JPH05160206A - テープフィルムキャリア - Google Patents

テープフィルムキャリア

Info

Publication number
JPH05160206A
JPH05160206A JP32304091A JP32304091A JPH05160206A JP H05160206 A JPH05160206 A JP H05160206A JP 32304091 A JP32304091 A JP 32304091A JP 32304091 A JP32304091 A JP 32304091A JP H05160206 A JPH05160206 A JP H05160206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape film
tape
film carrier
outer lead
showing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32304091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Hasegawa
達也 長谷川
Nobushi Suzuki
悦四 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP32304091A priority Critical patent/JPH05160206A/ja
Publication of JPH05160206A publication Critical patent/JPH05160206A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 再利用可能で高い接合の信頼性を得ることが
でき、実装作業が容易なテープフィルムキャリアを提供
する。 【構成】 可撓性で耐熱性を有するテープフィルム1の
一面に半導体素子2をポッティング部3にて取り付け
る。テープフィルム1の他面側には一側に沿って間隙を
介して複数のアウタリード4および配線部5をエッチン
グして形成する。アウタリード4の一面側には、テープ
フィルム1を取り付け、テープフィルム1とアウタリー
ド4との2層構造にする。テープフィルム1のアウタリ
ード4の間隙の部分に対応する部分には間隙11を穿設す
る。アウタリード4の先端間を、補強用のサスペンダー
6にて連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アウタリード部分を補
強したテープフィルムキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子実装用のテープフィルムキャ
リアは、液晶モジュール等の軽薄短小型の製品に対して
半導体素子を小さな面積内で、薄く実装するために非常
に有効である。そして、この種のテープフィルムキャリ
アとしては、従来たとえば図26に示す構成のものが知
られている。
【0003】この図26に示すテープフィルムキャリア
は、可撓性で耐熱性を有するテープフィルム1の一面に
半導体素子2がポッティング部3にて取り付けられ、ま
た、テープフィルム1の他面側には一側に沿って間隙を
介して配設される複数のアウタリード4およびこのアウ
タリード4および半導体素子2を接続する図29に示す
配線部5が厚さ約35μmの銅箔などを長さ数mm、幅
数100μmの所定形状にエッチングして形成し、これ
らアウタリード4の先端間は、補強用のサスペンダー6
にて連結されている。
【0004】なお、図27に示すようにアウタリード4
の先端間にサスペンダー6が設けられていないものも知
られている。
【0005】そして、図29に示すように、アウタリー
ド4には、プリント基板7の配線パターン8を接続し、
配線部5にはガラス基板9が接続され、テープフィルム
1自体を折り曲げて使用している。
【0006】また、このようにアウタリード4に配線パ
ターン8を接続するために熱圧着による半田付けを行な
う場合においては、図28に示すように、アウタリード
4とプリント基板7の配線パターン8とを位置合わせし
てから、熱圧着ツール10でアウタリード4を熱圧着し、
プリント基板7とテープフィルム1を接合する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフィルムキャリアでは、アウタリード4が微細ピッ
チの場合、アウタリード4の断面積は非常に小さく機械
的強度が十分に得られないため、テープフィルム1自体
を折り曲げて使用すると、高い接合の信頼性を得ること
は困難である。
【0008】また、プリント基板7とテープフィルム1
の半田接合部に熱風を当てて取り外す場合、アウタリー
ド4が薄いため、熱ストレスの影響を受け破断しやすく
再利用出来ない。
【0009】さらに、熱圧着による半田付けを行なう場
合においては、アウタリード4の長さが短く、しかもサ
スペンダー6やテープフィルム1とアウタリード4との
間に段差があるため、サスペンダー6やテープフィルム
1に熱圧着ツール10の一部が乗り上がってしまった場
合、アウタリード4に熱圧着ツール10を当てて熱圧着す
ることができず実装作業が困難である問題を有してい
