JPH0529894U - 小型車両用動力取出装置のチエーンガイド取付構造 - Google Patents

小型車両用動力取出装置のチエーンガイド取付構造

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JPH0529894U
JPH0529894U JP8754091U JP8754091U JPH0529894U JP H0529894 U JPH0529894 U JP H0529894U JP 8754091 U JP8754091 U JP 8754091U JP 8754091 U JP8754091 U JP 8754091U JP H0529894 U JPH0529894 U JP H0529894U
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直人 原
浩海 角
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プッシュロッド59用のオイルシール部材6
7をミッションケース19の貫通孔部65の外側方に設
ける一方、ミッションケース19にチェーンガイド69
内側面に当接する突縁部を形成し、この突縁部のオイル
シール部材67と対応する部分に切欠部を形成して、こ
の切欠部内にオイルシール部材67端面に当接するスペ
ーサ68を係合し、このスペーサ68及び突縁部と、プ
ッシュロッド59端部のピストン61及びシリンダ62
を組み付けたカバー部材64との間にチェーンガイド6
9を挟み込んで結合する。 【効果】 オイルシール部材を圧入するホルダ部材を省
略できるとともに、シール用の加工面及びガスケットも
不要として、コストダウンを達成できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、チェーンドライブ式自動二輪車等の小型車両用の動力取出装置にお ける後輪駆動用チェーンスプロケットからのチェーンの外れを防止するチェーン ガイドの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
チェーンドライブ式自動二輪車において、エンジン後方に一体的に備えたミッ ションケースの一側から突出した出力軸の端部上に、後輪駆動用チェーンスプロ ケットを設け、入力軸端部に設けたクラッチを操作するプッシュロッドを入力軸 内に貫通して、ミッションケースの一側から突出したプッシュロッド端部に設け たピストンが摺動自在に組み込まれるシリンダをカバー部材に組み付けて、この カバー部材とミッションケースとの間に、プッシュロッド用のオイルシール部材 及び出力軸用のオイルシール部材を圧入してなるホルダ部材を介在させた構造の ものが、実開昭59−62329号公報により公知となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、以上のような小型車両用動力取出装置において、実公昭57−24 620号公報や実開昭59−79486号公報により公知の如く、スプロケット 外周部に沿って近接して、チェーンの外れを防止するチェーンガイドを設ける場 合、そのチェーンガイドは、プッシュロッド端部のピストン及びシリンダを組み 付けたカバー部材と、オイルシール部材を圧入したホルダ部材との間に挟み込む 構造となる。 しかしながら、オイルシール部材を圧入したホルダ部材を必要とし、そのホル ダ部材とミッションケースとの結合面をシールするため、加工面やガスケットが 必要となり、コスト上不利なものとなる。
【0004】 そこで本考案の目的は、前述の如くエンジン後方に一体的に備えたミッション ケースの一側から突出した出力軸の端部上に、後輪駆動用チェーンスプロケット を備え、入力軸端部に設けたクラッチを操作するプッシュロッドを入力軸内に貫 通して、ミッションケースの一側から突出したプッシュロッド端部に設けたピス トン及びシリンダが組み付けられるカバー部材を備える小型車両用動力取出装置 において、プッシュロッド用のオイルシール部材を圧入するホルダ部材を不要に し、シール用の加工面及びガスケットも不要として、コストダウンが図れるチェ ーンガイド取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく本考案は、エンジン後方にミッションケースを一体的 に備え、このミッションケースの一側から突出した出力軸端部に後輪駆動用チェ ーンスプロケットを備え、入力軸端部に設けたクラッチを操作するプッシュロッ ドを入力軸内に貫通して、ミッションケースの一側から突出したプッシュロッド 端部にピストンを設け、このピストンが摺動自在に組み込まれるシリンダをカバ ー部材に組み付けて、このカバー部材の内側方に、プッシュロッド貫通孔部を有 し、且つスプロケット外周部に沿って近接して、チェーンの外れを防止するチェ ーンガイドを備える小型車両用動力取出装置において、前記プッシュロッドを摺 動自在に支承すべく前記ミッションケースの一側部に形成した貫通孔部の外側方 に、前記プッシュロッド外周に直接当接するオイルシール部材を介在させるとと もに、このオイルシール部材と対応する部分に切欠部を有して、前記チェーンガ イド内側面に当接する突縁部を前記ミッションケースの一側部に形成し、この突 縁部の前記切欠部内に係合して、前記オイルシール部材端面に当接するスペーサ を設け、このスペーサ及び前記突縁部と前記カバー部材との間に前記チェーンガ イドを挟み込んで結合したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
