JPH0642400U - コンベア装置付貨物車の安全装置 - Google Patents

コンベア装置付貨物車の安全装置

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JPH0642400U
JPH0642400U JP077121U JP7712192U JPH0642400U JP H0642400 U JPH0642400 U JP H0642400U JP 077121 U JP077121 U JP 077121U JP 7712192 U JP7712192 U JP 7712192U JP H0642400 U JPH0642400 U JP H0642400U
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JP
Japan
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conveyor
stand
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reverse
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Application number
JP077121U
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English (en)
Inventor
和明 桐畑
博之 米倉
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンベア装置付貨物車において、つい立ての
前方の荷物を卸す場合、つい立てはその位置のままでコ
ンベア本体のみを後進させるようにする。 【構成】 コンベア装置付貨物車1において、コンベア
本体17とつい立て13が同時に後進してつい立て13
が後進端に達するとコンベア本体17とつい立て13と
を同時に停止させる第1制御手段64と、つい立て13
が後進端ではつい立て13が停止しコンベア本体17の
み後進させる第2制御手段65を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、荷物の配達と荷物の回収とを同時に行えるコンベア装置付貨物車の 安全装置の分野で利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンベア装置付貨物車において、つい立てをコンベア本体より着脱自在 とし、つい立てより前方のコンベア本体上に積み込まれた荷物を後方より卸すよ うにしたものとしては実公平1−10276号公報がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、つい立てをコンベア本体より離脱させるのを忘れたままコンベア本 体を後進させると、つい立てが荷箱より後方に飛び出して作業者を傷つけるとい う問題があった。 そこで本考案の目的は、つい立ての前方の荷物を卸す場合、つい立てはその位 置のままでコンベア本体のみを後進させるようにしたコンベア装置付貨物車の安 全装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、車体上の荷箱内に適宜駆動手段にて駆動さ れ前後移動可能としたコンベア本体とつい立てとを設け、前記コンベア本体とつ い立てとを同時に移動させるか、つい立てを停止させコンベア本体のみを移動さ せるようにしたコンベア装置付貨物車において、前記コンベア本体とつい立てと が同時に後進してつい立てが後進端に達するとコンベア本体とつい立てとを同時 に停止させる第1制御手段と、つい立てが後進端ではつい立てが停止しコンベア 本体のみ後進させる第2制御手段とを有する作動制御手段を設けたことを特徴と している。
【0005】
【作用】
集配所より出ていき荷物の配達と回収とを同時に行う場合にはつい立ては前進 端にあってコンベア本体上には荷物が積み込まれている。 まず荷物を配達する場合には荷箱の後扉を開く。 次に第1制御手段によりコンベア本体とつい立てとを同時に後進させコンベア 本体上の荷物を荷箱より卸して配達する。
【0006】 次に荷物を回収する場合には、荷箱の側扉を開いて荷物をつい立てより前方の コンベア本体上に積み込む。 荷物の配達と回収とを繰り返すうちについ立ては後進端に達し、第1制御手段 によってコンベア本体とつい立てが同時に停止する。 この状態で集配所へもどり、集配所で荷物を卸す場合は、荷箱の後扉とつい立 ての開閉扉を開いた後、第2制御手段によりつい立てはその位置のままでコンベ ア本体のみ後進し、コンベア本体上の荷物を卸すことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1、図2において、1はコンベア装置付貨物車で、この貨物車1は車体2上 に搭載したバン型の荷箱3と、この荷箱3内に設けられ、荷物を積載するコンベ ア装置4とより構成されている。
