JP3153944B2 - 回転ヘッド型ディジタル信号記録装置 - Google Patents

回転ヘッド型ディジタル信号記録装置

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JP3153944B2 JP31587492A JP31587492A JP3153944B2 JP 3153944 B2 JP3153944 B2 JP 3153944B2 JP 31587492 A JP31587492 A JP 31587492A JP 31587492 A JP31587492 A JP 31587492A JP 3153944 B2 JP3153944 B2 JP 3153944B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ヘッドを用いてデ
ィジタルビデオ信号等のディジタル信号を磁気テープに
記録又は記録再生する回転ヘッド型ディジタル信号記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッド型ディジタル信号記録装置と
して図8に示されているようにヘッドを配置したものが
考えられている。図8において、アジマス角(ギャップ
の延長方向の角度)が異なる2個の記録ヘッドA,Bが
回転ドラム1に180°間隔で配置されている。また、
記録ヘッドAに近接した位置、例えばギャップの間隔が
500μmなる位置にアジマス角が記録ヘッドBのアジ
マス角と同じ記録ヘッドCが配置されている。さらに、
記録ヘッドA及びCから90°離れた位置にフライング
イレーズヘッド(以下、FEヘッドという)Dが配置さ
れている。そして、FEヘッドDから180°離れた位
置及び記録ヘッドBに近接した位置に、回転時のダイナ
ミックバランスを良くするためのバランサーE1及びE
2が配置されている。
【0003】記録ヘッドA,Cは構成部品を共用するよ
うに一体的に構成され、ダブルアジマスヘッド、VXヘ
ッド等と呼ばれている。そして、図8(b)に示されて
いるように、回転ヘッド型ディジタル信号記録装置の第
1のモード(以下、SPモードという)のトラックピッ
チTPS(例、10μm)に等しい段差Dsを持ち、かつ
それぞれの走査方向の幅がSPモードのトラックピッチ
PS以上であり、第2のモード(以下、LPモードとい
う)のトラックピッチTPL(例、5μm)の3倍より小
さくなるように構成されている。これは、SPモードの
記録時にガードバンドが形成されないようにすると共
に、LPモードの再生時に隣々接トラックからのクロス
トークが生じないようにするためである。なお、SPモ
ードとLPモードの詳細については後述する。
【0004】記録ヘッドBは走査方向の幅がSPモード
のトラックピッチTPSとLPモードのトラックピッチT
PLとの間の値を持ち、記録ヘッドAと同じ高さに配置さ
れている。FEヘッドDは走査方向の幅がSPモードの
トラックピッチTPSの2倍よりも少し大きい値を持ち、
SPモードにおけるトラック2本分の幅を確実に消去す
る。
【0005】以上のようにヘッドが配置された回転ドラ
ム1に対して磁気テープ(図示せず)が180°以上の
角度にわたって巻付けられ、矢印Pの方向に回転する回
転ドラム1によりその回転方向から僅かに傾斜した方向
に走行する前記磁気テープに対して斜めのトラックが形
成される。図9は従来の回転ヘッド型ディジタル信号記
録装置の記録/再生アンプから記録ヘッドまでの接続関
係を示す図である。記録ヘッドA〜Cはそれぞれロータ
リートランスの4チャンネル〜2チャンネルのコイル5
〜3を介して記録/再生アンプ8〜6に接続されてい
る。また、FEヘッドDはロータリートランスの1チャ
ンネルのコイル2を介して消去信号を発生する発振器1
0に接続されている。そして、コイル4と3の間、5と
4の間及び3と2の間には、ロータリートランスのチャ
ンネル間のクロストークを低減するためのショートリン
グ12,11,13が設けられている。
【0006】図10、図11はそれぞれ従来の回転ヘッ
ド型ディジタル信号記録装置のLPモード、SPモード
における記録時の動作タイミングチャートである。以
下、図8〜図11を参照しながら記録時の動作を説明す
る。図10に示されているように、LPモードでは回転
