JP4171187B2 - 平版印刷版の集積装置及び平版印刷版束の製造方法 - Google Patents

平版印刷版の集積装置及び平版印刷版束の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベルトコンベア等の搬送手段から順次投入される平版印刷版を集積するための平版印刷版の集積装置及び、この集積装置を用いて平版印刷版の束を構成する平版印刷版束の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
平版印刷版の加工ラインでは、保護用合紙の貼付け、製品サイズへの切断等が完了した平版印刷版をベルトコンベア、ローラコンベア等の搬送装置上へ積載し、この搬送装置により平版印刷版を加工ラインの終端部に設置された平版印刷版の集積装置まで搬送する。この集積装置には、例えば、搬送装置上から投入される平版印刷版を受け止めるための集積台が設けられると共に、この集積台上へ順次投入される平版印刷版をそれぞれ所定の集積位置へ位置決めするためのバックストッパ、フロントストッパ及び一対のサイドストッパが配置されている。
【0003】
バックストッパは、コイルスプリング等により弾性的に支持されると共に、集積面上における平版印刷版の先端部と対向するように配置されている。バックストッパは、搬送装置から集積面上へ平版印刷版が投入されると、慣性力により搬送方向へ移動しようとする平版印刷版の先端部を弾性的に受け止め、平版印刷版の搬送方向への移動を制限し、必要に応じて平版印刷版を前記搬送方向とは逆の方向へ付勢する。またフロントストッパは、集積面上における平版印刷版の後端部と対向するように配置されており、バックストッパにより搬送方向への移動が制限され、又は搬送方向とは逆の方向へ付勢された平版印刷版と当接し、この平版印刷版をその長さ方向に沿って位置決めする。
【0004】
一方、一対のサイドストッパは、集積面上における平版印刷版の両側端部とそれぞれ対向するように配置されている。このようなサイドストッパは、例えば、肉厚状鋼鈑等の十分に高強度な板状材料を素材として形成されている。これら一対のサイドストッパには、それぞれ上端側に高さ方向に対して傾斜した傾斜ガイド面が形成されると共に、この傾斜ガイド面の下端側に高さ方向に沿った位置決め面が形成されている。一対のサイドストッパは、位置決め面間の幅が平版印刷版の幅より所定長だけ広くなるように幅方向に沿って位置調整され、このとき、一対の傾斜ガイド面間の幅は、その上端部で平版印刷版の幅より十分広くなり、この上端部から位置決め面へ向かってテーパ状に狭くなる。これにより、搬送装置から投入される平版印刷版が一対のサイドストッパ間の中心位置に対して大きく偏倚していても、搬送装置から集積台への落下時に平版印刷版の側端部がサイドストッパの傾斜ガイド面へ接し、この傾斜ガイド面により幅方向に沿って中心位置側へ案内されることから、集積台上に集積された平版印刷版は一対のサイドストッパ間の中心位置付近に位置決めされる。
【0005】
従って、搬送装置が複数枚の平版印刷版を集積装置の集積面上へ順次投入すると、これらの平版印刷版は、それぞれフロントストッパ及び一対のサイドストッパにより集積面上における所定の集積位置へ位置決めされ、層状に集積される。このとき、集積面上の平版印刷版が出荷仕様等により定められた束枚数になると、束枚数の平版印刷版は平版印刷版の束としてパレット等に積み替えられ、包装・梱包工程や保管倉庫等へ搬送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の集積装置では、搬送装置から投入される平版印刷版に対する一対のサイドストッパによる位置決め精度を良くするには、位置決め面間が平版印刷版の幅に対して設定余裕代が小さくなるように一対のサイドストッパを位置調整する必要がある。しかし、位置決め面間の余裕代が小さくなるように一対のサイドストッパを位置調整した場合、平版印刷版が搬送装置の片側の端部へ僅かでも偏移したり、搬送方向に対して傾いた状態で搬送装置上に積載されていると、サイドストッパ間に落ちきらずにはまり込んだり、あるいは搬送装置から集積台上へ投入された平版印刷版における側端部が一方又は双方のサイドストッパへ強く当たり、平版印刷版の側端部付近が変形するおそれがある。このとき、平版印刷版の支持体を構成するアルミニウム板が薄い(例えば、0.2mm以下)と、平版印刷版の側端部付近が容易に変形してしまい、その変形量が品質上の許容範囲を越えると不良品として出荷できなくなってしまう。
