JPS60142817A - コ−ヒ−沸し器 - Google Patents

コ−ヒ−沸し器

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JPS60142817A
JPS60142817A JP58246793A JP24679383A JPS60142817A JP S60142817 A JPS60142817 A JP S60142817A JP 58246793 A JP58246793 A JP 58246793A JP 24679383 A JP24679383 A JP 24679383A JP S60142817 A JPS60142817 A JP S60142817A
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hot water
steam
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coffee
water tank
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政博 小山
岡田 勝郎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コーヒー粉に沸騰した熱湯を滴下して美味な
コーヒー液の抽出が自動的にできるコーヒー沸し器に関
する。
(従来例の構成とその問題点) 従来コーヒー粉に熱湯を滴下してコーヒー液を得る方法
として、水タンク底部から加熱・母イブ内に導水して加
熱し、水の沸騰による蒸気を利用して昇水させ、コーヒ
ー粉に湯を10分前後にわたり滴下するいわゆるドリッ
プ式のものや、水タンクの下方にコーヒー粉を配し、水
タンクに加熱装置を設はパイメタル式の温度開放弁を設
けて、湯をコーヒー粉に滴下する落下給湯式の・ものが
あった。
しかしながらこれらのものは、温度感知精度のパラツキ
解消が賑しく、給湯温度が一定とならず湯温か低くなる
こともある欠点を有し、美味なコーヒー抽出の基本とす
る「沸騰させた高温の湯をコーヒー粉に滴下し、粉を十
分に膨潤させながら、3〜4分で抽出を完了する」とい
う条件を満足できるものではないうえに、香シとコクの
ある美味なコーヒー液を得る秘訣とされる、コーヒー粉
全体を一旦高温の熱湯で膨潤させて、コーヒー粉を蒸ら
してコーヒーのエキス分を抽出しやすくした後再給湯す
るという条件をも満足できるものではなかった。
(発明の目的) 本発明は上記事情に鑑みなされたもので、その目的はコ
ーヒー粉に供給する熱湯は、必ず沸騰したものとしコー
ヒー粉に接触する湯の温度を初期から高温として、抽出
時間も3〜4分で完了すると共に、コーヒー粉全体を一
旦高温の熱湯で膨潤させて蒸らし、美味なコクのあるコ
ーヒー液を得ると共に、その操作も簡便なコーヒー沸し
器を提供するものである。
(発明の構成) 本発明のコーヒー沸し器は、コーヒー粉を入れるフィル
ターケースと、発熱体を有する水タンクと、発熱体の給
電制御装置と、水タンクから発生する蒸気を検知して作
動する形状記憶合金からなる蒸気検知部材と、この蒸気
検知部材の動きに連動して、水タンクの水を前記フィル
ターケース内に給湯する給湯弁とを有し、この給湯弁は
前記発熱体の給電制御装置によりくシ返して吐出される
蒸気によって、給湯時に給湯を一度中断し得るよう構成
としだもので、前記形状記憶合金は、水タンクの水が沸
騰して発生する蒸気によって温度上昇を検知して作動す
るので、感知・ぐラツキが少なく、コーヒー粉へ供給す
る湯も高温の熱湯を初期から得ることができるうえに、
給湯制御も複雑な機械的タイマーを必要とせず給電スイ
ッチ割面によって蒸気を発生させ、給湯弁動作を操作す
る蒸らし機能を有して構成されており、複雑な配線部品
を必要とすることのないコン・セクトな構成で給湯弁操
作を確実に行ない得て、コクのある香り豊かな美味なコ
ーヒー液を抽出できるものである。
(実施例の説明) 以下添付図面に基づき、本発明の一実施し1」について
説明する。
第1図ないし第3図において、lは器体であって、基台
