JPH05324990A - 金銭出納機 - Google Patents

金銭出納機

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JPH05324990A
JPH05324990A JP12363592A JP12363592A JPH05324990A JP H05324990 A JPH05324990 A JP H05324990A JP 12363592 A JP12363592 A JP 12363592A JP 12363592 A JP12363592 A JP 12363592A JP H05324990 A JPH05324990 A JP H05324990A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝票の種類には無関係に、操作者の入力に応
答して伝票への印字を行うことができる金銭出納機を提
供する。 【構成】 金銭出納機1は、登録内容を逐次記録するジ
ャーナル紙への印字と伝票への印字とを行うジャーナル
プリンタ19と、予め定める特定伝票に表示された印字
動作態様を規定するマーク(制御情報)を読取る読取手
段18aを備え、伝票への印字を行うスリッププリンタ
18と、伝票印字における印字動作態様を入力するキー
ボード17とを備え、ジャーナルプリンタ19に伝票が
装着されたときは、前記キーボードに応答してジャーナ
ルプリンタ19を制御して伝票への印字を行い、スリッ
ププリンタ18に伝票が装着されたときは、前記キーボ
ード17に応答してまたは伝票に表示されたマークに基
づいてスリッププリンタ18を制御して伝票への印字を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行の窓口業務に用い
られる金銭出納機に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行の窓口業務においては、現金や有価
証券などの入金/出金などの出納処理に関するデータを
登録する金銭出納機(テラーズマシン)が用いられてい
る。この金銭出納機には、登録が行われるたびに登録内
容を逐次ジャーナル紙に記録し、また伝票への認証印字
を行うことができるジャーナルプリンタと、予め定める
特定伝票に表示された印字動作態様を規定するマークな
どの制御情報を読取り、この制御情報に基づいて伝票の
印字を行う水平(スリップ)プリンタとが備えられてい
る。
【0003】従来では、伝票の種類に応じた印字動作態
様の設定を各登録のためのキーに対して予め設定してお
き、伝票の印字を行う場合は、その伝票に応じたプリン
タに装着し、かつその伝票に応じた登録のためのキーを
押すことによって伝票印字を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の金銭出納
機では、伝票の種類に応じて、その伝票に対応したプリ
ンタにセットした後に、その伝票に対応した登録のため
のキーを入力する必要があり、操作が面倒であり、伝票
印字に手間がかかるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、伝票の種類には無関係
に、操作者の入力に応答して伝票への印字を行うことが
できる金銭出納機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、現金および有
価証券の入金/出金などの出納データを登録する金銭出
納機において、登録内容を逐次記録するジャーナル紙へ
の印字と伝票への印字とを行う第1印字手段と、予め定
める特定伝票に表示された印字動作態様を規定する制御
情報を読取る読取手段を備え、伝票への印字を行う第2
印字手段と、伝票印字における印字動作態様を入力する
入力手段と、前記第1および第2印字手段を制御し、第
1印字手段に伝票が装着されたときは、前記入力手段に
応答して第1印字手段を制御して伝票への印字を行い、
第2印字手段に伝票が装着されたときは、前記入力手段
に応答してまたは伝票に表示された制御情報に基づいて
第2印字手段を制御して伝票への印字を行う印字制御手
段とを含むことを特徴とする金銭出納機である。
【0007】
【作用】本発明に従えば、伝票が第1印字手段に装着さ
れたときは、入力手段からの操作に応答して指示された
印字動作態様に基づいて伝票への印字を行い、伝票が第
2印字手段に装着されたときは入力手段からの操作に応
答して印字を行い、またはその装着された伝票が制御情
報が表示された特定伝票である場合は、その制御情報に
基づいてまたは入力手段からの操作に応答して印字を行
