JPH0530753B2 - - Google Patents

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JPH0530753B2
JPH0530753B2 JP11512187A JP11512187A JPH0530753B2 JP H0530753 B2 JPH0530753 B2 JP H0530753B2 JP 11512187 A JP11512187 A JP 11512187A JP 11512187 A JP11512187 A JP 11512187A JP H0530753 B2 JPH0530753 B2 JP H0530753B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、既設エレベータの主索を新しい主
索に取替える工法、特に1:1ロービングの場合
に適用するのに好適なエレベータの主索取替工法
に関するものである。
〔従来の技術〕
第11図〜第13図は、例えば特開昭61−
287678号公報に示されている従来のエレベータの
主索取替に基くもので、まずエレベータのかご1
上での運転により、かご1の上梁2の上面を、最
上階3の床面3aにほぼ一致させた位置でかごを
停止する。
次いで、かご1および釣合おもり4を固定して
位置ずれしないようにした後、上梁2を最上階3
の床面3aとの間に梁5を設置する。そしてこの
梁5上に、旧主索巻取機6と新主索繰出し機7と
コントローラ8とを有する主索取替機9を設置す
る。
次いで、旧主索10の上梁2上方位置に、締結
具11を介して巻取りロープ12の先端を連結す
るとともに、この連結部とかご用ロープシヤツク
ル13との間の上端切断点14で旧主索10を切
断する。
次いで、上記釣合おもり4に梯子15を掛け、
おもり用ロープシヤツクル16直上の下端切断点
17で旧主索10を切断する。そして上記旧主索
巻取機6により、旧主索10を除去する。次い
で、新主索繰出し機7から新主索18を繰出し、
これを第1機械室19内の巻上機20の綱車21
およびそらせ車22に巻掛けるとともに、その先
端を昇降路23内に懸垂する。そしてその下端
を、上記おもり用ロープシヤツクル16に連結す
る。
以上の作業は、第13図に示すように4人の作
業員24で主索1本ずつ行なう。
なお、各図中、25は釣合おもり4を位置固定
するためのスペーサ、26はかご用緩衝器、27
は第2機械室である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のエレベータの主索取替工法
では、旧主索10の取外しと新主索18の取付け
とをロープ本数分繰返す必要があるため、作業に
多くの時間を要するという問題がある。またすべ
ての作業が作業員24の手作業であるため、主索
10,18の重量が大になると人力で対応するこ
とが困難になるという問題もある。また主索1
0,18には、麻心に油が浸み込ませてあるため
滑り易く、また旧主索10では、素線切れを起こ
している場合もあり、この素線により手を負傷す
るおそれがあるとともに、主索10,18を落下
させてしまうおそれもある。また新主索18の摩
擦により、綱車21やそらせ車22に偏摩耗が生
じたり新主索18が摩耗するおそれがある等の問
題がある。
また、多くの作業員24が必要となるととも
に、作業が手作業であるため制限作業時間限度前
に作業を終了させなければならず、常に最終作業
の後部に手待ちの状態が発生するという問題もあ
る。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、主索取替作業を、能率的かつ安全
に、しかも少ない作業人員で行なうことができ、
さらに制限作業時間を有効に利用することができ
るエレベータの主索取替工法を得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るエレベータの主索取替工法は、
最上階又はこれに近い階を新主索繰出し階として
設定するとともに、最下階又はこれに近い階を旧
主索巻取り階として設定し、次いでかご上での運
転により、上方昇降体の上端を新主索繰出し階の
