JPH0540840Y2 - - Google Patents

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JPH0540840Y2
JPH0540840Y2 JP2945888U JP2945888U JPH0540840Y2 JP H0540840 Y2 JPH0540840 Y2 JP H0540840Y2 JP 2945888 U JP2945888 U JP 2945888U JP 2945888 U JP2945888 U JP 2945888U JP H0540840 Y2 JPH0540840 Y2 JP H0540840Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、サイフオン式のコーヒーメーカの
スイツチ構造に関する。
[従来技術] サイフオン式のコーヒーメーカはコーヒー豆が
収容された上容器内における熱湯の滞留時間、従
つて水が収容される下容器の加熱時間に応じてコ
ーヒーの抽出度が設定される。このため従来のコ
ーヒーメーカは、下容器或いは上容器に対して温
度検出器を当接可能に取付け、下容器或いは上容
器内の熱湯が所定の温度になつたとき、タイマ回
路により所定時間が経過したときにヒータに対す
る通電を遮断するとともにヒーターをサーモスタ
ツト回路に切換え、コーヒーの抽出を中断すると
ともに抽出されたコーヒーを保温している。
[考案が解決しようとする問題点] 然し乍、コーヒーの抽出が終了したとき、通常
の使用状態では直ちに下容器を取出すため、保温
する必要性が極めて少ないにも拘らず、上記した
コーヒーメーカは保温状態へ自動的に切換えてい
た。このため、部品点数が多くなつて高コスト化
するとともに保温を必要としない場合には電源ス
イツチを、その都度OFF操作しなければならず、
かえつて操作性が悪くなるとともに消費電力が多
かつた。
[考案の目的] 本考案の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、
部品点数を低減して低コスト化を図り得るととも
に操作性を向上することが可能なコーヒーメーカ
のスイツチ構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このため本考案は、下容器内における沸騰水の
蒸気圧によりコーヒー豆が収容された上容器内に
沸騰水を押し上げたのちに該沸騰水を前記下容器
内へ落下させてコーヒーを抽出するコーヒーメー
カにおいて、前記下容器内の沸騰水による蒸気熱
或いは上容器内の沸騰水の熱により所定温度以上
になつたとき、形状変化して伸長する熱検出部材
と、フレームに対して基端が揺動可能に支持さ
れ、前記下容器を加熱する加熱位置及び保温位置
に応じて第1及び第2係合部が形成されるととも
にその自由端に前記熱検出部材が当接される作動
部材と、前記フレームに対して移動可能に支持さ
れ、所要の方向へ移動されたときに前記第1係合
部が係合される第1被係合部及び前記と反対方向
へ移動されたときに前記第2係合部が係合される
第2被係合部を有する操作部材と、前記操作部材
の一部と当接可能に配置され、所要の方向へ移動
操作された操作部材との当接により下容器を加熱
するヒーターへの通電を許容する第1スイツチ部
材及び前記と反対方向へ移動操作された前記操作
部材との当接によりヒーターへの通電を許容して
前記下容器を保温加熱する第2スイツチ部材と、
前記操作部材を、常にはヒーターのOFF位置へ
付勢する弾性部材とからコーヒーメーカのスイツ
チ構造を構成している。
[考案の作用] 本考案は上記のように構成されるため、操作部
材が弾性部材の弾性力に抗してOFF位置から加
熱位置に移動操作されると、第1被係合部に対す
る第1係合部の係合により前記操作部材の移動状
態が保持されて第1スイツチ部材がON作動され
る。これによりヒーターへの通電により下容器が
加熱されて収容された水或いは湯が沸騰される。
そして上記沸騰に伴つて下容器内の圧力が所要の
圧力に達すると、該下容器内の沸騰水が上容器の
サイフオンを通じて上容器内へ押し上げられる。
また、上記沸騰に伴つて下容器から放出される蒸
気熱により熱検出部材が形状変化して伸長される