プッシュロッド用のオイルシール部材をミッションケースの貫通孔部の外側方 に設ける一方、ミッションケースにチェーンガイド内側面に当接する突縁部を形 成し、この突縁部のオイルシール部材と対応する部分に切欠部を形成して、この 切欠部内にオイルシール部材端面に当接するスペーサを係合し、このスペーサ及 び突縁部と、プッシュロッド端部のピストン及びシリンダを組み付けたカバー部 材との間にチェーンガイドを挟み込んで結合する構造なので、オイルシール部材 を圧入するホルダ部材が不要となり、シール用の加工面及びガスケットも不要と なる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案を適用した小型車両の一例として自動二輪車を示す図1において、1は 車体フレーム、2はハンドル、3はフロントフォーク、4は前輪、5はフロント カウル、6はスイングアーム、7は後輪、8はシート、9はシートカウル、11 はエンジンである。 エンジン11は、側面視V型に拡開する前後の気筒部12,13をクランクケ ース14上に備えて、クランクケース14下にオイルパン15を設けており、前 後の気筒部12,13間のバンク部にエンジンハンガー部16が設けられるとと もに、クランクケース14後部の上下部にエンジンハンガー部17,18が設け られている。 尚、クランクケース14後部は後述するミッションケース19を兼ねている。
【0008】 エンジン11は、図2及び図3に示すように、クランクシャフト21をクラン クケース14とシリンダブロック22との結合部間に軸承しており、シリンダブ ロック22の前後に設けたV型に拡開するシリンダ23,23と、クランクシャ フト21のクランクピンにコンロッド24を介して連結したピストン25とは、 楕円形状のものである。 そして、シリンダブロック22上の前後に結合するシリンダヘッド26には、 吸気通路27及び排気通路28が形成されるとともに、吸気バルブ31及び排気 バルブ32と点火プラグ33が組み込まれている。 更に、シリンダヘッド26上に吸気用カムシャフト34及び排気用カムシャフ ト35が配設されており、36はカムホルダ、37はシリンダヘッドカバーであ る。
【0009】 また、前後のシリンダヘッド26,26間にスロットルボディ38が結合され ており、39はスロットルバルブ、29はインジェクタである。 以上の如く実施例では、V型4気筒のDOHCエンジン11であって、楕円形 状シリンダ23及びピストン25による1気筒当たり、2本のコンロッド24, 24と、4本づつで計8本の吸排気バルブ31…,32…と、2本の点火プラグ 33とを有するものである。 そして、図3のように、クランクシャフト21の左端部にACG41が設けら れて、これをACGカバー42で覆っており、クランクシャフト21の右端部と 各カムシャフト34,34,35,35間にカム駆動ギヤ機構43が設けられて 、これをカムギヤカバー44で覆っている。
【0010】 また、クランクシャフト21の右端部には、スタータギヤ機構45が設けられ 、更に、クランクシャフト21の右端部からは、減速ギヤ機構46及び油圧多板 クラッチ47を介してミッション機構51が構成されており、49はクラッチカ バーである。 ここで、油圧多板クラッチ47は、ミッション機構51の入力軸であるメイン シャフト52の右端部に設けられて、クランクシャフト21からメインシャフト 52への動力伝達容量を十分に確保するとともに、図4に示すように、メインシ ャフト52側からクランクシャフト21への動力伝達容量を略半減させるワンウ ェイクラッチ48を内蔵したバックトルクリミッター付きのものである。
【0011】 そして、メインシャフト52上には、第1速から第6速までの各ドライブギヤ 53,54,55,56,57,58が設けられており、このメインシャフト5 2内には、油圧多板クラッチ47操作用のプッシュロッド59が貫通して挿入さ れている。 このプッシュロッド59の左端部には、ピストン61が設けられ、このピスト ン61は油圧シリンダ62内に摺動自在に組み込まれており、63はスプリング である。 この油圧シリンダ62は、マグネシウム製のカバー部材64に組み付けられて おり、このカバー部材64と、アルミ製のクランクケース14に一体のミッショ ンケース19左側壁のプッシュロッド貫通孔部65の左端面に形成した凹部66 内に圧入したオイルシール部材67端面に当てた樹脂製のスペーサ68との間に 、鉄製のチェーンガイド69が挟み込まれている。
