JP2001358182A - 配線基板の製造方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器 - Google Patents

配線基板の製造方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子機器

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JP2001358182A JP2000178256A JP2000178256A JP2001358182A JP 2001358182 A JP2001358182 A JP 2001358182A JP 2000178256 A JP2000178256 A JP 2000178256A JP 2000178256 A JP2000178256 A JP 2000178256A JP 2001358182 A JP2001358182 A JP 2001358182A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて薄いベース基板を円滑に搬送させ、か
つ、作業性良く製造することができる配線基板の製造方
法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子
機器を提供することにある。 【解決手段】 配線基板の製造方法は、第1及び第2の
ベース基板10、20を用意し、第1及び第2のベース
基板10、20を片面同士で接着してなる積層体3に、
前記配線パターン14、24を形成する工程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板の製造方
法、半導体装置及びその製造方法、回路基板並びに電子
機器に関する。
【0002】
【発明の背景】従来、極めて薄い長尺状のベース基板を
リール・トゥ・リールの工程で製造するときに、ベース
基板の裏面に別の裏打ちテープを貼り付けることで剛性
を確保し、ベース基板を円滑に搬送していた。
【0003】しかしながら、この裏打ちテープは、半導
体装置の製造途中又は終了時にベース基板から剥離して
処分されるものであり、その分の材料費は製品のコスト
アップにつながっていた。また、裏打ちテープを貼り付
けて製造することは手間がかかり、それに比べて製造時
の作業効率は決して良いものではなかった。
【0004】本発明はこの問題点を解決するためのもの
であり、その目的は、極めて薄いベース基板を円滑に搬
送させ、かつ、作業性良く製造することができる配線基
板の製造方法、半導体装置及びその製造方法、回路基板
並びに電子機器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る配線
基板の製造方法は、第1及び第2のベース基板を用意
し、第1及び第2のベース基板を片面同士で接着してな
る積層体に、配線パターンを形成する工程を含む。
【0006】本発明によれば、例えば、一度に各ベース
基板に配線パターンを形成できるので、その作業効果を
倍増させることができる。
【0007】(2)この配線基板の製造方法は、前記積
層体は長尺状をなし、前記積層体に前記配線パターンを
形成する工程は、前記積層体を一対のリールに掛け渡
し、前記積層体を一方のリールから他方のリールに巻き
取らせる間に行ってもよい。
【0008】これによれば、第1及び第2のベース基板
を積層体にして搬送するので、各ベース基板が極めて薄
くても、リールによって円滑に搬送することができる。
また、例えば、リールによる一度の搬送で各ベース基板
に配線パターンを形成できるので、その作業効果を倍増
させることができる。
【0009】(3)この配線基板の製造方法において、
前記積層体に前記配線パターンを形成する工程は、前記
積層体の前記第1のベース基板側の面及び第2のベース
基板側の面に形成された導電箔を、パターニングするこ
とによって行ってもよい。
【0010】なお、導電箔は、各ベース基板を接着する
前に形成してもよく、接着後に形成してもよい。
【0011】(4)この配線基板の製造方法において、
前記配線パターンが形成された前記積層体を、前記第1
のベース基板及び前記第2のベース基板に分離する工程
をさらに含んでもよい。
【0012】これによって、リールで搬送する積層体か
ら、無駄なく一対の配線基板を製造することができる。
【0013】(5)本発明に係る半導体装置の製造方法
は、上記配線基板の製造方法を含み、半導体チップを前
記配線パターンと電気的に接続させる工程をさらに含
む。
【0014】(6)本発明に係る半導体装置は、上記半