と、該熱検出部材の当接に伴つて作動部材が揺動
され、第1被係合部に対する第1係合部の係合が
解除される。これにより前記前記操作部材が前記
弾性部材の弾性力によりOFF位置へ移動復帰さ
れ、第1スイツチ部材がOFF作動されることに
よりヒーターへの通電が中断される。一方、上容
器内に押し上げられた沸騰水はヒーターの予熱に
より所要の時間の間、上容器内に滞留したのち、
下容器の温度低下或いは下容器内の蒸気の放出に
伴つて下容器内に落下され、コーヒーが抽出され
る。また、上記状態にて操作部材が弾性部材の弾
性力に抗して前記と逆方向へ移動操作されると、
第2被係合部に対して第2係合部が係合され、該
操作部材の移動状態が保持されるとともに第2ス
イツチ部材がON作動され、ヒーターが保温加熱
される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図はコーヒーメーカの概略を示す斜視図、
第2図はコーヒーメーカの縦断面図、第3図はス
イツチ部材の略体分解斜視図、第4図はOFF時
におけるスイツチ部材の拡大縦断面図であり、コ
ーヒーメーカ1の支持部材を構成する支持スタン
ド3は平面部3aと後述する下容器5の上部に応
じた高さに起立する起立部3bとから構成されて
いる。そして前記平面部3a内には下容器5の底
面に応じた大きさの加熱盤7が取付けられ、該加
熱盤7内にはヒータ(図示せず)が内蔵されてい
る。また、前記平面部3aの外周側には第1スイ
ツチ9が取付けられ、該第1スイツチ9は非押下
状態にてOFF、押下状態にてON作動される。そ
して前記第1スイツチ9は前記加熱盤7上面に対
して下容器5が所定の位置に載置されたとき、そ
の第1ハンドル11下端との当接によりON作動
される。
前記起立部3bの上端部内には検出部材13及
びスイツチ部材15が取付けられている。内部に
中空部を有した前記検出部材13の第1及び第2
円筒部17,19内には作動体21が軸線方向へ
摺動可能に支持され、該作動体21の左端面には
ロツド21aが一体形成されている。そして前記
ロツド21aは前記第1円筒部17の左端面に形
成された透孔17a内にて摺動可能に支持され、
該第1円筒部17の内部には圧縮ばね23が装着
されている。そして前記作動体21は前記圧縮ば
ね23の弾性力により常に第2図に示す軸線右側
へ付勢されている。また、前記第2円筒部19の
第2図に示す右端面には透孔19aが形成され、
前記作動体21の右端面側に応じた第2円筒部1
9の中空部内にはコイル状に巻回された形状記憶
合金からなる熱検出部材25が収容されている。
そして前記作動体21は前記熱検出部材25の弾
性力により常に軸線左側へ付勢されている。この
熱検出部材25は、約65℃以上にて伸長し、上記
温度以下では、常に前記圧縮ばね23の弾性力に
より縮小するように設定されている。前記起立部
3b上部にはフレームを構成する固定板29が取
付けられ、該固定板29の中間部には軸部29a
が形成されている。そして前記固定板29の下端
には作動部材としての作動板31が揺動可能に支
持され、該作動板31の中間部に形成された透孔
31aには前記軸部29aが係合可能に挿通され
ている。また、前記作動板31の前記固定板29
と対向する側面には上下方向へ所要の間隔をおい
て第1突部31b、第2突部31cが一体形成さ
れている。該作動板31は前記固定板29基端と
の間に設けられた圧縮ばね33の弾性力により常
に前記固定板29に対して一体の間隔で起立した
状態に保つと共にその自由端部が第4図に示す左
方へ揺動可能に支持されている。前記固定板29
には操作部材を構成する操作ダイヤル35が、通
電位置とOFF位置及び保温位置との間にて回動
可能に支持されている。該操作ダイヤル35は中
心の貫通孔34を挿通するねじ36により固定板
29に対して回動可能に支持され、該操作ダイヤ
ル35の支持板37には第1被係合部としての第
1凹部37aが、前記操作ダイヤル35が通電位
置に回動されたときに前記第1突部31bが係合
するように形成されている。尚、前記操作ダイヤ
ル35の通電OFF位置に応じた支持板37には
第3及び第4凹部37f,37gが前記第1及び
第2突部31b,31cに対して形成され、これ
ら第3及び第4凹部37f,37gに対する第1