【0007】
また上記の集積装置では、一対のサイドストッパを誤差なく平版印刷版の幅に対応する位置へ位置調整することは事実上不可能なので、位置決め面間が平版印刷版の幅と等しくなるように一対のサイドストッパを位置調整できない。このため、一対のサイドストッパにより位置決めされる複数枚の平版印刷版をその側端が完全に一致するように集積できない。
【0008】
本発明の目的は、上記事実を考慮して、搬送手段から集積台上へ投入される平版印刷版のはまり込みや側端部付近に変形を生じさせることなく、集積台上に集積された複数枚の平版印刷版の側端がそれぞれ一致するように平版印刷版を精度良く位置決めできる平版印刷版の集積装置及び、品質不良となるような変形が生じた平版印刷版が混在せず、かつ側端が互いに一致するように平版印刷版が集積された平版印刷版束の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る平版印刷版の集積装置によれば、平版印刷版の幅方向に沿った撓み変形が可能となり、かつ搬送手段から投入された平版印刷版の側端面に接するように支持された弾性部材が、搬送手段から投入された平版印刷版が前記幅方向に沿って幅揃え位置から偏倚した場合には、平版印刷版を幅揃え位置側へ付勢して集積面上に集積された平版印刷版を幅揃え位置に位置決めすることにより、平版印刷版が幅方向に沿って幅揃え位置から偏倚した場合及び偏倚していない場合の何れでも、搬送手段から順次投入された平版印刷版を弾性部材により集積面への落下途中又は集積面上に載置された直後に平版印刷版へ精度良く位置決めできるので、搬送手段から投入された平版印刷版における側端が互いに一致するように複数枚の平版印刷版を集積面上に集積できる。
【0010】
ここで、弾性部材が平版印刷版の幅方向に沿って弾性を有しており、この幅方向に沿った剛性が比較的小さくなっていることから、幅方向に沿って幅揃え位置から偏倚した平版印刷版が弾性部材へ衝突した場合でも、平版印刷版が衝突した際の衝撃力を弾性部材により緩和できるので、搬送手段から投入される平版印刷版における支持体の厚さが薄いような場合でも、弾性部材による位置決め時に平版印刷版の側端部付近が変形することを効果的に防止できる。
【0011】
さらに搬送手段から投入された平版印刷版がその幅方向に沿って幅揃え位置に一致している場合には、この平版印刷版は弾性部材により幅方向に沿って幅揃え位置から偏倚しないように案内されつつ集積面上に集積されるので、この場合にも集積面上に集積された複数枚の平版印刷版における側端が互いに精度良く一致する。
【0012】
また、本発明に係る平版印刷版束の製造方法によれば、複数数の平版印刷版を、請求項1又は2記載の平版印刷版の集積装置を用いて集積して平版印刷版の束を構成することにより、位置決め時における平版印刷版の変形が効果的に防止され、かつ集積面上に集積され平版印刷版の束を構成する複数枚の平版印刷版における側端が互いに精度良く一致するので、品質不良となるような大きな変形が生じた平版印刷版が混在せず、かつ平版印刷版の側端が互いに一致するように複数枚の平版印刷版が集積された平版印刷版束を安定して製造できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る平版印刷版の材集積装置について図面を参照して説明する。
【0014】
(実施形態の構成)