う。したがって、第1および第2印字手段のどちらの印
字手段に伝票を装着しても印字を行うことができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である金銭出納機
1の基本的構成を示すブロック図である。金銭出納機1
は、装置全体を制御するCPU(中央処理装置)2を備
える。CPU2は、データバス3を介して接続される種
々の回路および装置を制御する。データバス3には、メ
モリ制御部4、表示制御部5、フロッピーディスク制御
部6、ハードディスク制御部7、キー制御部8、プリン
タ制御部9,10、タイマ回路11、および入出力回路
12が接続される。
【0009】メモリ制御部4は、CPU2の制御に基づ
いて、メモリ13の読出しおよび書込みを制御する。メ
モリ13は、ROM(リードオンリメモリ)と、RAM
(ランダムアクセスメモリ)とからなり、ROMには金
銭出納機1の各種動作プログラムが格納され、RAMに
は出納データの登録領域や後述する登録キー毎の設定コ
ードを記憶する領域、さらにプログラム実行時に使用さ
れるワークエリアなどが設定される。
【0010】表示制御部5は、CPU2からの表示制御
信号に基づいて、液晶表示装置などで実現される表示装
置14を表示駆動する。表示装置14は、金銭出納機1
による現在の登録業務のための入力画面などを表示す
る。
【0011】フロッピーディスク制御部6は、フロッピ
ーディスク駆動装置15を制御し、図示しない磁気記録
媒体であるフロッピーディスクへの情報の記録/読出を
実行する。ハードディスク制御部7は、ハードディスク
駆動装置16を制御し、磁気記録媒体であるハードディ
スクへの情報の記録/読出を実行する。
【0012】キー制御部8は、キーボード17を走査
し、押下されたキーを検出して該キーに対応するキーコ
ードなどの検出信号をCPU2へ送信する。キーボード
17には、後述するように金銭出納機1における各種登
録業務を実行するための複数のキーが配置される。
【0013】プリンタ制御部9は、スリップ(伝票)プ
リンタ18を制御し、伝票に印字を行う。スリッププリ
ンタ18は、予め伝票に表示された印字動作態様を規定
する制御情報を読取る読取手段18aおよび伝票の有無
を検知する用紙検知手段S1を備える。プリンタ制御部
10は、ジャーナルプリンタ19を制御し、登録内容を
逐次記録するジャーナル紙への印字および伝票への印字
を行う。ジャーナルプリンタ19は、伝票の有無を検知
する用紙検知手段S2を備える。
【0014】タイマ回路11は、年月日、曜日、時刻な
どの日付データをCPU2に出力する。この日付データ
は、必要に応じて伝票およびジャーナル紙に印字され、
また表示装置14にも表示される。
【0015】入出力回路12は、金銭出納機1に増設さ
れる各種付属回路および付属装置などを接続するために
設けられている。
【0016】図2は、金銭出納機1の外観を示す斜視図
である。金銭出納機1の前面側には、キーボード17が
配置される。キーボード17の右側には複数のLED
(発光ダイオード)21が配置され、キーボード17の
入力モードに応じて点灯/消灯される。キーボード17
の手前側にはフロッピーディスク駆動装置15が配置さ
れる。図示しないフロッピーディスクは、FDDカバー
23を外して挿入する。FDDカバー23は、FDカバ
ーロックキー22によって開閉される。
【0017】キーボード17の左側の機体内には、バッ
テリ25が配置され、商用電源が使用できないときに、
このバッテリ25によって駆動する。
【0018】キーボード17の後方側には、ジャーナル
プリンタ19が配置される。ジャーナルプリンタ19の
ジャーナルカバー28は、ジャーナルカバーロックキー
20によって開閉され、ジャーナル紙の交換作業などを
行う。ジャーナルプリンタ19の上部には、表示装置1
4が配置される。ジャーナルプリンタ19の前面側には
表示装置14のコントラストを調整するコントラスト調
整つまみ27と金銭出納機1の動作モードを切換えるモ
ードスイッチ24とが配置される。
【0019】また、ジャーナルプリンタ19の表示装置
14の背後側にはサービススイッチ26が設けられる。
ジャーナルプリンタ19の左側には、スリッププリンタ
18が配置され、伝票の印字を行う。スリッププリンタ
18は、着脱可能であり、金銭出納機1に装着したとき
のみ印字動作を行う。
【0020】図3は、キーボード17のキー配列の一例
を示す平面図である。オンラインキー31およびオフラ
インキー32は、オンラインに接続するか否かを選択す
るためのキーである。イン−クワイリキー(照会キー)
33は、金銭出納機1内のデータをホストコンピュータ