及び第2突部31b,31cの係合により前記操
作ダイヤル35がOFF位置に保持される。また、
前記支持板37には第2被係合部としての第2凹
部37bが、前記操作ダイヤル35が保温位置へ
回動されたときに前記第2突部31cが係合する
ように形成されている。そして前記操作ダイヤル
35がOFF位置へ回動されたとき、これら第1
凹部37a、第2凹部37bに対して前記第1突
部31b、第2突部31cが夫々係合される。こ
れにより各位置におけう操作ダイヤル35の回動
状態が保持される。また、前記操作ダイヤル35
の支持板37には半円弧状の長孔37cが該操作
ダイヤル35の回動量に応じた幅で形成され、該
長孔37cには前記ロツド21aが挿通れてい
る。前記支持板37と反対側にはリング状部37
dが一体形成され、該リング状部37dの下端に
は押圧部37eが一体形成されている。前記固定
板29には第1及び第2スイツチ部材39,41
が通電位置及び保温位置に夫々回動された押圧部
37eに当接してON作動されるように取付けら
れている。これらの第1スイツチ部材39、第2
スイツチ部材41は内蔵された弾性部材を構成す
る圧縮ばね(図示せず)の弾性力によりロツドが
押し上げられた状態にてOFF、該ロツドが前記
圧縮ばねの弾性力に抗して押し下げられたときに
ON作動される。そして各第1スイツチ部材3
9、第2スイツチ部材41に内蔵された圧縮ばね
は押圧部37eを夫々の反対方向から付勢してそ
の弾性力により前記操作ダイヤル35が常に中立
のOFF状態に位置するように付勢している。ま
た、前記第2スイツチ部材41にはヒーターがサ
ーモスタツト回路を介して接続されている。
前記加熱盤7に載置される耐熱ガラス製の下容
器5は上端開口を有し、その上部外周には合成樹
脂製からなり、水平方向へ延びたのちに下方へ垂
下するほぼ逆L字形状の第1ハンドル11が金属
ハンド43を介して取付けられ、該第1ハンドル
11の上端面には係合突部11aが一体形成され
ている。前記下容器5の上部には上容器45が着
脱可能に取付けられる。前記上容器45は断熱ガ
ラス製からなり、上端開口を有するとともに下部
に下容器5内部と連通して底面に至る長さのサイ
フオン部45aが一体形成されている。前記上容
器45の下部外周には合成樹脂製からなる円筒ケ
ース47が金属バンド(図示せず)を介して取付
けられ、該円筒ケース47の一部外周には水平方
向へ延びたのちに上方へ起立しているほぼL字形
の第2ハンドル49が一体形成されている。そし
て前記第2ハンドル49の下端面には前記係合突
部位11aが係合される係合孔49aが形成され
ている。そして前記係合孔49aに対する係合突
部11aの係合により前記下容器5と上容器45
とが一体化される。また、前記円筒ケース47の
一部には切欠47aが形成され、前記下容器5に
対して上容器45を取付けたとき、第1ハンドル
11の上部が前記切欠47a内に位置される。
前記円筒ケース47の一部には内部と連通する
貫通孔51aを有する噴射ノズル51が、前記加
熱盤7上面に対して下容器5の第1ハンドル11
下端と第1スイツチ9とがほぼ一致するように載
置されたとき、検出部材13と対向するように一
体形成されている。また、前記噴射ノズル51の
貫通孔51aは下容器5内にて沸騰した蒸気の一
部を外部に放出することが可能でかつ該下容器5
内の沸騰水を上容器45へ押し上げるのに充分な
圧力を得る大きさに形成されている。前記円筒ケ
ース47には前記下容器5の上端開口に応じた径
からなる内部壁47bが一体形成され、該内部壁
47b下端内周面には前記上端開口に応じた下容
器5内面に当接するパツキング53が取付けられ
ている。
前記上容器45内には上端が開口した収容容器
55が着脱可能に取付けられ、該収容容器55は
その外周面及び底面がコーヒー豆の通過が不可能
で水の通過が可能な所要の大きさのメツシユ状に
形成され、該収容容器55内に所要の粒度に粉砕
されたコーヒー豆が投入される。また、前記収容
容器55の上部には上容器45上端に係止する係
止部55aが一体形成されている。
次に、上記のように構成されたコーヒーメーカ
1の作用を第5図乃至第7図に従つて説明する。
通電状態を示す第5図、通電位置からOFF位
置へ切替わる直前の状態を示す第6図及び保温状
態を示す第7図において、所要の粒度に粉砕され
