JP2561457Y2 - 防滴防水カメラ - Google Patents

防滴防水カメラ

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JP2561457Y2
JP2561457Y2 JP1991056462U JP5646291U JP2561457Y2 JP 2561457 Y2 JP2561457 Y2 JP 2561457Y2 JP 1991056462 U JP1991056462 U JP 1991056462U JP 5646291 U JP5646291 U JP 5646291U JP 2561457 Y2 JP2561457 Y2 JP 2561457Y2
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正浩 早川
裕一 市川
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防滴防水カメラに関
し、特に視度調整が可能なファインダーを有する防滴防
水カメラに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】ここ数年、雨、雪、波し
ぶき、水中などの状況下で撮影可能な防滴防水カメラが
市販されている。ところで、ファインダーの視度調整機
構を防滴防水カメラに適用しようとする場合、従来のカ
メラのようにボディの後部側面、もしくは裏蓋に設けら
れているファインダー接眼部の後部外側に視度調整レン
ズを取付けると、次の問題が生じる。ファインダー接眼
レンズと視度調整レンズの間に水が侵入した場合、水と
空気の屈折率の差から、空気中での視度と水中での視度
に差異を生じる。そのため、希望の視度が得られなくな
る。水中でのみ使用する場合には、水中で視度調整をす
ればよく、問題は生じないが、空気中での使用と併用す
る場合は使用状況が変わる都度視度調整をせねばならず
非常に面倒である。また、上記問題を解消するため、フ
ァインダー接眼部と視度調整レンズの間をパッキン等に
よって水密構造化することが考えられる。しかしなが
ら、これによると構造的に複雑となり、コスト面でも問
題を生じる。
【0003】
【考案の目的】本考案は、上述した問題点に着眼してな
されたもので、低コストで視度調整が可能な防滴防水カ
メラを得ることを目的とする。
【0004】
【考案の概要】本考案は、水密状に構成されたカメラボ
ディを有する防滴防水カメラにおいて、カメラボディと
該カメラボディに開閉可能に軸着された水密裏蓋との間
に形成される水密領域内に位置するカメラボディの内壁
および水密裏蓋の内壁のいずれか一方に、ファインダー
の視度調整レンズを着脱自在な装着部を設けたことを特
徴としている。この構成によれば、視度調整レンズが水
密状に構成されたカメラボディ内に装着されているた
め、上記レンズとファインダー接眼レンズとの間に水が
浸入することによって空気中と水中での視度に差異が生
ずることがない。
【0005】
【実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は本考案を適用した防滴防水カメラの裏蓋を開
けた状態での外観を示す斜視図である。防滴防水カメラ
10のカメラボディ11は水密状に構成されており、こ
のカメラボディ11の後面に裏蓋12が開閉自在に設置
されている。裏蓋12の上部にはファインダー窓開口1
3が設けられており、このファインダー窓開口13に防
水ガラス13aが防水パッキンによって水密状に嵌めら
れている。カメラボディ11と裏蓋12の水密構造化
は、裏蓋12の内面外周部にシール手段のパッキン15
を設け、このパッキン15をカメラボデイ11のパッキ
ン当接部16に水密状に当接させることによってなされ
ている。
【0006】一方、カメラボディ11には、この防水ガ
ラス13aの前方に、ファインダー40が設けられてい
る(図2参照)。このファインダー40は、ファインダ
ー鏡筒41に、ファインダー対物レンズ42およびファ
インダー接眼レンズ43を設けたもので、ファインダー
鏡筒41の前面は、水密化されたファインダー対物窓4
4に臨んでいる。これに対し、ファインダー鏡筒41の
後部は、カメラボディ内壁19のアパーチャ開口部17
の上部にファインダー開口部20として臨んでいる。
【0007】本考案は、カメラボディ11と裏蓋12と
の開閉領域内にファインダー開口部20を設け、カメラ
ボディ11と裏蓋12によって構成される水密領域内
に、視度調整レンズを設けたものである。このため、カ
メラボディ内壁19には、ファインダー開口部20の両
脇に位置させて視度調整レンズ装着孔21が形成されて
いる。この視度調整レンズ装着孔21に装着される視度
調整アダプター30は、図3に示すように、中心の視度
調整レンズ32と、この視度調整レンズ32を囲む視度
調整レンズ枠31とを有し、この視度調整レンズ枠31
に、左右の視度調整レンズ装着孔21に挿脱するべき一
対の弾性脚31aが設けられている。一対の弾性脚31
aは、互いに接近する方向に弾性変形可能であり、かつ
