JPH09124216A - 画像形成装置の排紙装置 - Google Patents

画像形成装置の排紙装置

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JPH09124216A
JPH09124216A JP8231676A JP23167696A JPH09124216A JP H09124216 A JPH09124216 A JP H09124216A JP 8231676 A JP8231676 A JP 8231676A JP 23167696 A JP23167696 A JP 23167696A JP H09124216 A JPH09124216 A JP H09124216A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像形成用紙の種類等に左右されることなく、
常に画像形成用紙を排紙台上に揃った状態で確実に積載
でき、排紙ジャムの発生のおそれもない画像形成装置の
排紙装置を提供する。 【構成】排紙サイドフェンス12、12には、案内板1
3、13が互いに対向して設けられている。案内板13
の案内部13bは排紙トレイ10上に突出する姿勢と、
案内部13bが排紙台10上から退く姿勢に動作でき
る。印刷用紙は、左右の排紙サイドガイド12、12間
で、案内部13bに両側縁部が支持される。次いで案内
部13bが排紙トレイ10上から退く状態に回動する。
案内部13bが排紙トレイ10上から退くと、印刷用紙
は自然落下し、排紙トレイ10上に載置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機や印刷機等の画像
形成装置の排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機や印刷機等の排紙装置には種々の
ものがあるが、大型の印刷機においては、いわゆるチェ
ーンデリバリー方式の排紙装置が主流である。チェーン
デリバリー方式の排紙装置は、画像形成用紙の先端をク
ランプ装置によってクランプし、このクランプ装置をチ
ェーンによって案内搬送し、画像形成用紙を排紙台上に
整然と積載するものである。
【0003】しかしチェーンデリバリー方式の装置は非
常に大型で、しかも高価であるため、事務用の小型印刷
機や複写機に搭載するには不向きである。
【0004】そこで小型印刷機等においては、画像形成
用紙を画像形成用紙が積載される排紙台に向かって飛ば
す(排出する)方式の排紙装置を使用せざる得ないこと
になる。ところが画像形成用紙を排紙台に向かって飛ば
すだけでは、画像形成用紙は排紙台上にきちんと揃った
状態で積載されないため、排紙台の両側に排紙サイドフ
ェンス(排紙ガイドもしくは側板と呼ばれることもあ
る)を、排紙台の排紙方向終端部に排紙エンドフェンス
を設け、これら排紙サイドフェンスと排紙エンドフェン
スとに囲まれる領域に画像形成用紙をU字型に腰付けさ
せた状態で排出させることが行なわれている。
【0005】上記画像形成用紙の湾曲を確実且つ正確に
行なう装置としては、実開昭56ー66460号公報に
開示されている画像形成用紙に向かって空気を吹きだす
方式のもの、実開昭60ー165347号公報に開示さ
れている腰付け様の隆起部材を着脱自在に備えたもの、
特開昭56ー61266号公報に開示されている針金状
の排紙案内部材を備えたものなどがある。
【0006】画像形成用紙を排紙台に向かって排出する
際、画像形成用紙の速度が低いと、排紙ジャムを起こす
おそれがある。これを防止するため排紙速度を高くする
構成の装置として、実開昭58ー160152号公報に
開示されている周速大の案内ローラを備えたもの、特開
昭60ー148864号公報に開示されているベルト搬
送吸着ユニットを備えたものがある。
【0007】さらに画像形成用紙を排紙台上で揃えるた
め、排紙ジョガー方式と称して、左右の排紙サイドフェ
ンスを画像形成用紙の排出に合わせて、左右の排紙サイ
ドフェンス間のスパンを変える方向へ往復動作させる方
式のものも知られている。
【0008】また、実開平2ー91747号公報に開示
されているように、排紙サイドフェンスの内側の一部に
ガイド部材を設ける試みも行なわれている。
【0009】あるいは、特開昭61−166470号公
報に開示されているように、画像形成用紙としての連続
してつながった記録用紙が一対の各トレイ部材から離れ
る時期に差が生じ、前記記録用紙が一方のトレイ部材か
ら離れたあと他方のトレイ部材と共に運動することがあ