先ず、図1及び図2に示されている本発明の実施形態に係る平版印刷版の集積装置が用いられた平版印刷版の加工ライン10について説明する。この加工ライン10の上流側(図1の右上側)には、図1に示されるようにウエブ送出機14が配設され、このウエブ送出機14には、平版印刷版の素材であるウエブ12がロール状に巻き取られたウエブロール13が着脱可能に装填されている。ウエブ送出機14は、加工ライン10のライン速度に対応する速度で、ウエブロール13からウエブ12を連続的に下流側へ送り出す。このウエブ12はレベラ16によりカールが矯正された後、圧着ローラ18に至る。圧着ローラ18はウエブ12の上面(感光層表面)に合紙送出機20から送られてきた帯状の合紙22を圧着する。このとき、ウエブ12へ圧着された合紙22は帯電装置(図示省略)により帯電されてウエブ12へ静電接着される。
【0015】
圧着ローラ18の下流側にはノッチャー24が配置されている。このノッチャー24は、ウエブ12のスリット幅を変更する際に、ウエブ12における幅方向に沿った中央部及び両側端部をそれぞれ打抜き、ウエブ12の中央部及び両側端部にそれぞれ所定形状の切欠部(ノッチ)を形成する。これにより、ウエブ12の中央部及び両側端部にそれぞれ対応するように設けられたスリッタ装置26の剪断刃28(図2参照)が前記切欠部内で軸方向へ移動可能となるので、ウエブ12と合紙22とを同時に連続裁断しつつ、ウエブ12の幅変更が可能となる。
【0016】
スリッタ装置26により所定のスリット幅に裁断されたウエブ12は、測長装置30により送り長がカウントされ、予め設定されたカウント値が測長装置30によりカウントされると、それに同期して走間カッタ32によりウエブ幅方向に沿って切断される。これにより、予め設定された製品サイズの平版印刷版46が製造される。ウエブ12から切断された平版印刷版46は、図2に示されるように複数台のベルトコンベア34,42により構成された搬送装置37上に積載され、この搬送装置37により下流側へ搬送され、搬送装置37の終端部に配置されたベルトコンベア42により集積装置50へ投入される。
【0017】
なお、図1に示されるように、スリッタ装置26によりウエブ12が幅方向に沿って2分割され、走間カッタ32により2枚の平版印刷版46が同時に切断される場合には、同時に切断された2枚の平版印刷版46は、集積装置50への搬送途中に設置された振分ゲート等によりそれぞれ異なる2台のベルトコンベア42上に振り分けられ、これらのベルトコンベア42により異なる位置に設置された2台の集積装置50(図2参照)へそれぞれ投入される。
【0018】
またベルトコンベア34とベルトコンベア42との間には、平版印刷版46の搬送先を切替えるための振分ゲート40が設置されており、ウエブ12から切断された平版印刷版46がサンプル品や不良品等である場合には、この平版印刷版46を振分ゲート40によりラインアウト用のベルトコンベア36上へ振り分け、このベルトコンベア36により回収箱44内へ投入する。
【0019】
図3から図6には本発明の実施形態に係る平版印刷版の集積装置50(以下、単に「集積装置50」という。)が示されている。この集積装置50には、ベルトコンベア42の終端部から順次投入される複数枚の平版印刷版46を所定の集積位置に揃えて層状に集積するものである。
【0020】
集積装置50には、ベルトコンベア42の搬送方向(矢印F方向)下流側に平板状の集積台52が設けられ、この集積台52の上面は平版印刷版46が集積される平面状の集積面54とされている。また集積台52は、図2に示されるようにリフタ56により支持されており、リフタ56は、集積面54上に集積された最上部の平版印刷版46の高さを検出するためのレベルセンサ(図示省略)からの検出信号に従って最上部の平版印刷版46の高さが常に一定となるように集積台52を平版印刷版46の厚さ方向に沿って昇降する。
【0021】
集積装置50には、図3に示されるように搬送方向に沿って集積台52の下流側に一対のバックストッパ58が設けられている。バックストッパ58には、集積面54上に積載された平版印刷版46の先端面と対向するようにストッパ板60が設けられている。このストッパ板60は、その厚さ方向が搬送方向と略平行となるように支持されており、図2に示されるようにストッパ板の集積台52とは逆側の基端部には金属板もしくはプラスチック板からなるベース部62が配置されている。このベース部62の集積台52側の先端面はパッド状のクッション材64により覆われている。
