JPH0530672Y2 - - Google Patents
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- JPH0530672Y2 JPH0530672Y2 JP1988024757U JP2475788U JPH0530672Y2 JP H0530672 Y2 JPH0530672 Y2 JP H0530672Y2 JP 1988024757 U JP1988024757 U JP 1988024757U JP 2475788 U JP2475788 U JP 2475788U JP H0530672 Y2 JPH0530672 Y2 JP H0530672Y2
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Links
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、サイフオン式のコーヒーメーカに
関する。
関する。
[従来技術]
例えば特開昭62−38122号公報に示す従来のコ
ーヒーメーカにあつては、適時にオン、オフされ
るヒータが内底部に臨出して設けられている下容
器と、下容器の口部に対しサイフオン管の下端が
ヒータの上面との間に所定間隔を持つよう装着さ
れる上容器と、下容器内上部をサイフオン管とは
別に外部に連通させる開放部と、該開放部を適時
的に開閉する開閉手段とから構成されている。
ーヒーメーカにあつては、適時にオン、オフされ
るヒータが内底部に臨出して設けられている下容
器と、下容器の口部に対しサイフオン管の下端が
ヒータの上面との間に所定間隔を持つよう装着さ
れる上容器と、下容器内上部をサイフオン管とは
別に外部に連通させる開放部と、該開放部を適時
的に開閉する開閉手段とから構成されている。
そして下容器から放出される蒸気熱を検出する
沸騰センサにより開閉部材を閉じると共にヒータ
に対する通電を遮断している。
沸騰センサにより開閉部材を閉じると共にヒータ
に対する通電を遮断している。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記した従来のコーヒーメーカ
は、ヒータに下容器がセツトされていなくても、
電源スイツチをON操作することによりヒータに
通電されるため、電力消費が多くなると共に加熱
されたヒータにより操作者が火傷するおそれを有
している。
は、ヒータに下容器がセツトされていなくても、
電源スイツチをON操作することによりヒータに
通電されるため、電力消費が多くなると共に加熱
されたヒータにより操作者が火傷するおそれを有
している。
また、上容器が取り付けられた下容器をヒータ
上に載置する際に、開放部が開閉部と対向するよ
うに位置決めしなければならず、作業性が悪かつ
た。
上に載置する際に、開放部が開閉部と対向するよ
うに位置決めしなければならず、作業性が悪かつ
た。
[考案の目的]
本考案は、上記した従来の欠点を解決するため
に考案されたものであり、その目的とするところ
は、加熱部材が取り付けられた支持部材に対して
少なくとも下容器が所定の状態で載置されたとき
にのみ、加熱部材への通電を可能化して省電力化
及び操作者の安全性を確保することが可能なコー
ヒーメーカを提供することにある。
に考案されたものであり、その目的とするところ
は、加熱部材が取り付けられた支持部材に対して
少なくとも下容器が所定の状態で載置されたとき
にのみ、加熱部材への通電を可能化して省電力化
及び操作者の安全性を確保することが可能なコー
ヒーメーカを提供することにある。
また本考案の他の目的は、支持部材に対して下
容器を所定の位置に載置したときにノズルを熱検
出部材と対向するように自動的に位置決めして作
業性を向上し得るコーヒーメーカを提供すること
にある。
容器を所定の位置に載置したときにノズルを熱検
出部材と対向するように自動的に位置決めして作
業性を向上し得るコーヒーメーカを提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段]
このため本考案は、コーヒーを抽出する水或い
は湯が収容され、外周の一部に第1ハンドルが取
り付けられた下容器と、前記下容器の上部開口に
配置され、上部に抽出されるコーヒー豆が投入さ
れる上部空間を有すると共に下部に前記上部空間
と連通するサイフオンを有した上容器と、前記下
容器が載置され、収容された水或いは湯を沸騰さ
せる加熱部材が設けられた支持部材と、支持部材
に下容器が所定の位置に載置されたときにON作
動して加熱部材を加熱させる第1スイツチと、前
記上容器の下部外周に対して気密状態で、かつ下
