JP2542666B2 - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents
電子式キャッシュレジスタInfo
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- JP2542666B2 JP2542666B2 JP63056859A JP5685988A JP2542666B2 JP 2542666 B2 JP2542666 B2 JP 2542666B2 JP 63056859 A JP63056859 A JP 63056859A JP 5685988 A JP5685988 A JP 5685988A JP 2542666 B2 JP2542666 B2 JP 2542666B2
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- Japan
- Prior art keywords
- date
- receipt
- registration
- customer
- printed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば24時間営業のスーパーマーケットな
どのように営業時間中に日付が更新される店舗で使用さ
れる電子式キャッシュレジスタに関する。
どのように営業時間中に日付が更新される店舗で使用さ
れる電子式キャッシュレジスタに関する。
[従来の技術] 例えば24時間営業のスーパーマーケットに配設された
電子式キャッシュレジスタにおいて1人の客に販売した
商品を登録する手順は、周知のように、各販売商品の販
売金額,販売点数,部門コードを単品毎にキーボードの
登録用キーによって順次キー入力する。そうすると、第
8図に示すように、レシート1に登録した商品の販売デ
ータとして部門コード2および販売金額3が順次印字出
力される。そして、全部の販売商品に対する単品登録操
作が終了して登録締めを宣言する締キーをキー操作する
と、レシート1に合計金額4が印字出力され、さらに時
計回路により計時されている現在時刻5および一連の取
引番号6が印字出力された後、レシート1が紙送りされ
てレシート発行口から発行される。
電子式キャッシュレジスタにおいて1人の客に販売した
商品を登録する手順は、周知のように、各販売商品の販
売金額,販売点数,部門コードを単品毎にキーボードの
登録用キーによって順次キー入力する。そうすると、第
8図に示すように、レシート1に登録した商品の販売デ
ータとして部門コード2および販売金額3が順次印字出
力される。そして、全部の販売商品に対する単品登録操
作が終了して登録締めを宣言する締キーをキー操作する
と、レシート1に合計金額4が印字出力され、さらに時
計回路により計時されている現在時刻5および一連の取
引番号6が印字出力された後、レシート1が紙送りされ
てレシート発行口から発行される。
一般に、このようなレシート1を発行する電子式キャ
ッシュレジスタにおいては、レシートに印字を行なうプ
リンタの印字ヘッド位置とレシートを切断するカッタ位
置との間にスタンプ装置が配設されており、印字ヘッド
とカッタとを近接配置することはできない。このため、
締キーのキー操作に応動して合計金額4などを印字出力
したのち、第8図中ΔLだけ紙送りを実行する。このと
き、次の客に対するレシート1aの先頭位置に店名や電話
番号等のスタンプ文字7をスタンプで印刷し、「マイド
アリガトウゴザイマス」などのメッセージを印字し、さ
らに時計回路にて計時された日付9を印字する。そし
て、スタンプ文字5の直前の破線位置でカッタによりレ
シート1を切断し、次の客に対する販売データ入力待ち
となる。このように次の客に発行するレシート1aに予め
日付9まで印字出力しておくことにより、次の客の販売
データがキー入力されると直ちに販売データを印字出力
できるので効率的である。
ッシュレジスタにおいては、レシートに印字を行なうプ
リンタの印字ヘッド位置とレシートを切断するカッタ位
置との間にスタンプ装置が配設されており、印字ヘッド
とカッタとを近接配置することはできない。このため、
締キーのキー操作に応動して合計金額4などを印字出力
したのち、第8図中ΔLだけ紙送りを実行する。このと
き、次の客に対するレシート1aの先頭位置に店名や電話
番号等のスタンプ文字7をスタンプで印刷し、「マイド
アリガトウゴザイマス」などのメッセージを印字し、さ
らに時計回路にて計時された日付9を印字する。そし
て、スタンプ文字5の直前の破線位置でカッタによりレ