【0022】
バックストッパ58には、図2に示されるようにストッパ板60を支持すると共に平版印刷版46からの衝撃を減衰するためのシリンダ66が設けられている。このシリンダ66はストッパ板60の搬送方向下流側に配置されており、ベルトコンベア42に対する位置関係が変位しないようにブラケット(図示省略)を介して加工ライン10のフレーム、フロア等へ固定されている。シリンダ66はロッド68を搬送方向に沿ってスライド可能に支持しており、このシリンダ66のロッド68の先端部はストッパ板60のベース部62へ連結固定されている。またロッド68の外周側には、圧縮状態とされたコイルスプリング70が配置されており、このコイルスプリング70はストッパ板60を常に搬送方向とは逆の方向へ付勢している。ここで、シリンダ66は搬送方向に沿って位置調整可能とされている。これにより、ストッパ板60の搬送方向に沿った位置が集積台52上に積載される平版印刷版46の搬送方向に沿った長さに応じて調整可能とされている。
【0023】
集積装置50には、図3に示されるように集積台52の両(左右)側端面の外側へそれぞれサイドストッパ72が設けられている。これらのサイドストッパ72は、全体として略長方形で肉厚の板状に形成されており、その厚さ方向が集積台52の幅方向(矢印W方向)と一致し、かつその長手方向が搬送方向と略一致するように配置されている。これら一対のサイドストッパ72は、幅方向に沿って互いに対称的な構造及び形状を有している。サイドストッパには、図4に示されるように幅方向内側に開口部74が形成された筐体状の枠部材76が設けられている。この枠部材76は、肉厚状のステンレス板、鋼板等の板材を素材として構成され、平版印刷版46からの衝撃荷重を受けても変形しないように十分な強度を有している。また枠部材76は、それぞれ幅方向に沿った位置が調整可能とされており、べルトコンベア42からの平版印刷版46の投入前に、幅方向に沿って平版印刷版46の幅に対応する位置へ位置調整される。
【0024】
サイドストッパ72には、図3に示されるように枠部材76の内側に板ばね部材78が設けられている。この板ばね部材78は、ばね性を有するばね鋼板、ステンレス鋼板等を素材としており、搬送方向から見て外側へ向かって開口する略コ字状に屈曲された薄板状に形成されている。具体的には、板ばね部材78は、例えば、ばね鋼を厚さが0.15mmから0.3mm程度に圧延し、焼入処理したものをプレス加工して成形される。また板ばね部材78には、図4に示されるようにその上端部にプレート状の支持片80が固着されており、板ばね部材78は、支持片80を介して枠部材76の頂部付近にボルト82により締結固定されている。このとき、板ばね部材78は、開口部74を閉塞するように片持ち状態で支持されており、支持片80に対する下端側の幅方向に沿った撓み変形が可能になっている。
【0025】
板ばね部材78には、図4に示されるように上端側に幅方向内側へ向かって下方へ傾斜する傾斜ガイド部84が形成され、この傾斜ガイド部84の下側には、その面形状が搬送方向を長手方向とする略長方形とされた位置決め部86が形成されている。この位置決め部86は、板ばね部材78の非変形時には高さ方向(矢印H方向)と平行となるように支持されている。また位置決め部86の下端部には、幅方向外側へ向かって略直角に屈曲されたガイド部90が形成されており、このガイド部90には、幅方向に沿って細長いスリット状のガイド穴92が形成されている。一方、枠部材76の下端面には、ガイド穴92の幅に対応する外径を有する丸棒状のガイド突起92が立設されており、このガイド突起92は板ばね部材78のガイド穴92に挿入されている。これにより、板ばね部材78の捻れ方向への変形や搬送方向に沿った移動が制限されている。
【0026】