容器の上部外周を覆うように取り付けられると共
に内周面に下容器の上部開口周縁に当接する弾性
部材が取付けられ、該弾性部材上方の壁面に外部
と連通する貫通孔から蒸気を外部へ噴射させるノ
ズルが設けられた円筒ケースと、前記ノズルに対
向配置され、該ノズルから噴射される蒸気熱によ
り所定温度に達した際に形状変化してロツドをば
ねの弾性力に抗して移動させる熱検出部材と、円
筒ケースの一部外周に対し、第1ハンドルと一体
化されたときにノズルを熱検出部材に対向させる
ように取り付けられた第2ハンドルと、所定の温
度に加熱されて形状変化した前記熱検出部材によ
り移動されるロツドにより作動して加熱部材に対
する通電を遮断する第2スイツチ部材とを備えた
ことを特徴としている。
は湯が収容され、外周の一部に第1ハンドルが取
り付けられた下容器と、前記下容器の上部開口に
配置され、上部に抽出されるコーヒー豆が投入さ
れる上部空間を有すると共に下部に前記上部空間
と連通するサイフオンを有した上容器と、前記下
容器が載置され、収容された水或いは湯を沸騰さ
せる加熱部材が設けられた支持部材と、支持部材
に下容器が所定の位置に載置されたときにON作
動して加熱部材を加熱させる第1スイツチと、前
記上容器の下部外周に対して気密状態で、かつ下
容器の上部外周を覆うように取り付けられると共
に内周面に下容器の上部開口周縁に当接する弾性
部材が取付けられ、該弾性部材上方の壁面に外部
と連通する貫通孔から蒸気を外部へ噴射させるノ
ズルが設けられた円筒ケースと、前記ノズルに対
向配置され、該ノズルから噴射される蒸気熱によ
り所定温度に達した際に形状変化してロツドをば
ねの弾性力に抗して移動させる熱検出部材と、円
筒ケースの一部外周に対し、第1ハンドルと一体
化されたときにノズルを熱検出部材に対向させる
ように取り付けられた第2ハンドルと、所定の温
度に加熱されて形状変化した前記熱検出部材によ
り移動されるロツドにより作動して加熱部材に対
する通電を遮断する第2スイツチ部材とを備えた
ことを特徴としている。
[考案の作用]
本考案は上記のように構成されるため、下容器
に対して上容器をサイフオンが下容器内に位置す
るように装着した後、該下容器の第1ハンドルと
上容器の第2ハンドルとを一体化させる。このと
き、下容器に対して上容器は円筒ケース内の弾性
部材により気密状態に取り付けられると共に下容
器の上部はノズルにより外部と連通している。
に対して上容器をサイフオンが下容器内に位置す
るように装着した後、該下容器の第1ハンドルと
上容器の第2ハンドルとを一体化させる。このと
き、下容器に対して上容器は円筒ケース内の弾性
部材により気密状態に取り付けられると共に下容
器の上部はノズルにより外部と連通している。
上記のようにセツトされた下容器を支持部材に
対し、第1ハンドルが第1スイツチ部材をON作
動させるよう載置されると、ON作動する第1ス
イツチ部材により加熱部材が通電加熱される。こ
のとき、上記載置状態にて上容器の円筒ケースに
設けられたノズルは支持部材に設けられた熱検出
部材と対向するように位置決めされる。
対し、第1ハンドルが第1スイツチ部材をON作
動させるよう載置されると、ON作動する第1ス
イツチ部材により加熱部材が通電加熱される。こ
のとき、上記載置状態にて上容器の円筒ケースに
設けられたノズルは支持部材に設けられた熱検出
部材と対向するように位置決めされる。
そして加熱部材による加熱により下容器内の水
が沸騰してノズルから噴出される蒸気により熱検
出部材が下容器内の水が沸騰したことが検出され
ると、該熱検出部材により第2スイツチ部材を作
動して加熱部材への通電を遮断させる。
が沸騰してノズルから噴出される蒸気により熱検
出部材が下容器内の水が沸騰したことが検出され
ると、該熱検出部材により第2スイツチ部材を作
動して加熱部材への通電を遮断させる。
この状態において下容器内の沸騰水は内部の蒸
気圧によりサイフオンを介して上容器内へ押し上
げられ、該上容器内のコーヒー豆からコーヒーを
抽出させる。
気圧によりサイフオンを介して上容器内へ押し上
げられ、該上容器内のコーヒー豆からコーヒーを
抽出させる。
そして下容器の温度低下及び蒸気圧の低下によ
り下容器内の圧力が低下されると、上容器内で抽
出されたコーヒーを、サイフオンを介して下容器
へ流入させることにより抽出作業を終了する。
り下容器内の圧力が低下されると、上容器内で抽
出されたコーヒーを、サイフオンを介して下容器
へ流入させることにより抽出作業を終了する。
[実施例]
以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
第1図はコーヒーメーカの概略を示す斜視図、
