JP2006014443A - カラーホイール付きモータ - Google Patents

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Tadahiro Umigami
忠宏 海上
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Abstract

【課題】接着工数を無くしてコスト低減化を図るとともに、回転バランスの精度を向上させる。
【解決手段】モータの回転軸21に固定される円筒部22aおよび該円筒部の一端側より前記回転軸と直交する方向に延伸したリング状の段差面22bを持つブッシュ22と、ブッシュの段差面上に配置される樹脂系もしくはゴム系より成るリング状の弾性部材23と、弾性部材上に配置されるリング状のカラーホイール1と、端面24b1がカラーホイールに当接した状態で螺子25によりブッシュとの接合が強くなるように締め付けられることにより、カラーホイールを弾性部材を介してブッシュの段差面へ押し付け、カラーホイールとブッシュとを一体化する固定部材24とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、単板式のカラーホイールが装着されて成るカラーホイール付きモータに関するものである。
近年、液晶パネルやDMD(Digital Micromirro Deveice)の表示画像を投写レンズによって拡大投影し、大画面の表示画像を得る画像表示装置が商品化されている。この画像表示装置には、単板式のカラーホイール(例えば赤、緑、青色のフィルタを持つ)が装着されて成るアウターロータ型のカラーホイール付きモータが用いられており、これに関する提案もなされている(特許文献1)。
図6は、従来のアウターロータ型のカラーホイール付きモータの構造を示す断面図である。同図において、リング状のガラス板に、赤、緑、青色の他に黄色のように3色以上に蒸着されて成るカラーホイール1は、その内径面が回転軸2に固定される段付き円板状のブッシュ3の円筒部3aに沿って挿入され、該円筒部3aの一端側より回転軸2と直交する方向に延伸したリング状の段差面3bに配置される。この際、段差面3bには予め接着剤4が塗布されているので、該カラーホイール1は接着によりブッシュ3に固定されることになる。ブッシュ3には、図示のように、ヨーク5が一体に回転可能に不図示の固定手段により固定されており、該ヨーク5の内周面に円筒状のマグネット6が固定されている。
軸受け7は回転軸2を回転可能に保持するものであり、スリーブ8の内周側に、コイルばね9を挟むようにして上下に配置されている。スリーブ8の外周中央部には、マグネット6と所定の間隔をもって対向するように、巻線10を巻回されるステータコア11が配置される。また、スリーブ8の外周下部には、円板状のプレート12が固定され、該プレート12上に、磁気検出素子13等が接続されるプリント基板14が取り付けられる。
特開2002−58225号公報
図6に示す従来のカラーホイール付きモータにおいては、ブッシュ3へのカラーホイール1の固定は、上記したように予めブッシュ3の段差面3b上に塗布した接着剤4により行うようにしている。このため、接着剤4の硬化までに時間を要していた。また、ブッシュ3の段差面3b上に塗布する接着剤4のバラツキがあると、カラーホイール1の回転中の回転バランスに影響を与えてしまうため、接着剤4の塗布量を工程管理しなければならず、非常に工数、コストがかかるものであった。
(発明の目的)
本発明の目的は、接着工数を無くしてコスト低減化を図るとともに、回転バランスの精度を向上させることのできるカラーホイール付きモータを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、モータの回転軸に固定される円筒部および該円筒部の一端側より前記回転軸と直交する方向に延伸したリング状の段差面を持つブッシュと、前記ブッシュの段差面上に配置される樹脂系もしくはゴム系より成るリング状の弾性部材と、前記弾性部材上に配置されるリング状のカラーホイールと、端面が前記カラーホイールに当接した状態で螺子により前記ブッシュとの接合が強くなるように締め付けられることにより、前記カラーホイールを前記弾性部材を介して前記ブッシュの段差面へ押し付け、前記カラーホイールと前記ブッシュとを一体化する固定部材とを有するカラーホイール付きモータモータとするものである。
上記構成においては、固定部材の端面がカラーホイールに当接した状態で、該固定部材が螺子により締め付けられることにより、カラーホイールを弾性部材を介してブッシュの段差面へ押し付け、カラーホイールとブッシュを一体化するようにし、カラーホイールとブッシュを一体化するための接着作業を無くすとともに、回転バランス精度に影響を与える接着剤の塗布量の管理も不要にしている。