ここで、一対のサイドストッパ72における枠部材76は、板ばね部材78の位置決め部86の間隔D(図4参照)がべルトコンベア42から投入される平版印刷版46の幅に対応する長さとなるように幅方向に沿って位置調整される。具体的には、一対の位置決め部86の幅方向に沿った間隔Dは、平版印刷版46の幅(スリット幅)に対して+0mm〜−5mmとされる。このとき、位置決め部86は、集積台52の幅方向中心点からの距離が互いに等しくなるように位置調整さされる。また板ばね部材78は、位置決め部86の上端部を基準として非変形状態から数十mm以上、幅方向外側へ撓み変形可能になっている。
【0027】
サイドストッパ72における枠部材76内には、図4に示されるように複数個(本実施形態では2個)のエアーノズル94が配置されている。これらのエアーノズル94は、それぞれエアーを供給するためのブロアー、コンプレッサ等のエアー源(図示省略)に配管されており、このエアー源から供給されるエアーを気流として板ばね部材78における位置決め部86の裏面側へ吹き付ける。ここで、エアーノズル94とエアー源とを接続したエアー配管には電磁弁(図示省略)が設けられており、この電磁弁は、集積装置50による平版印刷版46の集積時には、エアー配管を開放し、集積装置50の停止時にはエアー配管を閉塞するように制御される。これにより、集積装置50の作動時には、板ばね部材78には、位置決め部86にエアーノズル94からの気流が吹き付けられ、この気流による気体圧力により幅方向内側へ付勢される。このとき、エアーノズル94からの気流の流量及び気体圧力は、非変形状態の板ばね部材78を殆ど撓み変形させないように調整される。但し、板ばね部材78が幅方向内側への変形量が大きくなる程、すなわち位置決め部86がエアーノズル94に近づく程、エアーノズル94から噴射される気流による付勢力が大きくなる。
【0028】
集積装置50には、図3に示されるように搬送方向に沿って集積台52の上流側にフロントストッパ96が配設されている。フロントストッパ96は略長方形で肉厚板状とされており、その厚さ方向が搬送方向と一致し、かつその長手方向が集積台52の幅方向と一致するように配置されている。フロントストッパ96の上端面は、べルトコンベア42の上面部よりも若干低くなっており、その下流側の端部にR状に加工されて下流側の内側面に繋がっている。またフロントストッパ96の下流側の内側面は、集積台52上に投入された平版印刷版46を搬送方向に沿って位置決めするための位置決め面98とされており、この位置決め面98は高さ方向と平行な平面状に形成されている。
【0029】
フロントストッパ96には、図3に示されるように位置決め面98の上端部に幅方向へ細長いスリット状のノズル穴100が複数開口しており、これらノズル穴100はそれぞれ水平に配列されている。フロントストッパ96内には、複数のノズル穴100へそれぞれエアー供給するためのエアー配管(図示省略)が通されており、集積装置50による平版印刷版46の集積時には、複数のノズル穴98からはそれぞれ搬送方向を指向するようにエアーが送風される。これにより、ベルトコンベア42からの投入直後には、平版印刷版46と集積面54との間又は平版印刷版46間にに空気層が形成され、慣性力により集積面54上を移動(スライド)する平版印刷版46の移動抵抗が抑制される。
【0030】
(実施形態の作用)
次に、上記のように構成された集積装置50の動作及び作用について説明する。
【0031】
先ず、平版印刷版46がベルトコンベア42により集積台52上へ投入されると、この平版印刷版46は慣性力により搬送方向への移動を継続しつつ、集積面54上へ載置される。このとき、フロントストッパ96のノズル穴100からエアーが送風されていることから、ベルトコンベア42により投入された平版印刷版46の下面に沿って空気層が形成される。この空気層により、集積面54上に投入された平版印刷版46と集積面54又は集積済みの平版印刷版46との摩擦抵抗が抑制され、集積面54上の平版印刷版46は円滑に搬送方向へ移動する。また集積面54又は集積済みの平版印刷版は、リフタ56により常に一定の高さに位置調整されている。これにより、ベルトコンベア42により順次投入される平版印刷版46は、集積面54上の平版印刷版46の枚数に影響されることなく集積面54上における略同一位置へ着地する。