第2図はコーヒーメーカの縦断面図であり、コー
ヒーメーカ1の支持部材を構成する支持スタンド
3は平面部3aと後述する下容器5の上部に応じ
た高さに起立する起立部3bとから構成されてい
る。そして前記平面部3a内には下容器5の底面
に応じた大きさの加熱盤7が取付けられ、該加熱
盤7内にはヒータ(図示せず)が内蔵されてい
る。また、前記平面部3aの外周側には第1スイ
ツチ9が取付けられ、該第1スイツチ9は非押下
状態にてOFF、押下状態にてON作動される。そ
して前記第1スイツチ9は前記加熱盤7上面に対
して下容器5が所定の位置に載置されたとき、そ
の第1ハンドル11下端との当接によりON作動
される。
第2図はコーヒーメーカの縦断面図であり、コー
ヒーメーカ1の支持部材を構成する支持スタンド
3は平面部3aと後述する下容器5の上部に応じ
た高さに起立する起立部3bとから構成されてい
る。そして前記平面部3a内には下容器5の底面
に応じた大きさの加熱盤7が取付けられ、該加熱
盤7内にはヒータ(図示せず)が内蔵されてい
る。また、前記平面部3aの外周側には第1スイ
ツチ9が取付けられ、該第1スイツチ9は非押下
状態にてOFF、押下状態にてON作動される。そ
して前記第1スイツチ9は前記加熱盤7上面に対
して下容器5が所定の位置に載置されたとき、そ
の第1ハンドル11下端との当接によりON作動
される。
前記起立部3bの上端部内には検出部材13が
取付けられている。内部に中空部を有した前記検
出部材13の第1及び第2円筒部15,17内に
は作動体19が軸線方向へ摺動可能に支持され、
該作動体19の左端面にはロツド19aが一体形
成されている。そして前記ロツド19aは前記第
1円筒部15の左端面に形成された透孔15a内
にて摺動可能に支持され、該第1円筒部15の内
部には圧縮ばね21が装着されている。そして前
記作動体19は前記圧縮ばね21の弾性力により
常に第2図に示す軸線右側へ付勢されている。ま
た、前記第2円筒部17の第2図に示す右端面に
は透孔17aが形成され、前記作動体19の右端
面側に応じた第2円筒部17の中空部内にはコイ
ル状に巻回された形状記憶合金からなる熱検出部
材23が収容されている。そして前記作動体19
は前記熱検出部材23の弾性力により常に軸線左
側へ付勢されている。この熱検出部材23は、約
65℃以上にて伸長し、上記温度以下では常に縮小
するように設定されている。前記起立部3b上部
内にはスイツチ部材を構成する第2スイツチ25
が、その作動ロツド25aと前記ロツド19a端
部とが当接するように取付けられている。この第
2スイツチ25は非押下状態にてON、また押下
状態にてOFF作動される。
取付けられている。内部に中空部を有した前記検
出部材13の第1及び第2円筒部15,17内に
は作動体19が軸線方向へ摺動可能に支持され、
該作動体19の左端面にはロツド19aが一体形
成されている。そして前記ロツド19aは前記第
1円筒部15の左端面に形成された透孔15a内
にて摺動可能に支持され、該第1円筒部15の内
部には圧縮ばね21が装着されている。そして前
記作動体19は前記圧縮ばね21の弾性力により
常に第2図に示す軸線右側へ付勢されている。ま
た、前記第2円筒部17の第2図に示す右端面に
は透孔17aが形成され、前記作動体19の右端
面側に応じた第2円筒部17の中空部内にはコイ
ル状に巻回された形状記憶合金からなる熱検出部
材23が収容されている。そして前記作動体19
は前記熱検出部材23の弾性力により常に軸線左
側へ付勢されている。この熱検出部材23は、約
65℃以上にて伸長し、上記温度以下では常に縮小
するように設定されている。前記起立部3b上部
内にはスイツチ部材を構成する第2スイツチ25
が、その作動ロツド25aと前記ロツド19a端
部とが当接するように取付けられている。この第
2スイツチ25は非押下状態にてON、また押下
状態にてOFF作動される。
前記加熱盤7上面に載置される耐熱ガラス製の
下容器5は上端開口を有し、その上部外周には合
成樹脂製からなり、水平方向へ延びたのちに下方
へ垂下するほぼ逆L字形状の第1ハンドル11が
金属バンド27を介して取付けられ、該第1ハン
ドル11の上端面には係合突部11aが一体形成
されている。前記下容器5の上部には上容器29
が着脱可能に取付けられる。前記上容器29は耐
熱ガラス製からなり、上端開口を有するとともに
下部に下容器5内部と連通して底面に至る長さの
サイフオン管29aが一体形成されている。前記
上容器29の下部外周には合成樹脂製からなる円
筒ケース31が金属バンド(図示せず)を介して
取付けられ、該円筒ケース31の一部外周には水
平方向へ延びるたのちに上方へ起立するほぼL字