ドラム1の半回転ごとに記録ヘッドAとBを交互にON
にして順次1本ずつ記録トラックを形成する。この時、
記録/再生アンプ6〜8の出力は、それぞれロータリー
トランスの2〜4チャンネルのコイル3〜5を通って記
録ヘッドC,B,Aに供給される。また、発振器10か
らの消去信号が1チャンネルのコイル2を通ってFEヘ
ッドDに供給されており、磁気テープに接触する半回転
(記録ヘッドAとBがONの期間にほぼ1/2づつ重な
る)の間に消去を行う。FEヘッドDの消去信号のレベ
ルは、記録ヘッドA,Bに供給されるディジタル信号の
レベルより大きいが、ショートリング13が設けられて
いるので、記録ヘッドA及びBに対する消去信号のクロ
ストークが低減される。
【0007】次に、図11に示されているように、SP
モードでは記録ヘッドAとCをほぼ同時にONにして、
回転ドラム1の半回転で2本のトラックをほぼ同時に形
成する。図11は便宜上、記録ヘッドAとCが同一のタ
イミングでON、OFFするように記載したが、実際は
回転ドラム1の円周方向の位置の差異に応じてAが僅か
に早いタイミングでON、OFFする。この時、時間軸
処理回路(図示せず)により、回転ドラム1の半回転ご
とに記録信号が存在するように記録信号のタイミングが
調整されている。また、発振器10からの消去信号が1
チャンネルのコイル2を通ってFEヘッドDに供給され
ており、磁気テープに接触する半回転の間にトラック2
本分の消去を行う。さらに、LPモードの場合と同様、
ショートリング13により消去信号が記録ヘッドA及び
Cにクロストークすることが低減される。
【0008】このようにして記録されたLPモード及び
SPモードの記録トラックは、記録時と同一の記録ヘッ
ドにより再生される。そして、再生時のクロストーク
は、記録ヘッドA,B間及びB,C間にショートリング
12,11が設けられているので、問題ないレベルまで
低減される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の回転ヘッド型ディジタル信号記録装置では、回転時
のダイナミックバランスを良くするためにFEヘッド及
び記録ヘッドCの各々に対して180°離れた位置にバ
ランサーが必要であった。また、記録時にFEヘッドに
大きな消去信号電流を流すので、ロータリートランスの
コイルを介して信号を記録する記録ヘッドに消去信号が
クロストークするのを防止するため、FEヘッドのチャ
ンネルと記録ヘッドのチャンネルの間にショートリング
を必要とした。この結果、ロータリートランスの溝数が
増え、ロータリートランスの外径,内径寸法の制約によ
り、各チャンネルの対向面積が小さくなり、結合係数の
劣化、インダクタンスの低下等によりロータリートラン
スを通過した信号の特性が劣化するという問題が生じて
いた。
【0010】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、バランサーを不要にした回転ヘッ
ド型ディジタル信号記録装置を提供することを目的とす
る。また、本発明は、ショートリングの数を削減してロ
ータリートランスの溝数を削減することにより、結合係
数の劣化とインダクタンスの低下を防止した回転ヘッド
型ディジタル信号記録装置を提供するこきを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本願第1発明は、回転ドラムに巻付けられた磁気
テープに記録再生する回転ヘッド型ディジタル信号記録
装置において、回転ドラムの所定の位置に設けられ、第
1のアジマス角を有する第1の記録ヘッドと、第1の記
録ヘッドに近接した位置に設けられ、第1のアジマス角
と異なる第2のアジマス角を有する第2の記録ヘッド
と、第1の記録ヘッドに対して回転ドラムのほぼ180
°離れた位置に設けられ、第1又は第2のアジマス角を
有する第3の記録ヘッドと、第3の記録ヘッドに近接し
た位置に設けられたFEヘッドとを備え、第1の記録ヘ
ッド又は第2の記録ヘッドとFEヘッドとをロータリー
トランスの隣接した2個のチャンネルに割当て、かつ第
3の記録ヘッドと第2の記録ヘッド又は第1の記録ヘッ
ドとを他の隣接した2個のチャンネルに割当て、2組の
隣接する2個のチャンネルの間にショートリングを設
け、さらに磁気テープの巻付け角を180°より小さく
した。