床面にほぼ一致させて停止させるとともに、上方
昇降体および下方昇降体をそれぞれ位置固定し、
次いで下方昇降体側の旧主索を、上方昇降体の上
端とほぼ同一の高さ位置に固定されたロープ固定
治具に固定するとともに、この固定部上方の中間
切断点で切断し、次いで旧主索を、上方昇降体直
上の上端切断点で切断するとともに、この切断部
に新主索繰出し階に設置された新主索繰出し機か
ら引出した新主索の先端を連結し、次いで旧主索
の上記両切断点の間の部分を、機械室に引上げて
新主索を巻上機の綱車およびそらせ車に巻掛け、
その先端を旧主索の上記ロープ固定治具上方部分
に連結し、次いで旧主索を、下方昇降体直上の下
端切断点で切断するとともに、旧主索のロープ固
定治具による固定を解除し、次いで上記旧主索巻
取り階に設置された旧主索巻取り機で旧主索を巻
取つて新主索の先端を下方昇降体位置まで導き、
次いで新主索の両端を上記両昇降体にそれぞれ連
結するようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、旧主索の上端切断点と中
間切断点との間の部分を機械室に引上げることに
より、機械室内の巻上機の綱車およびそらせ車へ
の新主索の巻掛けが、上記作業に連続して行なわ
れ、また旧主索の中間切断点と下端切断点との間
の部分を旧主索巻取り機で巻取ることにより、こ
の部分への新主索の取付けが連続して行なわれ
る。このため、旧主索の取外し作業と新主索の取
付け作業とを別個の作業としてロープ1本毎に順
次行なつていた従来の方法に比較して、大幅に作
業能率を向上させることが可能となるとともに、
少ない作業人員で作業を行なうことが可能とな
る。
また、主索の取替作業が、機械室部分を除い
て、新主索繰出し機と旧主索巻取り機とによる作
業となり、人手を介して主索を扱う必要がないの
で、特に素線切れの発生のおそれがある旧主索の
保持等が不要となり、旧主索の手持ちによる作業
員の負傷および主索の落下のおそれがない。
なお、上端切断点と中間切断点との間の主索の
取替は、人力による作業となるが、この部分は主
索の長さも短かく軽量であるため、手が滑つて落
下させるおそれはなく安全である。
〔実施例〕
第1図〜第9図はこの発明の一実施例を示すも
ので、図中、第11図〜第13図と同一符号は同
一又は相当部分を示す。
第1図〜第3図に示すように、まずかご1側の
ガイドレール28の最上階3の上部に、かご吊上
げ用治具29を取付ける。このかご吊上げ用治具
29は、第4図に示すようにプレート29aの板
面に、ガイドレール別締結具29bを二列に配す
るとともに、プレート29aの下端両隅部に懸吊
具29cを取付けて構成され、両側のガイドレー
ル別締結具29bでガイドレール28に締結でき
るようになつている。
次いで、かご1上で運転し、最上階3の床面3
aとかご1の上梁2の上面とがほぼ一致した位置
で、かご1を停止させる。
次いで、釣合いおもり4の下部に、必要ランバ
イを考慮したスペーサ25を挿入して釣合おもり
4を位置固定するとともに、釣合おもり4の位置
修正を行なう。なお、釣合おもり4の固定は、釣
合おもり4側の非常止めを作動させるようにして
もよい。そしてその後、釣合おもり4上枠上部
と、最下階の1つ上の乗場との間に導板30を設
置する。
次いで、第2図に示すように、上梁2と上記か
ご吊上げ用治具29の懸吊具29cとを、チエン
ブロツク31を有する台付けロープ32で連結
し、チエンブロツク31の操作により上梁2の上
面と最上階の床面3aとを一致させる。そしてこ
の位置でかご1を固定する。なお、かご1側の調
速機は動作させておく。
次いで、上記上梁2と最上階3の床面3aとの
間に梁5を渡し、釣合おもり4側のガイドレール
33にロープ固定治具34を取付ける。このロー
プ固定治具34は、第5図及び第6図に示すよう
に上記ガイドレール33に締結具35を介して取
付けられる取付金36と、この取付金36にねじ
部材37を介して取付けられる取付金38と、こ
の取付金38に締結具39を介して固定されるロ
ープ固定板40とを備え、上記梁5とほぼ同一の
高さ位置に位置設定される。そして、このロープ
