JPH05310359A - 用紙の整列装置 - Google Patents
用紙の整列装置Info
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- JPH05310359A JPH05310359A JP11707292A JP11707292A JPH05310359A JP H05310359 A JPH05310359 A JP H05310359A JP 11707292 A JP11707292 A JP 11707292A JP 11707292 A JP11707292 A JP 11707292A JP H05310359 A JPH05310359 A JP H05310359A
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- stopper
- sheet
- aligning device
- stoppers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、プリンタ、印刷機、紙幣計数装置
（ＡＴＭ）などから排出される用紙を整列させる装置に
関し、用紙の速度及び衝撃を吸収して用紙をできるだけ
一定の位置に整列させることを目的とする。 【構成】ほぼ水平状態でほぼ水平方向に飛来する複数の
各用紙ＰＰを落下させて整列させるための装置５であっ
て、用紙ＰＰの縁部が当接するように垂直方向に設けら
れた複数の棒状の用紙ストッパ１２が、用紙ＰＰの飛来
方向と直角の方向に沿って配列されて構成される。
（ＡＴＭ）などから排出される用紙を整列させる装置に
関し、用紙の速度及び衝撃を吸収して用紙をできるだけ
一定の位置に整列させることを目的とする。 【構成】ほぼ水平状態でほぼ水平方向に飛来する複数の
各用紙ＰＰを落下させて整列させるための装置５であっ
て、用紙ＰＰの縁部が当接するように垂直方向に設けら
れた複数の棒状の用紙ストッパ１２が、用紙ＰＰの飛来
方向と直角の方向に沿って配列されて構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、印刷機、紙
幣計数装置（ＡＴＭ）などから排出される用紙を整列さ
せる装置に関する。
幣計数装置（ＡＴＭ）などから排出される用紙を整列さ
せる装置に関する。
【０００２】プリンタ、印刷機、紙幣計数装置などの事
務機器においては、プリント済用紙又は紙幣などの種々
の用紙が高速で排出され、用紙テーブル又は金庫代わり
の収納箱に積み重ねられている。近年においては、事務
機器が一層高速化して排出される用紙の量が大幅に増大
しているため、排出された用紙の後処理の容易な機器が
望まれている。
務機器においては、プリント済用紙又は紙幣などの種々
の用紙が高速で排出され、用紙テーブル又は金庫代わり
の収納箱に積み重ねられている。近年においては、事務
機器が一層高速化して排出される用紙の量が大幅に増大
しているため、排出された用紙の後処理の容易な機器が
望まれている。
【０００３】
【従来の技術】従来より、プリンタなどの排出部には、
用紙を高速で搬送するための送りローラ（羽根車）、及
び、送りローラにより搬送されてほぼ水平状態でほぼ水
平方向に飛来する用紙を当てて落下させるための用紙ス
トッパ（整列装置）などが設けられている。
用紙を高速で搬送するための送りローラ（羽根車）、及
び、送りローラにより搬送されてほぼ水平状態でほぼ水
平方向に飛来する用紙を当てて落下させるための用紙ス
トッパ（整列装置）などが設けられている。
【０００４】従来の用紙ストッパは、幅の広い金属板に
よって構成されており、用紙の縁が当接するよう用紙の
飛来方向と直角な状態で排出部に対して固定的に設けら
れている。
よって構成されており、用紙の縁が当接するよう用紙の
飛来方向と直角な状態で排出部に対して固定的に設けら
れている。
【０００５】また、用紙を積み重ねるための金属製の収
納箱の内壁面が用紙ストッパとして用いられることもあ
った。
納箱の内壁面が用紙ストッパとして用いられることもあ
った。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の用紙ス
トッパでは、その剛性が用紙に比較して高いため、飛来