【0012】 そして、メインシャフト52の後方には、出力軸であるカウンターシャフト7 2が平行に配設されており、このカウンターシャフト52上には、第1速から第 6速までの各ドリブンギヤ73,74,75,76,77,78が設けられてい る。 更に、このカウンターシャフト72の右端部とメインシャフト52を支持する ミッションホルダ81が設けられており、このミッションホルダ81は、ミッシ ョンケース19内において、右側方よりボルト結合可能なものである。 即ち、ミッションホルダ81には、メインシャフト軸受孔部82が形成されて 、この軸受孔部82内に圧入したベアリング83を介してメインシャフト52の 右側部分が回転自在に支持されるとともに、カウンターシャフト軸受凹部84が 形成されており、この軸受凹部84内に圧入したベアリング85を介してカウン ターシャフト72の右端部が回転自在に支持されている。
【0013】 また、ミッションケース19左側壁には、メインシャフト軸受孔部86が形成 されて、この軸受孔部86内に圧入したベアリング87を介してメインシャフト 52の左端部が回転自在に支持されるとともに、カウンターシャフト軸受孔部8 8が形成されており、この軸受孔部88内に圧入したベアリング89を介してカ ウンターシャフト72の左側部分が回転自在に支持されている。 そして、カウンターシャフト軸受孔部88の左側方の小径部内にオイルシール 部材91が圧入及びスナップリング92により位置決めして設けられており、こ のオイルシール部材91は、カウンターシャフト72の外周面に直接当接してい る。 更に、カウンターシャフト72の左端部は細径部93に形成されて、この細径 部93には、インボリュートスプライン係合歯93aが形成されている。
【0014】 以上のカウンターシャフト72左端部の細径部93上に、後輪駆動用チェーン スプロケットであるドライブスプロケット96をスプライン嵌合することにより 、実施例では、インボリュートスプライン係合歯93aによる嵌合につき大トル ク伝達に対応したものとなっている。 そして、このドライブスプロケット96と、細径部93の右端部でオイルシー ル部材91に直接当接する外周部分との境界に形成された段差部94との間に、 スプロケット位置決め用カラー部材95を介在させた上で、カウンターシャフト 72左端面にワッシャ97を介装してボルト98を締め込む。 以上により組み付けられたドライブスプロケット96と、後輪7の車軸に設け られる図略のドリブンスプロケットとにチェーン99を掛装する。
【0015】 以上において、ミッション機構51は、カウンターシャフト72の左端部上の カラー部材95及びドライブスプロケット96を取り外した上で、ミッションホ ルダ81と一体化して、メインシャフト52及びその上の各ドライブギヤ53, 54,55,56,57,58と、カウンターシャフト72及びその上の各ドリ ブンギヤ73,74,75,76,77,78とを、右側方へカセット式に抜く ことができる。 即ち、ミッション機構51のメンテナンス作業の容易化・迅速化を企図して、 カセット式の着脱構造を採用したものとなっている。 尚、カウンターシャフト72の左側方に臨むカバー部材64には、ボルト98 の回転によりスピードを検出するスピードセンサ79が組み付けられている。
【0016】 ところで、図4において、カウンターシャフト72左端部の細径部93の軸方 向長さに対して、カラー部材95及びドライブスプロケット96の幅の総和を常 に小さくなるように設定しているため、ボルト98を締め上げる必要がなく、従 って、ボルト98の弛みが発生しないものとなっている。 また、オイルシール部材91が直接当接するカウンターシャフト72外周面は 、ベアリング89のインロー部と同時に研磨されるため、振れが小さく、オイル シール部材91の性能を最大限に生かせるものとなっている。 以上によって、カウンターシャフト72左端部のオイルシール性を向上できる とともに、ドライブスプロケット96の位置決めとその取付状態の安定化が得ら れる。
【0017】 そして、同じく図4において、詳細には、チェーンガイド69(図7参照)は 、油圧多板クラッチ47操作用のプッシュロッド59左端部のピストン61及び 油圧シリンダ62を組み付けたカバー部材64と、ミッションケース19のプッ シュロッド貫通孔部65左端面の凹部66内に圧入したオイルシール部材67端 面に当てたスペーサ68(図6参照)及びこのスペーサ68を切欠部内に係合す べくミッションケース19左側壁に形成した突縁部71(図5参照)との間に挟 み込んだ状態で結合支持されている。 即ち、図7のように、鉄製のチェーンガイド69は、略半円弧状をなし、その 略中央部にプッシュロッド通し窓691を形成して、両端部及び中間部2ヵ所に ボルト結合部692,693,694,695を有している。 また、図5のように、ミッションケース19左側壁外面には、チェーンガイド 69と対応する略半円弧状をなして中央部で分断された所定突出量の突縁部71 A,71Bが一体に形成されており、その間のオイルシール部材圧入用凹部66 に対応する部分が切欠部711となっている。712,713,714,715 はボルト結合部である。