【0008】 前記荷箱3の後面には後扉5が荷箱3の側面前方には側扉6がそれぞれ設けて ある。 前記コンベア装置4は荷箱3の床面7上に搭載した矩形枠状のフレーム8と、 このフレーム8に内装した同一構造の2列のコンベア単体9、9と、減速機10 を介して電動モータ11により前記2列のコンベア単体9、9を同期して駆動す る単一の駆動シャフト12と、フレーム8の左右端に支持され、2列のコンベア 単体9、9に断接自在となる荷崩れ防止用のつい立て13とより構成されている 。前記コンベア単体9は、前記駆動シャフト12に設けた駆動スプロケット14 と後方の従動スプロケット15間に掛け渡した左右一対の無端状チェーン16、 16と、この無端状チェーン16、16間に設けたコンベア本体17とよりなり 、前記無端状チェーン16は図3に示すようにフレーム8の側板18の内側に設 けた支持部材19の上面に敷設したチェーンガイド20に案内され、前記コンベ ア本体17は無端状チェーン16のリンク21、22から内側に突出するピン2 3の隣接する2本に連結部材24を介して架設された多数のスラット25よりな っている。
【0009】 前記つい立て13は図4、図5、図7に示すように門型の枠体26と、この枠 体26に取付た開閉扉27である観音式の左右の扉27a・27bと前記枠体2 6の左右の下端に設けたスライド部材28、28とより構成されている。 前記つい立て26はスライド部材28の垂直部28a内側に設けた前後一対の スライダ29、29がフレーム8の側板18の外側に設けたレール31に乗って フレーム8に支持されている。
【0010】 なお32はフレーム8の側面前方に設けられ、つい立てが前進端に達するとつ い立て13のスライド部材28の前端が当接して作動するつい立て前進端リミッ トスイッチ、33はフレーム8の側面後方に設けられ、つい立て13が後進端に 達するとつい立て13のスライド部材28の後端が当接して作動するつい立て後 進端リミットスイッチである。
【0011】 次に図6乃至図9に示すように34はつい立て13を無端状チェーン16に対 して断・接する接続装置で、この接続装置34はスライド部材28の水平部28 bに立設した垂直部材35にボルト36止めしたガイド部材37と、このガイド 部材37にガイドされ、無端状チェーン16のローラ38、38間に係脱する歯 付プレート39と、この歯付プレート39を上下動させるストロークモータ40 とより構成されている。
【0012】 前記ストロークモータ40は図10に示すように電動モータ41と、減速機4 2と、ネジシャフト43と、このネジシャフト43に螺合されるピストン44を 有する内筒45と、外筒46とより構成され、電動モータ41が作動すると減速 機42を介してネジシャフト43が回転し、それにともなってピストン44とと もに内筒45が上下動するようになっている。
【0013】 前記ストロークモータ40の内筒45先端が円筒部材47とアングル部材48 を介して歯付プレート39に取付られ、ストロークモータ40の減速機42側の 基部49は取付金具50とアングル部材51を介して枠体26に取付られている 。なお、52は枠体26に開閉自在に取付られ、接続装置32を覆うカバーであ り、53はアンゲル部材48に取付たマグネット部であり、54はつい立て13 の枠体26に取付られ、歯付プレート39が上昇し、接続装置34が断になると 前記マグネット部53が近接して作動する近接スイッチである。
【0014】 次に図11の作動制御手段63である電気回路図を説明すると、この電気回路 図は駆動用電気モータ回路55と、ストロークモータ用電動モータ回路56と、 コンベア装置駆動回路57とより構成されている。 前記コンベア装置駆動回路57は前進後進選択スイッチ58より分岐した前進 駆動回路59と後進駆動回路60とより構成され、前記前進駆動回路59は前記 つい立て前進端リミットスイッチ32とリレーR1とを介装してあり前記後進駆 動回路60は並列に設けた前記つい立て後進端リミットスイッチ33と近接スイ ッチ54と、リレーR2とを介装してある。
【0015】 前記駆動用電動モータ回路55は駆動用電動モータ11と前記リレーR1、R 2のリレースイッチr1、r2より構成され、前記ストロークモータ用電動モー タ回路56はストロークモータ用電動モータ40と手動の伸長スイッチ61と縮 小スイッチ62とより構成されている。 前記後進駆動回路60と駆動用電動モータ回路55とにより第1制御手段64 を、後進駆動回路60と駆動用電動モータ回路55とストロークモータ用電動モ ータ回路とより第2制御手段65をそれぞれ形成している。
【0016】 次に図12は別の電気回路図で前進スイッチ58aと後進スイッチ56bと連 動スイッチ58cとが設けられ、つい立て後進端リミットスイッチ33と近接ス イッチ54とは直列に設けてある。 ところで本実施例では、コンベア装置4を2列のコンベア単体9、9としてい るが、1列のみでもよく、またつい立て13の扉27a、27bを観音式として いるが1枚の扉で開くようにしてもよい。
【0017】 更にコンベア本体17とつい立て13とを1つの電動モータ11により駆動し ているが、それぞれ別々の電動モータで駆動してもよく、また作動制御手段63 を電気回路図によりおこなっているが、マイコンを用いたリフトウエアにより行 ってもよい。更に荷箱3をバン型としているがカーゴ型としてもよい。 本考案は前記の如き構成で次に作用について説明する。