その外面には視度調整レンズ装着孔21の内面にある係
止段部21aに系止される係止爪31bを有している。
【0008】ファインダー40から進入する光によって
フィルムが感光するのを防ぐため、裏蓋12には、ファ
インダー窓開口13の内面外周部に、光が透過しない材
料で構成された遮光パッキン14が設けられている。こ
の遮光パッキン14は、カメラボディ内壁19のファイ
ンダー開口部20の周辺部のパッキン当節部22に当接
して、防水ガラス13aを含むファインダー40からの
光がフィルム面に漏れるのを防止している。
【0009】図2は視度調整アダプター30を視度調整
レンズ装着孔21に装着した状態を示す、真上から見た
ファインダー部分の断面図である。視度調整アダプター
30の両脇にある弾性脚31aに形成された係止爪31
bは、カメラボディ内壁19にある視度調整レンズ接続
孔21内に形成された係止段部21aに嵌合して係止さ
れている。視度調整アダプター30を外すときには、一
対の弾性脚31aに接近方向の変形を与え、係止爪31
bと係止段部21aの係合を外した後、引き抜けばよ
い。この構成により、度数の異なる視度調整アダプター
を複数個用意し、使用者の目に合った視度調整アダプタ
ーを選択することによって、目的の視度を得ることがで
きる。
【0010】図示ファインダ40は、模式的に示したも
のであり、本考案がファインダ自体の構成を問わないこ
とは明らかである。
【0011】上記実施例では、視度調整レンズが組み込
まれた視度調整アダプターをカメラボディ側に装着する
ようにしたが、本考案はこれに限定されない。例えば、
視度調整アダプターを、裏蓋に嵌められた防水ガラスの
内側に装着する構成でもよい。また、視度調整レンズと
そのレンズ枠は、全体をプラスチック材料等で一体成形
してもよい。また、本実施例では視度調整アダプターを
これに形成した弾性脚によってカメラ側に装着している
が、ネジによるはめ込み式、また金属バネなどで引っか
けるなど、その装着手段は問わない。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案の防滴防水カメラ
は、水密領域内にファインダーの視度調整レンズを設け
たことによって、低コストで視度調整が可能な防滴防水
カメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した防滴防水カメラの裏蓋を開け
た状態での外観斜視図である。
【図2】ファインダー部分の断面図である。
【図3】視度調整アダプタ−の斜視図である。
【符号の説明】
11 カメラボディ 12 裏蓋 13 ファインダー窓開口 13a 防水ガラス 14 遮光パッキン 17 アパーチャ開口部 30 視度調整アダプター 31 視度調整レンズ枠 32 視度調整レンズ 41 ファインダー鏡筒 42 ファインダー対物レンズ 43 ファインダー接眼レンズ 44 ファインダー対物窓

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水密状に構成されたカメラボディを有する
    防滴防水カメラにおいて、カメラボディと該カメラボデ
    ィに開閉可能に軸着された水密裏蓋との間に形成される
    水密領域内に位置するカメラボディの内壁および水密裏
    蓋の内壁のいずれか一方に、ファインダーの視度調整レ
    ンズを着脱自在な装着部を設けたことを特徴とする防滴
    防水カメラ。
JP1991056462U 1991-04-18 1991-04-18 防滴防水カメラ Expired - Fee Related JP2561457Y2 (ja)

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JP1991056462U JP2561457Y2 (ja) 1991-04-18 1991-04-18 防滴防水カメラ
DE19924212845 DE4212845A1 (de) 1991-04-18 1992-04-16 Wasserdichte und/oder wasserbestaendige kamera
FR9204764A FR2675596B1 (fr) 1991-04-18 1992-04-17 Appareil photo etanche et/ou resistant a l'eau.
GB9208514A GB2255416B (en) 1991-04-18 1992-04-21 Waterproof and/or water-resistant camera

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JPH04120947U JPH04120947U (ja) 1992-10-29
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JPH059702Y2 (ja) * 1986-05-15 1993-03-10

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