JPH05320317A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPH05320317A
JPH05320317A JP12888392A JP12888392A JPH05320317A JP H05320317 A JPH05320317 A JP H05320317A JP 12888392 A JP12888392 A JP 12888392A JP 12888392 A JP12888392 A JP 12888392A JP H05320317 A JPH05320317 A JP H05320317A
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義弘 中田
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繁明 八木
Norio Saruwatari
紀男 猿渡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐熱性、耐湿性、靱性、可とう性、耐クラッ
ク性に秀れたエポキシ樹脂組成物を得る。 【構成】 ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂100
部、および次式I: 【化1】 で表わされるアリルフェノールの構成単位を繰り返し単
位中に複数個有するポリアリルフェノール30〜120
部を含んでなるように構成するか、更に可とう性付与剤
5〜80部を含んでなるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はエポキシ樹脂組成物に関し、さら
に詳しく述べると、本発明は特に耐熱性、耐湿性、靱
性、可とう性、耐クラック性にすぐれたエポキシ樹脂組
成物に関する。本発明のエポキシ樹脂組成物は上記した
ようなすぐれた性質を有しているので、いろいろな分野
において、特に多層積層用樹脂、導電性ペースト、電子
素子保護膜、接着剤、塗料、封止材料および成形材料の
分野で有利に用いることができる。
【0002】
【従来の技術】近年、電子、電気機器、輸送機などの小
型軽量化、高性能化が進み、これに伴い耐熱性、耐湿性
に優れた材料が望まれている。耐熱性樹脂としてはポリ
イミド樹脂が一般に知られているが、脱水縮合型である
ために反応に伴い生じる縮合水のために硬化物にボイド
が発生しやすく、また硬化物の信頼性を低下させる。一
方、ポリイミド自身は不溶、不融となるために成形が困
難である。
【0003】成形加工性を改良したポリイミドとしてビ
スマレイミド樹脂が公知であるが、成形には200℃以
上の温度を必要とし、作業性が悪い。さらに、ビスマレ
イミド樹脂は疎水性に乏しく、硬化物の信頼性を著しく
低下させている。成形加工性の良好なエポキシ樹脂で
は、硬化剤として通常酸無水物およびフェノール等が用
いられるが、いずれの硬化物も耐熱性の点ではやや乏し
い。例えば、エポキシ/フェノール硬化系のガラス転移
温度は通常、140〜170℃である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
したような従来の技術の欠点を解消すること、換言する
と、種々の分野において有利に使用することのできる、
耐熱性、耐湿性、可とう性、耐クラック性にすぐれたエ
ポキシ樹脂組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のエポキシ樹脂組
成物は、ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂100
部、および次式(I):
【0006】
【化11】
【0007】で表わされるアリルフェノールの構成単位
を繰り返し単位中に複数個有するポリアリルフェノール
30〜120部を含んでなる。更にまた、本発明のエポ
キシ樹脂組成物は、ナフタレン骨格を有するエポキシ樹
脂100部、次式(I):
【0008】
【化12】
【0009】で表わされるアリルフェノールの構成単位
を繰り返し単位中に複数個有するポリアリルフェノール
30〜120部および可とう性付与剤5〜80部を含ん
でなる。すなわち、本発明の前記課題はナフタレン骨格
を有するエポキシ樹脂に所定量のポリアリルフェノール
を硬化剤として配合したエポキシ樹脂組成物を提供する
ことによって達成され、あるいは、該組成物に更に第三
成分として所定量の可とう性付与剤を配合したエポキシ
樹脂組成物を提供することによって達成される。
【0010】本発明の組成物において、基材樹脂として
用いられるナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂は、例
えば次式IV:
【0011】
【化13】
【0012】(式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5