【0032】
ベルトコンベア42上から集積面54上へ投入された平版印刷版46は慣性力により搬送方向への移動を継続し、その先端面が一対のバックストッパ58へ当接する。これにより、バックストッパ58におけるストッパ板60には平版印刷版46の重量及び速度に対応する荷重が作用する。この平版印刷版46からの荷重を受けたストッパ板60は、コイルスプリング70を圧縮変形させつつ搬送方向へ移動すると同時に、シリンダ66からの減衰力を受ける。これにより、平版印刷版46の運動エネルギを消散すると共に、バックストッパ58から平版印刷版46へ反力として作用する衝撃荷重が低減される。また平版印刷版46の搬送方向への移動が停止すると、バックストッパ58は、コイルスプリング70の復元力によりロッド68を伸長させ、ストッパ板60を介して平版印刷版46を搬送方向とは逆のフロントストッパ96の方向へ付勢する。
【0033】
平版印刷版46がバックストッパ58からの付勢力を受けた時点では、この平版印刷版46の下面に沿った空気層は残存している。このため、バックストッパ58からの付勢力を受けた平版印刷版46は集積面54上でフロントストッパ96の方向へ円滑に移動して、その後端面をフロントストッパ96の位置決め面98へ当接させる。このとき、バックストッパ58は、平版印刷版46がフロントストッパ96に当接するまでは、シリンダ66からの減衰力によりロッド68を十分遅い速度で伸長させると共に、平版印刷版46がフロントストッパ96に当接したときには、図5に示されるようにストッパ板60を平版印刷版46へ当接させる。これにより、平版印刷版46は、搬送方向に沿ってフロントストッパ96の位置決め面98に当接する位置に位置決めされる。
【0034】
一方、平版印刷版46は、その幅方向に沿った中心が集積面54の中心と一致し、かつ搬送方向に対して傾きがない状態で、べルトコンベア42から集積台52上へ投入されると、一対の板ばね部材78における傾斜ガイド部84へ殆ど接することなく、図4に示されるように位置決め部86間を落下して集積面54上へ載置される。このとき、一対の位置決め部86の間隔Dが平版印刷版46の幅と等しいか、僅かに狭いことから、平版印刷版46は、その両側の側端面を位置決め部86に接しつつ集積台52上に落下する。これにより、集積台52上に載置された平版印刷版46は、その幅方向に沿った中心が幅揃え位置である集積台52の中心位置と一致し、かつ既に集積台52上に集積されている他の平版印刷版46と幅方向に沿って一致するように位置決めされる。
【0035】
また平版印刷版46は、その幅方向に沿った中心が集積面54の中心と一致していないか、搬送方向に対しての傾いた状態でべルトコンベア42から投入されると、図6の実線で示されるように、その側端面を一方又は双方の板ばね部材78における傾斜ガイド部84に当接させた後に、一対の位置決め部86間に落下して集積面54上へ載置される。このように平版印刷版46が板ばね部材78の傾斜ガイド部84へ当接すると、板ばね部材78は、図6に示されるように平版印刷版46の慣性力により幅方向外側へ撓み変形する。このとき、平版印刷版46が当接した板ばね部材78の撓み変形が小さいと、平版印刷版46は傾斜ガイド部84と摺動しつつ位置決め部86間に落下して集積台52上に載置される。
【0036】
また平版印刷版46が当接した板ばね部材78の撓み変形が大きいと、板ばね部材78の復元力により平版印刷版46が反発され、図6の2点鎖線で示されるように逆側の板ばね部材78へ当接して、この板ばね部材78を幅方向外側へ撓み変形させる。この場合も、平版印刷版46が一対の板ばね部材78の位置決め部86間に落下すると、平版印刷版46は、板ばね部材78の復元力によりその幅方向に沿った中心が集積台52の中心と略一致し、かつ既に集積台52上に集積されている他の平版印刷版46と幅方向に沿って一致するように位置決めされる。
