JP4448431B2 - 排紙装置 - Google Patents

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本発明は、印刷等の所定の処理がなされた名刺やはがき等のカード状用紙が順次排紙され、この排紙されるカード状用紙を積載する排紙装置に関する。
この種の従来の排紙装置として、図12及び図13に示すものがある(例えば、特許文献1参照)。この排紙装置100は、図12及び図13に示すように、所定の処理がなされた用紙Pの排紙位置に案内板101を介して小サイズ排紙装置102を有する。この小サイズ排紙装置102は、排紙本体103の四隅位置に上下方向にスパイラル状に配置された4本のスパイラル搬送体104と、この4本のスパイラル搬送体104をモータ105の駆動で回転させるモータ駆動手段106とを備えている。
上記構成において、用紙排出方向Tに排紙された用紙Pが案内板101を経て小サイズ排紙装置102内に排紙されると、用紙Pの四隅が各スパイラル搬送体104に支持される状態となる。
次に、モータ105が駆動してスパイラル搬送体104が回転する。このスパイラル搬送体104が回転すると、用紙Pが徐々に上方に移動される。そして、4本のスパイラル搬送体104の上方位置まで移動されると、ここで積載される。つまり、この従来例では、用紙Pが排紙されてから積載されるまでの時間をスパイラル搬送体104の搬送で稼ぐことによってインク裏移りを防止している。
他の従来例の排紙装置として、図14及び図15に示すものがある(例えば、特許文献2参照)。この排紙装置110は、図14及び図15に示すように、所定の処理がなされた用紙Pの排紙位置に小サイズ排紙ボックス111を有する。この小サイズ排紙ボックス111は、前方フェンス112と後方フェンス113と左右のサイドフェンス114とを有し、これらフェンス112,113,114によって内部に用紙Pより若干だけ大きいサイズの用紙落下空間115が形成されている。
上記構成において、用紙排出方向Tに排紙された用紙Pが小サイズ排紙ボックス111内に排紙されると、用紙Pが用紙落下空間115に入り込み、用紙Pが各フェンス112,113,114に前後左右を規制されつつ自重によって落下する。ここで、用紙落下空間115が用紙Pより若干だけ大きいために用紙Pは大きな空気抵抗を受けながらゆっくりと落下し、用紙Pは落下位置で積載される。つまり、この他の従来例では、用紙Pが排紙されてから積載されるまでの時間を落下速度を遅くすることによって稼ぐと共に、落下する用紙Pを垂直方向に落下させることによって用紙P同士のこすれ合いを防止してインク裏移りを防止している。
特開平8−2771号公報 特開2000−63026号公報
しかしながら、前記従来例では、スパイラル搬送体104及びそのモータ駆動手段106等が必要であるため、構成が複雑で、且つ、高コストであるという問題があった。
また、前記他の従来例では、構成が簡素で、且つ、低コストであるが、排紙から積載されるまでの時間が短時間であり、さらに、用紙P同士のこすれ合いが完全になくなるわけではなく、しかも、用紙P同士が最終的に密着して積載されるため、インク裏移りを有効に防止できないという問題があった。
そこで、本発明は、インク裏移りを有効に防止でき、しかも、構成が簡易で、且つ、低コストである排紙装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、所定の処理がなされた用紙が排紙され、この排紙された用紙が落下して積載される載置台を有する排紙装置において、排紙された用紙の先端面が突き当たり、この突き当たった用紙を反対方向に跳ね返らせる跳ね返りフェンスと、この跳ね返りフェンスで跳ね返った用紙の先端側の下面に干渉し、この用紙をその後端面を下方とする落下姿勢に矯正する落下姿勢矯正部と、この落下姿勢矯正部で落下姿勢が矯正された前記用紙の落下位置での後端面を規制する後面規制フェンスと、この後面規制フェンスで後端面が規制された前記用紙の落下位置での先端面を規制し、且つ、前記後面規制フェンスとの間隔が上方位置に向かうに従って徐々に幅狭になるように傾斜して配置された前面規制フェンスとを有するカード排紙ボックスを備え、前記落下姿勢矯正部は、前記前面規制フェンスの上端部であることを特徴とする。