2と、基台2の上方に位置する容器部3と、この容器部
3と基台2側面を連結する支柱4とから構成されている
。支柱4の第1図で左側には、収納部5が形成されてい
る。容器部3は底部に発熱体6を取付けたステンレス製
の水タンク7と、フィルターケース8が着脱自在に装着
される凹部取付面9と、内方には水タンク7の水をフィ
ルターケース8の上方に導く給湯手段10及び配線部品
を配してなる容器枠11からなる。フィルターケース8
は、前記凹部取付面9にバイオネット結合もしくは摺動
レール等を利用して装着される上部芙出−取付面12と
、下面底部の抽出口]3と取手14とを有し、内部にコ
ーヒー粉を入れる紙フイルタ−15を収納する。16は
このフィルターケース8の下方に位置し、前記基台2上
面のカップ載置部17上に装着自在に載せてなるカップ
で、このカップ16は、前記フィルターケース8の抽出
口13に対向した受口18を鳴するカソゾ蓋19と、操
作用の把手20をゼしている。
21はカップ載置部17の基台2内に設けられたカップ
保温用の保温ヒーター。22はその温度制御用のサーモ
スタットである。23は、前記水タンク7の上部注入口
24に被着される水タンク琴である。ここで、前記給湯
手段lOは水タンク7底部に設けられた給湯口25と、
この給湯口25に防水パツキン26を介して一部が水タ
ンク7内に突出して取付けられる弁ケース27と、この
弁ケース27からの湯を弁28を通してフィルターケー
ス8の上方に導く給湯ノeイア’29と、熱湯をコーヒ
ー粉にまんべんなく注ぐ機能の拡散体30とからなる。
更に弁ケース27内には、上方に齢記弁28を営時閉弁
28にするよう働く弁ばね31と、下方ニ弁ケースカバ
ー32により外周を弁ケース27に固着され、中央で上
部弁28を上下動自在に開弁28動作し得る形状のシリ
コン樹脂製のダイヤフラム33が設けられている。
34は支持板35に支点36を介して取付けられる回動
自在な弁レバーで一端左側はダイヤフラム33の下端部
に近接した左側アーム37と他端右側には、閉弁時は発
熱体6への給−を行なうよう給電スイッチ38を閉成し
てなる突出片39と、摺動棒40下端部に当接する保合
面41とスライド板420下片部を介してばね43で付
勢される係止レバー44にフ、りしてロックされるよう
配置した係止片45とが配置されている。
又、前記スライード板42は支点46を有するリンク軸
47の回動により係止部48を有する上端部を介して上
下動自在な形で構成され、常時は、ストッパー49に当
接して下方に位置規制されるリンク軸47に連動して下
方にある。50はこのスライド板42が上昇した時に上
端係止部48にかみ合うようばね51付勢された係止片
52をもつかみ合いレバーである。
又、前記摺1IJ11棒40の上端部は、水タンク7と
並設して突設した支持カバー53の略筒形の蒸気感知部
54内に上下動自在に配設支持されている。
この摺動棒40の上端部には、蒸気感知部54内面と摺
動棒フランツ部55との間に、100℃以下の一定温度
で記憶した元の状態に伸長するよう処理したTi−Ni
合金やCu−Zn等の合金等形状記憶合金で作られたコ
イルはね形状の蒸気検知部材56を配置している。57
は蒸気検知部材56が外気と連通してなるように、蒸気
検知部54上部に設けた蒸気孔で、その蒸気孔57の1
つには一端を水タンク7の規定水位上方に取付けられた
蒸気管58の他端開口が対向して位置している。
59は外気と連通ずる蒸気検知部54と器内とが水密に
遮断するよう、摺動棒40の下部を中央部で上下動自在
に支持し、外周部を取付板60と支持カバ−53下面と
に固着した水密・ぐツキ/である。61及び62は支柱
力・ぐ−53の上面操作部63より上面を一部突設して
なる19八作釦でそのうち釦61は、ばね64で付勢さ
れたスイッチレノく−65に係止する係止片66と電源
スィッチ67の可動片と接触し、屯VIXスイ、チが閉
成するよう拗く芙出片68とを廂する電源釦で図示しな
いはね力等により上方に自己復帰するよう設けられてい
る。62も又、常時図示しないばね等によシ上方へ自己
復帰するよう配置されている切釦で、その下端にはスイ