した用紙が用紙ストッパに当接した際にバウンドして跳
ね返り、その落下位置が一定せずうまく整列しないとい
う問題があった。
トッパでは、その剛性が用紙に比較して高いため、飛来
した用紙が用紙ストッパに当接した際にバウンドして跳
ね返り、その落下位置が一定せずうまく整列しないとい
う問題があった。
【０００７】この傾向は、用紙の速度が速い程、また用
紙がスキューして斜めになる程大きくなり、積まれた用
紙を揃える作業のためにオペレータが多くの時間と労力
を要していた。
紙がスキューして斜めになる程大きくなり、積まれた用
紙を揃える作業のためにオペレータが多くの時間と労力
を要していた。
【０００８】本発明は、上述の問題に鑑み、用紙の速度
及び衝撃を吸収して用紙をできるだけ一定の位置に整列
させることを目的としている。
及び衝撃を吸収して用紙をできるだけ一定の位置に整列
させることを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係る装
置は、上述の課題を解決するため、図１に示すように、
用紙ＰＰの縁部が当接するように垂直方向に設けられた
複数の棒状の用紙ストッパ１２，１２ａが、用紙ＰＰの
飛来方向と直角の方向に沿って配列されて構成される。
置は、上述の課題を解決するため、図１に示すように、
用紙ＰＰの縁部が当接するように垂直方向に設けられた
複数の棒状の用紙ストッパ１２，１２ａが、用紙ＰＰの
飛来方向と直角の方向に沿って配列されて構成される。
【００１０】請求項２の発明に係る装置は、前記用紙ス
トッパ１２の用紙の当接する部分の断面を、円の一部を
弦によって切断した形状とする。請求項３の発明に係る
装置は、前記用紙ストッパ１２が、前記弦の部分が用紙
の飛来方向を向くように、且つ回動可能に設けられて構
成される。
トッパ１２の用紙の当接する部分の断面を、円の一部を
弦によって切断した形状とする。請求項３の発明に係る
装置は、前記用紙ストッパ１２が、前記弦の部分が用紙
の飛来方向を向くように、且つ回動可能に設けられて構
成される。
【００１１】請求項４の発明に係る装置は、前記用紙Ｐ
Ｐの縁部が当接するように垂直方向に設けられ、且つ前
記用紙ＰＰの飛来方向と直角の方向に沿って配列されて
なる複数の棒状の用紙ストッパ１２ａと、前記用紙スト
ッパ１２ａを挿入する複数の挿入穴４４が設けられ、前
記各用紙ストッパ１２ａを前記各挿入穴４４に挿入した
状態で支持するストッパ支持部材１１ａとを有し、前記
各用紙ストッパ１２ａは、前記挿入穴４４から下方への
抜け止めのための鍔部５２をその上端部に有するととも
に、各用紙ストッパ１２ａの外周に装着されたコイルバ
ネ５４によって、前記鍔部５２が前記挿入穴４４の周囲
に押当するよう軸方向下方に付勢されるように構成され
る。
Ｐの縁部が当接するように垂直方向に設けられ、且つ前
記用紙ＰＰの飛来方向と直角の方向に沿って配列されて
なる複数の棒状の用紙ストッパ１２ａと、前記用紙スト
ッパ１２ａを挿入する複数の挿入穴４４が設けられ、前
記各用紙ストッパ１２ａを前記各挿入穴４４に挿入した
状態で支持するストッパ支持部材１１ａとを有し、前記
各用紙ストッパ１２ａは、前記挿入穴４４から下方への
抜け止めのための鍔部５２をその上端部に有するととも
に、各用紙ストッパ１２ａの外周に装着されたコイルバ
ネ５４によって、前記鍔部５２が前記挿入穴４４の周囲
に押当するよう軸方向下方に付勢されるように構成され
る。
【００１２】
【作用】用紙ＰＰが高速で飛来してくると、その縁部が
用紙ストッパ１２のいずれかに当たって速度及び衝撃が
吸収されて落下する。その際に、用紙ストッパ１２の剛
性が小さいため、用紙ストッパ１２に当たった用紙ＰＰ
は用紙ストッパ１２によってほとんど跳ね返されること
なく、そのまま下方へ落下する。
用紙ストッパ１２のいずれかに当たって速度及び衝撃が
吸収されて落下する。その際に、用紙ストッパ１２の剛
性が小さいため、用紙ストッパ１２に当たった用紙ＰＰ
は用紙ストッパ１２によってほとんど跳ね返されること
なく、そのまま下方へ落下する。
【００１３】また、用紙ストッパ１２の断面が円の一部
を弦によって切断した形状である場合には、弦の部分に
よって平面部が形成され、用紙ＰＰがその平面部に当た
るので、用紙ＰＰの速度が大きい場合でもその縁部が凹
んで傷むことがない。
