JPH0529394A - Tab用テープキヤリアー - Google Patents

Tab用テープキヤリアー

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Publication number
JPH0529394A
JPH0529394A JP17994191A JP17994191A JPH0529394A JP H0529394 A JPH0529394 A JP H0529394A JP 17994191 A JP17994191 A JP 17994191A JP 17994191 A JP17994191 A JP 17994191A JP H0529394 A JPH0529394 A JP H0529394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape carrier
tab
wiring pattern
width
insulating film
Prior art date
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Pending
Application number
JP17994191A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Suzuki
勝美 鈴木
Masahiko Saeki
雅彦 佐伯
Miyoshi Kurebayashi
泉好 紅林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP17994191A priority Critical patent/JPH0529394A/ja
Publication of JPH0529394A publication Critical patent/JPH0529394A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】TAB用テープキャリアーの製造及びIC実装
工程において、搬送を容易にし、位置決め精度を向上さ
せるとともに、パターンのズレを防止した新規なTAB
テープキャリアーを提供する。 【構成】厚さ50μm、幅35mmのポリイミド製可撓
性絶縁フィルム10の上に接着剤を介して、厚さ35μ
mの銅箔をラミネートし、これをフォトエッチング法に
より、配線パターン幅50μm、配線ピッチ100μm
の配線パターン13を塩化第2鉄エッチング液を用いて
形成した。この際、スプロケットホール12を有するテ
ープ両側縁部に連続して銅箔14を幅5mm残した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TAB(Tape A
utomated Bonding)法によって集積回
路(IC)を実装する際に用いるテープキャリアーに関
し、特に高集積化されたIC等の実装に対応できるTA
B用テープキャリアーに関する。
【0002】
【従来の技術】TAB用テープキャリアーは、高集積I
Cの実装を効率良く行うために開発されたものであり、
テープキャリアー上でIC素子の実装を行うものであ
る。図2は、このようなTAB用テープキャリアーの平
面図を示すもので、長尺可撓性絶縁フィルム10にIC
素子を装着するためのデバイスホール11と、位置合せ
及びテープ搬送用のスプロケットホール12が形成され
ており、さらに銅箔から成る配線パターン13が形成さ
れている。
【0003】この配線パターン13はインナーリード部
13aとアウターリード部13bとから成る。又、配線
パターン13にはめっき(錫、半田、金等)が施されて
いる。
【0004】可撓性絶縁フィルム10は、一般に厚さ5
0〜125μm、幅35〜70mmの有機ポリイミドフ
ィルムやガラス強化エポキシ等の絶縁フィルムから成
る。また、デバイスホール11とスプロケットホール1
2は可撓性絶縁フィルム10を打ち抜き加工して形成さ
れる。
【0005】さらに配線パターン13は、厚さ18〜7
0μmの圧延銅箔や電解銅箔等を接着剤を介して可撓性
絶縁フィルム10に接着した後、フォトエッチング法に
より所望寸法の配線パターン13を塩化第2鉄等のエッ
チング液を用いて形成したものである。
【0006】なお、インナーリード部13aはIC素子
上のボンディングパッドと加熱圧着により接合されるの
でその表面は接着性のある金属(例えば金)又は低融点
の金属(例えば錫、半田等)で被覆される。一般には無
電解錫又は電解半田めっきが施される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】TAB用テープキャリ
アーは、液晶駆動用素子からASIC対応のICへと広
く採用されるようになり、特に位置決め精度及び搬送時
の精度と信頼性が強く要望されており、またTAB用テ
ープキャリアー用の長尺可撓性絶縁フィルムとしては厚
さ50μm以下が採用されるようになっている。
【0008】このため、長尺可撓性絶縁フィルムが薄く
なると、製造工程及びIC実装工程においてTAB用
テープキャリアーの搬送が不可能になる。位置決めが
できなくなる。スプロケットホールと配線パターンが
ズレることがある。等の欠点が有り、TAB用テープキ
ャリアー製造及び実装工程のネックとなっている。
【0009】本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解
消し、TAB用テープキャリアーの製造及びIC実装工
程において、搬送を容易にし、位置決め精度を向上させ
るとともにパターンのズレを防止した、新規なTABテ
ープキャリアーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の要旨
は、可撓性絶縁フィルムの上に形成した、配線パターン
