JPH05328644A - 電動機の固定子の固定方法 - Google Patents
電動機の固定子の固定方法Info
- Publication number
- JPH05328644A JPH05328644A JP15577792A JP15577792A JPH05328644A JP H05328644 A JPH05328644 A JP H05328644A JP 15577792 A JP15577792 A JP 15577792A JP 15577792 A JP15577792 A JP 15577792A JP H05328644 A JPH05328644 A JP H05328644A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- frame
- fixing member
- spacer
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 固定子５と、この固定子５を内嵌する外枠１
とを有し、前記固定子５の一方端は前記外枠１の一方側
に設けた第１の固定部材６で固定し、前記固定子５の他
方端は前記外枠１の他方側に設けた第２の固定部材７で
固定し、かつ少なくとも前記第１の固定部材６と第２の
固定部材７のいずれかを前記外枠１に着脱可能にしたも
の。 【効果】 固定子５がフレーム２から容易に取り出せる
ので、部品再製時に他の部品まで新たに製作する必要が
なくなり、経済的である。また、フレームと固定子を位
置合わせする必要がなく、さらに固定子の組立が一方側
から容易にできるので、組立を自動化することができ
る。
とを有し、前記固定子５の一方端は前記外枠１の一方側
に設けた第１の固定部材６で固定し、前記固定子５の他
方端は前記外枠１の他方側に設けた第２の固定部材７で
固定し、かつ少なくとも前記第１の固定部材６と第２の
固定部材７のいずれかを前記外枠１に着脱可能にしたも
の。 【効果】 固定子５がフレーム２から容易に取り出せる
ので、部品再製時に他の部品まで新たに製作する必要が
なくなり、経済的である。また、フレームと固定子を位
置合わせする必要がなく、さらに固定子の組立が一方側
から容易にできるので、組立を自動化することができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機の固定子の固定
方法に関するものである。
方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、フレームに固定子を固定する
方法としては、焼きバメや接着等の手段を用いた固定子
外周の面接合による固定方法、またボルトやピン等の手
段を用いた機械的な固定方法、あるいは、上記両方法を
併用した固定方法等がある。
方法としては、焼きバメや接着等の手段を用いた固定子
外周の面接合による固定方法、またボルトやピン等の手
段を用いた機械的な固定方法、あるいは、上記両方法を
併用した固定方法等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
では、焼きバメや接着等を施すと、部品の分解や調整時
に固定子とフレームの分解ができず、フレームを新製す
る必要が生じた場合に固定子までも新たに製作しなけれ
ばならないことがあった。また、ボルトやピン等を用い
た固定方法では、ボルトとボルト孔を合わせるためのフ
レームと固定子の位置合わせの困難であり、また、電動
機を軸方向の両側から組み立てなければいけないなどの
理由から、自動組立が難しいという問題があった。本発
明は、このような問題を解消するためになされたもの
で、固定子の組立、分解が容易にでき、部品再製時の節
約や組立の自動化が行える固定子の固定方法を提供する
ことを目的とするものである。
では、焼きバメや接着等を施すと、部品の分解や調整時
に固定子とフレームの分解ができず、フレームを新製す
る必要が生じた場合に固定子までも新たに製作しなけれ
ばならないことがあった。また、ボルトやピン等を用い
た固定方法では、ボルトとボルト孔を合わせるためのフ
レームと固定子の位置合わせの困難であり、また、電動
機を軸方向の両側から組み立てなければいけないなどの
理由から、自動組立が難しいという問題があった。本発
明は、このような問題を解消するためになされたもの
で、固定子の組立、分解が容易にでき、部品再製時の節
約や組立の自動化が行える固定子の固定方法を提供する
ことを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の電動機の固定子の固定方法は、固定子と、
この固定子を内嵌する外枠とを有し、前記固定子の一方
端は前記外枠の一方側に設けた第１の固定部材で固定
し、前記固定子の他方端は前記外枠の他方側に設けた第
２の固定部材で固定し、かつ、少なくとも前記第１の固
定部材と第２の固定部材のいずれかを前記外枠に着脱可
能に設けるようにしたものである。
に、本発明の電動機の固定子の固定方法は、固定子と、
この固定子を内嵌する外枠とを有し、前記固定子の一方
端は前記外枠の一方側に設けた第１の固定部材で固定
し、前記固定子の他方端は前記外枠の他方側に設けた第
２の固定部材で固定し、かつ、少なくとも前記第１の固
定部材と第２の固定部材のいずれかを前記外枠に着脱可
能に設けるようにしたものである。
【０００５】