【0012】また、本願第2発明は、第1発明におい
て、FEヘッドと隣接したチャンネルに割当てられた記
録ヘッドを用いて記録する時に、FEヘッドの消去電流
をOFFにするように構成した。なお、ここで記録装置
とは少なくとも記録機能を有する装置であって、記録再
生機能を有する装置を含む。また、記録ヘッドとは少な
くとも記録機能を有するヘッドであって、記録再生機能
を有するヘッドを含む。
【0013】
【作用】第1発明においては、FEヘッドを第3の記録
ヘッドに近接した位置に設けたので、バランサーを設け
なくても回転時のダイナミックバランスは良好になる。
また、ほぼ180°離れた位置に設けられた第1,第2
の記録ヘッドの対と第3の記録ヘッド及びFEヘッドの
対は同時に動作しないので、それらの対の間にショート
リングを設けなくてもクロストークは生じない。
【0014】そして、第2発明においては、ロータリー
トランスの隣接したチャンネルに割当てられた記録ヘッ
ドに消去信号がクロストークすることが防止される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例による回
転ヘッド型ディジタル信号記録装置のヘッドの配置及び
概略構造を示す図である。ここで、図8と対応する部分
には同一の番号を付し、その説明を省略する。図8との
比較から明らかなように、本発明ではFEヘッドDが記
録ヘッドBに近接した位置、例えば記録ヘッドBのギャ
ップとFEヘッドDのギャップの間隔が2mmになり、
かつ記録ヘッドBと同じかそれよりも高い位置に配置さ
れている。この結果、図8において設けられていたバラ
ンサーE1,E2が不要になる。
【0016】以上のように記録ヘッドが配置された回転
ドラム1に対して磁気テープ(図示せず)が180°よ
り小さい角度、例えば170°の角度にわたってて巻付
けられ、矢印Pの方向に回転する回転ドラム1によりそ
の回転方向とほぼ同じで僅かに傾斜して走行する前記磁
気テープに対して斜めのトラックが形成される。図2は
本発明の実施例による回転ヘッド型ディジタル信号記録
装置の記録/再生アンプから記録ヘッドまでの接続関係
を示す図である。記録ヘッドA〜Cはそれぞれロータリ
ートランスの4チャンネル〜2チャンネルのコイル5〜
3を介して記録/再生アンプ8〜6に接続されている。
また、FEヘッドDはロータリートランスの1チャンネ
ルのコイル2とスイッチング回路9を介して消去信号を
発生する発振器10に接続されている。そして、コイル
4と3の間にはショートリング11が設けられている。
すなわち、本実施例では、図8におけるショートリング
12,13が設けられておらず、FEヘッドDに流れる
消去信号をON/OFFするためのスイッチング回路9
が付加されている。
【0017】図3は本発明の実施例におけるロータリー
トランスの構造を示す図である。以下、図2及び図3を
参照しながらロータリートランスについて説明する。ロ
ータリートランスは、下部シリンダに固定されたステー
タと、回転軸に固定されたロータから構成されている。
ステータ及びロータには、回転軸に近い位置から順次1
チャンネルのコイル2、2チャンネルのコイル3、ショ
ートリング11、3チャンネルのコイル4、4チャンネ
ルのコイル5が設けられている(図示は溝のみ)。ステ
ータに設けられたコイル2にはスイッチング回路9を介
して発振器10が接続され、ロータに設けられたコイル
2にはFEヘッドDが接続されている。同様に、ステー
タに設けられたコイル3,4,5にはそれぞれ記録/再
生アンプ6,7,8が接続され、ロータに設けられたコ
イル3,4,5にはそれぞれ記録ヘッドC,B,Aが接
続されている。
【0018】なお、筒型のロータリートランスで構成す
る場合には、筒の下側から順次1、2、3、4チャンネ
ルを割り当てる。次に、以上のように構成された本実施
例の動作を説明する。図4、図5は本発明の実施例によ
る回転ヘッド型ディジタル信号記録装置のLPモード、
SPモードにおける記録時の動作タイミングチャートで
ある。以下、図1〜図5を参照しながら記録時の動作を
説明する。
【0019】図4に示されているように、LPモードで
は、回転ドラム1が磁気テープと接触しながら例えば1
60°回転する期間ずつ記録ヘッドAとBを交互にON
にして順次1本ずつ記録トラックを形成する。この時、
