JPH05294441A - 移動体使用の荷取り扱い設備 - Google Patents
移動体使用の荷取り扱い設備Info
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- JPH05294441A JPH05294441A JP26903192A JP26903192A JPH05294441A JP H05294441 A JPH05294441 A JP H05294441A JP 26903192 A JP26903192 A JP 26903192A JP 26903192 A JP26903192 A JP 26903192A JP H05294441 A JPH05294441 A JP H05294441A
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Abstract
4を配設し、他方側に区画壁1に沿った移動経路8を形
成し、作業部4に対向して区画壁1に形成した通路6に
シャッター装置7を設け、移動経路8を移動自在な移動
体10に、通路6を通って作業部4側に突入自在な可動体
12を設け、可動体12に受け渡し用コンベヤ13を配設した
荷取り扱い設備。 【効果】 通路を通して作業部側に突入動させた受け渡
し用コンベヤを利用して、荷を、可動体と作業部との間
で乗り移しでき、従来の中継装置群を省略でき、全体の
価格を低下でき、スペースを不要にできる。中継装置群
を省略できて乗り移り距離を短くでき、乗り移り不良が
発生せず荷の品質を向上できる。カーブ経路部に作業部
を配設でき、デッドスペースを小さくできる。
Description
業部(加工部)に搬入し、そして所期の作業を終えた荷
を搬出したのち次の作業部に搬送するのに採用される移
動体使用の荷取り扱い設備に関するものである。
図6に示される構成が提供されている。すなわち区画壁
30を中にして、一方側に複数の作業部31を配設するとと
もに、他方側に区画壁30に沿った移動経路32を形成して
いる。各作業部31の端部には取り込み用コンベヤ33が設
けられ、そして各取り込み用コンベヤ33に対向して、前
記区画壁30に通路34を形成するとともに、各通路34にシ
ャッター装置35を設けている。
にして各作業部31と対向する位置に中継装置36が配設し
てあり、これら中継装置36は、前記取り込み用コンベヤ
33に接続自在な中継コンベヤ37を有する。前記中継装置
36群の他方側に前記移動経路32が形成され、この移動経
路32上を移動自在な台車38に、前記中継コンベヤ37に接
続自在な受け渡し用コンベヤ39が配設してある。ここで
各コンベヤ33,37,39は、チェーンコンベヤやローラコ
ンベヤにより構成される。
ンベヤ39上に荷(物品)を載置した台車38は移動経路32
を移動して目的とする中継装置36の側部で停止される。
この状態で、受け渡し用コンベヤ39により荷を横方向に
送り出すとともに中継コンベヤ37により荷を受け入れる
ことで、台車38上の荷を中継装置36に渡し得る。その
後、シャッター装置35を開動させた状態で、中継コンベ
ヤ37により荷を横方向に送り出すとともに取り込み用コ
ンベヤ33により荷を取り込むことで、中継装置36上の荷
を作業部31に渡し得る。なお逆作動によって、作業部31
の荷を台車38に渡し得る。
される構成が提供されている。すなわち移動経路32は、
一対のカーブ経路部32Aと一対の直線経路部32Bとによ
り長円の無端状に形成されている。そして移動経路32の
外側で直線経路部32Bに対向する位置に、複数の作業部
31を配設している。
コンベヤ39上に荷(物品)を載置した台車38は移動経路
32を移動して目的とする作業部31の側部で停止される。
この状態で、受け渡し用コンベヤ39により荷を横方向に
送り出すとともに取り込み用コンベヤ33により荷を取り
込むことで、台車38上の荷を作業部31に渡し得る。なお
逆作動によって、作業部31の荷を台車38に渡し得る。
た従来構成(図6)によると、区画壁30と移動経路32と
の間に、区画壁30など他物の存在により生じたデッドス
ペースを吸収するために多数の中継装置36を配設しなけ
ればならず、この多数の中継装置36群により全体の価格
高騰を招くだけでなく、広い設置スペースが必要にな
る。また中継装置36の存在により乗り移り距離が長くな
り、乗り移り不良が発生し易くて荷の品質低下を招く。
