JP2598418Y2 - 開閉ドアの保持装置 - Google Patents

開閉ドアの保持装置

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JP2598418Y2
JP2598418Y2 JP1992040986U JP4098692U JP2598418Y2 JP 2598418 Y2 JP2598418 Y2 JP 2598418Y2 JP 1992040986 U JP1992040986 U JP 1992040986U JP 4098692 U JP4098692 U JP 4098692U JP 2598418 Y2 JP2598418 Y2 JP 2598418Y2
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door
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ridge
opening
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野 透 佐
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はテレビ,ビデオ,オーデ
ィオ等の電気機器の開閉ドアの保持装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器のコントロール端子や操
作ボタン等が配設された凹部を覆う開閉ドアの保持装置
は図4に示すようにキャビネットの本体1に設けられた
ラッチ用長孔3に弾性を有する合成樹脂で成形したラッ
チ2を嵌合せしめ、このラッチ2に開閉ドア4に立設さ
れたフック4aを係脱させて開閉ドア4を開閉するもの
であった。また、他の従来技術1として実開昭49−2
6729には扉及びこの扉を取付ける被取付体にそれぞ
れS字状のスプリングを取着することにより、扉が開閉
時に極めて円滑に動作するものがあった。さらに、他の
従来技術2として実開昭60−2880にはスリットが
形成された円筒状の外周に突条部を設けた軸受部と、軸
受部に嵌入する支軸部によって回動可能に支持される開
閉扉と、支軸部の周辺に延長したリブと、リブに設けた
突起部とからなり、開閉扉を開放位置まで回動した時に
突起部が突条部に係止するものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
ラッチ2とフック4aの組み合わせによる開閉ドアの保
持装置は、組付の際に小さなラッチ2をラッチ用長孔3
にその都度組み込む必要があり、この小さなラッチの部
品管理も面倒であった。
【0004】さらに、ラッチ2にフック4aが噛合った
開閉ドア4の閉止状態では開閉ドア4は安定しないの
で、ストッパ作用として図4に示すように開閉ドア4の
上縁が本体に当接するようになっている。さらに、他の
従来技術1では扉の閉止状態においては、S字状のスプ
リングのみでは扉の機器本体に向かう方向にたいして閉
止位置を固定させることはできず、扉は本体に当接する
ようになる。さらに、他の従来技術2では扉の開放位置
においては開閉扉の位置を固定するものであるが、閉止
位置でこの構造を考えたとしても一方向への移動を規制
するものであり、開閉扉は本体に当接させるか、または
当接はしないがそれに近い位置に配置するようになる。
以上の従来技術においては、振動が発生すると本体と開
閉ドアが接触と非接触を繰り返すことによるビビリ音
(接触音)が聞こえてしまうという問題点があった。
【0005】本考案は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、ラッチをなくすと共に開閉ドア上縁にストッパ作
用をさせないですむ開閉ドアの保持装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、本体側のコントロール端子や操作ボタン
等が配設された凹部に設けられた受片と、前記凹部に被
さるドアに設けられた噛合片とを備え、前記受片と噛合
片とを噛合わせることによって上記ドアを保持する開閉
ドアの保持構造において、前記凹部には、少なくとも一
個の長孔と該長孔から本体内側に延設された受片とを具
備し、前記凹部に被さるドアには、前記受片に係脱する
噛合片が立設されており、前記受片の先端には、横方向
の凸条とその手前になだらかな傾斜面が形成され、前記
噛合片の先端には、前記凸条と噛合する凹条とその手前
に前記傾斜面と接触する凸部が形成され、前記受片と前
記噛合片とが互に噛合した時、互に弾発付勢されるとと
もに、上記本体と上記ドアの端部とは接触しない位置で
閉止することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】受片と噛合片とは互に弾発付勢されているので
凸条と凹条が噛合って係合した状態ではシーリングドア
は前後方向に動かない。
【0008】また、凸条手前に設けられたなだらかな傾
斜面は開いた開閉ドア(シーリングドア)を押して閉め
る際に噛合片の下面先端が接触しつつ持ち上がるので、
噛合片の凹条は受片の凸条と容易に噛合うことができ
る。
【0009】
【実施例】以下添付図に基づいて本考案を詳細に説明す
る。図1は本考案の一実施例を示す本体と開閉ドアの一
部縦断面図、図2は受片と噛合片の係合状態を示す拡大
断面図、図3は受片と噛合片の係合前の斜視図、図4は