ッチレバー65と前記係止し・マー44及びかみ合いレ
バー50に近接し、それらのレバー65,44.50の
ばね64,43.51力に抗してそれらのレバー65,
44,500係止状態を解放するよう働く解放片69,
70゜71が形成されている。
尚72は基台2の支柱4部側に設けられたマグネットコ
ード73用のペク枠。
次に′颯気回路について第4図について説明する。
81.82は例えば100Vの電源に接続される電源端
子で実施例の図のペク枠72内の両端子にあたる。電源
端子の一端81には@諒スイッチ67を介して他電源端
子82との間に保温ヒーター21と温度制御用のサーモ
スタッ)22(7)jk列回路と給電スイッチ381発
熱体6.空焼き防止用の安全サーモスタット(図中83
)と一度ヒユーズ84(図示せず)の直列回路とが共通
接点85と86間に並列接続されている。
次に上記構成の本実施例の作用について述べる。
まず、コーヒー粉と紙フイルタ−15を投入したフィル
ターケース8を凹部取付面9に取付け、又水タンク7に
は抽出すべきコーヒー粉に応じた量の水を注入口24か
ら供給して水タンク薔23を被着する。そしてカップ1
6を収納部5におけるカップ載置部17にのせると、カ
ップ蓋19の受口18がフィルターケース8の下部抽出
口13に対向する(第1図参照)。
マグ不ツトゾラグ73を基台2のペク枠72に接続し、
挺に電源釦61を押込むと下部芙出片68が電源スィッ
チ67の可動片を押し下げて開+=L、保温ヒーター2
1及び湯沸し用のり6熱体6に通電される。この状態は
、電源釦61の下端係止片66がスイッチレバー65に
係合することによって保持する。
水タンク7の水は、発熱体6により加熱さitて温度上
昇するが、100℃近くではまた湯気を生じている程腿
であるが、加熱が爽にすすみ、]L)0℃の沸点に達す
ると、それが蒸気が連沈して発生する。その勢いは、水
タンク7内のわずかな隙間からでも勢いよく噴出するほ
どであシ、当然水タンク7上部に設けた蒸気管58から
外力に勢いよく噴出する。噴出された蒸気は蒸気検知部
54の蒸気孔57から形状記憶合金で形成へれる蒸気検
知部材56に瞬時に噴出されるので、この瞬間、蒸気検
知部材56の温度は30℃前後の周囲温度から100℃
への急激な温度上昇を受け、100℃以下の例えば80
℃前後の温度で記憶処理したコツイル形状は元の状態に
大きな復元力をもってすばやく伸長する。
この動キは7ランノ55を介して摺動棒40を下方に押
し下げるので保合面41を押し下げて弁レバー34を時
計方向へ回動するよう拗く。すると給電スイッチ38が
開放され、発熱体6への回路が開放して電流を遮断し、
水タンク7内の加熱を停止する。同時にはね43で付勢
される係止レバー44に押されるスライド板42の下端
部が回動した係止片45のフック部にのるが係止レバー
44はこのスライド板42によシ係止片45とかみ合え
ず弁レバー34の動きを規制できない(第2図の一点鎖
線図参照)。この蒸気検知部材56の伸長は、発熱体6
により加熱されて発生する蒸気が噴出し、弁レバー34
の回動により給電スイッチ38が開成されて発熱体6へ
の通電を断電して蒸気噴出が止まシ蒸気検知部材56の
温度が下ってその記憶処理した温度での復元力を消滅す
るまでの時間弁レバー34を押し下げた状態に保持する
一方回動に伴う弁レバー34の左側アーム37の動きは
、ダイヤフラム33を介してばね31で付勢される弁2
8を押し上げて弁28を開く。
ここで、弁はね31による弁28を開く力より、記憶処
理した形状記憶合金の蒸気検知部材56の復元力は大き
く設定されている。そして、弁28を開くと水タンク7
内の沸騰した熱湯は7厨湯ロ25から弁ケース27、給
湯パイプ29をノrL、拡散体30の小孔からフィルタ
ーケース8内のコーヒー粉に注がれる。この熱湯の量は
、コーヒー粉にまんべんなく注がれ、コーヒー粉を十分
に膨潤し、以後の給湯でコーヒーのエキス分が効果的に
抽出される為の一次給湯量である。
蒸気噴出が止まり蒸気検知部材56の復元力が消滅し、
閉弁力によシ摺動棒40が弁レバー340反時計方向へ
の回動操作に連動して弁28を閉じると摺動棒40は押
