JPH0528561Y2 - - Google Patents

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JPH0528561Y2
JPH0528561Y2 JP1985153226U JP15322685U JPH0528561Y2 JP H0528561 Y2 JPH0528561 Y2 JP H0528561Y2 JP 1985153226 U JP1985153226 U JP 1985153226U JP 15322685 U JP15322685 U JP 15322685U JP H0528561 Y2 JPH0528561 Y2 JP H0528561Y2
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JP1985153226U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、クロストークを防止する機能を備え
た回転ヘツド装置に関する。
(ロ) 従来の技術 回転ヘツド装置において、回転側と固定側の間
の信号伝送は、ロータリートランスを用いること
が普通である。そしてロータリートランスにおい
て発生する各チヤンネルの間のクロストークを防
止するためには、巻線と巻線の間にシヨートリン
グを設けることが行なわれている。
ところが、VTRを小型化するために回転ヘツ
ド装置の直径を小さくすると、ロータリートラン
スの直径も小さくなり、必要な数のシヨートリン
グを配置することができないという問題点が生じ
た。
これに対して、特開昭59−92405号公報や、特
開昭59−218604号公報では、ロータリートランス
の巻線のうち、モードによつて使用しないものを
固定側でシヨートすることにより回転ヘツド装置
の小型化とクロストーク軽減の両立を計つてい
た。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 最近のVTRでは、つなぎ撮りをきれいに行な
うために回転消去ヘツドを用いるものがある。
又、スチル再生等の特殊再生のために2個の記
録/再生(R/P)用ヘツドのうち一方を、いわ
ゆる、ダブルアジマスヘツドとする構成もある。
この様な、複雑な構成の回転ヘツド装置には、ク
ロストーク防止のための新しい構成が必要であつ
た。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、少なくとも2個のR/Pヘツドと
1個の回転消去ヘツドと、R/Pヘツドのうちの
1方と近接した特殊再生ヘツドを備え、ロータリ
ートランスの各チヤンネルの配置として回転消去
ヘツドチヤンネル及び特殊再生ヘツドチヤンネ
ル、シヨートリング、一方のR/Pヘツドチヤン
ネル、シヨートリング、他方のR/Pヘツドチヤ
ンネルを内側又は外側より配するとともに、回転
消去ヘツドに消去電流が印加される時に、特殊再
生ヘツド用巻線の固定側をシヨートするスイツチ
手段を備えている。
(ホ) 作用 回転消去ヘツドに電流が流されていても、特殊
再生ヘツドの固定側巻線がシヨートされているの
で、特殊再生ヘツドを介して近接したR/Pヘツ
ドに消去電流のクロストークが生じるおそれがな
くなる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本考案の実施例を説明する。
第1図は巻線配置を示す図、第2図は、回路図、
第3図はヘツド配置を示す平面図、第4図は、ヘ
ツドとテープの関係を示す図である。
実施例を説明する前に、実施例が適用された8
mmVTRにおけるヘツド配置等を第3,第4図に
基づき説明する。
回転シリンダ10に対してテープ5は、約220
度巻付けられている。1は第1R/Pヘツド、2
は第2R/Pヘツド、12は回転消去ヘツド、1
1は特殊再生ヘツドである。尚、第2R/Pヘツ
ド2と特殊再生ヘツド11とは、いわゆるダブル
アジマスヘツドであり、非常に近接(2H分)し
ている。
第1、第2R/Pヘツド1,2は、180°対向し
ており、互いにアジマス角度が異なる。特殊再生
ヘツド11と第1R/Pヘツド1は同一アジマス
角度を備えている。回転消去ヘツド12は、第
1、第2R/Pヘツド1,2に対して90度離れて
おり、所定の段差をもつて設けられている。
テープ5上には、第4図の如く、トラツクが形
成される。25は映像領域、24はPCM領域で
ある。又、f1〜f4は情報信号と同時に記録される
トラツキング用パイロツト信号を示している。回
転消去ヘツド12は2トラツク分の巾を有し、第
1、第2R/Pヘツド1,2に先立つて、トラツ
クを消去する。
回転消去ヘツド12に対しては、記録時、テー
プ5と当接する期間消去電流が供給される。そし
て固定の全幅消去ヘツドは省略されている。
第3図に示す各ヘツドにおいて、第1、第
2R/Pヘツド1,2間では、オーバラツプ部
(PCM領域24も含む)があるので、クロストー
クは少なくしなければならない。又、回転消去ヘ
ツド12の消去電流の第1、第2R/Pヘツド1,
2への影響も少なくしなければならない。
そこで、本実施例では、ロータリートランス3
における巻線の配置を第1図の様に設定してい
る。つまり、ロータリートランス内側より、回転
消去ヘツドチヤンネル21、特殊再生ヘツドチヤ
ンネル22、第1シヨートリング23、第2R/
Pヘツドチヤンネル24、第2シヨートリング2
5、第1R/Pヘツドチヤンネル26の順に配し
てある。
尚、第1図において、6はローターコア、7は
ステータコア、6a,6b,6c,6d,6e,
6f及び7a,7b,7c,7d,7e,7fは
同心円状に形成された巻線用溝、21a,22
a,24a,26aはローター(回転)側巻線、
21b,22b,24b,26bはステータ(固