記録/再生アンプ6〜8の出力は、それぞれロータリー
トランスの2〜4チャンネルのコイル3〜5を通って記
録ヘッドC,B,Aに供給される。また、発振器10か
らの消去信号が1チャンネルのコイル2を通ってFEヘ
ッドDに供給されており、磁気テープと接触しながら例
えば160°回転する間に消去を行う。記録ヘッドA及
びBに対する消去信号のクロストークは、ショートリン
グ11により問題ないレベルまで低減される。
【0020】次に、図5に示されているように、SPモ
ードでは、記録ヘッドAとCをほぼ同時にONにして、
回転ドラム1が磁気テープに接触しながら160°回転
する間に2本のトラックをほぼ同時に形成する。この
時、FEヘッドDには、記録ヘッドAとCがOFFの期
間のみ発振器10から消去信号が供給されており、磁気
テープに接触する170°の間にトラック2本分の消去
を行う。記録ヘッドCとFEヘッドDとの間にはショー
トリングは設けられていないが、スイッング信号により
スイッチング回路9を制御して記録ヘッドCがONの期
間はFEヘッドDの消去信号をOFFにするため、消去
信号が記録ヘッドCにクロストークすることはない。
【0021】LPモード及びSPモードの再生時のクロ
ストークについては、近接するヘッド間(記録ヘッドA
とC、記録ヘッドBとFEヘッドD)ではショートリン
グ11が設けられているので、問題ないレベルまで低減
され、180°対向したヘッド間(記録ヘッドAとB、
記録ヘッドCとFEヘッドD)ではテープの巻付け角が
180°より小さいため同時に再生することはなく、問
題は生じない。
【0022】スイッチング回路9を制御するスイッチン
グ信号は、例えば回転ドラム1に取付けられたマグネッ
トにより生成されるパルスを用いて作成すれば、回転周
期に同期したスイッチング制御が容易である。また、消
去信号の周波数は記録ヘッドA〜Cで記録するディジタ
ル信号の周波数帯域外としておけば、消し残りやクロス
トーク等の影響がより軽微になるが、記録電流の最適化
により、周波数帯域内とすることも可能である。
【0023】図6は本発明の他の実施例による回転ヘッ
ド型ディジタル信号記録装置の記録/再生アンプから記
録ヘッドまでの接続関係を示す図である。この実施例は
図2に示した実施例における記録ヘッドA,B,Cとロ
ータリートランスのコイル3,4,5との接続関係を変
更した。すなわち、記録ヘッドAをコイル3に接続し、
記録ヘッドBをコイル5に接続し、記録ヘッドCをコイ
ル4に接続するように構成したものである。
【0024】図7は図6に示した実施例のLPモードお
ける記録時の動作タイミングチャートである。この実施
例では、記録ヘッドAのチャンネルとFEヘッドDのチ
ャンネルとの間にショートリングが設けられていないの
で、記録ヘッドAがONの期間はFEヘッドDの消去信
号をOFFにすることにより、消去信号が記録ヘッドC
にクロストークしないように構成している。SPモード
における記録時の動作タイミングチャートは、図5と同
じである。
【0025】なお、前記実施例では、記録ヘッドAとC
は回転ドラムの180°離れた位置に設けられている
が、本発明は時間軸処理回路により記録信号のタイミン
グ調整が可能であるため、正確に180°でなく、ほぼ
180°であればよい。また、前記実施例では、回転ド
ラムに対して磁気テープを170°巻付け、ディジタル
信号を160°の範囲に記録するものとして説明した
が、巻付け角は180°より小さい適当な角度に設定し
てよい。ただし、小さくすると1トラックあたりの記録
レートが低くなるので、それとの兼ね合いで設定するこ
とになる。さらに、本発明は記録専用機に適用すること
もできる。
【0026】また、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき下記(1)〜(3)
のような種々の変形が可能であり、それらを本発明の範
囲から排除するものではない。 (1)図2又は図6において、FEヘッドDと記録ヘッ
ドCを割当てるチャンネルを交換する。同様に、記録ヘ
ッドAと記録ヘッドBを割当てるチャンネルを交換す
る。 (2)図2又は図6において、FEヘッドDと記録ヘッ
ドCを割当てるチャンネルのペアと記録ヘッドAと記録
ヘッドBを割当てるチャンネルのペアを交換する。 (3)記録ヘッドBのアジマス角を記録ヘッドAのアジ
