JP2002230862A - ギヤユニット装置およびリール駆動装置 - Google Patents

ギヤユニット装置およびリール駆動装置

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JP2002230862A
JP2002230862A JP2001021646A JP2001021646A JP2002230862A JP 2002230862 A JP2002230862 A JP 2002230862A JP 2001021646 A JP2001021646 A JP 2001021646A JP 2001021646 A JP2001021646 A JP 2001021646A JP 2002230862 A JP2002230862 A JP 2002230862A
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JP
Japan
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reel
gear unit
bush
hole
gear
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JP2001021646A
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English (en)
Inventor
Jiyunya Takahashi
順哉 高橋
Takashi Inoue
隆 井上
Yutaka Hino
豊 日野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギヤユニットの組み立てに際し、加締め工程
を必要としているため、分解することができずリサイク
ル率が悪く、また加締め不良が発生すると、ギヤユニッ
ト全体が不良品となってしまい、歩留まりが悪い。 【解決手段】 リールブッシュ11をその突起11bを
回転検出板12の溝部12bに合わせて貫通穴12aに
挿入し、フリクションばね14を撓ませながらリールブ
ッシュ11の突起11bを貫通穴12aの溝部12bか
ら突出させ、リールブッシュ11または回転検出板12
のいずれかを45度回動させて突起11bを貫通穴12
aの周縁の凹部12dに嵌め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセットテープレ
コーダやビデオテープレコーダおいて、カセットテープ
リールを回転駆動するためのリール駆動装置およびそれ
に使用されるギヤユニット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリール駆動装置は、図3
に示すように、シャーシに立設される固定軸1と、この
固定軸1に回転可能に挿入されるギヤユニット2と、ギ
ヤユニット2にコイルばね3を介して挿着されたリール
駆動軸4とを備えている。リール駆動軸4の周面には等
間隔に3個の突起4aが形成され、この突起4aにカセ
ットテープリール中心部の爪穴が装着される。ギヤユニ
ット2は、円筒軸5aとフランジ部5bとからなるリー
ルブッシュ5と、リールブッシュ5の円筒軸5aに嵌合
する円筒部6aを有する回転板である回転検出板6と、
回転検出板6の円筒部6aに嵌装されたリール駆動ギヤ
7と、リール駆動ギヤ7と回転検出板6のフランジ部6
bとの間に介装されたリールフェルト8と、リールブッ
シュ5のフランジ部5bとリール駆動ギヤ7との間に介
装されて、リール駆動ギヤ7をリールフェルト8を介し
て回転検出板6に圧接させるコイル状のフリクションば
ね9とを備えている。
【0003】上記従来のリール駆動装置におけるギヤユ
ニット2の組み立ては次のようにして行われる。まず、
回転検出板6の上にリールフェルト8、リール駆動ギヤ
7、フリクションばね9を順番に乗せ、リールブッシュ
5を回転検出板6の円筒部6aに圧入してフリクション
ばね9を撓ませながら、回転検出板6のフランジ部6b
から突出するリールブッシュ5の端部5cを加締めて、
リールブッシュ5と回転検出板6とを一体に結合する。
このようにして組み立てたギヤユニット2をシャーシに
立設された固定軸1に挿入し、上からコイルばね3を介
してリール駆動軸4を固定軸1に挿入し、その脚部4b
の下端部の鉤部4cを固定軸1の段部1aに係止させて
固定する。この状態では、リール駆動ギヤ7がモータに
連結された別のギヤに噛み合っており、モータからの回
転力がリール駆動ギヤ7、リールブッシュ5、リール駆
動軸4に伝達され、リール駆動軸4に挿着されたカセッ
トテープリールを回転駆動する。回転検出板6は、回転
するとその櫛歯状の遮光壁6cによりリール回転状態を
検知するフォトセンサーからの光が遮られることにより
回転が検出され、動作制御を行う制御部(図示せず)に
フィードバックされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のリール駆動装置におけるギヤユニット2は、リール
ブッシュ5の端部をかしめて、リールブッシュ5と回転
検出板6を一体に結合しているため、分解することがで
きず、このため、例えばリールフェルト8に埃等が付着
して所期の摩擦特性が得られなくなった場合には、ギヤ
ユニット全体を交換しなければならず、無駄が多くリサ
イクル性が悪いという問題があった。また、通常、ばね
は金属材で、リールブッシュや駆動ギヤは樹脂材で、リ
ールフェルトは繊維材で形成されることが多く、これら
の資源の再利用のために分解が容易にできることが求め
られている。また、かしめ不良が発生すると、ギヤユニ
ット全体が不良品となってしまい、歩留まりが悪いとい
う問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、組み立て作業が容易で、またリサイクル
性の高いギヤユニット装置およびこれを使用したリール
駆動装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のギヤユニット装
置は、一端部にフランジ部を有し、他端部側の周面に等
間隔の複数の突起を有するリールブッシュと、前記リー
ルブッシュが挿入される貫通穴の内周面に前記リールブ
ッシュの複数の突起をそれぞれ通過させる溝部を有し、
前記リールブッシュに対し相対的に回動させることによ
り前記溝部を通過した突起が前記貫通穴の周縁に係止さ
れる回転板と、前記リールブッシュのフランジ部と前記
回転板との間にそれぞれフリクションばねおよびリール
フェルトを介して介装されたリール駆動ギヤとを有する
ものであり、リールブッシュと回転板とを、かしめず
に、リールブッシュまたは回転検出板を回動させて、係
止爪である突起を用いて一体に結合するので、組み立て
作業が容易で歩留まりが高く、また分解が可能なのでリ
サイクル性の高いギヤユニット装置を実現することがで
きる。
【0007】また、本発明のギヤユニット装置は、前記
溝部を通過した突起が前記貫通穴の周縁に係止される部
分に回り止め用の凹部を備えたものであり、リールブッ
シュまたは回転板を回動させて、係止爪である突起を回
り止め用の凹部に係止させることにより、リールブッシ
ュと回転板との結合を確実にすることができる。
【0008】また、本発明のリール駆動装置は、シャー
シに立設された固定軸と、この固定軸に回転可能に挿入
された上記のギヤユニット装置と、このギヤユニット装
置にコイルばねを介して同軸的に一体に取り付けられた
リール駆動軸とを備えたものであり、組み立て作業が容
易で、リサイクル性の高いリール駆動装置を実現するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
におけるギヤユニット装置を示しており、(a)は断面
図、(b)は下面図である。図2は本実施の形態におけ
るリール駆動装置の分解斜視図である。リールブッシュ
11は、上端部にフランジ部11aを有し、下端部側の
周面に等間隔に4個の突起11bを有し、中心部には貫
通する中心穴11cと放射状に3方に延びたリール駆動
軸取付穴11dを備えている。回転板である回転検出板
12は、リールブッシュ11が挿入される貫通穴12a
の内周面に、リールブッシュ11の4個の突起11bを
それぞれ通過させる溝部12bを有する。貫通穴12a
の下端部周縁は、図1(b)に示すように、溝部12b
と溝部12bとの間が少し高くなった土手部12cにな
っており、この土手部12cの中央部分が溝部12bと
同じ大きさの凹部12dになっている。凹部12dの底
面は回転検出板12の底面と同じ位置である。周囲に歯
を有するリール駆動ギヤ13は、フリクションばね14
によりリールフェルト15を介して回転検出板12に圧
接される。
【0010】本実施の形態におけるギヤユニットの組み
立ては次のようにして行われる。まず、回転検出板12
の上にリールフェルト15、リール駆動ギヤ13、フリ
クションばね14を順番に乗せ、リールブッシュ11を
その突起11bを回転検出板12の溝部12bに合わせ
て貫通穴12aに挿入し、フリクションばね14をたわ
ませながらリールブッシュ11の突起11bを貫通穴1
2aの溝部12bから突出させ、リールブッシュ11ま
たは回転検出板12のいずれかを45度回動させて、フ
リクションばね14のたわみを復帰させる弾力性によっ
て、突起11bを貫通穴12aの周縁の凹部12dに嵌
め込む。これにより、リール駆動ギヤ13を間にしてリ
ールブッシュ11と回転検出板12とが一体に結合され
る。このようにして組み立てたギヤユニット装置を、図
3に示した従来例と同様に、シャーシに立設された固定
軸16に挿入し、上からコイルばね17を介してリール
駆動軸18を、その脚部18aをリールブッシュ11の