シート1を切断し、次の客に対する販売データ入力待ち
となる。このように次の客に発行するレシート1aに予め
日付9まで印字出力しておくことにより、次の客の販売
データがキー入力されると直ちに販売データを印字出力
できるので効率的である。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、上記のように次の客のレシート1aに予め日
付9を印字しておく電子式キャッシュレジスタを24時間
営業のスーパーマーケットなどのように営業時間中に日
付が更新される店舗で使用した場合、日付更新前に前の
客のレシート1が発行されると次の客のレシート1aには
更新前の日付9が印字される。そして、次の客が日付更
新後に会計を行なうと、その客のレシート1aの終端には
日付更新後の時刻5aが印字される。したがって、日付更
新後の最初に取引を行なった客のレシート1aには日付更
新後の時刻5aが印字されるにもかかわらず更新前の日付
9が印字されているので、結果的に取引番号6以外は前
日の同時刻に発行されたレシート1aと何等変りなくな
る。このことは店側は取引番号6によって正確な発行日
を推測できるが、客はレシート1aを見ただけでは到底知
り得ず不都合であった。
付9を印字しておく電子式キャッシュレジスタを24時間
営業のスーパーマーケットなどのように営業時間中に日
付が更新される店舗で使用した場合、日付更新前に前の
客のレシート1が発行されると次の客のレシート1aには
更新前の日付9が印字される。そして、次の客が日付更
新後に会計を行なうと、その客のレシート1aの終端には
日付更新後の時刻5aが印字される。したがって、日付更
新後の最初に取引を行なった客のレシート1aには日付更
新後の時刻5aが印字されるにもかかわらず更新前の日付
9が印字されているので、結果的に取引番号6以外は前
日の同時刻に発行されたレシート1aと何等変りなくな
る。このことは店側は取引番号6によって正確な発行日
を推測できるが、客はレシート1aを見ただけでは到底知
り得ず不都合であった。
そこで従来は、日付更新後の最初の取引を行なう前に
オペレータ(店員)が両替キーなどを操作して更新前の
日付が印字されたレシートがダミーレシートとして発行
して対処していたが、この場合オペレータは日付更新間
近になったならば時刻を意識しつつ登録業務を行なうこ
とになり負担となって作業性が悪い上、確実に対処でき
るものではなく日付の違ったレシートを発行してしまう
おそれがあった。
オペレータ(店員)が両替キーなどを操作して更新前の
日付が印字されたレシートがダミーレシートとして発行
して対処していたが、この場合オペレータは日付更新間
近になったならば時刻を意識しつつ登録業務を行なうこ
とになり負担となって作業性が悪い上、確実に対処でき
るものではなく日付の違ったレシートを発行してしまう
おそれがあった。
そこで本発明は、日付更新時に自動的にダミーのレシ
ートを発行することにより常時正しい日付のレシートを
発行することができ、オペレータの負担を軽減し得て作
業性を高め得、かつ店の信頼性を向上できる電子式キャ
ッシュレジスタを提供しようとするものである。
ートを発行することにより常時正しい日付のレシートを
発行することができ、オペレータの負担を軽減し得て作
業性を高め得、かつ店の信頼性を向上できる電子式キャ
ッシュレジスタを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、第1図に示すように、現在の日付を計時す
る時計回路1を有し、1人の客に対する販売登録の締め
操作2に応動して、その客に対する合計金額と時刻デー
タとを印字出力したレシート3を発行するとともに次の
客に対するレシートに時計回路1にて計時された日付を
印字出力する電子式キャッシュレジスタにおいて、時計
回路1で計時される日付の更新を検出する日付更新検出
手段4と、1人の客に対する販売登録中であるか否かを
判断する登録判断手段5と、日付更新検出手段4が日付
更新を検出しかつ登録判断手段5が非登録中を判断する
とレシート3を紙送りしたのち時計回路1の更新後の日
付を印字出力するダミーレシート発行手段6と、日付更
新検出手段4が日付更新を検出しかつ登録判断手段5が
登録中を判断すると、その登録中の客に対する登録締め
操作に応じて行われる時刻データの印字を禁止する時刻
印字禁止手段とを備えたものである。
る時計回路1を有し、1人の客に対する販売登録の締め
操作2に応動して、その客に対する合計金額と時刻デー
タとを印字出力したレシート3を発行するとともに次の
客に対するレシートに時計回路1にて計時された日付を