【作用】上記手段により、固定子はフレームに着脱可能
に取り付けることができる。
に取り付けることができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例を図１に示して
説明する。図１において、１は外枠で、フレーム２とブ
ラケット３、４で構成されている。５は固定子で、外枠
１を構成するフレーム２の内周面に嵌合されている。６
は第１の固定部材で、外枠１の一方側に設けている。こ
の第１の固定部材６は、フレーム２の一方端に形成した
段付部で構成している。７は第２の固定部材で、固定子
５と当接するスペーサ８と、このスペーサ８に当接する
たとえば皿バネなどの弾性体９と、前記スペーサ８と弾
性体９をフレーム２の内周面上に係止する止め輪１０と
で構成している。１１は回転子で、回転軸１２の外周に
嵌合固着している。１３、１４は軸受で、前記回転軸１
２をブラケット３、４に回転自在に支承している。固定
子５の固定はつぎのように行う。まず、固定子５をフレ
ーム２の内周面に、固定子５の一方端が第１の固定部材
６に当たって係止する位置まで嵌挿する。つぎに、スペ
ーサ８をフレーム２の内周面に嵌挿し、前記固定子５の
他方端に当接させる。そして、弾性体９をフレームの内
周面に嵌挿して、スペーサ８を介して固定子５を軸方向
に押圧した状態で止め輪１０をフレーム２の内周面に固
定する。前記固定子５は、前記弾性体９によって軸方向
に強く押圧されることにより、軸方向に固定されるだけ
でなく、この押圧力による固定子５と第１の固定部材６
間の摩擦力、および固定子５とスペーサ８間の摩擦力に
よって周方向にも固定される。前記固定子５は、前記止
め輪１０をフレーム２からはずすことにより、容易にフ
レーム２から取り出すことができる。なお、弾性体９を
コイルバネで構成するようにすれば必ずしもスペーサ８
は必要ではない。図２は、本発明の第２の実施例を示す
もので、第２の固定部材７を、スペーサ８と、このスペ
ーサ８を軸方向に押圧するネジ１５とで構成するように
したものである。ネジ１５はブラケット４に形成したネ
ジ孔１６に螺合させるようにしている。この第２の実施
例の場合は、第１の実施例に比べて組立てが容易である
が、電動機に衝撃や振動が加わるような用途に用いると
きは、ネジ１５がゆるまないようにロックネジをさらに
螺合するなどの必要がある。
説明する。図１において、１は外枠で、フレーム２とブ
ラケット３、４で構成されている。５は固定子で、外枠
１を構成するフレーム２の内周面に嵌合されている。６
は第１の固定部材で、外枠１の一方側に設けている。こ
の第１の固定部材６は、フレーム２の一方端に形成した
段付部で構成している。７は第２の固定部材で、固定子
５と当接するスペーサ８と、このスペーサ８に当接する
たとえば皿バネなどの弾性体９と、前記スペーサ８と弾
性体９をフレーム２の内周面上に係止する止め輪１０と
で構成している。１１は回転子で、回転軸１２の外周に
嵌合固着している。１３、１４は軸受で、前記回転軸１
２をブラケット３、４に回転自在に支承している。固定
子５の固定はつぎのように行う。まず、固定子５をフレ
ーム２の内周面に、固定子５の一方端が第１の固定部材
６に当たって係止する位置まで嵌挿する。つぎに、スペ
ーサ８をフレーム２の内周面に嵌挿し、前記固定子５の
他方端に当接させる。そして、弾性体９をフレームの内
周面に嵌挿して、スペーサ８を介して固定子５を軸方向
に押圧した状態で止め輪１０をフレーム２の内周面に固
定する。前記固定子５は、前記弾性体９によって軸方向
に強く押圧されることにより、軸方向に固定されるだけ
でなく、この押圧力による固定子５と第１の固定部材６
間の摩擦力、および固定子５とスペーサ８間の摩擦力に
よって周方向にも固定される。前記固定子５は、前記止
め輪１０をフレーム２からはずすことにより、容易にフ
レーム２から取り出すことができる。なお、弾性体９を
コイルバネで構成するようにすれば必ずしもスペーサ８
は必要ではない。図２は、本発明の第２の実施例を示す
もので、第２の固定部材７を、スペーサ８と、このスペ
ーサ８を軸方向に押圧するネジ１５とで構成するように
したものである。ネジ１５はブラケット４に形成したネ
ジ孔１６に螺合させるようにしている。この第２の実施
例の場合は、第１の実施例に比べて組立てが容易である
が、電動機に衝撃や振動が加わるような用途に用いると
きは、ネジ１５がゆるまないようにロックネジをさらに
螺合するなどの必要がある。
【０００７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればつぎ
のような効果がある。 （１）固定子５がフレーム２から容易に取り出せるの
で、部品再製時に他の部品まで新たに製作する必要がな
くなり、経済的である。 （２）フレームと固定子を位置合わせする必要がなく、
また固定子の組立が一方側から容易にできるので、組立
を自動化することができる。
のような効果がある。 （１）固定子５がフレーム２から容易に取り出せるの
で、部品再製時に他の部品まで新たに製作する必要がな
くなり、経済的である。 （２）フレームと固定子を位置合わせする必要がなく、
また固定子の組立が一方側から容易にできるので、組立
を自動化することができる。
【図１】本発明の第１の実施例に示す側断面図である。
【図２】本発明の第２の実施例に示す側断面図である。