請求項1の発明では、排紙された用紙が跳ね返りフェンスに突き当たり、突き当たった用紙が印刷排出方向の反対方向に跳ね返る。この跳ね返った用紙は、印刷排出方向の反対方向に進みつつ落下し、この落下過程で落下姿勢矯正部が用紙の先端側の下面に干渉する。この落下姿勢矯正部の干渉によって用紙がその後端面を下方とする落下姿勢となる。用紙の後端面が後面規制フェンスに突き当たり、後面規制フェンスによって落下位置における用紙の後端面が規制される。後面規制フェンスで後端面が規制された用紙は後端面を支点として前方に回転し、用紙の先端面が前面規制フェンスに突き当たり、前面規制フェンスが用紙の落下位置での先端面を規制する。このような挙動によって用紙がカード排紙ボックス内に順次落下される。ここで、後面規制フェンスと前面規制フェンス間の幅が上方位置になるに従って幅狭になっており、積載枚数が増えるに従って用紙の後端面の高さ位置に対して先端面が高い位置で前面規制フェンスに当接することから扇状に用紙が積載される。また、落下姿勢矯正部と前面規制フェンスが1枚の部材より形成される。
請求項2の発明は、所定の処理がなされた用紙が排紙され、この排紙された用紙が落下して積載される載置台を有する排紙装置において、排紙された用紙の排出方向の先端面が突き当たり、この突き当たった用紙を前記排出方向の反対方向に跳ね返らせる跳ね返りフェンスと、前記用紙が前記跳ね返りフェンスで跳ね返って前記反対方向に進みつつ落下する落下過程において、前記用紙の前記排出方向の先端側の下面に干渉し、前記用紙をその後端面を下方とする落下姿勢に矯正する落下姿勢矯正部と、前記落下姿勢矯正部で落下姿勢が矯正されて落下した前記用紙の落下位置での後端面を規制する後面規制フェンスと、前記後面規制フェンスで後端面が規制された前記用紙の落下位置での先端面を規制する前面規制フェンスと、を有するカード排紙ボックスを備え、前記後面規制フェンスと前記前面規制フェンスとは、上下方向に対して同方向であって上方位置に向かうに従って前記排出方向の後方側に向くように、且つ、両者の間隔が上方位置に向かうに従って徐々に幅狭になるように傾斜していることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の排紙装置であって、前記落下姿勢矯正部は、前記前面規制フェンスの上端部であることを特徴とする
請求項の発明では、落下姿勢矯正部と前面規制フェンスが1枚の部材より形成される。
請求項の発明は、請求項1又は請求項2記載の排紙装置であって、前記カード排紙ボックスは、前記前面規制フェンスと前記後面規制フェンスとの間の下面に配置され、前記後面規制フェンス側から前記前面規制フェンス側に向かって水平方向に対して上方に傾斜された傾斜補助載置台を有することを特徴とする。
請求項の発明では、最下位置の用紙から傾斜して載置される。
請求項の発明は、請求項1又は請求項2記載の排紙装置であって、前記カード排紙ボックスは、前記用紙の両側の側面を規制する左右一対のサイドフェンスを有することを特徴とする。
請求項の発明では、用紙の左右の側面をサイドフェンスが規制する。
請求項の発明は、請求項1又は請求項2記載の排紙装置であって、前記カード排紙ボックスは、前記載置台に着脱自在に設けられたことを特徴とする。
請求項の発明では、用紙の積載に際してカード排紙ボックスを使用するパターンと使用しないパターンを選択できる。
請求項の発明は、請求項記載の排紙装置であって、前記カード排紙ボックスは、少なくとも前記落下姿勢矯正部と前記後面規制フェンス及び前記前面規制フェンスが連結されたインナーフェンス体と、少なくとも前記跳ね返りフェンス及び左右の前記サイドフェンスが連結されたアウターフェンス体とから構成され、このアウターフェンス体に前記インナーフェンス体が着脱自在に設けられたことを特徴とする。
請求項8の発明は、所定の処理がなされた用紙が排紙され、この排紙された用紙が落下して積載される載置台を有する排紙装置において、排紙された用紙の先端面が突き当たり、この突き当たった用紙を反対方向に跳ね返らせる跳ね返りフェンスと、この跳ね返りフェンスで跳ね返った用紙の先端側の下面に干渉し、この用紙をその後端面を下方とする落下姿勢に矯正する落下姿勢矯正部と、この落下姿勢矯正部で落下姿勢が矯正された前記用紙の落下位置での後端面を規制する後面規制フェンスと、この後面規制フェンスで後端面が規制された前記用紙の落下位置での先端面を規制し、且つ、前記後面規制フェンスとの間隔が上方位置に向かうに従って徐々に幅狭になるように傾斜して配置された前面規制フェンスとを有するカード排紙ボックスを備え、前記カード排紙ボックスは、前記載置台に着脱自在に設けられると共に、少なくとも前記落下姿勢矯正部と前記後面規制フェンス及び前記前面規制フェンスが連結されたインナーフェンス体と、少なくとも前記跳ね返りフェンス及び左右の前記サイドフェンスが連結されたアウターフェンス体とから構成され、このアウターフェンス体に前記インナーフェンス体が着脱自在に設けられたことを特徴とする。