し上げられ、蒸気検知部材56は圧縮された最初の状態
に戻る。この時、反時計方向への弁レバー34の回動に
ょシ係止片45のフック部にのったスライド板42下端
部は、リンク軸47の上端回動を伴ってスライド板42
をもち上げる。すると上端係止部48かがみ合いレバー
50の係止片52にかみ合うので、スライド板42は上
方に位置した形で係止される。
すると、弁28を閉じることにょシコーヒー粉への給湯
が停止するとともに、弁レバー34の突出片39によシ
給′域スイッチ38が閉成し、発熱体6に通′亀され再
び水タンク7内の水が加熱される。一度沸rhした水タ
ンク7内の水が再び沸五;iするのに、それほど時間は
8披としない。
再び蒸気管58から蒸気検知部材56に蒸気が噴出され
ると蒸気検知部材56が伸長し、摺動棒40を押し下げ
て弁レバー34を再び時計方向に回動する。すると給電
スイ、テ38が開放され、発熱体6が断電して水タンク
7内の加熱が止まる。
同時に係止片45も押し下げられるが、スライド板42
はかみ合いレバー50にかみ合って上方に位置したまま
であシ係止レバー44はばね43の力によシ谷易に係止
片45のフック部にかみ合って係止する。このかみ合い
状態は、以後蒸気噴出が止っても弁レバー34の反時計
方向への回動の戻シを阻止して持続される。
よって左側アーム37により弁28が開放されて再びコ
ーヒー粉に給湯される。この−次給湯後、再給湯される
壕での給湯停止時間がいわゆる蒸らし時間であり通常は
30秒前後である。
この状態を第3図で更に説明すると、蒸気検知部材56
の温度は100℃の蒸気によシ伸長して開弁し、発熱体
6の電流をも遮断(A点)するが加熱発生した蒸気は発
熱体6の電流遮断後一定時間蒸気を噴出しており(A点
〜■時間)蒸気噴出停止後、弁28を閉じる力により蒸
気検知部材56が復元力を消滅して、初期の圧縮さJし
たコイルばね形状に戻る冷却期間(■−B)との合計時
間(A −B )が開弁されている1回目の給湯時間閉
弁され、再加熱されて蒸気が嗅出し蒸気検知部材56を
伸長させるまでの時間(B−C時間)が閉弁され給湯が
停止している蒸らし時間C点以後は、開弁状態を維持し
、発熱体6の電流を遮断して蒸気検知部材56の動作に
連動しない。
すなわち弁レバー34.スライド板42.係止レバー4
4.リンク軸47.摺動棒40等は、蒸気検知部材56
の記憶効果を利用して、く9返して動作するように、給
電スイッチ38を制御することで、給湯弁38の動作を
制御し一次給湯→蒸らし→二次給湯の工程を自動的に進
行させ得るものである。
このようにして注がれる2回目からの紹湯は、1回目の
給湯でコーヒー粉全体に高温の湯がまんべんなく注がれ
、かつ蒸らし時間をおいてコーヒー粉を十分に膨潤させ
て、コーヒーのエキス分が抽出されやすい状態になって
いるのでコクのある香シ豊かな美味なコーヒー成分が効
果的に抽出され、紙フイルタ−15により濾過されてフ
ィルタ−ケース8下部底面の抽出口13からカップ蓋受
口18を通ってカップ16内に収容される。収容された
カップ16内のコーヒー液は、保温ヒーター21と温度
制御するサーモスタット22によシ適宜の温度に保温さ
れる。
又、使用後は、助錯62を押し下げると、下部に設けた
解放片69 、70 、71がレバー(スイッチレバー
65、係止レバー44.かみ合いレバー50)のかみ合
った係止状態を解放するよう働くので電源スィッチ67
が開放し、給電スイッチ38が閉成し、かみ合いレバー
50の動きでスライド板42は下方に移動して保持され
、第1図の閉弁された初期状態に戻る。又、回路は発熱
体6及び保温ヒーター21とも電流が断たれ、電源スィ
ッチ67の開放により操作釦61.62ともばね付勢力
によシ上方に自動的に復帰する。
ここで、前記水タンク7からの熱湯とコーヒー粉に注ぎ
コ、−ヒー液抽出を完了する時間は、給湯パイプ29の
径及び開弁28震位寸法等により3〜4分に設定されて
いる。
このように本実施例のコーヒー沸し器は、コーヒー粉を
入れるフィルターケース8と発熱体6を有する水タンク
7と、発熱体6への給電制御装置(給電スイッチ38.