１ 外枠 ２ フレーム ３ ブラケット ４ ブラケット ５ 固定子 ６ 第１の固定部材 ７ 第２の固定部材 ８ スペーサ ９ 弾性体 １０ 止め輪 １１ 回転子 １２ 回転軸 １３ 軸受 １４ 軸受 １５ ネジ １６ ネジ孔
Claims (1)
- 【請求項１】 固定子（５）と、この固定子（５）を内
嵌する外枠（１）とを有し、前記固定子（５）の一方端
は前記外枠（１）の一方側に設けた第１の固定部材
（６）で固定し、前記固定子（５）の他方端は前記外枠
（１）の他方側に設けた第２の固定部材（７）で固定
し、かつ少なくとも前記第１の固定部材（６）と第２の
固定部材（７）のいずれかが前記外枠（１）に着脱可能
であることを特徴とする電動機の固定子の固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15577792A JPH05328644A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 電動機の固定子の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15577792A JPH05328644A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 電動機の固定子の固定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05328644A true JPH05328644A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15613184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15577792A Pending JPH05328644A (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 電動機の固定子の固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05328644A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004236498A (ja) * | 2004-04-05 | 2004-08-19 | Sanyo Denki Co Ltd | シリンダ形リニア同期モータ |
| JP2007174752A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Hino Motors Ltd | 電動発電機およびその組立て方法 |
| WO2008026268A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Hitachi, Ltd. | Generateur et installation de production d'energie par turbines a gaz |
| CN103999327A (zh) * | 2011-12-29 | 2014-08-20 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于将机器组件保持在电机中的装置以及电机 |
| JP2014212598A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | 日産自動車株式会社 | 回転電機 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP15577792A patent/JPH05328644A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004236498A (ja) * | 2004-04-05 | 2004-08-19 | Sanyo Denki Co Ltd | シリンダ形リニア同期モータ |
| JP2007174752A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Hino Motors Ltd | 電動発電機およびその組立て方法 |
| WO2008026268A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Hitachi, Ltd. | Generateur et installation de production d'energie par turbines a gaz |
| JP4808256B2 (ja) * | 2006-08-31 | 2011-11-02 | 株式会社日立製作所 | 発電機及びそれを用いたガスタービン発電設備 |
| CN103999327A (zh) * | 2011-12-29 | 2014-08-20 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于将机器组件保持在电机中的装置以及电机 |
| JP2014212598A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | 日産自動車株式会社 | 回転電機 |
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