を弦によって切断した形状である場合には、弦の部分に
よって平面部が形成され、用紙ＰＰがその平面部に当た
るので、用紙ＰＰの速度が大きい場合でもその縁部が凹
んで傷むことがない。
【００１４】用紙ストッパ１２が回動可能に設けられた
場合には、平面部が正しく用紙ＰＰの飛来方向に向いて
いなくても、何枚かの用紙ＰＰが平面部の一部に当たる
ことによって用紙ストッパ１２が回転して自動的に正し
い方向に向く。
場合には、平面部が正しく用紙ＰＰの飛来方向に向いて
いなくても、何枚かの用紙ＰＰが平面部の一部に当たる
ことによって用紙ストッパ１２が回転して自動的に正し
い方向に向く。
【００１５】
【実施例】図１は本発明に係る整列装置５を用いた排出
装置２の断面正面図、図２は図１の整列装置５の断面平
面図である。
装置２の断面正面図、図２は図１の整列装置５の断面平
面図である。
【００１６】図１を参照して、排出装置２は、例えばプ
リンタの排出部に設けられており、送りローラ３、下ロ
ーラ４、整列装置５、受け台６、及び収納箱７などから
構成されている。
リンタの排出部に設けられており、送りローラ３、下ロ
ーラ４、整列装置５、受け台６、及び収納箱７などから
構成されている。
【００１７】プリント済の用紙ＰＰは、例えばＡ３、Ａ
４、Ｂ４、Ｂ５などのサイズのものであり、送りローラ
３及び下ローラ４の回転によって高速で搬送され、ほぼ
水平状態でほぼ水平方向（矢印Ｍ１方向）に飛ばされて
整列装置５に当たって落下する。落下した用紙ＰＰは受
け台６の上に順次積み重ねられる。受け台６は、積み重
ねられた用紙ＰＰの上面がほぼ一定の位置になるよう、
徐々に下降する。
４、Ｂ４、Ｂ５などのサイズのものであり、送りローラ
３及び下ローラ４の回転によって高速で搬送され、ほぼ
水平状態でほぼ水平方向（矢印Ｍ１方向）に飛ばされて
整列装置５に当たって落下する。落下した用紙ＰＰは受
け台６の上に順次積み重ねられる。受け台６は、積み重
ねられた用紙ＰＰの上面がほぼ一定の位置になるよう、
徐々に下降する。
【００１８】図２をも参照して、整列装置５は、ストッ
パ支持部材１１、及び用紙ＰＰの飛来方向と直角の方向
に沿って配列された複数の用紙ストッパ１２，１２…か
らなっている。
パ支持部材１１、及び用紙ＰＰの飛来方向と直角の方向
に沿って配列された複数の用紙ストッパ１２，１２…か
らなっている。
【００１９】用紙ストッパ１２は、合成樹脂などからな
る丸棒状のものであり、その上部を残して平面部３１が
形成され、これによって断面が円の一部を弦によって切
断した形状となっている。また上端部には止め輪３２が
取り付けられている。
る丸棒状のものであり、その上部を残して平面部３１が
形成され、これによって断面が円の一部を弦によって切
断した形状となっている。また上端部には止め輪３２が
取り付けられている。
【００２０】ストッパ支持部材１１は、金属板を略コ字
状に折り曲げて形成したものであり、それぞれの用紙ス
トッパ１２を挿入するための、用紙ストッパ１２の直径
よりも若干大きい挿入穴２１，２１…を有している。
状に折り曲げて形成したものであり、それぞれの用紙ス
トッパ１２を挿入するための、用紙ストッパ１２の直径
よりも若干大きい挿入穴２１，２１…を有している。
【００２１】各用紙ストッパ１２は、垂直な姿勢で挿入
穴２１に挿入され、その自重によって止め輪３２がスト
ッパ支持部材１１の上面に当接した状態で、且つ挿入穴
２１内で回動可能な状態で支持されている。なお、平面
部３１が用紙ＰＰの飛来方向に向かうような状態で挿入
穴２１に挿入されている。
穴２１に挿入され、その自重によって止め輪３２がスト
ッパ支持部材１１の上面に当接した状態で、且つ挿入穴
２１内で回動可能な状態で支持されている。なお、平面
部３１が用紙ＰＰの飛来方向に向かうような状態で挿入
穴２１に挿入されている。
【００２２】次に、上述のように構成された整列装置５
の作用を説明する。用紙ＰＰが高速で飛来してくると、
その縁部が用紙ストッパ１２のいずれかに当たって速度
及び衝撃が吸収されて落下する。用紙ストッパ１２の剛
性が小さいため、用紙ストッパ１２に当たった用紙ＰＰ
は用紙ストッパ１２によってほとんど跳ね返されること
なく、そのまま下方へ落下する。
の作用を説明する。用紙ＰＰが高速で飛来してくると、