6 は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、水素原
子、ハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表わ
し、nは0〜10を表わす。但し、R1 〜R6 のうち少
なくとも1個はハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキ
ル基である)又は次式V:
【0013】
【化14】
【0014】(式中、nは2または3である)で表わさ
れるエポキシ樹脂である。これらのエポキシ樹脂は特開
昭61−73719、特開平1−268712、および
特開平1−268715、にて述べられているように、
ジヒドロキシナフタレン、またはトリヒドロキシナフタ
レンにエピクロルヒドリンを反応させて得られる。ジヒ
ドロキシナフタレンとしては例えば次式VI:
【0015】
【化15】
【0016】又は
【0017】
【化16】
【0018】(式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5
6 は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、水素原
子、ハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表わ
す。但し、R1 〜R6 のうち少なくとも1個はハロゲン
原子又は炭素数1〜4のアルキル基である。)で表わさ
れる化合物である。又トリヒドロキシ化合物は、次式VI
I :
【0019】
【化17】
【0020】で表わされる化合物である。本発明におけ
る基材樹脂は、ナフタレン骨格を有することにより、硬
化物の耐熱性、疎水性を従来より広く用いられているビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック
型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂
硬化物などと比較して向上させることができる。また、
構造として、ナフタレン骨格を含むエポキシ樹脂であれ
ば、2官能タイプでも、ノボラック構造に代表される多
官能タイプでも、本発明組成物に適用できる。
【0021】硬化剤として、ポリアリルフェノールを用
いることにより、アリル基の存在が硬化物の疎水性をさ
らに向上させ、可とう性も生じることにより靱性向上に
も寄与する。さらに、通常可とう性を与えるためにエラ
ストマを添加すると、硬化物の耐湿性は低下する傾向に
あるが、ポリアリルフェノール中のアリル基により耐湿
性低下を抑えることができる。
【0022】このようなポリアリルフェノールは、次式
I:
【0023】
【化18】
【0024】で表わされるアリルフェノールの構成単位
を繰り返し単位中に複数個有する化合物である。例えば
次式II:
【0025】
【化19】
【0026】(nは1〜5の整数である)、で表わされ
る化合物又は次式III :
【0027】
【化20】
【0028】で表わされる化合物である。このようなポ
リアリルフェノールは、組成物中、エポキシ樹脂100
部に対し30〜120部配合される。30部未満では添
加効果が現われず、120部を超えると相分離などが生
じ、耐熱性、湿性などの特性が低下するからである。本
発明の組成物では、上記のように硬化剤としてポリアリ
ルフェノールを用いることにより硬化物に可とう性を与
えることができるが、それでも不十分な場合は必要に応
じて以下の可とう性付与剤を添加することもできる。可
とう性付与剤として、例えば天然ゴム、イソプレンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、ブチ
ルゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロプレンゴ
ム、アクリロニトリルブタンジエンゴム、水素化ニトリ
ルゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム、エピクロルヒ
ドリンゴム、フッ素ゴム、クロロスルフォン化ポリエチ
レン、塩素化ポリエチレン、ポリエーテル系特殊ゴムな
どのゴム、また、スチレン−ブタジエン−スチレン構造
などからなるスチレン系熱可塑性エラストマー、短鎖グ
リコールとジイソシアナートを硬質相にし長鎖ポリオー
ルを軟質相として重付加により得られるウレタン系熱可
塑性エラストマー、ポリブチレンテレフタレートを硬質
相とし長鎖のポリオールやポリエステルを軟質相として
重縮合により得られるエステル系熱可塑性エラストマー
などのブロックポリマータイプの熱可塑性エラストマ
ー、さらに、ポリプロピレンとエチレン−プロピレンゴ
ムとのブレンドを中心とするオレフィン系熱可塑性エラ
ストマー、1,2−ポリブタジエン系熱可塑性エラスト
マーなどさらにシリコーン変性エポキシ樹脂などが挙げ
られる。特に好ましい可とう性付与剤は、ポリスチレン
