JPH0534137Y2 - - Google Patents

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JPH0534137Y2
JPH0534137Y2 JP1986180264U JP18026486U JPH0534137Y2 JP H0534137 Y2 JPH0534137 Y2 JP H0534137Y2 JP 1986180264 U JP1986180264 U JP 1986180264U JP 18026486 U JP18026486 U JP 18026486U JP H0534137 Y2 JPH0534137 Y2 JP H0534137Y2
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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は各種電子装置、特に超小形の電子装
置などにおいて使用される高密度化された混載形
プリント配線板に関する。
[従来の技術] 近年、電子部品の小型化、薄型化に伴つて、電
子部品を実装するためのプリント配線板として
は、一般にチツプ・デスクリート部品混載形のプ
リント配線板が使用されている。
この種プリント配線板はチツプ部品をプリント
基板の両面に実装すると共に、デスクリート部品
をプリント基板の一方の面側に実装するようにし
たものである。
ここで、チツプ部品とは、抵抗、コンデンサ
ー、コイル、ICなどの回路部品(電子部品)を
いい、デスクリート部品とは電解コンデンサなど
のリード端子を有する回路部品という。
また、回路部品の実装の高密度化、実装の自動
化などの要求から、従来チツプ化が困難であつた
機構部品やデスクリート部品に対するチツプ化、
つまり異型部品のチツプ化が進み、このような異
型部品がチツプ部品と共に、プリント基板の両面
に混載されるようにもなつてきている。
第3図はこのような混載形のプリント配線板1
0の一例を示すものである。
同図において、プリント基板1の一表面(A面
という)には、その所定の個所にパターン化され
た導電層2が形成されると共に、この導電層2の
部品実装面はペースト状の半田層6などが載るよ
うに、導体ランド2aとして構成される。
プリント基板1の他の表面(以下B面という)
にも導電層2が形成されている。
プリント基板1には、さらにデスクリート部品
5を実装するための透孔5bが設けられると共
に、A面に形成された導電層(上部配線)と、B
面に形成された導電層(下部配線)との一部を電
気的に連結するため、スルーホール8が穿設され
ると共に、このスルーホール8には両面の電気的
接続層として機能するスルーホールメツキ層9が
形成されている。9aはスルーホールメツキ層9
のランド部、つまりスルーホールランドを示す。
そして、A面およびB面に夫々形成された導体
ランド2a,2a間、あるいは導体ランド2aと
スルーホールランド9aとの間には、所望とする
チツプ部品3,4が載置されて、夫々の半田層に
より電気的及び機械的に接続される。
また、デスクリート部品5のリード端子5aが
透孔5bを貫通した状態で、B面側において半田
層7によつて接続される。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、このように種類の異なる複数のチツ
プ部品3,4やデスクリート部品5をスルーホー
ル8の形成された両面プリント基板1上に実装す
る場合、その実装密度を向上させるため、導電層
2のピツチや導電層の幅が相当小さくなされた
り、スルーホールを使用して、プリント基板1の
両面に部品を実装するなどの工夫がなされている
のが現状である。
しかしながら、このような創意、工夫がなされ
ても、なお、実装密度の向上を図り、高密度化す
る必要がある。
そこで、この考案はこのような問題点を考慮し
て、両面プリント基板の実装密度をさらに向上さ
せることのできるプリント配線板、特に径の大き
なスルーホールを有するものに適用して好適なプ
リント配線板を提案するものである。
[問題点を解決するための技術的手段] 上述の問題点を解決するため、この考案では、
プリント基板の透孔に形成されたスルーホールメ
ツキ層と、このスルーホールメツキ層の上部及び
下部配線面に形成されたスルーホールランドと、
上部及び下部配線用導電層と、この導電層の電子
部品実装部に形成された導体ランドと、上記スル
ーホールを閉塞する充填層とを有するプリント配
線板において、上記充填層は半田レジスト層とサ
ービスマツプ印刷層とからなる2層構造としたこ
とを特徴とするものである。
[作用] スルーホールの径が、0.4〜0.6mm程度の大きさ
になると、単層の充填層ではこのスルーホールを
完全には充填することができない。
しかし、充填層を2層化すれば可能である。
充填層によつてスルーホールを閉塞すれば、こ
の充填層の一部にチツプ部品の一部が跨がるよう
にマウントして半田付けすることができる。
これによつて、チツプ部品の他方の電極部を接
続するための導体ランドとスルーホールランドと