へ照会するために用いられる。センドキー(送信キー)
34は、金銭出納機1内のデータをホストコンピュータ
へ送信するために用いられる。
【0021】取消キー35は、入力内容を取消す際に用
いられる。レポートキー36は、金銭出納機1による登
録業務に関する各種のレポートの発行を指示する際に使
用する。バランスキー37は、収支確認を行う際に用い
られる。
【0022】コレクトキー38は、すでに入力されたデ
ータを訂正する際に用いられる。クリアキー39は、た
とえば後述する置数キー群44によって入力された金額
などの数値を消去する場合またはエラー状態を解除する
際などに用いられる。シフトキー40は、各キーに割り
当てられた第2の機能を実行する際に操作する。
【0023】ページアップキー41およびページダウン
キー42は、表示装置14に表示された画面のページ数
の先送りおよび後戻りを行うために用いられる。リスト
キー43は、リストモードを設定する際に操作する。
【0024】置数キー群44は、金額や口座番号などの
数値を入力するために操作する。計算モードキー45
は、金銭出納機1において計算を行う際に操作する。除
算キー46、乗算キー47、減算キー48および加算キ
ー49は、加減乗除の四則演算を行う際に操作する。
【0025】出金キー50は、出金登録を行う際に操作
する。入金キー51は、入金登録を行う際に操作する。
プリントキー52は、前述のプリンタ18,19による
印字を指示する際に操作する。エンタキー53は、キー
入力の終了を指示するときおよび演算結果を算出すると
きに操作する。
【0026】メニューキー54は表示装置14に予め定
められた各種プログラムを選択するためのメニュー画面
を表示させるときに操作する。ヘルプキー55は、金銭
出納機1の操作中に操作手順が不明であるときに押すこ
とによって、表示装置14に操作手順が表示される。
【0027】本実施例の金銭出納機1では、各登録キー
に対して、種類の異なった伝票に対して伝票印字を行う
ことができるように印字態様設定コードが設けられてい
る。下記の表1は、各登録キーと印字態様設定コードと
の対応関係を示し、表2は印字態様設定コードの種類を
示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】本実施例の金銭出納機1で用いられる伝票
には以下の4種類がある。
【0031】26文字印字可能であるジャーナルプリ
ンタ19にセットされ、セットした位置に2行または3
行の印字を行うもの、 54文字の印字が可能であるスリッププリンタ18に
セットされ、セットした位置に2行または3行の印字を
行うもの、 印字動作態様を規定する制御情報であるマークが付さ
れており、このマークによって伝票の印字回数が1回、
2回、3回と定められており、さらに伝票印字の位置が
指定可能であり、印字から次の印字までの紙送りを自動
的に行うもの、 マークが付されていない伝票であって、伝票印字につ
いては前記のマークの付されている伝票と同一のもの
(印字回数については手動で指定する)の4種類であ
る。
【0032】図4〜図8は、金銭出納機1における伝票
印字動作を説明するフローチャートである。ステップa
1で置数キー群44を操作して口座番号を入力し、ステ
ップa2でエンタキー53を押して口座番号を入力す
る。続いてステップa3で置数キー群44を操作して登
録金額を入力し、ステップa4で入金キー51または出
金キー50を押す。これによって、ステップa1におい
て入力された口座番号への、ステップa3にて入力され
た金額の入金登録または出金登録が行われる。
【0033】この時点で前記表1を参照して操作された
登録キーに対応する印字態様設定コードXに基づいて印
字方式が決定される。ここではX=6が設定されている
ものとする。その後、ステップa5で表示装置14にキ
ー入力を指示するためのメッセージとして「プリントキ
ーを押して下さい」の表示が行われる。ステップa5で
プリントキー52が押されると、ステップa7において
ジャーナルプリンタ19に用紙(伝票)が挿入されてい
るかどうかが、用紙検知手段S2の出力に基づいて判断
される。用紙が挿入されている場合はステップa8にお
いて表示装置14にメッセージとして「ジャーナルプリ
ンタから用紙を抜いて下さい」の表示が行われ、ステッ
プa7に戻る。
【0034】ステップa7において、ジャーナルプリン
タ19に用紙が挿入されていない場合、またはステップ
a8の指示に従ってジャーナルプリンタ19から用紙が
抜取られるとステップa9に進み、ジャーナル紙に登録
内容が印字され、伝票印字待ち状態となる。
【0035】ステップa10では操作者に伝票印字を促