/ポリブタジエン/ポリスチレン末端ブロック共重合
体、エチレン/プロピレン系三成分共重合体、エチレン
/α−オレフィン共重合体、エポキシ基含有シリコンゴ
ムパウダー、シリコン変性エポキシ樹脂、又はブタジエ
ンアクリロニトリル共重合体等である。
【0029】ブタジエンアクリロニトリル共重合体は、
例えば次式
【0030】
【化21】
【0031】 で表わされる共重合体である。上記の可とう性付与剤
は、いろいろな構造を有することができる。実際いろい
ろな形で市販されている。一例を示すと、ポリスチレン
/ポリブタジエン/ポリスチレン末端ブロック共重合体
はクレイトンG−1652(シェル化学)、エチレンプ
ロピレン系ゴムはJSR 57P(日本合成ゴム)、エ
チレン/α−オレフィン共重合体はタフマーP P−0
280(三井石油化学)、官能基としてエポキシ基を含
むことを特徴とするシリコンゴムパウダーはトレフィル
E601(東レ・ダウコーニング)として、シリコン変
性エポキシ樹脂はSIN−620(大日本インキ化
学)、ブタジエンアクリロニトリル共重合体はCTBN
1008(宇部興産(株))としてそれぞれ入手可能であ
る。
【0032】何れも上記エポキシ樹脂組成物における主
剤であるエポキシ樹脂100部に対して、5〜80部添
加することが望ましい。5部未満では添加効果が現れ
ず、80部を超えると耐熱性が低下するからである。本
発明組成物では、更に、例えば機械的強度を増加させる
ため無機充填材を配合させることもできる。無機充填材
として、例えば溶融シリカ、結晶シリカ、アルミナ、炭
酸カルシウムなどの粉末状物質が好ましく用いられる。
これらの添加量は組成物全体の30〜95部の範囲にあ
ることが好ましい。この理由は、無機質充填材の添加量
が30部より少ないと添加効果が現れず、95部より多
いと流れ性の低下から、作業性が低下する可能性が生じ
るからである。
【0033】本発明における組成物には必要に応じて以
下の成分を添加することができる。 (1)エポキシ樹脂と硬化剤および硬化助剤との硬化反
応を促進させるための硬化促進剤。硬化促進剤としては
2−メチルイミダゾールなどのイミダゾール系、トリフ
ェニルホスフィンなどのホスフィン系、DBUのフェノ
ール塩などのDBU(ジアザビシクロウンデセン)系な
どが用いられる。 (2)無機質充填材を添加する場合樹脂との相溶性を向
上させるための、カップリング剤。例えば3−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン等のシラン系カップリング
剤、あるいはテトラオクチルビス(ホスファイト)チタ
ネート等のチタン系カップリング剤などである。カップ
リング剤の添加量は使用する無機質充填剤の種類、量、
比表面積およびカップリング剤の最小被覆面積にもよる
が、本発明においては、0.1〜15部が好ましい。 (3)難型剤としてカルナバワックス、ステアリン酸お
よびその金属塩、モンタンワックス等を添加するも差し
支えない。 (4)着色剤、顔料、難燃剤、難燃助剤、例えば二酸化
チタン、カーボンブラック、臭素化エポキシ樹脂、三酸
化アンチモンなどが用いられる。
【0034】本発明の樹脂組成物は、上記の成分を、ロ
ール、ニーダー、エクストルーダー等の手段を用いて約
60〜120℃の温度で加熱することにより調製するこ
とができる。また、本発明において、成形加工後のアフ
タキュアは、硬化物中の未硬化エポキシ樹脂などの硬化
反応を完結させるために、行うことが望ましい。成形加
工した後のアフタキュアは成形加工時の温度と同程度の
温度の恒温層中所定時間熱処理すればよい。
【0035】
【作用】本発明によるエポキシ樹脂組成物では、基材樹
脂としてナフタレン骨格を含むエポキシ樹脂を用いて、
硬化剤としてポリアリルフェノールを添加し、可とう性
付与剤として例えばポリスチレン/ポリブタジエン/ポ
リスチレン末端ブロック共重合体、エチレン/プロピレ
ン系ゴム、エチレン/α−オレフィン共重合体、官能基
としてエポキシ基を含むことを特徴とするシリコンゴム
パウダー、特定のシリコン変性エポキシ樹脂、ブタジエ
ンアクリロニトリル共重合体を添加することにより、硬
化物の耐熱性、耐湿性、靱性、可とう性、耐クラック性
向上に有効に作用することができる。さらに、無機質充
填材を添加することにより、機械的強度も向上する。
【0036】以下、本発明を実施例および比較例により
更に説明するが、本発明がこれらの実施例により限定さ
れないことはもとよりである。
【0037】
【実施例】実施例1〜5、比較例1〜3 本例では、次のような原材料を使用した。 (1)ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂 EPICLON EXA−4300(クレゾールとβナ
フトールを1:1で共縮したエポキシ樹脂) 大日本イ
ンキ(株) (2)ポリアリルフェノール(前記式IIのポリアリルフ
ェノール、n=1〜4)(以下、全ての実施例でこのポリ