その縁部が用紙ストッパ１２のいずれかに当たって速度
及び衝撃が吸収されて落下する。用紙ストッパ１２の剛
性が小さいため、用紙ストッパ１２に当たった用紙ＰＰ
は用紙ストッパ１２によってほとんど跳ね返されること
なく、そのまま下方へ落下する。
【００２３】したがって、用紙ＰＰの受け台６上への落
下位置はほぼ一定であり、用紙ＰＰは整列した状態で受
け台６上に積み重ねられる。そのため、積まれた用紙を
揃える作業を省略することができ、それだけオペレータ
時間と労力を軽減とすることができる。
下位置はほぼ一定であり、用紙ＰＰは整列した状態で受
け台６上に積み重ねられる。そのため、積まれた用紙を
揃える作業を省略することができ、それだけオペレータ
時間と労力を軽減とすることができる。
【００２４】また、用紙ストッパ１２には平面部３１が
設けてあり、用紙ＰＰはその平面部３１に当たるので、
用紙ＰＰの速度が大きい場合でもその縁部が凹んで傷む
ことがない。
設けてあり、用紙ＰＰはその平面部３１に当たるので、
用紙ＰＰの速度が大きい場合でもその縁部が凹んで傷む
ことがない。
【００２５】さらに、用紙ストッパ１２は回動可能に設
けられているから、平面部３１が用紙ＰＰの飛来方向に
向いて正しく挿入されていなくても、何枚かの用紙ＰＰ
が平面部３１の一部に当たることによって用紙ストッパ
１２が回転して自動的に正しい方向に向くようになる。
したがって、用紙ＰＰの飛来方向にばらつきがある場合
でも、それに応じて用紙ストッパ１２が回転してその方
向に向くとともに、ストッパ支持部材１１及び用紙スト
ッパ１２の加工精度及び組立精度が緩和される。
けられているから、平面部３１が用紙ＰＰの飛来方向に
向いて正しく挿入されていなくても、何枚かの用紙ＰＰ
が平面部３１の一部に当たることによって用紙ストッパ
１２が回転して自動的に正しい方向に向くようになる。
したがって、用紙ＰＰの飛来方向にばらつきがある場合
でも、それに応じて用紙ストッパ１２が回転してその方
向に向くとともに、ストッパ支持部材１１及び用紙スト
ッパ１２の加工精度及び組立精度が緩和される。
【００２６】図３は本発明に係る他の実施例の整列装置
５ａを示す断面正面図、図４は図３の整列装置５ａの背
面図である。整列装置５ａは、鋼製の支持本体４１及び
支持金具４２を有したストッパ支持部材１１ａ、及び合
成樹脂製の直径６ｍｍ程度の丸棒状の複数の用紙ストッ
パ１２ａ，１２ａ…からなっている。
５ａを示す断面正面図、図４は図３の整列装置５ａの背
面図である。整列装置５ａは、鋼製の支持本体４１及び
支持金具４２を有したストッパ支持部材１１ａ、及び合
成樹脂製の直径６ｍｍ程度の丸棒状の複数の用紙ストッ
パ１２ａ，１２ａ…からなっている。
【００２７】支持金具４２には、用紙ストッパ１２ａが
その軸方向に移動可能で且つ回動可能な挿入穴４４が設
けられており、支持本体４１には挿入穴４４よりも大き
な貫通穴４５が設けられている。
その軸方向に移動可能で且つ回動可能な挿入穴４４が設
けられており、支持本体４１には挿入穴４４よりも大き
な貫通穴４５が設けられている。
【００２８】用紙ストッパ１２ａは、その上端部と中央
部に止め輪５２、５３がそれぞれ取り付けられており、
挿入穴４４に挿入された状態で、支持金具４２の上板４
２ａと止め輪５３との間に圧縮コイルバネ５４が装着さ
れている。圧縮コイルバネ５４によって、止め輪５２が
上板４２ａの上面に押当するよう軸方向下方に付勢され
ている。
部に止め輪５２、５３がそれぞれ取り付けられており、
挿入穴４４に挿入された状態で、支持金具４２の上板４
２ａと止め輪５３との間に圧縮コイルバネ５４が装着さ
れている。圧縮コイルバネ５４によって、止め輪５２が
上板４２ａの上面に押当するよう軸方向下方に付勢され
ている。
【００２９】この整列装置５ａによっても、上述の整列
装置５と同様に、用紙ＰＰが整列した状態で受け台６上
に積み重ねられ、積まれた用紙を揃える作業を省略する
ことができるという効果が得られる。
装置５と同様に、用紙ＰＰが整列した状態で受け台６上
に積み重ねられ、積まれた用紙を揃える作業を省略する
ことができるという効果が得られる。
【００３０】また、用紙ストッパ１２ａが圧縮コイルバ
ネ５４によって付勢されて一定の姿勢となっているた
め、用紙ＰＰが用紙ストッパ１２ａに当たったときに、