と、カーブ経路部32Aにおいては、台車38の振り代に相
当するスペースSを確保しなければならず、したがって
図7の仮想線で示すようにカーブ経路部32Aに台車38と
の衝突を避けて作業部31を配設しようとしたとき、この
作業部31を移動経路32上の台車38から距離l1 を離して
配設しなければならず、所期の荷の受け渡しを行えない
ことになる。すなわちカーブ経路部32Aに作業部31を配
設できない。
ーブ経路部32Aから直線経路部32Bの一部に亘って確保
しなければならず、したがって直線部における作業部31
の配設位置は、両経路部32A,32Bの境界部40から或る
距離l2 だけ入った位置となり、以てカーブ経路部32A
の付近に大きなデッドスペースDが生じることになる。
間のデッドスペースを吸収し得、そして中継装置群を省
略し得るとともに乗り移り距離を短縮し得、さらにカー
ブ経路部での荷の受け渡しを可能にし得るとともに、デ
ッドスペースを小さくし得る移動体使用の荷取り扱い設
備を提供する点にある。
第1発明の移動体使用の荷取り扱い設備は、移動体が移
動自在な移動経路の側方に作業部を配設し、前記移動体
に、作業部に対して出退自在な可動体を設け、この可動
体に受け渡し用コンベヤを配設している。
画壁を中にして、一方側に複数の作業部を配設するとと
もに、他方側に区画壁に沿った移動経路を形成し、各作
業部の端部に対向して前記区画壁に通路を形成するとと
もに、各通路にシャッター装置を設け、前記移動経路を
移動自在な移動体に、前記通路を通って作業部側に突入
自在な可動体を設け、この可動体に受け渡し用コンベヤ
を配設している。
ブ経路部を有する無端状の移動経路を形成し、この移動
経路を移動自在な移動体に、移動方向に対して横方向に
出退自在な可動体を設けるとともに、この可動体に受け
渡し用コンベヤを配設し、前記移動経路の外側位置に、
突出した前記受け渡し用コンベヤとの間で荷を受け渡し
自在な作業部を設けている。
側方に停止した移動体は、可動体を突出動させることに
より、他物の存在により生じたデッドスペースを吸収し
て、その受け渡し用コンベヤの遊端を作業部の端部に接
続させ得る。
け渡し用コンベヤ上に荷を載置した移動体は、移動経路
を移動して目的とする作業部の側外方に停止し得る。次
いで、シャッター装置を開動させ通路を解放した状態
で、可動体を突出動させ、通路を通して作業部側に突入
させて、その受け渡し用コンベヤの遊端を作業部の端部
に接続させる。そして受け渡し用コンベヤにより荷を横
方向に送り出すことで、可動体上の荷を作業部に渡し得
る。その後、可動体を退入動させるとともに、シャッタ
ー装置を閉動させる。なお逆作動を行うことによって、
作業部の荷を移動体に渡し得る。
作業部との間での荷の受け渡しは、可動体とともに受け
渡し用コンベヤを横方向に突出動させて行え、したがっ
て作業部は、突出動により吸収し得る距離に相当する距
離分を移動経路から離して配設し得る。
基づいて説明する。1は区画壁で、たとえば工場内を作
業ゾーン2と搬送ゾーン3とに区画している。前記区画
壁1を中にして、一方側となる作業ゾーン2に複数の作
業部4が、区画壁1の長さ方向に沿って所定間隔置きに
複数配設される。これら作業部4は、搬送方向を区画壁
1に向けた取り込み用コンベヤ5を有する。
用コンベヤ5に対向して通路6が形成され、そして各通
路6にはシャッター装置7が設けられる。ここでシャッ
ター装置7として、上方への引き上げにより通路6を解
放する形式を示しているが、これは下方への引き下げや
側方への引き取りにより通路6を解放する形式でもよ
い。
長さ方向に沿った移動経路8を形成している。この移動
経路8を移動自在な移動体の一例である自走車10は、左
右一対の床レール9に車輪などを介して支持案内される
本体11と、この本体11上に配設した可動体12と、この可
動体12上に配設した受け渡し用コンベヤ13などにより構
成される。
11上に左右方向に配設した前後一対のガイドレール14に
ローラなどを介して支持案内され、横方向に移動自在と
なる。そして移動は、本体11側に正逆駆動自在なモータ
15を設け、その出力軸に取り付けたピニオン16を可動体
12側に設けたラック17に噛合させることで可能となる。
その際に移動は、横方向への突出により前記通路6を通
って作業部4側に突入すべく設定してある。
に左右方向に配設した前後一対のコンベヤフレーム18
と、これらコンベヤフレーム18に支持させた無端チェー