請求項7及び請求項8の発明では、用紙が積載されたインナーフェンス体をアウターフェンス体より取り外すことができる。
請求項1の発明によれば、排紙された用紙が跳ね返りフェンスで印刷排出方向の反対方向に跳ね返り、この跳ね返った用紙が落下姿勢矯正部で干渉を受け、この干渉によって用紙がその後端面を下方とする落下姿勢となり、この用紙の後端面が後面規制フェンスに突き当たり、この用紙が後端面を支点として前方に回転して先端面が前面規制フェンスに突き当たる。このような挙動によって用紙がカード排紙ボックス内に順次落下される。ここで、後面規制フェンスと前面規制フェンス間の幅が上方位置になるに従って幅狭になっており、積載枚数が増えるに従って用紙の後端面の高さ位置に対して先端面が高い位置で前面規制フェンスに当接することから扇状に用紙が積載されるため、上下で隣接する用紙同士が隙間を空けて非接触状態や軽い接触状態で積載される。そして、このような扇状の積載を各種のフェンス及びフェンス間の寸法設定によってのみ実現している。これにより、インク裏移りを有効に防止でき、しかも、構成が簡易で、且つ、低コストである。また、構成の単純化及び部品点数の削減になる。
請求項2の発明によれば、インク裏移りを有効に防止でき、しかも、構成が簡易で、且つ、低コストである。
請求項3の発明によれば、構成の単純化及び部品点数の削減になる。
請求項4の発明によれば、最下位置の用紙から傾斜して載置されるため、下方に積載される用紙間の非接触状態や軽い接触状態を促進でき、インク裏移りをより確実に防止できる。
請求項5の発明によれば、積載される用紙の幅方向を紙揃えできる。
請求項6の発明によれば、カード排紙ボックスを装着することによってカード排紙ボックスを利用した用紙の積載が可能であり、また、カード排紙ボックスを取り外すことにより載置台を利用した用紙の積載が可能であり、便利である。
請求項7及び8の発明によれば、用紙が積載されたインナーフェンス体をアウターフェンス体より取り外すことにより積載された用紙を容易に取り出すことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図14は本発明の一実施形態を示し、図1は孔版印刷装置1の全体概略構成図である。
図1に示すように、孔版印刷装置1は、図示しない原稿読取部と、製版部3と、印刷部4と、給紙部5と、排紙装置である排紙部6と、排版部7とから主に構成されている。
原稿読取部は原稿を電気信号として読み取るものである。この読み取った情報は所定の指令(例えば、拡大、縮小等)に基づいて加工可能に構成されている。
製版部3は、ロール状に巻装された長尺状の孔版原紙10を収容する原紙収容部11と、この原紙収容部11に対して孔版原紙10の搬送方向の下流に配置されたガイド送りローラ9と、このガイド送りローラ9の搬送下流に配置された書込みヘッドである感熱ヘッド12と、この感熱ヘッド12の対向位置に配置され、ライトパルスモータ(図示せず)の駆動力により回転するプラテンローラ13とを有する。
また、製版部3は、プラテンローラ13及び感熱ヘッド12と後述する版胴16との間に配置された一対の原紙送りローラ14,15を有し、この下方の原紙送りローラ14は、ライトパルスモータ(図示せず)の駆動力によりプラテンローラ13に同期して回転されるようになっている。さらに、製版部3は、一対の原紙送りローラ14,15と前記プラテンローラ13及び感熱ヘッド12との間に配置された原紙カッタ(図示せず)を有し、この原紙カッタによって孔版原紙10を切断するようになっている。
印刷部4は、同一径の版胴16及び紙胴17を有し、この版胴16の外周面には原紙クランプ部18が設けられ、この原紙クランプ部18で孔版原紙10の先端をクランプできる。原紙クランプ部18以外の版胴16の外周面には可撓性のスクリーン19が張設されている。このスクリーン19は少なくとも印刷領域において印刷圧の作用時にインクを通過可能に構成されている。版胴16のスクリーンの内部にはインナーユニット20が設けられている。このインナーユニット20はロール支持部材40を有し、このロール支持部材40は支軸41を中心に固定部材(図示せず)に回転自在に支持されている。ロール支持部材40には中押しロール42が回転自在に支持されており、この中押しロール42はスクリーン19を外周側に押圧する押圧位置(図1に示す状態)とスクリーン19より内側に退出する待機位置との間で変移するようになっている。