印字出力する電子式キャッシュレジスタにおいて、時計
回路1で計時される日付の更新を検出する日付更新検出
手段4と、1人の客に対する販売登録中であるか否かを
判断する登録判断手段5と、日付更新検出手段4が日付
更新を検出しかつ登録判断手段5が非登録中を判断する
とレシート3を紙送りしたのち時計回路1の更新後の日
付を印字出力するダミーレシート発行手段6と、日付更
新検出手段4が日付更新を検出しかつ登録判断手段5が
登録中を判断すると、その登録中の客に対する登録締め
操作に応じて行われる時刻データの印字を禁止する時刻
印字禁止手段とを備えたものである。
[作用] このような手段を講じた電子式キャッシュレジスタで
あれば、非登録中に日付が更新されると、レシート用紙
が所定量紙送りされて、更新前の日付が印字されたレシ
ートがダミーレシートとして発行され、レシート用紙の
上部には更新後の日付が印字される。一人の客に対する
買上げ商品の販売登録中に日付が更新されると、その客
に対して発行されるレシートには、その前の客へのレシ
ート発行時に印字された更新前の日付が残り、時刻は印
字されない。次の客に対するレシートには更新後の日付
が印字される。
あれば、非登録中に日付が更新されると、レシート用紙
が所定量紙送りされて、更新前の日付が印字されたレシ
ートがダミーレシートとして発行され、レシート用紙の
上部には更新後の日付が印字される。一人の客に対する
買上げ商品の販売登録中に日付が更新されると、その客
に対して発行されるレシートには、その前の客へのレシ
ート発行時に印字された更新前の日付が残り、時刻は印
字されない。次の客に対するレシートには更新後の日付
が印字される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
第2図は本実施例の電子式キャッシュレジスタの構成
を示すブロック図である。同図において11は制御部本体
としてのCPU(中央処理装置)であって、演算回路,メ
モリ制御回路等を内蔵し、各種入力データに基いて所定
の演算処理を実行するとともに、アドレスバス,データ
バスなどのバスライン12を介して上記CPU11が各部を制
御するためのプログラムなどを記憶するROM13と、各種
入力データおよび演算処理データなどを記憶するRAM14
とを制御する。また、「登録」「精算」「設定」等の各
種業務モードの実行を前記CPU11に指令するための鍵に
て操作されるコントロールキー15の状態を読込む入力ポ
ート16、各種販売登録用キーや登録締キーなどを配設し
たキーボード17からのキー信号を入力するキーボードコ
ントローラ18、キー入力された販売商品の点数,金額等
を表示する表示部19を駆動制御する表示コントローラ2
0、レシートに印字を行なうドットプリンタ21を駆動制
御するプリンタコントローラ22、現在の日付および時刻
を計時する時計回路23などがバスライン12を介してCPU1
1に接続されている。
を示すブロック図である。同図において11は制御部本体
としてのCPU(中央処理装置)であって、演算回路,メ
モリ制御回路等を内蔵し、各種入力データに基いて所定
の演算処理を実行するとともに、アドレスバス,データ
バスなどのバスライン12を介して上記CPU11が各部を制
御するためのプログラムなどを記憶するROM13と、各種
入力データおよび演算処理データなどを記憶するRAM14
とを制御する。また、「登録」「精算」「設定」等の各
種業務モードの実行を前記CPU11に指令するための鍵に
て操作されるコントロールキー15の状態を読込む入力ポ
ート16、各種販売登録用キーや登録締キーなどを配設し
たキーボード17からのキー信号を入力するキーボードコ
ントローラ18、キー入力された販売商品の点数,金額等
を表示する表示部19を駆動制御する表示コントローラ2
0、レシートに印字を行なうドットプリンタ21を駆動制
御するプリンタコントローラ22、現在の日付および時刻
を計時する時計回路23などがバスライン12を介してCPU1
1に接続されている。
なお、前記プリンタコントローラ22は、ドットプリン
タ21の他に、レシート1に店名や電話番号等の固定され
たスタンプ文字7を印刷するスタンプ機構24およびレシ
ート1を切断するカッタ25を駆動制御する。
タ21の他に、レシート1に店名や電話番号等の固定され
たスタンプ文字7を印刷するスタンプ機構24およびレシ
ート1を切断するカッタ25を駆動制御する。
前記RAM14内には、第3図に示す如く、キーボード17
の販売登録用キーにより入力された各販売商品の販売点