形状の第2ハンドル35が一体形成されている。
そして前記第2ハンドル35の下部には側面と連
通する係合孔35aが形成され、該係合孔35a
に対する係合突部11aの係合により下容器5と
上容器29とが一体化される。また、前記円筒ケ
ース31の一部外周には切欠31bが形成され、
前記下容器5に上容器29が取付けられたとき、
前記切欠31b内に第1ハンドル11の上部が位
置される。前記円筒ケース31の一部外周には内
部と連通する貫通孔37aを有する噴射部材を構
成するノズル部37が、前記加熱盤7上面に対し
て下容器5が前記第1ハンドル11下端と第1ス
イツチ9とがほぼ一致するように載置されたと
き、検出部材13と対向するように一体形成され
ている。前記貫通孔37aはその一部が小径状に
形成され、前記下容器5内のある程度の気密性を
保持しながら外部に対する蒸気の放出を可能にし
ている。前記円筒ケース31には前記下容器5の
上端開口に応じた径からなる内部壁31aが一体
形成され、該内部壁31a下端内周面には前記上
端開口に応じた下容器5内面に当接するパツキン
グ39が取付けられている。
下容器5は上端開口を有し、その上部外周には合
成樹脂製からなり、水平方向へ延びたのちに下方
へ垂下するほぼ逆L字形状の第1ハンドル11が
金属バンド27を介して取付けられ、該第1ハン
ドル11の上端面には係合突部11aが一体形成
されている。前記下容器5の上部には上容器29
が着脱可能に取付けられる。前記上容器29は耐
熱ガラス製からなり、上端開口を有するとともに
下部に下容器5内部と連通して底面に至る長さの
サイフオン管29aが一体形成されている。前記
上容器29の下部外周には合成樹脂製からなる円
筒ケース31が金属バンド(図示せず)を介して
取付けられ、該円筒ケース31の一部外周には水
平方向へ延びるたのちに上方へ起立するほぼL字
形状の第2ハンドル35が一体形成されている。
そして前記第2ハンドル35の下部には側面と連
通する係合孔35aが形成され、該係合孔35a
に対する係合突部11aの係合により下容器5と
上容器29とが一体化される。また、前記円筒ケ
ース31の一部外周には切欠31bが形成され、
前記下容器5に上容器29が取付けられたとき、
前記切欠31b内に第1ハンドル11の上部が位
置される。前記円筒ケース31の一部外周には内
部と連通する貫通孔37aを有する噴射部材を構
成するノズル部37が、前記加熱盤7上面に対し
て下容器5が前記第1ハンドル11下端と第1ス
イツチ9とがほぼ一致するように載置されたと
き、検出部材13と対向するように一体形成され
ている。前記貫通孔37aはその一部が小径状に
形成され、前記下容器5内のある程度の気密性を
保持しながら外部に対する蒸気の放出を可能にし
ている。前記円筒ケース31には前記下容器5の
上端開口に応じた径からなる内部壁31aが一体
形成され、該内部壁31a下端内周面には前記上
端開口に応じた下容器5内面に当接するパツキン
グ39が取付けられている。
前記上容器29内には上端が開口した収容容器
41が着脱可能に取付けられ、該収容容器41は
その外周面及び底面がコーヒー豆の通過が不可能
で水の通過が可能な所要の大きさのメツシユ状に
形成され、該収容容器41内に所要の粒度に粉砕
されたコーヒー豆が投入される。また、前記収容
容器41の上部には上容器29上端に係止する係
止部41aが一体形成されている。
41が着脱可能に取付けられ、該収容容器41は
その外周面及び底面がコーヒー豆の通過が不可能
で水の通過が可能な所要の大きさのメツシユ状に
形成され、該収容容器41内に所要の粒度に粉砕
されたコーヒー豆が投入される。また、前記収容
容器41の上部には上容器29上端に係止する係
止部41aが一体形成されている。
次に。上記のように構成されたコーヒーメーカ
1の作用を第3図及び第4図に従つて説明する。
1の作用を第3図及び第4図に従つて説明する。
検出部材13の作動状態を示す第3図及び第4
図において、所要の粒度に粉砕されたコーヒー豆
が収容された収容容器41を上容器29内に対し
てその係止部41aが上容器29の開口周縁に係
止するように装着したのち、前記上容器29はそ
のサイフオン管29aが下容器5内の下方に位置
するように、コーヒーを抽出するための水或いは
湯が収容された下容器5の上端開口に挿嵌され
る。このとき、前記下容器5に対して上容器29
はパツキング39により気密状態で挿嵌される
が、ノズル部37の貫通孔37aを介して下容器
5内部が外部と連通されている。また、下容器5
に対して上容器29を一体化したとき、係合孔3
5aに対する係合突部11aの係合により第1ハ
ンドル11と第2ハンドル35とが一体化され