また、ロール支持部材40にはドクターロール43及び駆動ロッド44がそれぞれ設けられており、ドクターロール43は中押しロール42の近接位置でロール支持部材40に固定されている。駆動ロッド44はロール支持部材40に回転自在に支持され、この駆動ロッド44の周囲に図示しないインク供給部よりインク(図示せず)が供給されるようになっている。そして、供給されたインクはドクターロール43とのギャップによって中押しロール42への付着量が調整され、中押しロール42を介してスクリーン19の内周面に転移されるようになっている。
また、紙胴17の外周面の所定箇所には用紙クランプ部21が設けられ、この用紙クランプ部21で用紙である印刷用紙Pの先端をクランプできるようになっている。
給紙部5は、用紙である印刷用紙Pが積層される給紙台23と、この給紙台23から最上位置の印刷用紙Pに圧接するスクレーパ24と、このスクレーパ24の下流に配置され、且つ、互いに略近接状態で位置するピックアップロール25及びサバキロール26と、このピックアップロール25及びサバキロール26の下流に配置され、且つ、互いに略近接状態で位置するガイドロール27及びタイミングロール28とを有する。スクレーパ24の回転によって移動された印刷用紙Pはピックアップロール25及びサバキロール26で最上位置の印刷用紙Pのみの搬送が許容され、この搬送許容された1枚の印刷用紙Pは、ガイドロール27及びタイミングロール28の回転によって紙胴17の回転に同期して搬送される。
排紙装置である排紙部6は、印刷が完了した印刷用紙Pの先端をガイドする上方規制ガイド部31と、紙胴17から剥離されない印刷用紙Pを剥ぎ取る用紙剥取り爪32と、上方規制ガイド部31でガイドされ、或いは、用紙剥取り爪32で剥ぎ取られた印刷用紙Pを搬送する用紙搬送機構33と、この用紙搬送機構33によって搬送されて来た印刷用紙Pを積層状態で載置する載置台34とを有する。
載置台34には用紙排紙方向Tの前方位置に配置された大サイズ用前面フェンス35aと、左右一対の大サイズ用サイドフェンス35b,35bとが設けられている。これらフェンス35a,35b,35bは載置台34に立設する直立位置(図1の位置)と載置台34に沿って傾倒する収容位置(図2の位置)との間で変移自在に設けられている。また、載置台34には係止溝(図示せず)が設けられ、この係止溝を利用してカード排紙ボックス50Aが着脱自在に設けられている。
排版部7は、版胴16の原紙クランプ部18より解除された孔版原紙の先端を導く排版誘導ベルト35と、この排版誘導ベルト35より導かれた孔版原紙を版胴16より引き剥がしながら搬送する一対の排版搬送ベルト36,36と、この一対の排版搬送ベルト36,36によって搬送されて来る孔版原紙を収納する排版ボックス37とを有する。
次に、カード排紙ボックス50Aの構成を図2〜図6を用いて説明する。
図2は載置台34上にカード排紙ボックス50Aが設置された状態を示す斜視図、図3はカード排紙ボックス50Aの分解斜視図、図4はカード排紙ボックス50Aの断面図、図5は小サイズの印刷用紙Pが排紙されてから載置されるまでの落下軌跡を説明する断面図、図6は小サイズの印刷用紙Pの積載状態を示す断面図である。
図2〜図4に示すように、カード排紙ボックス50Aは、小サイズの印刷用紙(カード状用紙)Pを印刷する際の用紙載置台として使用するものであり、アウターフェンス体51と、このアウターフェンス体51の内部に着脱自在に挿入できるインナーフェンス体52Aとから構成されている。
アウターフェンス体51は、方形枠形状を有し、用紙排出方向Tの前方側に配置された跳ね返りフェンス53と、用紙排出方向Tの後方位置側に配置された後面カバー54と、後面カバー54と跳ね返りフェンス53の間で、且つ、用紙排出方向Tの直交方向の左右位置に配置された一対のサイドフェンス55,55と、跳ね返りフェンス53と後面カバー54及び一対のサイドフェンス55,55で囲まれる底面に配置された底面カバー63とから構成されている。
跳ね返りフェンス53は、用紙排出方向Tの直交方向に沿って配置され、用紙排出方向Tに排紙された小サイズの印刷用紙Pの先端面p1が突き当たり、突き当たった印刷用紙Pを反対方向に跳ね返らせる。後面カバー54は、排紙される用紙Pに干渉しないような高さ寸法に設定されている。左右一対のサイドフェンス55,55は、小サイズの印刷用紙Pより若干だけ大きい幅サイズに設定され、印刷用紙Pの左右側面を規制する。底面カバー63は、内部に収容したインナーフェンス体52Aの脱落防止等のためのものである。
また、アウターフェンス体51の下部には係止突起56が下方に突設され、この係止突起56を載置台34の係止溝(図示せず)に挿入することによってカード排紙ボックス50Aを載置台34の所定位置に装着できるようになっている。