る。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、再利用可能で高い接合の信頼性を得ることができ、
実装作業が容易なテープフィルムキャリアを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のテープフ
ィルムキャリアは、間隙を介した複数のアウタリードが
テープに取り付けられたテープキャリア実装方式に用い
るテープフィルムキャリアにおいて、前記テープは前記
アウタリードの一面側まで配設され、かつ、前記アウタ
リードの間隙は前記テープも隙間であるものである。
【0012】請求項2記載のテープフィルムキャリア
は、間隙を介した複数のアウタリードがテープに取り付
けられたテープキャリア実装方式に用いるテープフィル
ムキャリアにおいて、前記テープは前記アウタリードの
一面側の基端部近傍まで配設され、かつ、前記アウタリ
ードの間隙は前記テープも隙間であるものである。
【0013】
【作用】請求項1記載のテープフィルムキャリアは、テ
ープがアウタリードの一面側まで配設されているため、
テープを折り曲げて使用する場合でも、アウタリード自
体に十分な強度を持つことができるため、機械的強度を
大きくでき接合の信頼性を高めることができる。
【0014】請求項2記載のテープフィルムキャリア
は、テープがアウタリードの一面側の基端部近傍まで配
設されているため、テープを折り曲げて使用する場合で
も、アウタリード自体に十分な強度を持つことができる
ため、機械的強度を大きくでき接合の信頼性を高めるこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のテープフィルムキャリアの実
施例を図面を参照して説明する。なお、従来例に対応す
る部分には、同一符号を付して説明する。
【0016】図1に示すテープフィルムキャリアは、可
撓性で耐熱性を有するテープフィルム1の一面に半導体
素子2がポッティング部3にて取り付けられている。ま
た、テープフィルム1の他面側には、一側に沿って間隙
を介して配設される複数のアウタリード4、および、こ
のアウタリード4および半導体素子2を接続する図7に
示す配線部5が、厚さ約35μmの銅箔を長さ数mm、
幅数100μmの所定形状にエッチングして形成されて
いる。これらアウタリード4の一面側には、テープフィ
ルム1が取り付けられ、テープフィルム1とアウタリー
ド4との2層構造になっており、テープフィルム1のア
ウタリード4の間隙の部分に対応する部分には間隙11が
穿設されている。さらに、これらアウタリード4の先端
間は、補強用のサスペンダー6にて連結されている。
【0017】なお、図2に示すようにアウタリード4の
先端間にサスペンダー6を設けずに、アウタリード4の
先端に対応する部分は、テープフィルム1を開放状態に
しておいても良い。このように、テープフィルム1の先
端間にサスペンダー6を設けなくても、アウタリード4
はテープフィルム1で補強されているので、アウタリー
ド4の変形も防止できるため幅を小さくでき、モジュー
ルを非常にコンパクトにできる。
【0018】また、図3に示すように、テープフィルム
1はアウタリード4の基端部近傍のみに位置するように
してもよい。この場合、図5および図6に示すように、
アウタリード4の基端部の間隙の部分には、半円状また
は矩形状の切欠き12を形成する。
【0019】さらに、図4に示すように、切欠き12を矩
形状または半円状とし、テープフィルム1の両端に連接
部13,13を形成し、これら連接部13,13間にサスペンダ
ー6を形成しても良い。
【0020】そして、これら図1ないし図4に示すテー
プフィルムキャリアは、図7に示すように、アウタリー
ド4には、プリント基板7の配線パターン8を接続し、
配線部5にはガラス基板9を接続し、テープフィルム1
自体を折り曲げて使用している。
【0021】また、このようにアウタリード4に配線パ
ターン8を接続するために熱圧着による半田付けを行な
う場合においては、図7に示すように、アウタリード4
とプリント基板7の配線パターン8とを位置合わせして
から、熱圧着ツール10でアウタリード4を熱圧着し、プ
リント基板7とテープフィルム1を接合する。この場
合、アウタリード4にテープフィルム1を残して位置さ
せることにより他の部分との段差がなくなり、熱圧着ツ
ール10が常にアウタリード4を熱圧着でき、高い接合の
信頼性を得ることができる。
【0022】次に、3層テープのテープフィルムキャリ
アの製造方法を説明する。
【0023】まず、図9に示す平板状のテープフィルム
1に、図10に示すように一面に接着剤21を塗布し、図
11に示すように、デバイスホール、スプロケットホー
ルなどの開孔部22を形成するパンチングを行なう。この
ように接着剤21が塗布され、開孔部22が形成されたテー
プフィルム1の接着剤21上に、図12に示すように、銅
箔23を熱ローラで貼り付ける。
【0024】次に、図13に示すように、銅箔23上にパ
ターンやアウタリード4を形成するためのレジスト24を
塗布し、図14に示すように、マスク露光、現像、エッ
チング工程を施し、図15に示す3層テープのテープフ
ィルムキャリアが形成される。
【0025】さらに、2層テープのテープフィルムキャ