数や販売金額等の販売データを例えば部門コード別に集
計する販売登録ファイル31、1人の客に販売した商品の
合計金額を算出する合計器32、販売登録中であるか否か
を示す登録フラグF1および販売登録中にて日付更新が行
なわれたか否かを示す更新フラグF2を記憶するフラグメ
モリ33、表示部19に表示する表示データを一時格納する
表示バッファ34、レシート1に印字出力する印字データ
を一時格納する印字バッファ35、時計回路23から読取っ
た現在日付D1を一時格納する日付バッファ36、レシート
1に印字出力する印字用日付D2を記憶する日付メモリ3
7、時計回路23から読取った現在時刻を一時記憶する時
刻バッファ38、一連の取引番号を計数する取引番号カウ
ンタ39などが形成されている。
の販売登録用キーにより入力された各販売商品の販売点
数や販売金額等の販売データを例えば部門コード別に集
計する販売登録ファイル31、1人の客に販売した商品の
合計金額を算出する合計器32、販売登録中であるか否か
を示す登録フラグF1および販売登録中にて日付更新が行
なわれたか否かを示す更新フラグF2を記憶するフラグメ
モリ33、表示部19に表示する表示データを一時格納する
表示バッファ34、レシート1に印字出力する印字データ
を一時格納する印字バッファ35、時計回路23から読取っ
た現在日付D1を一時格納する日付バッファ36、レシート
1に印字出力する印字用日付D2を記憶する日付メモリ3
7、時計回路23から読取った現在時刻を一時記憶する時
刻バッファ38、一連の取引番号を計数する取引番号カウ
ンタ39などが形成されている。
しかして、前記CPU11はコントロールキー15により
「登録」モードが選択されている状態で、客に販売した
販売商品の販売金額,販売点数,部門コード等の販売デ
ータをキーボード17からキー入力する単品登録操作が行
なわれると、第4図に示す単品登録ルーチンを実行する
ようにプログラム制御されている。すなわち、販売商品
の販売データが入力されると、その販売データを表示部
19に表示するとともに販売登録ファイル31に登録し(メ
モリ処理)、販売金額を合計器32へ加算する。次いで、
第8図に示すようにレシート1に部門コード2および販
売金額3を印字出力する。その後、レシート1を1行分
だけ紙送りし、登録フラグF1を“1"にセットして終了す
る。
「登録」モードが選択されている状態で、客に販売した
販売商品の販売金額,販売点数,部門コード等の販売デ
ータをキーボード17からキー入力する単品登録操作が行
なわれると、第4図に示す単品登録ルーチンを実行する
ようにプログラム制御されている。すなわち、販売商品
の販売データが入力されると、その販売データを表示部
19に表示するとともに販売登録ファイル31に登録し(メ
モリ処理)、販売金額を合計器32へ加算する。次いで、
第8図に示すようにレシート1に部門コード2および販
売金額3を印字出力する。その後、レシート1を1行分
だけ紙送りし、登録フラグF1を“1"にセットして終了す
る。
そして、1人の客に販売した全商品に対する単品登録
操作が終了して、キーボード17の締キーが入力される
と、上記CPU11は第5図に示す締キー入力ルーチンを実
行するようにプログラム制御されている。すなわち、締
キーの入力を検知すると登録フラグF1がセットされてい
ることを確認後、合計器32にて累計された合計金額4を
表示部21に表示するとともに、第8図に示すようにレシ
ート1に印字出力し、合計器32の合計金額をクリアす
る。次いで、更新フラグF2が“1"にセットされているか
否かを判断し、セットされていない場合には後述する時
計管理ルーチンによって格納された時刻バッファ38内の
現在時刻5と取引番号カウンタ39のカウント値(取引番
号6)とをレシート1に印字出力し、取引番号カウンタ
39を「+1」だけ更新する。これに対し、更新フラグF2
が“1"にセットされている場合には取引番号カウンタ39
のカウント値のみをレシートに印字出力し、このカウン
タ39を更新する。
操作が終了して、キーボード17の締キーが入力される
と、上記CPU11は第5図に示す締キー入力ルーチンを実
行するようにプログラム制御されている。すなわち、締
キーの入力を検知すると登録フラグF1がセットされてい
ることを確認後、合計器32にて累計された合計金額4を
表示部21に表示するとともに、第8図に示すようにレシ
ート1に印字出力し、合計器32の合計金額をクリアす
る。次いで、更新フラグF2が“1"にセットされているか
否かを判断し、セットされていない場合には後述する時
計管理ルーチンによって格納された時刻バッファ38内の