用紙ストッパ１２ａが挿入穴４４とのクリアランスの分
だけ用紙ＰＰの飛来方向に沿って移動するが、そのとき
に圧縮コイルバネ５４がダンパーの作用をも果たし、用
紙ＰＰの速度が大きい場合でもその衝撃が吸収される。
ネ５４によって付勢されて一定の姿勢となっているた
め、用紙ＰＰが用紙ストッパ１２ａに当たったときに、
用紙ストッパ１２ａが挿入穴４４とのクリアランスの分
だけ用紙ＰＰの飛来方向に沿って移動するが、そのとき
に圧縮コイルバネ５４がダンパーの作用をも果たし、用
紙ＰＰの速度が大きい場合でもその衝撃が吸収される。
【００３１】なお、用紙ストッパ１２ａには上述の用紙
ストッパ１２のような平面部３１が設けられていない
が、同様の平面部を設けてもよい。上述の実施例におい
ては、用紙ストッパ１２、１２ａを丸棒状のものとした
が、多角形状又は板状のものでもよい。用紙ストッパ１
２、１２ａを合成樹脂により製作したが、その形状又は
用紙ＰＰの質や速度などによっては金属で製作して重量
を大きくしてもよい。用紙ＰＰとして紙幣などにも適用
できる。その他、用紙ストッパ１２、１２ａの個数、寸
法、材質、配列位置、配列間隔、ストッパ支持部材１
１、１１ａの形状寸法などは、本発明の主旨に沿って種
々変更することができる。
ストッパ１２のような平面部３１が設けられていない
が、同様の平面部を設けてもよい。上述の実施例におい
ては、用紙ストッパ１２、１２ａを丸棒状のものとした
が、多角形状又は板状のものでもよい。用紙ストッパ１
２、１２ａを合成樹脂により製作したが、その形状又は
用紙ＰＰの質や速度などによっては金属で製作して重量
を大きくしてもよい。用紙ＰＰとして紙幣などにも適用
できる。その他、用紙ストッパ１２、１２ａの個数、寸
法、材質、配列位置、配列間隔、ストッパ支持部材１
１、１１ａの形状寸法などは、本発明の主旨に沿って種
々変更することができる。
【００３２】
【発明の効果】本発明によると、用紙の速度及び衝撃を
吸収して用紙をできるだけ一定の位置に整列させること
ができる。したがって、排出によって積み重ねられた用
紙を揃える作業を省略することができ、プリンタ、ＡＴ
Ｍなどの商品としての付加価値が向上する。
吸収して用紙をできるだけ一定の位置に整列させること
ができる。したがって、排出によって積み重ねられた用
紙を揃える作業を省略することができ、プリンタ、ＡＴ
Ｍなどの商品としての付加価値が向上する。
【００３３】請求項２の発明によると、飛来した用紙は
用紙ストッパの弦に相当する部分に当たるので、用紙の
速度が大きい場合でもその縁部が凹んで傷むことがな
い。請求項３の発明によると、弦の部分が用紙の飛来方
向に正しく向いていなくても、何枚かの用紙が弦の一部
に当たることによって用紙ストッパが回転して自動的に
正しい方向に向くようになる。
用紙ストッパの弦に相当する部分に当たるので、用紙の
速度が大きい場合でもその縁部が凹んで傷むことがな
い。請求項３の発明によると、弦の部分が用紙の飛来方
向に正しく向いていなくても、何枚かの用紙が弦の一部
に当たることによって用紙ストッパが回転して自動的に
正しい方向に向くようになる。
【図１】本発明に係る整列装置を用いた排出装置の断面
正面図である。
正面図である。
【図２】図１の整列装置の断面図平面図である。
【図３】本発明に係る他の実施例の整列装置を示す断面
正面図である。
正面図である。
【図４】図３の整列装置の背面図である。
５，５ａ 整列装置 １１，１１ａ ストッパ支持部材 １２，１２ａ 用紙ストッパ ４４ 挿入穴 ５２ 止め輪（鍔部） ５４ 圧縮コイルバネ（コイルバネ） ＰＰ 用紙
Claims (4)
- 【請求項１】ほぼ水平状態でほぼ水平方向に飛来する複
数の各用紙（ＰＰ）を落下させて整列させるための装置
（５）（５ａ）であって、 前記用紙（ＰＰ）の縁部が当接するように垂直方向に設
けられた複数の棒状の用紙ストッパ（１２）（１２ａ）
が、前記用紙（ＰＰ）の飛来方向と直角の方向に沿って
配列されてなることを特徴とする用紙の整列装置。 - 【請求項２】請求項１に記載の用紙の整列装置（５）で
あって、 前記用紙ストッパ（１２）の用紙の当接する部分の断面
が、円の一部を弦によって切断した形状であることを特
徴とする用紙の整列装置。 - 【請求項３】請求項２記載の用紙の整列装置（５）であ