リアの製造方法を説明する。
【0026】まず、図16に示す平板状のテープフィル
ム1に、図17に示すようにフラッシュ銅メッキ25を行
ない、図18に示すように、フラッシュ銅メッキ25上に
パターンやアウタリード4のフォトレジストパターン形
成のためのレジスト26を塗布する。そして、図19に示
すように、マスク露光、現像、エッチング工程を施し、
図20に示すように、パターンやアウタリード4形成の
ために、電解メッキ法で銅27を析出させ、図21に示す
ように、銅27を析出した状態に形成する。
【0027】次に、テープフィルム1側のパターン形成
のために、図22に示すように、銅27が析出された面の
反対面にレジスト28を塗布し、図23に示すように、マ
スク露光、現像、エッチング工程を施し、図24に示す
ように、レジスト28を剥離する。さらに、図25に示す
ように、フラッシュ銅メッキ25のエッチング工程が施さ
れ、2層テープのテープフィルムキャリアが形成され
る。
【0028】上述したように2層テープのテープフィル
ムキャリアの場合、アウタリード4を電解メッキ法で形
成するため、アウタリード4のピール強度が0.3〜
1.5kg/cmと小さく、3層テープのテープフィルムキ
ャリアが1〜3kg/cmあるのに比べると強度が劣るため
アウタリード4切れが発生しやすいが、アウタリード4
にテープフィルム1を残すことにより、2層テープのテ
ープフィルムキャリアでも、アウタリード4に十分な強
度をもたせることができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載のテープフィルムキャリア
によれば、テープがアウタリードの一面側まで配設され
ているため、テープを折り曲げて使用する場合でも、ア
ウタリード自体に十分な強度を持つことができるため、
機械的強度を大きくでき接合の信頼性を高めることがで
きる。
【0030】請求項2記載のテープフィルムキャリアに
よれば、テープがアウタリードの一面側の基端部近傍ま
で配設されているため、テープを折り曲げて使用する場
合でも、アウタリード自体に十分な強度を持つことがで
きることができるため、機械的強度を大きくでき接合の
信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープフィルムキャリアの一実施例を
示す斜視図である。
【図2】同上他の実施例であるサスペンダー無しのテー
プフィルムキャリアを示す斜視図である。
【図3】同上また他の実施例であるテープフィルムキャ
リアを示す斜視図である。
【図4】同上さらに他の実施例であるサスペンダー無し
のテープフィルムキャリアを示す斜視図である。
【図5】図3および図4に示すテープフィルムキャリア
のアウタリード近傍を示す平面図である。
【図6】図3および図4に示すテープフィルムキャリア
のアウタリード近傍を示す断面図である。
【図7】図1に示すテープフィルムキャリアのアウタリ
ードをツールで熱圧着する状態を示す断面図である。
【図8】図1に示すテープフィルムキャリアを折り曲げ
て使用した場合を示す断面図である。
【図9】同上3層テープのテープフィルムキャリアの一
製造工程を示す断面図である。
【図10】図9に示す工程の次の工程を示す断面図であ
る。
【図11】図10に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図12】図11に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図13】図12に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図14】図13に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図15】図14に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図16】同上2層テープのテープフィルムキャリアの
一製造工程を示す断面図である。
【図17】図16に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図18】図17に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図19】図18に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図20】図19に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図21】図20に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図22】図21に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図23】図22に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図24】図23に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図25】図24に示す工程の次の工程を示す断面図で
ある。