導体装置の製造方法によって製造されてなる。
【0015】(7)本発明に係る回路基板は、上記半導
体装置が電気的に接続されてなる。
【0016】(8)本発明に係る電子機器は、上記半導
体装置を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。ただし、本発明は、
以下の実施の形態に限定されるものではない。
【0018】図1〜図4は、本実施の形態に係る配線基
板の製造方法を示す図である。本実施の形態において製
造する配線基板は、COF(Chip On Film)用基板であ
ってもよい。あるいは、CSP(Chip Scale/Size Pack
age)に使用するインターポーザとなるものであっても
よい。
【0019】本実施の形態では、第1のベース基板10
と第2のベース基板20とを用意する。第1のベース基
板10は、有機系の材料から形成されたものであっても
よい。有機系の材料から形成されたものとして、例えば
ポリイミド樹脂からなるフレキシブル基板が挙げられ
る。フレキシブル基板として、FPC(Flexible Print
ed Circuit)と呼ばれる基板を使用してもよい。フレキ
シブル基板は、極めて薄く(25〜40μm程度)形成
されているものが多く、これにより薄い半導体装置を製
造することができる。本発明は、このような極めて薄い
第1のベース基板10を使用する場合に、特に効果的で
ある。なお、第1のベース基板10は、上述とは別に、
無機系の材料を含むものであってもよく、例えばセラミ
ック、ガラスもしくはガラスエポキシなどの基板又はテ
ープなどであってもよい。
【0020】第1のベース基板10として、長尺状をな
すものを使用してもよい。長尺状の第1のベース基板1
0は可撓性を有する。長尺状の第1のベース基板10に
は、幅方向の両側端部であって、長さ方向に並ぶ複数の
スプロケットホール(図示しない)が形成されてもよ
い。スプロケットホールに、スプロケット(図示しな
い)を噛み合わせることで、第1のベース基板10を長
手方向に搬送することが可能となる。
【0021】第2のベース基板20は、上述の第1のベ
ース基板10と同じ形態であってもよい。詳しくは、第
2のベース基板20は、同一材料及び同一形状であって
もよい。あるいは、第2のベース基板20は、後述する
ように第1のベース基板10に接着させて積層体3とし
て搬送可能となるのであれば、第1のベース基板10と
異なる形態であっても構わない。
【0022】なお、第1及び第2のベース基板10、2
0は、長尺状をなすものでなくてもよく、例えば、既に
個片切断されたものであってもよい。
【0023】図1に示すように、第1及び第2のベース
基板10、20を片面同士で接着する。長尺状の第1の
ベース基板10を用意した場合は、第1のベース基板1
0と、第1のベース基板の幅及び長さをほぼ同じにして
用意した長尺状の第2の基板20と、を接着する。図示
するように、第1及び第2のベース基板10、20を、
接着剤30を介して接着してもよい。接着剤30は、第
1及び第2のベース基板10、20が製造途中において
剥がれてしまわないように両者を接着し、かつ、後の工
程で各ベース基板10、20を容易に剥がして分離する
ことができるものが好ましい。接着剤30は、熱硬化
性、熱可塑性又は紫外線硬化性などのいずれの特徴を有
するものであってもよいが、これらに限定されない。接
着剤30は、例えばエポキシ系樹脂を含むものであって
もよい。なお、第1及び第2のベース基板10、20に
スプロケットホールが形成される場合は、一方のベース
基板10(20)のスプロケットホールの各位置に、他
方のベース基板20(10)のその位置を合わせて、第
1及び第2のベース基板10、20を接着する。これに
より、第1及び第2のベース基板10、20をスプロケ
ットによって一体的に搬送することができる。
【0024】図1に示す例では、第1及び第2のベース
基板10、20に導電箔12、22を形成する。詳しく
は、第1のベース基板10の一方の面に導電箔12を形
成し、第2のベース基板20の一方の面に導電箔22を
形成する。図1に示す例では、第1及び第2のベース基
板10、20を接着する前に予め導電箔12、22を形
成する。あるいは、第1及び第2のベース基板10、2
0を接着した後に、各ベース基板10、20の接着され
た面とは反対側の面に、それぞれ導電箔12、22を形
成してもよい。導電箔12、22は、図示するように接
着剤なしで第1及び第2のベース基板10、20に形成
してもよく、あるいは接着剤によって貼り付けてもよ
い。接着剤なしで形成した場合は、半導体装置の製造工
程において、導電箔12、22の接着剤の耐熱性を考慮