アリルフェノールを使用) (3)エポキシ樹脂 クレゾールノボラック型エポキシ樹脂 日本化薬 EO
CN−1025実施例および比較例に示される組成物
は、原材料を一緒に加圧ニーダで混練することにより調
製したものである。また試験片の作製は以下のように行
った。
【0038】まず、混練により得られた組成物を8メッ
シュパスのパウダーとし、このパウダーをプレス金型に
移し、200℃、80kg/cm2 にて20分間圧縮成形し
たものをさらに200℃8時間の条件でアフターキュア
した。このようにして得られた組成物について、特性評
価を以下のごとく行った。 ガラス転移温度 熱機械分析装置(真空理工)
にて測定 曲げ強度 JIS K6911による 曲げ弾性 JIS K6911による 吸水率 JIS K6911による 結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】基材樹脂としてナフタレン骨格を有するエ
ポキシ樹脂、硬化剤としてポリアリルフェノールを用い
ることにより、表1より明らかなように、耐熱性、耐湿
性、靱性に優れた樹脂組成物を得ることができる。な
お、ポリアリルフェノールの添加量はエポキシ樹脂10
0重量部に対して、30〜120重量部が良いことが分
かる。実施例6〜10、比較例4〜5 本例では、次のような原材料を使用した。
【0041】ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂 EPICLON EXA−4300 大日本インキ
(株) ポリアリルフェノール ポリスチレン/ポリブタジエン/ポリスチレン末端ブロ
ック共重合体クレイトンG−1652(シェル化学製) 実施例および比較例に示される組成物は、原材料を一緒
に加圧ニーダで混練することにより調製したものであ
る。また試験片の作製は以下のように行った。
【0042】まず、混練により得られた組成物を8メッ
シュパスのパウダーとし、このパウダーをプレス金型に
移し、200℃、80kg/cm2 にて20分間圧縮成形し
たものをさらに200℃8時間の条件でアフターキュア
した。このようにして得られた組成物について、特性評
価を以下のごとく行った。 ガラス転移温度 熱機械分析装置(真空理工)にて測
定 曲げ強度 JIS K6911による。
【0043】曲げ弾性 JIS K6911に
よる。 吸水率 JIS K6911による。 耐湿性 アルミ配線模擬素子(図1参照)を
用いて、 (プレッシャークッカーテスト)(PCT)(125
℃/2.3気圧)処理後の不良を評価。(素子中のアル
ミ電極間の抵抗を測定)。
【0044】なお、図1中、1は全線、2はリード、3
はアルミ電極である。回路幅/回路間隔10μm/10
μmとした。 パッケージクラック 84ピンQFPを成形し、121
℃/100%RH/24h吸湿処理後、260℃の半田
に浸漬したときのクラック発生を調べる。
【0045】結果を表2および図2に示す。
【0046】
【表2】
【0047】表2から明らかなように、ポリスチレン/
ブタジエン/ポリスチレン末端ブロック共重合体を添加
することにより硬化物の可とう性が向上し、添加量は5
〜80部が良く、図2から明らかなように硬化剤として
ポリアリルフェノールを用いることにより、疎水性に優
れた樹脂組成物を得ることができる。また、ポリフェノ
ールを添加することにより硬化性の良好なエポキシ樹脂
組成物を得ることができる。
【0048】なお、図2において、不良率は、母数10
0個の内、不良回路が1つでも生じた素子を不良とし、
その不良素子の発生割合(%)である(以下、同じ)。実施例11〜15、比較例6〜7 本例では、次のような原材料を使用した。 ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂 EPICLON EXA−4300 大日本インキ
(株) ポリアリルフェノール エチレン/プロピレン系三成分共重合体 JSR 57P(日本合成ゴム製) 実施例および比較例に示される組成物は、原材料を一緒
に加圧ニーダで混練することにより調製したものであ
る。また試験片の作製は以下のように行った。
【0049】まず、混練により得られた組成物を8メッ
シュパスのパウダーとし、このパウダーをプレス金型に
移し、200℃、80kg/cm2 にて20分間圧縮成形し
たものをさらに200℃8時間の条件でアフターキュア
した。このようにして得られた組成物について、特性評
価を以下のごとく行った。 ガラス転移温度 熱機械分析装置(真空理工)にて測
定 曲げ強度 JIS K6911による。
【0050】曲げ弾性 JIS K6911に
よる。 吸水率 JIS K6911による。 耐湿性 アルミ配線模擬素子を用いて、PC
T(125℃/2.3気圧)処理後の不良を評価。 パッケージクラック 84ピンQFPを成形し、121
℃/24h吸湿処理後、260℃の半田に浸漬したとき
のクラック発生を調べる。
【0051】結果を表3および図3に示す。
【0052】