【0037】
なお、板ばね部材78の撓み変形が大きくなるに従って、エアーノズル94から噴射される気流による加圧力が大きくなって、撓み変形した板ばね部材78による平版印刷版46への付勢力を大きくできる。従って、エアーノズル94からのエアーの流量及び圧力を適宜調整することにより、板ばね部材78の厚さや剛性等を変えることなく、板ばね部材78から平版印刷版46に作用する付勢力の大きさを最適化できる。この結果、平版印刷版46厚さ、サイズ、重量等が変化した場合でも、それらに対応させてエアーノズル94からのエアーの流量及び圧力を調整することで、平版印刷版46を幅方向に沿って確実に所定位置に位置決めできるようになる。
【0038】
従って、以上説明したように集積台52上に載置された平版印刷版46は、搬送方向へはフロントストッパ96に当接する位置に位置決めされると共に、幅方向へはその幅方向中心が集積台52の中心と略一致するように位置決めされ、べルトコンベア42から順次投入される複数枚の平版印刷版46における先後端及び側端が互いに一致するように層状に集積されて行く。この集積面54上の平版印刷版46が出荷仕様等に定められた束枚数になると、それらの平版印刷版46は、例えば、集積束102(図2参照)として集積装置50からパレット(図示省略)等へ積み替えられ、包装・梱包工程や保管倉庫等へ搬送される。
【0039】
以上説明した本発明の集積装置50によれば、平版印刷版46の幅方向に沿った撓み変形が可能となり、かつべルトコンベア42から投入された平版印刷版46の側端面に接するように支持された板ばね部材78が、べルトコンベア42から投入された平版印刷版46が幅方向に沿って集積台52の中心位置から偏倚した場合には、平版印刷版46を中心位置側へ付勢して集積台52上に集積された平版印刷版46を中心位置に位置決めすることにより、平版印刷版46が幅方向に沿って集積台52の中心位置から偏倚した場合及び偏倚していない場合の何れでも、べルトコンベア42から順次投入された平版印刷版46を、一対の板ばね部材78により集積台52への落下途中又は集積台52上に載置された直後に集積台52の中心位置へ精度良く位置決めできるので、べルトコンベアから投入された平版印刷版46における側端が互いに一致するように複数枚の平版印刷版46を集積台52上に集積できる。
【0040】
ここで、板ばね部材78が幅方向に沿って弾性を有しており、この幅方向に沿った剛性が比較的小さくなっていることから、幅方向に沿って集積台52の中心位置から偏倚した平版印刷版46が板ばね部材78へ衝突した場合でも、平版印刷版46が衝突した際の衝撃力を板ばね部材78により緩和できるので、べルトコンベア42から投入される平版印刷版46におけるアルミニウム支持体の厚さが比較的薄い(例えば、0.2mm以下)である場合でも、板ばね部材78による位置決め時に平版印刷版46の側端部付近が変形することを効果的防止できる。
【0041】
なお、本実施形態の集積装置50では、板ばね部材78として薄い(例えば、0.15〜0.30mm程度)ばね鋼を用いて容易に撓み変形可能とすると共に、板ばね部材78から平版印刷版46への衝撃的な反力を抑制していたが、このような厚さの板ばね部材78は長期的には変形が生じる。このため、板ばね部材78として更に厚いばね鋼(例えば、0.3mm以上)を用いると共に、枠部材76と板ばね部材78の上端部付近との間に弾性部材を配置して板ばね部材78全体を弾性的に支持するようにして良い。これにより、平版印刷版46との衝突時における板ばね部材78の撓み変形が小さくなるが、板ばね部材78が枠部材76との連結部付近を中心として揺動すると共に、板ばね部材78の復元力に加えて前記弾性部材の復元力を平版印刷版46へ作用させて平版印刷版46を逆側の板ばね部材78側へ付勢できるようになる。
【0042】
