JPH05296789A - エンコーダ - Google Patents

エンコーダ

Info

Publication number
JPH05296789A
JPH05296789A JP10626892A JP10626892A JPH05296789A JP H05296789 A JPH05296789 A JP H05296789A JP 10626892 A JP10626892 A JP 10626892A JP 10626892 A JP10626892 A JP 10626892A JP H05296789 A JPH05296789 A JP H05296789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slit
plate
holding member
slit plate
center hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10626892A
Other languages
English (en)
Inventor
Seido Nishijima
誠道 西島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10626892A priority Critical patent/JPH05296789A/ja
Publication of JPH05296789A publication Critical patent/JPH05296789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極薄のスリットプレートをより少ない部品点
数で回転軸側に装着できるエンコーダを提供する。 【構成】 スリットプレート21の中心部に回転軸2側
に挿着される中心孔23を形成し、且つこの中心孔23
の内縁部に、回転軸2側の外面に屈曲して弾接する弾性
爪24を突設した。 【効果】 スリットプレート21の中心孔23を回転軸
2側に挿入すれば、弾性爪24が屈曲して回転軸2側の
外面に弾接するので、スリットプレート21を回転軸2
側に簡単かつしっかり固定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンコーダに係り、詳し
くは、極薄のスリットプレートを回転軸側に簡単に且つ
しっかりと固定できるエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】機器の動作位置制御等を行うためのエン
コーダは、モータ等の動力部の回転軸側に固定されるス
リットプレートと、このスリットプレートのスリットを
光学的に検知するフォトインタラプタから成っている。
以下、図5を参照しながら従来のエンコーダを説明す
る。
【0003】動力部としてのモータ1の回転軸2にはス
リット保持部材3が挿着されており、このスリット保持
部材3には円板形のスリットプレート4が装着されてい
る。このスリットプレート4の内面は両面テープ5によ
りスリット保持部材3のフランジ部に接着され、またそ
の外面側は押え部材6により押え付けられている。また
これらの部材はケース7により覆われている。ケース7
の下面には配線基板8が装着されており、この配線基板
8にはフォトインタラプタ9が配設されている。
【0004】したがってモータ1が駆動すると、スリッ
トプレート4は回転軸2と一体的に回転し、フォトイン
タラプタ9の発光部11から発光された光は、スリット
プレート4のスリットを通過して受光部12に受光され
る。そこでその受光回数をカウントすることにより、モ
ータ1の回転数や回転位置を検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】エンコーダは、これを
使用する機器の小型化、高性能化、低コスト化にともな
い、小型でより高分解能、低コストのものが要求され
る。またエンコーダはスリットプレートに形成されるス
リットの数が多いほど分解能が高いものであり、したが
って今日では、極薄の鋼板にエッチング加工を施してス
リットプレートは製作されている。
【0006】ところがスリットプレートが極薄化するの
にともない腰がきわめて弱くなって、モータの回転軸側
にしっかり固定することが困難になってきており、現在
では上述のように両面テープ5や押え部材6等の固定用
部品を使用して固定している実情にある。
【0007】しかしながらこのような固定用部品を使用
すると、それだけ部品点数が多くなり、また組み付けに
も手間を要することから、コストアップの原因となって
いた。更には従来手段では、固定用部品の固定代が必要
であるためスペース的な余裕がなく、しかも回転軸の軸
径が異なると、その軸径に合ったスリットプレートや固
定用部品などの構成部品を製作せねばならず、部品の共
有化やコストダウンが困難であるという問題点があっ
た。
【0008】したがって本発明は、より少ない部品点数
で、極薄のスリットプレートをモータの回転軸側に簡単
にしかもしっかりと固定できるエンコーダを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、こ
のスリットプレートの中心部に回転軸側に挿着される中
心孔を形成し、且つこの中心孔の内縁部に、回転軸側の
外面に屈曲して弾接する弾性爪を複数個突設したもので
ある。
【0010】
【作用】上記構成によれば、スリットプレートの中心孔
を回転軸側に挿着すると、中心孔の内縁部に突設された
弾性爪は屈曲しながら回転軸側の外面にしっかり弾接す
る。またこの場合、回転軸や、この回転軸に挿着される
スリット保持部材の外径が異なっていても、屈曲自在な
弾性爪により、この外径のばらつきを吸収でき、より少