るため、記録用紙が傾いた状態で落下し、記録用紙が折
り畳まれたままの正しい姿勢でコンベア上に排出されな
いという不具合を解消する目的の下になされた技術も提
案されている。すなわちこの技術は、記録用紙の落下経
路にガイド部材を設け、開かれる開閉トレイ(一種の可
動排紙台)に接触しながら落下する記録用紙を一対のト
レイ部材から同時にガイド部材にバトンタッチさせ、一
対のトレイ部材から同時に隔離することにより、記録用
紙が一方に傾いた状態で落下することを防止するもので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の各排紙装置では、画像形成用紙を排紙台上に正し
く、しかも確実に揃えて積載することが難しく、また排
紙ジャムの発生防止も不充分である。それは画像形成用
紙の種類が非常に多く、そのため排紙速度が変化するか
らであり、また例えば薄手の画像形成用紙と厚手の画像
形成用紙では、排紙の際における画像形成用紙の形態が
異なるからである。
【0011】また画像形成用紙のサイズの大小によって
も排紙形態が異なる。さらに高速印刷か低速印刷かによ
っても排紙の際の画像形成用紙の形態が異なる。
【0012】高湿度の環境下においては、特に薄手の画
像形成用紙の腰がなくなってしまい、排紙装置によって
排出しても排紙台までとどかないおそれがある。
【0013】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、画像形成用紙の種類やその排紙速度、
あるいは高湿度の環境条件等に左右されることなく、常
に画像形成用紙を排紙台上に揃った状態で確実に積載で
き、排紙ジャム発生のおそれもない画像形成装置の排紙
装置を提供することを目的とする。
【0014】なお、排紙ジャムの形態を図8から図11
に示す。同図において符号96はベルトを示し、このベ
ルトはローラ97に掛けられ、ローラ97の回転によっ
て駆動する。符号90は画像形成用紙100が積載され
る排紙トレイを示し、この排紙トレイ90の終端部に
は、エンドフェンス91が備えられている。
【0015】図8は、画像形成用紙100の先端部が垂
れ下がって、排紙トレイ90上の画像形成用紙に当接
し、これがブレーキとなって排紙ジャムとなる場合を示
す。これは特に厚手の画像形成用紙を使用し、低速で排
出が行なわれた場合に発生しやすい。図9は、画像形成
用紙100の先端部が下方に向かって曲がってしまい、
排紙ジャムとなる場合を示す。
【0016】図10は、先に送られている画像形成用紙
100の後端部に、後から送られてきた画像形成用紙1
00の先端部が突き当って排紙ジャムとなる場合を示
す。これは画像形成用紙100が画像形成装置から高速
で送り出される場合に発生しやすい。図11は、画像形
成用紙100の先端部がエンドフェンス91に突き当た
って、画像形成用紙100が湾曲し、排紙ジャムとなる
場合を示す。これは薄手の画像形成用紙を用い、しかも
画像形成用紙100が画像形成装置から高速で送り出さ
れる場合に発生しやすい。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像形成装置から排出された画像形成用紙が積載される
排紙台と、前記排紙台上に間隔をおき互いに対向して設
けられた一対の側板と、前記一対の側板の内側に互いに
対向して設けられ且つ前記内側に突出する位置と前記内
側から退く位置とに移動し、画像形成用紙の側縁部を暫
定的に支持する案内部材とを有し、前記案内部材の前記
移動により暫定支持された前記一枚の画像形成用紙を前
記排紙台上に落下させることを特徴とする。
【0018】請求項2の発明は、請求項1記載の画像形
成装置の排紙装置において、一対の側板は互いに近づく
方向と離れる方向とに移動自在であることを特徴とす
る。
【0019】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の画像形成装置の排紙装置において、前記案内部材は排
紙台に向かって傾いた状態で前記内側に突出する位置と
前記内側から退く位置とに回動動作できることを特徴と
する。
【0020】請求項4の発明は、請求項1,2または3
記載の画像形成装置の排紙装置において、前記案内部材
を前記画像形成装置の排紙タイミングに合わせて前記内
側に突出する位置と前記内側から退く位置とに選択的に
移動させる案内部材移動手段を有することを特徴とす
る。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明によれば、前記構成によ