の間隔を今までよりも狭めることができる。
導体ランドとスルーホールランドとの間隔を狭
めることができれば、その分実装可能な部品点数
が増えることになるから、これによつて実装密度
の向上が図れる。
[実施例] 続いて、この考案に係るプリント配線板10の
一例を第1図以下を参照して詳細に説明する。
この考案においては、第1図に示すように、所
定のスルーホール8にその一方の面側から2層構
造の充填層20が充填されて、このスルーホール
8が閉塞されるように構成される。
所定のスルーホール8とは、このスルーホール
8に形成されたスルーホールランドを介してA面
とB面とを電気的に接続する必要があるスルーホ
ールをいう。
充填層20は図示するように、チツプ部品の載
置面とは異なる面側からスルーホール8を閉塞す
るように充填されるものであるが、この充填層2
0はスルーホール全体を完全に閉塞するように形
成する必要はない。
充填層20は絶縁層を使用することができると
共に、2層構造となつている。
絶縁層として形成する場合には、この充填層2
0として、半田レジスト層やサービスマツプ印刷
層(マーク印刷層)を利用することができる。そ
の場合には、図示するように半田レジスト層20
aを形成した後、サービスマツプ印刷層20bが
形成されることになる。
スルーホール8の直径としては、通常径よりも
若干大きめ、従つて、0.4〜0.6mm程度の大きさの
ものである。
なお、単層構造の充填層の場合には、スルーホ
ール8の径が0.4mm以下でないと、うまく閉塞す
ることができない。また、0.6mm以上の直径にな
ると、2層構造の充填層20によつてもスルーホ
ール8をうまく閉塞できなくなる。
このようなことから、0.4〜0.6mmの径をもつス
ルーホール8が形成されたプリント配線板10の
場合には、この考案のようにどうしても2層構造
の充填層20を使用しないと閉塞機能がなくなる
ことが諸種の実験で確認された。
さて、このような2層構造の充填層20が形成
されたプリント基板1を使用してチツプ部品など
を実装する場合の一例を第2図を参照して説明し
よう。
この場合には、第2図に示すようにチツプ部品
3の一端に設けられた電極部がスルーホール8を
跨ぐようにマウントされ、その状態でこのスルー
ホール8に形成されたスルーホールランド9aの
一部と、このスルーホールランド9aに近接して
設けられた導体ランド2aとの間で、半田付けが
なされる。
このような実装を行えば、スルーホールランド
9aの近くに形成される導体ランド2aを、いま
までの場合よりスルーホールランド9a側に近付
けることが可能になる。
ところで、上述のように所定のスルーホール8
に充填層20を形成して、このスルーホール8を
も導体ランドの一部として活用すると、上述した
導体ランドを近接配置できることに加え、次に説
明するような副次的作用も生まれる。
すなわち、導体ランド2aとスルーホールラン
ド9aとの間に所定のチツプ部品3,4をマウン
トし、これを電気的に接続する場合には、第3図
に示すように導体ランド2a側に位置するスルー
ホールランド9aと、この導体ランド2aとの間
にチツプ部品3などが載置されることになる。
従つて、リフローによつてこのチツプ部品を半
田付けすると、第4図に示すように、ペースト状
の半田6の一部がスルーホール8側に流出し、チ
ツプ部品を半田付けするに足る半田量を確保する
ことが困難になることがある。
半田量が不足すると、電気的不良が発生した
り、僅かな機械的衝撃によつて、剥離したりする
ことがあるので、信頼性が劣化することになる。
このような事態を避けるため、第5図に示すよ
うにバリヤー30を形成し、半田が流出しないよ
うに構成されているものもあるが、このバリヤー
30を半田レジスト層やサービスマツプ印刷層の
形成時に、同時に形成する場合には、バリヤー3
0そのものの厚みが余りないので、溶融半田の流
出を十分に防ぐことができない。
十分な厚さを得るために上述とは異なる塗料を
上述とは別の工程で印刷することも考えられる
が、こうすると製造工程が増えるため、あまり得
策な手段とは言いがたい。
この実施例では、充填層20がこの半田バリヤ
ーと同等の機能を有する。つまり、リフロー時、
流出した半田は充填層20によつて、その流出を
遮られることになるからである。そのため、半田
量の不足によつてチツプ部品を導体層との間の電
気的不良が発生したり、機械的衝撃に弱かつたり
する欠点を一掃することができる。
ところで、上述したこの考案に係るプリント配
線板10の実装工程の一例を、第2図を参照して
説明する。
まず、導電層2及びスルーホールメツキ層9が
形成されたプリント基板1を用意する。
次に、A面上の所定の位置に半田レジスト層2
5がスクリーン印刷などの手法を用いて形成され
る。同様にして、B面上に半田レジスト層25が
形成されるが、これと同時に所定のスルーホール
8に、半田レジスト層20aが形成される。
半田レジスト層20aだけではスルーホール8
は閉塞されず、孔が空いた状態となつている。
その後、サービスマツプ印刷層20bが形成さ
れる。この場合、半田レジスト層20aの面上に
サービスマツプ印刷層20bが形成されるように