ない部品点数で、スリットプレートを回転軸側に装着で
きる。
【0011】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0012】図1は本発明に係るエンコーダとモータの
側面図である。モータ1の回転軸2にはスリット保持部
材3が挿着されており、このスリット保持部材3には円
板形のスリットプレート21が装着されている。これら
の部材は、ケース7により覆われている。ケース7の下
面に配線基板8が装着されており、この配線基板8に
は、スリットプレート21を光学的に検知するフォトイ
ンタラプタ9が配設されている。
【0013】図2はスリットプレート21の平面図であ
って、このスリットプレート21は円板形であり、極薄
の鋼板などのプレートから成っており、かなりの屈曲性
を有している。22は小ピッチをおいて形成されたスリ
ットである。スリットプレート21の中心部には中心孔
23が形成されており、その内縁部には弾性爪24が舌
片状に複数個突設されている。図4は全体の分解図であ
って、前記ケース7はビス15によりモータ1の端面に
組み付けられ、また配線基板8はビス16によりケース
7の下面に組み付けられる。
【0014】図2において、中心孔23の孔径d2は、
スリット保持部材3のボス部3a(図3も参照)の外径
d1よりも大きく、且つ回転軸2と同心精度を確保して
いる。また互いに対向する弾性爪24間の間隔d3はボ
ス部3aの外径d1よりもかなり小さい。したがって図
3に示すように、中心孔23をボス部3aに挿着する
と、弾性爪24はボス部3aの外面に沿って弾性的に屈
曲し、この外面にしっかり弾接する。またスリットプレ
ート21の内面は、スリット保持部材3のフランジ部3
bの外面に当接する。
【0015】図3において、Fは弾性爪24からボス部
3aに作用する力であって、その垂直分力F1は弾性爪
24をボス部3aの外面に押し付ける方向に作用し、ま
た水平分力F2はスリットプレート21をフランジ部3
bに押し付ける方向に作用する。したがってこのスリッ
トプレート21は、上記従来手段のような両面テープ5
や押え部材6などの固定用部品がなくとも、スリット保
持部材3にしっかりと装着できる。また簡単な構造であ
るため、スペース的に余裕があり、しかも回転軸2の軸
径が異なっていても、スリット保持部材3の内径さえこ
れに合わせればよく、スリット保持部材3のボス部3a
の外径のばらつきは、弾性爪24が屈曲することにより
吸収できる。なおこの実施例では、スリット保持部材3
を介して、スリットプレート21を回転軸2に装着する
ものを例にとって説明したが、スリットプレート21は
スリット保持部材3を介さずに直接回転軸2に装着する
ものでもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は、スリットプレートの中心部に
回転軸側に挿着される中心孔を形成し、且つこの中心孔
の内縁部に、回転軸側の外面に屈曲して弾接する弾性爪
を複数個突設しているので、スリットプレートを回転軸
に簡単にしかもしっかりと装着でき、またスリットプレ
ートを固定するための固定用部品を削減でき、更には回
転軸や、この回転軸に挿着されるスリット保持部材の外
径が異なっていても、屈曲自在な弾性爪により、この外
径のばらつきを吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るモータとエンコーダの
側面図
【図2】本発明の一実施例に係るスリットプレートの平
面図
【図3】本発明の一実施例に係る要部断面図
【図4】本発明の一実施例に係るモータとエンコーダの
分解図
【図5】従来のモータとエンコーダの側面図
【符号の説明】
1 モータ 2 回転軸 3 スリット保持部材 4 スリットプレート 9 フォトインタラプタ 21 スリットプレート 22 スリット 23 中心孔 24 弾性爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動力部に駆動されて回転する回転軸に固定
    されるスリットプレートと、このスリットプレートに形
    成されたスリットを検知するフォトインタラプタとから
    成り、前記スリットプレートが弾性を有する極薄プレー
    トにて形成され、且つこのスリットプレートの中心部に
    前記回転軸側に挿着される中心孔を形成し、且つこの中
    心孔の内縁部に、前記回転軸側の外面に屈曲して弾接す
    る複数個の弾性爪を突設したことを特徴とするエンコー
    ダ。
  2. 【請求項2】前記回転軸にスリット保持部材を装着し、
    このスリット保持部材に前記スリットプレートの中心孔
    を挿着して、前記弾性爪をこのスリット保持部材の外面
    に屈曲して弾接させたことを特徴とする請求項1記載の
    エンコーダ。
JP10626892A 1992-04-24 1992-04-24 エンコーダ Pending JPH05296789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10626892A JPH05296789A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 エンコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10626892A JPH05296789A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 エンコーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05296789A true JPH05296789A (ja) 1993-11-09