マス角と同じにし、記録ヘッドBと記録ヘッドCを用い
てLPモードの記録を行う。
【0027】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、回転ドラムの重量分布が回転軸に関して対称と
なるので、ダイナミックバランスを取るためのバランサ
ーが不必要となる。また、ロータリートランスのチャン
ネル間クロストークの問題がなくなるので、FEヘッド
のチャンネルとディジタル信号を記録する記録ヘッドの
チャンネルの間のショートリングを削除する事ができ、
溝数を必要最小限に削減できる。この結果、各チャンネ
ルの対向面積が大きくなり、結合係数、インダクタンス
が改善され、ロータリートランス通過後の信号の特性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による回転ヘッド型ディジタル
信号記録装置のヘッドの配置及び概略構造を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施例による回転ヘッド型ディジタル
信号記録装置の記録/再生アンプから記録ヘッドまでの
接続関係を示す図である。
【図3】本発明の実施例におけるロータリートランスの
構造を示す図である。
【図4】本発明の実施例による回転ヘッド型ディジタル
信号記録装置のLPモードにおける記録時の動作タイミ
ングチャートである。
【図5】本発明の実施例による回転ヘッド型ディジタル
信号記録装置のSPモードにおける記録時の動作タイミ
ングチャートである。
【図6】本発明の他の実施例による回転ヘッド型ディジ
タル信号記録装置の記録/再生アンプから記録ヘッドま
での接続関係を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例による回転ヘッド型ディジ
タル信号記録装置のLPモードにおける記録時の動作タ
イミングチャートである。
【図8】従来の回転ヘッド型ディジタル信号記録装置の
ヘッドの配置及び概略構造を示す図である。
【図9】従来の回転ヘッド型ディジタル信号記録装置の
記録/再生アンプから記録ヘッドまでの接続関係を示す
図である。
【図10】従来の回転ヘッド型ディジタル信号記録装置
のLPモードにおける記録時の動作タイミングチャート
である。
【図11】従来の回転ヘッド型ディジタル信号記録装置
のSPモードにおける記録時の動作タイミングチャート
である。
【符号の説明】
A〜C…記録ヘッド、D…FEヘッド、1…回転ドラ
ム、9…スイッチング回路、11…ショートリング

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラムに巻付けられた磁気テープに
    記録再生する回転ヘッド型ディジタル信号記録装置にお
    いて、 前記回転ドラムの所定の位置に設けられ、第1のアジマ
    ス角を有する第1の記録ヘッドと、 該第1の記録ヘッドに近接した位置に設けられ、該第1
    のアジマス角と異なる第2のアジマス角を有する第2の
    記録ヘッドと前記第1の記録ヘッドに対して前記回転ド
    ラムのほぼ180°離れた位置に設けられ、前記第1又
    は第2のアジマス角を有する第3の記録ヘッドと、 前記第3の記録ヘッドに近接した位置に設けられたフラ
    イングイレーズヘッドとを備え、 前記第1の記録ヘッド又は第2の記録ヘッドとフライン
    グイレーズヘッドとをロータリートランスの隣接した2
    個のチャンネルに割当て、かつ前記第3の記録ヘッドと
    第2の記録ヘッド又は第1の記録ヘッドとを他の隣接し
    た2個のチャンネルに割当て、前記2組の隣接する2個
    のチャンネルの間にショートリングを設け、さらに前記
    磁気テープの巻付け角を180°より小さくしたことを
    特徴とする回転ヘッド型ディジタル信号記録装置。
  2. 【請求項2】 フライングイレーズヘッドと隣接したチ
    ャンネルに割当てられた記録ヘッドを用いて記録する時
    に、該フライングイレーズヘッドの消去電流をOFFに
    することを特徴とする請求項1記載の回転ヘッド型ディ
    ジタル信号記録装置。
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