る。
図において、所要の粒度に粉砕されたコーヒー豆
が収容された収容容器41を上容器29内に対し
てその係止部41aが上容器29の開口周縁に係
止するように装着したのち、前記上容器29はそ
のサイフオン管29aが下容器5内の下方に位置
するように、コーヒーを抽出するための水或いは
湯が収容された下容器5の上端開口に挿嵌され
る。このとき、前記下容器5に対して上容器29
はパツキング39により気密状態で挿嵌される
が、ノズル部37の貫通孔37aを介して下容器
5内部が外部と連通されている。また、下容器5
に対して上容器29を一体化したとき、係合孔3
5aに対する係合突部11aの係合により第1ハ
ンドル11と第2ハンドル35とが一体化され
る。
上記状態にて電源スイツチ(図示せず)をON
操作したのちに上容器29が一体化された下容器
5が加熱盤7上面に対し、第1ハンドル11下端
と第1スイツチ9とが当接するように載置される
と、該第1スイツチ9は第1ハンドル11下端と
の当接によりON作動される。これにより加熱盤
7のヒータに対する通電により下容器5内の水或
いは湯が加熱される。また加熱盤7に対して下容
器5が上記のように載置されると、検出部材13
に対してノズル部37が対向するように位置決め
される。このとき、熱検出部材23が所要の温度
以下であるために縮小され、作動体19が圧縮ば
ね21の弾性力により第3図に示す実線矢印のB
方向へ移動されている。これにより第2スイツチ
25がON状態に保持される。そして上記加熱に
伴つて下容器5内に収容された水或いは湯が沸騰
されると、下容器5内部における一部の蒸気はノ
ズル部37の貫通孔37aを介して熱検出部材2
3に向うように放出される。そして蒸気の放出に
伴つて該熱検出部材23が所要の温度(約65℃)
に加熱されると、該熱検出部材23は伸長するよ
うに形状変化して作動体19を圧縮ばね21の弾
性力に抗して第4図に示す実線矢印のA方向へ移
動させる。これにより作動ロツドに対するロツド
19aの当接に伴つて第2スイツチ25がOFF
作動され、加熱盤7のヒーターに対する通電が遮
断される。また、ヒーターに対する通電の遮断後
においても加熱盤7の余熱により下容器5の加熱
状態が所要の時間の間、継続されるため、上記沸
騰に伴つて発生する蒸気により下容器5内部の圧
力が昇圧され、該下容器5内の沸騰水がサイフオ
ン管29aを介して上容器29内に押し上げられ
る。尚、上記ヒーターへの通電OFF時において
も前記ノズル部37の貫通孔37aから噴射され
る蒸気熱により熱検出部材23の形状変化状態が
保持され、ヒーターに対する通電遮断状態が保持
される。
操作したのちに上容器29が一体化された下容器
5が加熱盤7上面に対し、第1ハンドル11下端
と第1スイツチ9とが当接するように載置される
と、該第1スイツチ9は第1ハンドル11下端と
の当接によりON作動される。これにより加熱盤
7のヒータに対する通電により下容器5内の水或
いは湯が加熱される。また加熱盤7に対して下容
器5が上記のように載置されると、検出部材13
に対してノズル部37が対向するように位置決め
される。このとき、熱検出部材23が所要の温度
以下であるために縮小され、作動体19が圧縮ば
ね21の弾性力により第3図に示す実線矢印のB
方向へ移動されている。これにより第2スイツチ
25がON状態に保持される。そして上記加熱に
伴つて下容器5内に収容された水或いは湯が沸騰
されると、下容器5内部における一部の蒸気はノ
ズル部37の貫通孔37aを介して熱検出部材2
3に向うように放出される。そして蒸気の放出に
伴つて該熱検出部材23が所要の温度(約65℃)
に加熱されると、該熱検出部材23は伸長するよ
うに形状変化して作動体19を圧縮ばね21の弾
性力に抗して第4図に示す実線矢印のA方向へ移
動させる。これにより作動ロツドに対するロツド
19aの当接に伴つて第2スイツチ25がOFF
作動され、加熱盤7のヒーターに対する通電が遮
断される。また、ヒーターに対する通電の遮断後
においても加熱盤7の余熱により下容器5の加熱
状態が所要の時間の間、継続されるため、上記沸
騰に伴つて発生する蒸気により下容器5内部の圧
力が昇圧され、該下容器5内の沸騰水がサイフオ
ン管29aを介して上容器29内に押し上げられ
る。尚、上記ヒーターへの通電OFF時において
も前記ノズル部37の貫通孔37aから噴射され
る蒸気熱により熱検出部材23の形状変化状態が
保持され、ヒーターに対する通電遮断状態が保持
される。
そして上記ヒーターに対する通電の遮断に伴つ
て下容器5の温度が低下及び貫通孔37aによる
蒸気の放出に伴つて該下容器5内部の圧力が低減