サービスマツプの位置が予め定められている。こ
れによつてスルーホール8は完全に閉塞される。
この半田レジスト層20aとサービスマツプ印
刷層20bとによつて2層構造の充填層20が形
成される。
充填層20を形成したのちは、A面上に形成さ
れた所定の導体ランド2a,2a,……に半田ペ
ースト6が印刷される。
次に、この半田ペースト6間に所定のチツプ部
品(異型チツプ部品を含む)3がマウントされ
る。
その後、プリント基板1をリフローソルダリン
グ法によつてA面のリフローを行なう。このプリ
ント基板1は昇温炉内を通過させることによつて
リフローされる。
次に、B面にチツプ部品(異型チツプ部品を含
む)4をマウントする個所に、接着剤11をスク
リーン印刷またはデイスペンサにより塗布し、チ
ツプ部品4をB面のマウント個所に固着して仮り
止めする。その後、接着剤11を硬化させてチツ
プ部品4をB面に機械的に固着する。
チツプ部品3,4の取り付け後は、デスクリー
ト部品5を取り付ける。
そのため、デスクリート部品5のリード脚5a
が透孔5b内にA面側から装着される。この状態
で、B面をデツプ面として溶融半田槽を通すこと
によつて、B面のチツプ部品4及びデスクリート
部品5が半田付けされる。
このような工程を経て複数の回路部品が夫々所
定の位置に実装されるものである。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、所定
のスルーホール8に2層構造の充填層20を形成
したので、スルーホール8の径が0.4〜0.6mm程度
と、比較的大きくても、このスルーホール8を完
全に閉塞することができる。そのため、このスル
ーホール8の一部を閉塞するようにチツプ部品を
マウントすることができる。
従つて、このスルーホール8を利用してチツプ
部品などを実装する場合、このスルーホール8の
近くに形成される導体ランドを、このスルーホー
ル8に一層近接して形成することができる。
このようなことから、この考案によれば、プリ
ント配線板の実装密度を従来よりもさらに向上さ
せることができる。
しかも、この考案の構成によれば、充填層20
によつて半田デツプ時の半田流出も確実に防止す
ることができるから、半田取り付けに対する信頼
性も向上する。
従つて、この考案では上述したように、超小形
電子装置などに組み込まれている混成集積回路等
に使用されるプリント配線板に適用して極めて好
適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るプリント配線板の一例
を示す要部の断面図、第2図は実装状態を示す断
面図、第3図は従来の説明に供するプリント配線
板の断面図、第4図及び第5図はこの考案の説明
に供する第3図と同様な断面図である。 10……プリント配線板、1……プリント基
板、2……導電層、2a……導体ランド、3,4
……チツプ部品、5……デスクリート部品、8…
…スルーホール、9……スルーホールメツキ層、
9a……スルーホールランド、20……2層構造
の充填層、20a……半田レジスト層、20b…
…サービスマツプ印刷層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プリント基板の透孔に形成されたスルーホール
    メツキ層と、このスルーホールメツキ層の上部及
    び下部配線面に形成されたスルーホールランドと
    上部及び下部配線用導電層と、この導電層の電子
    部品実装部に形成された導体ランドと、上記スル
    ーホールを閉塞する充填層とを有するプリント配
    線板において、上記充填層は半田レジスト層とサ
    ービスマツプ印刷層とからなる2層構造としたこ
    とを特徴とするプリント配線板。
JP1986180264U 1986-11-22 1986-11-22 Expired - Lifetime JPH0534137Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986180264U JPH0534137Y2 (ja) 1986-11-22 1986-11-22

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Publication Number Publication Date
JPS6384979U JPS6384979U (ja) 1988-06-03
JPH0534137Y2 true JPH0534137Y2 (ja) 1993-08-30

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ID=31124066

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JPS6324871B2 (ja) * 1980-10-31 1988-05-23 Kyoritsu Kikai Seisakusho Kk

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