固定治具34のロープ固定板40には、締結具4
1、クリツプ42、座金43、ばね座44および
ナツト45により旧主索10の各ロープがそれぞ
れ固定されるとともに、旧主索10が、おもり用
ロープシヤツクル16直上の下端切断点17で切
断される。なお、旧主索10のロープ固定治具3
4への固定と、下端切断点17での切断とは、逆
の手順で行なつてもよい。
次いで、旧主索10を、ロープ固定治具34上
方の中間切断点46で切断するとともに、かご用
ロープシヤツクル13直上の上端切断点14で切
断し、その後かご用ロープシヤツクル13を取外
す。
次いで、上記梁5上に、コントローラ46を有
する新主索繰出し機47を設置し、この新主索繰
出し機47から繰出された新主索18の先端をか
ご1上での作業で旧主索10の上端切断点14直
上部に接続する。この接続方法は第8図に示すよ
うに両主索10,18の端部を細くしてバインダ
49でリング部を形成するとともに、このリング
部を相互に連結し、その上からテープ50を巻く
ことにより行なわれる。このように両主索10,
18の端部を細くすることにより、後に詳述する
作業において、連結部を容易に綱車21およびそ
らせ車22の溝に通すことができ、溝から外れて
しまうことがない。またテープ50の巻付けによ
り、鋭部の露出がなくなるので、上記両車21,
22を傷付けることもない。
このようにして両主索10,18を連結したな
らば、旧主索10の上端切断点14と中間切断点
46との間の部分を第1機械室19内に引上げ
る。これにより、新主索18も第1機械室19内
に引き上げられ、巻上機20の綱車21およびそ
らせ車22に順次通される。そこで、旧主索10
と新主索18との連結を解除するとともに、新主
索18の端末におもり用ロープシヤツクル16を
取付ける。
次いで、新主索18の先端を昇降路23内に懸
垂させ、その先端のおもり用ロープシヤツクル1
6を、旧主索10のロープ固定治具34上方部分
にUクリツプボルト等により接続する。
次いで、ロープ固定治具34から新主索18に
接続された旧主索10を1本取外し、この旧主索
10の下端部を、上記導板30上に設置した旧主
索巻取り機51で巻取るとともに、この巻取り速
度に合わせて新主索繰出し機47から新主索18
を繰出す。
上記作業により、両主索10,18の連結部が
釣合おもり4位置まで導かれてきたならば、両主
索10,18の連結を解除し、釣合おもり4にお
もり用ロープシヤツクル16を取付ける。これに
より、新主索18が釣合おもり4に連結される。
次いで、かご1の上梁2にかご用ロープシヤツ
クル13の本体を仮付けし、新主索18を上記ロ
ープ固定治具34に固定する。そしてその後、新
主索18の長さを設定して切断する。
次いで、かご1の上梁2に仮付けしておいたか
ご用ロープシヤツクル13を取外して新主索18
に取付け、その後このかご用ロープシヤツクル1
3を上梁2に取付ける、そしてその後、ロープ固
定治具34による新主索18の固定を解除する。
次いで、上記旧主索10の中間切断点46での
切断以降の作業を、ロープ本数分繰返して順次行
なう。
次いでガイドレール33からロープ固定治具3
4を取外し、かご1側の調速機を復帰させ、かご
1を吊り戻す。そして釣合おもり4下部のスペー
サ25を取外すとともに、かご1側のガイドレー
ル28からかご吊上げ治具29を取外す。
次いで、新主索18の取付け状況を点検すると
ともに、かご1を昇降路23の中間階で停止させ
る。そして新主索18のロープテンシヨンを1本
毎に修正し、作業を完了させる。
しかして、従来は旧主索10の取外し作業と新
主索18の取付け作業とを別の作業としてロープ
本数分繰返す必要があつたが、この実施例では、
下方階に置かれた旧主索巻取り機51で旧主索1
0を巻取れば、これに接続された新主索18が取
付けられ、主索取替が一方向作業で完了するの
で、作業能率を大幅に向上させることが可能とな
るとともに、作業人員も従来4人であつたものを
3人にすることができる。
また主索10,18の取替作業が、機械室1
9,27部分を除き、すべて新主索繰出し機47
と旧主索巻取り機51とによる作業となり、人手
を介して主索10,18を扱う必要がないため、