現在時刻5と取引番号カウンタ39のカウント値(取引番
号6)とをレシート1に印字出力し、取引番号カウンタ
39を「+1」だけ更新する。これに対し、更新フラグF2
が“1"にセットされている場合には取引番号カウンタ39
のカウント値のみをレシートに印字出力し、このカウン
タ39を更新する。
次いで、レシート1をΔL分だけ紙送りするととも
に、「マイドアリガトウゴザイマス」などのメッセージ
8をレシート1に印字する。その後、後述する時計管理
ルーチンによって格納された日付メモリ37内の印字用日
付D2をレシート1に印字し、スタンプ機構24によってス
タンプ文字7を印刷する。そして、カッタ25を駆動して
レシート1を取引番号6とスタンプ文字7との間の破線
位置で切断してレシート1の発行を行ない、登録フラグ
F1を“0"にリセットして終了する。以上で1人の客に対
する一連の販売登録処理を完了する。
に、「マイドアリガトウゴザイマス」などのメッセージ
8をレシート1に印字する。その後、後述する時計管理
ルーチンによって格納された日付メモリ37内の印字用日
付D2をレシート1に印字し、スタンプ機構24によってス
タンプ文字7を印刷する。そして、カッタ25を駆動して
レシート1を取引番号6とスタンプ文字7との間の破線
位置で切断してレシート1の発行を行ない、登録フラグ
F1を“0"にリセットして終了する。以上で1人の客に対
する一連の販売登録処理を完了する。
また、前記CPU11はROM13内のOS(オペレーティング・
システム)プログラムにより、1分間毎に第6図に示す
時計管理ルーチンを実行するように制御されている。す
なわち、前回の同ルーチン開始から1分が経過すると再
度同ルーチンを開始し、ステップ(S)1として時計回
路23から現在の日付D1と時刻とを読取り、日付バッファ
36および時刻バッファ38にそれぞれ格納する。次いで、
S2として日付バッファ36内の現在日付D1と日付メモリ37
内の印字用日付D2とを比較する。そして、両日付が一致
しているならば日付が更新されていないのでこのルーチ
ンを終了する。
システム)プログラムにより、1分間毎に第6図に示す
時計管理ルーチンを実行するように制御されている。す
なわち、前回の同ルーチン開始から1分が経過すると再
度同ルーチンを開始し、ステップ(S)1として時計回
路23から現在の日付D1と時刻とを読取り、日付バッファ
36および時刻バッファ38にそれぞれ格納する。次いで、
S2として日付バッファ36内の現在日付D1と日付メモリ37
内の印字用日付D2とを比較する。そして、両日付が一致
しているならば日付が更新されていないのでこのルーチ
ンを終了する。
これに対し、S2にて両日付が不一致ならば時計回路23
の日付が更新されたので、S3として日付メモリ37の内容
を日付バッファ36の現在日付D1に訂正する。次いで、S4
として登録フラグF1が“1"にセットされているか否かを
判断し、“1"にセットされていれば販売登録中なので更
新フラグF2を“1"にセットして終了する。
の日付が更新されたので、S3として日付メモリ37の内容
を日付バッファ36の現在日付D1に訂正する。次いで、S4
として登録フラグF1が“1"にセットされているか否かを
判断し、“1"にセットされていれば販売登録中なので更
新フラグF2を“1"にセットして終了する。
一方、S4にて登録フラグF1が“0"の場合は非登録中な
ので、第7図に示すダミーレシート1bを発行する。すな
わち、レシートをΔL分だけ紙送りするとともに、「マ
イドアリガドウゴザイマス」などのメッセージ8をレシ
ート1aに印字する。次いで、前記S3により更新された日
付メモリ37内の印字用日付D2をレシート1aに印字し、ス
タンプ機構24によってスタンプ文字7を印刷する。そし
て、カッタ25を駆動してレシート1aをスタンプ文字7の
上方の破線位置で切断してダミーレシート1bの発行を行
なう。以上で非登録中において日付が更新された場合の
ダミーレシート1bの発行処理を完了する。
ので、第7図に示すダミーレシート1bを発行する。すな
わち、レシートをΔL分だけ紙送りするとともに、「マ
イドアリガドウゴザイマス」などのメッセージ8をレシ
ート1aに印字する。次いで、前記S3により更新された日
付メモリ37内の印字用日付D2をレシート1aに印字し、ス
タンプ機構24によってスタンプ文字7を印刷する。そし
て、カッタ25を駆動してレシート1aをスタンプ文字7の
上方の破線位置で切断してダミーレシート1bの発行を行
なう。以上で非登録中において日付が更新された場合の