すためにメッセージとして表示装置14に「プリンタに
用紙をセットして下さい」の表示が行われる。ステップ
a11では、スリッププリンタ18に伝票がセットされ
たかどうかが判断される。スリッププリンタ18に伝票
がセットされた場合は後述する図6のステップa24に
進み、伝票がセットされない場合はステップa12に進
む。ステップa12ではジャーナルプリンタ19に伝票
がセットされたかどうかが判断される。ジャーナルプリ
ンタ19に伝票がセットされた場合は後述する図5のス
テップa19に進み、セットされない場合はステップa
13に進む。
【0036】ステップa13では、キーボード17から
のキー入力があるかどうかが判断される。キー入力がな
い場合はステップa7に戻る。
【0037】クリアキー39が押されたときは(ステッ
プa14)、ステップa7に戻る。置数キー群44の
「0」キーに続いてプリントキー52が押されたときは
(ステップa15)、ステップa16においてジャーナ
ル紙への認証印字が行われ、その後、図5に示すステッ
プa23に進む。ステップa23では、印字動作が終了
したかどうかが判断される。この判断は印字動作を最大
3回行ったかどうかに基づいて行われる。最大3回の印
字が行われた場合は処理を終了し、次の登録業務に移行
する。印字が終了していない場合はステップa7に戻
る。
【0038】再び図4を参照してステップa13におい
て入力されたキーが取消キー35である場合は(ステッ
プa17)、次の取引業務に移行する。
【0039】ステップa13においてその他のキーが押
された場合は(ステップa18)、押されたキーに対応
する処理が実行される。
【0040】続いてステップa12においてジャーナル
プリンタ19に伝票がセットされた場合の動作を図5を
参照して説明する。ジャーナルプリンタ19に伝票がセ
ットされるとステップa19において表示装置14にメ
ッセージとして「プリントキーを押して下さい」の表示
が行われる。
【0041】クリアキー39が押されると(ステップa
20)、処理を中断してステップa7に戻る。プリント
キー52が押されると(ステップa21)、ステップa
22においてジャーナルプリンタ19にセットされた伝
票に対する認証印字が行われ、ステップa23に進む。
ステップa23における印字終了かどうかの判断は前述
と同様である。
【0042】続いてスリッププリンタ18に伝票がセッ
トされた場合の印字動作を図6〜図8を参照しながら説
明する。ステップa11においてスリッププリンタ18
に伝票がセットされると図6に示すステップa24に進
む。ステップa24ではセットされた伝票のマーク(制
御情報)の読取りを行う。ステップa25では、伝票に
マークがあるかどうかが判断され、マークがない場合は
後述する図7に示すステップa35に進み、マークがあ
る場合はステップa26に進む。
【0043】ステップa26では読取ったマークに基づ
いてその伝票が入金伝票か出金伝票かを判断し、かつこ
の伝票印字の際の登録業務と一致するかどうかを判断
し、登録業務の種類と伝票の種類とが一致しない場合は
後述するステップa8のステップa40に進み、一致す
る場合はステップa27に進む。
【0044】ステップa27では、読取ったマークに基
づいて印字回数が表示装置14に表示される。印字回数
は1回、2回、3回の3種類である。
【0045】クリアキー39が押された場合は(ステッ
プa28)、図4のステップa7に戻る。プリントキー
52が押された場合は(ステップa29)、ステップa
30に進む。またキーボード17から印字回数の変更入
力が行われた場合は(ステップa31)、ステップa3
0に進む。ステップa30では、印字回数が適正かどう
かが判断される。すなわち、印字回数が1〜3回である
場合は適正と判断され、1〜3回以外の回数が設定され
ている場合は不適正であると判断する。判断が肯定の場
合はステップa32に進み、伝票への回数分の認証印字
が行われた後、ステップa23に進む。判断が否定の場
合はステップa33に進み、表示装置14にエラー表示
が行われ、その後、ステップa34においてクリアキー
39が押されるとステップa7に戻る。
【0046】図6のステップa25において、セットさ
れた伝票にマークがない場合は図7のステップa35に
進む。ステップa35では表示装置14に「印字回数を
選択し、プリントキーを押して下さい」の表示が行われ
る。
【0047】プリントキー52が押された場合(ステッ
プa36)、ステップa37においてセットされた伝票
への認証印字が行われた後にステップa23へ進む。印
字回数の入力が行われた場合(ステップa38)、図6