たコーヒー豆が収容された収容容器55を上容器
45内に対してその係止部55aが上容器45の
開口周縁に係止するように装着したのち、前記上
容器45はそのサイフオン部45aが下容器5内
の下方に位置するように、コーヒーを抽出するた
めの水或いは湯が収容された下容器5の上端開口
に挿嵌される。このとき、前記下容器5に対して
上容器45はパツキング53により気密状態で挿
嵌されるが、ノズル部51の貫通孔51aを介し
て下容器5内部が外部と連通されている。また、
下容器5に対して上容器45を一体化したとき、
係合孔49aに対する係合突部11aの係合によ
り第1ハンドル11と第2ハンドル49とが一体
化される。
上記状態にて操作ダイヤル35が第4図に示す
OFF位置から第5図に示す通電位置へ回動操作
されると、第1突部31b・第2突部31cは第
3凹部37f・第4凹部37gに対する係合が解
除されたのち、第1突部31bが第1凹部37a
に係合され、該通電位置における回動状態が保持
される。また、操作ダイヤル35が回動操作され
ると、押圧部37eとの当接によりON作動され
る第1スイツチ部材39により加熱盤7のヒータ
ーが通電される。これにより下容器5内に収容さ
れた水或いは湯が加熱される。尚、上記通電初期
状態において熱検出部材25はその温度が約65℃
以下であるため、縮小している。また、作動体2
1は圧縮ばね23の弾性力により第5図に示す実
線矢印のA方向へ移動され、圧縮ばね33の弾性
力により時計方向へ回動付勢された作動板31の
自由端に対してそのロツド21aが当接されてい
る。
そして上記ヒーターによる加熱に伴つて下容器
5内の水或いは湯が沸騰されると、沸騰水の蒸気
により下容器5内の圧力が昇圧されるとともに蒸
気が噴射ノズル51の貫通孔51aを通過して第
2円筒部19の透孔19aを介して熱検出部材2
5に向つて放出される。このとき、前記蒸気温度
が約90〜95℃であるため、放出される蒸気により
前記熱検出部材25が約65℃に加熱される。そし
て前記熱検出部材25が上記温度(約65℃)に加
熱されると、第6図に示すように熱検出部材25
はその形状変化に伴つて伸長して前記作動体21
を圧縮ばね23の弾性力に抗して実線矢印のB方
向へ移動させる。これによりロツド21aが当接
する作動板31は圧縮ばね33の弾性力に抗して
反時計方向へ回動され、第1凹部37aに対する
第1突部31bの係合が解除される。そして上記
係合が解除されると、操作ダイヤル35は第1ス
イツチ部材39に内蔵された作動ロツドを付勢す
る圧縮ばねの弾性力によりOFF位置へ回動復帰
されて前記第1スイツチ部材39がOFF作動さ
れる。これにより前記ヒーターに対する通電が遮
断される。このとき、前記操作ダイヤル35は第
3凹部37f・第4凹部37gに対する第1突部
31b・第2突部31cの係合によりOFF位置
にて保持される。
一方、前記ヒーターの通電遮断後においても加
熱盤7の予熱により下容器5の加熱状態が所要の
時間、継続され、下容器5内の昇圧状態が維持さ
れるため、前記下容器5内の蒸気圧により該下容
器5内の沸騰水はサイフオン部45aを介して上
容器45内に押し上げられ、該沸騰水により収容
容器55内に収容されたコーヒー豆からコーヒー
が抽出される。
そして下容器5の温度低下及び噴射ノズル51
の貫通孔51aから放出される蒸気により下容器
5内の圧力が低下されると、前記上容器45内に
押し上げられて抽出されたコーヒーはサイフオン
部45aを介して下容器5内に落下される。この
とき、収容容器55内に収容されたコーヒー豆に
対する上容器45内の沸騰水(コーヒー液)の通
過に伴つてコーヒーの抽出が助長される。
上記作業後においては第1スイツチ部材39の
OFF作動によりヒーターの通電が遮断されてい
るが、前記下容器5内に収容されたコーヒーを保
温する必要があるときに前記操作ダイヤル35が
OFF位置から保温位置へ回動操作されると、第
7図に示すように第3凹部37f・第4凹部37
gに対する係合が解除された第1突部31b・第
2突部31cの内、第2突部31cが第2凹部3
7bに係合されてその回動状態が保持される。ま
た、前記操作ダイヤル35の回動に伴つて当接す
る押圧部37eにより第2スイツチ部材41が