インナーフェンス体52Aは、アウターフェンス体51内で用紙排出方向Tの前方位置に配置された前面規制フェンス57と、アウターフェンス体51内で用紙排出方向Tの後方位置に配置された後面規制フェンス58と、後面規制フェンス58と前面規制フェンス57との間の下面に水平に配置された水平補助載置台59とから略コ字形状に形成されている。前面規制フェンス57の上端部は、跳ね返りフェンス53で跳ね返った印刷用紙Pの先端側の下面に干渉し、印刷用紙Pをその後端面p2を下方とする落下姿勢に矯正する落下姿勢矯正部60として形成されている。
後面規制フェンス58は、落下姿勢矯正部60で落下姿勢が矯正された印刷用紙Pの落下位置での後端面p2を規制する。後面規制フェンス58の上部は、前面規制フェンス57との幅を大きくするテーパ部58aに形成されており、所定以上に跳ね返った印刷用紙Pを後面規制フェンス58と前面規制フェンス57間に落下させるようになっている。また、前面規制フェンス57は、後面規制フェンス58で後端面p2が規制された印刷用紙Pの先端面p1を規制する。そして、前面規制フェンス57と後面規制フェンス58は、その最下位置が小サイズの印刷用紙Pの用紙排出方向Tの長さとほぼ同一長さに設定されているが、互いに垂直方向に対し同じ方向に傾斜されている。前面規制フェンス57の傾斜角A1(図4に示す)より後面規制フェンス58の傾斜角A2(図4に示す)の方が大きく設定されており、これにより双方のフェンス57,58間の幅寸法が上方位置に向かうに従って徐々に幅狭になるように設定されている。
次に、上記孔版印刷装置1の動作を簡単に説明する。
製版部3では、プラテンローラ13と原紙送りローラ14の回転により孔版原紙10を搬送し、原稿読取部で読取った画像情報に基づき感熱ヘッド12の多数の発熱体が選択的に発熱動作することにより孔版原紙10に感熱穿孔して孔版形成し、この孔版形成した孔版原紙10の所定箇所を原紙カッタで切断して所望寸法の孔版原紙10を作る。
印刷部4では、製版部3で製版された孔版原紙10の先端を版胴16の原紙クランプ部18でクランプし、このクランプした状態で版胴16が回転されて孔版原紙10を版胴16のスクリーン19外周面に巻き付け着版する。
給紙部5では版胴16及び紙胴17の回転に同期して印刷用紙22を搬送し、紙胴17の用紙クランプ部21で印刷用紙Pの先端をクランプした状態で版胴16及び紙胴17の間に搬送する。
一方、印刷部4では、印刷時に中押しロール47を押圧位置に位置させ、版胴16を回転させると、中押しロール47がスクリーン19の内周側を押圧しながらスクリーン19の内周面上を回転する。中押しロール42の外周面には常時インクが供給されるため、この回転によってスクリーン19にはインクが転移される。また、中押しロール42の押圧によってスクリーン19は外周側に膨出し紙胴17に圧接状態となる。そして、上記したように版胴16及び紙胴17との間に給紙部5より印刷用紙Pが搬送され、この搬送されてきた印刷用紙Pが中押しロール42と紙胴17との間でスクリーン19及び孔版原紙10と共に押圧されながら搬送される。この押圧搬送過程で印刷用紙Pに孔版原紙10の孔部分からインクが転写されて画像が印刷される。印刷用紙Pの先端が中押しロール47の位置を過ぎその下流まで来ると、用紙クランプ部21が解除される。
排紙部6では、印刷用紙Pの先端側を上方規制ガイド部31でガイドし、或いは、印刷用紙Pの先端側を用紙剥取り爪32で紙胴17より剥ぎ取り、その後、用紙搬送機構33を介して印刷用紙Pが載置台34の上方に排紙される。
また、排版部7では、新たな製版を開始するに際して、先の印刷用の孔版原紙10が版胴16のスクリーン19外周面に巻き付け装着されている場合には、製版する前段階で版胴16の原紙クランプ部18を解除し、解除した孔版原紙10の先端側を版胴16を回転しながら排版誘導ベルト35で導き、且つ、一対の排版搬送ベルト36,36によって搬送して排版ボックス37に収納する。
上記動作において、大サイズの印刷用紙Pが印刷対象である場合には、載置台34にカード排紙ボックス50Aを装着せずに、載置台34上に大サイズ用前面フェンス35a及び一対の大サイズ用サイドフェンス35b、35bを立設する。そして、印刷完了した印刷用紙Pが載置台34上に排紙されると、大サイズ用前面フェンス35aによって印刷用紙Pの先端面を規制し、一対の大サイズ用サイドフェンス35b,35bが印刷用紙Pの左右の側面を規制し、これらによって印刷用紙Pが紙揃えした状態で載置台34に積載される。