主索10,18の落下や素線切れの発生のおそれ
がある旧主索10の手持ちによる作業員の負傷が
なく、安全性を大幅に向上させることができる。
また、従来は作業が手作業であつたため、制限
作業時間前に作業を終了させなければならず、常
に最終作業の後部に手待ちの状態が発生していた
が、この実施例では、全ての作業に機械力を用い
ており、作業の途中で中断することも可能である
ため、制限作業時間内を一杯、有効に使うことが
でき、効率的に作業を推進することが可能とな
る。このため、作業を途中で中断して明日再開す
るという手順も可能となる。もつとも、機械室1
9,27部分の主索10,18については、上方
に引上げる手作業があるが、この部分の主索1
0,18は、長さも短かく軽量であるため、手が
滑つて落下させるおそれは全くない。
また、この実施例に係る工法は、1:1ローピ
ングの場合に適用すると効果的である。
また、かご吊上げ用治具29を使用して上梁2
を最上階3の床面3aに一致させるようにしてい
るので、梁5上に設置される新主索繰出し機47
等の機器の水平出しが容易である。
また、ロープ固定治具34は、主索10,18
の各ロープを一度に固定できるため、ロープ固定
後は、旧主索10の切断もまとめて行なうことが
でき、作業効率をさらに高めることができる。
また、主索10,18の取替作業が、上方から
下方へ下ろす作業で構成されているため、落下防
止にのみ留意すればよく、主索10,18の先端
が曲がつて機器の中をかいくぐり、主索10,1
8を緊張させた際に機器を損傷させるといつた不
具合がでない。
また、釣合おもり4側の新主索18の端末処理
もかご1側の新主索18の端末処理も最上階3で
行なわれ、ロープシヤツクル13,16がバビツ
ド詰めを行なうタイプの場合には、同一階で火器
を用いてバビツドの溶解が行なわれる。このた
め、取扱注意作業が一箇所に集中し、管理者およ
び火器の二重手配が不要となるとともに、後始末
も一箇所の確認で済み、効率的である。
また、新主索繰出し機47も旧主索巻取り機5
1も主索をドラムに巻いた構造のものであるの
で、同一機器で構成して正逆転させるようにすれ
ばよい。このため、各別の機器を用いるより安価
である。また新主索繰出し機47は、旧主索巻取
り機51の巻取り能力以上の主索を繰出さない構
造であればよく、例えばブレーキ機構を有するだ
けの簡単なもので構成できる。このため、省エネ
ルギー化が可能となる。
なお上記実施例では、かご1側の主索取替作業
階を最上階3、釣合おもり4側の主索取替階を最
下階の1つ上の階として説明したが、停止不可能
な場合(非常停止階であつたりVIPルームが位置
しており、一般作業者の立入りが禁じられている
場合等)には、かご1、釣合おもり4が可及的昇
降路23の両極方向に離れている方が作業性の上
からは好都合であるが、多少1〜2停止分中間階
寄りになつても、主索10,18の取替は容易に
行なうことができる。
また上記実施例では、かご1が上方昇降体、釣
合おもり4が下方昇降体の場合を示したが、最上
階付近に新主索繰出し機47が設置され、最下階
付近に旧主索巻取り機51が設置されるのであれ
ば、かご1と釣合おもり4とが上下逆でもよい。
また上記実施例では、導板30を最下階の1つ
上の階の床面と釣合おもり4の上枠との間に渡す
場合を示したが、第10図に示すように最下階の
1つ上の階の床面と釣合いおもり4の最上端加減
おもり4aとの間に導板30を渡すようにしても
よい。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、旧主索と新主
索とを連結し、旧主索巻取り機による旧主索の巻
取りと、新主索繰出し機による新主索の繰出しと
を同一作業中に行なうようにしているので、従来
方法に比較して大幅に作業能率を向上させること
ができるとともに省力化が可能となり、また、作
業員が重い主索を手に持つことがなくなるので、
主索の落下のおそれがないとともに作業の安全性
を確保することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るエレベータ
の主索取替工法の初期段階を示す昇降路縦断面
