部とを形成し、該−側縁側突出部と他
側縁側突出部のうち少なくとも一方の突出部については
、弾性変位可能な枠部に形成してなり且つ押付時に該被
取付孔の孔縁に案内される第1の傾斜面と、該第1の傾
斜面とは逆方向に傾斜しており該枠部の弾性復元時に該
被取付孔の孔縁に案内される第2の傾斜面を有する形状
をなし、該部品を該被取付体に対して押し付けることに
より、該枠部に形成されている該突出部は、該第1の傾
斜面を案内されて該枠部の弾性変形を伴なって該被取付
孔の孔縁を乗り越え、該枠部の弾性復元時に該第2の傾
斜面を案内されて該被取付孔の孔縁と嵌合する構成であ
るため、弾性変位可能な枠部と第1の傾斜面の作用によ
り、部品を単に押し付けるだけで部品を被取付体に取付
けることが出来、また第2の傾斜面の作用により、被取
付体の厚さに多少のばらつきがある場合にも、突出部が
確実に被取付体の内面に当接係合し得、しかも上記突出
部の変位量を大としうるため突出部の嵌合しろをそれだ
け大とし得、従って取付状態をより確実とし得る等の特
長を有する。
の被取付孔に嵌合して取付けられる部品において、周縁
部中−側縁及びこれと対向する他側縁に該被取付体の内
面に当接して該被取付孔の孔縁と嵌合する一側縁側突出
部と他側縁側突出部とを形成し、該−側縁側突出部と他
側縁側突出部のうち少なくとも一方の突出部については
、弾性変位可能な枠部に形成してなり且つ押付時に該被
取付孔の孔縁に案内される第1の傾斜面と、該第1の傾
斜面とは逆方向に傾斜しており該枠部の弾性復元時に該
被取付孔の孔縁に案内される第2の傾斜面を有する形状
をなし、該部品を該被取付体に対して押し付けることに
より、該枠部に形成されている該突出部は、該第1の傾
斜面を案内されて該枠部の弾性変形を伴なって該被取付
孔の孔縁を乗り越え、該枠部の弾性復元時に該第2の傾
斜面を案内されて該被取付孔の孔縁と嵌合する構成であ
るため、弾性変位可能な枠部と第1の傾斜面の作用によ
り、部品を単に押し付けるだけで部品を被取付体に取付
けることが出来、また第2の傾斜面の作用により、被取
付体の厚さに多少のばらつきがある場合にも、突出部が
確実に被取付体の内面に当接係合し得、しかも上記突出
部の変位量を大としうるため突出部の嵌合しろをそれだ
け大とし得、従って取付状態をより確実とし得る等の特
長を有する。
第1図は本考案になる取付部品としてのエスカッション
の1実施例の斜視図、第2図は上記エスカッションの取
付状態を示す第1図中■−■線に沿う縦断面図、第3図
は第2図中B部の拡大図である。 1・・・・・・エスカッション、2a〜2d・・・・・
・枠部、3・・・・・・突出縁部、4・・・・・・弾性
変位可能枠部、4a、 4bt 4c・・・・・・支持
部、4d、4e・・・・・・弾性変位部、5・・・・・
・突出部、5a、5b・・・・・・傾斜面部、6・・・
・・・突出部、7・・・・・・化粧パネル、7a・・・
・・・被取付孔、7b、7c・・・・・・孔縁部、−タ
、8a・・・・・・表示面。 8・・・・・−VUメ
の1実施例の斜視図、第2図は上記エスカッションの取
付状態を示す第1図中■−■線に沿う縦断面図、第3図
は第2図中B部の拡大図である。 1・・・・・・エスカッション、2a〜2d・・・・・
・枠部、3・・・・・・突出縁部、4・・・・・・弾性
変位可能枠部、4a、 4bt 4c・・・・・・支持
部、4d、4e・・・・・・弾性変位部、5・・・・・
・突出部、5a、5b・・・・・・傾斜面部、6・・・
・・・突出部、7・・・・・・化粧パネル、7a・・・
・・・被取付孔、7b、7c・・・・・・孔縁部、−タ
、8a・・・・・・表示面。 8・・・・・−VUメ
Claims (1)
- 板状の被取付体の被取付孔に嵌合して取付けられる部品
において、周縁部中−側縁及びこれと対向する他側縁に
該被取付体の内面に当接して該被取付孔の孔縁と嵌合す
る一側縁側突出部と他側縁側突出部とを形成し、該−側
縁側突出部と他側縁突出部のうち少なくとも一方の突出
部については、弾性変位可能な枠部に形成してなり且つ
押付時に該被取付孔の孔縁に案内される第1の傾斜面と
、該第1の傾斜面とは逆方向に傾斜しており該枠部の弾
性復元時に該被取付孔の孔縁に案内される第2の傾斜面
を有する形状をなし、該部品を該被取付体に対して押し
付けることにより、該枠部に形成されている該突出部は
、該第1の傾斜面を案内されて該枠部の弾性変形を伴な
って該被取付孔の孔縁を乗り越え、該枠部の弾性復元時
に該第2の傾斜面を案内されて該被取付孔の孔縁と嵌合
する構成の取付部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP261980U JPS609977Y2 (ja) | 1980-01-14 | 1980-01-14 | 取付部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP261980U JPS609977Y2 (ja) | 1980-01-14 | 1980-01-14 | 取付部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55105992U JPS55105992U (ja) | 1980-07-24 |
| JPS609977Y2 true JPS609977Y2 (ja) | 1985-04-06 |
Family
ID=28805843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP261980U Expired JPS609977Y2 (ja) | 1980-01-14 | 1980-01-14 | 取付部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609977Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6226873Y2 (ja) * | 1980-09-04 | 1987-07-09 |
-
1980
- 1980-01-14 JP JP261980U patent/JPS609977Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55105992U (ja) | 1980-07-24 |
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