従来の本体と開閉ドアの一部縦断面図である。
【0010】図において10は本体、11は本体側の凹
部で、この凹部11は通常横長の長方形で、途中に図示
しないコントロール端子や操作ボタン等が配設され、そ
れ等を保護すると共にほこりよけのために開閉ドア20
(シーリングドア)が被さっている。
【0011】前記本体10中央または両端(3箇所以上
でも良いが、この場合は全部が同時に嵌合しないことが
多い)には長孔12が穿設され、この長孔12の下辺か
ら本体10内側に受片13が延設されている。受片13
上面の先端には横方向に凸条13aが設けられ、その手
前はなだらかな傾斜面13bとなっている。23は噛合
片で開閉ドア20に立設されており、該噛合片23の先
端には前記凸条13aと噛合する凹条23aとその手前
には凸部23bが形成され、凸部23bの片面は前記傾
斜面13bと接触して、開閉ドア20(シーリングド
ア)が前方に動かないように規正している(図2)。
【0012】そして、開閉ドア20は立設された噛合片
23の凹条23aが本体10の受片13の凹条13aと
噛合うので前方にも動かないようになっている。
【0013】本体10の受片13と開閉ドア20の噛合
片23とは通常バネ性のある合成樹脂で形成され、受片
13は本体10と、噛合片23は開閉ドア20とそれぞ
れ一体に形成されている。そして、前記受片13と噛合
片23とが係合した状態では互に弾発付勢されている。
そのため、図1の場合は上側の噛合片23の上面はリブ
23bで補強してあるので剛性を有し、下側の受片13
は係合しない状態(開閉ドアが開いた状態)では上方に
先端が上がった状態のたわみ代がつけてある。ただし、
受片13下面をリブ等で補強し、噛合片23にバネ性を
与えてもよいし、両者にバネ性を与える構造にしてもよ
い。
【0014】図1は開閉ドア20が閉まった状態である
が、開閉ドア20が開いた状態からこれを閉めるには、
まず開いた開閉ドア20の上部を押すと下方の図示しな
いヒンジを支点として上方が傾動し、開閉ドア20の噛
合片23の先端は傾斜面13bにそって押し上げられ、
受片13凸条13aを乗り越え、噛合片23の凹条23
aは受片13の凸条13aと噛合う。
【0015】図2は噛合った状態を示し、図3は噛合う
前を示す。この噛合った状態では噛合片23の凸部23
bは受片13の傾斜面13bと接触するので開閉ドア2
0は上端で本体10に当接しないでも前後に動かないよ
うに規正される。そして、本体10側の受片13は前述
の如く弾発付勢されるので、凸条13aは凹条23aと
係合して動かない。
【0016】開閉ドア20を開くには、図1に示す開閉
ドア20上端のつまみ24を手前に引くと、受片13に
弾発付勢されて噛合った凸条13aと凹条23aの噛合
いが解放され図3の状態になるので、開閉ドア20は下
端の図示しないヒンジを支点にして手前に傾動して開
く。
【0017】
【考案の効果】以上、詳細に説明した本考案によれば、
受片と噛合片の噛合位置を適正にすることにより、本体
に対し開閉ドアの閉止位置を最適位置にすることがで
き、開閉ドアの上端を本体に当接させてストッパ作用を
させる必要がないので、振動の発生による本体と開閉ド
アが接触と非接触を繰り返すことによるビビリ音(接触
音)を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す本体と開閉ドアの一部
縦断面図である。
【図2】受片と噛合片の係合状態を示す拡大断面図であ
る。
【図3】受片と噛合片の係合前の斜視図である。
【図4】従来の本体と開閉ドアの一部縦断面図である。
【符号の説明】
10 本体 11 凹部 12 長孔 13 受片 13a 凸条 13b 傾斜面 20 開閉ドア 23 噛合片 23a 凹条 23b 凸部 23c リブ 24 つまみ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体側のコントロール端子や操作ボタン等
    が配設された凹部に設けられた受片と、前記凹部に被さ
    るドアに設けられた噛合片とを備え、前記受片と噛合片
    とを噛合わせることによって上記ドアを保持する開閉ド
    アの保持構造において、 前記凹部には、少なくとも一個の長孔と該長孔から本体
    内側に延設された受片とを具備し、 前記凹部に被さるドアには、前記受片に係脱する噛合片
    が立設されており、 前記受片の先端には、横方向の凸条とその手前になだら
    かな傾斜面が形成され、前記噛合片の先端には、前記凸
    条と噛合する凹条とその手前に前記傾斜面と接触する凸
    部が形成され、 前記受片と前記噛合片とが互に噛合した時、互に弾発付
    勢されるとともに、上記本体と上記ドアの端部とは接触
    しない位置で閉止することを特徴とする開閉ドアの保持
    装置。
JP1992040986U 1992-05-22 1992-05-22 開閉ドアの保持装置 Expired - Lifetime JP2598418Y2 (ja)

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JPH0597177U JPH0597177U (ja) 1993-12-27
JP2598418Y2 true JP2598418Y2 (ja) 1999-08-09

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