Family

ID=14429342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10626892A Pending JPH05296789A (ja) 1992-04-24 1992-04-24 エンコーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05296789A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998059218A1 (fr) * 1997-06-23 1998-12-30 Fanuc Ltd Codeur optique rotatif
EP0913669A2 (de) * 1997-10-31 1999-05-06 CARL ZEISS JENA GmbH Verfahren zum Anbringen einer Winkelteilung an einer Teilscheibe für Rotationsmesssysteme sowie Teilscheibe mit Winkelteilung für Rotationsmesssysteme
EP2271055A1 (en) 2009-07-03 2011-01-05 Canon Denshi Kabushiki Kaisha Program executed in information processing apparatus to control peripheral apparatus
JP2011011888A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Canon Electronics Inc 回転体駆動装置、シート搬送装置及び画像処理装置
US8615613B2 (en) 2009-07-03 2013-12-24 Canon Denshi Kabushiki Kaisha Program executed in information processing apparatus to control peripheral apparatus
EP3048427A1 (en) * 2015-01-26 2016-07-27 Canon Precision Inc. Method of manufacturing rotary scale, rotary scale, rotary encoder, driving apparatus, image pickup apparatus and robot apparatus

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998059218A1 (fr) * 1997-06-23 1998-12-30 Fanuc Ltd Codeur optique rotatif
EP0913669A2 (de) * 1997-10-31 1999-05-06 CARL ZEISS JENA GmbH Verfahren zum Anbringen einer Winkelteilung an einer Teilscheibe für Rotationsmesssysteme sowie Teilscheibe mit Winkelteilung für Rotationsmesssysteme
EP0913669A3 (de) * 1997-10-31 2000-10-25 Dr. Johannes Heidenhain GmbH Verfahren zum Anbringen einer Winkelteilung an einer Teilscheibe für Rotationsmesssysteme sowie Teilscheibe mit Winkelteilung für Rotationsmesssysteme
EP2271055A1 (en) 2009-07-03 2011-01-05 Canon Denshi Kabushiki Kaisha Program executed in information processing apparatus to control peripheral apparatus
JP2011011888A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Canon Electronics Inc 回転体駆動装置、シート搬送装置及び画像処理装置
US8615613B2 (en) 2009-07-03 2013-12-24 Canon Denshi Kabushiki Kaisha Program executed in information processing apparatus to control peripheral apparatus
EP3048427A1 (en) * 2015-01-26 2016-07-27 Canon Precision Inc. Method of manufacturing rotary scale, rotary scale, rotary encoder, driving apparatus, image pickup apparatus and robot apparatus
JP2016138759A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 キヤノンプレシジョン株式会社 ロータリースケールの製造方法、ロータリースケール、ロータリーエンコーダ、駆動装置、撮像装置、及びロボット装置
US10094684B2 (en) 2015-01-26 2018-10-09 Canon Precision, Inc. Method of manufacturing rotary scale, rotary scale, rotary encoder, driving apparatus, image pickup apparatus and robot apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7414238B2 (en) Optical encoder device for small-sized motor and method of producing the same
US20060272430A1 (en) Connecting structure of rotary connector and steering angle sensor
JP2008054390A (ja) Dcブラシレスモータのセンサ基板の取り付け構造
JPH05296789A (ja) エンコーダ
CA2353742C (en) Slim profile indicating instruments
US7470889B2 (en) Servo cleat for an encoder, an encoder including a servo cleat and a system including an encoder, a motor and a servo cleat
KR100540125B1 (ko) 광학식 엔코더
JP2005535274A (ja) センサーと共に使用するためのモーター
JP2001027551A (ja) 光学式エンコーダ
JP4240164B2 (ja) 光学式エンコーダの回転ディスク取付け構造とそれを用いた光学式エンコーダ
JP2000028397A5 (ja) 光学式エンコーダの回転ディスク取付け構造とそれを用いた光学式エンコーダ
JPH09243410A (ja) モジュラーエンコーダ及びその製造方法
JP2006339107A (ja) 回転コネクタと舵角センサの連結構造
JPH0644231Y2 (ja) スピ−カ−の取付装置
JP2867914B2 (ja) 基板の固定構造
JPH0355859Y2 (ja)
JP3719827B2 (ja) 操作装置
JPH0729735Y2 (ja) ブラシレスモータ
JPS63109614A (ja) ワイヤレスリモコンスイツチ発信器
JP2602227Y2 (ja) 受光ブロック
JPH0218694Y2 (ja)
JPS6322557Y2 (ja)
JPH0428013Y2 (ja)
JP2506806B2 (ja) キャプスタン装置
JP3630029B2 (ja) 記録装置のセンサ・ホルダおよび該記録装置のセンサ・ホルダを備えたエンコーダ