する必要がないので、高温で自由に製造工程を行うこと
ができる。
【0025】図2に示すように、第1及び第2のベース
基板10、20を接着して積層体3を形成する。そし
て、積層体3を、図示するように一対のリール40に掛
け渡す。積層体3は、長さ方向の一端が一方のリール4
0に巻き取られ、他端が他方のリール40に巻き取られ
ている。この状態から一方のリール40から積層体3の
一部を引き出し、その一部を他方のリール40に巻き取
らせるまでの間に、後述するいずれか一つ又は複数の工
程を行う。後述の各工程の全部を一つのリール・トゥ・
リールの工程で行ってもよく、各工程ごとに一つずつの
リール・トゥ・リールの工程で行ってもよい。リール・
トゥ・リールの工程では、大量生産に適した、効率良い
製造方法を行うことができる。
【0026】なお、本発明に係る配線基板の製造方法
は、リール・トゥ・リールの工程で行う製造方法に限定
されない。
【0027】ここで、本実施の形態では、リール40に
よって巻き取られる対象物が、厚く形成された積層体3
であるので、リール40によるその巻き取りが容易とな
る。詳しくは、たとえ、第1のベース基板10(第2の
ベース基板20)がリール40で巻き取るには適当でな
い程度に極めて薄く形成されても、積層体3として剛性
を確保することによって、リール40によって円滑に第
1及び第2のベース基板10、20を搬送することがで
きる。
【0028】第1及び第2のベース基板10、20に導
電箔12、22を形成した場合は、導電箔12、22を
パターニングして配線パターン14、24を形成する。
例えば、導電箔12、22上に図示しないレジスト層を
パターニングして形成し、導電箔12、22のレジスト
層からの露出部をエッチングして配線パターン14、2
4を形成する。レジスト層のパターニング方法は、レジ
スト層のエッチング、フォトリソグラフィ技術、インク
ジェット方式又は印刷方式などを使用してもよい。ま
た、導電箔12、22のエッチング方式は、ウェットエ
ッチング方式を使用してもよく、あるいはドライエッチ
ング方式を使用してもよい。
【0029】導電箔12、22のエッチングは、積層体
3の両側から行ってもよい。詳しくは、リール間40の
積層体3の一部を、両側からエッチングして配線パター
ン14、24を形成してもよい。この場合に、積層体3
の両側の面を同一ステージで同時にエッチングしてもよ
く、あるいは片面ごとに別ステージで順にエッチングし
てもよい。これらによって、リール40による一度の搬
送で積層体3に配線パターン14、24を形成できるの
で、その作業効果を倍増させることができる。
【0030】あるいは、積層体3を片面においてエッチ
ングした後に、積層体3を裏返してリール40に取り付
け直して、もう一方の片面をエッチングしてもよい。こ
の場合であっても、製品のコストを削減して無駄なく一
対の配線基板を製造できる。
【0031】なお、積層体3に配線パターン14、24
を形成する工程は、スパッタ又はメッキ処理によって行
ってもよい。また、配線パターン14、24を形成した
後に、配線パターン14、24上にメッキを施してもよ
い。
【0032】こうして、図3に示すように、積層体3の
両面に配線パターン14、24を形成する。言い換える
と、第1のベース基板10の片面に配線パターン14を
形成し、第2のベース基板20の片面に配線パターン2
4を形成する。第1及び第2のベース基板10、20の
配線パターン14、24は、それぞれ異なる位置に形成
してもよく、あるいは、ほぼ対称となる位置に形成して
もよい。また、配線パターン14、24は、異なる形状
に形成してもよく、あるいは同一形状に形成してもよ
い。
【0033】図4に示すように、積層体3に配線パター
ン14、24を形成した後に、第1及び第2のベース基
板10、20を接着された部分から剥がしてもよい。す
なわち、積層体3を、第1及び第2のベース基板10、
20に分離する。接着剤30によって第1及び第2のベ
ース基板10、20を接着した場合は、接着剤30の接
着作用に応じてその力を弱めるためのエネルギーを加え
ればよい。一例として、積層体3の端部から、第1及び
第2のベース基板10、20の両者を引き離す方向に機
械的に剥がして、第1のベース基板10と、第2のベー
ス基板20と、に分離してもよい。第1及び第2のベー
ス基板10、20を接着された部分から剥がすことによ
って、リール40で搬送した第1及び第2のベース基板
10、20から無駄なく一対の配線基板を製造すること
ができる。
【0034】本実施の形態における配線基板の製造方法
によれば、第1及び第2のベース基板10、20を接着
して積層体3を形成し、積層体3をリール40によって