ン19と、チェーン張設輪体に連動した正逆駆動自在なモ
ータ20などから構成される。そして前述した突入によ
り、受け渡し用コンベヤ13の遊端を前記取り込み用コン
ベヤ5の遊端に接続すべく構成してある。
してきた荷を作業部4に搬入する作業を説明する。すな
わち、受け渡し用コンベヤ13の両無端チェーン19上に荷
を載置した自走車10は、その可動体12を本体11内に位置
させた状態で、床レール9に支持案内されて移動経路8
上を移動し、そして図2の実線で示すように目的とする
作業部4の側外方にて停止する。
6を解放した状態で、モータ15の作動によりピニオン16
を回転させ、ラック17を介して可動体12を横方向に突出
動させる。このとき可動体12はガイドレール14に支持案
内されて突出動し、通路6を通って作業部4側に突入さ
れる。この突入動は、図1ならびに図2の仮想線イで示
すようにその受け渡し用コンベヤ13の遊端を取り込み用
コンベヤ5の端部に接続させるまで行われる。
作動させ、両無端チェーン19の移動により荷を横方向に
送り出すとともに、取り込み用コンベヤ5により取り込
むことで、可動体12上の荷を作業部4に渡し得る。その
後に、可動体12を本体11内に退入動させるとともに、シ
ャッター装置7を閉動させることで、所期の荷の搬入を
行える。なお逆作動を行うことによって、作業部4の荷
を自走体10に渡すところの、所期の荷の搬出を行える。
床レール9に支持案内される自走車10を示したが、これ
は天井レールに支持案内される自走車10や、床側または
天井側に配設した駆動チェーンにより間欠搬送される台
車などであってもよい。またコンベヤ5,13としてチェ
ーンコンベヤを示したが、これはローラコンベヤなどで
あってもよい。さらに作業部4に入れた荷を自走車10に
取り出しているが、これは作業部4に入れるだけ、ある
いは作業部4から取り出すだけでもよい。
わち移動経路8は、一対のカーブ経路部8Aと一対の直
線経路部8Bとにより長円の無端状に形成されている。
そしてカーブ経路部8Aの外側位置に、取り込み用コン
ベヤ5を有する作業部4を設けている。さらに、前記直
線経路部8Bの外側位置に複数の自動倉庫21を配設して
いる。
有する棚23と、この棚23の前面に沿って移動自在な出し
入れ装置24などにより構成され、この出し入れ装置24は
昇降自在でかつ横方向出退自在な出し入れ具25を有す
る。そして棚23の端部外方に設けた荷捌き装置26を作業
部として、この荷捌き装置26の入出庫用コンベヤ27(ま
たは荷受け台車)と、自走車10の受け渡し用コンベヤ13
との間で荷を受け渡し自在に構成している。その際に端
部の棚23は、その外面が経路部8A,8Bの境界部28よ
りも外側に位置するように配置されている。
ンベヤ13上に荷を載置した自走車10は、その可動体12を
本体11内に位置させた状態で移動経路8上を移動し、そ
して図3の実線で示すように目的とする荷捌き装置26の
側外方にて停止する。次いで可動体12を横方向に突出動
させ、図3の仮想線ロで示すように、その受け渡し用コ
ンベヤ13の遊端を荷捌き装置26の入出庫用コンベヤ27の
端部に接続させる。
荷を横方向に送り出すとともに、入出庫用コンベヤ27に
より荷を取り込むことで、可動体12上の荷を荷捌き装置
26に渡し得る。次いで可動体12を本体11内に退入動させ
ることで、所期の荷の搬入を行える。その後に荷は、出
し入れ装置24側の作動によって目的とする収納空間22に
入庫し得る。なお逆作動を行うことによって、棚23内の
荷を荷捌き装置26に取り出したのち自走車10に渡すとこ
ろの、所期の出庫作業を行える。
うにカーブ経路部8Aで停止させることにより作業部4
に対向させ得、そして前述と同様に可動体12を出退動な
どさせることで、取り込み用コンベヤ5との間で荷の受
け渡しを行える。
わち自走車10側の受け渡し用コンベヤ13における無端チ
ェーン19間の間隔Lを、作業部4側の取り込み用コンベ
ヤ5におけるチェーン間隔lに対して長くし、仮想線で
示すように受け渡し用コンベヤ13を突出動させたとき、
受け渡し用コンベヤ13と取り込み用コンベヤ5とがラッ
プするように構成している。なおラップさせるための寸
法は、チェーン間隔lを長くした逆の構成であってもよ
い。
わち床レール9aに支持案内される自走車10aは、移動
経路8に対して直交状の移動経路8a上を走行自在であ
り、そして移動経路8aの本体11aには、ターンテーブ
ル29を介して受け渡し用コンベヤ13aが配設してある。