のステップa30に進む。クリアキー39が押された場
合(ステップa39)、図4のステップa7に戻る。
【0048】図6のステップa26において伝票の種類
と登録業務の種類とが一致しない場合は図8のステップ
a40に進む。ステップa40では表示装置14にエラ
ー表示が行われる。その後、印字回数が入力されると
(ステップa41)、図6のステップa30に進み、回
数分の伝票への印字が行われる。クリアキー39が押さ
れると(ステップa42)、図4のステップa7に戻
る。
【0049】図9は、金銭出納機1の他の印字動作を説
明するフローチャートである。ここでは、操作される登
録キーに対応して設定された印字態様設定コードがX=
1の場合、すなわちマニュアルセットによる印字方式の
場合を説明する。
【0050】ステップb1において、口座番号、金額を
入力した後に入金キー51または出金キー50を押す
と、ステップb2において表示装置14に入金登録また
は出金登録の内容が表示される。その後、ステップb3
でプリントキー52を押すと、ステップb4においてジ
ャーナルプリンタ19を制御し、ジャーナル紙への登録
内容の印字を行う。
【0051】続いてステップb5において、スリッププ
リンタ18に伝票をセットし、ステップb6においてプ
リントキー52を押すと、ステップb7においてセット
された伝票への認証印字が行われる。
【0052】ステップb8では、印字動作を終了するか
どうか、すなわち伝票への規定回数の印字が終了したか
どうかが判断される。引続いて印字を行う場合はステッ
プb5に戻り、伝票をセットし直して印字動作を行う。
規定の印字回数が終了した場合は、印字動作を終了す
る。
【0053】図10は、金銭出納機1の他の印字動作を
説明するフローチャートである。ここでは、登録キーに
対応して設定された設定コードがX=1であり、かつ金
銭出納機1にスリッププリンタ18が接続されていない
場合のマニュアル設定による印字方式の動作を説明す
る。つまり、伝票への印字をジャーナルプリンタ19を
用いて実行する。
【0054】ステップc1において、口座番号、登録金
額を入力した後に入金キー51または出金キー50を押
すと、ステップc2において入金登録または出金登録の
登録内容が表示装置14に表示される。続いてステップ
c3においてプリントキー52を押すと、ステップc4
でジャーナルプリンタ19によってジャーナル紙へ登録
内容の印字が行われる。
【0055】ステップc5においてジャーナルプリンタ
19に伝票をセットし、ステップc6においてプリント
キー52を押すと、ステップc7においてジャーナルプ
リンタ19によってセットされた伝票への認証印字が行
われる。
【0056】ステップc8では、印字動作を終了するか
どうか、すなわち規定回数の印字が終了したかどうかが
判断される。印字が終了していない場合はステップc5
に戻り、再び伝票をセットし直して印字動作を続行す
る。規定回数の印字が終了した場合は、印字動作を終了
する。
【0057】図11は、金銭出納機1の他の印字動作を
説明するフローチャートである。ここでは登録キーに対
応して設定された印字態様設定コードがX=2である場
合、すなわちスリッププリンタ18による印字方式1の
場合を説明する。
【0058】ステップd1で置数キー群44を操作して
口座番号を入力し、ステップd2でエンタキー53を押
す。ステップd3で置数キー群44を操作して登録金額
を入力し、ステップd4において登録内容に応じて入力
キー51または出金キー50を押す。
【0059】その後、ステップd5においてプリントキ
ー52を押すと、ステップd6においてジャーナルプリ
ンタ19によるジャーナル紙への登録内容の印字が行わ
れる。
【0060】続いてステップd7では、表示装置14の
画面のメッセージ表示領域に「用紙をスリッププリンタ
にセットして下さい」のメッセージが表示される。ステ
ップd8では、用紙をスリッププリンタ18の用紙停止
位置まで確実にセットする。用紙のセットが完了する
と、表示装置の画面のメッセージ表示領域に「用紙のパ
ターン(1,2,3,4,5)を選択して下さい」のメ
ッセージが表示される。
【0061】このメッセージに応答し、ステップd9に
おいて置数キー群44からセットされた伝票のパターン
番号を入力し、ステップd10においてプリントキー5
2を押す。このキー操作に応答してステップd11で
は、セットされた用紙が指定されたパターン番号に対応
して初期設定で設定されている印字位置まで自動的に紙
送りがなされ、ステップd12において伝票への認証印
字が行われる。
【0062】ステップd13では、印字動作を終了する
かどうかが判断される。すなわち規定された印字回数の