【表3】
【0053】表3から明らかなように、エチレン/プロ
ピレン系三成分共重合体を添加することにより硬化物の
可とう性が向上し、添加量は5〜80部が良く、図3か
ら明らかなように硬化剤としてポリアリルフェノールを
用いることにより、疎水性に優れた樹脂組成物を得るこ
とができる。また、ポリフェノールを添加することによ
り硬化性の良好なエポキシ樹脂組成物を得ることができ
る。実施例16〜21、比較例8〜9 本例では、次のような原材料を使用した。
【0054】ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂 EPICLON EXA−4300 大日本インキ
(株) ポリアリルフェノール エチレン/α−オレフィン共重合体 タフマーP P−0280(三井石油化学製) 実施例および比較例に示される組成物は、原材料を一緒
に加圧ニーダで混練することにより調製したものであ
る。また試験片の作製は以下のように行った。
【0055】まず、混練により得られた組成物を8メッ
シュパスのパウダーとし、このパウダーをプレス金型に
移し、200℃、80kg/cm2 にて20分間圧縮成形し
たものをさらに200℃8時間の条件でアフターキュア
した。このようにして得られた組成物について、特性評
価を以下のごとく行った。 ガラス転移温度 熱機械分析装置(真空理工)にて測
定 曲げ強度 JIS K6911による 曲げ弾性 JIS K6911による 吸水率 JIS K6911による 耐湿性 アルミ配線模擬素子を用いて、PC
T(125℃/2.3気圧)処理後の不良を評価。
【0056】パッケージクラック 84ピンQFPを成
形し、121℃/24h吸湿処理後、260℃の半田に
浸漬したときのクラック発生を調べる。結果を表4およ
び図4に示す。
【0057】
【表4】
【0058】表4から明らかなように、エチレン/α−
オレフィン共重合体を添加することにより硬化物の可と
う性が向上し、添加量は5〜80部が良く、図4から明
らかなように硬化剤としてポリアリルフェノールを用い
ることにより、疎水性に優れた樹脂組成物を得ることが
できる。実施例21〜25、比較例10〜11 本例では、次のような原材料を使用した。
【0059】ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂 EPICLON EXA−4300 大日本インキ
(株) ポリアリルフェノール エポキシ基含有シリコーンパウダ トレフィル E−601(トーレダウコーニング) 実施例および比較例に示される組成物は、原材料を一緒
に加圧ニーダで混練することにより調製したものであ
る。また試験片の作製は以下のように行った。
【0060】まず、混練により得られた組成物を8メッ
シュパスのパウダーとし、このパウダーをプレス金型に
移し、200℃、80kg/cm2 にて20分間圧縮成形し
たものをさらに200℃8時間の条件でアフターキュア
した。このようにして得られた組成物について、特性評
価を以下のごとく行った。 ガラス転移温度 熱機械分析装置(真空理工)にて測
定 曲げ強度 JIS K6911による 曲げ弾性 JIS K6911による 吸水率 JIS K6911による 耐湿性 アルミ配線模擬素子を用いて、PC
T(125℃/2.3気圧)処理後の不良を評価 パッケージクラック 84ピンQFPを成形し、121
℃/24h吸湿処理後、260℃の半田に浸漬したとき
のクラック発生を調べる。
【0061】結果を表5および図5に示す。
【0062】
【表5】
【0063】表5から明らかなように、エポキシ基含有
シリコーンパウダを添加することにより硬化物の可とう
性が向上し、添加量は5〜80部が良く、図5から明ら
かなように硬化剤としてポリアリルフェノールを用いる
ことにより、疎水性に優れた樹脂組成物を得ることがで
きる。また、ポリフェノールを添加することにより硬化
性の良好なエポキシ樹脂組成物を得ることができる。実施例26〜30、比較例12〜13 本例では、次のような原材料を使用した。
【0064】ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂 EPICLON EXA−4300 大日本インキ
(株) ポリアリルフェノール シリコン変性エポキシ樹脂 SIN−260 大日本インキ化学(株) 実施例および比較例に示される組成物は、原材料を一緒
に加圧ニーダで混練することにより調製したものであ
る。また試験片の作製は以下のように行った。
【0065】まず、混練により得られた組成物を8メッ
シュパスのパウダーとし、このパウダーをプレス金型に
移し、200℃、80kg/cm2 にて20分間圧縮成形し
たものをさらに200℃8時間の条件でアフターキュア
した。このようにして得られた組成物について、特性評
価を以下のごとく行った。 ガラス転移温度 熱機械分析装置(真空理工)にて測
定 曲げ強度 JIS K6911による 曲げ弾性 JIS K6911による 吸水率 JIS K6911による 耐湿性 アルミ配線模擬素子を用いて、PC