図、第2図は第1図の−線拡大断面図、第3
図は第2図の−線拡大断面図、第4図はかご
吊上げ用治具の斜視図、第5図はロープ固定治具
の分解斜視図、第6図は第5図のロープ固定部の
詳細を示す斜視図、第7図はこの発明の一実施例
に係るエレベータの主索取替工法の中間段階を示
す第1図相当図、第8図は第7図の部詳細図、
第9図はこの発明の一実施例に係るエレベータの
主索取替工法の終了に近い段階を示す第1図相当
図、第10図は釣合おもりへの導板の設置状況を
示す第1図とは異なる実施例の説明図、第11図
〜第13図は従来のエレベータの主索取替工法を
作業手順に従つて示す第1図相当図である。 1…かご、3…最上階、4…釣合おもり、10
…旧主索、14…上端切断点、17…下端切断
点、18…新主索、19…第1機械室、20…巻
上機、21…綱車、22…そらせ車、23…昇降
路、27…第2機械室、29…かご吊上げ用治
具、34…ロープ固定治具、46…中間切断点、
47…新主索繰出し機、51…旧主索巻取り機、
なお各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す
ものとする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 最上階又はこれに近い階を新主索繰出し階と
    して設定するとともに、最下階又はこれに近い階
    を旧主索巻取り階として設定し、次いでかご上で
    の運転により、かご又は釣合おもりのうちの上方
    昇降体の上端を新主索繰出し階の床面にほぼ一致
    させて停止させるとともに、かご又は釣合おもり
    のうちの下方昇降体および上記上方昇降体をそれ
    ぞれ位置固定し、次いで下方昇降体側の旧主索
    を、上方昇降体の上端とほぼ同一の高さ位置に固
    設されたロープ固定治具に固定するとともに、こ
    の固定部上方の中間切断点で切断し、次いで旧主
    索を、上方昇降体直上の上端切断点で切断すると
    ともに、この切断部に、新主索繰出し階に設置さ
    れた新主索繰出し機から引出した新主索の先端を
    連結し、次いで旧主索の上記両切断点の間の部分
    を、機械室に引上げて新主索を巻上機の綱車およ
    びそらせ車に巻掛け、その先端を旧主索の上記ロ
    ープ固定治具上方部分に連結し、次いで旧主索
    を、下方昇降体直上の下端切断点で切断するとと
    もに、旧主索のロープ固定治具による固定を解除
    し、次いで上記旧主索巻取り階に設置された旧主
    索巻取り機で旧主索を巻取つて新主索の先端を下
    方昇降体位置まで導びき、次いで、新主索の両端
    を上記昇降体に連結することを特徴とするエレベ
    ータの主索取替工法。 2 上方昇降体と下方昇降体を結んでいる旧ロー
    プの中間部分を切断する際に、下方昇降体の上方
    部分が落下せぬようにロープ固定治具を設ける
    が、このロープ固定治具をレールに介在させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエレ
    ベータの主索取替工法。 3 上方昇降体はかごであり、下方昇降体は釣合
    おもりであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載のエレベータの主索取替工
    法。
JP11512187A 1987-05-12 1987-05-12 エレベ−タの主索取替工法 Granted JPS63282081A (ja)

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JP2542086B2 (ja) * 1989-09-19 1996-10-09 株式会社日立ビルシステムサービス エレベ―タの主ロ―プ交換方法
JP4921660B2 (ja) * 2001-09-28 2012-04-25 東芝エレベータ株式会社 メインロープの固定方法およびメインロープ把持装置

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