ダミーレシート1bの発行処理を完了する。
このような構成の電子式キャッシュレジスタにおいて
は、1分間毎に時計回路23の現在日付D1と現在時刻とが
読取られて日付バッファ36および時刻バッファ38に格納
される。そして、読取った現在日付1と日付メモリ37に
格納されている印字用日付D2とが一致している場合には
日付が更新されていないので日付メモリ37内の印字用日
付D2は訂正されない。
は、1分間毎に時計回路23の現在日付D1と現在時刻とが
読取られて日付バッファ36および時刻バッファ38に格納
される。そして、読取った現在日付1と日付メモリ37に
格納されている印字用日付D2とが一致している場合には
日付が更新されていないので日付メモリ37内の印字用日
付D2は訂正されない。
この状態で、1人の客に販売した各商品の単品登録操
作が終了して締キーが入力されると、時刻バッファ38に
格納された現在時刻とカウンタ39の取引番号とがレシー
ト1に印字出力されて発行されるとともに、次の客に発
行するレシート1aにスタンプ文字7が印刷され、かつメ
ッセージ8および日付メモリ37内の印字用日付D1が印字
される。
作が終了して締キーが入力されると、時刻バッファ38に
格納された現在時刻とカウンタ39の取引番号とがレシー
ト1に印字出力されて発行されるとともに、次の客に発
行するレシート1aにスタンプ文字7が印刷され、かつメ
ッセージ8および日付メモリ37内の印字用日付D1が印字
される。
その後、日付が更新されて時計回路23から読取った現
在日付D1と日付メモリ37内の印字用日付D2とが不一致に
なると、日付メモリ37内の印字用日付D2は読取られた更
新後の日付に訂正される。このとき登録フラグF1の状態
によって販売登録であるか否かが判断される。そして、
登録フラグF1が“0"すなわち非登録中の場合には自動的
にレシートの紙送りが行なわれて、日付更新前の最後の
販売登録処理における締キー操作に応動して前日の日付
等が印字されたレシートがダミーレシート1bとして発行
される。またレシートにスタンプ文字7が印刷され、か
つメッセージ8および日付メモリ37内の更新された印字
用日付D1が印字されて、次の客の販売登録処理に備え
る。したがって、日付更新後の最初に取引を行なった客
に発行されるレシート1aには更新後の日付が印字されて
いることになる。
在日付D1と日付メモリ37内の印字用日付D2とが不一致に
なると、日付メモリ37内の印字用日付D2は読取られた更
新後の日付に訂正される。このとき登録フラグF1の状態
によって販売登録であるか否かが判断される。そして、
登録フラグF1が“0"すなわち非登録中の場合には自動的
にレシートの紙送りが行なわれて、日付更新前の最後の
販売登録処理における締キー操作に応動して前日の日付
等が印字されたレシートがダミーレシート1bとして発行
される。またレシートにスタンプ文字7が印刷され、か
つメッセージ8および日付メモリ37内の更新された印字
用日付D1が印字されて、次の客の販売登録処理に備え
る。したがって、日付更新後の最初に取引を行なった客
に発行されるレシート1aには更新後の日付が印字されて
いることになる。
一方、登録フラグF1が“1"すなわち販売登録中におい
ては更新フラグF2が“1"にセットされる。この状態で、
締キーが入力されると更新前の日付が印字されているレ
シートに取引番号が印字出力されて発行され、さらに次
の客のレシート1aに日付メモリ37内の更新された印字用
日付が印字される。したがって、ダミーレシート1bを発
行しなくても日付更新後の最初に取引を行なった客に発
行されるレシート1aには更新後の日付が印字されている
ことになる。しかも、上記のように日付更新時に登録を
行なっていた客に発行されるレシートには締キー入力時
の現在時刻が印字されないので、更新前の日付が印字さ
れたレシートに更新後の日付に対応する時刻が印字され
る不都合は全くなくなる。
ては更新フラグF2が“1"にセットされる。この状態で、
締キーが入力されると更新前の日付が印字されているレ
シートに取引番号が印字出力されて発行され、さらに次
の客のレシート1aに日付メモリ37内の更新された印字用
日付が印字される。したがって、ダミーレシート1bを発
行しなくても日付更新後の最初に取引を行なった客に発
行されるレシート1aには更新後の日付が印字されている
ことになる。しかも、上記のように日付更新時に登録を
行なっていた客に発行されるレシートには締キー入力時
の現在時刻が印字されないので、更新前の日付が印字さ
れたレシートに更新後の日付に対応する時刻が印字され
る不都合は全くなくなる。