印字が終了していない場合は、ステップd11に戻り、
印字動作が続行される。規定回数の印字が終了した場合
は印字動作を終了する。
【0063】図12は、金銭出納機1の他の印字動作を
説明するフローチャートである。ここでは、登録キーに
対して設定された印字態様設定コードがX=3またはX
=4の場合、すなわちスリッププリンタ18による印字
方式2または印字方式3の印字動作を説明する。
【0064】ステップe1においてファンクションキー
を操作した後に、ステップe2において置数キー群44
を操作して口座番号を入力し、ステップe3においてエ
ンタキー53を押す。ステップe4では置数キー群44
から登録金額を入力し、ステップe5において登録内容
に応じて入金キー51または出金キー50を押す。その
後、ステップe6においてプリントキー52を押すと、
ステップe7においてジャーナルプリンタ19によるジ
ャーナル紙への登録内容の印字が行われる。
【0065】ステップe8では、表示装置14の画面の
メッセージ表示領域に「用紙をスリッププリンタにセッ
トして下さい」のメッセージが表示される。ステップe
9において、操作者は用紙をスリッププリンタ18の用
紙停止位置まで確実にセットする。用紙がセットされる
と、表示装置14の画面のメッセージ表示領域に初期設
定で設定されている用紙のパターン番号を示すために
「パターン番号=X」のメッセージが表示される。
【0066】用紙のパターン番号を変更する場合は、ス
テップe10において置数キー群44から変更するパタ
ーン場合を入力する。変更しない場合は、この操作は不
要である。なお、登録キーに対応して設定された印字態
様設定コードがX=4である場合は、上述の用紙のパタ
ーン番号の変更のための操作はできない。
【0067】その後、ステップe11においてプリント
キー52を押すと、ステップe12では変更された、あ
るいは初期設定で設定されているパターン番号の印字位
置まで自動的に用紙が送られ、ステップe13において
伝票への認証印字が行われる。
【0068】ステップe14では、印字動作を終了する
かどうかが判断される。規定回数の印字が終了していな
い場合はステップe12に進み、引続いて印字動作が続
行される。規定回数の印字が終了した場合は印字動作を
終了する。
【0069】図13は、金銭出納機1の他の印字動作を
説明するフローチャートである。ここでは、登録キーに
対して設定された印字態様設定コードがX=5の場合、
すなわちスリッププリンタ18によるマークを読取る印
字方式1の印字動作を説明する。
【0070】ステップn1においてファンクションキー
を押し、ステップn2において置数キー群44から口座
番号を入力し、ステップn3でエンタキー53を押す。
ステップn4では置数キー群44から登録金額を入力
し、ステップn5では登録内容に応じて入金キー51ま
たは出金キー50を押す。
【0071】上記登録操作に応答し、表示装置14の画
面のメッセージ表示領域に「用紙をスリッププリンタに
セットして下さい」のメッセージが表示される。ステッ
プn6では、表示されたメッセージに対応して用紙をス
リッププリンタ18の用紙停止位置まで確実にセットす
ると、ステップn7では読取手段18aによってセット
された用紙に表示されたマークが読取られ、入金または
出金の種別と認証印字の回数とが表示装置14の画面の
メッセージ表示領域に表示される。伝票にマークが印刷
されていない場合はエラーとなる。
【0072】ステップn8では、登録操作で入力した入
金または出金と、マークを読取って得られた入金または
出金の種別とが一致しているかどうかが判断される。不
一致である場合はブザーが鳴り、エラーメッセージが表
示される。ここで、ステップn9において再度入金キー
51または出金キー50を押すことによってエラーを強
制解除することができる。この場合は、ここで押された
入金キーまたは出金キーの種別に従って処理される。ま
た、ステップn10においてスリッププリンタ18から
用紙を外し、ステップn11においてクリアキー39を
押すと、エラー状態が解除され、ステップn6に戻る。
【0073】ステップn12では、認証印字の回数を確
認し、マークの読取りにおける誤りなどによって印字回
数を変更する場合は置数キー群44から変更する印字回
数を入力する。その後、ステップn13においてプリン
トキー52を押すと、まずステップn14においてジャ
ーナルプリンタ19によるジャーナル紙への登録内容の
印字が行われ、続いてステップn15では、スリッププ
リンタ18によって自動的に印字位置まで紙送りがなさ
れ、ステップn16において伝票への認証印字が行われ
る。