リール駆動軸取付穴11dに合わせながら固定軸16挿
入し、脚部18aの下端部の鉤部18bを固定軸16の
段部16aに係止させて固定する。この状態では、リー
ル駆動ギヤ13がモータに連結された別のギヤに噛み合
っており、モータからの回転力がリール駆動ギヤ13か
らリールフェルト15を介して、リールフェルト15で
滑りが生じることによって回転数が制御されながら、リ
ールブッシュ11、リール駆動軸18に伝達され、リー
ル駆動軸18に挿着されて、その突起18cに爪車が噛
み合っているカセットテープリールを回転駆動する。回
転検出板12が回転すると、等間隔に櫛歯状に並んだ8
個の遮光壁12eにより、リール回転状態を検知するフ
ォトセンサからの光が遮られてリールの回転が検出さ
れ、動作制御を行う制御部(図示せず)にフィードバッ
クされる。
【0011】このように、本実施の形態によれば、リー
ルブッシュ11をその突起11bを回転検出板12の溝
部12bに合わせて貫通穴12aに挿入し、フリクショ
ンばね14を撓ませながらリールブッシュ11の突起1
1bを貫通穴12aの溝部12bから突出させ、リール
ブッシュ11または回転検出板12のいずれかを45度
回動させて突起11bを貫通穴12aの周縁の凹部12
dに嵌め込むので、組み立て作業が容易で歩留まりが高
く、また再度フリクションばね14をたわませて、リー
ルブッシュ11または回転検出板12のいずれかを45
度回動させることにより分解が可能なので、リサイクル
性の高いギヤユニット装置およびこれを使用したリール
駆動装置を実現することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、リール
ブッシュのフランジ部と回転板との間にそれぞれフリク
ションばねおよびリールフェルトを介して介装されたリ
ール駆動ギヤを有するギヤユニット装置において、リー
ルブッシュまたは回転板を回動させて、係止爪である突
起を用いてリールブッシュと回転板を一体に結合するの
で、組み立て作業が容易で歩留まりが高く、また分解が
可能なのでリサイクル性の高いギヤユニット装置および
それを使用したリール駆動装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態におけるギヤユニッ
ト装置を示す断面図 (b)本発明の実施の形態におけるギヤユニット装置を
示す下面図
【図2】本発明の実施の形態におけるリール駆動装置の
分解斜視図
【図3】従来例におけるリール駆動装置の断面図
【符号の説明】
11 リールブッシュ 11a フランジ部 11b 突起 12 回転検出板 12a 貫通穴 12b 溝部 12c 土手部 12d 凹部 13 リール駆動ギヤ 14 フリクションばね 15 リールフェルト 16 固定軸 17 コイルばね 18 リール駆動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部にフランジ部を有し、他端部側の
    周面に等間隔の複数の突起を有するリールブッシュと、
    前記リールブッシュが挿入される貫通穴の内周面に前記
    リールブッシュの複数の突起をそれぞれ通過させる溝部
    を有し、前記リールブッシュに対し相対的に回動させる
    ことにより前記溝部を通過した突起が前記貫通穴の周縁
    に係止される回転板と、前記リールブッシュのフランジ
    部と前記回転板との間にそれぞれフリクションばねおよ
    びリールフェルトを介して介装されたリール駆動ギヤと
    を有するギヤユニット装置。
  2. 【請求項2】 前記溝部を通過した突起が前記貫通穴の
    周縁に係止される部分に回り止め用の凹部を備えた請求
    項1記載のギヤユニット装置。
  3. 【請求項3】 シャーシに立設された固定軸と、前記固
    定軸に回転可能に挿入された請求項1または2記載のギ
    ヤユニット装置と、前記ギヤユニット装置にコイルばね
    を介して同軸的に一体に取り付けられたリール駆動軸と
    を備えたリール駆動装置。
JP2001021646A 2001-01-30 2001-01-30 ギヤユニット装置およびリール駆動装置 Pending JP2002230862A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485843B1 (ko) * 2002-11-07 2005-04-28 삼성전자주식회사 자기 기록/재생장치의 릴 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485843B1 (ko) * 2002-11-07 2005-04-28 삼성전자주식회사 자기 기록/재생장치의 릴 장치

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