このように本実施例によれば、時計回路23によって計
時される日付の更新を検知すると日付メモリ37内の印字
用日付D2を自動的に更新し、かつ日付更新時に非登録中
の場合には更新前の日付が印字されているレシートをダ
ミーレシート1bとして自動発行するとともに次の客のレ
シート1aに更新後の日付を印字するので、オペレータの
手を煩わすことなく常時正しい日付のレシートを発行す
ることができる。したがって、例えば24時間営業のスー
パーマーケットなどのように営業時間中に日付が更新さ
れる店舗で使用することにより、オペレータの負担が軽
減されて作業性を高め得、操作ミスなども低減できる
上、店に対する客の印象が良くなって信頼性を向上でき
る。また、返品等において客との間で販売日付に対する
無用のトラブルが発生するのを未然に防止できる。
時される日付の更新を検知すると日付メモリ37内の印字
用日付D2を自動的に更新し、かつ日付更新時に非登録中
の場合には更新前の日付が印字されているレシートをダ
ミーレシート1bとして自動発行するとともに次の客のレ
シート1aに更新後の日付を印字するので、オペレータの
手を煩わすことなく常時正しい日付のレシートを発行す
ることができる。したがって、例えば24時間営業のスー
パーマーケットなどのように営業時間中に日付が更新さ
れる店舗で使用することにより、オペレータの負担が軽
減されて作業性を高め得、操作ミスなども低減できる
上、店に対する客の印象が良くなって信頼性を向上でき
る。また、返品等において客との間で販売日付に対する
無用のトラブルが発生するのを未然に防止できる。
なお、前記実施例においては販売登録処理における締
キー操作後にレシートに時刻を印字する場合を示した
が、最初の単品登録操作に応動して時刻を印字するもの
であっても同様の効果を奏する。また、時刻の印字を行
なわない電子式キャッシュレジスタに対しても本発明を
適用できる。この場合、更新フラグF2が不要となる。
キー操作後にレシートに時刻を印字する場合を示した
が、最初の単品登録操作に応動して時刻を印字するもの
であっても同様の効果を奏する。また、時刻の印字を行
なわない電子式キャッシュレジスタに対しても本発明を
適用できる。この場合、更新フラグF2が不要となる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、非登録中に日
付が更新された場合には、更新前の日付が印字されてい
るレシートをダミーレシートとして排出した後、更新後
の日付をレシート用紙に印字し、客買上商品の登録中に
日付が更新された場合には、その客に対するレシートに
は既に更新前の日付と登録商品の販売データとが印字さ
れているので、時刻を印字せずにレシートを排出し、そ
の後、次客のために更新後の日付をレシート用紙に印字
するようにしたので、常時正しい日付のレシートを発行
することができ、オペレータの負担を軽減し得て作業性
を高め得、かつ店の信頼性を向上できる電子式キャッシ
ュレジスタを提供できる。
付が更新された場合には、更新前の日付が印字されてい
るレシートをダミーレシートとして排出した後、更新後
の日付をレシート用紙に印字し、客買上商品の登録中に
日付が更新された場合には、その客に対するレシートに
は既に更新前の日付と登録商品の販売データとが印字さ
れているので、時刻を印字せずにレシートを排出し、そ
の後、次客のために更新後の日付をレシート用紙に印字
するようにしたので、常時正しい日付のレシートを発行
することができ、オペレータの負担を軽減し得て作業性
を高め得、かつ店の信頼性を向上できる電子式キャッシ
ュレジスタを提供できる。
第1図は本発明の電子式キャッシュレジスタを機能的に
示すブロック図、第2図ないし第7図は本発明の一実施
例を示す図であって、第2図は電子式キャッシュレジス
タのブロック構成図、第3図はRAMの主なメモリ構成を
示す図、第4図ないし第6図はCPUにおける主な処理動
作を示す流れ図、第7図はダミーレシートを説明するた
めの図、第8図は一般的なレシートの印字フォーマット
を示す図である。 1……レシート、1b……ダミーレシート、11……CPU、1
7……キーボード、21……ドットプリンタ、23……時計
回路、24……スタンプ機構、25……カッタ、36……日付
バッファ、37……日付メモリ、F1……登録フラグ、F2…
…更新フラグ。
示すブロック図、第2図ないし第7図は本発明の一実施
例を示す図であって、第2図は電子式キャッシュレジス
タのブロック構成図、第3図はRAMの主なメモリ構成を
示す図、第4図ないし第6図はCPUにおける主な処理動