定)側巻線である。
第1図の如く配置したので、第1、第2R/P
ヘツド1,2の間のクロストークは第2シヨート
リング25によつて軽減される。又、消去電流の
第1、第2R/Pヘツド1,2への影響は、第1
シヨートリング23によつて防止される。
ところで、回転消去ヘツドチヤンネル21と特
殊再生ヘツドチヤンネル22の間では、クロスト
ークが大となるが、特殊再生ヘツド11は、スチ
ル再生、間欠スロー再生等、限られたモードでし
か、用いられず、両者11,12が同時に用いら
れることがないので問題がない。
ところが、特殊再生ヘツド12と第2R/Pヘ
ツド2とは非常に近接しているので、特殊再生ヘ
ツドチヤンネル22へ漏れた消去電流は、第
2R/Pヘツド2へ漏れるおそれがある。
そこで、第2図に示した様に、特殊再生チヤン
ネル22のステータ側巻線22bにトランジスタ
30(スイツチ手段)を配し、消去電流の流れる
記録時においてHレベルの信号を端子31に印加
して、トランジスタ30をオン状態とする。これ
により、巻線22bはシヨートされ、特殊再生ヘ
ツド11を介しての、消去電流の第2R/Pヘツ
ド2への漏れは軽減される。尚、32はプリアン
プである。又、他のヘツドの回路については省略
してある。
尚、回転消去チヤンネル21と特殊再生チヤン
ネル22は、逆の順に配置してもよいし、第
1R/Pヘツド1と第2R/Pヘツド2を入れ換え
てもよい。又、ロータリートランス外側より回転
消去ヘツドチヤンネル21、特殊再生ヘツドチヤ
ンネル22、第1シヨートリング23、第2R/
Pヘツド24、第2シヨートリング25、第
1R/Pヘツド26の順に配置してもよい。
(ト) 考案の効果 以上述べた様に、本考案によれば、回転消去ヘ
ツド、R/Pヘツドに近接して特殊再生ヘツドを
備える回転ヘツド装置において、クロストークを
効果的に防止できるとともに、ロータリートラン
スの小型化つまり、回転ヘツド装置の小型化を計
れるので、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例の断面図、第2図は実施例の
回路ブロツク図、第3図はヘツド配置を示す平面
図、第4図は記録パターンとヘツドの関係を示す
説明図である。 1,2……第1、第2R/Pヘツド、3……ロ
ータリートランス、11……特殊再生用ヘツド、
12……回転消去ヘツド、21……回転消去チヤ
ンネル、22……特殊再生ヘツドチヤンネル、2
3……第1シヨートリング、24……第2R/P
ヘツドチヤンネル、25……第2シヨートリン
グ、26……第1R/Pヘツドチヤンネル、30
……スイツチ手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2個の記録/再生ヘツドと、回転消去ヘツド
    と、前記記録/再生ヘツドの一つに近接する特殊
    再生ヘツドを少なくとも備える回転ヘツド装置に
    おいて、ロータリートランスに、回転消去ヘツド
    チヤンネル及び特殊再生ヘツドチヤンネル、第1
    シヨートリング、一方の記録/再生ヘツドチヤン
    ネル、第2シヨートリング、他方の記録/再生ヘ
    ツドチヤンネルをこの順に配し、前記特殊/再生
    ヘツドチヤンネルの固定側巻線をシヨートするス
    イツチ手段を備え、少なくとも前記回転消去ヘツ
    ドに消去電流が供給されている期間前記固定側巻
    線をシヨートすることを特徴とするヘツド回転装
    置。
JP1985153226U 1985-10-07 1985-10-07 Expired - Lifetime JPH0528561Y2 (ja)

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JP1985153226U JPH0528561Y2 (ja) 1985-10-07 1985-10-07

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JP1985153226U JPH0528561Y2 (ja) 1985-10-07 1985-10-07

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Publication Number Publication Date
JPS6263805U JPS6263805U (ja) 1987-04-21
JPH0528561Y2 true JPH0528561Y2 (ja) 1993-07-22

Family

ID=31071917

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56163503A (en) * 1980-05-21 1981-12-16 Sony Corp Magnetic recorder and reproducer

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140205U (ja) * 1984-02-27 1985-09-17 ソニー株式会社 磁気記録再生装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56163503A (en) * 1980-05-21 1981-12-16 Sony Corp Magnetic recorder and reproducer

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JPS6263805U (ja) 1987-04-21

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