【図26】従来例のテープフィルムキャリアを示す斜視
図である。
【図27】同上他の従来例であるサスペンダー無しのテ
ープフィルムキャリアを示す斜視図である。
【図28】図26に示すテープフィルムキャリアのアウ
タリードをツールで熱圧着する状態を示す断面図であ
る。
【図29】図26に示すテープフィルムキャリアを折り
曲げて使用した場合を示す断面図である。
【符号の説明】
1 テープフィルム 4 アウタリード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隙を介した複数のアウタリードがテー
    プに取り付けられたテープキャリア実装方式に用いるテ
    ープフィルムキャリアにおいて、 前記テープは前記アウタリードの一面側まで配設され、
    かつ、前記アウタリードの間隙は前記テープも隙間であ
    ることを特徴としたテープフィルムキャリア。
  2. 【請求項2】 間隙を介した複数のアウタリードがテー
    プに取り付けられたテープキャリア実装方式に用いるテ
    ープフィルムキャリアにおいて、 前記テープは前記アウタリードの一面側の基端部近傍ま
    で配設され、かつ、前記アウタリードの間隙は前記テー
    プも隙間であることを特徴としたテープフィルムキャリ
    ア。
JP32304091A 1991-12-06 1991-12-06 テープフィルムキャリア Pending JPH05160206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32304091A JPH05160206A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 テープフィルムキャリア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32304091A JPH05160206A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 テープフィルムキャリア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05160206A true JPH05160206A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18150442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32304091A Pending JPH05160206A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 テープフィルムキャリア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05160206A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100399379B1 (ko) 반도체 장치와 그의 제조 방법, 액정 모듈 및 그의 탑재방법
JP3804269B2 (ja) フレキシブル配線基板の接合構造
JPH1022645A (ja) キャビティ付きプリント配線板の製造方法
JP3726961B2 (ja) Cofフィルムキャリアテープ及びその製造方法
JP3555502B2 (ja) Cof用tabテープキャリアの製造方法
JP3339387B2 (ja) Tab用テープの製造方法
KR100354203B1 (ko) 가요성 배선 기판, 필름 캐리어, 테이프 형상 반도체장치, 반도체 장치 및 그의 제조방법, 회로 기판 및 전자기기
JPH05160206A (ja) テープフィルムキャリア
JPH0982751A (ja) デバイスの実装構造
JPS60216573A (ja) フレキシブル印刷配線板の製造方法
JPH01173694A (ja) 両面スルホールフィルムキャリアの製造方法
JP3709452B2 (ja) Cofフィルムキャリアテープの製造方法
JP3997629B2 (ja) 補強シート付tab用フィルムキャリアテープ
JP3932689B2 (ja) Tab用フィルムキャリアテープ
JPH01135050A (ja) 半導体装置
JPH0529394A (ja) Tab用テープキヤリアー
JP2985584B2 (ja) 折曲実装型tab用フィルムキャリア及びその製造方法
JPH05226385A (ja) 半導体装置の実装方法
JPS62291125A (ja) 回路基板製造方法
JPS6035527A (ja) 半導体装置の製造法およびそれに用いるテ−プ
JP2001358182A (ja) 配線基板の製造方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器
JPH04102341A (ja) Tabテープの製造方法
JPH04254344A (ja) インナーリード先端に補強テープを有するtab用テープキャリアの製造方法
JPH05167242A (ja) フレキシブル回路基板の接合方法
JPH0541412A (ja) テープキヤリアとその製造方法及びそれを用いる電子部品の実装方法