作を示す流れ図、第7図はダミーレシートを説明するた
めの図、第8図は一般的なレシートの印字フォーマット
を示す図である。 1……レシート、1b……ダミーレシート、11……CPU、1
7……キーボード、21……ドットプリンタ、23……時計
回路、24……スタンプ機構、25……カッタ、36……日付
バッファ、37……日付メモリ、F1……登録フラグ、F2…
…更新フラグ。
Claims (1)
- 【請求項1】現在の日付及び時刻を計時する時計回路を
有し、1人の客に販売する商品の登録が行われると、こ
の商品の販売データを登録毎にレシート用紙に順次印字
し、その後商品登録の締め操作が行われると、レシート
用紙にこの客に販売した商品の合計金額と前記時計回路
の時刻データとを印字出力したのち、このレシート用紙
を所定量紙送りしてから前記時計回路の日付データを印
字出力するようにした電子式キャッシュレジスタにおい
て、 前記時計回路で計時される日付の更新を検出する日付更
新検出手段と、この日付更新検出手段により前記日付の
更新を検出したことに応じて1人の客に販売する商品の
登録中か否かを判断する登録判断手段と、この判断手段
により登録中でないことが判断されると、前記レシート
用紙を所定量紙送りしたのち前記時計回路の更新後の日
付データを印字出力するダミーレシート発行手段と、前
記判断手段により登録中であることが判断されると、そ
の客に対する登録締め操作に応動して行われる時刻デー
タの印字を禁止する時刻印字禁止手段とを具備したこと
を特徴とする電子式キャッシュレジスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63056859A JP2542666B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 電子式キャッシュレジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63056859A JP2542666B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 電子式キャッシュレジスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01230199A JPH01230199A (ja) | 1989-09-13 |
JP2542666B2 true JP2542666B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=13039140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63056859A Expired - Lifetime JP2542666B2 (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 電子式キャッシュレジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542666B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013071313A (ja) | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Casio Computer Co Ltd | 印字装置、印字方法、及び、印字制御プログラム |
JP6936967B2 (ja) * | 2017-07-27 | 2021-09-22 | ブラザー工業株式会社 | 印刷物作成装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59112360A (ja) * | 1982-12-18 | 1984-06-28 | Tokyo Electric Co Ltd | 電子キヤツシユレジスタ |
JPS59112362A (ja) * | 1982-12-18 | 1984-06-28 | Tokyo Electric Co Ltd | 電子キヤツシユレジスタ |
-
1988
- 1988-03-10 JP JP63056859A patent/JP2542666B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01230199A (ja) | 1989-09-13 |
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