T(125℃/2.3気圧)処理後の不良を評価。
【0066】結果を表6および図6に示す。
【0067】
【表6】
【0068】表6から明らかなように、シリコン変性エ
ポキシ樹脂を添加することにより硬化物の靱性、可とう
性が向上し、添加量は5〜80部が良く、図6から明ら
かなように硬化剤としてポリアリルフェノールを用いる
ことにより、疎水性に優れた樹脂組成物を得ることがで
きる。実施例31〜35、比較例14〜15 本例では、次のような原材料を使用した。
【0069】ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂 EPICLON EXA−4300 大日本インキ
(株) ポリアリルフェノール ブタジエンアクリロニトリル共重合体 CTBN 1008 宇部興産(株) 実施例および比較例に示される組成物は、原材料を一緒
に加圧ニーダで混練することにより調製したものであ
る。また試験片の作製は以下のように行った。
【0070】まず、混練により得られた組成物を8メッ
シュパスのパウダーとし、このパウダーをプレス金型に
移し、200℃、80kg/cm2 にて20分間圧縮成形し
たものをさらに200℃8時間の条件でアフターキュア
した。このようにして得られた組成物について、特性評
価を以下のごとく行った。 ガラス転移温度 熱機械分析装置(真空理工)にて測
定 曲げ強度 JIS K6911による 曲げ弾性 JIS K6911による 吸水率 JIS K6911による 耐湿性 アルミ配線模擬素子を用いて、PC
T(125℃/2.3気圧)処理後の不良を評価。
【0071】結果を表7および図7に示す。
【0072】
【表7】
【0073】表7から明らかなように、ブタジエンアク
リロニトリル共重合体を添加することにより硬化物の可
とう性が向上し、添加量は5〜80部が良く、図7から
明らかなように硬化剤としてポリアリルフェノールを用
いることにより、疎水性に優れた樹脂組成物を得ること
ができる。実施例36〜40、比較例16〜17 本例では、次のような原材料を使用した。
【0074】ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂 EPICLON EXA−4300 大日本インキ
(株) ポリアリルフェノール 無機充填材(シリカ) RD−8(龍森製) 実施例および比較例に示される組成物は、原材料を一緒
に加圧ニーダで混練することにより調製したものであ
る。また試験片の作製は以下のように行った。
【0075】まず、混練により得られた組成物を8メッ
シュパスのパウダーとし、このパウダーをプレス金型に
移し、200℃、80kg/cm2 にて20分間圧縮成形し
たものをさらに200℃8時間の条件でアフターキュア
した。このようにして得られた組成物について、特性評
価を以下のごとく行った。 ガラス転移温度 熱機械分析装置(真空理工)にて測
定 曲げ強度 JIS K6911による 曲げ弾性 JIS K6911による 吸水率 JIS K6911による 耐湿性 図1に示すアルミ配線模擬素子を用
いて、PCT(125℃/2.3気圧)処理後の不良を
評価 パッケージクラック 84ピンQFPを成形し、121
℃/24h吸湿処理後、260℃の半田に浸漬したとき
のクラック発生を調べる。
【0076】粘度 フローテスタ法による 結果を表8および図8に示す。
【0077】
【表8】
【0078】表8から明らかなように、無機充填材を添
加することにより硬化物の機械的強度が向上し、添加量
は20〜85%が良く、図8から明らかなように硬化剤
としてポリアリルフェノールを用いることにより、疎水
性に優れた樹脂組成物を得ることができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、基材樹脂
としてナフタレン骨格を含むエポキシ樹脂、硬化剤とし
て特定のポリアリルフェノール、さらに、特定の可とう
性付与剤を添加して構成されるものであるから、耐熱
性、耐湿性、靱性、可とう性、耐クラック性に優れた樹
脂組成物を得る効果を奏する。また、無機充填材を添加
することにより機械的強度の優れた樹脂組成物を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明組成物の湿湿性を評価するために用いた
アルミ配線模擬素子の構成図である。
【図2】PCT時間(h)と不良率(%)の関係を示す
グラフである。
【図3】PCT時間(h)と不良率(%)の関係を示す
グラフである。
【図4】PCT時間(h)と不良率(%)の関係を示す
グラフである。
【図5】PCT時間(h)と不良率(%)の関係を示す
グラフである。
【図6】PCT時間(h)と不良率(%)の関係を示す
グラフである。
【図7】PCT時間(h)と不良率(%)の関係を示す
グラフである。