弁レバー34.スライド板42、係止レバー44.リン
ク軸47.摺動棒40)と、水タンク7から発生する蒸
気を検知して作動する形状記憶合金からなる蒸気検知部
材56と、この蒸気検知部材56の動きに連動して水タ
ンク7の水を前記フィルターケース8内に給湯する給湯
弁28とを有し、この給湯弁28は前記発熱体6の給電
制御装置により、く9返して吐出される蒸気によって給
湯時に給湯を一旦中断し続いて又給湯できる構成とした
ものであり、「沸騰した高温の湯を初期よりコーヒー粉
に滴下して粉を十分に膨潤させながら3〜4分で抽出を
完了する月という条件を満足できるうえに、「香シ豊か
なコクのあるコーヒー液抽出の秘訣とされるコーヒー粉
全体を一旦高温の熱湯で蒸らして、コーヒーのエキス分
を抽出しやすい状態を作シ出せる」ものであシ、抽出し
たコーヒー液の味が一段と美味なものとなるものである
又、その給湯温度も従来のように湯温感知サーモスタッ
ト等の部品のバラツキ及び使用電圧バラツキによる感知
バラツキに影響されることなく又、使用するカップ数に
よってサーモスタンドの感知時間ズレが生じることが解
消されて、確実に沸騰後弁28が開いて給湯するもので
ある。そのうえ、蒸気検知部材56として使用されてい
る形状記憶合金は蒸気検知しそれによシ機械的切作力が
発生するという2つの機能を兼ねており、通常それらを
電気的な2つの部品で構成するものに比較して感知誤差
がなく、しかも複雑な連結部品を有することなく構成が
簡素化されてコンパクトになる;トリ点がある。
又、所長した熱湯でコーヒーを抽出するので、使用水が
硬水でも軟水化して味の良いコーヒー敢抽出条件とされ
るう址い水を使用でさるものとなるうえ、カルキ臭等も
取除かれてコーヒーの味を阻害することがない。
又、水タンク7をステンレス容器で構成しているので、
従来樹脂タンクでは使用できなかった100℃近い高温
湯でも使用できて、抽出時間が早くできるという使い勝
手の良さと、コーヒー抽出に悪いと言われる金属成分(
Fe 、 At、 Mg)が析出しないうえに樹脂の臭
いが発生するという問題点も解消されている。
そのうえ、蒸らし効果は、給電スイッチ38への通電制
御によって蒸気発生を利用して行なわしめるように構成
されているので、電気配線を要する複雑な機械的タイマ
ーを用いることがなく、構成が簡単で、小型軽量化を図
れるうえ安価に製造できる。
第5図ないし第7図は、給電、制御装置のさらに改善さ
れた実施例を示す。最初の実施例と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、以下異なる部分のみについて
説明する。
90は器外から使用者が任意に操作し得る切換えスイッ
チであり、切換えつまみ91の操作に連動して上下(上
方位置0.下方位置0)に位置規制できる可動接点92
とリンク軸47に設けた回動片93の動作に連動して下
方に移動する可動接点94とが備っている。この切換え
スイッチ90は第6図の回路図の如く、第5図に図示し
ないダイオード95が接続され、発熱体6に並列に接続
されている。
次にこの動作について説明する。
切換えつまみ91を上方の位置■に選定しておくと、−
次給湯後蒸気唄出が止まシ弁レバー34が反時計方向に
回動してスライド板42をもち上げ、リンク軸47を回
1して町び給電スイッチ38が閉成して発熱体6に通電
されるか、リンク軸47と一体の回動片93により切換
えスイッチ90の可動接点94は下方に押し下げられる
為に、切換えスイッチ90とダイオード95の回路が発
熱体6と並列に形成される。従って、水タンク7円の加
熱量はダイオード95回路により半減されて蒸気発生ま
での加熱時間(第3図における■時Iil!1)が延び
る。逆に、切換えつまみ91を下方の位置■に選定して
おくと回動片93により可動接点94を押し下げても切
換スイッチ90が閉成されず最初の実施例と同じく発熱
体6による水タンク7内の加熱量は半減することがない
。即ち、−次給湯後の閉弁時間である蒸らし時間を変え
ることが自在となるよう構成されておシ、必要に応じて
使用者は蒸らし効果を更に幅広く利用できて、コクのあ