本発明によれば、接着工数を無くしてコスト低減化を図るとともに、回転バランスの精度を向上させることができるカラーホイール付きモータを提供できるものである。
以下の実施例1ないし実施例3に示す通りである。
図1〜図3は本発明の実施例1に係わる図であり、詳しくは、図1はアウターロータ型のカラーホイール付きモータの断面図、図2は図1に示す弾性部材の平面図、図3は図2に示す弾性部材の断面図である。なお、図6と同一の機能を有する部材には同一符号を付し、その説明は省略する。
これらの図において、モータの回転軸21の先端部には、螺子穴21aが施されている。ブッシュ22は、モータの回転軸21に固定される円筒部22aおよび該円筒部22aの一端部より前記回転軸21と直交する方向に延伸したリング状の段差面22bを持つ。ゴム材料(もしくは樹脂材料)より成るリング状の弾性部材23(図2、図3参照)は、その内径面が前記ブッシュ22の円筒部22aに沿って挿入され、前記段差面22b上に配置される。リング状のガラス板に3色以上に蒸着されて成るカラーホイール1は、その内径面が前記ブッシュ22の円筒部22aに沿って挿入され、前記弾性部材23上に配置される。
固定部材24は、ブッシュ22の円筒部22aが嵌め込まれる穴部24aおよび該穴部24aの壁面を形成する筒部24bを有している。そして、穴部24aの中央に、回転軸21に施された螺子穴21aに該固定部材24を締め付ける螺子25が貫通する貫通穴24a1が形成されている。なお、穴部24aの深さ寸法は、前記円筒部22aの段差面22bから上面までの高さよりカラーホイール1および弾性部材部材23の厚さを差し引いた寸法より大きくなっている。これは、螺子25による固定部材24の回転軸21への締め付け力が筒部24bの端面24b1によってカラーホイール1に伝わり、該カラーホイール1を弾性部材23を介してブッシュ22の段差面22b上に押し付けるように作用させるためである。
ここで、固定部材24により、弾性部材23を介してカラーホイール1をブッシュ22に取り付ける手順について説明する。
先ず、弾性部材23をブッシュ22の円筒部22aに沿って挿入し、段差面22b上に配置する。次いで、カラーホイール1をブッシュ22の円筒部22aに沿って挿入し、弾性部材23上に配置する。次に、固定部材24の穴部24aをブッシュ22の円筒部22aに嵌め込む。この際、固定部材24の端面24b1がカラーホイール1と当接しているので、固定部材24に設けられた貫通穴24a1を介して回転軸21に施された螺子穴21aに対して螺子25をねじ込み、締め付けていく。この締め付けが完了することにより、固定部材24の端面24b1がカラーホイール1を弾性部材23を介してブッシュ22の段差面22bに押し付け、カラーホイール1とブッシュ22を一体化することになる。
上記の実施例1によれば、弾性部材23を挟み込むようにしてブッシュ22の段差面22b上に配置されたカラーホイール1を、固定部材24を螺子25により回転軸21の螺子穴21aへ締め付ける構造にして、カラーホイール1とブッシュ22を一体化するようにしているので、従来のように接着剤を使用して、ブッシュとカラーホイールを固定する必要が無くなり、そのための工数を減らすことができ、コスト低減を図ることができる。
また、接着剤を用いないので、回転バランスの精度に影響を与える、接着剤の塗布量の管理も不用となり、この面でもコスト低減になるとともに、回転バランスの精度を向上させることも可能になる。
図4は本発明の実施例2に係わるアウターロータ型のカラーホイール付きモータを示す断面図であり、図1〜図3と同じ部材には同一符号を付し、その説明は省略する。
本発明の実施例2は、モータの回転軸31に螺子穴はなく、該回転軸31に圧入、焼きばめなどの締め付け固定されるブッシュ32の円筒部32aに螺子穴32cを施し、この螺子穴32cに固定部材33の穴部33aに設けられた貫通穴33a1を介して螺子25をねじ込む構造にしている。
ここで、固定部材33により、弾性部材23を介してカラーホイール1をブッシュ32に取り付ける手順について説明する。
先ず、弾性部材23をブッシュ32の円筒部32aに沿って挿入し、段差面32b上に配置する。次いで、カラーホイール1をブッシュ32の円筒部32aに沿って挿入し、弾性部材23上に配置する。次に、固定部材33の穴部33aをブッシュ32の円筒部32aに嵌め込む。この際、固定部材33の端面33b1がカラーホイール1と当接しているので、固定部材33に設けられた貫通穴33a1を介してブッシュ32の内筒部32aに施された螺子穴32cに対して螺子25をねじ込み、締め付けていく。この締め付けが完了することにより、固定部材33の端面33b1がカラーホイール1を弾性部材23を介してブッシュ32の段差面32bに押し付け、カラーホイール1とブッシュ32を一体化することになる。その他の構造および効果は、上記実施例1と同様である。