って、 前記用紙ストッパ（１２）は、前記弦の部分が用紙の飛
来方向を向くように、且つ回動可能に設けられているこ
とを特徴とする用紙の整列装置。 - 【請求項４】ほぼ水平状態でほぼ水平方向に飛来する複
数の各用紙（ＰＰ）を落下させて整列させるための装置
（５ａ）であって、 前記用紙（ＰＰ）の縁部が当接するように垂直方向に設
けられ、且つ前記用紙（ＰＰ）の飛来方向と直角の方向
に沿って配列されてなる複数の棒状の用紙ストッパ（１
２ａ）と、 前記用紙ストッパ（１２ａ）を挿入する複数の挿入穴
（４４）が設けられ、前記各用紙ストッパ（１２ａ）を
前記各挿入穴（４４）に挿入した状態で支持するストッ
パ支持部材（１１ａ）とを有し、 前記各用紙ストッパ（１２ａ）は、前記挿入穴（４４）
から下方への抜け止めのための鍔部（５２）をその上端
部に有するとともに、各用紙ストッパ（１２ａ）の外周
に装着されたコイルバネ（５４）によって、前記鍔部
（５２）が前記挿入穴（４４）の周囲に押当するよう軸
方向下方に付勢されてなることを特徴とする用紙の整列
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11707292A JPH05310359A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 用紙の整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11707292A JPH05310359A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 用紙の整列装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05310359A true JPH05310359A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14702721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11707292A Withdrawn JPH05310359A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 用紙の整列装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05310359A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7029008B2 (en) * | 2002-10-30 | 2006-04-18 | Glory Ltd. | Accumulating device and circulating type bank note depositing and dispensing machine |
| CN100460300C (zh) * | 2004-03-02 | 2009-02-11 | 日立欧姆龙金融系统有限公司 | 纸张类物品处理装置 |
| US7837190B2 (en) | 2003-04-30 | 2010-11-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Strike plate and exit section utilizing same |
| JP2011148599A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Oki Electric Industry Co Ltd | 紙葉類集積装置 |
| KR20220053171A (ko) * | 2020-10-22 | 2022-04-29 | 주식회사 비플스 | 종이 적재 분배기 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP11707292A patent/JPH05310359A/ja not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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