り、画像形成装置から排出された画像形成用紙は、一対
の側板の内側に突出する位置をそれぞれ占めている案内
部材上に、その画像形成用紙の側縁部が暫定的に支持・
載置されて排紙台側に湾曲したU字状をなす状態とな
る。これと略同時に、一対の側板の内側から退く位置に
それぞれ移動して、画像形成用紙は落下しつつ排紙台上
に整然と揃えられて載置される。上記の動作は、画像形
成装置から排出された画像形成用紙の一枚ごとに順次、
排紙ジャムを生じることなく行われる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、画像形成用
紙のサイズに応じて、一対の側板の間の距離を調整でき
る。
【0023】請求項3記載の発明によれば、案内部材が
排紙台に向かって傾いた状態で一対の側板の内側に突出
する位置と前記内側から退く位置とに回動動作できるこ
とにより、画像形成用紙は、画像形成用紙の側縁部が排
紙台に向かって傾いた状態で案内部材上に暫定的に支持
・載置されるので、U字状の湾曲がスムーズに形成され
る。
【0024】請求項4記載の発明によれば、案内部材を
画像形成装置の排紙タイミングに合わせて一対の側板の
内側に突出する位置と前記内側から退く位置とに選択的
に移動させる案内部材移動手段を有することにより、上
記各発明の作用に加え、画像形成装置の排紙タイミング
に合わせた案内部材移動手段の動作によって、案内部材
が一対の側板の内側に突出する位置と前記内側から退く
位置とに選択的に移動される。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面にしたがっ
て説明する。図1において符号50は画像形成装置とし
ての孔版印刷機を示す。同図において符号1は印刷ドラ
ムを示し、この印刷ドラム1に対向してプレスローラ3
が配置されている。このプレスローラ3は画像形成用紙
としての印刷用紙2を介して印刷ドラム1に圧接する。
符号4は剥離爪を示す。
【0026】符号5は排紙吸着搬送装置を示す。搬送ベ
ルト6はローラ7、7に掛けられ、ローラ7、7の回転
動作によって駆動される。搬送ベルト6の先端側にはジ
ャンプ台9が備えられている。符号8は空気吸引ユニッ
トを示す。
【0027】符号60は排紙装置を示す。排紙台として
の排紙トレイ10の先端側終端部には、排紙エンドフェ
ンス11が設けられている。排紙トレイ10上の両側に
は、一対の側板としての排紙サイドフェンス12、12
が配置されている。この排紙サイドフェンス12、12
は、互いに近づく方向と離れる方向へ移動でき、任意の
ところで固定できるようになっており、スパンSが印刷
用紙2のサイズによって変更できる。
【0028】排紙サイドフェンス12、12には、案内
部材としての案内板13、13が互いに対向して設けら
れている。案内板13、13は印刷用紙2の排紙方向に
沿って延びる形状に形成されている。案内板13、13
の孔版印刷機50側の端部13a、13aは下方に向か
って僅かに曲がる形状となっており、孔版印刷機50か
ら排出された印刷用紙2がひっかからないようになって
いる。
【0029】図3に案内板13の詳細な構造を示す。案
内板13、13は、左右対称な構造となっているので、
図2において左側の案内板13の構造を説明し、右側の
案内板13の構造の説明は省略する。
【0030】図3に示すように排紙サイドフェンス12
には、取付穴12aが形成されている。案内板13は、
取付穴12aの内側面12bに軸20を中心として所定
角度の範囲で回動自在に取り付けられている。案内板1
3は、図3に示すように案内部13bが排紙トレイ10
上に突出する姿勢、すなわち排紙サイドフェンス12の
内側に突出する位置と、案内部13bが排紙台10上か
ら退く姿勢、すなわち排紙サイドフェンス12の内側か
ら退く位置に移動可能に構成されている。案内板13の
案内部13bが最も排紙サイドフェンス12の内側に突
出する姿勢を占めた状態で、案内部13bの上面と排紙
サイドフェンス12の直立面とによって形成される角θ
の角度が90°よりも大きくなるように設定されてい
る。この角度θは、略100°から140°の範囲とす
ることが望ましい。
【0031】案内板13の案内部13bが排紙トレイ1
0上に突出する長さlは、印刷用紙2の両側縁部をガイ
ドするのに十分で、しかも印刷用紙2が排紙トレイ10
上に落下するのを妨げることがない寸法とすべきであ
り、この寸法は略5mmから20mmに設定するのが望
ましい。
【0032】図3に示すように、案内板13の外側(案