図5は本発明の実施例3に係わるアウターロータ型のカラーホイール付きモータを示す断面図であり、図1〜図4と同じ部材には同一符号を付し、その説明は省略する。
本発明の実施例3と上記実施例2との違いは、固定部材41の端面41b1とカラーホイール1との間に、樹脂系もしくはゴム系より成るリング状の弾性部材42を挟み込むようにした点のみである。
ここで、固定部材41により、弾性部材23,42を介してカラーホイール1をブッシュ32に取り付ける手順について説明する。
先ず、弾性部材23をブッシュ32の円筒部32aに沿って挿入し、段差面32b上に配置する。次いで、カラーホイール1をブッシュ32の円筒部32aに沿って挿入し、弾性部材23上に配置する。次に、弾性部材42をブッシュ32の円筒部32aに沿って挿入し、カラーホイール1上に配置する。そして、固定部材41の穴部41aをブッシュ32の円筒部32aに嵌め込む。この際、固定部材41の端面41b1が弾性部材42と当接しているので、固定部材41に設けられた貫通穴41a1を介してブッシュ32の円筒部32aに施された螺子穴32cに対して螺子25をねじ込み、締め付けていく。この締め付けが完了することにより、固定部材41の端面41b1が弾性部材42および23を介してカラーホイール1をブッシュ32の段差面32bに押し付け、カラーホイール1とブッシュ32を一体化することになる。
この実施例3においては、カラーホイール1の上下に弾性部材42,23を配置しているので、カラーホイールを保護することができる。
上記の実施例1〜3によれば、固定部材24,33,41を螺子25によって締め付けることにより、該固定部材によってカラーホイール1をブッシュ22,32の段差面22b,32bに、弾性部材23,42を介して押し付ける構造とすることにより、接着剤を使用せずカラーホイール1をブッシュ22,32に固定可能となり、カラーホイール1の回転中のバランスのバラツキ要因が無くなる。また、接着工数の削減となり、コスト的にも有利なものとなる。
上記の各実施例では、アウターロータ型のカラーホイール付きモータを例にしているが、これに限定されるものではなく、インナーロータ型のカラーホイール付きモータにも同様に適用できるものである。
本発明の実施例1に係わるアウターロータ型のカラーホイール付きモータを示す断面図である。 図1に示す弾性部材の平面図である。 図2に示す弾性部材の断面図である。 本発明の実施例2に係わるアウターロータ型のカラーホイール付きモータを示す断面図である。 本発明の実施例3に係わるアウターロータ型のカラーホイール付きモータを示す断面図である。 従来のアウターロータ型のカラーホイール付きモータを示す断面図である。
符号の説明
1 カラーホイール
5 ヨーク
6 マグネット
7 軸受け
8 スリーブ
10 巻線
11 ステータコア
12 プレート
21,31 回転軸
22,32 ブッシュ
22a,32a 円筒部
22b,32b 段差面
23 弾性部材
24,33,41 固定部材
24b1,33b1,41b1 固定部材の端面
25 螺子
42 弾性部材(第2の弾性部材)

Claims (2)

  1. モータの回転軸に固定される円筒部および該円筒部の一端側より前記回転軸と直交する方向に延伸したリング状の段差面を持つブッシュと、
    前記ブッシュの段差面上に配置される樹脂系もしくはゴム系より成るリング状の弾性部材と、
    前記弾性部材上に配置されるリング状のカラーホイールと、
    端面が前記カラーホイールに当接した状態で螺子により前記ブッシュとの接合が強くなるように締め付けられることにより、前記カラーホイールを前記弾性部材を介して前記ブッシュの段差面へ押し付け、前記カラーホイールと前記ブッシュとを一体化する固定部材と、
    を有することを特徴とするカラーホイール付きモータ。
  2. 樹脂系或いはゴム系の材料より成るリング状の第2の弾性部材を有し、
    前記第2の弾性部材を、前記カラーホイールと該カラーホイールに当接する前記固定部材の端面との間に配置したことを特徴とする請求項1に記載のカラーホイール付きモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100782400B1 (ko) 2006-02-22 2007-12-07 삼성전기주식회사 컬러 휠 유니트
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KR100782398B1 (ko) 2006-02-07 2007-12-07 삼성전기주식회사 컬러 휠 유니트
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