【0074】ステップn17では、印字を終了するかど
うかが判断される。規定回数の印字が終了していない場
合はステップn15に戻り、引続き印字動作が続行され
る。規定回数の印字が終了した場合は、印字動作を終了
する。
【0075】以上のように本実施例によれば、登録キー
に対応して設定する印字態様設定コードをX=6とする
ことによって登録業務の後に行われる伝票印字の際に、
印字すべき伝票がどのような種類のものであっても2種
類のプリンタ、すなわちスリッププリンタ18およびジ
ャーナルプリンタ19のうちどちらに伝票をセットして
もそのセットしたプリンタによって伝票印字を行うこと
ができる。これによって、金銭出納機1の操作者は、各
登録キーがどのような伝票印字方式に設定されているか
どうかを気にすることなく、また印字すべき伝票がどの
ような種類のものであるかも気にすることなく伝票の印
字を行うことができる。また従来のように各登録キーに
対応して設定された伝票印字方式に従って適正な伝票印
字が行えることは勿論である。
【0076】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、伝票が第
1印字手段に装着されたときは、入力手段からの操作に
応答して指示された印字動作態様に基づいて伝票への印
字を行い、伝票が第2印字手段に装着されたときは入力
手段からの操作に応答してまたはその装着された伝票が
制御情報が表示された特定伝票である場合は、その制御
情報に基づいてまたは入力手段からの操作に応答して印
字を行うので、第1および第2印字手段のどちらの印字
手段に伝票を装着しても印字を行うことができる。これ
によって、伝票印字の際の操作者の手間を大幅に省くこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である金銭出納機1の電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】金銭出納機1の外観を示す斜視図である。
【図3】金銭出納機1のキーボード17のキー配列の一
例を示す平面図である。
【図4】金銭出納機1における伝票印字動作を説明する
フローチャートである。
【図5】金銭出納機1における伝票印字動作を説明する
フローチャートである。
【図6】金銭出納機1における伝票印字動作を説明する
フローチャートである。
【図7】金銭出納機1における伝票印字動作を説明する
フローチャートである。
【図8】金銭出納機1における伝票印字動作を説明する
フローチャートである。
【図9】金銭出納機1における他の伝票印字動作を説明
するフローチャートである。
【図10】金銭出納機1における他の伝票印字動作を説
明するフローチャートである。
【図11】金銭出納機1における他の伝票印字動作を説
明するフローチャートである。
【図12】金銭出納機1における他の伝票印字動作を説
明するフローチャートである。
【図13】金銭出納機1における他の伝票印字動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 金銭出納機 2 CPU 8 キー制御部 9,10 プリンタ制御部 17 キーボード 18 スリッププリンタ 19 ジャーナルプリンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現金および有価証券の入金/出金などの
    出納データを登録する金銭出納機において、 登録内容を逐次記録するジャーナル紙への印字と伝票へ
    の印字とを行う第1印字手段と、 予め定める特定伝票に表示された印字動作態様を規定す
    る制御情報を読取る読取手段を備え、伝票への印字を行
    う第2印字手段と、 伝票印字における印字動作態様を入力する入力手段と、 前記第1および第2印字手段を制御し、第1印字手段に
    伝票が装着されたときは、前記入力手段に応答して第1
    印字手段を制御して伝票への印字を行い、第2印字手段
    に伝票が装着されたときは、前記入力手段に応答してま
    たは伝票に表示された制御情報に基づいて第2印字手段
    を制御して伝票への印字を行う印字制御手段とを含むこ
    とを特徴とする金銭出納機。
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KR100365326B1 (ko) * 1994-09-28 2003-04-26 엘지엔시스(주) 현금자동지급기저널프린트부유니트의기록지자동로딩방법및그장치
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