腰の強い小サイズの印刷用紙(カード状用紙)Pが印刷対象である場合には、図2に示すように、載置台34上にカード排紙ボックス50Aを装着する。そして、印刷完了した印刷用紙Pが載置台34上に排紙されると、図5に示すように、排紙された印刷用紙Pが跳ね返りフェンス53に突き当たり(図5の印刷用紙Pの(1)姿勢参照)、突き当たった印刷用紙Pが印刷排出方向Tの反対方向に跳ね返る。この跳ね返った印刷用紙Pは、印刷排出方向Tの反対方向に進みつつ落下し、この落下過程で落下姿勢矯正部60が印刷用紙Pの先端側の下面に干渉する(図5の印刷用紙Pの(2)姿勢参照)。この落下姿勢矯正部60の干渉によって印刷用紙Pがその後端面p2を下方とする落下姿勢となる(図5の印刷用紙Pの(3)姿勢参照)。
そして、印刷用紙Pの後端面p2が後面規制フェンス58に突き当たり、後面規制フェンス58によって落下位置における印刷用紙Pの後端面p2が規制される(図5の印刷用紙Pの(4)姿勢参照)。後面規制フェンス58で後端面p2が規制された印刷用紙Pは後端面p2を支点として前方に倒れるように回転し、印刷用紙Pの先端面p1が前面規制フェンス57に突き当たり、前面規制フェンス57が印刷用紙Pの落下位置での先端面p1を規制する(図5の印刷用紙Pの(5)姿勢参照)。
このような挙動によって印刷完了した印刷用紙Pがカード排紙ボックス50A内の水平補助載置台59上に順次落下される。ここで、後面規制フェンス58と前面規制フェンス57間の幅が上方位置になるに従って幅狭になっており、図6に示すように、積載枚数が増えるに従って印刷用紙Pの後端面p2の高さ位置に対して先端面p1が高い位置で前面規制フェンス57に当接することから扇状に印刷用紙Pが積載される。従って、上下で隣接する印刷用紙P同士が隙間を空けて非接触状態や軽い接触状態で積載される。そして、このような扇状の積載を各種のフェンス及びそのフェンス間の寸法設定によってのみ実現している。これにより、インク裏移りを有効に防止でき、しかも、構成が簡易で、且つ、低コストであるという効果が得られる。
この実施形態では、落下姿勢矯正部60は、前面規制フェンス57の上端部であるので、構成の単純化及び部品点数の削減になる。
この実施形態では、カード排紙ボックス50Aは、印刷用紙Pの両側の側面を規制する左右一対のサイドフェンス55,55を有するので、積載される印刷用紙Pの幅方向を紙揃えできる。
この実施形態では、カード排紙ボックス50Aは、載置台34に着脱自在に設けられたので、カード排紙ボックス50Aを装着することによってカード排紙ボックス50Aを利用した印刷用紙Pの積載が可能であり、また、カード排紙ボックス50Aを取り外すことにより載置台34を利用した印刷用紙22の積載が可能であり、便利である。
この実施形態では、カード排紙ボックス50Aは、少なくとも落下姿勢矯正部60、後面規制フェンス58及び前面規制フェンス57が連結されたインナーフェンス体52Aと、少なくとも跳ね返りフェンス53及び左右のサイドフェンス55,55が連結されたアウターフェンス体51とから構成され、このアウターフェンス体51にインナーフェンス体52Aが着脱自在に設けられたので、印刷用紙Pが積載されたインナーフェンス体52Aをアウターフェンス体51より取り外すことにより積載された印刷用紙Pを容易に取り出すことができる。
図7〜図10はカード排紙ボックスの第1変形例を示し、図7はカード排紙ボックス50Bの分解斜視図、図8はカード排紙ボックス50Bの断面図、図9は小サイズの印刷用紙Pが排紙されてから載置されるまでの飛行軌跡を説明する断面図、図10は小サイズの印刷用紙Pの積載状態を示す断面図である。
図7〜図10に示すように、第1変形例のカード排紙ボックス50Bを前記実施形態のカード排紙ボックス50Aと比較するに、インナーフェンス体52Bの構成が相違する。つまり、前面規制フェンス57と後面規制フェンス58との間の下面には、後面規制フェンス58側から前面規制フェンス57側に向かって水平方向に対して上方に傾斜された傾斜補助載置台61が設けられている。尚、他の構成は、前記実施形態と同一であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この第1変形例のカード排紙ボックス50Bを小サイズの印刷用紙Pの積載に利用した場合にも、前記実施形態と同様に、扇状に印刷用紙Pが積載されるため、上下で隣接する印刷用紙P同士が隙間を空けて非接触状態や軽い接触状態で積載される。そして、このような扇状の積載を各種のフェンス及びそのフェンス間の寸法設定によってのみ実現している。これにより、インク裏移りを有効に防止でき、しかも、構成が簡易で、且つ、低コストであるという効果が得られる。