【0018】 そして、図6のように、樹脂製のスペーサ68は、突縁部71A,71Bの間 の切欠部711に対応する形状をなして中央部にプッシュロッド通し窓681を 形成するとともに、外周部に一対の係止溝686,687を形成したものである 。 このスペーサ68を、ミッションケース19左側壁外面の突縁部71A,71 Bの間の切欠部711内に臨ませて、スペーサ68の係止溝686,687内に 、突縁部71A,71Bの対向端部716,717を係合し、図4に示したよう に、凹部66内に圧入したオイルシール部材67の外端面にスペーサ68を当て る。 次に、チェーンガイド69を、突縁部71A,71B及びその間のスペーサ6 8の外端面に当てて、カバー部材64をチェーンガイド69の外端面に当て、こ れらをミッションケース19左側壁外面にボルトにより共締結合する。
【0019】 以上の通り、プッシュロッド59用のオイルシール部材67とカウンターシャ フト72用のオイルシール部材91を、ともに、ミッションケース19の外面に 組み込んで、オイルシール部材圧入用のホルダ部材を省略した構造となっている 。 そして、ミッションケース19の外面に、チェーンガイド69に突き当てる突 縁部71を一体に形成して、この突縁部71のオイルシール部材圧入用凹部66 に対応する切欠部711に、プッシュロッド通し窓691を有する安価な樹脂製 のスペーサ68を係合することで、このスペーサ68及び突縁部71と、プッシ ュロッド59端部のピストン61及びシリンダ62を組み付けたカバー部材64 との間にチェーンガイド69を挟み込んで支持できるものである。 従って、オイルシール部材圧入用のホルダ部材を省略でき、シール用の加工面 もガスケットも不要となるため、コストダウンを達成できるチェーンガイド取付 構造となっている。
【0020】 尚、実施例では、自動二輪車としたが、自動三輪車や四輪車等の他の小型車両 における動力取出装置にも本考案は適用可能である。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案の小型車両用動力取出装置のチェーンガイド取付構造によ れば、プッシュロッド用のオイルシール部材をミッションケースの貫通孔部の外 側方に設ける一方、ミッションケースにチェーンガイド内側面に当接する突縁部 を形成し、この突縁部のオイルシール部材と対応する部分に切欠部を形成して、 この切欠部内にオイルシール部材端面に当接するスペーサを係合し、このスペー サ及び突縁部と、プッシュロッド端部のピストン及びシリンダを組み付けたカバ ー部材との間にチェーンガイドを挟み込んで結合したため、オイルシール部材を 圧入するホルダ部材を省略できるとともに、シール用の加工面及びガスケットも 不要として、コストダウンを達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した小型車両の一例として自動二
輪車を示す概略側面図
【図2】エンジンの要部を破断して示す概略側面図
【図3】エンジン及びミッションケースの展開断面図
【図4】本考案に係るチェーンガイド取付構造部を示す
拡大断面図
【図5】ミッションケースの側面図
【図6】スペーサの側面図
【図7】チェーンガイドの側面図
【符号の説明】
11…エンジン、19…ミッションケース、47…クラ
ッチ、52…入力軸、59…プッシュロッド、61…ピ
ストン、62…シリンダ、64…カバー部材、65…貫
通孔部、66…凹部、67…オイルシール部材、68…
スペーサ、69…チェーンガイド、71…突縁部、72
…出力軸、96…後輪駆動用チェーンスプロケット、9
9…チェーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン後方にミッションケースを一体
    的に備え、このミッションケースの一側から突出した出
    力軸端部に後輪駆動用チェーンスプロケットを備え、入
    力軸端部に設けたクラッチを操作するプッシュロッドを
    入力軸内に貫通して、ミッションケースの一側から突出
    したプッシュロッド端部にピストンを設け、このピスト
    ンが摺動自在に組み込まれるシリンダをカバー部材に組
    み付けて、このカバー部材の内側方に、プッシュロッド
    貫通孔部を有し、且つスプロケット外周部に沿って近接
    して、チェーンの外れを防止するチェーンガイドを備え
    る小型車両用動力取出装置において、前記プッシュロッ
    ドを摺動自在に支承すべく前記ミッションケースの一側
    部に形成した貫通孔部の外側方に、前記プッシュロッド
    外周に直接当接するオイルシール部材を介在させるとと
    もに、このオイルシール部材と対応する部分に切欠部を
    有して、前記チェーンガイド内側面に当接する突縁部を
    前記ミッションケースの一側部に形成し、この突縁部の
    前記切欠部内に係合して、前記オイルシール部材端面に
    当接するスペーサを設け、このスペーサ及び前記突縁部
    と前記カバー部材との間に前記チェーンガイドを挟み込
    んで結合したことを特徴とする小型車両用動力取出装置
    のチェーンガイド取付構造。
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