【図8】PCT時間(h)と不良率(%)の関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
1…全線 2…リード 3…アルミ電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猿渡 紀男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂1
    00部、および次式I: 【化1】 で表わされるアリルフェノールの構成単位を繰り返し単
    位中に複数個有するポリアリルフェノール30〜120
    部を含んでなるエポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ポリアリルフェノールが、次式II: 【化2】 (式中、nは1〜5の整数である)で表わされるポリア
    リルフェノールであるか、又は次式III : 【化3】 で表わされるポリアリルフェノールである、請求項1記
    載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂
    が、次式IV: 【化4】 (式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 ,R6 は、それ
    ぞれ同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン
    原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表わし、nは0〜
    10を表わす。但し、R1 〜R6 のうち少なくとも1個
    はハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキル基であ
    る。)で表わされるエポキシ樹脂であるか、又は次式
    V: 【化5】 (式中、nは2または3である)で表わされるエポキシ
    樹脂である、請求項1記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 更に無機充填材をエポキシ樹脂組成物全
    体の30〜85重量%を配合してなる、請求項1記載の
    エポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂1
    00部、次式(I): 【化6】 で表わされるアリルフェノールの構成単位を繰り返し単
    位中に複数個有するポリアリルフェノール30〜120
    部および可とう性付与剤5〜80部を含んでなる、請求
    項1記載のエポキシ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 ポリアリルフェノールが、次式II: 【化7】 (式中、nは1〜5の整数である)で表わされるポリア
    リルフェノールであるか、又は次式III : 【化8】 で表わされるポリアリルフェノールである、請求項5記
    載のエポキシ樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 ナフタレン骨格を有するエポキシ樹脂
    が、次式IV: 【化9】 (式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 ,R6 は、それ
    ぞれ同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン
    原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表わし、nは0〜
    10を表わす。但し、R1 〜R6 のうち少なくとも1個
    はハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキル基であ
    る。)で表わされるエポキシ樹脂であるか、又は次式
    V: 【化10】 (式中、nは2または3である)で表わされるエポキシ
    樹脂である、請求項1記載のエポキシ樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 更に無機充填材をエポキシ樹脂組成物全
    体の30〜85重量%を配合してなる、請求項5記載の
    エポキシ樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 可とう性付与剤が、ポリスチレン/ポリ
    ブタジエン/ポリスチレン末端ブロック共重合体、エチ
    レン/プロピレン系三成分共重合体、エチレン/α−オ
    レフィン共重合体、エポキシ基含有シリコンゴムパウダ
    ー、シリコン変性エポキシ樹脂、又はブタジエンアクリ
    ロニトリル共重合体である請求項5記載のエポキシ樹脂
    組成物。
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