この第1変形例では、カード排紙ボックス50Bは、前面規制フェンス57と後面規制フェンス58との間の下面に配置され、後面規制フェンス58側から前面規制フェンス57側に向かって水平方向に対して上方に傾斜された傾斜補助載置台61を有するので、最下位置の印刷用紙Pから傾斜して載置できる。このため、下方に積載される印刷用紙P間の非接触状態や軽い接触状態を促進でき、インク裏移りをより確実に防止できる。
図11はカード排紙ボックスの第2変形例を示し、カード排紙ボックス50Cの断面図である。
図11に示すように、第2変形例のカード排紙ボックス50Cを前記第1変形例のカード排紙ボックス50Bと比較するに、インナーフェンス体52Cの構成が相違する。つまり、前面規制フェンス57と後面規制フェンス58との間の下面には傾斜補助載置台61が設けられている点で同一であるが、その傾斜補助載置台61が後面規制フェンス58と前面規制フェンス57の中間位置まで設けられ、中間位置から前面規制フェンス57までの間が指挿入スペース62として形成されている点が相違する。尚、他の構成は前記実施形態と同一であるため、同一構成箇所に同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
この第2変形例のカード排紙ボックス50Cを小サイズの印刷用紙Pの積載に利用した場合にも、前記第1変形例と同様に、扇状に印刷用紙Pが載置され、しかも、最下位置の印刷用紙Pから傾斜して載置されるため、上下で隣接する印刷用紙P同士が隙間を空けて非接触状態や軽い接触状態で積載される。そして、このような扇状の積載を各種のフェンス及びそのフェンス間の寸法設定によってのみ実現している。これにより、インク裏移りを有効に防止でき、しかも、構成が簡易で、且つ低コストであるという効果が得られる。
この第2変形例では、インナーフェンス体52Cをアウターフェンス体51から取り出し、インナーフェンス体52C内に積載された印刷用紙Pを指挿入スペース62に指を入れて容易に掴むことができ、印刷用紙Pの取扱い性の向上になっている。
尚、前記実施形態のカード排紙ボックス50A〜50Cは、一般に腰の強い小サイズの印刷用紙Pの積載に適用するようになっているが、腰が強いものであれば大サイズの印刷用紙Pの積載にも適用可能である。また、前記実施形態では、本発明の排紙装置を、孔版印刷装置1の排紙部6に適用した場合を示したが、孔版以外の印刷装置に適用できることは勿論のこと、印刷装置以外の排紙部、つまり、複写機等のように所定の画像処理等がなされた用紙が排紙され、この排紙された用紙を紙揃えして積載する必要がある排紙部にも同様に適用できる。
本発明の一実施形態を示し、孔版印刷装置の全体概略構成図である。 本発明の一実施形態を示し、載置台上にカード排紙ボックスが設置された状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、カード排紙ボックスの分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、カード排紙ボックスの断面図である。 本発明の一実施形態を示し、小サイズの印刷用紙が排紙されてから載置されるまでの落下軌跡を説明する断面図である。 本発明の一実施形態を示し、小サイズの印刷用紙の積載状態を示す断面図である。 第1変形例のカード排紙ボックスの分解斜視図である。 第1変形例のカード排紙ボックスの断面図である。 第1変形例のカード排紙ボックスを使用した場合における、小サイズの印刷用紙が排紙されてから載置されるまでの落下軌跡を説明する断面図である。 第1変形例のカード排紙ボックスを使用した場合における、小サイズの印刷用紙の積載状態を示す断面図である。 第2変形例のカード排紙ボックスの断面図である。 従来例の小サイズ排紙装置の断面図である。 従来例の小サイズ排紙装置の断面図である。 他の従来例の小サイズ排紙ボックスの斜視図である。 他の従来例の小サイズ排紙ボックスの断面図である。
符号の説明
1 孔版印刷装置(印刷装置)
6 排紙部(排紙装置)
34 載置台
50A,50B,50C カード排紙ボックス
51 アウターフェンス体
52A,52B,52C インナーフェンス体
53 跳ね返りフェンス
55 サイドフェンス
57 前面規制フェンス
58 後面規制フェンス
60 落下姿勢矯正部
61 傾斜補助載置台
P 印刷用紙
p1 先端面
p2 後端面

Claims (8)