るコーヒーの味をよシ一層楽しむことが可能となるもの
である。このことは例えば抽出するコーヒー量に応じて
蒸らし時間は一定ではなく、少量抽出の時は短い時間で
規定シ、抽出する時は長い時間蒸らすことを行ない、更
に少量抽出でも長い時間、又規定量抽出でも短時間蒸ら
すという積極の組合せ効果をもたらすことが可能となる
ものである。
又、第7図の如く発熱体6回路にリンク軸47に連動す
る切換えスイッチ100と、この切換えスイッチloo
の常用接点に時限要素をもつタイマー101を介して発
熱体6と直列接続すれば、蒸らし時間はこのタイマー1
01にょ9’1LtA体6の通電開始時間を無段階的に
調節できて前記蒸らし効果の幅が広がるものである。
このように、この実施例においても最初の実施例と同様
の効果を得られるうえに、つまみを操作して蒸らし効果
を幅広く楽しめるという効果をも期待できるものである
尚、上記実施例においては給電制御装置としていくつか
のレバーを用いるようにしたが、これに限らず例えば−
次蒸気発生に連動してその制御を時限要素をMする電気
回路やバイメタル等によシ制御するように構成してもよ
い。その11B1本発明は上記しかつ図面に示す実施例
にのみ限定するものではなく、要旨を逸脱しな咋囲内で
適宜震災して実施し得ることは勿論でりる。
(本発明の効果) 本発明は以上説明したように、コーヒー粉を入れるフィ
ルターケースと発熱体を有する水タンクと、発熱体への
給電制御装置′と、水タンクから発生する蒸気を検知し
て作動する形状記憶合金からなる蒸気検知部材と、この
蒸気検知部材の凱・すに連動して水タンクの水を前記フ
ィルターケース内に糺湯する給湯弁とを有し、この給湯
弁は、TgiJ記発熱体の給電制御装置によりく9返し
て光生する蒸気によって、給湯時に給湯を一度中断でき
る構成としているので、コーヒー粉に供給する熱湯は必
ず沸騰したものを使い、そのコーヒー粉に接触する温度
も初期から高温としてコーヒー粉を十分に膨潤させなが
ら3〜4分で抽出を完了すると共に、コーヒー粉全体を
一旦高一の熱湯で蒸らすことができるのでコクのある香
シ豊かなコーヒー液を抽出できるもので、その操作も電
源スィッチを操作するだけで自動的に行なえるというf
mj便なコーヒー沸し器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の概略構成を示す断面図、第2図は、
その安部(制御a4+装置)断面図、’bI!3図は本
発明の動き、特に蒸気検知Mli材の温度カーブと給電
スイッチ、給湯弁の状態を示す図、第4図はその回路図
、第5図は本発明の別の実施例の貿部断面図、第6図は
その回路図、第7図はそれを更に改物した別の笑施例回
路図である。 6・・・発熱体、水・水タンク、8・・・フィルターケ
ース、28・・・給湯弁、38・・・給電スイッチ、5
6・・・蒸気検知部材、34・・・弁レバー、42・・
・スライド板、44・・・係止レバー、47・・・リン
ク軸、40・・・摺動棒、 第2図 45 第3図 第4図 8へ 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) コーヒー粉を入れるフィルターケースと、発熱
    体を有する水タンクと、発熱体の給電制御装置と、水タ
    ンクから発生する蒸気を検知して作動する形状記憶合金
    からなる蒸気検知部材と、この蒸気検知部材の動きに連
    動して水タンクの水を前記フィルターケース内に給湯す
    る給湯弁とを有し、この給湯弁は前記発熱体の給電制御
    装置によシ発生する蒸気によって、給湯時に給湯を一時
    的に中断できることを特徴とするコーヒー沸し器。
  2. (2) 前記給電制御装置には、外部よシ前記給湯弁の
    停止動作時間を変えて設定し得る操作部を具備したこと
    を特徴とする特許 項記載のコーヒー沸し器。
JP58246793A 1983-10-11 1983-12-29 コ−ヒ−沸し器 Granted JPS60142817A (ja)

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