また、本実施形態の集積装置50では、集積台52を挟むように配置された一対のサイドストッパ72にそれぞれ板ばね部材78を配置したが、片側のサイドストッパ72にのみ板ばね部材78を配置し、他方のサイドストッパの平版印刷版46との当接部を弾性変形しないような構造としても良い。この場合でも、片側のサイドストッパ72における板ばね部材78により平版印刷版46を逆側のサイドストッパに当接する位置へ位置決めできるので、べルトコンベアから投入された平版印刷版46における側端が互いに一致するように複数枚の平版印刷版46を集積台52上に集積できる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る平版印刷版の集積装置によれば、搬送手段から集積台上へ投入される平版印刷版の側端部付近に変形を生じさせることなく、集積台上に集積された複数枚の平版印刷版の側端がそれぞれ一致するように平版印刷版を精度良く位置決めできる。
【0044】
また本発明のへ平版印刷版束の製造方法によれば、品質不良となるような変形が生じた平版印刷版が混在せず、かつ側端が互いに一致するように平版印刷版が集積された平版印刷版束を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る平版印刷版の集積装置が用いられた加工ラインの概略構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る平版印刷版の集積装置が用いられた加工ラインの概略構成を示す構成図である。
【図3】 本発明の実施形態に係る平版印刷版の集積装置の構成を示す斜視図である。
【図4】 本発明の実施形態に係る平版印刷版の集積装置の構成を示す側面図であり、落下途中の平版印刷版が集積面の中心位置と一致している状態を示している。
【図5】 本発明の実施形態に係る平版印刷版の集積装置の構成を示す平面図である。
【図6】 本発明の実施形態に係る平版印刷版の集積装置の構成を示す側面図であり、落下途中の平版印刷版が集積面の中心位置から偏倚している状態を示している。
【符号の説明】
10 加工ライン
34 ベルトコンベア(搬送手段)
37 搬送装置(搬送手段〕
42 ベルトコンベア(搬送手段)
46 平版印刷版
50 集積装置
52 集積台
54 集積面
56 リフタ(集積装置)
58 バックストッパ(集積装置)
72 サイドストッパ(集積装置)
76 枠部材
78 板ばね部材
84 傾斜ガイド部
86 位置決め部
92 フロントストッパ
94 エアーノズル(付勢力調整手段)
96 フロントストッパ(集積装置)

Claims (3)

  1. 搬送手段から順次投入される複数枚の平版印刷版をそれぞれ所定の集積位置へ位置決めし、これらの平版印刷版を層状に集積するための平版印刷版の集積装置であって、
    前記搬送手段から投入された平版印刷版が積載され、複数枚の平版印刷版が集積される集積面が設けられた集積台と、
    前記集積台の幅方向外側に設けられ、該集積面上に集積された平版印刷版の幅方向に沿った移動を制限するための枠部材と、
    前記枠部材に上端部が固定され、端部において、前記幅方向に沿った撓み変形が可能となり、かつ前記搬送手段から投入された平版印刷版の側端面に接するように前記枠部材によって支持され、前記搬送手段から投入された平版印刷版が前記幅方向に沿って前記集積位置に対応する幅揃え位置から偏倚した場合には、平版印刷版を前記幅揃え位置側へ付勢して前記集積面上に集積された平版印刷版を前記幅揃え位置に位置決めする弾性部材と、
    を有することを特徴とする平版印刷版の集積装置。
  2. 前記弾性部材に前記幅方向に沿って流れる気流を吹き付けて、該弾性部材による平版印刷版への付勢力を調整可能とする付勢力調整手段を有することを特徴とする請求項1記載の平版印刷版の集積装置。
  3. 複数数の平版印刷版を、請求項1又は2記載の平版印刷版の集積装置を用いて前記集積面上に集積して平版印刷版の束を構成することを特徴とする平版印刷版束の製造方法。
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