の両側に有るスプロケットホール部を有するテープ両側
縁部の全部又はその一部に連続して銅箔を設けたことに
有り、これによって薄物フィルムによるTAB用テープ
キャリアーの製造及び実装工程での搬送を容易にし、パ
ターンとIC素子の位置決め精度を向上し、さらにスプ
ロケットホールとデバイスホールの“ズレ”を防止させ
たものである。
【0011】即ち、本発明の上記目的は可撓性絶縁フィ
ルム上に所望の配線パターンを形成して成るTAB用テ
ープキャリアーにおいて、該テープキャリアーの搬送用
スプロケットホール部を形成して成る両側縁部に連続し
た金属箔を有することを特徴とするTAB用テープキャ
リアーによって達成される。
【0012】本発明において、TAB用テープキャリア
ーの製造より実装完了迄、該テープキャリアーの両側縁
部に連続した金属箔を有するということは、従来のスプ
ロケットホールを有するものについては該スプロケット
ホールを含む幅の金属箔を設けることであって、例えば
その幅は約5mmの幅に金属箔が接着されている。又ス
プロケットホールが開けられた場合もその両側に連続し
た金属箔の帯が形成されることをいう。
【0013】本発明のTAB用テープキャリアーは上記
金属箔の帯によって絶縁フィルムの厚みが50μm以下
の場合もキャリアーの両側縁部の強度が保たれ、TAB
用テープキャリアーの製造及び実装工程における搬送が
正確、容易に行なわれ、又TAB用テープキャリアーの
両側縁部の反りが防止出来て配線パターンとICの接合
精度を大幅に向上させることが出来る。
【0014】
【実施例】実施例−1 本発明の実施例を図1に基づき説明する。厚さ50μ
m、幅35mmのポリイミド製可撓性絶縁フィルム10
の上に接着剤を介して、厚さ35μmの銅箔をラミネー
トし、これをフォトエッチング法により、配線パターン
幅50μm、配線ピッチ100μmの配線パターン13
を塩化第2鉄エッチング液を用いて形成した。この際、
スプロケットホール12を有する両側縁部に連続して銅
箔14を幅5mm残した。
【0015】このTAB用テープキャリアーは、前記の
ように銅箔14を残さない場合には、絶縁フィルム10
が薄いため、製造工程の特にパターン焼付けの露光工程
において、TAB用テープキャリアーが搬送不可能にな
ることが有った。また、絶縁フィルム10の片面には半
田保護のための絶縁樹脂を塗布しているが、絶縁フィル
ムが薄いため、半田保護、樹脂側に反ることが有った。
しかし、本発明のTAB用テープキャリアーの場合は、
スプロケットホール12を有する両縁部には銅箔14が
連続して設けて有り、これにより、製造工程の搬送が容
易になりトラブルを解消できた。又、ICの実装工程に
おいても、リードとICの位置合せが容易になり、歩留
りが大幅に向上した。
【0016】実施例−2 実施例−1と同様に可撓性絶縁フィルム10上に銅箔の
配線パターン13を形成する際スプロケットホール12
を有する両側縁部の全面に銅箔を残したTAB用テープ
キャリアーを製造した。この場合は、スプロケットホー
ルが貫通されていない状態なので、各工程にセンサーを
取り付けて搬送した結果、実施例−1以上の精度が得ら
れ、歩留まりが大幅に向上した。
【0017】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のTAB用テ
ープキャリアーは、 (1) 製造及び実装工程での搬送が容易になり、トラブ
ルが解消でき、歩留りが大幅に向上した。
【0018】(2) TAB用テープキャリアーの反りを
防止できた。
【0019】(3) スプロケットホールと配線パターン
の位置合せが容易になり精度が向上することによって配
線パターンとICの接合精度が大幅に向上した。
【0020】以上により大いに品質向上し、かつ得率も
向上することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるTAB用テープキャリアーの一実
施例の平面図(A)と、他の実施例の平面図(B)。
【図2】従来技術のTAB用テープキャリアーの平面
図。
【符号の説明】
10 可撓性絶縁フィルム 11 デバイスホール 12 スプロケットホール 13 配線パターン 13a インナーリード部 13b アウターリード部 14 銅箔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】可撓性絶縁フィルム上に所望の配線パター
    ンを形成して成るTAB用テープキャリアーにおいて、
    該テープキャリアーの搬送用スプロケットホール部を形
    成して成る両側縁部に連続した金属箔を有することを特
    徴とするTAB用テープキャリアー。
JP17994191A 1991-07-19 1991-07-19 Tab用テープキヤリアー Pending JPH0529394A (ja)

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JP17994191A JPH0529394A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 Tab用テープキヤリアー

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JP17994191A JPH0529394A (ja) 1991-07-19 1991-07-19 Tab用テープキヤリアー

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JPH0529394A true JPH0529394A (ja) 1993-02-05

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