JPH0530847U - 防水ハウジング - Google Patents

防水ハウジング

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JPH0530847U
JPH0530847U JP10006991U JP10006991U JPH0530847U JP H0530847 U JPH0530847 U JP H0530847U JP 10006991 U JP10006991 U JP 10006991U JP 10006991 U JP10006991 U JP 10006991U JP H0530847 U JPH0530847 U JP H0530847U
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housing
waterproof
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lid
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JP10006991U
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幸聖 小迫
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旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】環状防水部材の反発力によって変形されず、防
水性能が損なわれることのない防水ハウジングを簡単な
構成により提供すること。 【構成】水密状に構成され、蓋体により水密を保持して
閉塞されるべき開口部を有するハウジング本体を有し、
蓋体に、開口部近傍のハウジング本体の内面に沿わせた
形状に成形され、その全周に亘って防水部材を支持する
防水部材保持部を設け、ハウジング本体と蓋体とに、防
水部材を支持した防水部材保持部を開口部に嵌合したと
き、ハウジング本体内面との間で圧縮される防水部材の
反発力を、互いに係合することにより抑止する一対のス
トッパを設けた防水ハウジング。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、防水ハウジングに関し、特に、開口部を有するハウジング本体と、 防水部材を介して該開口部の水密を保持する蓋体とを備えた防水ハウジングに関 する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
防水化されていないカメラを収納して、これを防水化させる防水ハウジングが 市販されている。この防水ハウジングには、後蓋(蓋体)をハウジング本体に対 し水密状に密接させるため、図4に示されるような構造を有している。この防水 ハウジング10′は、後蓋34の縁部に、ハウジング本体12の開口部24近傍 の内面12aに沿わせて形成した突出壁部19を有し、この突出壁部19の外側 部に、その全周に亘って嵌め込まれたゴム材料等の環状防水部材11を支持する 防水部材嵌込溝19bを有している。防水部材嵌込溝19bに環状防水部材11 を支持した状態の後蓋34をハウジング本体12に対して閉じさせると、環状防 水部材11がハウジング本体12の内面12aとの間で潰され、その反発力によ りこの内面12aに水密状に密接する。これにより、ハウジング本体12と後蓋 34との間の水密が保持される。
【0003】 しかしながら、このような構造の防水ハウジング10′は、ハウジング本体1 2の内面12aとの間で潰された環状防水部材11の反発力が、開口部24周囲 を外方へ広げるように常に作用しているため、著しい場合には、ハウジング本体 12が図4と図5の二点鎖線で示される状態となる。その結果、環状防水部材1 1が適正な力でハウジング本体12の内面12aに密接することができなくなり 、防水性能が低下されてしまう。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、上述した従来の防水ハウジングの問題点に鑑みなされたもので、環 状防水部材の反発力によって変形されず、防水性能が損なわれることのない防水 ハウジングを簡単な構成により提供することを目的としている。
【0005】
【考案の概要】
この目的を達成するための本考案は、したがって、水密状に構成され、蓋体に より水密を保持して閉塞されるべき開口部を有するハウジング本体を有し、上記 蓋体に、開口部近傍のハウジング本体の内面に沿わせた形状に成形され、その全 周に亘って防水部材を支持する防水部材保持部を設け、上記ハウジング本体と蓋 体とに、防水部材を支持した防水部材保持部を上記開口部に嵌合したとき、ハウ ジング本体内面との間で圧縮される防水部材の反発力を、互いに係合することに より抑止する一対のストッパを設けたことに特徴を有する。
【0006】
【考案の実施例】
以下図示実施例について本考案を説明する。第1図は本考案を適用させた、通 常のカメラを収納して防水化させるための防水ハウジング10の外観を示す斜視 図である。図5で示した防水ハウジング10′と共通の部分には同一の符号を付 してその説明を省略している。
【0007】 防水ハウジング10のハウジング本体12は水密状に構成されている。ハウジ ング本体12の前部に、収納されるべきカメラの撮影レンズに対応させた防水ガ ラス部17が設けられており、後部に後蓋34が、ヒンジ部16により開閉自在 に設けられている。ハウジング本体12は、収納されるカメラのレリーズボタン に対応させた位置に、水密を保持して設けられたレリーズ操作ボタン28を有し ている。後蓋34は、収納されるべきカメラのファインダ接眼窓に対応させた位 置に設けたファインダ用窓13と、ハウジング本体12の一側部に設けた係止用 フック14と係合すべき係止凸部15を有している。
【0008】 ハウジング本体12は、内方に向けて突出させた上下4箇所の鉤状突起18を 有している。この鉤状突起18の先端部は、後蓋34に向けて折曲された係止爪 18aとなっている。ハウジング本体12の内面12aと、係止爪18aの該内 面12aに向いた側部18bとの間の距離aは、環状防水部材11を支持する突 出壁部19の内側面19cと、潰される前の環状防水部材11の外側面との間の 距離bより小さくなるように構成されている。
【0009】 以上の構成よりなる防水ハウジング10を使用するときは、まず、係止用フッ ク14を図1の反時計方向に回動させて係止凸部15を解放し、後蓋34を開け 、撮影レンズをレンズ嵌合孔17に嵌合させ、カメラを収納する。このとき、レ リーズ操作ボタン28はカメラのレリーズボタンの上方に位置される。この状態 において、ハウジング本体12に向けて後蓋34を回動させると、突出壁部19 が、その内側面19cを係止爪18aの側部18bに沿わせ、環状防水部材11 を内面12aとの間で潰された状態で開口部24内に進入する。このとき、潰さ れた環状防水部材11の反発力により、ハウジング本体12の開口部24の周辺 部が外方へ押圧されるが、この押圧力は、鉤状突起18の係止爪18aが突出壁 部19の内側面19cに係合することにより抑止される。したがって、環状防水 部材11の反発力によってハウジング本体12が変形する不具合を防止すること ができる。
【0010】 上述の実施例では、本考案を防水ハウジング10に適用させたが、防水ハウジ ングたるカメラボディ22を有する防滴防水カメラ30に本考案を適用させた別 の実施例を図3により説明する。
【0011】 カメラボディ22の内面22aに、接合用凸部22bが設けられている。この 接合用凸部22bにねじ23により支持されるカメラ構成部品21は、後蓋35 に向いた側に、上記第1の実施例の係止爪18aとされるべき支持用段部21a を有している。このカメラ構成部品21を接合用凸部22bに支持した状態にお いて、カメラボディ22の内面22aと、支持用段部21aとの間の距離a′は 、環状防水部材11を支持する突出壁部20の内側面20cと、潰される前の環 状防水部材11の外側面との間の距離bより小さくなるように構成されている。
【0012】 したがって、後蓋35をカメラボディ22に回動させると、カメラボディ22 の内面22aにより潰される環状防水部材11をこの内面22aに沿わせ、突出 壁部20がその内側面20cを支持用段部21aに沿わせて進入する。このとき 、環状防水部材11の反発力により開口部24周囲の内面22aが外方へ押圧さ れるが、支持用段部21aが突出壁部20の内側面20cに係合しているため、 該押圧力は抑止される。これにより、カメラボディ22の変形を防止することが できる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、嵌合された蓋体とハウジング本体との間で変形 される防水部材の反発力によりハウジング本体が変形されることのない防水ハウ ジングを、極めて簡単な構成によって提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による防水ハウジングの外観を示す斜視
図である。
【図2】本考案による防水ハウジングの要部を示す断面
図である。
【図3】本考案による別の実施例を示す要部の断面図で
ある。
【図4】従来の防水ハウジングの要部を示す断面図であ
る。
【図5】従来の防水ハウジングの変形時の状態を示す概
略図である。
【符号の説明】
11 環状防水部材(防水部材) 12 ハウジング本体 12a 22a 内面 13 ファインダ用窓 14 係止用フック 15 係止凸部 16 ヒンジ部 17 防水ガラス部 18 鉤状突起 18a 係止爪 18b 側部 19 20 突出壁部 19b 20b 防水部材嵌込溝 19c 20c 内側面 21 カメラ構成部品 21a支持用段部 22 カメラボディ(ハウジング本体) 22b接合用凸部 24 開口部 34 35 後蓋