【0018】 集配所より出ていき、荷物の配達と回収とを同時に行う場合には、つい立て1 3は前進端にあって、接続装置34の歯付プレート39が無端状チェーン16の ローラ38、38間に係合して、つい立て13は無端状チェーン16に接続され ており、コンベア本体17上には荷物が積み込まれている。 まず荷物を配達する場合には、荷箱3の後扉5を開き、第1制御手段64の前 進後進操作スイッチ58を後進側にすると、後進駆動回路60の近接スイッチ5 4は「断」となっているが、つい立て後進端リミットスイッチ33が「接」とな っているのでリレーR2が励磁されて、駆動用モータ回路55のリレースイッチ r2が接となり駆動用電動モータ11が作動して無端状チェーン16は後方移動 し、つい立て13とコンベア本体17とは同時に後進し、コンベア本体17上の 荷物を荷箱3より卸し配達する。
【0019】 次に荷物を回収する場合には、荷箱3の側扉6を開いて荷物をつい立て13よ り前方のコンベア本体17上に積み込む。 荷物の配達と回収とを繰り返すうちについ立て13は後進端に達する。 すると第1制御手段64によりつい立て後進端リミットスイッチ33も「断」 となってリレーR2が消磁され、リレースイッチr2が断となり駆動用電動モー タ11が停止して無端状チェーン16の後方移動が停止し、つい立て13とコン ベア本体17とは同時に停止する。
【0020】 この状態で集配所へもどり、集配所で荷物を卸す場合は、荷箱3の後扉5とつ い立て13の開閉扉27を開いた後、第2制御手段65のストロークモータ用電 動モータ回路56の手動の縮小スイッチ62を接にすると接続装置34のストロ ークモータ40の電動モータ41が作動してネジシャフト43が逆回転し、ピス トン44とともに内筒45が上昇すると歯付プレート39がガイド部材37にガ イドされて上昇し、無端状チェーン16のローラ38、38間との係合は解除さ れ、つい立て13と無端状チェーン16との接続は解除される。
【0021】 このときつい立て後進端リミットスイッチ33は「断」となっているが近接ス イッチ54が「接」となっているのでリレーR2が励磁され、リレースイッチr 2が接となって駆動用モータ11が作動して無端状チェーン16は後方移動し、 つい立てはその位置のままでコンベア本体17のみ後方移動し、コンベア本体1 7上の荷物を荷箱より卸す。
【0022】
【考案の効果】
以上の如く本考案はコンベア本体とつい立てとが同時に後進してつい立てが後 進端に達するとコンベア本体とつい立てとを同時に停止させる第1制御手段と、 つい立てが後進端ではつい立てが停止しコンベア本体のみ後進させる第2制御手 段とを有する作動制御手段を設けたので、つい立ての前方の荷物を卸す場合、つ い立てはその位置のままでコンベア本体のみ後進させることができ、つい立てが 荷箱より後方に飛び出して作業者を傷つけるということはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンベア装置付貨物車の側面図である。
【図2】図1のA−A断面矢視図である。
【図3】無端状チェーンとコンベア本体とフレームとの
関係を示す断面詳細図である。
【図4】つい立ての正面図である。
【図5】図4のB−B矢視図である。
【図6】図5のC−C断面矢視図である。
【図7】接続装置の断面詳細図である。
【図8】図7のD−D矢視図である。
【図9】図8のE−E断面矢視図である。
【図10】ストロークモータの一部断面詳細図である。
【図11】電気回路図である。
【図12】別の電気回路図である。
【符号の説明】
1 コンベア装置付貨物車 2 車体 3 荷箱 4 コンベア装置 5 後扉 6 側扉 13 つい立て 17 コンベア本体 27 開閉扉 63 作動制御手段 64 第1制御手段 65 第2制御手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上の荷箱内に適宜駆動手段にて駆動
    され前後移動可能としたコンベア本体とつい立てとを設
    け、前記コンベア本体とつい立てとを同時に移動させる
    か、つい立てを停止させコンベア本体のみを移動させる
    ようにしたコンベア装置付貨物車において、前記コンベ
    ア本体とつい立てとが同時に後進してつい立てが後進端
    に達するとコンベア本体とつい立てとを同時に停止させ
    る第1制御手段と、つい立てが後進端ではつい立てが停
    止しコンベア本体のみ後進させる第2制御手段とを有す
    る作動制御手段を設けてなるコンベア装置付貨物車の安
    全装置。
JP077121U 1992-11-10 1992-11-10 コンベア装置付貨物車の安全装置 Pending JPH0642400U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020007542A1 (de) * 2018-07-05 2020-01-09 Daimler Ag Ladevorrichtung und pakettransportfahrzeug mit einer ladevorrichtung
CN112248899A (zh) * 2020-11-02 2021-01-22 陈汉元 一种冷藏冷冻类食品安全运输方法

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