搬送して、積層体3の両側の面に配線パターン14、2
4を形成する。第1及び第2のベース基板10、20は
積層体3として搬送するので、第1及び第2のベース基
板10、20が極めて薄くても、リール40によって円
滑に搬送することができる。また、例えば、リール40
による一度の搬送で各ベース基板10、20に配線パタ
ーン14、24を形成できるので、その作業効果を倍増
させることができる。
【0035】なお、本実施の形態に係る配線基板の製造
方法は、後述する半導体チップ50を搭載するためのも
のであってもよく、あるいはその他の電子部品を搭載す
るためのものであってもよい。
【0036】本実施の形態に係る半導体装置の製造方法
は、上述の配線基板の製造方法を含み、半導体チップ5
0を配線パターン14、24に電気的に接続させる工程
をさらに含む。図5に示すように、半導体チップ50
は、複数の電極52を有する。電極52は、半導体チッ
プ50の内部に形成された集積回路の端子である。半導
体チップ50の電極52の形成された側の面には、各電
極52の少なくとも一部を避けて、SiO2、SiN、
ポリイミド樹脂などからなるパッシベーション膜(図示
しない)が形成されていることが多い。
【0037】また、電極52上にはバンプ54が形成さ
れていてもよい。バンプ54は、メッキ処理又はワイヤ
ーによる処理で形成されてもよい。バンプ54は、金を
含むものが多いが、ニッケル、ハンダなどを材料として
もよい。なお、電極52上のバンプ54の有無に関わら
ず、配線パターン14、24の接合部にバンプを形成し
てもよい。
【0038】図5に示す例では、剥離後の配線基板1に
半導体チップ50を搭載する。詳しくは、第1のベース
基板10(第2のベース基板20)の配線パターン14
(配線パターン24)に半導体チップ50を電気的に接
続する。半導体チップ50は、フェースダウンボンディ
ングによって配線基板1に搭載してもよい。例えば、配
線基板1を台70に載せ、半導体チップ50を、ツール
60によって保持して配線基板1に搭載してもよい。な
お、半導体チップ50を搭載するときに、配線基板1
は、長尺状のままで使用してもよく、あるいは、半導体
チップ50を搭載する領域を含む範囲で、既に打ち抜か
れた状態で使用してもよい。
【0039】あるいは、半導体チップ50は、積層体3
をなした状態での第1及び第2のベース基板10、20
の配線パターン14、24に電気的に接続してもよい。
この場合に、半導体チップ50を電気的に接続させる工
程は、リール・トゥ・リールの工程で行ってもよい。す
なわち、長尺状をなす積層体3の一部を、半導体チップ
50を搭載するステージに搬送し、流れ作業で次々に半
導体チップ50を搭載してもよい。この場合には、半導
体チップ50を搭載後に、積層体3をなす第1及び第2
のベース基板10、20を剥がしてもよい。また、半導
体チップ50を搭載する領域を含む範囲で打ち抜く工程
は、第1及び第2のベース基板10、20に分離する工
程前でもよく、あるいは分離する工程後でもあってもよ
い。前者の場合であっても、積層体3の両面に配線パタ
ーン14、24をほぼ同じ位置に形成すれば、同じ位置
で第1及び第2のベース基板10、20の一部を打ち抜
くことができる。
【0040】半導体チップ50を配線基板1に搭載する
ときの形態は特に問わない。上述のようにフェースダウ
ンボンディングによって半導体チップ50を搭載する場
合は、配線パターン14と、電極52上のバンプ54
と、を電気的に接続する。電気的接続は、バンプ54と
配線パターン14とで共晶合金を形成することで接続し
てもよい。例えば、接合部に熱及び圧力を加えて、配線
パターン14上のスズメッキを溶かして、金からなるバ
ンプ54と接合させてもよい。共晶合金を形成する場合
は、非常に高温に第1のベース基板10を加熱するの
で、配線パターン14(導電箔12)は第1のベース基
板10に接着剤なしで形成しておくことが好ましい。
【0041】また、電気的接続は上述に限定されず、ハ
ンダによる接合、異方性導電材料又は絶縁樹脂の収縮力
などを利用して、バンプ54と配線パターン14とを電
気的に接続されてもよい。
【0042】本実施の形態に係る半導体装置の製造方法
によれば、作業効率を高めて、かつ、コストを削減でき
る上述の配線基板の製造方法によって、回路基板等の占
有部分の小さい半導体装置を効率良く製造することがで
きる。なお、本実施の形態に係る半導体装置は、上述の
製造方法で説明した通りである。
【0043】図6は、本発明を適用した本実施の形態に
係る回路基板を示す図である。図6に示すように、回路
基板80には、上述の製造方法によって製造した半導体