  1. 所定の処理がなされた用紙が排紙され、この排紙された用紙が落下して積載される載置台を有する排紙装置において、
    排紙された用紙の先端面が突き当たり、この突き当たった用紙を反対方向に跳ね返らせる跳ね返りフェンスと、この跳ね返りフェンスで跳ね返った用紙の先端側の下面に干渉し、この用紙をその後端面を下方とする落下姿勢に矯正する落下姿勢矯正部と、この落下姿勢矯正部で落下姿勢が矯正された前記用紙の落下位置での後端面を規制する後面規制フェンスと、この後面規制フェンスで後端面が規制された前記用紙の落下位置での先端面を規制し、且つ、前記後面規制フェンスとの間隔が上方位置に向かうに従って徐々に幅狭になるように傾斜して配置された前面規制フェンスとを有するカード排紙ボックスを備え
    前記落下姿勢矯正部は、前記前面規制フェンスの上端部であることを特徴とする排紙装置。
  2. 所定の処理がなされた用紙が排紙され、この排紙された用紙が落下して積載される載置台を有する排紙装置において、
    排紙された用紙の排出方向の先端面が突き当たり、この突き当たった用紙を前記排出方向の反対方向に跳ね返らせる跳ね返りフェンスと、
    前記用紙が前記跳ね返りフェンスで跳ね返って前記反対方向に進みつつ落下する落下過程において、前記用紙の前記排出方向の先端側の下面に干渉し、前記用紙をその後端面を下方とする落下姿勢に矯正する落下姿勢矯正部と、
    前記落下姿勢矯正部で落下姿勢が矯正されて落下した前記用紙の落下位置での後端面を規制する後面規制フェンスと、
    前記後面規制フェンスで後端面が規制された前記用紙の落下位置での先端面を規制する前面規制フェンスと、
    を有するカード排紙ボックスを備え、
    前記後面規制フェンスと前記前面規制フェンスとは、上下方向に対して同方向であって上方位置に向かうに従って前記排出方向の後方側に向くように、且つ、両者の間隔が上方位置に向かうに従って徐々に幅狭になるように傾斜していることを特徴とする排紙装置。
  3. 請求項記載の排紙装置であって、
    前記落下姿勢矯正部は、前記前面規制フェンスの上端部であることを特徴とする排紙装置。
  4. 請求項1又は請求項2記載の排紙装置であって、
    前記カード排紙ボックスは、前記前面規制フェンスと前記後面規制フェンスとの間の下面に配置され、前記後面規制フェンス側から前記前面規制フェンス側に向かって水平方向に対して上方に傾斜された傾斜補助載置台を有することを特徴とする排紙装置。
  5. 請求項1又は請求項2記載の排紙装置であって、
    前記カード排紙ボックスは、前記用紙の両側の側面を規制する左右一対のサイドフェンスを有することを特徴とする排紙装置。
  6. 請求項1又は請求項2記載の排紙装置であって、
    前記カード排紙ボックスは、前記載置台に着脱自在に設けられたことを特徴とする排紙装置。
  7. 請求項6記載の排紙装置であって、
    前記カード排紙ボックスは、少なくとも前記落下姿勢矯正部と前記後面規制フェンス及び前記前面規制フェンスが連結されたインナーフェンス体と、少なくとも前記跳ね返りフェンス及び左右の前記サイドフェンスが連結されたアウターフェンス体とから構成され、このアウターフェンス体に前記インナーフェンス体が着脱自在に設けられたことを特徴とする排紙装置。
  8. 所定の処理がなされた用紙が排紙され、この排紙された用紙が落下して積載される載置台を有する排紙装置において、
    排紙された用紙の先端面が突き当たり、この突き当たった用紙を反対方向に跳ね返らせる跳ね返りフェンスと、この跳ね返りフェンスで跳ね返った用紙の先端側の下面に干渉し、この用紙をその後端面を下方とする落下姿勢に矯正する落下姿勢矯正部と、この落下姿勢矯正部で落下姿勢が矯正された前記用紙の落下位置での後端面を規制する後面規制フェンスと、この後面規制フェンスで後端面が規制された前記用紙の落下位置での先端面を規制し、且つ、前記後面規制フェンスとの間隔が上方位置に向かうに従って徐々に幅狭になるように傾斜して配置された前面規制フェンスとを有するカード排紙ボックスを備え、
    前記カード排紙ボックスは、前記載置台に着脱自在に設けられると共に、少なくとも前記落下姿勢矯正部と前記後面規制フェンス及び前記前面規制フェンスが連結されたインナーフェンス体と、少なくとも前記跳ね返りフェンス及び左右の前記サイドフェンスが連結されたアウターフェンス体とから構成され、
    このアウターフェンス体に前記インナーフェンス体が着脱自在に設けられたことを特徴とする排紙装置。
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