ル29の回動により受け渡し用コンベヤ13aを移動経路8
aに沿った方向とした自走車10aに対して、自走車10の
可動体12を突出動させてデッドスペースを吸収すること
で、その受け渡し用コンベヤ13を受け渡し用コンベヤ13
aに接続させ得る。
の側方に停止した移動体は、可動体を突出動させること
で、他物の存在により生じたデッドスペースを吸収で
き、荷を、可動体と作業部との間で乗り移しできる。
動体を、移動経路で移動して目的とする作業部の側外方
に停止させ、そしてシャッター装置を開動させ通路を解
放した状態で、可動体を、通路を通して作業部側に突入
動させて、受け渡し用コンベヤの遊端を作業部の端部に
接続させることで、荷を、可動体と作業部との間で乗り
移しできる。これにより、従来の中継装置群を省略で
き、全体の価格を低下できるとともに、スペースを不要
にできる。また中継装置群を省略できることで乗り移り
距離を短くでき、乗り移り不良が発生し難くなって荷の
品質を向上できる。
体と作業部との間での荷の受け渡しは、可動体とともに
受け渡し用コンベヤを横方向に突出動させて行うことが
でき、したがって作業部は、突出動により吸収し得る距
離に相当する距離分を移動経路から離して配設できる。
これによりカーブ経路部を含めて、移動経路の外側のど
の位置にでも作業部を配置でき、カーブ経路部ならびに
近辺のデッドスペースを小さくできる。
取り扱い設備の荷受け渡し状態での斜視図である。
ある。
取り扱い設備の概略平面図である。
取り扱い設備の要部の概略平面図である。
取り扱い設備の要部の概略平面図である。
ある。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 移動体が移動自在な移動経路の側方に作
業部を配設し、前記移動体に、作業部に対して出退自在
な可動体を設け、この可動体に受け渡し用コンベヤを配
設したことを特徴とする移動体使用の荷取り扱い設備。 - 【請求項2】 区画壁を中にして、一方側に複数の作業
部を配設するとともに、他方側に区画壁に沿った移動経
路を形成し、各作業部の端部に対向して前記区画壁に通
路を形成するとともに、各通路にシャッター装置を設
け、前記移動経路を移動自在な移動体に、前記通路を通
って作業部側に突入自在な可動体を設け、この可動体に
受け渡し用コンベヤを配設したことを特徴とする移動体
使用の荷取り扱い設備。 - 【請求項3】 カーブ経路部を有する無端状の移動経路
を形成し、この移動経路を移動自在な移動体に、移動方
向に対して横方向に出退自在な可動体を設けるととも
に、この可動体に受け渡し用コンベヤを配設し、前記移
動経路の外側位置に、突出した前記受け渡し用コンベヤ
との間で荷を受け渡し自在な作業部を設けたことを特徴
とする移動体使用の荷取り扱い設備。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3377892 | 1992-02-21 | ||
JP4-33778 | 1992-02-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05294441A true JPH05294441A (ja) | 1993-11-09 |
JP2817539B2 JP2817539B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12395915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4269031A Expired - Fee Related JP2817539B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-10-08 | 移動体使用の荷取り扱い設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2817539B2 (ja) |
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- 1992-10-08 JP JP4269031A patent/JP2817539B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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