内部13bと反対側)には、セクタギヤ21が形成され
ている。符号22はラックを示し、このラック22は、
排紙サイドフェンス12の外側壁の上下部位に固定され
たガイド23、24によって上下動自在に支持されてい
る。ラック22は、案内板13のセクタギヤ21と噛み
合っている。またラック22の下端には、ソレノイド2
5が連結されている。
【0033】このソレノイド25は、孔版印刷機50の
制御装置に電気的に接続され排紙動作に対し所定のタイ
ミングをもって駆動されるようになっている。ラック2
2の中央寄りの部位には、その一端がガイド23に取り
付けられたスプリング26の他端が連結されている。こ
のスプリング26の弾性力によって、ラック22は常に
上方へ付勢され、案内板13は案内部13bが排紙トレ
イ10上から退く方向へ付勢されている。ソレノイド2
5は平生、通電され吸引状態となっている。したがっ
て、ラック22はスプリング26の弾性力に抗して、下
降した状態となっており、案内部13bは平生、排紙ト
レイ10上に突出する姿勢を占めた状態となっている。
【0034】セクタギヤ21、ラック22、ガイド2
3、24、ソレノイド25、スプリング26および孔版
印刷機50の制御装置によって案内部材移動手段として
の案内部材回動手段が構成されている。後述するよう
に、上記案内部材回動手段の動作によって、案内板13
には一枚の画像形成用紙の側縁部を暫定的に支持する機
能が付与されている。
【0035】次に、孔版印刷機50の印刷動作および孔
版印刷機50の排紙動作に連動する排紙装置60の動作
について説明する。図示しない給紙装置から送り出され
た印刷用紙2は、時計回り方向へ回転する印刷ドラム1
に対し、プレスローラ3によって押し付けられて、印刷
用紙2に画像が形成される。画像が形成された印刷用紙
2は、剥離爪4によって印刷ドラム1から剥がされる。
剥がされた印刷用紙2は、駆動する搬送ベルト6上に空
気吸引ユニット8によって吸着されて、搬送される。な
お搬送ベルト6の搬送速度は、印刷ドラム1の周速度よ
り若干大きくなるように設定されている。印刷用紙2
は、ジャンプ台9を通過することによって幾分腰付けさ
れて、排紙装置60に向かって排出される。
【0036】図4に示すように、排紙吸着搬送装置5か
ら排出された印刷用紙2は、左右の排紙サイドフェンス
12、12間で、その両側縁部が案内部13bに支持さ
れる。次いで、ソレノイド25への通電が制御装置の制
御によってオフされ、ラック22はスプリング22の弾
性力によって上昇し、印刷用紙2の先端部が排紙エンド
フェンス11に当る前に、案内部13bが排紙トレイ1
0上から退く状態に回動する。案内部13bが排紙トレ
イ10上から退くと、図5に示すように印刷用紙2は自
然落下し、排紙トレイ10上に載置される。このとき案
内部13bが排紙トレイ10上から退くと同時に、ソレ
ノイド25は通電され、案内板13は案内部13bが排
紙トレイ10上に突出する姿勢を占める状態に復帰し、
次に排出されてくる印刷用紙2に備える。かかる排紙装
置60の動作は、孔版印刷機50からの排紙タイミング
に合わせて行なわれる。
【0037】次に、第2実施例について説明する。
【0038】第2実施例にかかる排紙装置は、案内部材
および案内部材を駆動する構造のみが第1実施例の排紙
装置と異なるので、その相違点についてのみ説明し、同
一構造部材については第1実施例と同じ符号を付してそ
の説明は省略する。
【0039】図7において、符号62は排紙サイドフェ
ンスを示し、この排紙サイドフェンス62には、取付穴
62aが形成されている。この取付穴62aの内側面に
は、案内部材としての案内板63が軸20を中心として
回動自在に取り付けられている。案内板63には3つの
案内部63aが放射状に形成されており、これらの案内
部63aは等間隔に配置されている。案内板63の中心
部の軸20には、案内板63に駆動力を伝達するための
歯車27が設けられている。
【0040】符号29はパルスモータを示し、このパル
スモータ29の回転軸には案内板63の歯車27より大
きい歯車28が取り付けられている。この歯車28は歯
車27と噛み合っている。これらパルスモータ29、歯
車28、歯車27および孔版印刷機50の制御装置によ
って案内部材移動手段としての案内部材回動手段が構成
されている。第1実施例と同様に、上記案内部材回動手
段の後述する動作によって、案内板63には一枚の画像
形成用紙の側縁部を暫定的に支持する機能が付与されて
いる。
【0041】第2実施例にかかる案内板63は、パルス
モータ29から歯車28、歯車27を介して駆動力が伝