装置が電気的に接続されている。回路基板80は、例え
ば液晶パネルであってもよい。なお、図6に示すよう
に、半導体装置は、屈曲させて設けてもよい。例えば、
回路基板80の端部の回りに半導体装置を屈曲させても
よい。
【0044】本発明を適用した半導体装置を有する電子
機器として、図7には、本発明を適用した半導体装置
(図示せず)を有するノート型パーソナルコンピュータ
90が示されている。図8には、携帯電話100が示さ
れている。この携帯電話100は、本発明を適用した回
路基板80(液晶パネル)も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施の形態に係る配線基板の製造方
法を示す図である。
【図2】図2は、本実施の形態に係る配線基板の製造方
法を示す図である。
【図3】図3は、本実施の形態に係る配線基板の製造方
法を示す図である。
【図4】図4は、本実施の形態に係る配線基板の製造方
法を示す図である。
【図5】図5は、本実施の形態に係る半導体装置の製造
方法を示す図である。
【図6】図6は、本実施の形態に係る半導体装置が電気
的に接続された回路基板を示す図である。
【図7】図7は、本実施の形態に係る半導体装置を有す
る電子機器を示す図である。
【図8】図8は、本実施の形態に係る半導体装置を有す
る電子機器を示す図である。
【符号の説明】
3 積層体 10 第1のベース基板 12 金属箔 14 配線パターン 20 第2のベース基板 22 金属箔 24 配線パターン 30 接着剤 40 リール 50 半導体チップ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のベース基板を用意し、第
    1及び第2のベース基板を片面同士で接着してなる積層
    体に、配線パターンを形成する工程を含む配線基板の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の配線基板の製造方法にお
    いて、 前記積層体は長尺状をなし、 前記積層体に前記配線パターンを形成する工程は、 前記積層体を一対のリールに掛け渡し、前記積層体を一
    方のリールから他方のリールに巻き取らせる間に行う配
    線基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の配線基板の
    製造方法において、 前記積層体に前記配線パターンを形成する工程は、 前記積層体の前記第1のベース基板側の面及び第2のベ
    ース基板側の面に形成された導電箔を、パターニングす
    ることによって行う配線基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3に記載の配線基板
    の製造方法において、 前記配線パターンが形成された前記積層体を、前記第1
    のベース基板及び前記第2のベース基板に分離する工程
    をさらに含む配線基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4に記載の配線基板
    の製造方法を含み、半導体チップを前記配線パターンと
    電気的に接続させる工程をさらに含む半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置の製造方法に
    よって製造された半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体装置が電気的に接
    続された回路基板。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の半導体装置を有する電子
    機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005150642A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Seiko Epson Corp 可撓性配線基板、可撓性配線基板の製造方法、電子デバイスおよび電子機器
JP2007250694A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Hitachi Cable Ltd 半導体装置実装用テープキャリアの製造方法
JP2009253045A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Denka Agsp Kk 配線基板の製造方法

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