されると、上容器29内に押し上げられていた熱
湯がサイフオン管29aを介して下容器5内に落
下される。このとき、下容器5内に対する熱湯の
落下に伴う吸込み現象により収容容器41内に収
容されたコーヒーの抽出が助長される。尚、下容
器5内に対する熱湯の落下によりコーヒーが抽出
されたのちに前記熱検出部材23の温度が約65℃
以下に低下して該熱検出部材23が縮小される
と、作動体19の復動に伴つて前記第2スイツチ
25がON作動されることになるが、この場合に
おいては電源スイツチ(図示せず)がOFF操作
されるため、ヒーターへの通電が規制される。
て下容器5の温度が低下及び貫通孔37aによる
蒸気の放出に伴つて該下容器5内部の圧力が低減
されると、上容器29内に押し上げられていた熱
湯がサイフオン管29aを介して下容器5内に落
下される。このとき、下容器5内に対する熱湯の
落下に伴う吸込み現象により収容容器41内に収
容されたコーヒーの抽出が助長される。尚、下容
器5内に対する熱湯の落下によりコーヒーが抽出
されたのちに前記熱検出部材23の温度が約65℃
以下に低下して該熱検出部材23が縮小される
と、作動体19の復動に伴つて前記第2スイツチ
25がON作動されることになるが、この場合に
おいては電源スイツチ(図示せず)がOFF操作
されるため、ヒーターへの通電が規制される。
このように本実施例は、コーヒーを抽出する下
容器5内にて沸騰した沸騰水の蒸気温度に基づい
て第2スイツチ25をOFF作動させることによ
りヒーターに対する通電を遮断し、所望の濃さの
コーヒーを抽出することが出来る。上記抽出作業
において加熱盤7上に下容器5が、その第1ハン
ドル11が第1スイツチ9に作用するように載置
されたときに初めてヒータへの通電を可能にする
ため、加熱盤7上に下容器5が載置されていない
状態にあつては非通電を保つて消費電力が多くな
るのを防止すると共に操作者が火傷するのを防止
することができる。また、ノズル部37と第2ハ
ンドル35とが、加熱盤7に対して下容器5が上
記のように載置されたときに対向するように設定
されているため、ノズル部37と熱検出部材23
とを自動的に位置決めすることができ、位置合せ
作業をなくして作業性を向上し得る。
容器5内にて沸騰した沸騰水の蒸気温度に基づい
て第2スイツチ25をOFF作動させることによ
りヒーターに対する通電を遮断し、所望の濃さの
コーヒーを抽出することが出来る。上記抽出作業
において加熱盤7上に下容器5が、その第1ハン
ドル11が第1スイツチ9に作用するように載置
されたときに初めてヒータへの通電を可能にする
ため、加熱盤7上に下容器5が載置されていない
状態にあつては非通電を保つて消費電力が多くな
るのを防止すると共に操作者が火傷するのを防止
することができる。また、ノズル部37と第2ハ
ンドル35とが、加熱盤7に対して下容器5が上
記のように載置されたときに対向するように設定
されているため、ノズル部37と熱検出部材23
とを自動的に位置決めすることができ、位置合せ
作業をなくして作業性を向上し得る。
[考案の効果]
このため本考案は、加熱部材が取り付けられた
支持部材に対して少なくとも下容器が所定の状態
で載置されたときにのみ、加熱部材への通電を可
能化して省力化及び操作者の安全性を確保するこ
とが可能なコーヒーメーカを提供することが可能
である。
支持部材に対して少なくとも下容器が所定の状態
で載置されたときにのみ、加熱部材への通電を可
能化して省力化及び操作者の安全性を確保するこ
とが可能なコーヒーメーカを提供することが可能
である。
また、支持部材に対して下容器を所定の位置に
載置したときにノズルを熱検出部材と対向するよ
うに位置決めして作業性を向上し得るコーヒーメ
ーカを提供することが可能である。
載置したときにノズルを熱検出部材と対向するよ
うに位置決めして作業性を向上し得るコーヒーメ
ーカを提供することが可能である。
第1図はコーヒーメーカの概略を示す斜視図、
第2図はコーヒーメーカの縦断面図、第3図及び
第4図は作用を示す説明図である。
第2図はコーヒーメーカの縦断面図、第3図及び
第4図は作用を示す説明図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 コーヒーを抽出する水或いは湯が収容され、
外周の一部に第1ハンドルが取り付けられた下
容器と、 前記下容器の上部開口に配置され、上部に抽
出されるコーヒー豆が投入される上部空間を有
すると共に下部に前記上部空間と連通するサイ
フオンを有した上容器と、 前記下容器が載置され、収容された水或いは
湯を沸騰させる加熱部材が設けられた支持部材
と、 支持部材に下容器が所定の位置に載置された