達されて回転し、図4から図6において説明した動作と
同様の動作が行なわれる。かかる動作において孔版印刷
機50の制御装置の制御によって、パルスモータ29は
孔版印刷機50の排紙タイミングに合わせて一定パルス
分ずつ回転駆動される。この一定パルス分に対応する歯
車27の回転量は120°に設定されている。
【0042】なおパルスモータ29の代わりに、DCマ
イクロモータと回転角検知センサとを組合せて用いるこ
ともできる。上記各実施例では、画像形成装置として孔
版印刷機を示したが、本発明は他の印刷機や複写機にも
適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像形成
用紙の種類やその排紙速度、あるいは高湿度の環境条件
等に左右されることなく、常に画像形成用紙を排紙台上
に揃った状態で確実に積載できるようになる。また排紙
ジャムの発生のおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる孔版印刷機と排紙
装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例にかかる排紙装置の正面図
である。
【図3】本発明の第1実施例にかかる排紙装置の案内板
を駆動させるための構造を示す図である。
【図4】孔版印刷機から排出された印刷用紙が排紙トレ
イに載置されるまでの一工程を示す図である。
【図5】孔版印刷機から排出された印刷用紙が排紙トレ
イに載置されるまでの一工程を示す図である。
【図6】孔版印刷機から排出された印刷用紙が排紙トレ
イに載置されるまでの一工程を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例にかかる排紙装置の案内板
を駆動させるための構造を示す図である。
【図8】排紙ジャムの一態様を示す図である。
【図9】排紙ジャムの一態様を示す図である。
【図10】排紙ジャムの一態様を示す図である。
【図11】排紙ジャムの一態様を示す図である。
【符号の説明】
2 画像形成用紙としての印刷用紙 10 排紙台としての排紙トレイ 11 排紙エンドフェンス 12 側板としての排紙サイドフェンス 13,63 案内部材としての案内板 13a,63a 案内部 21 案内部材移動手段を構成するセクタギヤ 22 案内部材移動手段を構成するラック 23 案内部材移動手段を構成するガイド 24 案内部材移動手段を構成するガイド 25 案内部材移動手段を構成するソレノイド 26 案内部材移動手段を構成するスプリング 27 案内部材移動手段を構成する歯車 28 案内部材移動手段を構成する歯車 29 案内部材移動手段を構成するパルスモータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置から排出された画像形成用紙
    が積載される排紙台と、前記排紙台上に間隔をおき互い
    に対向して設けられた一対の側板と、前記一対の側板の
    内側に互いに対向して設けられ且つ前記内側に突出する
    位置と前記内側から退く位置とに移動し、一枚の画像形
    成用紙の側縁部を暫定的に支持する案内部材とを有し、
    前記案内部材の前記移動により暫定支持された前記一枚
    の画像形成用紙を前記排紙台上に落下させることを特徴
    とする画像形成装置の排紙装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置の排紙装置に
    おいて、 一対の側板は互いに近づく方向と離れる方向とに移動自
    在であることを特徴とする画像形成装置の排紙装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像形成装置の排
    紙装置において、前記案内部材は排紙台に向かって傾い
    た状態で前記内側に突出する位置と前記内側から退く位
    置とに回動動作できることを特徴とする画像形成装置の
    排紙装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載の画像形成装置
    の排紙装置において、 前記案内部材を前記画像形成装置の排紙タイミングに合
    わせて前記内側に突出する位置と前記内側から退く位置
    とに選択的に移動させる案内部材移動手段を有すること
    を特徴とする画像形成装置の排紙装置。
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