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水密状に構成され、蓋体により水密を保
    持して閉塞されるべき開口部を有するハウジング本体を
    有し、 上記蓋体に、 上記開口部近傍のハウジング本体の内面に沿わせた形状
    に成形され、その全周に亘って防水部材を支持する防水
    部材保持部を設け、 上記ハウジング本体と蓋体とに、 防水部材を支持した防水部材保持部を上記開口部に嵌合
    したとき、ハウジング本体内面との間で圧縮される防水
    部材の反発力を、互いに係合することにより抑止する一
    対のストッパを設けたことを特徴とする防水ハウジン
    グ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、蓋体は開口
    部近傍のハウジング本体内面に沿わせて突出成形した突
    出壁部を有していて、防水部材保持部はこの突出壁部の
    外側面に形成されている防水ハウジング。
  3. 【請求項3】 請求項2において、一対のストッパのう
    ち一方は、開口部近傍のハウジング本体内面に設けられ
    た鉤状突起であり、他方は、該鉤状突起の係合を可能と
    する突出壁部の内側面である防水ハウジング。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852625A (ja) * 1981-09-22 1983-03-28 Nippon Kogaku Kk <Nikon> カメラの裏蓋係止装置
JPS63180001U (ja) * 1987-05-11 1988-11-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852625A (ja) * 1981-09-22 1983-03-28 Nippon Kogaku Kk <Nikon> カメラの裏蓋係止装置
JPS63180001U (ja) * 1987-05-11 1988-11-21

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