ときにON作動して加熱部材を加熱させる第1
スイツチと、 前記上容器の下部外周に対して気密状態で、
かつ下容器の上部外周を覆うように取り付けら
れると共に内周面に下容器の上部開口周縁に当
接する弾性部材が取付けられ、該弾性部材上方
の壁面に外部と連通する貫通孔から蒸気を外部
へ噴射させるノズルが設けられた円筒ケース
と、 前記ノズルに対向配置され、該ノズルから噴
射される蒸気熱により所定温度に達した際に形
状変化してロツドをばねの弾性力に抗して移動
させる熱検出部材と、 円筒ケースの一部外周に対し、第1ハンドル
と一体化されたときにノズルを熱検出部材に対
向させるように取り付けられた第2ハンドル
と、 所定の温度に加熱されて形状変化した前記熱
検出部材により移動されるロツドにより作動し
て加熱部材に対する通電を遮断する第2スイツ
チ部材と、 を備えたことを特徴とするコーヒーメーカ。 2 前記熱検出部材は形状記憶合金からなる請求
項1記載のコーヒーメーカ。 3 前記形状記憶合金はコイル状に巻回された請
求項2記載のコーヒーメーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988024757U JPH0530672Y2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988024757U JPH0530672Y2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01128714U JPH01128714U (ja) | 1989-09-01 |
JPH0530672Y2 true JPH0530672Y2 (ja) | 1993-08-05 |
Family
ID=31244889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988024757U Expired - Lifetime JPH0530672Y2 (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530672Y2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568578U (ja) * | 1979-06-30 | 1981-01-24 | ||
JPS5716508U (ja) * | 1980-06-24 | 1982-01-28 | ||
JPS57139311A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Apparatus for detecting completion of rice cooking |
JPS6238122A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-19 | タイガー魔法瓶株式会社 | サイフォン式電気抽出器 |
JPS63164917A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | 株式会社東芝 | 飲料製造機 |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP1988024757U patent/JPH0530672Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568578U (ja) * | 1979-06-30 | 1981-01-24 | ||
JPS5716508U (ja) * | 1980-06-24 | 1982-01-28 | ||
JPS57139311A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Apparatus for detecting completion of rice cooking |
JPS6238122A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-19 | タイガー魔法瓶株式会社 | サイフォン式電気抽出器 |
JPS63164917A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | 株式会社東芝 | 飲料製造機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01128714U (ja) | 1989-09-01 |
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