ON作動される。該第2スイツチ部材41を介し
たヒーターにはサーモスタツト回路(図示せず)
が接続されているため、前記ヒーター温度がほぼ
一定となるように加熱保持される。上記保温状態
の切換時に熱検出部材25がその形状変化による
伸長状態が維持されている場合においてもロツド
21aが長孔37cを介して作動板31に当接す
るため、操作ダイヤル35の回動操作が許容され
る。
このように本実施例は、熱検出部材25が所要
の温度以下で操作ダイヤル35がOFF位置から
通電位置へ回動操作されたとき、第1凹部に対す
る第1突部31bの係合によりその回動状態が保
持されるとともにその押圧部37eの当接により
第1スイツチ部材39がON作動されてヒーター
に通電される。そして上記ヒーターの通電により
下容器5内の水或いは湯が沸騰されると、沸騰水
の蒸気が熱検出部材25に向つて放出され、該熱
検出部材25が所要の温度に加熱されると、形状
変化により伸長に伴つて移動するロツド21aに
より前記第1凹部37aに対する第1突部31b
の係合が解除され、前記操作ダイヤル35が回動
復帰されるとともに第1スイツチ部材39が
OFF作動される。また、上記状態にて操作ダイ
ヤル35が保温位置へ回動操作されると、第2凹
部37bに対する第2突部31cの係合により該
操作ダイヤル35の回動状態が保持されるととも
に第2スイツチ部材41がON作動されてヒータ
ーが通電され、下容器5が保温状態に保持され
る。
[考案の効果] このため本考案は、部品点数を低減して低コス
ト化を図り得るとともに操作性を向上することが
可能なコーヒーメーカのスイツチ構造を提供する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はコーヒーメーカの概略を示す斜視図、
第2図はコーヒーメーカの縦断面図、第3図はス
イツチ部材の略体分解斜視図、第4図はOFF時
におけるスイツチ部材の拡大縦断面図、第5図乃
至第7図は作用を示す説明図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 下容器内における沸騰水の蒸気圧によりコー
    ヒー豆が収容された上容器内に沸騰水を押し上
    げた後に沸騰水を前記下容器内へ落下させてコ
    ーヒーを抽出するコーヒーメーカにおいて、 前記下容器内の沸騰水による蒸気熱或いは上
    容器内の沸騰水の熱により所定温度以上になつ
    たとき、形状変化して伸長する熱検出部材と、 フレームに対して基端が揺動可能に支持さ
    れ、前記下容器を加熱する加熱位置及び保温位
    置に応じて第1及び第2係合部が形成されると
    共にその自由端に前記熱検出部材が当接される
    作動部材と、 前記フレームに対して移動可能に支持され、
    所要の方向へ移動されたときに前記第1係合部
    が係合される第1被係合部及び前記と反対方向
    へ移動されたときに前記第2係合部が係合され
    る第2被係合部を有する操作部材と、 前記操作部材の一部と当接可能に配置され、
    所要の方向へ移動操作された操作部材との当接
    により下容器を加熱するヒーターへの通電を許
    容する第1スイツチ部材及び前記と反対方向へ
    移動操作された前記操作部材との当接によりヒ
    ーターへの通電を許容して前記下容器を保温加
    熱する第2スイツチ部材と、 前記操作部材を、常にはヒーターのOFF位
    置へ移動付勢する弾性部材と、 からなることを特徴とするコーヒーメーカのス
    イツチ構造。 2 前記弾性部材は第1及び第2スイツチ部材に
    内蔵されたばねからなる請求項1記載のコーヒ
    ーメーカのスイツチ構造。 3 前記熱検出部材は下容器から噴出された蒸気
    熱により形状変化するように配置された請求項
    1記載のコーヒーメーカのスイツチ構造。 4 前記作動部材は弾性体からなり、その弾性力
    により常には第1係合部と第1被係合部或いは
    第2係合部と第2被係合部との係合状態を保持
    する位置に付勢する請求項1記載のコーヒーメ
    ーカのスイツチ構造。
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